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第1573話 27H 投稿日: 03/06/30 04:24 ID:KO/USLi1
ニホンちゃんは連日泊り込みでシューキューのゲームをしていました。
それはAマッチ(お子達間のガチンコの別称)と呼ばれ、本気で勝ちにいこうとしていました。
しかし、ニホンちゃんは結果はしょっぱいものでした。
新しく購入した戦術ソフト「ジーコサッカー(スーファミ)」をうまく流用できなかったのが原因でした。
帰り道、うつむきながら石を蹴りながらカード見ながら、ニホンちゃんは敗因を考えていました。
なんで勝てないんだろう。カードが弱いから負けたのかな。ユーロでプレーすれば強くなれると思ったのかな。
ちょっと自傷気味にさえない笑い顔でトボトボと寂しい擬音を発しながらの帰り道、ある人物に遭遇した。
「へーい、ニホン、ヒサシブリね。ミーとAマッチをシマショー。」(パンチドランカーっぽく)

「バグダットの大将!」ニホンちゃんは驚嘆しました。かつての威勢の良さもなく、目は虚ろ気味。
自慢の付け髭もクシャクシャの状態です。しかし、手には大好きなシューキューカードが握られていました。
(絵柄のキャラクターたちもみな髭キャラばかり、髭マニアの髭デッキと気づきます。あのヒトはエラデッキだ!)
しかし、カードは有効期限が切れてしまった中古のグレー色のカードばかりでした。
そのカードには見覚えがあります。ニホンちゃんは3回前のシューキュの大会を思い出します。
本選出場を彼に阻まれ、いつのまにかその悲劇の記憶を忘れていた事を。

彼は自慢のシューキューテーブルでシューキューをしようとニホンちゃんを誘います。
しかし、彼のシューキューテーブルは使えません。今はアメリー来放者たちの荷物置き場に
されていることを彼は思い出し、急にテンションは下がり、スマナイといいました。
ニホンちゃんはそれ以前に手に握られたグレーのカードをみて感慨深くなっていました。
あの当時も彼は大変だった。今はその時よりも大変なのだろう。
そして私も勝負の対する厳しさや真剣さもあの時以上のものはなかった。今の私は・・・。

                  , * 
    (;^▽^)ノ『[]』      *[]* (`c_,´ )
         カズ!チェック    * V    ショートコナー!
ニホンちゃんは「これは何かの縁だ」と思いました。彼に意を決意してゲームをやらないか
と話をもちかけました。ニホンちゃんは彼と同じ有効期限の切れたグレーのカードを用意しました。
そして彼とミニシューキューのゲームをしました。彼はゲーム中、かつてのキレや戦略性の深さはありませんでした。
弱くなっていたのがわかりました。当然でした。しかし、勝負感や真剣さが蘇ってくるのがわかりました。
その感覚は同時にゲームを楽しくさせていました。ニホンちゃんはゲームをしながら再認識したことがあります。
そして、それを口にしていました。

「ドーハは悲劇じゃなかった。」



「ダ・メ・だ・よ〜。メーダーだよ。ニホンちゃん、さっきの心理描写の所だけど、そ・こ・は」

   (;^▽^)          「あのセリフね、”これは何かの縁だ”じゃなくて、> (□ε□‐) 
       ア、アノ・・・スミマセン    ”これはキッカケだ!”っていってくれなきゃ」

 「じゃあ、ミニゲームは編集しつつ、う〜んそうだな、絵がちょっと弱いから、ニホンちゃんさ、水着よろしこ!
  大丈夫!ウチはポロリはOKだから。ていうか、タモさん風にイイトモ。どっかの誰かさんみたいドタキャンよしてよ。」
 「イラクくん!ちょっとファッションチェック。うーん、オサレしようか。衣装はあるから着替てね。頼むよ、マジンガーで。」
 「それとさっきの「ドーハは悲劇じゃなかった。」だっけ。E〜ねっ。いただき!んじゃさ、後、みんなで歌おうか。
  え、なんでかって?ノリで。あのさ、後、まだ10時間近く残ってるワケ。サクサク進行していたいワケ。」「ファイナルアンサー?」

    (;^▽^)     「・・・正解!」>(□ε□‐)p
        ハ、ハイ                 


自己評:
というわけで27時間TVでラモスがイラクに行く話が元ネタで「ドーハはけっして悲劇じゃなかった」はよかた。
イラクの選手がオサレになって登場した時に感じた違和感を伝えたくてサンケイ君を登場させました。
ていうか、モーニング娘。・・・ガンバって・・・

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