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第27話 フランダースなアイツ 投稿日: 02/06/26 03:39 ID:DM1iTB/T
ベルギー君は念願だった決勝Tに進みました。これまでの努力はこの為のものでした。

       ∠「ごらんパトラッシュ、ボクが夢にまでみたセレソンだよ」
 川’ー’川 ▲_▲ 
     つっ(´Å` ) ワンワン!(・・ガッツダゼ!・・)

優勝候補との大一番の試合が始まりました。彼らしい試合運び、耐えて、耐えてのカウンター。
我慢をしてここぞというときに反撃する戦法を試みました。そして・・・

ベルギー君がチャンスをものにしポイントを挙げました。
しかし、なぜかポイントは無効になってしまいました。ジャッジは彼に反則を宣告しました。
ベルギー君は必死に自分の身の潔白を訴えます。

_  ▲_▲       川;’ー’川<「ボクはオカネをとってません!」  
  ( ´Å`)     アロアパパ
   ワン(・・チガウヨ・・・)

唯一のチャンスを逃してしまった彼にはこの後のゲームで勝つ見込みはわずかでした。
そして、奇跡は起こらず、ベルギー君は疑われたままゲームは終わり、負けてしまいました。
       ∠「ごめんヨ、パトラッシュ・・・」
 川’ー’川 ▲_▲ 
     つっ(´Å` ) クゥーン (・・キニスンナ・・)


_  _  _  ∠「なんだか眠くなってしまったよ。」
 川´ー`川   ▲_▲ 
_     つ Σ(´Å`;) アゥ!(・・ナヌ!・・) 
          
ベルギー君が試合直後に天に召されると審判の子はすぐに自身のジャッジに非があり、
彼の言うことが正しかったと謝罪をしました。主人思いのパトラッシュは「ごめんですむか!」
と言わんばかりにワンワンと審判にほえています。審判役の子は後悔しています。

彼に対し感情的な糾弾が飛び交っていました。そんな中、♪死んだはずだよベルギー君
がムクリっと立ち上がりました。みんなが驚いている中つかつか歩き、愛犬をなでながら言いました。

       ∠「これもシューキューさ、パトラッシュ・・・」
 川’ー’川 ▲_▲ 
     つ (´Å`;) グルル (・・テメェ・・)

かなりかっこいいはずなのになぜか最悪のシュチュエーションのベルギー君。
カンコ君だけが感心していました。


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