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第76話 平作 投稿日: 2007/01/16 12:55:00
※ラプター見参!!※

日ノ本家の琉球の間にあるアメリー家警備会社の詰め所にニューカマーの番犬が配属になりました。
その番犬の名は「ラプター」
アメリー君がイーグルより強い犬にしようと心血注いで育て上げた最強の番犬です。

昨年の番犬訓練ではアメリー家のイーグル5匹を相手に「ドックファイト」を行いましたがラプターは5匹相手に完勝しました。
アメリー君は高らかに
「ラプターこそ地球町最強の番犬だYO♪」と宣言しちゃいました。

そんな強い番犬が日ノ本家に配備された事で背中に嫌な汗をかいているのが約2名・・・

そう、チューゴ君とキッチョム君です。

特にキッチョム君は昨年花火を打ち上げたり〜の、強力な火薬の実験をして近所に大迷惑かけ〜の、そんでもって花火振りまわり手近隣の家に強請りタカリをし〜ので町内でも顰蹙買い捲りの状態。
そろそろ隣近所の堪忍袋の緒もマジで切れる5秒前・・・という状態。

特に・・・アメリー君はマジ切れのカウントダウンが0の寸前まで来ていて、とてもデンジャラス。(^^;)
町内ではラプターを琉球の間に連れて来たのは、今度キッチョム君が花火を打ち上げたら、ラプターをけしかけてボコにするつもりなんじゃないかと町内でも噂しきり。

さらにアメリー君、ラプターの兄弟達をニホンちゃんのお家にも売り込もうとラプターをニホンちゃんと遊ばせちゃったりしてます。(^^;)

「わぁ・・・カワイイ〜♪ラプターお手♪」
ニホンちゃんに愛想を振りまくラプターと、それに満面の笑顔で応えるニホンちゃんをみて、いよいよ血の気が引いていく約2名・・・

特に・・・その行状でニホンちゃんにデンジャラスなオーラを出される事が多かった二人は生きた心地がしません。

ひたすら現実逃避して自らの脳内妄想でホルホルしていたキッチョム君も強制的に「現実世界」に引き戻され精神的圧迫により強制ダイエットを強いられました。(ザマ〜ミロ♪)

そして・・・虎視眈々と琉球の間を狙っていたチューゴ君。
「ふ・・・ふん、朕は地球町の盟主アル!!チューゴ家は地球町最強アル!!我が家のフランカーこそ地球町最強アル!!アメリー家の番犬など・・・お・・・恐れるに・・・た・・・足りん・・・」

台詞は威勢が良いのですが・・・またまたストレスで神経性胃炎が悪化し、2日ばかり学校を休む羽目になりました。(^^;)

一方・・・そんな人間達の都合など関係なしに・・・
誇り高き番犬、日ノ本家のイーグルとチューゴ家のフランカは「我こそは地球町最強の番犬なり!!」という思いを込め、ラプターに闘志を燃やしていました。

さて・・・脇の話ですが・・・
ジツはアメリー君、カンコ家にもご自慢のニンジャ犬「ナイトホーク」を連れて行っていたのです。
カンコ家警備員との合同訓練の名目ですが・・・本当の目的はやはりキッチョム君への脅しです。(^^;)

しかし・・・そこは我等のカンコ君。
いつもの通り、お約束の脳内妄想炸裂です。

「ホルホルホル!!このニンジャ犬がいればチョッパリなど一ひねりニダ♪連合家たるカンコ家がチョッパリを成敗するニダ!!アメリーと一緒にチョッパリをやっつけるニダ!!」

アメリー君は脳内妄想でホルホルしているカンコ君に冷たい一言。
「馬鹿か?オマエは・・・ナイトホークは訓練が終ったらつれて帰るYO。大体なんでこのボクがニホンちゃんと喧嘩しなくちゃいけないんだYO。」

そしてムっとしているニホンちゃんにチョゴリちゃんが一生懸命謝ってます。(^^;)
「ニホンおねぇちゃん、チョソンハムニダ(ごめんなさい)、いつもいつもオッパ(おにいちゃん)が喧嘩売ってチョソンハムニダ・・・」
「い・・・いいのよ、チョゴリちゃん、貴女が気にする事ないわ。」
泣きそうになりながら謝るチョゴリちゃんをひたすらなだめるニホンちゃんでした。

解説 平作 投稿日: 2007/01/16 13:03:00
解説
最新鋭ステルス戦闘機、米軍嘉手納基地に3か月配備
(読売新聞 - 01月11日 19:41)
 外務省は11日、米軍の最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター」12機が2月10日から沖縄県の米軍嘉手納基地に暫定的に配備されると発表した。

 米側は「極東の適切な抑止体制を維持するため、一時的に航空機を補う必要がある。地域における特定の脅威の増大によるものではない」と説明しているが、北朝鮮をけん制する狙いもあると見られる。

 米国大使館などを通じた政府への連絡によると、配備されるのは米バージニア州のラングレー空軍基地を拠点とするラプターで、期間は5月ごろまでの3か月間程度を想定している。これに伴い、嘉手納基地ではパイロットや整備士ら約250人が一時的に増える。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=142829&media_id=20

さり気に中国と北朝鮮に脅しをかけているアメリカ。
その一方で日本に超高額戦闘機ラプターを売り込もうとセールスをかけてたりしているのかも?

日本もFX(次期主力戦闘機)の選定に入ってますからねぇ。

ヘ〜ワ主義者もこの後大騒ぎでしょうねぇ。(^^;)

しかし・・・日本がラプターを導入するのは幾つかの難問をクリアーしないといけません。

第一に、アメリカ上院は先進技術のカタマリであるラプターの輸出に反対であるという点。

第二に、ラプターが1機180億円以上の高額の機体であるという点。

まぁ・・・ネオコンのメインスポンサーの一つであるロッキードマーチン社のロビー活動で輸出は最終的には「OK」になるとは思いますが・・・
やはり1機180億はキツイ!!
(日本がライセンス生産する場合は1機200億オーバーの超高額戦闘機になりかねない!!)
現在防衛予算縮小中の日本。
いくら防衛庁が防衛省に昇格したからって予算が増えるわけでもなし・・・
日本のFXは前途多難です。(^^;)

さて・・・韓国ですが・・・
こんなニュースが朝鮮日報に報じられました。

>引用開始
韓国、米政府に日本を仮想敵国と表現するよう要請」
聯合ニュース報じる


 昨年10月、韓国政府が米国政府に日本を「仮想敵国」と表現するようもとめていたと、聯合ニュース電子版が18日報じた。

 聯合ニュースによると、17日に行われた駐米大使館に対する国政監査で、昨年10月に開催された韓米定例安全保障協議会の席上で、韓国政府が米国政府の「核の傘の提供」の削除を求めるとともに、日本を「仮想敵国」と表現することを求めたと、鄭夢準(チョン・モンジュン)議員が指摘したという。

 鄭議員の質問に対し、李泰植(イ・テシク)駐米韓国大使は、このような問題が提起されていたとは考えていないと答えたと、聯合ニュースは伝えた。
>>引用終了
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/18/20061018000048.html

ノ・ミュヒョ〜ン大統領のふぁびょ〜んぶりは止まる事を知らないようです。(^^;;;)

心ある韓国人は日本の政財界にこのように要請して廻っているようですけどね。(^^;)

>引用開始
日本の政界に人脈を持つ人物は「日本の政治家に“来年は(韓国との間に)どんなことがあっても対応しないでくれ”と助言した」と語った。しかし、いったん火がついた民族感情が、相手の対応に関係なく燃え広がっていくというのは、2002年の経験を通して彼らも分かっていることだ。
>>引用終了
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/07/21/20060721000031.html
 

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