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第1414話
書き人知らず
投稿日: 03/02/16 23:37 ID:9o2UR6A0
〜 働く男 〜
真冬のアジア町。しんしんと雪が降り積もる夜です。
アジア町レベルなら裕福といえるカンコ君も、暖かい部屋で夕食の時間です。
「雪を見ると思い出すな。」ぽつりと、カンコアポジが言いました。「その昔、今のロシアノビッチ家で
働いたことがあった。とても寒い庭だった。」
「どうしてアポジが、ロシアノビッチの家で働くニダ?」
「それは、ニッテイといっしょに・・・。」そこまで言ってカンコアポジは、思いだしました。
「そうだ、あのときの給料もらってない。許せん、ニッテイに払わせてやる!」こうなると止まらないのが、
カンコ家の性ってもんです。
「アポジ、ファイティン! そして明日は焼肉ニダァァ! ウリナラマンセェェェ〜!」
息子の声援を受け、カンコアポジは零下を下回ったアジア町へ駆け出していきました。
夜分かまわず扉をノックする無法で無鉄砲な人は、地球町に1人しかいません。それはわかっているのですが、
人のいいニホンちゃんは、扉をあけました。
「・・・カンコのオジさん、こんばんは。」
「あいさつなどいい。ニホンパパを出すニダ!」
はたして、ニホンパパはやってきました。「なんの御用ですか。」
カンコアポジは言い分を思いっきり吐き出すと、お決まりのセリフでシメました。「賠償(略」
「私も困っているんですよ。いくら言っても、ロシアノビッチ家は払ってくれないんです。」ムダっぽいのですが、
いちおうニホンパパは反論しました。
「ウリは当時、ニホン家の人だった。だからニホン家が払うのが当然ニダ!」
なんというご都合主義なんでしょう。普段と言っていることが全然違いますが、ファビョーンでケンチャナヨな
カンコアポジは「賠(略」の一点張りなのでした。
「というわけなのよ。ロシアノビッチ君に言っても、払ってくれないよねぇ〜。」
翌日の学校で、ニホンちゃんはアメリー君に話を持ち掛けました。
「まあムリだろうな。ところでニホンちゃん家とカンコ家は、そのあたりの精算って終わってたんじゃないのか?」
解説
書き人知らず
投稿日: 03/02/16 23:41 ID:9o2UR6A0
>>683
極めてスタンダードなオハナシです。
ソース・・・なくなってしまいました。謝罪はしますが、賠償はカンベンです。
ちなみに、シベリアで抑留されていたころ、給料未払い分を日本に請求したって話です。
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(*^ー゜)b Good Job!!
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