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第2336話
一木千種
投稿日: 2005/09/11(日) 03:10:20 ID:7PVlsquE
『反則』
今回はエジプト君のカイロ部屋で行われたJUDO大会のお話しです。
「柔よく剛を制す」とは言いますが、技量が同じならやはり体重が重たい方が有利です。
そこでJUDO大会では体重別に試合をしていました。
ウヨ君は3年生ながら35kg級という5年生がメインのところで頑張っています。
2回戦を勝ち上がったウヨ君、3回戦の相手はカンコ君です。
「ニダ!次の相手はウヨニダか、ウヨはウリの足元にも及ばないニダ!
そもそもJUDOはウリナラのYUDOが(ry」
「カンコォー」
「ウヨ!待ちなさい。ここは試合場よ」
「くっ・・・分かったよ、姉さん」
何とか野試合にならないで済んだようです。
さて、一礼し、試合開始と共に挨拶代わりのタッチをすると、
お互い牽制しあいながら技を仕掛けます。
JUDOでは相手の柔道着の襟と袖を掴むのが一般的な形です。
これにはルールがあって、袖口を掴んではいけない事になっています。
カンコ君も一応ルールは知っているはずなのですが、何度も掴んでくるので、
ウヨ君も掴まれると審判に見えるように袖を上に持ち上げます。
カンコ君はとうとう指導を受けてしまいました。
指導を受けた後もカンコ君は反則ギリギリの袖口ギリギリを掴んだりしてきます。
残り20秒、効果1ポイント分負けているウヨ君は攻勢に出ざるを得ません。
ウヨ君はカンコくんの右足を刈りに行きますが、それをカンコ君にかわされてしまいます。
カンコ君はウヨ君の右腕を持ったまま、ウヨ君の前へ行く勢いと自分の回転力を使って
右腕を腋に挟み固めながら投げました。
カンコ君は審判が止める前に足を使って腕への圧力を高めます。
ウヨ君はたまらず右ひじを押さえ転げます。
「今のは腋固めよ」
ニホンちゃんも審判に向かって叫びます。
腋固めとは相手を傷つける危険があるため反則技になっています。
審判の協議の結果、カンコ君の腋固め反則により、ウヨ君の勝ちになりました。
呆け顔のカンコ君、どうやら反則である事が解らないようです。
試合後、ウヨ君が慣例となっている握手に来た時に、やっと気がついたのか、
火病になりました。
「何を言っているニダ!ウリは反則なんてしていないニダ!日帝の陰b(ry」
その瞬間日ノ本家からウヨ君の応援に来ていた人が
「反則したのはお前だろう!」
と反論します。
しかし、カンコ君は
「そもそも副審の一人以外反則と言っていなかったニダ!ウヨのシュミレーションニダ!
ニホン!買収なんて汚いニダ!謝z(ry」
日ノ本家も応戦
「審判だって2人が見えてない位置にいただけじゃないか!!」
「そもそも主審の位置を確認して腕を加圧したお前が許せん!!!」
「証拠出してみろ!証拠!」
日ノ本家側は試合を録画したものを突きつけますが、カンコ君は頑として謝りません。
それどころか、「ウヨは映画にでも出ておけ」などと、まるでウヨ君がパフォーマンスを
行ったと行ってくる始末。
結局カンコ君は超不服ながらも試合場を後にしました。
解説
一木千種
投稿日: 2005/09/11(日) 03:18:05 ID:7PVlsquE
エジプトで行われている世界柔道での出来事です。(試合前のやりとりはフィクションです)
但し、火病のところからはenjoykoreaの光景です。
第一報
http://www.yonhapnews.co.kr/news/20050909/030000000020050909214730K3.html
審判、黄選手の言い分(後続報)
http://2ch2.net/imenu/?http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?articleid=2005090921552859101&linkid=71&newssetid=479&nav=1
それぞれ翻訳してお読みください。
ウヨ君たちの階級の決めるに当たっての参考資料
http://www.town-ono.jp/life/toukei/PDF/p61-63.pdf
柔道のルールについてはググればすぐに出るため省略させていただきます。
上記の証拠と共に該当部分の動画もローカルにて保管しています。
必要があればどうにかしたいと思いますので、ご一報ください。
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