連続ドラマ小説「ニホンちゃん」第2439話「お食事会」　作：( ﾟДﾟ)y―┛~~

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第2439話マンセー名無しさん投稿日： 2005/12/14(水) 01:59:13 ID:gDsFXGH9: マレーシアちゃんとフィリピン君の肩が叩かれました。
「今度のアジア班のお食事会で、少し協力してくれないアルか？」
二人とも露骨に嫌そうな顔をしました。
チュウゴ君が頼み事をするときは、禄なことが無いからです。
「なあに、簡単な話アル。僕が凶悪なニッテイの墓参りをするような奴と一緒に食べたくないと、突然怒って出て行くアル。
ニホンはいつものパターンからすると、おろおろするか、茫然自失になるアル。
そうなれば、後ちょっと。
そこで二人がチュウゴ君とは仲良くなった方が良いよと、ニホンに僕との関係を修復するよう説得するアル。
ニホンは背中を向けた僕の服を掴みながら泣いて土下座をして、晴れて僕と恋人になるアルヨ」
「それ恋人じゃねーよ」と心の中でチュウゴ君の自己チューな妄想を完全否定しましたが、
それはともかくとして、いつものニホンちゃんの性格を考えると、チュウゴ君に謝るくらいのことはしそうです。
チュウゴ君とは二人ともそれなりに交友関係があるので、無碍に断れません。
「まあ、しょうがない。手伝うよ」
二人は困った顔をしながら承諾しました。
お昼のお食事会。
彼我がなごやかな雰囲気で談笑するなか、チュウゴ君は計画を実行に移しました。
「ニッテイの墓参りをするような奴と、食事をするなんて我慢できないアル！」
チュウゴ君は給食のおぼんをちゃぶ台返しをするようにひっくり返しました。
前の席に座っていたニホンちゃんは、シチューとご飯でずぶぬれになってしまいました。
（おいおい・・・やりすぎじゃねぇか。。でも約束しちまったからなぁ）
「ニホンちゃん、チュウゴ君の気持ちも考えなよ」
「そうだよ、チュウゴ君がこんなことするのは日頃やってることが悪いからだよ」
アジア班の視線がチュウゴ君とニホンちゃんに降り注ぎます。
チュウゴ君は勝利を確信したのか、席を立つと、教室の外へ出て行きました。
ニホンちゃんはいつものようにじっと俯いたままです。
（計画は成功か・・・しかしこいつは酷いなぁ）
「じゃあ、チュウゴ君に謝っ・・・」
フィリピン君が次のセリフを言おうとした刹那です。
「死んだ人を弔うのは普通です。出て行ったのは理解できないです・・・」
ニホンちゃんが座ったまま、机をけっ飛ばしました。
チュウゴ君の机は壁にぐしゃっと叩きつけられます。
よく見ると、あまりの怒りでニホンちゃんの瞳孔が大きくなったり小さくなったりしています。
あれ？これ、どこのニホンちゃんですか？
「チュウゴ君は入っちゃいけない領域に入りました」
ニホンちゃんは小刻みに小笑う。
ニホンちゃんの瞳が、マレーシアちゃんとフィリピン君を映しました。

その頃、チュウゴ君は桜の木に背中をつけて鼻歌を歌っていました。
「フフフ。バラ色の未来アル～」
解説マンセー名無しさん投稿日： 2005/12/14(水) 02:02:14 ID:gDsFXGH9: http://www.sankei.co.jp/news/evening/14iti003.htm
小泉首相は靖国参拝について、「戦争を美化するのではなく、二度と戦争を起こさないことを誓うもので、戦没者に哀悼の誠を示すものだ」と説明。
そのうえで「（靖国参拝という）一つの問題で中国は会わないといっているが、
（これを理由に）首脳会談ができないのは理解できない」と述べ、名指しで中国を批判した。

( ﾟДﾟ)y―┛~~普段温厚な人は切れるとヤバイです。