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第1664話
&
投稿日: 03/09/24 20:26 ID:7idfuBch
「うふふふ、もうすぐだ。もうすぐ俺の時代がくるんだ」
醸造中のノンアルコールビールの樽を抱えて悦に入るはウヨ君です。
銀河高原の間には他にも樽が山と積まれて出荷の時を待っているのですが、
樽に話し掛けたり頬擦りするというウヨ君のいつにない行為に気味悪がって
ニホンちゃんですら近づきません。
旭日旗印(決してアサヒビールではない:アサヒちゃん注)という名の
それは、百年前にロシアノビッチ家と雌雄を決した戦いを記念して
造られたものだった。その百年目まであと2年。
なのでウヨ君は暇を見てはここに通い詰めては樽ひとつひとつに
話し掛けて回っているのでした。
「愛情を(?)込めれば味が良くなるんだ」とはウヨ君の弁ですが
ニホンちゃんは諦めたのか何も言いません。何故かといえば…。
ttp://www.gingakogenbeer.co.jp/rjw/index.html
ニホンちゃんはその味を既に知っていたからなのです。
「出来上がった樽と途中の樽を摩り替えても気が付かないなんてね」
ウヨ君をそっと見る彼女の手には旭日旗の缶があったのでした。
解説
&
投稿日: 03/09/24 20:29 ID:7idfuBch
&です。ビール話に触発されて小話をひとつ。
百周年記念なのに既に販売中というのもどうかと思いますが
味についてはコメントを避けさせていただきますw
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(*^ー゜)b Good Job!!
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