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第2625話
無題だよ。
投稿日: 2006/11/11(土) 18:10:04 ID:9+VMUO7F
「同志」
ニホンちゃんは悩んでいます。
地球小学校での発表会で踊る演目が決まりません。
今まで、「藤娘」など一人で踊る演目を選定していましたが、今回踊りたい演目は
どうしても2人で踊る構成になってしますのです。
でも、パートナーが居ません。
アサヒちゃんは「日本舞踊なんて古臭い、キャリア志向の私には必要ないわ」
そういって習うのを止めてしまっています。
ザイちゃん、チョゴリちゃんは論外です。
「でも今回はどうしても踊りたいし、誰か居ないかな〜」
ニホンちゃん、職人気質が入ってるのでちょっと頑固です。
「そうだ、もしかしたらこの手が使えるかも・・・」名案が浮かんだみたいです。
発表会の当日、ニホンちゃんの隣には少し背の低い美少女が踊っていました。
優雅なニホンちゃんに可憐な美少女、相乗効果とでも言いましょうか
まさに「幽玄」の世界に観客を引き込んでいきます。
「あれは、だれニダ、あんな美少女をウリに隠しておくなんて謝罪と賠償を・・・」
「あんな美少女を僕から隠すなんて、ニホンちゃんも心配性だな・・・」
「恥じらいの要素が彼女の魅力を引き立てているのか、クラスにはいないタイプだな・・・」
「ラスカと年が近そうだが、ニホンちゃんが紹介してくれたら家の牧場にさそってみるか・・・」
ニホンちゃんのクラスメートの男子にも好評です。
続く・・・
発表会が終わり、普段着に着替えたニホンちゃんにみんなが詰め寄ります。
「ニホン、ウリに隠し事をするなんて謝罪と賠償を、それが嫌ならあの子を紹介するニダ」
「ニホンちゃん、心配しなくても君への好意は変わらないよ。だから安心して彼女を紹介してくれ」
「彼女のデータを教えてくれ、今後の参考にする。」
「当然、僕を一番に紹介してくれるんだろう、一番親しいこの僕を・・・」
男って正直です。
「ニホンお姉ちゃん、あの子はウヨくんとも親しいニダか?」
「ニホンお姉さま、ウヨくんと彼女の関係は・・・」
ライバルの出現の可能性に女の子も気が気ではありません。
「あははは・・・彼女はちょっとした知り合いで、用事があって急に帰っちゃったの
だから、御免なさい今日はみんなに紹介できないの」
苦しい言い訳を続けるニホンちゃんを横目で見ながら
いつもはニホンちゃんのナイト役のウヨくんが、こそこそと逃げていきます。
「ウヨくんちょっと待って。」
クラスメートのマルタくんが全てを知り尽くしたように「同士」と言って
ウヨくんを抱きしめます。
同じく労を知るもの同士の友情が深まる出来事でした。
解説
無題だよ。
投稿日: 2006/11/11(土) 18:13:50 ID:9+VMUO7F
解説・・・
美少女の正体はもちろんウヨくんです。
歌舞伎の女形に由来します。
ストレス解消の駄作です。
ご迷惑をおかけしております。m(_ _)m
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