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第2257話
縁起でもない
投稿日: 2005/05/28(土) 10:35:23 ID:K+QnmzYj
中華マンションはとても広いです。
管理人のチューゴパパもどこに何があるか、誰が住んでたかなんて細かく覚えていません。
「金目の物でもないアルか・・・・」
貴州棟のある一室、もう誰も使っておらず、誰が捨てたか知れぬがらくたばかり置いてあります。
「チッ、碌な物がないアル、わざわざ鍵を壊して入ったのに骨折り損アル」
ガンッ、と壁を蹴っ飛ばすチューゴ君。
すると、
がらがらがら
「アイヤーーッ!」
ゴミの山が雪崩になって襲い掛かってきました。
「クソッ、もうこんな所に用は無いアル!!」
ブツブツ言いながら山の中から這い出てきました。
「ん?」
ふと見ると、さっき蹴った壁が剥れかかっています。
「やばい!こんなのがパパに見つかったらお仕置き・・・んんっ??」
ぴたりとゴミで壁を隠すのを止めるチューゴ君。
「何アルか、これは・・・」
なにやら、壁の裏に文字らしきものが見えます。
「どうせ隠すんだからいいアル!」
ばきっ、と剥れかかった壁を外して謎の模様を拝見するチューゴ君。
「・・・・・・・・・・」
何故かみるみる顔が青くなっていきます。
チューゴ君、大急ぎで壁をゴミの山に隠し、剥れたところにゴミを移動させました。
あたふたしながら部屋から飛び出るチューゴ君。そこへ・・・・・
「チューゴ、何してるアルか?」
「げっ!!」
「げっ、とは何アル。お前その部屋で何してたアルか?」
「なななななな何もしてないアル、見てないアル!!」
んな様子では何言っても説得力がありません。パパに引きずられ部屋に連れられるチューゴ君。
「こ・・・・・これは・・・・・」
「・・・・・・・・」
パパも壁を見て顔を真っ青にしています。
「チューゴ、お前は何も見てないアル。ここに何があるかお前は知らないアル」
「わ、分かってるアル。僕は何も知らないアル!!」
無表情で息子に念を押しているパパ。チューゴ君びびりまくりです。
「(あそこはずっと無人の筈アル、一体誰の仕業アル・・・・・・)」
自分の部屋で黙々とあの部屋の資料を探すチューゴパパ。
果たしてあれは誰かのイタズラ書きだったのか?それとも・・・・・
解説
縁起でもない
投稿日: 2005/05/28(土) 10:36:58 ID:K+QnmzYj
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d72640.html
写真
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/img/m88790.jpg
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/img/m79539.jpg
>人為的な加工は、一切みられない。
それはひょっとしてギャグで(略)
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