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第1話 かなだらま 投稿日:  2006/04/10(月) 23:57:43 [ hAYd7rSk ]

「新学期の怪」

長いような短かったような春休みも終わり、今日から新学期。ニホンちゃんとウヨ君は姉弟揃って登校中です。

「姉さん、今日から新学期だね」
「うん、そうね。私ももう六年生なんだし、最高学年として…」
「…姉さんったら、なに言ってるのさ。姉さん次は五年じゃないか」
「え?三月まで私、五年地球組でフラメンコ先生が担任で…」
「まだ春休みぼけしてるの?三月まで姉さんは四年、僕が二年…」
「そうだっけ?んんん??

あ、待って。私は確かに三月まで五年生だったわ」
「え??」
「隣りでカンコ君が暴れて、キッチョム君が不登校で、アメリー君がイラク君ちに喧嘩しに行って…」
「そういえばそうだったような…」
「でしょでしょ?やっぱり私は今日から六年生になってなくちゃおかし…」

バチチチチィィ…ズシャァァン!
ニホンちゃんが結論を言い終わろうとしたその時、目には見えない光が空からニホンちゃんめがけて落ちました。
バリバリバリバリッッ
光は瞬時にニホンちゃんの体中を駆け巡り、最後に脳天から空へと戻っていきました。

「…あれ?今私何話してたのかなぁ??」
「姉さん、やっぱり春休みぼけが抜けてないや」
「????」

こうしてニホンちゃんの新学期は幕を開けるのでした。
新学年シーズンということで簡単な話を作りました。
まったくソースのない話なんで、ここに書き込んだ次第です。
イメージは頭の中に広がってるのに、いざ文章にするんは難しいなぁ…

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