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第1142話 KAMON ◆wzJSYC0I 投稿日: 02/07/28 15:21 ID:vC6I77au
「ソギポの間の悲劇」

ニホンちゃんとカンコ君が主催したシューキュー大会は終わりましたが、その日のために整備されたシューキューフィールドとテントは、そのまま残りました。
カンコ君ちのはなれにある「ソギポの間」のテントもそんな中の一つでした。

「ウリナラの建築技術は世界一ニダ! このテントは、風速40mの風にも耐えられるように出来ているニダ! さあチョゴリ、この最新鋭のテントで一緒にシューキューやるニダ!」
「でもウリ、シューキューよく分からないニダ・・・」
「ケンチャナヨ。ウリが教えてやるし、カードも貸してやるニダ。」
それでも気が進まないチョゴリちゃんでしたが、逆らうとあとが面倒なので、カンコ君からデッキを借りてシューキューをやることにしました。

「チョゴリ、ここでいったん10番のカードを回収して、5番のカードを場に出すニダ。」
カンコ君、一丁前にチョゴリちゃんにシューキューを教えています。こういう時だけはお兄ちゃんしてます。

が、その時、カンコ家に強い風が吹き荒れました。カンコ君達のいるテントがばたばたと悲鳴を上げます。
「お兄ちゃん・・・怖いニダ。今日はこのへんにして帰るニダ。」
「ケンチャナヨ。このテントは風速40mまで耐えられるニダ。まだ風速20mだから大丈夫ニダ。」
が、そうこうしている間にもどんどん風は強くなっていき、風速計は21m、22m、25m・・・とどんどん上がっていき、28mに達した途端、べりべりべりっ、嫌な音が聞こえました。
「なんだか嫌な予感がするニダ・・・」
と、テントの屋根がばりっと裂け、大量の風が吹き込んできました。
同時に、カンコ君の大事なカードがどんどん風で飛ばされていきます。
「あー! イ・ウンジェカードが、アン・ジョンファンカードがーーーーー! アイゴーーーーーーーーー!」

その後、根性ですべてのカードを拾い集めたカンコ君が、ニホンちゃんちの屋根でぶっ倒れているのが発見されたそうですが、屋根が飛んでしまったソギポテントはしばらく使い物にならなかったそうです。

解説 KAMON ◆wzJSYC0I 投稿日: 02/07/28 16:29 ID:vC6I77au
KAMONです。
今回のネタは、風速40mまで耐えられるはずのスタジアムの屋根が、28mで吹っ飛んだ、というネタから。
machinaさん、情報TNX!

http://japanese.joins.com/html/2002/0726/20020726210242400.html

アサヒちゃんネタで4本ほど書いてみたのですが、
「アサヒちゃん」スレの話はその後どうなってるんでしょうかねえ?
なければどこかに立てましょうか?

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