連続ドラマ小説「ニホンちゃん」第2436話「ぬいぐるみの持ち主」　作：かなだらま

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第2436話かなだらま投稿日： 2005/12/11(日) 21:19:28 ID:b3R9ClMr: 「ぬいぐるみの持ち主」

「あれ？これなんだろ？」
ニホンちゃんは、棚の上に大きな犬のぬいぐるみが飾ってあるのを見つけました。
「えぇーっと…あ、そうだ。カイグンさんが飼っていてたっていう幻のヤマトだ。でもなんでこんなところに…」
「ただいま～」
ちょうどウヨ君が剣道の稽古から帰ってきました。ウヨ君なら何か知ってるかも知れません。
「おかえり。ねぇ、このぬいぐるみって武士の？」
「え？僕知らないよ。第一僕がこんなのを買ってきたらアサヒにうるさく『ｸﾞﾝｸﾂの音が…』って言われるよ」

「あたしがどうしたって？」
地獄耳のアサヒちゃんがいつの間にかやってきました。
「「あっアサヒ…」」
“またニホンはこんなものを買って！反省を忘れた云々…”と言われるかと思い、二人はドキドキしましたが…。
「あ、これあたしのよ」
「「えっっっ！！！」」
なんということでしょう！あのアサヒちゃんがヤマトのぬいぐるみの持ち主だったなんて！
「ほんとカッコイイよね。ニホンもこれを見てニッテイの犯した罪をずっと胸に刻んでおくことね。あ、いけないそろそろ取材の時間だわ。じゃあね」
あっけに取られる二人でしたが、ウヨ君は
「最後はやはりそう締め括るか…」
とつぶやきました。
解説かなだらま投稿日： 2005/12/11(日) 21:26:22 ID:b3R9ClMr: 青風氏のアドバイスを受けてしばらく書かんと様子を見とこう、と思ったのですが、書きたい気持ちでムズムズしてきたので書いてしまいました。尚この話は、今日の昼にTV朝日で「男たちの大和」の特番が放送されたのにインスパイヤーされたものです。

追伸：「家庭教師」の話はなかったことにして下さい。後から考えてみて、やはりあれは駄作です。