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第2608話 マンセー名無しさん 投稿日: 2006/10/09(月) 15:49:37 ID:/FEVTgXP
「無題」
ここは、学校の女子更衣室、
体育の終了したニホンちゃん達が着替えをしています。
いつもと違い、更衣室の端っこで恥ずかしそうに周囲を気にしながら着替える
ニホンちゃんにタイワンちゃんが気が付きます。
 タ「ニホンちゃん?なんでそんな所で着替えしてるの???」
 ニ「え、な・なんでもないの! ちょっと気分転換で・・・」
 タ「???、変ね〜何か隠してない?」
 ニ「何も隠してないよ、普通だもん・・・」
タイワンちゃんは納得のいかない様子です(絶対、怪しい・・・)
ニホンちゃんは注目が集まって、恥ずかしそうに体操着で前を隠しています。
しかし、それ以上の追求は無いようなのでちょっと安心・・・


小さい声でボソっとベトナちゃんが言いました。
 ベ「ニホンちゃんは今日、ブラジャーがおニューなのだ・・・」
 ニ「ベトナちゃん、なんで・・・」
 タ「ほ〜う、おニューのブラですか、見せて見せて」
 ニ「いや、そんな、見せるほどの物では・・・」
 タ「良いじゃん、良いじゃん、減るもんじゃなし」
タイワンちゃんがニホンちゃんの手を押えて、じっくり見ようとします。
 フ「別に、おニューのブラなんて珍しくもなくてよ。」
フランソワーズは興味なさそうに着替えを続けます。
他の子たちは少し興味があるのか視線をニホンちゃんに向けています。
いつにもまして恥ずかしがり、抵抗するニホンちゃんに
タイワンちゃんが面白がってじゃれ付きます。
と、いつの間に忍び寄ったのかアーリアちゃんが
後ろからニホンちゃんの両手を押えてしまいます。
 ニ「あ、アーリアちゃんなんで・・・」
 ア「ちょっと欲望・・いや、ちょっと興味があって・・・」
ニホンちゃんは抵抗しようともがきますが、アーリアちゃんの力は強くてびくともしません。
 タ「へへっ観念しなさい、ニホンちゃん・・・・ふ〜ん、可愛いけど別に普通のブラだね〜」
 ニ「そうでしょう。 普通よ、普通のブラなの」
なぜかニホンちゃんは「普通」を協調しますが、特に目立った特長を見つけられず
何か不満そうなタイワンちゃんです。(でも何か違和感を感じます。でもそれが何なのか判りません。)
 ニ「ねえ、もう良いでしょう。 普通だから・・・」
 タ「かわいいデザインだね、恥ずかしがる必要ないじゃん。」
 ア「そうだな、かわいいな・・・」
安心して息をつくニホンちゃん、でもちょっと落ち込んだような・・・
それを見ていたエリザベスが何かに気が付きます。
 エ「ニホンちゃん、むね成長した?」
 タ「ん〜!」
 ア「どれ?」
みんなの視線がニホンちゃんの胸に集中します。
 タ「あ!谷間が有る。 昨日は気が付かなかったのに・・・」
今だ成長期のニホンちゃんの胸元にはっきりと谷間があります。
 ニ「タイワンちゃん、なんでそんなこと覚えてるの・・・」
 ア「ウッ」
アーリアちゃんがニホンちゃんの手を離し、顔を押えてうずくまります。
 ニ「如何したの?アーリアちゃん」
 ア「鼻血・・・いや、なんでもない。」
 
  
胸の大きなフランソワーズは興味がなさそうですが
他の子たちは、なぜ急に谷間が出来たのかニホンちゃんに詰め寄ります。
彼女たちにとって、大きな問題であったようです。
当然、彼女たちもニホンちゃんの胸が、
昨日からいきなり成長したなどとは考えていません。
 タ「ニホンちゃん、そのブラ、何?おしえて。」
 エ「私たちお友達でしょう。 隠し事はいけないわ」
 ベ「どこの製品・・・」
トル子ちゃんやインドネシアちゃん
比較的胸の大きなエリザベスも追及の輪に加わっています。
追求に加わっていないのは、フランソワーズと膝を突いているアーリアの2人だけです。
 タ「わかった。それ、ニホンママの製品ね。」
 ト「市販されてるの? それとも特注品?」
 イ「つくりからいってプロトタイプって事はないわよね。」
 エ「どうやって谷間ができまますの?」
みんなの質問にタジタジとなりながら、質問に答えようとするニホンちゃん
 ニ「確かにニホンママの製品なの、それで、これは、あの・・・」

その時、更衣室の窓が大きな音をたてて弾かれた。
 カ「それは、ウリが教えたニダー!!」
みんなの動きが固まる中、カンコ君が女子更衣室に乱入した。
 カ「にほんの作る物はみんなウリのパクリニダ。 ホルホルホル、あっ」


 
更衣室を覗きしていたカンコ君、ついいつもの調子で飛び出してしまいました。
(条件反射って怖いですね。)
カンコ君以外の固まった時間が動き出します。
 女子一同「きゃー!、のぞきー!、ちかーん!」
 タ「どこまで馬鹿なの!」
タイワンちゃんの八極拳がカンコ君の体をくの字に曲げます。
 エ「覗き?逝きなさい。フン!」
下がった顔にエリザベスちゃんのアッパーが炸裂します。
 フ「ゥオリャー!」
空中に浮き上がったカンコ君の腕をとった、フランソワーズが
逆関節を決めながら背負いで窓の外に投げ飛ばしました。
流れるようなコンボです。
 
 カ「あ・い・ごー」
窓の下に隠れていたアメリー君とゲルマッハ君達は飛んで行くカンコ君を
見上げながら呟きました。
 ア「阿呆だ。」
 チ「阿呆ある。」
 ロ「パブロフの犬ですね。」
 ゲ「ビッチ!」
そして逃げ送れた彼等に、女子更衣室からアーリアの声がかかります。
 ア「この代償は覚悟の上なのでしょうね。お兄様!」
覗きのばれた男子達はカンコ君の後を追ったのは言うまでもありません。
無事だったのは、一人逃亡に成功したマカロニーノ君だけでした。

解説 ブラジャーの作者 投稿日: 2006/10/13(金) 16:14:23 ID:V72B1ylp
ハン版にしては随分高尚なスレなんだね。
ブラの話は「日本トリンプ社」の「天使のブラ」から
TV番組の「ガッチリマンデー」で社長が出演した回を見ていて思いついたんだよ。
トリンプ社じたいはドイツ系の会社だけど・・・

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