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第12話
不詳
投稿日: 2002/04/29(月) 14:06
「せかいいちのしんぶん」
アメリー君とエリザベスちゃんが言い争いをしています
アメリー 「僕が出している、ニューヨーク学級新聞が一番だね」
エリザベス「あ〜ら、ナニ寝ぼけた事を言ってるのかしら、私の出している
学級新聞が一番に決ってましてよ」
アメリー 「寝ぼけた事を言ってるのはそっちだろ」
エリザベス「何ですって〜、いいこと、私の新聞の方が情報の速さ、正確性どれをとっても
一番優れてるのよ、だから私の作っている新聞が世界一の新聞なのよ」
アメリー 「出鱈目だ、情報の速さ、世界への発信、僕の作ってる新聞こそ世界一さ」
エリザベス「わたくしの新聞よ」
アメリー 「いや、僕の新聞さ」
不毛な争いを続ける二人です。
?? 「ナニを二人して言い争ってるの」
アメリー 「ん?、ヨミ、丁度いいところに、なあ世界一の学級新聞は僕が作ってる
ニューヨーク新聞だよな」
エリザベス「いいえ、わたくしのタイム新聞が一番でしてよ」
アメリー 「いや、僕だ」
エリザベス「いいえ、わたくしの新聞よ」
ヨミ 「二人とも止めなさい!!」
アメリ、エリ ”びく!!”
アメリー君もエリザベスちゃんもヨミちゃんの一括で黙り込んでしまいました
ヨミ 「いいこと二人とも、世界一の新聞を決める物は何か、世界への発信?
情報の速さ?いいえこれらは情報化社会の現代、
もはや、それらは横並び状態、では世界一の新聞を何か?
英字である事?写真の鮮明さ?それとも値段?どれも違うわ、
これらで新聞の優越決める事はできない、これらには二次的価値しかない
では、世界一を決める決定打はなにか?」
ヨミ 「決定打それは・・・・
販売部数よ、いかに沢山の新聞が売れ、みんなが読んでいるかそれこそ世界一の証
販売部数が多ければ多いほど、その記事、社説を数多くの人が見ている事になる
沢山の人が読んでる新聞こそが一番の新聞
世界一の新聞、販売部数世界一、そうそれは私のおじ様が出している
ナベツネ新聞こそ世界一の新聞なのよ」
エリザベス「ぬっ、悔しいけど確かにそのとおりかも」
アメリー 「ナベツネ新聞が世界一の販売部数なわけない、出鱈目だ
だいたいナベツネ新聞なんてニホンちゃんしか読んでないじゃないか」
エリザベス「だけどヨミちゃんが言ってる事は事実よ」
アメリー 「そんなはずアルわけない、ニホンちゃんしか読んでないはずなのに」
エリザベス「でも、1番、販売部数が多いのは確かにナベツネ新聞なのよ」
ヨミ 「さすが、エリザべスちゃん、よく知ってるわね、
世界一の新聞はナベツネ新聞なのよ」
アメリー 「何か納得いかないなぁ」
ヨミ 「私の言ってる事、どこか間違ってる?」
アメリー 「間違ってないけど、やっぱし納得いかない!」
ヨミ 「納得しなくても、世界一の新聞はナベツネ新聞だと言う事実は変わらないのよ」
アメリー君は不満げでしたが、言い返す言葉が思いつきません
エリザベスちゃんも似たような物です。二人はただ黙り込んでヨミちゃんを睨みつけています
そんなやりとりを少し離れた所で傍観しているニホンちゃん
ニホン 「確かにナベツネ新聞の販売部数は多いけど、家にまで売りつけに来るんだから
多くて当たり前なのかなぁ」
おしまい
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