戻る <<戻る | 進む>>
第2430話 マンセー名無しさん 投稿日: 2005/12/10(土) 21:40:22 ID:k0vjf3XV
恐怖の贈り物」
カンコ「宗主様のスーパーのキムチには虫が入っているニダ」
ニホン「あそこで売られている野菜。色がよすぎるのよ、毒々しいぐらい」
タイワン「そうよね、暫く止めておいた方がよいみたい。特に、ウナギと鳥肉はかなり危ないらしいわ」

こんな噂が立って、中華スーパの食糧品売り場の売上はガタ落ち。といっても
例の100円ショップは絶好調なんです・・・・でもそれが良くないのか
黄色い空、緑色の川の水、真っ赤な海、一つ目の豚、頭が二つの魚
中華マンションが大変なことになってます。

テーブル一杯も豪華な夕食を客人とともにとるチュウゴ親子。
残さず食べるなんて無粋なことはしません。食べきれない量をテーブルに並べる
のが大物の証、大人物のおもてなし。
そこへ血相変えて召使が駆け込んできました。

召使「大変アルヨ、中華マンション406号室の子供がベランダで死んでたひよこ食べて」
チュウゴパパ「ひよこ食べて?どうしたアルカ?」
召使「凄い熱アル!薬効かないヨ」
チュウゴ「鳥病アル、こともとこアルカ?」
召使「隣りの部屋にいるヨ」
チュウゴパパ「どうせ治らないアル 処分するヨロシ、弾は勿体無いが仕方ないネ」
召使「お言葉ですが、相手は子供アルよ」

その言葉を聞くとチュウゴ君は何か忘れ物を思い出したような顔をして、懐から
札束を取り出すと召使の前へ投げました。

チュウゴパパ「ご両親のケアも忘れぬように、仕事は最後まで責任もつヨロシ」
暫くすると隣りの部屋から「パーン、パーン、パーン」と銃声が3発響いてきました。
チュウゴパパ「息子よこれはなんの音かな?」
チュウゴ「さあね 私には判りません父上さま」
それから・・・・
中華マンション406号室が空家になった以外は何時もの地球町と変わらない
日々が続いている様に見えたのですが
「サクラ、武士、中華マンションへ近づいては駄目ですよ、なにか恐ろしい病気が流行ってるらしいわ」
「エリザベス、マスクは?外から帰ったら、うがいして手を洗いなさい」
みんな、地球町の恐ろしい異変に少し気がついているようでした。
「カンコ、宗主様から鶏肉を頂いたニダ!今夜はサムゲタンニダよ」
とまあ中には能天気な人もいます。

中華マンション406号室からヒノモト家とベトナ家へ向けて渡り鳥が
数羽飛んでいったのは、中華マンションの誰も気がつきませんでした。
「ベトナ!ベトナ!しっかりしなさいベトナ!」
「駄目だ、熱が下がらん、鳥病の特効薬が効かん!」



解説 マンセー名無しさん 投稿日: 2005/12/10(土) 21:45:29 ID:k0vjf3XV
ソースですきついです。ソースのほうがすっげー
H5N1型トリインフルエンザを発症したベトナム人少女からタミフル耐性ウイルス分離
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/mdps/403953
トリインフルエンザ感染情報隠ぺいと批判 香港大助教授
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051210-00000131-kyodo-soci
深刻な環境破壊
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/

この作品の評価を投票この作品の評価   結果   その他の結果 Petit Poll SE ダウンロード
  コメント: