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第1450話 名無しさん 投稿日: 03/03/22 23:40 ID:oNOw6Q6o
             「自爆」
 >>208、211
 それを家の外から聞いていた影が、そう我等がヒーローカンコ君です。ニホンちゃんが好かれる
のがこのうえなく腹の立つ彼のこと、すぐに火病を起こしちゃいました。
 「ニダーッ!なぜニホンばかりちやほやされてウリは人気ないニダ!ニホンの陰謀にだ!謝(略」
 としばらく喚いてましたがウリナラ脳にふと考えが湧きました。
 「そうだ、ウリもお茶会を開くニダ、そしてウリナラ半万年の栄光を知らしめニホンをウリの・・・」
 そう言うと自分の家へ飛んで帰りました。
 次の日、クラスの皆はニホンちゃん家でお茶会を開くことになりました。放課後、さあ行こうとしたその時
 「待つニダ、お茶会はウリの家でやるニダ!」
 ニダッと参上です。
 「ウリナラの食べ物はニホンのより美味いニダ、麦茶も出るニダよ、それに半万年の歴史があるニダ!」
 最初は一同呆気に取られてましたがまずアメリー君が言いました。
 「けどカンコ君の家って・・・」
 「汚いし」
 「マナー悪いし」
 「物無くなるし」
 「狭いし」 
 「遊ぶとカンコ君卑怯なことばかりするし」
 「家の人怖いし」 
 「大体隣は大丈夫なの?」
 「うっ・・・」
 カンコ君全く言い返せません。やっぱり今までが今までですから。
 「行こ、ニホンちゃん」
 タイワンちゃんとインドネシアちゃんが言うと皆ニホンちゃんを連れて出て行ってしまいました。教室には
カンコ君一人残されました。ひゅうと寒風が入ってきました。
 「アイ・・・・ゴ・・・・・ォ・・・・・・」
 とぼとぼと帰るカンコ君、しかし家の郵便箱入れにニホンちゃんからの招待状があり喜びを隠しすっ飛んで行っちゃいました。

 朴利です、すいません。「主催者」とかの国の評判を見て書きました。ちなみにベトナちゃんの話の題名はオペラ「蝶々夫人」の
アリアからです。

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