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第1483話
名無しさん
投稿日: 03/04/15 10:35 ID:IcNn1D/S
「行け、金色の翼よ。我が思いを乗せて」
アメリー家の一員クーロイ君はスポーツと音楽が得意な陽気なムードメーカーです。いつもダンスを披露し女の子にも人気が
あります。けど実は哀しい過去もあることを皆知っています。
そんなクーロイ君のご先祖はアフリカ丁からアメリー家に使用人として雇われていたのです。彼の家族の扱いを巡ってアメリ
ー家は幾度となく激論が繰り広げられました。特にリンカーンさんの時には家が南北に分かれて大喧嘩をしてしまいました。こ
の喧嘩でクーロイ君の家はアメリー家の一員として認められるようになったのです。
けどまだ扱いに差別がありました。そんななかキング叔父さんとマルコム叔父さんが現われました。クーロイ君のお父さんの
兄弟にあたるこの二人の叔父さんはクーロイ家の権利と誇りを訴えクーロイ君に人としての尊厳と博愛を教えてくれました。マ
ルコム叔父さんは最初は過激でしたが後に優しい人になりました。
もうその二人はこの世にはいません。けどクーロイ君の心に今でも生きています。黒い肌に対する誇り、人を愛することの素
晴らしさ、自らへの誇り、全て叔父さん達に教えてもらったものです。
今クーロイ君はアメリー家のかけがえのない一員と皆思っています。かって仲の悪かったパツキン君とも仲良しです。アメリ
ー君やラスカちゃん、ベガスちゃんと5人で『アメリー5』というグループを組む程です。
「さあ、行こうぜ」
今日はそのアメリー5のコンサートの日です。リーダーのラスカちゃん達を促して会場に現われます。勿論パツキン君もいま
す。アメリー君も笑っています。陽気に笑った褐色の肌に映える白い歯、そして軽妙なダンスと見事なラップ、クーロイ君は今
日もアメリー家と5年地球組で陽気に楽しく生活しています。叔父さん達の言葉を常に心に持ち。
解説
名無しさん
投稿日: 03/04/15 10:39 ID:IcNn1D/S
アメリカの黒人問題を扱ってみました。実際はアフリカ系もいろんな人達を差別してるし
ネイティヴアメリカンの問題とかすごく複雑ですがここではハッピーエンドにしました。あ
と本文ではsageを忘れてます。すいません。
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