連続ドラマ小説「ニホンちゃん」第2418話「妹思い」　作：かなだらま

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第2418話かなだらま投稿日： 2005/12/06(火) 21:15:13 ID:gsIrqo8B: 「妹思い」

今日からチョゴリちゃんやウヨ君たちのクラスは、チューゴ君ちに長期校外合宿。期間は２ヵ月です。

「チョゴリ、何かあったらこのケータイで連絡するニダよ」
出発の日、カンコ君は愛しの妹に携帯電話を渡しました。
「オッパ、心配しないで。もうウリは３年生ニダ」
「そうじゃなくてウヨ…」
「ん？僕がどうしたって？」
「ウヨ！チョゴリに何かしたらタダじゃおかないニダーー！」
カンコ君はそう言い残すと地平の彼方へ走っていってしまいました。
「オッパったら…」
兄の不器用な愛情表現にはにかむチョゴリちゃん。一方、ウヨ君の頭では？マークが踊っていました。

ウヨ君との関係が親密になったりそうでなかったり、校外合宿をエンジョイしているチョゴリちゃん。一方のカンコ君は妹が心配で心配で堪りません。毎晩毎晩妹に電話を掛け続けます。
「チョゴリ、今日は何もなかったニカ？」「チョゴリ、困ったことはないニカ？」「チョゴリ、ウヨが何かいじわるしなかったニカ？」などなど…
「ウリは大丈夫。楽しくやってるニダ。それよりもオッパ、通話料金は大丈夫なの？」
「兄妹の思いがあれば、通話料なんてケンチャナヨ～！」
(オッパ、本当に大丈夫かな…心配ニダ…)

２ヵ月後…
「カンコ！携帯電話をどれだけ使ったニダ！この請求書を見なさい！」
「オモニどうしたニ……ア、アイゴーーーー！」
請求書には 2500万ウォン　と書かれていました。
「どうするつもりニダ！」
「ひぃぃぃ、ミアンハムニダ(ごめんなさい)～～」
「オモニ、オッパは悪くないニダ。ウリのために…」
「チョゴリは悪くないニダ。オッパが全部悪いニダ」
「本当ニダ！まったくうちのバカ息子は！」
ばちーん！
「アイゴーーーッ！！」

カンコ家の光景を遠目から見ていたウヨ君、さすがに今回ばかりはカンコ君が可哀想に思えました。
解説かなだらま投稿日： 2005/12/06(火) 21:48:27 ID:gsIrqo8B: 元ネタはこちら↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000219-kyodo-soci