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第1629話
Who are You?
投稿日: 03/08/23 17:54 ID:leGKv8tr
ニホンちゃんは本屋の帰りにアメリー君に会ってしまった。この時ニホンちゃんは人に見られると恥ずかしい部類の本を
購入した後だった。お年頃であり、女の子でもある。だけど抑えることができない何かを発散させるため、あえて本を購入した。
そんな時に同級生に合うのは気まずかった。またタイミングよく紙袋は破れ本は下にポトン。
アメリー君に本を見られてしまった。アメリー君はニヤリとし、少し付き合ってくれ、と誘います。目的はチューゴ君ち。
ニホンちゃんは軽く強請られ、彼と一緒にチューゴ君に会いに行くことになってしまいました。
また彼は携帯でカンコ君、ロシアノビッチ君に連絡し、こないか?と誘っています。ニホンちゃんは男の子ばかりに
一抹の不安を感じ、タイワンちゃんを誘うこと提案します。しかしアメリー君は「彼女は適任ではないよ。」と一蹴します。
アメリー君はカンコ君、ロシアノビッチ君、チュ-ゴ君を伴ってニホンちゃんと、チューゴ君んちの裏から、とキッチョム君んちへ向かいます。
目的は明かしてくれません。ニホンちゃんはのん気ですが女の子としてさすがに貞操の危機を感じ・・・急に不安になりました。
「ニホンちゃん着いたよ!」アメリー君は爽やかにいいました。ここは小高い丘の上の湖、天池。木陰にカメラのフィンダーが見えます。
明らかにチューゴ君に言われてスタンバっていたっぽいアサヒちゃん。人気のないロケーションにカメラマンと無骨な男の子たちに、
一人の気の弱い女の子・・・。いつ出てくるかわからないキッチョム君。冷や汗がニホンちゃんの頬を伝います。話題を変えよう!
(;^▽^)<「そういえば、キッチョム君んち近いね。 「そんなことより!」>(゚ぺ;)
あ、そうだ。このメンバーで・・・」 フ、フフフ
一発で新提案の話が終わるニホンちゃん。同時に焦ります。アメリー君が興奮していて変なのに気づきます。
そう、いつの間にかチューゴ君とアメリー君だけ。あとの2人がいません。見張り?静かな緊張感。シャッター音が響いています。
「ニホンちゃん、君の嗜好はわかっているつもりだ。だから誘ったんだ。いやむしろ君が古典的にボクを誘ったんだ。」
とアメリー君。自分はこの先どうなってしまうのか。想像をして真っ赤になり固まります。少し涙目で木陰のアサヒちゃんを見ます。
助けて!と表情で訴えてもアサヒちゃんはまかしてよ!とアイコンタクト。親指を突き出すばかり。その時、アメリー君は叫びます。「きた!」
(;^▽^) ヒィィ カモ――――――――p(゚ぺ;)q―――――ン!!!!!!!!
ニホンちゃんがペタンと尻餅をつきます。当のアメリー君は湖に向かって凝視中。時折、イエス!イエス!Oh〜イエ〜ス!と叫んでます。
なんと、目の前の湖に風もないのに波が立ち、さらに水の中から怪獣が現れました。アメリー君は完全に別の世界にいっちゃてます。
怪獣は湖から森の中へと移動しています。アメリー君は森の中へと追いかけます。それをみて「これで終いアル。」とチューゴ君。
「ニホン帰るアルか?どうするネ?」 問いかけにニホンちゃんは答えます。なんで怪獣がいるの?ってこれは何の会なの?
チューゴ君は丘を少し降りた岩場へニホンちゃんを連れて行きます。岩場には温泉があり、そこには森の中に消えた怪獣がいました。
怪獣が湯に浸かると一瞬にしてロシアノビッチ君に変身しました。もう一匹のエラの張った怪獣が違う湯に飛び込みました。
「カンコ、それ違うアルよ。」と同時に湯煙の中から子供のチャウチャウが出てきました。ニホンちゃんが不思議そうに子犬を
抱きかかえるとチューゴ君が説明交じりで叫んでいました。子犬はつり目で顔をニホンちゃんに胸に埋めこんでいます。
( ` ゝ´)<「 カンコ!オマエ、仔犬溺泉に落ちてしまた。仔犬溺泉とは700年前、仔犬が溺れたという
アイヤー 悲劇的伝説があるのたよ。以来そこで溺れたもの皆、仔犬になてしまう呪い的泉! 」
そう、これこそが怪獣の秘密。ここの温泉に入ると変身体質にかわる。そしてカンコとロシアノビッチはここで前日に温泉につかり、
水をかぶると怪獣になってしまう体質になっていた。チューゴ君は2人をだまし、湖で泳いで温泉でマッタリしようと誘ったのでした。
UMA好きのアメリー君はお得意さん。アメリー君はいい臨時収入なのです。チューゴ君の敷地は広く、不思議な温泉があっても
不思議じゃありません。そして怪獣の正体のロシアノビッチ君は温泉が大好きでした。「いい湯・だ・な・〜。ハラショー♪」
本人は同意しているようです。が、そこへ跡を追ってきたアメリー君が現れ、この光景をみてしまいました。そして彼は叫んだ!
「騙したな!怪獣なんていないじゃないか! 野人とか、仙人とかはどこだよ!
隠してるんだろう。だせ!だせ!だせ!だせよ!オープーン ユーエムエー」>(゚ぺ;) U.M.A!U.M.A!U.M.A!
と猪突猛進でチューゴ君に突っかかるアメリー君。しかし、チューゴ君はヒョイっとよけました。とアメリー君は後ろの温泉にダイブ。
手をパーにして中指と薬指を曲げた形のまま、一番奥の温泉の中に落ちてしまいました。再び、チューゴ君は叫びました。
( ` ゝ´)<「お客さん、原人溺泉に落ちてしまた。原人溺泉とは69万年前、原人が溺れたという
アイヤー 悲劇的伝説があるのたよ。以来そこで溺れたもの皆、原人になてしまう呪い的泉!」
「UPA―――−−−−−−」なんと、湯のなかから現れたのは金髪の北京原人。脅威的な身体能力で岩場を飛び回ります。
男の子達はパニックアメリー君を男子溺泉に入れようと捕獲しようとしますが捕まりません。ニホンちゃんはすったもんだで下山。
しかし、ドサクサであの本を落としてしまいました。遠くで一部始終を撮影していたアサヒちゃんはこの北京原人に興味を持ちました。
なにかこれで一発当ててやる、と思っていました。止めればよかったのに。そしてあの本は湯の中に落ちて、秘密は秘密のまま。
O 0
o 。0
┏━━┓ 0 o
┃ムー┃。 。
┃ ┃。
┗━━┛
都合よく記憶喪失のアメリー君。ガイド料を払い、下山。怪獣を見た記憶はあるらしく、下山中も興奮しっぱなしです。
全員何か忘れてる気がします。ニホンちゃんとアサヒちゃんは先に下山。男子溺泉には浸かった。さて・・・
解散後、チューゴ君は臨時収入でご馳走を食べる計画。市場に行き、食材選び。チューゴ君に物売りが声をかけます。
「坊ちゃん、今日は山でいいのが手に入りました。見てください。野生のチャウチャウですよ。肉の柔らかい子犬です。」
( ` ゝ´) ! ∧_∧
ジュルッ <`Å´=> ガクガク
解説
<*`∀´>シゴトナンカシテラレッカニダ!
投稿日: 03/08/23 18:07 ID:leGKv8tr
少し前に中国と北朝鮮の間の湖で怪獣が現れたニュースが元になっています。
またこの年頃の多感な感情や恥ずかしさを表現できればと頑張りました。
夏は大人の郷愁を誘う季節。皆様も故郷に、お墓参りにかえられましたか?
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(*^ー゜)b Good Job!!
(^_^) 並
( -_-) がんばりましょう
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