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第1214話
ごりようはけいかくてきに
投稿日: 02/09/11 18:31 ID:xdLcl/1h
「ねえママ、ハイ○イソの『雨中の戦死』欲しいんだけど」
瞳からおねだり光線を発するニホンちゃん。
激しく女の子が読むような小説ではないのでニホンママの口元は引きつりぎみ。
「お小遣いは?」
「使っちゃった」
悪い余寒にニホンママが尋ねると、ニホンちゃんはえへへっっと藁って答えました。
「だから、これでっ」
じゃじゃーんと取りだしたのは手書きのお手伝い券。
ちなみに1枚につき1時間だそうです。
「おねがいおねがいおねが(以下略)」
ニホンママはちょっとした眩暈をおぼえました。
しかし育ちざかり遊びざかりのニホンちゃんがお手伝いをちゃんとしてくれるとはとても思えません。
「でもニホンちゃん。ママ、お手伝い券59枚持ってるのよ?」
いつお手伝いしてくれるのかなーと切り返されて、うんぅんと呻るニホンちゃん。
ひとしきり呻ったあとで、ぽんっと手を叩きました。
「60枚たまったらさらに18枚ぞーてーしますっ」
「・・・うちのお姫様はそういうこといいますかっ!?」
こめかみに青筋たてるニホンママ。
・・・ニホンママが小一時間問い詰めつづけたのは言うまでもありません。
どっとはらい
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