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第1978話 勝手に「孤独り立ち」の続き 投稿日: 04/09/12 17:15:17 ID:E4AERpoy
とはいえカンコ君はゲルマッハのお話に何かをヒントをつかんだようであり、すぐに行動し始めた。
あの5人を教室の隅に呼び集め次回の話あいの準備を積極的に進めていた。ハッパをかけていたのだ。
6人が協力し、手を取り合い、この問題をみんなで解決しよう!愛があれば大丈夫ニダ!
カンコ君は積極的に愛を振りまいてた。だが、あきらかに見返りを期待していることが
見抜かれている。だがそれがいい。それでこそのカンコである。という雰囲気で和やかではあった。

しかし、ある一言でいつのまにか話はカンコ君がヤバイ火薬に手を出しているという話題に。
その話題でカンコくんはみんなからつるし上げ状態。本人はなぜ昔の話を今、蒸し返す!という気持ち。
明らかに意図が見える話題のすり替えであり、扇動者の思惑どうりの流れであった。
今の内に主導権を握り、次回の話あいの場でカンコに対する牽制なのだ。カンコ君自身が愛を前面
出していた分、周りのこの動きには正直、ヘコまされてしまった。「今はそれは関係のない話ニダでして・・・」

アイヤー    ヒック                     ニダニダ
( ` ゝ´) (#´ 3`#)/  <;`∀´>    (゚ぺ ) (●_● )       (^▽^;)    
  カンケイ    ナイッテ?   ・・・  カンケイアンダロガ!        カクホユリツタカッ!

ヨコシマな気持ちではなかった分、何時もより落ち込んでしまったカンコくん。普段驚異的な
超回復力で肉体的、精神的にもケロっとしている彼もドンヨリしっぱなしだ。
夕方、教室で一人机に座り、開いたままの口から魂が抜けかかっていたカンコくんがいた。
そんなカンコ君を日直当番で日誌を職員室に届けた帰りのゲルマッハが見つけ、声をかけた。
ゲルマッハは彼の話を聞き、ただうなづく。しまいにはオマイがウリを炊けつけたんニダ!
と、いつもの元気がでかかった瞬間、カンコ君は黙ってしまった。悪い、と一言。本当に落ち込んでます。
カンコ君の気持ちがイタイほどわかるゲルマッハは向き合わず、後ろの席に座り、たとえ話をした。


「ある男が深い穴の中に落ちた。助けを呼ぶと最初に司祭がとおった。男は助けてくれと司祭にいった。
 司祭は紙に聖書の一説を書き、穴の中に投げ入れて祈りなさい、と言って過ぎ去ってしまった。
 次に医者がとおった。男は助けてくれというと医者に言うと、医者は紙に処方箋をかいて穴に落とした。
 そして医者もいってしまった。最後に穴の横をその男の友人が通った。男は助けてくれといった。
 その友人は男のいる穴の中に飛び降りてきてしまった。男は友人にいった。
 おまえまで落ちてどうやってこの穴から脱出するんだ。友人は言った。
 大丈夫、オレはこの穴一度落ちている。だからオレは助かり方も知っている。」

ゲルマッハは肩をたたいた。カンコ君はただ下をうつむいていた。「カ・・・」「うん?何だ?」カムサハム・・・
よく聞き取れなかったがゲルマッハだったが「じゃ、また明日。」彼は先に教室をでた。
ゲルマッハは同情からカンコを励ました、その結果一石三鳥を実行していた。

@トリ     兄弟愛復活に希望をつなぐ

      <*`∀´>人(●_●#)


Aトリ     世界終末時計の短針が過去にもどる

(# ` ゝ´)(#´ 3`)<*`∀´*>(゚ぺ*) (●_●# )(^▽^#)


Bトリ     例話をニホンちゃんがしてたら・・・

<;`∀´>/ ソノアナハニッテイガホッタニ     ナンデ・・・(T▽T;)
        チガイナイ シャザイシル!


**これの例え話は以前やってた海外ドラマ、ホワイトハウスからのパクリです。
**ただただ、これの例え話を書いたが使い道がなく、途方にくれていました。
**58作者さまのおかげで死んでたネタが蘇りました。よ!このバイオハザード!
**隔週ペースでがんばります。ヤングアニマル並みに!

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