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第2737話 リューくん好き好き ◆mKu4uqvf9U 投稿日: 2007/05/07(月) 01:07:44 ID:3kRccQTT
「小ネタ・ウヨ君とリュー君」


ウヨ君とリュー君。
実はこの二人、あまり仲が良いとは言えません。

リュー君は気の強いウヨ君が苦手だし、
ウヨ君はリュー君の気弱なところが嫌いです。

ですがウヨ君は、リュー君家のコーラルウェイな池が大好き。
いつもはリュー家が想像よりも遠いので、遠目で見るだけでしたが、
今回、初めて泳ぐことができました。

リュ「ウ、ウヨ君。ウヨ君って初めて僕の家の池で泳ぐんだよね?」
ウヨ「ああ、今回が初めてだ」
リュ「その格好で泳ぐの?」

ウヨ君、普通の海水浴に行くような水着姿をしています。

ウヨ「? 当たり前だろう。水着で泳がないなら、何着て泳ぐんだよ?」
リュ「普通に服着て泳いだほうが良いと思うけど…」
ウヨ「貴様バカにしてるのか? 泳ぐのに普通の服を着ろ、と?」

ウヨ君、キレ気味になってきました。

リュ「ち、違うよ!僕の家の池は太陽光が強いんだ。普通に水着で
   泳ぐと、後々酷い目にあっちゃうよ」


ウヨ「心配はいらん」
自信マンマンに言いました。

ウヨ「武士たる者、そのような太陽光でどうにもならぬ。
   それよりも貴様のようなナヨナヨしい考えが我慢できん。
   俺の泳ぎを見るがいいわ!!」

ウヨ君、そう言って数時間泳ぎました。

…そして次の日。

ウヨ君、日焼けで全身ボロボロです。
シャワーも浴びれないくらい酷い日焼けをしています。

ウヨ「ぐぅ…やはりあの時、リューの言うことを聞いておけば良かったか…。
   …そういえばニホン姉さんはどうしたんだろう?一緒に泳いでたはずだけど…」

ニホン「あらウヨ、大丈夫?!凄い日焼けだけど」
ウヨ「だ、大丈夫…。それよりも姉さんは?一緒に泳いでたでしょ?」
ニホン「私?私はTシャツに短パンで泳いでたもん。日焼けが怖くて」
ウヨ「え!?姉さん、なんでそんな準備万端なの?」

ニホン「リュー君が泳ぐ前に言ってたじゃない…リュー君家の池で
    泳ぐときは水着じゃなくて、出来るだけ重装備で、って…。
    聞いてなかったの?」

そう、ウヨ君は初めて見るディープブルーの池に心奪われ、リュー君の
説明を全然聞いていなかったのです。

ウヨ「その後のリューの説明にも耳を傾けなかったし…ぶ、武士たる者の一生の不覚…」

それからしばらく、ウヨ君は日焼けに悩まされるのでした…。

解説 リューくん好き好き ◆mKu4uqvf9U 投稿日: 2007/05/07(月) 01:19:13 ID:3kRccQTT
小ネタと言いつつ、2レスに渡ってしまいました。
ソースはありません。

海で泳ぐ時、沖縄の人間はシャツと短パンで泳ぐ人が多いです。
理由は紫外線を防ぐため。

よく観光客の人々は普通に水着で泳いでますが、晴れてる日は
要注意です。マジで日焼けでキツいことになりますよ。

あと、カメコなどの盗撮防止にもなりますし(w
あ、あとウヨ君と絡ませたのは、なんとなくです。
日之本家に籍を置く若年同士ってことで、ほんとなんとなく
絡ませたかっただけでした。

こうでもしないと、絡ませられないので…。

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