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第75話 MA ◆CHINAxNIU2 投稿日: 2006/04/16(日) 12:32:31 ID:FfQAEf/z
『さんび』

「では始めようか、妹者、トル子ちゃん」
「いつでもいいぞ、兄者」「はーい」
来るべき大会に備えてリレーの練習。
バトンをつないで走る女の子はブルマ姿。
たとえば走っている最中にブルマが食い込んでも、恥ずかしそうにラインを修正する余裕などありません。
そもそも恥ずかしがるようでは敵に勝てない!

「トル子が本気で走れないようだぞ兄者」
「だって、どうしても裾が気になって」
「それは大変であるね」
ゲルマッハ君はひとつ唸ると、ポンと手をたたいていいました。
「よし、裾を中に入れてしまおうではないか」
「素晴らしい。非常に合理的だな、兄者」
体操服の裾を中に入れる。
そう、それは基本的かつ一番魅力的なスタイル。
禿しく体を動かしても裾がめくれる心配もなく、くびれからお尻までの優雅な曲線を醸しだす正しい着用方法(ちなみにアーリア

ちゃんは折衷派だったりします)
これで攻撃力うp間違いなし。
「それはそれで恥ずかしいんだけど…」
「「恥ずかしくない」ぞ」
曰く、恥ずかしいと思うから恥ずかしくて裾修正。ならば最初からナカ裾ならば修正要らずで動いても安心なのである。
そう力説されてしまうと、トル子ちゃんとしてはあがきが取れずに頷くしかありません。
「こ、これでいいかな?」
「問題ない。これで最後までトル子も走れるな」
「でもでも、なんだかヘン」
「いや 全 然 問題ない。ゲルマン的にはむしろ最強」
「でも…アノデスネ」
「「大丈夫!!」」
気になるのは刺さる視線なのですが、アーリアちゃんとゲルマッハ君が妙に力が入って異議も許されず。
「先生はとっても可愛いとおもいますよ〜」
いきなりの横槍。
気づけばそこにはハプスブルグ先生がいました。
「先生、応援しちゃいますからね〜」
練習ガンバッテくださいね、という先生のその姿はジャージにブルマ。
だぶだぶの裾からときたま覗く三角形の破壊力は、邪道と取るべきかそうでないか。

「そうそう、ゲルマッハ君。パン食い競争は先生と一緒なのですよ〜」
「それもまた、楽しみであります」
ゲルマッハ君は訥々と返事をするのを、アーリアちゃんは
「兄者!!」
頬の緩みきった双子の足を踏みつけてしまいました。
戦う前から疲弊するゲルマッハ君の姿に、トル子ちゃんはそこはかとない不安を覚えずにはいられません。
「本当に大丈夫なんでしょうか…」


どっとはらい

解説 日出づる処の名無し 投稿日: 2006/04/16(日) 14:26:27 ID:kkz5aKCE
おそらく元ネタはドイツの3B政策だろ。タイトルも「さんび」だし。
しかし、これだけ見てもホント意味わからない。
ただのブルマ好きの変態ロリコンの妄想にしか思えん。
本スレに投下するには微妙すぎ。

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