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第38話
◆ZmaChInA
投稿日: 2003/12/02(火) 19:-8 ID:r4UGLgCI
小ネタ『ちせいか』
「名誉と義務についてわたくしが教えられるのはここまで」
エリザベスちゃんは腕組みをしてニホンちゃんをみつめました。
「ところで、ニホンは誰を『ちせいか』するのかしら」
連綿と繰り返される『ちせいか』の儀式。
アテネちゃんがマカロニーノくんに人生とは何かを教え、マカロニーノくんがフランソワーズちゃんに友達同士協力することを教え、フランソワーズちゃんが・・・と誰かが誰かをマンツーマンで教え導く(教えられた当人にとって役に立つかどうかは別問題な)地球組の伝統。
個人授業だから教えるほうも教えられるほうもすてでぃな関係になったりならなかったり。
「えーと、そのですね、なんというかそのモニョモニョ」
途端にもにょるニホンちゃんですが、そんな彼女にナマアタタカい視線が集まっています。
瞳をうるうるさせて懇願するタイワンちゃん。
チョバーリなんかに教わるものなんかないとふかしながらもチラッチラッとニホンちゃんのことを伺うカンコくん。
「ニホンがわたくしに名誉を添えてくれるのが待ち焦がれてならないですわ」
状況を知ってなおかつ煽るエリザベスちゃんのいぢわる。
タイワンちゃんを選べば、クラスの半数は敵に。
カンコくんを選べば、間違いなく半万年の教育期間が必要に。
「どっちにするの!?」
「うわあぁぁん」
ふゆ
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