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第2400話 かなだらま 投稿日: 2005/11/27(日) 00:32:34 ID:T1WoqM7X
韓国で黄というソウル大の教授が謝罪したニュースがモチーフです。

最近カンコ君は理科の勉強に夢中になっていて、学校が終わると真っ先に家へ帰って研究にいそしんでいます。
「カンコ君、一体何をそんなに研究しているのかな…」
「なんか、小遣いをありったけ使ってまで研究してるらしいぜ?」
「あやしい…」
地球組のみんなのおしゃべりは、いつもと違うカンコ君の話しで持ちきり。事の真相をカンコ君本人に尋ねても、
「ウリの最先端研究を盗むつもりニカ?そうはいかないニダよ〜」
と煙に巻きます。しかし、隠されれば隠されるほど知りたくなるのが人の常。地球組のみんなはカンコ君ちを訪ねてみることにしました。

「カンコ君、どんな研究してるの〜?」
「おいカンコ、そんなにすごい研究なら見せてくれよ」
カンコ君の部屋の扉を開けたみんなの目に飛び込んできたのは、笑みを湛えながら何かの細胞をいじるカンコ君の姿でした。
「カ、カンコ…それは一体…」
恐る恐る訊ねるアメリー君にカンコ君は何を今更、と言いたげな顔で答えを返しました。
「いーえす細胞ニダよ」
「……」
いーえす細胞研究は非常に危険なので、「みんなやらないように」と先生達は注意していました。カンコ君はそれを知りながらこっそりと研究していたのです。

「しゃ、謝罪しる……じゃない、謝罪するニダ…」
翌日、カンコ君は先生からキツーイ説教を受け、みんなに謝罪して回ることになりました。

解説 かなだらま 投稿日: 2005/11/27(日) 00:49:01 ID:T1WoqM7X
黄教授が謝罪した直接の理由はES細胞でなく、卵子の不適切な取り扱いでした。こちらこそ謝罪します

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