戻る
<<戻る
|
進む>>
第1552話
名無しさん
投稿日: 03/06/02 22:07 ID:fZFVJTo0
「赤と黒」
あの時我々は絶望と荒廃のどん底にあった。戦いに敗れ多くのものを失った我々は他家の嘲笑
とやり場のない怒り、そして後味の悪い酒に溺れていた。
そのなか彼等は現われた。彼等の言葉、それはまるで麻薬のように我々の心をとらえた。誇り
を取り戻させ復讐を思い出させてくれた。
何時しか我々は彼、あの奇妙な口髭を生やした漆黒の制服と白銀の騎士を愛する男に忠誠を誓
うようになった。彼の言葉こそ真理であり彼こそが絶対なるものだと。
彼の言うままに我々は動いた。面白いように全てが上手くいった。紫苑家の者達を追い出し他
の家へ闘いを挑んだ。彼等を欺きもした。だがそれが悪いとは全く思わなかった。何故なら彼が
言ったことだから。それが真実であるから。
今我々は雪の荒野をいく。勝利の唄を唄いながら。死も破滅も怖れはしない。そのようなこと
は偉大なる我等にはありえぬからだ。戦乙女達が空を駆る。我等が勝利を約束し。
詩風に書いてみました。ナチスネタです。ソースは
http://lovelovedog.cool.ne.jp/umaatama/947500982bull-hitler.html
http://www.nsjap.com/hitler/
久しぶりに短編を書きましたが如何でしょうか。タイトルはナチスの国旗の色からです。
この作品の評価
結果
その他の結果
選択して下さい
(*^ー゜)b Good Job!!
(^_^) 並
( -_-) がんばりましょう
コメント: