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第1246話
大洞商会
投稿日: 2002/10/10(木) 01:00 ID:Mu9dO9VA
『ニホンちゃん外伝「大怪盗時代」』
時はまさに大怪盗時代
異国の美術品、希少価値のアルのもを持っていることがステータスの証、
欲しいものはどんな事をしても手に入れる
たとえ盗んででも、今はそんな時代の物語
エジプト 「警部さん、今度こそ大丈夫ですよね」
フラメンコ「大丈夫ですよ、エジプトさん、この私が着たからには、大船に乗ったつもりでいて下さい
ご覧なさい、この厳重な警備、ありの子一匹は入る隙間なんてありません」
エジプト 「そういって何回、逃げられているじゃないですか、今度こそ本当に御願いしますよ」
フラメンコ「ハッハッハ、彼方も心配性な人ですな、私達にまかせておけば何の問題もありませんよ」
エジプト 「はぁ、そうですか」
フラメンコ「こんな怪盗のすきにはさせませんとも」
? ? 「なんなのこの警備、まるでなってなくってよ」
警官 A 「ちっとキミ、ココは関係者以外立ち入り禁止だよ」
? ? 「あら、この私を知らないなんてそれでよく警官が勤まるものね」
警官 A 「なんだと」
フラメンコ「やめないか、おや、ひょっとして、もしかして」
? ? 「さすが警部さんともなれば私をご存知の様ね」
フラメンコ「お子様探偵、エリザベス!」
エリザベス「ちが〜う!!美少女探偵エリザベス!!」
フラメンコ「で、その探偵さんが何のようかね」
エジプト 「僕がおよびしたのです、警察だけでは心配なので」
エリザベス「そういうわけです。」
フラメンコ「心外ですなあ、エジプトさん、私どもが信用なりませんか」
エリザベス「まあまあ、フラメンコ警部、エジプト君を責めないでやってください
私は万が一の場合の保険ですから、」
フラメンコ「万が一なんて私が警備しているかぎりあり得ませんよ」
エジプト 「フラメンコ警部、エリザベスさん、そろそろ時間です。」
みなが息を飲み時計を見つめます。
徐々に時計の針は予告状の時間に近づきます。ついに約束の時間を針が指したその時です
タン
突如明かりが消え辺りは暗闇に
フラメンコ「停電?」
エジプト 「なんだ、どうして明かりが はやく予備電源を」
警官 A 「はい、今すぐに・・・・あっ!! 警部 エジプトさん あそこを」
警官A お屋敷の屋根の一点を指差します
エリザベス「明かりはまだなの?」
警官 A 「はい もう少し・・・つきました」
エリザベス「サーチライト!」
警官 B 「ハイ」
警官Aが指差した一点をサーチライトが照らします
そこには
? ? 「ほ〜ほほほほほほ」
派手な仮面で顔を隠し、三色のマントをなびかせ 高笑いをする
少女が立っています
エリザベス「だっ誰そこに居るのは」
? ? 「私こそ、美少女怪盗ルーブル、エジプト家に伝わる秘宝を頂きにきたわよ」
エリザベス「貴女が?でも残念ね この厳重な警備、これではお宝に手はだせないわね」
ルーブル 「ああ、石版ならもう頂いたから」
フラメンコ「なんですって いつのまに、この警備をどうやって」
ルーブル 「それは企業秘密、じゃあねぇオルヴワール 」
怪盗ルーブルはマントをひるがえすと、夜の闇の中に消えさります
フラメンコ「警官 A、B、C そのたもろもろ、はやく奴を追え!!!」
警官達 「はっはい〜」
フラメンコ警部は警官達を引き連れ怪盗のあとを追いかけます
エジプト 「やっぱり盗まれちゃったか あれエリザベスさんは追いかけないんですか?」
エリザベス「ふふふ 備えあれば患いなし やつの逃走経路は予測済み
そこに部下を配置してあるのよ」
エジプト 「さすが名探偵」
エリザベス「私にかかてば、こんなの朝飯前よ、チョッと待ってて今、連絡を取るから」
エリザベスちゃんはふところから大きな無線機をとりだします
エリザベス 「あ〜あ〜 こちらエリザベスどうぞ」
カナディアン「こちら カナディアンどうぞ」
エリザベス 「今、そっちに犯人が向かったはずだけど」
カナディアン「うん いま目の前を通っていったよ」
エリザベス 「通っていったって彼方なにやってるのよ」
カナディアン「だってエリザベスちゃんがココを見張ってろって」
エリザベス 「・・・・・・この役立たず!!!!!」
エジプト 「どうやら、あきらめた方がイイみたいですね」
翌日、場所はかわってエリザベスちゃんの家
エリザベス 「昨日は最低だったわ、ほんとにもう」
執事 「お嬢様、今日の新聞でございます」
エリザベス 「 どれどれ・・・・・・・・?!!」
執事 「お嬢様、いかがなされました?」
エリザベス 「この記事は何なのよ!!」
執事 「どれどれ、エジプト家に世界一の美少女怪盗ルーブルあらわる
この記事がなにか?」
エリザベス 「なにがって、世界一怪盗はこのアタシよ!!」
エリザベスちゃんが身を翻すといつのまにか、怪盗ルーブルにも負けず劣らずの
派手なマントと仮面をつけています
執事 「お子様怪盗グレート・ブリテンの出番ですか」
エリザベス 「お子様じゃなくて美少女怪盗!
マン、怪盗ルーブルのヤツに予告状をだして頂戴
エジプト家から盗んだロゼッタストーンはこのグレート・ブリテンが頂くと」
執事・マン 「 あの〜、お嬢様、予告状を出すのはよろしいのですが、
どちらに送れば、よいのでしょうか」
おしまい
解説
これといってする事はないのですが、昔ヨーロッパの博物館は珍しい物手に入れようと
あの手この手と犯罪まがいな事までしたそうです。
あと分かるかとは思いますが、美少女怪盗ルーブルの正体はフランソワです
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