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第1977話
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/09/12 00:16:21 ID:NIyCkNF+
「火病訴え」
最近経営が苦しいカンコパパさんはもうなりふり構ってはいません。
あちこちから借金までしています。
それでもまだ足りません。今ではカンコ君からも借りている始末です。
「アボジ、いい加減返すニダ!」
「ええい、もうちょっと待つニダ!」
こんな調子で返ってくる気配なんてありません。かといってそれで
黙っているようななカンコ君でもありません。かくしていつもの通り
わけのわからない実力行使に出ました。
「アボジ、話があるニダ!」
学校から帰るといきなりパパさんの会社の事務所に詰め掛けました。
「一体何ニダ!?こんな場所まで」
パパさんはいきなり事務所に入って来た息子を見て眉を顰めました。
「ウリに借りたお金を返すニダ!」
「だからちょって待てと言っているニダ!」
そんなこんなの押し問答が続きます。ここでカンコ君が遂に
ファビョーーンしてしまいました。
「こうなったら最後の手段ニダ!」
そう叫ぶや否や頭に火を点けました。
「何と・・・・・・」
見事に頭が燃え盛るカンコ君を見てパパさんも絶句です。思わず
膝を打ちました。
「そこまでやるとは見事ニダ。よしわかったニダ、今借りた金を
返すニダ!」
「やった、やったニダ!」
それを聞いて小躍りするカンコ君。しかし頭はまだ燃え盛った
ままでした。
ポトリ
ここで火が落ちました。
「ニダッ!?」
「ん!?すぐ消すニダ」
パパさんはそう言ってその火に液体をかけました。しかしそれは。
何と揮発性のアルコールでした。火は消えるどころか益々燃え盛って
しまいました。
「ア、アボジアルコールぶっかけるなんてどういうつもりニダ!」
「うりゅしゃい、これはちょっとしたミスニダ、そもそもことのはじまり
は御前が頭に火を点けたせいニダ!」
「さっきは褒めてくれたニダ!」
「そんなことは知らないニダ!」
とか何とか言っている間にも火は拡がっていきます。かくしていつもの
ようにカンコ家の会社は全焼してしまいその修復費用のせいでさらに財政が
苦しくなるカンコ家でした。
解説
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/09/12 00:17:27 ID:NIyCkNF+
今回のソース。青瓦台前で焼身だとか。
ttp://j2k.naver.com/j2k_frame.php/japan/ucc.media.daum.net/uccmix/news/society/affair/200406/16/yonhap/v6842412.html?u_b1.valuecate=4&u_b1.svcid=02y&u_b1.objid1=16602&u_b1.targetcate=4&u_b1.targetkey1=16668&u_b1.targetkey2=6842412&_right_popular=R2
いい加減家ばっかり燃えたり潰れたりしているので
会社にしてみました。大差ないか。
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