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第2725話 マンセー名無しさん 投稿日: 2007/04/21(土) 00:48:10 ID:H4GXTUJn
「至高の存在」

「兄さま、この絵どうかしら?」

「ん・・・(後ろを向いたまま)いいんじゃない?」

「兄さま、この彫刻どうかしら?」

「うん・・・そこ置いといたら? 今忙しいから話しかけないでね。」

フランソワーズお姉さまはこういうことには興味をもたれるのにと思うとケベックちゃんは腹が立ってきました。けれども宿題や課題をするのに一生懸命な兄を見ているうち、憂いを覚えてきました。

「兄さま、この小説どうかしら?」

「んん・・・なんて題名?」

「ロシアノビッチさんの遠い親戚が書いた『イワン・イリイチの死』という小説ですわ。兄さまには少し静寂が要りますわ。」

「ああ、そう・・・時間ができたら読むよ・・・置いといて・・・。」

カナディアン君は芸術に興味がわくのでしょうか。全てはケベックちゃんしだいです。

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081176865482.html

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