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第2555話
かなだらま
投稿日: 2006/07/16(日) 17:07:32 ID:86+N3rbc
「男に二言…あり?」
「それでは採決を始めますわ。賛成の御方は挙手を
……………
全員賛成ですわね」
ぱちぱちぱち
――――――――――――
「制裁決議が通らなくて少し残念だったなー…ふぅ…」
「まあまあ、議長声明にならなかっただけでもよかったJAN!」
「本当アルヨ。議長声明を断念してやった朕に感謝するアル!」
「ほほほ、感謝するなら会議決裂を食い止めたこの私ですってよ」
「フラン!私を差し置いて、なんて言い草ですの!?」
緊迫したキッチョム対策会議も無事終わり、みんな雑談しながら会議室を後にします。
「やーやー、会議は終わったニカ!ごくろうさんニダ!」
会議室から出てきたみんなを迎えたのはカンコ君の声。小さなため息がどこからともなく聞こえます。
「で、会議の結果はどうなったニカ?」
「非難決議案が全会一致で通ったYO」
「うんうん、ウリも前々からキッチョムには強気でいかないといけないと思ってたニダ。非難決議マンセー!」
頼んでもいないマンセーコールにみんな少し困惑気味。
「…あのさぁ」
ニホンちゃんが口を開きました。
「『爆竹ごときにニホンは騒ぎすぎニダ。不登校に苦しむキッチョム兄さんのことをもっとやさしくしる!』って言ってたの誰?」
みんなサッとカンコ君の方を見ました。
「そ、そんなこと言ってたニカ?ウリがそんなこと言うはずがないニダ。
おっともうこんな時間ニダ!それではみなさんご機嫌ようニダ!」
そそくさと立ち去るカンコ君。後に残るのは辺りにただよう呆然とした空気でした。
解説
かなだらま
投稿日: 2006/07/16(日) 17:40:58 ID:86+N3rbc
【解説など】
あー、やっとソースサイト見つかった。↓
http://www.sankei.co.jp/news/060716/kok044.htm
いやー、それにしても変わり身の早いこと早いこと。(笑)
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