戻る <<戻る | 進む>>
第2075話 マンセー名無しさん 投稿日: 04/12/17 22:50:42 ID:AqPYSwUj
「おーいニホンちゃん、来週の日曜日なんだけど。」
「駄目よアメリー君、お金ならもう貸せないわよ。」
「そうじゃなくて、うちの親戚一同で野球大会があるんで、助っ人頼めないかな?」
「野球?お安い御用だわ。」
「ありがたいね。ニホンちゃんの竜巻投法はすごいからね、相手はお手上げだよ。」
「打てば3割確実だし、思ったよりパワーあるし」
「まあね。であたしどこ守るのよ?」
「そうだね。エースで4番は僕だから、先発2番手か抑えエースでトップバッターはどうかな?」
「つったく、そうやっていつも一番おいしいとこは自分がもってくのねえ。」
「いいわよ、あたしもそれがいいとおもうし、でもね、アメリー君いたずらが過ぎるのよ。」
「ごめんよあれは、おまえは優秀ってみとめた証拠なんだよ」
「あたしはいいけど、カンコ君なんかには洒落が通じないんだから。」
それは、初めてニホンちゃんが、アメリー君の野球チームに参加した時のこと。
アメリー君達の野球チームでは、チームメイトが認めた選手のロッカーに悪戯をするのが伝統です。
で、ニホンちゃんは、竜巻投法で三振の山を築いてアメリーチームのリーグ優勝の原動力になったのですが・・・・
なんとロッカーには着替えとして相撲取りの着ぐるみが!ニホンちゃんそのカッコで祝勝会に参加。
洒落の判るニホンちゃん笑顔で祝勝会に参加したのでした。

2連覇を目論むアメリー君が第2の助っ人として、ニホンちゃんの紹介で呼んだのがカンコ君
ニホンちゃんが活躍したので、カンコ君はミンジョクの誇りをかけて、物凄い剛速球を投げ込みました。
2連覇こそ逃したもののアメリー君達は大満足。カンコ君の力を認めて、いつもの悪戯を仕掛けます。
「ウリナラーマンセー!」意気揚揚とロッカーをあけると・・・・・・・・
なんとシークレットブーツと将軍様の作業服とちりちりパーマのかつらが!
見る見るキムチ色に染まるカンコ君。
「ポッキュー ミンジョクの誇りがきじゅついたハムニダ。」
「ニッテイ36年ウリ達はこのくつじょくをわすれないニダ!謝罪汁!賠償汁!」

「いったい彼はなにいってるんだいニホンちゃん?」
「あれは僕は凄く怒っているといっているのよ、駄目、完全に火病よ暫く手におえなくなるわよ。」
「なんて奴だ。空気読めよ。」
「カンコ君に空気読めだなんて、ロシアノビッチ君に酒やめろとかいってんのと同じなのよ。」
怒り狂ったカンコ君が、そこらじゅうにキムチやらコチュジャンを投げつけ、大声で騒ぎまくったため
表彰式は中止になりましたとさ。

解説 マンセー名無しさん 投稿日: 04/12/17 22:57:42 ID:AqPYSwUj
ソースは95年ごろのドジャースのベンチのでのお話
カンコ君はパクチャンホ、ニホンちゃんは野茂+松井+イチロー
アメリー君はMLB。
同じ悪戯を野茂と朴にしたところ野茂はにが笑いしただけだったが
朴は「ポッキュー」とさけんで大暴れしましたとさ。

この作品の評価を投票この作品の評価   結果   その他の結果 Petit Poll SE ダウンロード
  コメント: