戻る
<<戻る
|
進む>>
第2449話
マンセー名無しさん
投稿日: 2005/12/18(日) 23:52:12 ID:71L4gC/S
真夜中のリビングでロシアノビッチ君はスルメを肴に焼酎を飲んでいました。
「うぅーさびぃ」
その時、赤い顔をしたお父さんが帰宅しました。
「息子よ。湿気た面してるな」
「えぇー、この頃何にもなくてねぇ。影が薄いっつうのかな。別にアメリーと喧嘩もなくて良いんだけど、
なんかこう・・・生活に変化が欲しいところなんすよ」
「そうか、じゃあ一発いっとくか?」
ロシアノビッチ(父)が取り出したのは、ドクロマークのついた打ち上げ花火。
アメリー君のおじいさんが遊び半分にニホンちゃんの家に向けて、
お家を全焼させたものをさらに強力化した超特大打ち上げ花火です。
「今日は花火大会だ!」
「いやっほぅ!」
ロシアノビッチ(父)は残っていた焼酎をくびりとやると、
ドクロマークのついた入れ物をサッカーボールのようにけっ飛ばしながら、
空き地の方へ持って行きました。
「発射よーい」
ロシアノビッチ(子)は柔らかい土をもって、花火を固定しました。
花火は少し斜めを向いて立っています。
マッチ棒に火を付けて、カウントダウンを始めました。
「5・4・3・2・1・0・・・・1・2」
「おい!」
ロシアノビッチ(父)はロシアノビッチ(子)の頭をビール瓶で殴りつけました。
二人は大声で笑い合います。
「よーしじゃあお父さんがもう一回カウントダウンするぞ・・・ゼロ」
「早いなおい!」
ロシアノビッチ(子)はロシアノビッチ(父)の頭を蹴り飛ばしました。
その瞬間、台がこてっと倒れて、マッチ棒から導火線に引火。
地面が揺れるほどの大轟音を立てて、花火が発射されます。
ひゅるるるーと大きな弧線を描きながら、キューバちゃん家の方角へ、
屋根を擦った後、池に落ちてしまいました。
「うーん・・・これやばくね?」
「当たったら、キューバちゃん家だけじゃなく、アメリー君家も全焼だったな」
「・・・」
「・・・」
「まあいっか!続き続き!」
二人は大声で笑い合いました。
・・・そんなこんなで、日が暮れました。
「じゃあ、そろそろ帰るか、片しておけよ。」
「えーまだ全部打ち終わってないよ」
「もう、朝だろ。ばれると色々まずいんだから。とっとと帰るぞ」
ロシアノビッチ(子)は打ち上げ花火の入れ物を持って帰ろうとしました。
(あれ・・・?なんか軽いな)
ロシアノビッチ(子)はおそるおそる花火の入れ物の中を見て、入っているかどうか確認しました。
「全部入ってるよな?昨日は少し酔っぱらってたからこんなことできたが、家が全焼するほどのもんなんだからな。ちゃんと扱いには気をつけろよ」
「ちゃんと入ってたよ」
ロシアノビッチ(父)もおそるおそる中身を確認して、うんと頷きました。
「帰るか」
ロシアノビッチ(子)とロシアノビッチ(父)は入れ物を手にとぼとぼとお家に帰っていきました。
空き地に250発のドクロマークのついた打ち上げ花火を残して。
「ヒック」
「ヒック」
解説
マンセー名無しさん
投稿日: 2005/12/18(日) 23:55:09 ID:71L4gC/S
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1134910121/
(ロシア政府)核。なくしちゃいました。めんちゃいめんちゃい。
( ゚Д゚)y―┛~~じゃ、ねぇだろおい。
この作品の評価
結果
その他の結果
選択して下さい
(*^ー゜)b Good Job!!
(^_^) 並
( -_-) がんばりましょう
コメント: