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第1979話 熱血君 ◆O4x3A1GrPw 投稿日: 04/09/13 21:17:19 ID:wzm5+Q1g
              「好みの難しさ」
 この町では女の子の美人コンテストというのがあります。どの娘がどれ
だけ可愛いか、皆で見て決めようというものです。これには各家の女の子
が一人ずつ参加します。
 オージー君の家ではキャンベラちゃんが出ます。彼女はそれに合わせて
身体を鍛えています。
「それもこれもコンテストの為ダス」
 ランニングや筋トレを欠かしません。そして身体に筋肉をつけていきます。
「うんうん、キャンベラもやっと美人というものがどんなものかわかって
きたダスな」
 オージー君はトレーニングに励む妹を見て目を細めます。
「美人はやっぱり筋肉ダス。それがないと綺麗ではないダスよ」
「うん兄ちゃん、私も立派な筋肉マンになるダスよ」
「キャンベラ、筋肉マンは男ダスよ」
「あ、そうだったダス」
 二人はそんな話をしながらムキムキの肉体を見せ合います。何とも言えない
光景です。
 さて、これを見ている人達の反応です。
「俺はあまりああしたのは好きじゃないな」
 ウヨ君は筋肉質の女性はあまり好きではありません。
「やっぱり女の子は髪が黒くて長くて黒い瞳で大人しくて
優しくて包容力のある人だ」
 もう一人見ている人の意見です。
「ウリはああした筋肉モリモリの女は見るのも嫌ニダ。やはり
女の子は髪が黒くて長くて目は黒いのがいいニダ。性格はウリ
に従順でそれでいて気立てがよくて包み込んでくれて・・・・・・」
「ん!?」
「ニダッ!?」
 そこで二人はお互いの存在に気付きました。
「ん!?」
「ニダッ!?」
 お互いの顔を見て真っ青になります。
「カンコ、まさかそれは・・・・・・」
「ウヨ、それはひょっとして・・・・・・」
 そう、二人は同じ女の子がタイプだったのです。その女の子とは。
「貴様ーーーーーっ!今のことを誰かに言ったら・・・・・・」
「御前、今ウリが言ったことは忘れるニダ!」
 早速取っ組み合いの喧嘩をはじめてしまいました。どうも二人は
意外なところで好みが似ているようです

解説 熱血君 ◆O4x3A1GrPw 投稿日: 04/09/13 21:18:24 ID:wzm5+Q1g
 今回のソース。ミスユニバースオーストラリア代表です。
あとやはり気になる韓国の女の子の外見。日本の女の子の
コピーをしているような気がしてならないので。気のせいですかね。ttp://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0406/03pic.html

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