連続ドラマ小説「ニホンちゃん」第2719話「自分のシンボル」　作：不詳

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第2719話マンセー名無しさん投稿日： 2007/04/18(水) 15:01:39 ID:iTf26fmY: ニホンちゃんは今朝も定刻に地球小学校の校門をくぐります。
その脇を、疾風の如くカンコくんが通り過ぎます。ニホンちゃんのスカートがめくれます。
「今日は対馬パンツニカー？」
カンコくんの様子が少し変です。
「だったらどうしたのよ？」
「対馬パンツはウリのものニダー。」
カンコくんはニホンちゃんに襲いかかります。ニホンちゃんは必死で逃げます。
校庭の端の桜の木の下でカンコくんは、ニホンちゃんに追いつき押し倒します。
「ウリのものニダー。」カンコくんは対馬パンツを脱がそうとします。
「イヤー、止めてよー、カンコくん。ウワァーン。」泣きながら、両手でパンツを押さえ
て抵抗するニホンちゃん。カンコくんの顔は活き活きしています。
「なんで抵抗するニカー？ニホンは謝罪と賠償をするニダー。」
カンコくんは対馬パンツをどうしても脱がす事が出来ません。
「このパンツはウリのニダー。返さないのならウリのマークを書いておくニダー。」
カンコくんはマジックで、ムクゲのマークを対馬パンツに書いていきます。
「これでいいニダー。」顔を上げたカンコくんの周りを、地球組の生徒が取り囲んでます。
みんな唖然としています。カンコくんのやっている事は小学生がすることでは無いからです。
「ウリのパンツに目印を書いてだけニダー。」
地球組のみんなはそれぞれ自分のシンボルを作って、自分の持ち物に付けています。
アメリーくんは鷲を、エリザベスちゃんは赤いバラ、ニホンちゃんはソメイヨシノ。
そんな具合にみんな好きな物や自分の家を象徴するシンボルを決めています。
「じゃ、お前はパンツにも目印を付けているのか？」誰かが言います。
「当たり前ニダー。これを見るニダー。」カンコくんは立ち上がりズボンを下ろします。
「キャーッ」女子生徒はみんな目を背けます。
「ウリの済州島パンツニダー。」パンツに花のマークたくさんが書いています。
「えっ、そのマークはソメイヨシノじゃん。ニホンちゃんのマークだよ。」アメリーくんです。
アメリーくんはニホンちゃんからソメイヨシノのマークの付いたプレゼントを沢山貰っています。
「違うニダー。ソメイヨシノは元々ウリのものニダー。ニホンがとったニダー。」
「ウッ、ウッ、違うモン。ソメイヨシノも対馬パンツも私のものだもん。」
カンコくんの足下でニホンちゃんは泣いています。
「えー、ちょっと待って、そのマーク良く見せて。」ゲルマッハくんが近づいて行きます。
「このマーク修正してるよ。元々、王桜のマークを修正ペンでソメイヨシノにしてるよ。」
カンコくんの顔が真っ赤になります。
「嘘ニダー。対馬パンツもソメイヨシノもウリのニダー。ニホンに謝罪と賠償を！＠＃＄％＾Ｙ＆うい。」
いつものように火病の発作を起こしたカンコくんは走ってどこかへ行きました。

ソースはこの辺。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070126/03.shtml
http://slashdot.jp/science/07/03/26/0924249.shtml
済州島にソメイヨシノの植樹が盛んだそうです。あとは国技ということで。

すいません。アゲてしまいました。