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第1287話
brother ◆6Vre9lRf4.
投稿日: 02/11/16 23:47 ID:qetQyXdk
「燃料問題」
「ウリは花火を開発してたニダ」
キッチョム君の発言は、ニホンちゃんのみならず、地球町のみんなも驚きました。
アメリー君が、「キッチョム家での花火開発はしない代わりに、家が重たい油をあげる」
約束をしていたので、「まさかアメリーには逆らわないだろ」と高を括ってたからです。
アメリー君は怒りました。
「俺はキッチョムに重たい油をあげるのを止める!当たり前だ、約束を破ったのはキッチョムなんだからな!」
ニホンちゃんには、アメリー君が
「だから、ニホンちゃんも、重たい油をあげるのを止めろ」と言っているのだ、とわかっています。
でも、ニホンちゃんは迷っています。
ニホンちゃんは心情的にはアメリー君に同意なのですが、
「重たい油がなければ、キッチョム君は寒さで凍傷になるかもしれない、
アメリー君が提供を止めても、ニホン家とカンコ家で継続して重たい油を提供しようと思います」
と、ジミンさん(ニホンパパ)が言ってるので、余り口出しできる状況ではありません。。
(花火の原料になる火薬が出来やすい(らしい)「自作電池」ではなく、
火薬の出来にくい「軽い水電池」を作るまでの繋ぎの「火力電池」には、「重たい油」が必要です。)
ニホンちゃんは、この間の猫のこともあり、キッチョム君には少し否定的なのですが、
「うぅ・・・。アメリー君の言う事は分かるけど、パパが決めることだもん・・・。」
と、ちょっと弱気です。でも、パパに言わなきゃならないことです。
ジミンさんは、ニホンちゃんがしっかりと主張しないと気が付かないほどの朴念仁だからです。(猫の時もそうでした)
(その2)
と、そこへ、我らがカンコ君がやってきました。
「む、やいニホン、日帝36年の謝罪と賠償を・・・と言いたいところニダが、折り入って頼みがあるニダ」
いつもなら尖った顔面を瞬間的にキムチ色に染めて謝罪と賠償を求めるカンコ君が、妙ににこやかに話し掛けてきます。
ちょっと不思議(不気味)に思いましたが、取りあえずお話を聞くニホンちゃん。人が善すぎます。
「ウリの兄弟のキッチョム兄さんのことニダが、兄さんがいる土地は、ウリの家よりも寒いニダ。
いくらケンカ中で、引き篭もってるとは言え、大切な兄弟ハセヨ・・・。
だからニホン、アメリーがいなくても、ウリ達がキッチョム兄さんを支えて上げなきゃならないニダ、よろしく頼むニダ」
いつもとは違うカンコ君の言動に動揺しつつも
「そうだよね、花火開発はいけないことだけど、困ってる人は助けなきゃいけないよね」
ニホンちゃん、変なところで日本人特有の「世は情け」精神を発揮しています。
「ちょっと待て、コラ!」
大声を出して現れようとしたウヨ君でしたが・・・
可哀想に、アサヒちゃんに取り押さえられてしまってます。
さて、ウヨ君の声はニホンちゃん、またはジミンさんに届くのでしょうか。
(未完)
(ちょっと番外)
舞台裏
「アメリー、大した役者っぷりだったわね」
「ふん、当たり前だ。あいつが約束を護るなんて、1オングストロームだって思っちゃいなかったさ」
「あら、じゃあ、ずっと練習なさってたのかしら?ふふふ」
紅茶を飲みながら優雅に笑う女の子。
「・・・・・・ふんっ。 ・・・まあ、警告はした。ニホンちゃんがどう出るか...楽しみだね」
ニヤリ、と、子供が見たらひきつけを起こすような微笑を湛えながら言うアメリー君でした。
解説
brother ◆6Vre9lRf4.
投稿日: 02/11/16 23:51 ID:qetQyXdk
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ソース
http://www.yomiuri.co.jp/01/20021113ia01.htm
※電池=発電所 軽い水=軽水炉 重たい油=重油 花火=原爆 増える電池=高速増殖炉 猫=拉致被害者です。
あと、今回のウヨ君は2ちゃんねら、アサヒちゃんはメディア代表として書いて見ました。
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推敲してもこの程度...皆さんのすごさがわかりました・・・
今回は、ソース半分(前半)、妄想半分(後半)です。
それでは、駄文にて失礼しました。
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