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第2287話
U−33 ◆JOCEixq6zU
投稿日: 2005/07/03(日) 22:50:43 ID:Oh7N7EMS
「決意」
「もう一度考え直せ!本当にヤバイことになるぞ、このままだと」
ここは、カンコ君の家。ゲルマッハ君が必死にカンコ君に何事か説いています。
「アイゴー、人のうちに来て家の中のことにガタガタいうな!何をしようとウリの勝手ニダ!帰れ!」
カンコ君は聞く耳を持ちません。火病ってどなりちらしながらゲルマッハ君を乱暴に家の外に押し出すと、
ドアを閉じて中から鍵をかけてしまいました。
「カンコがキッチョムに洗脳されかけていると聞いて説得にきたけれど、こんな様子じゃもう手遅れだな」
閉じられたドアの前で、ゲルマッハ君は悄然と佇んでいました。
「……というわけで、兄貴はカンコの家から叩き出されたんだ」
翌朝、5年地球組の教室ではアーリアちゃんが、ルーマちゃん、ソフィアちゃん、ポーラちゃんたちを前に
カンコ家でのできごとを説明していました。口調には、怒りが秘められていました。
「自分からマル教にすり寄るなんて、カンコも正気の沙汰じゃないぜ」
みんなは、話を聞いて眉をひそめました。思い出したくない日々の記憶がよみがえってきたのです。
「わたしたちは、ようやくマル教から解放されたのに」
「冗談じゃない!あんな世界はもうたくさん」
熱い思いが一人一人の口から、言葉となってあふれ出ました。
「もしも、もしも、再びマル教を押し付けようとする奴らがユーロ地区に現れたら、その時は……」
誰かが発したその一言に、みんなは口々に続けました。
「私たち自由のために戦います」
「たとえそれが命をかける戦いであっても」
「あたいたちは一歩もひかないぜ」
「何時の日かこの地球町に」
「アカが無くなる日まで」
「わたくしたちは戦い続けます」
そして、声をそろえて叫びました。
「それが自由ユーロなのです」
それを聞いたアーリアちゃんは憮然としてつぶやきました。
「おまいらの決意は立派なんだが……、なんというかその表現方法は……。
オマイラホントニニホンチャンチノゲームヤアニメガスキナンダナ……_| ̄|○」
解説
U−33 ◆JOCEixq6zU
投稿日: 2005/07/03(日) 22:55:05 ID:Oh7N7EMS
(解説)
カンコ君の家もヤバイんでしょうが、これを報道しない、アサヒちゃんたちも……_| ̄|○
「フォラツェン医師、怒る。ソウルは北に乗っ取られた。」
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/4683423.html
それにしても少し前までは、カンコパパは、日ノ本家でアサヒちゃんやサヨックおじさんたちが、
キッチョムパパをマンセーしているのを見て「アイゴー、イルボンはマル教への警戒心がないニダ」
と怒ってたんですが。(遠い目
もう一つのネタはご存知「走れ光速の帝國華撃團」です(w
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