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第1998話 58作者 投稿日: 04/09/29 22:46:32 ID:AlxWjnZQ
[不貞の連中]


5年地球組には大体1週間に1回は自習の時間が発生します。
担任の先生の私事都合(シエスタ)ですが。
まあ自習時間なんて小学生には自由時間みたいなものです。
そんな中、そそくさとEU班に近づく少女が一人、トルコちゃんです。
「ねえみんな。私、EU班に入りたいの。・・・いれて?」
「突然なにを言うの。礼を失してますわよ」
礼儀にうるさいエリザベスちゃんが睨みますが、トルコちゃんも引きません。
「だって前から言ってるのよ?もう我慢できないわ。ねえ・・・はやくいれて」

(こっこれは・・・エロ可愛い・・・いままで注目していなかったのは不覚!・・・入れたいねえ)
「いいんじゃないかな?おんなじ班になればもっと仲良くなれるしね。それに・・・このマカロニーノには夢があるッ!」
「なんだいきなり。夢とは?」
「よくぞ聞いてくれたアーリア」
くるっ、とアーリアちゃんに向き合うと早口でまくしたてます。
「僕の夢。それは世界が愛すべき僕のファミリーで溢れるということ。
イエス様は言ったねっ!汝の隣人を愛せよ、と。
僕らEU班は一つのファミリーのようなもの。
トルコちゃんは隣人なのだから、僕らの愛するファミリーになるのならイエス様のお言葉どおりさ!僕の夢にも近づくわけだ!」
「なんだかよく分からないが・・・つまり私とマカロニーノも愛するファミリーだということか?」
「そういうこと!アーリアもオープンになるべきさ。綺麗な顔も無表情じゃあ輝かないよ?家族に見せる笑顔を僕にも見せて欲しいなぁ」
「!・・・わっ私はっ、べ、別に綺麗な顔など・・・していない・・・あっ」
「そんなこと無いよ。キミの矢車菊のような美しさは隠していても知れてしまうものさ。肩だけなんて勿体無い。輝くようなその素肌、もう少し見せてくれないかな?」
「・・・兄の目の前で妹を口説くとは、いい度胸だな。このイタ公・・・」

ガスッ!!!!!!!!

[不貞の連中](2)

「ちぇ、上手くいくと思ったんだけどなぁ」
「ちょっとマカロニーノ。こんなところで倒れないで頂戴。邪魔ですわ」
「やあ、フランソワ。ゲルマッハにキツイ奴を食らっちまってね。立てないんだ」
「あら、いつでもどこでも勃てるのが貴方の流儀だと思っていましたのに」
「ああ、お望みとあれば今でも可能だよ。ちょっと僕に跨ってくれれば、ね」
「種馬は自分から乗ってくるものよ。私が跨らなければ立てないならずっと萎えているといいわ」
「そりゃ残念。ところで身体を起こすのを手伝ってくれないかい?」
「どうすればいいのかしら?」
「簡単なことだよ。僕にキスしておくれ。そうすれば1秒かからずに立ち上がって君を抱きしめるさ」
「やめておくわ。抱きしめてくる貴方と押し付けてくる息子を同時に相手できるほど成熟してませんの」
「分かったよ、僕の負けだ。手を貸してくれ」
「最初からそういえばよろしいのです」
よっ・・・と。
「これに懲りて下手な相手にちょっかいだすのは止める事ね」
「そうだね・・・ときにフランソワ。このお礼がしたいんだが、今日は空いてるかい?」

トルコちゃん一部始終を見て一言
「えっちなのは良くないと思います!」



解説 58作者 投稿日: 04/09/29 22:48:53 ID:AlxWjnZQ
58作者です。

今回はトルコのEU加盟について姦通罪の条項が問題になった件です。
そのためにEU班の人たちには少しエロい感じを出してもらっています。

と、いうのはただの建前です。
本当は最近影の薄いマカロニーノ君が書きたかっただけの1人プレイです。
1人プレイなので暴走気味です。

本スレにおける禁忌、連日投稿をしてしまいました。
ちょっと事情があって、ひょっとしたらしばらく来られないかもしれないので、鮮度を重視して出しました。
しばらく投稿自粛しますのでお許しください。

ちなみにアーリアちゃんはノースリーブなので肩が出ているのです。
決して水着とか下着にされてしまったわけではありません。

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