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第2話 あさぎり ◆aKOSQONw 投稿日: 2004/12/24(金) 00:58
『突っ張るクリスマスR&R 高校編』

「あ、ニホンちゃーん、めりーくりすまーす。」
「あ、タイワンちゃんいらしゃーい。」
「ちょっとー、花の乙女が恋人達の一大イベントの
日になんでジャージにちゃんちゃんこ着込んでるのよ!」
「ついでに言うとおこたでテレビ見ながらミカン食べてました。」
「なんってババくっさいことしてるかなあ。」
「だって落ち着くんだもんこの方が…それにクリスマスなんて我が家じゃ元々何の関係も
ないイベントなのにパパが新し物好きだから飛びついて云々…」
「あーはいはい、言い訳はどーでもいいから、上がっていい?」
「どーぞ。そういうタイワンちゃんも今日はオフ?」
「う…親友を心配して家に来てやったのにぶつけられるのは皮肉?皮肉なわけ?」
「あーはいはい。悪かったわよ。」

2時間16分後−−。

「ふうやれやれ。何でアメリーん所に泊まってかなきゃならんのだよブツブツ………
ただいまー…あれ、姉さん?…とタイワンさん?」
「あぁー、たけひおかえりー…」
「いよっ!日ノ本家の色男!ラスカにま○ぐりしてきたかぁー、アヒャヒャヒャヒャヒャ…」
「……華の女子高生が自宅で二人してクリスマスにヤケ酒でセクハラトークかよ…」
「たけしおなのこに幻想持ちすぎー、ウヒャ」
「そうだぞ若者ぉ、女ってのは男の○○○を××××させて▽▽ってナンボのイキモノ
なんだがだぁ」
「今の録音して素面のときに聞かせてやりてえよ。」
ぴんぽーん
「あ、おきゃくさん。」
「らすかちゃんだぁ!」
「違うと思うぞ。」
ぴんぽーんぴんぽーんぴぴぴぴぴぴぴぴんぽーん

「たけしー、おきゃくさーーん」
「そうだぁっ!お客さんだ武士。ラスカちゃんがスパンコールでお出迎え!!」
『黙ってろヨッパライども…とにかく逃げよ。』
「はいはーい、どちらさ…」
「ハラショーーーー!!!グレイトな俺様がウォッカ片手に華麗に登場!」
「カエレ。」
「歓待ありがとう武士君!そして俺様のクリスマスプレゼントを受け取りたまえ!」
「はぁ?あんた確かに赤い服着てるけど、何その錨マーク?」
「がっっはっはっっ、相変わらず背丈もハートも○○○もちいせえ野郎だ!うちの倉庫に
あったあまりもんの赤い布だ!使わなきゃ意味ねえから妹どもに作ってもらったんだよ。」
「それよりなんだよプレゼントって。」
「クリスマスといえば本場もんに限るとオモワネエか若いの!つーわけで本場のスオミたん
持 っ て き た ぞ 」
「何で簀巻きなんだよ?」
「そりゃオマエ、縛っとかなきゃ逃げるだろ?」
「なんつかプレゼントの前提が間違ってる気がするが。」
「何を言うか、北欧の白い妖精、加えて巨乳。他にお前は何を望む?」
「ささやかで平穏な日常を望む。」
「あ、ロシアノだー、酒あるかー、こっちでのもーぜー…アヒャヒャ」
「おう、タイワン、そういうノリ好きだぜぇ!辛気臭いほ○■▽野郎なんぞ無視して盛り上がれぇ!」
「おーー!」
「さくらねえ、さくらねえ、今日いっぱいのんだノー!まだまだのめるのー…」

どかどかどかどか…がらがら…ぴしゃん

「しらねーぞ明日二日酔いになっても………あ、スオミさん、ほどきましょうか?」
「シクシクシク・・・…オネガイ。」

ドッチラケデオワル

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