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連続ドラマ小説「ニホンちゃん」補完・議論用スレ3
1 名前:machina ◆/PY5Iun6 :2002/09/18(水) 20:52 ID:eFWSYnIQ
このスレはハングル板の名物である連続ドラマ小説「ニホンちゃん」に
おけるキャラクター設定や作家さんの話題など、補完する意味で立てました。

まだ、きちんとした方向性はできておりませんが、ニホンちゃんスレの
健全な発展に役立つようになれば幸いです。

基本的にはsage進行でお願いします。


2 名前:machina ◆/PY5Iun6 :2002/09/18(水) 20:53 ID:eFWSYnIQ
【登場人物】

ニホンちゃんに登場する人物は以下のようになっております。

ニホンちゃん‥‥‥‥可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥弱気なニホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
キッチョム君‥‥‥‥カンコ君の兄弟。ヒッキーで栄養失調だけど、いつもナイフを持ってうろついてる。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。タイワンちゃんによくちょっかいを出している。
タイワンちゃん‥‥‥おとなしいが芯がつよい。ニホンちゃんと仲良しでアメリー君が好き。
アメリー君‥‥‥‥‥なんでも自分が一番だと思っている。陽気な乱暴者でクラスの番長。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。小動物的可愛さを持つ。3年地球組の生徒でウヨ君の同級生。
カナディアン君‥‥‥影が薄い。アメリー君にコンプレックスを抱いてる。義理の妹に嫌われているらしい。
キューバちゃん‥‥‥アメリー君にいじめられる貧乏少女。歌が好きでバレーボールが上手。
イン堂君‥‥‥‥‥‥カレーを作らせたら右に出るものはいない。隣家のパキスちゃんとは犬猿の仲。
マレーシア君‥‥‥‥飼い犬はマハティールという名前。アメリー君を見ると噛み付く。
インドネシアちゃん‥ニホンちゃんと友達。頑固なお父さんにちょっと反抗期かも。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。


3 名前:machina ◆/PY5Iun6 :2002/09/18(水) 20:53 ID:eFWSYnIQ
【登場人物】 2

ロシアノビッチ君‥‥元々はボンボンだがパパが事業に失敗して貧乏暮らし。未成年だけど酒を飲みまくっている。
エリザベス‥‥‥‥‥祖父は自治会会長。権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
フランソワーズちゃん‥料理自慢のおしゃれな娘。でもワガママ。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼で理屈っぽい。ケンカは強い。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。
マカロニーノ君‥‥‥体力無しのナンパ師(w
トル子ちゃん‥‥‥‥ニホンちゃんの友達。和菓子屋おす饅堂の看板娘。
オージー君‥‥‥‥‥オージー牧場の陽気なカウボーイ。カナディアン君と同じく影が薄い。田舎なまりがある。
フラメンコ先生‥‥‥5年地球組の先生。情熱的指導で子供たちを導く。


4 名前:machina ◆/PY5Iun6 :2002/09/18(水) 20:56 ID:eFWSYnIQ
14クール目およぶ補完スレ2は諸氏の尽力の甲斐なくDAT落ちしました
新作うpや告知以外はsage気味におながいしますm(__)m

5 名前:なー ◆i2juaL6k :2002/09/18(水) 21:10 ID:qw/qoCC.
むむ、まさかDAT落ちするとは・・・



6 名前:お ◆A10WkENc :2002/09/18(水) 21:20 ID:O4Ru5ctA
まったく、人が落ち込んでいるときにー(T_T)

7 名前:machina ◆/PY5Iun6 :2002/09/18(水) 21:24 ID:eFWSYnIQ
あ〜もし許可が貰えるのであれば補完スレ2でうpされた作品を転載したいと思います
ご協力いただければ幸いです

8 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:02 ID:ROwYaUYo
>>7
了解です。では、「still…」うpしますね。

9 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:03 ID:ROwYaUYo
            ……………季節はずれの桜の下で、オレ達は再会した。

                三毛 Presents  「ニホンちゃん」外伝

     「Still,I Love You」
         第一話 Will〜prologue〜

 オレ、日ノ本武士が高校に入学して一ヶ月ほどが経ったある日曜日。オレと姉さん、アメリーさんとラスカ
ちゃん、そしてタイワンさんの五人は、連れだって遊園地に出かけていた。
 名目は、オレとラスカちゃんの入学祝い。
 ……………あくまで「名目」だ。本当の目的は、アメリーさんとタイワンさんの仲を取り持つことにある。

 六年前のあの日。タイワンさんに、秘密を打ち明けられたあの日以来、幾度となく試みてきたことだ。その
ことごとくが、みじめに失敗したり、大した効果を上げずに終わっていたが、タイワンさんは決して諦めてはい
ない。無論、オレも同様だ。
 アメリーさんも、高校三年生にもなれば、異性に興味を示してもよい筈なのに、相も変わらず、他人のトラ
ブルに首を突っ込んで仲裁ばかりしている。実は彼も、朴念仁の資格十分なのかもしれない。
 …………オレはどうかって?オレは、「あの日」以来、硬派に生きる事を決めたんだよ。放っておいてくれ。

 なにはともあれ、第五十一次告白作戦は、その幕を上げようとしていたんだ。………数字の大きさは気に
するな。


10 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:03 ID:ROwYaUYo
     つづき

「うっわぁ、久しぶりだな〜。今日はたっぷり遊ぼうね!」
 姉さんが、子供のようにはしゃぐ。
「ニホン姉さん、嬉しそうだね〜」
 にこにこと可愛らしい笑みを浮かべながらラスカちゃん。小動物を連想させる幼さはすっかり影をひそめ、
今では立派なレディとして通用しそうな雰囲気を身に纏っている。とはいえ、彼女も遊園地の独特な空気
に、胸を弾ませているようだ。
「んじゃ、早速いこうぜ。ここの乗り物、全部乗りたおしてやろう!」
 派手なデコレーションの施されたゲートの内側は、非日常の世界だった。歓声と悲鳴が交錯し、それを
ジェットコースターの轟音がかき消す。陽気なマーチに乗って、着ぐるみがパレードしている。
 行き交う人たちはみな、日頃の憂いを忘れたような、輝かんばかりの笑顔を浮かべていた。
 オレ達一行も、多分そうなんだろう。

 ジェットコースター、フライングカーペット、フリーフォールといった、いわゆる絶叫系のアトラクションをはしご
する。姉さんは、散々叫んでグロッキー状態だ。涙目で「もう勘弁してよぉ………」などと呟いている。意外
だったのはラスカちゃん。元気一杯だ。
「こーいうの、私大好きなんだ〜」
 とかなんとか言いつつ、今度はバンジージャンプのほうに行こうとする。それを必死で止める姉さん。そん
な二人を、アメリーさんとタイワンさんは笑いながら見ていた。

 ……………………………チャンスだ!


11 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:04 ID:ROwYaUYo
     つづき

 オレは、タイワンさんに不器用なウインクを送った。それに気づいた彼女も、こちらは堂に入ったウインクを
返してくる。作戦開始だ。
「あ、二人とも、あっちに面白そうなのがあるぜ、行ってみよう!」
 少しばかり白々しい台詞と共に、オレは、もみ合う姉さんとラスカちゃんの背を押した。強引に二人を歩か
せながら、コッソリと背後を窺う。
 タイワンさんも、適当な理由をつけて、アメリーさんを引っ張ってゆくところだった。その姿が、あっというま
に人波に紛れて消えてゆく。
 これが、オレの作戦だった。何とかしてあの二人を、二人きりの状況にもってゆく。そのあとは……タイワン
さん次第。穴だらけ………というか、象が踊りながらくぐれそうな巨大な穴が開いている、えらく粗雑な作戦
だったが、オレにはこのくらいがせいぜいだ。マカロニーノあたりなら、もっと緻密な計画を立てられるんだろ
うが、オレに色恋沙汰は向いてはいない。
 なにはともあれ、作戦は成功した。あとは、タイワンさんの告白が上手くいくように祈るのみ。

「あ、あれ?タイワンちゃんとアメリー君は!?」
 あの二人の姿が見えないことに、ようやく気づいた姉さん。が、時既に遅し。タイワンさんたちは「はぐれて」
しまったのだ。
「ど、どうしよう!?急いで探しに行かないと!」
 うろたえ騒ぐ姉さん。………冗談じゃない。ここで二人に合流されたりしたら、全てが水の泡だ。はぐれた
時の合流場所も、敢えて決めておかなかったのに。


12 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:04 ID:ROwYaUYo
     つづき

「慌てて探す必要もないんじゃない?姉さん」
「だ、だって………!」
「もう子供じゃないんだしさ。みんな携帯電話持ってるんだし、いざとなれば、それで連絡とればいいだけ
じゃない。オレ達の携帯に連絡してこないってことは、向こうも当面は必要なしって考えてるんだよ、きっと。
取り敢えず、オレ達はオレ達で楽しんだ方がいいと思うけどな」
「う〜。でも、でもっ」
 必死に説得するオレと、納得せずにしぶる姉さん。押し問答を続けるオレに、思わぬ所から援軍がやって
きた。ラスカちゃんだ。
「大丈夫だよ。兄さんも適当に楽しんでると思うよ。ウヨ君の言うとおり、後で携帯に連絡すればいいだけの
話だし。ね、それよりも、折角来たんだから、どんどんアトラクションを楽しもうよ!」
 ………ここ数年で、一番変わったのは、もしかしたらラスカちゃんかもしれない。アメリーさんべったりの、
典型的なお兄ちゃんっ子だったのが、最近では、堂々と彼に異を唱えていたりする。基本的に、仲のいい兄
妹なのは変わってはいないが。
 舌足らずな喋り方も、いつの間にか影を潜めた。甘ったるく語尾をのばした喋り方は、今ではオレからケー
キなんかをたかる時くらいしか使わない。
「う………ん……ラスカちゃんも、そう思う?」
「うん。とりあえず、しばらく遊んでから合流しようよ」
 これで二対一。オレ達の説得に、とうとう姉さんも折れた。
「じゃあ………少しだけね。こういうのは、みんなで回った方が楽しいと思うし」
「うん!………ね、ところで、ウヨ君。さっき言ってた、面白そうな物って、何?」


13 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:04 ID:ROwYaUYo
     つづき

 またもやオレはうろたえた。
 口から出任せ、タイワンさんたちと姉さんたちを引き離す口実なんだから、そんな物があるわけがない。し
かし、ここで口ごもったりしたら、またややこしいことになりそうな気がする。
 オレは、内心の動揺を押し殺しつつ、回りに視線を走らせた。…………あった!!
「ああ、アレ」
 指をさす。それに釣られるように、二人は視線を動かし――――顔を引きつらせた。
 オレが指さしていたのは、おどろおどろしい装飾を施した、お化け屋敷だった。
「た、武士、怒るよ〜!わたしが恐がりだって、知ってるじゃない!」
「これは………私もパスしたいなぁ………」
 姉さんのリアクションは予想通りだったが、ラスカちゃんも気乗りはしていないようだ。……ふうん、彼女も
恐がりなのか。
 よせばいいのに、オレはここで悪戯心を働かせてしまった。二人の腕を掴み、無理矢理引きずってゆく。
「ま、いーからいーから。遊園地のお化け屋敷って、お約束だろ?どうせ作り物なんだし、怖くなんかないよ」
『うわーん、やだ〜〜!!』

 お化け屋敷の中は、ひんやりとした空気が澱んでいた。不気味な効果音がかすかに流れ、時折、誰かの
悲鳴が木霊する。
 オレは、三人の先頭に立って、薄暗い通路を歩いていた。………が、非常に歩きにくい。
 姉さんとラスカちゃんが、オレのシャツの裾をしっかと握りしめているからだ。ビクビク、オドオドと、落ち着き
なく視線をさまよわせ、何か動くたびに「ふぇっ……!」とか「ひゃんっ……!!」とか悲鳴をあげている。
「おーい………歩きにくいから、手を離してくれない?」
『やだ〜〜〜。怖いよ〜〜〜〜』
 ………………………………………………………連れて来るんじゃなかったかも。


14 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:05 ID:ROwYaUYo
     つづき

 出口への道なかばにして、それは起こった。
 通路の脇に、古ぼけた(ように造られた)井戸が配置されていた。ああ、なにか出てくるな………、と思っ
た瞬間、おなじみの効果音とともに人魂が出現し、井戸の中から白装束の幽霊がせり上がってきた。
 あまりといえばあまりにお約束な展開に、思わず笑い出しそうになる。………が。
『………っきゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
 いきなり、途轍もない悲鳴が、オレの耳元で炸裂した。それもステレオで。耳鳴りがするほどの大音声が、
ドップラー効果を伴って、急速に離れてゆく。
 耳を押さえてうずくまったオレは、同様に耳を叩いている幽霊さんと視線を交わした。アルバイトらしい幽霊
さんは、不気味なメイクのままで苦笑を浮かべていた。
「凄い声だったわね。あそこまで怖がってくれると、やり甲斐あるわ〜」
「……………………は、は、は」
 乾いた笑い声しか出てこないオレ。
「でも、いいの?彼女たち、どっかに逃げちゃったわよ」
「へ!?」
 気がつくと、あの二人がいない。遠くから、「ひゃあぁぁぁぁぁ!!」「いやあぁぁぁぁぁぁ!!」と、悲痛な声
が聞こえてくる。
 …………………………………パニック起こしてやがる………………………………。
 こめかみを押さえたオレの背中に、幽霊さんが声を掛けてきた。
「早く追いかけてあげなさい。彼女放っておくと、後が怖いわよ〜」
 …………なんだか、とんでもない誤解をされている。一人は肉親だし、もう一人も単なる幼なじみなのに。
 ともあれ、追いかけないといけない。「そんなんじゃありませんよ!!」と言い捨てて、オレは駆けだした。


15 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:05 ID:ROwYaUYo
     つづき

 二人の暴走は、とどまるところを知らないようだ。通路に、幽霊だの妖怪だのといった連中が累々と横た
わっている。みな一様に耳を押さえて目を回していた。
 ……………恐がりすぎ………。
 こめかみの痛みがどんどん酷くなってくる。
 どこまで走っていったのか、二人の姿は一向に見えない。とうとう、出口に辿り着いてしまった。外に飛び
出した瞬間、陽光に目が眩んで立ち止まってしまう。辺りを見回しても、姉さんたちは………いない。
 そのとき、傍にいた人たちの会話がオレの耳に飛び込んできた。
「いやー、凄かったな、今の女の子たち。泣き喚きながら走っていったぜ。よっぽど怖かったんだな」
「いや、中は暗いからな。痴漢でも出たんじゃないか?」
 ………ああ、頭痛ぇ。
 正直、頭抱えてしまいたかった。あの二人、スタンピードした牛よろしく、どこぞへ突進していったらしい。盛
大に溜息をつきつつ、携帯をとりだす。
 ………姉さんも、ラスカちゃんも、電話に出なかった。
 パニックで我を忘れて、携帯が鳴ってるのにも気づいていないらしい。お化け屋敷になんか、連れ込むん
じゃなかった。これで暫く、姉さんは口をきいてくれないだろう。ラスカちゃんは…………ケーキバイキングく
らいでは納得しないだろうなぁ………。
 暗澹としてしまう。身から出た錆とはいえ、これからストレスの溜まる日々が待っているようだ。

 あちこち探してみたが、二人は見つからない。携帯にも一向に出ない。ひょっとしたら、怒って無視している
のかもしれない。かといって、タイワンさんたちに連絡するのも気が引けた。作戦の発案者本人が邪魔をし
てどうする。
 ………仕方ない。オレは、開き直った。適当に遊園地をうろつくことにする。


16 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:05 ID:ROwYaUYo
     つづき

 とはいえ、たった一人でアトラクションに乗るのも、妙に虚しいものだ。売店やゲームコーナーを覗いたあと
は、行く所も無くなってしまう。
 というわけで、オレは芝生の上で寝ころんでいた。頭上には、満開の桜。季節はずれの、おそらくは今年
最後の桜。
 これが静かな公園なら、沢山の人が、この木の下に集まることだろう。しかし、遊園地の中にあっては、こ
の木を見上げる人など誰もいない。人混みのなかに、ぽつんと立ちつくす桜の木は、酷く寂しげに見えた。

 一人きりの花見としゃれ込んでいたオレは、ふと隣に、人の気配を感じ取った。視線を移すと……そこに、
一人の少女がいた。

 オレと同年輩だろうか。ボブカットの、黒絹のような髪。すっきりと通った鼻筋。化粧っ気はまるでないの
に、桃色に輝く唇。潤んだような、光に満ちた瞳。
 道ですれ違ったら、十人が十人とも振り返りそうな、可愛らしい女の子だった。

 オレの些か不躾な視線に気づいたのだろうか。その女の子が、不意に振り返った。視線がぶつかる。
 その瞬間。オレは、微かなデジャ・ヴを感じた。何処かで逢ったことのある女の子だろうか………。
 一瞬の沈黙。やがて女の子は、たおやかな、けぶるような笑顔を投げかけてきた。
「こんにちは」
「あ………ああ」
 その笑顔に圧倒されて、芸のない返事を返してしまう。朴念仁丸出しのリアクションに頓着することなく、
その女の子は、言葉をつないだ。
「ねぇ………あなた、一人なの?」


17 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:06 ID:ROwYaUYo
     つづき

「あ…ああ。連れはいるけど、今は別行動してるんだ」
 何故か、正直に「はぐれた」とは言えなかった。子供っぽい見栄がそうさせたのかもしれない。
「そうなんだ。……ワタシも一人なんだ。ね、良かったら、一緒に回らない?」
「へ?」
 驚いた。こうも気軽に、見ず知らずの男を誘うとは。これはいわゆる、「逆ナン」というやつだろうか?どう答
えようか迷っていると、その女の子は、いきなりオレの腕をとった。 
「さ、行きましょ」
「え!?ちょ、ちょっと………おい!?」

 おかしな事になってしまった。オレの隣には、ついさっきまでその存在すら知らなかった女の子。初対面な
のに、ひどく馴れ馴れしく接してくる。
 楚々とした外見とは裏腹に、遊び人なのかもしれない。しかしまぁ、すれ違う野郎連中は、みな一様に彼
女に見とれている。ついでオレに、やっかみの視線を投げかけてくる。何故とはなく、気分がいい。

 彼女は、えらく強引な子だった。ほとんど一方的に、オレを引きずって歩く。色々なアトラクションに乗り、
ゲームで対戦し、二人してハンバーガーにかぶりつく。………いつしかオレも、二人でいることが楽しくなっ
ていた。まるでデートを楽しんでいるかのように。
 お互いに名前も知らない。どこの誰なのか、さっぱり分からない。それなのに、まるで昔からの知己のよう
に、軽口を叩き合う。何故、こうも素直にこの女の子を受け入れることができたのか、自分自身が分からなく
なるほどだった。
 だが……彼女の言葉に、その表情に、オレはデジャ・ヴを感じ続けていた。必死に記憶を探るが、彼女の
ことは思い出せない。単なる気のせいなんだろうか……。


18 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:06 ID:ROwYaUYo
     つづき

 夕暮れが近づいていた。西の空が、うっすらと茜色に染まっている。オレ達は、最初に出会った、あの桜の
下に戻ってきていた。
「うーん、遊んだなぁ〜。今日は楽しかった。どうもありがとう!」
 女の子が、大きく伸びをする。
「ああ、オレも楽しかったよ」
 ……言ってから、自分で驚いた。こんな台詞がすらっと出てくるなんて、思わなかったのだ。
「ホント?ちょっと、嬉しいな」
 大輪の牡丹の花を連想させる、たおやかな笑顔。もう何度目だろうか。その笑顔にデジャ・ヴを感じるオレ。
………………うん、やっぱり、思い切って訊いてみよう。
「あのさ………オレ達、前にも何処かで逢ってないか?」
「え!?」
 その瞬間、彼女の笑顔が凍り付いた。目が一杯に見開かれ、唇が微かに震えている。
「憶えて………ないの?」
「え…………?」
「ワタシのこと………憶えていないの?………ワタシは、あなただって一目で分かったよ………“オグナ"」
「…………………!?」
 吹き渡る風が、桜の花を吹き散らす。吹雪のように乱舞する花びらのヴェールの向こうで、彼女は、静かに
言葉を紡いでいた。
「オグナにまた逢えて、とっても嬉しかった。一緒にまた遊ぶことができて、夢みたいだった。それなのに…」


19 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:06 ID:ROwYaUYo
     つづき

                             オグナ。
        その言葉は、まるで魔法の鍵のように、固く閉ざされていた記憶の扉を開いていた。

 幼かったあの日。オレ達は出会った。
 ニッテイ爺ちゃんの親友だった人の孫娘。家族ぐるみのつき合いがあった家の一人娘。
 すぐに仲良くなり、一緒に、泥だらけになって遊び回った。
 やせっぽちで、ちょっとつついただけでぴーぴー泣いていた女の子。でも、泣きながら、ずっとオレの後をつ
いてきた女の子。
 変なところで物知りで、オレに「オグナ」というあだ名をつけた女の子。由来を聞くと、我が家の昔話に登場
する少年神の別名だという。
 ………………オレのことをオグナと呼ぶ女の子は、彼女ひとりしかいない。その名前は………。

               「………ユキ?………美嶋、由紀子……か…………」

               美嶋由紀子。十年も前の、色あせた記憶の中の女の子。

                「うん…………………。久しぶりね…………オグナ」

        さながら、芋虫が蝶になるように、美しく成長して、俺の前に再び現れた女の子。

           「ワタシ………逢いたかった………。ずっと………ずうっと…………」

              その真っ直ぐな瞳は、あの日と変わることがなくて…………。

           「一日たりとも………あなたのことは忘れたことがなかった…………」


20 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:07 ID:ROwYaUYo
     つづき

 ぽろり………と、ユキの瞳から光がこぼれ落ちた。
 満面の笑みを浮かべて、しかし大粒の涙を流しているのだ。
 その姿は、いままでにない強烈なデジャ・ヴとなって、オレの心に突き刺さった。

                 そうだ。彼女は、あの日も、こんな表情をしていた。

 彼女の家は、地球町から遠く離れた文学町という町にあった。その家に遊びに来ていたオレ達一家が、地
球町に帰る日……見送りに立った彼女は、泣きながら………必死に笑顔を作っていた。
 その笑顔が、あまりに痛々しくて………切なくて………オレ達は、一つの約束をした。

                        「また、きっと、逢おうね!」

 遠き日の約束。彼女は、それをしっかりと憶えていた。そして、その約束を果たした。
 それに引き替え………なんてことだろう。オレは、約束どころか、彼女そのものを忘れ果てていた。オレは
……薄情な、最低の野郎だ。
「すまない………。あれだけ一緒に遊んでたのに………忘れちまってた……最低だな、オレ」
「ううん………思い出してくれた。それだけで……ワタシは十分よ……」
「ありがとう、すまない……。ユキ、久しぶり………綺麗に、なったな」
 それは、社交辞令では決してなかった。いつものオレからは想像もつかないくらい、素直に言葉が出てき
たのだ。
「……………オグナ!!」
 ユキの中で、何かが弾けた。オレの胸の中に飛び込んできて、背中に腕を廻す。
 柔らかな感触を身体に感じながら、しかしオレは冷静だった。普段なら、こんな事態に陥れば、狼狽して為
すところを知らなかっただろう。それなのに、いまはひどく落ち着いた、穏やかな心境だった。


21 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:07 ID:ROwYaUYo
     つづき

 オレの胸に顔を埋めて泣きじゃくるユキ。泣き虫なところは、ちっとも変わっていない。シャツが熱く濡れて
ゆくのを感じながら、オレは、かすかに震えるユキの頭を撫でていた。
 ユキが、腕に力を込める。
 雑踏が、遙か遠くに感じられる。舞い散る花びらに包まれて、オレとユキは、互いのぬくもりと息づかいだ
けを感じていた。

『ああああああああっ!あんなところにいたぁぁぁぁっ!!』

「うお…………っ!?」
 静かで、甘やかな瞬間は、無粋な大声で木端微塵に爆砕されてしまった。驚いたオレとユキは、不思議
な踊りを披露しつつお互いから飛びすさる。
「な………何事だ……………げげっ!?」
 オレは喫驚した。向こうから、姉さんとラスカちゃんがもの凄い形相で突進してくる。その後ろから、アメ
リーさんとタイワンさんが、こちらはニヤニヤと笑いながら歩いてくる。
「ウヨ君の馬鹿馬鹿馬鹿!!私たちを放っておいてナンパしてるなんて最低!!」
「ち、違………っ!!」
「武士っ!なんで携帯の電源切ってるのよ!?おかげで散々探しまわっちゃったじゃない!」
 抗弁する間もあらばこそ。怒りで顔を紅潮させた二人によって、あっという間に追いつめられるオレ。
「携帯の電源切ったりしてないって!ほら………あ、あれぇ!?」
 取り出した携帯を見て驚いた。液晶画面には、なにも表示されていない。………電池が切れていた。


22 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:07 ID:ROwYaUYo
     つづき

 全身の毛穴が、一斉に開いた。冷や汗と脂汗が止めどなく流れ落ち、脳味噌の処理能力が一気に低下
する。傍目から見れば、連れを放っておいて、見知らぬ女の子と逢瀬をしていたのだ。オレの立場は極めて
悪い。
 ………………いや。正直に言おう。今の今まで、オレは姉さんたちのことを忘れていた。言い訳なぞでき
るわけがない。
「誰なの!?この子!もうウヨ君なんて知らない!嫌い嫌い嫌い、大ッ嫌い!」
 何故かヒートアップするラスカちゃん。姉さんはオレの首根っこを掴んで締め上げてくる。普段温厚なこの
二人が、ここまで怒るなんて………。オレはこの世からの訣別すら覚悟した。
 ……と、その時。
「あ、あの………さくらさん、ですよね?」
 ユキが、おずおずと口を挟んできた。二人の剣幕に圧倒されて、腰が引けている。
「ちょっとまって!今はこの不肖の弟を………って、あれ?なんでわたしの名前を………?」
 姉さんが、オレを締め上げる手を緩めた………助かった。怪訝そうに、ユキの顔を凝視する。と、その顔
に、驚きが広がっていった。
「ひょっとして………由紀子、ちゃん?美嶋由紀子ちゃんだよね!?」
「はい!お久しぶりです!」
「うっわぁ、久しぶり〜!元気だった?」
 いきなり和気藹々とおしゃべりを始める二人。オレとラスカちゃんは蚊帳の外だ。


23 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:07 ID:ROwYaUYo
     つづき

「ねぇ……いったいどうなってるの?」
 タイワンさんが、傍に寄ってきて尋ねてきた。他のみんなにも聞こえるように、少し大きな声で答えるオレ。
「ああ、あの子は、昔の知り合いなんです。ここで偶然会って……つい、一緒に遊んじゃったんですよ」
「ふ〜ん。でもさぁ、さっき、抱き合ってなかった〜?」
 ぎく。
「なんか、ものすごくラブラブって感じだったよ〜。二人の世界作っちゃってさぁ〜」
 タイワンさんは、実に楽しそうに、火にガソリンを注いできた。………この人は………悪魔だ。
「う〜〜〜〜〜〜、ううぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
 ラスカちゃんは、ふくれっ面で、上目遣いにオレを睨んでくる………誰か何とかしてくれ…………。

「あれ?そういえば、なんで由紀子ちゃんがここに?文学町って、凄く遠いのに………」
 姉さんが、ちょこんと首を傾げた。………そうだ、ユキの住んでいる町は、車でも丸一日かかる距離にあ
る。おいそれと行き来できる訳ではない。
「あ、そうそう。ワタシ、父の仕事の都合で、こっちに引っ越して来たんです。明日から、地球高校へ転入し
ますので、よろしくお願いしますね」
 ユキは、あっけらかんとそう答えた。

 …………………なに?

「オグナ、明日から、クラスメートだよ。いろいろと迷惑かけるかもしれないけど、よろしくね!」
 ユキは、最高の笑顔で、オレに言った。それが、これから始まる、大騒動と気苦労の日々の始まりだった
んだ…………。

                                             つづく


24 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:08 ID:ROwYaUYo

                          次回予告

「美嶋由紀子です。よろしくお願いします」

 ユキはやって来た。

「……………ウヨ君って………意外と手が早かったんですねぇ」

 混乱と困惑をその手に携えて。

「ウヨ君の幼なじみです。………よろしくね」

 何故か火花散る教室。オレは脂汗を散らす(涙

「だって………オグナは………ワタシの…………」

 次回 「Your word」

 ……………誰かオレに平和な日常をくれ……………。


25 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:08 ID:ROwYaUYo

                   オレの心の平安は、どこかへ旅に出たらしい。
                    三毛 Presents  「ニホンちゃん」外伝

     「Still,I Love You」
         第二話 Your Words

  〜Side Uyo〜
 翌日の通学路は、いきなり地獄だった。
 姉さんは、案の定口をきいてくれない。お化け屋敷に連れ込んだことを、相当根に持っているようだ。おま
けに、「カンコみたいにいつまでも根に持たないでよ」なんて口を滑らせちゃったものだから、余計に態度が
冷たい。ああ………オレの馬鹿。
 途中から合流したタイワンさんは、ユキとのことを根掘り葉掘り訊いてくる。……何故そんなに目を輝かせ
ているんですか。タイワンさん?
「タイワンさんこそ………昨日の首尾はどうだったんですか?」
 小声で反撃してみる。………が、返ってきた答えは、想像通りのものだった。
「あはは、ダメだった」
 あっけらかんと言われると、膝から力が抜けてしまう。なんだか、真面目に仲を取り持とうとしている自分
が、とんでもない間抜けに思えてしまうなぁ。

 ……そして、ラスカちゃん。アメリーさんと一緒に登校しているところに出くわして、挨拶してみたが………
ぷい、とそっぽを向かれてしまった。ことさらにオレを無視して、姉さんとおしゃべりしている。
 アメリーさんからは、「多少の出費は覚悟しとけよ」なんて苦笑混じりに言われるし………散々だ。

 一体オレが何をした?……………………いかん、心当たりがありすぎる…………。



26 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:08 ID:ROwYaUYo

     つづき

  〜Side Laska〜
 私は、ニホン姉さんとほとんど中身のないおしゃべりをしながら、ウヨ君の様子を視界の隅で伺っていた。
ウヨ君は、悄然とした様子で、タイワンさんや兄さんにからかわれている。
 ちょっと気の毒かな………と思わないでもないけど………私たちを放っておいて、他の女の子と遊んでる
なんて………いくら昔の知り合いでも、ちょっと酷いよ。だから、当分は許してあげない。
 あ、でも、「三毛猫亭」のミックスパフェセット奢ってくれるなら、許しちゃおうかな………。

 ……………そういえば、私はなんでこんなに怒ってるんだろう?
 私たちをほったらかしにしたから?………確かにそうだけど……。
 ウヨ君と、あの女の子が一緒にいるところを見た時………なんだか、凄くイヤだった。
 なんだか、ウヨ君が遠くの人になっちゃったみたいで………「お兄ちゃん」じゃなくなったような気がした…。
 
 もちろん、それが子供っぽいやきもちだって、分かってる。ウヨ君が、ほいほいと女の子とお付き合いでき
る性格の人じゃないことも。
 でも………やっぱり、どこか納得できない…………。
「ねーねー、昨日のあの子、ウヨ君のクラスに転入してくるんでしょ?楽しみだね〜」
「な、なに言ってるんですか、タイワンさん!」
 ウヨ君をからかうタイワンさんの声が聞こえる。それを必死で否定するウヨ君だけど………満更でもなさそ
うな気がした。
 イヤだな………今の私、すごくイヤな子になってる。疑り深くて、やきもち焼きで、へそ曲がり。
 不意に、涙が滲んできた。何故、涙が出てくるのか、さっぱり分からない。いたたまれなくなって、私は駆
けだした。………………ううん、その場から逃げ出した……。


27 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:09 ID:ROwYaUYo
     つづき

  〜Side Uyo〜
 いきなりだった。
 姉さんといつものようにおしゃべりしていたラスカちゃんが、突然俯いて、駆けだしたのだ。
「ラ、ラスカちゃん!?どうしたの!?」
 呼び止める姉さんの声に、彼女は振り返りもせずに叫んだ。
「私、用事あったの忘れてた!先に行ってるね!!」
 その声だけを残して、ラスカちゃんは、オレ達の視界から消えていった。
「…………姉さん。なにか気に障るようなこと、言ったんじゃないの?」
「な、なにも言ってないよ〜!わたしだって、なにがあったのかよく分からないもん!」
 ぶんぶんぶん、と激しく首を振る姉さん。いったい何があったんだろう?
 と、そのとき。タイワンさんが、盛大にため息をついた。いささかわざとらしいほどに。
「……………なんですか、タイワンさん」
「いや、まぁね〜。えっと、ウヨ君も、もーすこし乙女心ってやつを勉強したほうがいいと思うよ、うん」
 意味不明な台詞を吐いて、タイワンさんは沈黙した。
 ………………………………なんなんだ、いったい。

 一年Earth組。ここがオレ達の教室だ。もっとも、みんな適当に省略して一年E組と呼んでるけど。
 朝の、気怠く雑然とした空気が支配しているはずのそこは、なにやら浮ついた雰囲気に満ちていた。
 鞄を机の上に放り投げながら、隣の席のヨハネと挨拶を交わす。……こいつとは、もう6年のつき合いだ。
腐れ縁もいいところだけど、何故かウマが合う。
「おはようございます。ウヨ君、聞きましたか?今日、このクラスに転校生がくるそうですよ」
 なるほど。教室の雰囲気が妙なのは、この噂のせいか。……聞いたも聞いてないも、その転校生本人か
ら話を聞かされたんだが。席につくときに、ちらりとラスカちゃんの席に視線を走らせる。……彼女は、なにや
ら思い詰めたような表情で座っていた。用事とやらは、もう済んだんだろうか…………?


28 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:09 ID:ROwYaUYo
     つづき

「よっ、おはようさん!なあなあ聞いた?今日、転校生が来るんだってよ!」
 マカオがやってきて、開口一番そう言った。やたらハイテンションだ。
「ああ、聞いたよ。なんだよマカオ、えらいテンション高いな?」
「そりゃー高くもなるって!あのな………」
 わざとらしく声をひそめたりする。
「その転校生って、女の子なんだってよ!ちらっと見た奴の話じゃ、すっげー可愛いって!!」
 マカオは、ヨハネとは正反対に、くだけた性格の持ち主だ。ギャンブル好きなのが玉に瑕だが、なかなか
に面白い奴で、妙な噂話にも通じている。
「あっそ」
 オレは素っ気なく答えた。確かに、ユキは可愛らしく成長している。だからといって、大騒ぎするほどのもの
じゃなかろうに………。
 マカオの野郎は、そうは思っていないらしい。心底呆れたと言いたげな表情を浮かべやがった。
「お前って………面白みのないのな。硬派なんて、今時流行らんぜぇ」
「いーんだよ、オレはこういう性格なんだ。ほっといてくれ」
「だいたい………おっとっと」
 更に言い募ろうとしたマカオだったが、慌てて自分の席に帰っていった。担任が、教室に入ってきたからだ。
「あー、おはよう。もう知っていると思うが、今日は転校生がこのクラスに来る。皆、仲良くやるように」
 低いざわめき。どんな人間なのかと、皆てんでに囁き交わしている。
「静かに!……では、自己紹介してもらおう。………入ってきなさい」


29 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:09 ID:ROwYaUYo
     つづき

  〜Side Yukiko〜
 ワタシは、廊下の壁にもたれかかりながら、教室に呼ばれるのを待っていた。なんとなく緊張する。
 考えてみれば、新しいクラスのほとんど全員が、初対面なんだ。オグナが居るから、その点は心強いけど、
やっぱり、ちょっと、怖い。
 多分、オグナを何かと頼りにするんだろうなぁ。

 ワタシは、オグナと再会した昨日のことを思い起こした。
 ……………数年ぶりの再会。彼は……まったく変わっていなかった。ちょっとぶっきらぼうで、不器用で、
でも………とても優しいひと。あのころの、幼いころのままだった。
 そう。彼は、初めて出会ったあの時も、あんな感じだった………。

「日ノ本武士………よろしくな」
 それが、オグナの第一声だった。むっつりとした表情で、呟くような挨拶。滅多に笑顔を見せず、口数もすく
なく、いつも不機嫌そうな表情をしていた。
 ……正直、ワタシは最初、彼のことが怖かった。いじめたりはしないけど、迂闊に触れたら斬れてしまいそ
うな……氷刃のような雰囲気を身に纏っていた彼に、近寄りがたいものを感じていた。
 そんな、ある意味緊張状態にあったワタシたちを変えたのは、ある事件がきっかけだった……。

「…………入ってきなさい」
 教室の中からかけられた声に、ワタシは我に返った。
 いけない、いけない。想い出に浸ってる場合じゃなかったっけ。
 大きく深呼吸したワタシは、意を決して、教室のドアを開けた。
「失礼します」


30 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:10 ID:ROwYaUYo
     つづき

  〜Side Uyo〜
「失礼します」
 その声と共に入ってきたユキを見て、クラスの野郎連中がどよめいた。「か、可愛いじゃねーか……」と
か、「彼氏いるのかなぁ」なんて囁き声が耳に入る。
 その声は、ユキの耳にも届いているのだろう。赤面し、うつむき加減で、教壇へと歩いてゆく。
「では、自己紹介を」
 担任に促されて、ユキは顔を上げた。細い、しかしよく通る声で、挨拶を始める。
「美嶋由紀子です。よろしくお願いします。………ええと、いろいろ不慣れなところがあると思いますけど、仲
良くしてくださいね」
 男共が、訳の分からない雄叫びをあげる。その喧噪の中で………ユキは、とんでもないことをしやがった。

 教室の中を見回していたユキが、オレの方に視線を向けてきた。目が合う。
 その瞬間、ぱああっ、と擬音付きで、ユキの顔に笑顔が広がった。

 ……あ、バカよせ!

 イヤな予感にかられたオレが、必死に目で訴えたが、 ユキのヤツはお構いなしだった。
「オグナ〜♪」
 なんとも嬉しそうに、胸の前でぴらぴらと手を振るユキ。一瞬にして、教室内の狂騒は静まった。オレの全
身に、嫉妬、羨望、不審、興味、ありとあらゆる感情に彩られた視線が突き刺さる。

 ……………やりやがった………。顔を片手で覆いつつ、オレはこの後の苦難を覚悟するのだった……。


31 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:10 ID:ROwYaUYo
     つづき

 休み時間ごとに、ユキはクラスメートに囲まれて質問攻めにあっていた。好みのタイプとか、前の学校のこ
ととか、そういったお約束な質問だ。
 昼休みになっても、それは変わらない。早速仲良くなったらしいケベックやキャンベラと、弁当をつつきなが
ら、ユキは律儀にひとつひとつの質問に答えていた。
 オレはといえば、購買で買ってきたパンを牛乳で無理矢理流し込むという、なんとも侘びしい昼食を摂って
いた。普段なら、姉さんお手製の弁当に舌鼓を打っているのだが……昨日の件で、姉さんはオレの弁当を
用意してくれなかったのだ………。

「いや〜、美嶋さん、大人気ですねぇ」
 差し向かいで、オレと似たり寄ったりの食事をしていたヨハネが、のほほんと言った。
「もうクラスに溶け込んでいるみたいだし………友人が増えるのは、よいことです」
 オレは、そんなヨハネに生返事を返すことしかできなかった。ユキのやつが、なにかまたとんでもないことを
言うんじゃないかと、気が気でなかったのだ。

 やがて………一番触れられたくない質問が飛び出した。
「ねぇねぇ、さっき、手を振ってたの………ウヨ君にだよね?」
「ウヨ君?………ああ、オグナ―――日ノ本君のことね。ええ、そうよ」
 あっさりと答えやがった………。
「……その、オグナって………何?」
「彼のあだ名よ。……使ってるのはワタシだけだけど、ね」
「ふ〜ん……てことは、二人は知り合いなんだ?」
 重ねての問いに、ユキは顔を赤らめて、夢見るような口調で答えた。
「ええ………大切な、ワタシにとって、すごく大切な知り合いよ」


32 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:18 ID:ROwYaUYo
     つづき

 クラス中が、おお、とどよめいた。………なんだよ、みんな聞き耳立ててやがる………。
 再びオレに突き刺さる視線が痛い。
「おいおいおいおい、どーいうことだよ?旦那も隅に置けないねぇ〜。硬派の看板降ろすのか?」
 マカオの野郎が、ここぞとばかりにからかってくる。
「………………………ウヨ君って………以外と手が早いんですねぇ」
 ヨハネに至っては、したり顔でそんなことをほざきやがった。

 こ、こいつら……………殴ったる。

 オレが握りこぶしを振り上げようとした、その瞬間……横合いから、なにか小さなものがすっ飛んできた。
「げしっ!べきっ!」という、途轍もなく痛そうな音を立てて、マカオとヨハネの顔面に食い込む。
「…………………!!」
 マカオは、糸の切れたマリオネットのようにその場に崩れ落ち、ヨハネはもんどり打って椅子から転げ落ち
た。
「な、なんだぁ!?」
 床の上で目を回している二人のそばに、あるものが転がっていた。………消しゴムだ。
 嘘だろ!?消しゴムが当たった音じゃなかったぞ、今のは!?
 おそるおそる、件のブツが飛んできた方を見る………ラスカちゃんが、一人本を読んでいた。………まさ
かな。彼女が、そんなことをするとは思えない。気のせいだ、気のせい………うん。

 と、その時………ユキが、席を立った。ラスカちゃんの方に歩いてゆく。
 何故とはなく、空気が帯電してゆくような気がした………。


33 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:19 ID:ROwYaUYo

     つづき

  〜Side Yukiko〜
 突然、けたたましい音が、教室に響いた。オグナと一緒に食事していた男の子たちが、床の上に倒れてい
る。で、オグナは………一人の女の子を、不思議そうに見ていた。
 ため息をつきたくなるほど綺麗な金髪。くりくりとした大きな蒼い瞳。桜色の頬。
 思い出した………昨日、オグナに食ってかかっていた女の子だ。名前は……ラスカちゃん、だったっけ。

 そういえば。
 彼女、私と目を合わそうとしていない。このクラスのみんなとは、一度は会話を交わしたけれど………例外
は、オグナと彼女だけ。
 昨日、彼女がオグナを問いつめていた台詞を、ワタシは思い出した。あれは……まるで、浮気を知った恋
人のようだった……。
 ひょっとして………彼女は…………。
 確かめてみよう。ワタシは決断した。確信にちかい予感が、ワタシを突き動かしていた。多分、この子は…
ワタシのライバル。

 席を立ったワタシは、ラスカちゃんに近づいていった。彼女も、ワタシに気が付いたらしい。読んでいた本か
ら顔を上げた。
 うわぁ………。
 近くで見た彼女は、本当に可愛らしかった。ちょっと気後れしてしまいそう。でも………。
「こんにちは。ええっと………ラスカちゃん、だったよね?」


34 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:19 ID:ROwYaUYo
     つづき

  〜Side Laska〜
 何もかもが、気に入らなかった。
 由紀子ちゃんが、ウヨ君のことを嬉しそうに話している、その姿を見ただけで、私の中のなにかが激しくざ
わめいていた。
 マカオ君やヨハネ君が、ウヨ君をからかっている、そのことも癇に障った。気が付くと、消しゴムを二人にぶ
つけてしまっていた。
 なにより、由紀子ちゃんを意識しまくっているウヨ君と、そんな彼を見てイラついている私自身が、一番イヤ
だった……。

 ウヨ君。クラスで、一番仲のいい男の子。そして……私の兄貴分。
 アメリー兄さんとは違う意味で、彼は私の兄のような存在だった。いざというとき頼りになる、幼なじみ。私
は多分、心のどこかで、彼のことを一番よく知っていると、自惚れていたんだろう。
 彼女の登場は、そんな私の自惚れを、一瞬にしてうち砕いた。

 私の知らないウヨ君を知っているひと。
 
 昨日、ウヨ君が見せていた表情――それは、私が見たことのない、穏やかで安らぎに満ちたものだった。
彼にそんな表情をさせるひと。彼が、自らの心のやわらかい部分を委ねられるひと。

 正直に言おう。
 私は彼女が、由紀子ちゃんが羨ましい。
 何年も、すぐそばにいたのに、私は、彼に心を開いてはもらえなかったのだから………。

 それに気づいたとき、同時に私はウヨ君のことを、実は何も知らないことにも思い至った。
 そう………兄妹のような関係の中で、私は、彼がそこにいることを、いつしか当たり前のように思っていた
のだ………。


35 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:20 ID:ROwYaUYo
     つづき

「こんにちは。ええっと………ラスカちゃん、だったよね?」
 由紀子ちゃんが、私に話しかけてきた。
 できれば、言葉を交わしたくはなかった。少なくとも、今日一日だけは。
 わからない………わからない。自分の気持ちが、感情が、わからない。
 こんな状態で、彼女と会話を交わしたら…………何を言い出すか、わからない……。

 しかし、彼女は、私の内心にはおかまいなしだった。「よろしくね」という声とともに、手が差し出される。私
は、反射的にそれを握り返しながら、重い口を開くしかなかった。
「ラスカです………ウヨ君の、『幼なじみ』です。…………よろしくね」
 言ってしまってから、激しく後悔した。
 わざわざ、「幼なじみ」って言葉に力を入れるなんて………彼女に喧嘩を売っているようなものじゃない。

 自分の台詞に驚き、慌てて由紀子ちゃんの表情を窺う。
 …………彼女も、軽く目を見開いていた。驚くのも当然、だよね………。
 自己嫌悪に苛まれながら、詫びを言おうとした瞬間………彼女の唇に、微笑が刻まれた。不敵な、そし
て、面白そうな笑み。同時に、握られた手に力が込められた。その瞬間………私は理解してしまった。

 由紀子ちゃんは、ウヨ君のことが好きなんだ。
 そして、私をライバルだと思ってるんだ、って………。


36 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:20 ID:ROwYaUYo
      つづき

  〜Side Yukiko〜
「ラスカです………ウヨ君の、『幼なじみ』です。…………よろしくね」
 その台詞は、正直、ワタシの意表をついた。
 「幼なじみ」って単語に、ことさら力を入れるなんて………「幼なじみは、あなただけじゃないのよ」という意
思表示そのものにしか、思えなかった。
 間違いない。この子は…………ワタシの恋敵。

 ……いいでしょう。宣戦布告、受けてたつわ。

 ワタシは、握手する手に力を込めた。
 ――――――負けないわよ。

 その後の会話は、ちょっとぎくしゃくしたものになってしまった。
 話題の中心は、もちろんオグナのこと。ワタシよりも、はるかに長い間一緒に過ごしてきた彼女の話は、オ
グナの意外な一面を教えてくれて、とても面白かった。ただし、言葉の端々に潜む棘を無視すれば、の話だ
けど。
 正直、ワタシは、ラスカちゃんが羨ましいと同時に、どうしても敵愾心を抱けなかった。やきもちの焼き方
が、とても子供っぽくて、自分自身の気持ちに気づいていないのがすぐに分かったから。
 彼女って、とっても素直な、いい子なんだろうなぁ。恋敵でなかったら、いいお友達になれたかも。……い
や、今でも、そうなれるかもしれないな。 
 そう、ワタシは、ラスカちゃんを気に入りはじめていた。彼女の持つ、柔らかな、人を和ませる雰囲気が、そ
うさせるのかもしれない。
 ワタシは、妹の話を聞く姉のような心境で、彼女の話に聞き入っていた………。


37 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:20 ID:ROwYaUYo
     つづき

  〜Side Uyo〜
 ユキとラスカちゃん、二人の会話は、不思議な緊張感が漂うものだった。ユキの方は、にこやかに聞いて
いるのだが………ラスカちゃんの台詞は、ひどく固い表情と声で、まるで台本を読み上げているかのよう
に、そらぞらしく聞こえる。………あの二人、喧嘩なんか始めたりしないだろうな。
「なあ……あの二人、一触即発だな」
 なんとか復活を遂げたマカオが、小声で呟いた。オレと同じような感想を抱いているらしい。
「ラスカちゃん、モロやきもち焼いてるぜ。お前も罪なやつだねぇ〜」
 そんなたわごとをほざきやがる。
「バカ言え。彼女はオレの妹分だからな。好きとか嫌いとか、そんな次元じゃねぇだろ」
 反撥すると、マカオは、オレの顔をまじまじと見つめて、無言のまま肩をすくめた。
「………………なんだよ」
「いや、別に。今の台詞を、彼女が聞いたらなんて言うかな、と思ってさ」
 ………………なんか、無茶苦茶バカにされてるような気がする。

「え!?それじゃ、ウヨ君とはずーっと前に、一度逢ったきりなの!?」
 突然、ラスカちゃんが声をあげた。
「それじゃ………なんで、そんなにウヨ君のこと…………」
 呆れた、と言わんばかりのラスカちゃんに対して、ユキは頬を染めて、だがはっきりと、決定的な一言を投
げつけた。それは………オレにとって、さらなる苦悩への号砲となったんだ……………。
「だって、オグナは、ワタシの…………ファースト・キスの相手……だもの」
 その瞬間、教室から一切の音が消え去った。耳が痛くなりそうなほどの沈黙。そして……。
『ええええええええええええええええええっ!?』
 ほとんど悲鳴のような叫びが、教室のみならず、校舎中に轟いた。その狂騒の中で、オレは……。

 口に含んだ牛乳を、思い切り噴き出して、ヨハネを白く塗装していたのだった………………。

                                          つづく


38 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/18(水) 22:20 ID:ROwYaUYo

                        次回予告

「……………なぜ姉さんたちがここにいる」

 ユキの爆弾発言。それは、オレをのっぴきならない状況に追い込んでいた。

「大丈夫か、ユキ?」

 過去への旅。それは、風化することのない記憶。

「だから、彼のことを好きになったの」

 二人の会話は、オレ達の関係をどう変えてゆくのか。

「………わ、私は……………。」

 次回 「回想」

 決意は、もう一つの決意を生む。


39 名前:ニホンのoops ◆DRnX1.4. :2002/09/19(木) 00:11 ID:uX5d5JOk
「手抜き工事?」

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ〜」
「おわぁぁぁぁーーーーー」
「ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー」



どーーーーーーーーん、がらがらがらがらがっしゃん



「イタタタ・・・なんだ?何が起きたんだ???・・・」
「あぅ〜、なんなのよぉ・・・」
「しゃ、謝罪と賠償を要求する・・・ニダ・・・」
「ちょっと、なんだか判らないけど、あたしの上からどきなさいよ!!!、バカンコ!」


さて、5年地球組にいったい何が起きたのでしょうか?

40 名前:ニホンのoops ◆DRnX1.4. :2002/09/19(木) 00:12 ID:uX5d5JOk
ノーベル・スウェーデン君がなんとか立ち上がって言いました。

「どうやら、教室の床が抜けたようだね。」
「なんだって?」
「へ?」
「うん、ボクらの教室の床が抜けて、『落ちた』んだよ。」

「ええ〜〜〜???、そんなそんな、だって、建物はそんなに古くなってないよ?この校舎
が建ってからまだ、数ヶ月くらいしか経ってないのに・・・」

「まさか・・・手抜き工事?・・・」

みんなの目がいっせいにカンコ君の元に集まりました、手抜き工事とか、『落ちる』といえば
カンコ君というイメージが出来上がってしまっているようですね。


「ニ、ニダ〜、なんでウリのほうを見るニダ〜、今回『落ちた』のはウリのせいではないニダ〜


まぁ、カンコ君のせいではないんですけどね、とりあえずマターリと続行しましょう〜

おしまい

41 名前:ニホンのoops ◆DRnX1.4. :2002/09/19(木) 00:13 ID:uX5d5JOk
なんか、去年の8月あたりもこんなの書いた記憶が・・・失礼しますた

42 名前:吃驚!@(元!) ◆IMFmcOu. :2002/09/19(木) 08:53 ID:yn0imkiY
スレタテお疲れ様です>machinaさん
はぁ〜(嘆息
ハン板、落ち着きませんな〜。
しばらくはこちらでがんがりまそう!(w>ALL

43 名前:お ◆et4.qeXA :2002/09/19(木) 09:55 ID:VW9fA5aQ
うぃ、皆様お疲れ様です。

三毛さんの作品は何時読んでも良いニダ〜。
でも、最後まで読むと、顔が赤くなるニダ(w。

頑張ってくださいニダ。


44 名前:お ◆7n.eIuak :2002/09/19(木) 09:58 ID:VW9fA5aQ
しまった、キャップ間違えた(T_T)

45 名前:Unknown_J :2002/09/19(木) 19:55 ID:zs9v14ks
あれ、「ニホンちゃん」はこっちでいいのかな?
何がどうなったのかな?


46 名前:研究者 :2002/09/19(木) 20:08 ID:W.tyPH8s
これは正民さんだけじゃないけど、たった2日や3日で冷静に客観的に
想像の羽を伸ばせる日本人はある意味すごいが別の意味では
悲しいね。結局他人事ってことだから。一週間もすれば、この
衝撃も何も無かったように収まるのかな。

http://www.han.org/hanboard/c-board.cgi?cmd=one;no=1655;id=

47 名前:研究者 :2002/09/19(木) 20:11 ID:W.tyPH8s
誤爆した。すんまそん。

48 名前:あすいうん :2002/09/19(木) 20:51 ID:IHwZFFOc
>>45
経緯はこちらをご参照ください。本家のスレです。
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1032396328/l50
>>46
>冷静に客観的に想像の羽を伸ばせる日本人
誤爆かとは思いましたが、上のくだりだけみれば本作についての指摘としても通りそうな…。

49 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/20(金) 01:03 ID:MFTYWhX.
ここが補完・議論用スレ、兼、暫定での本スレということですか〜?

50 名前:お ◆gsq1gSqQ :2002/09/20(金) 08:47 ID:T.RbTYB2
そうだと、認識してまーす。(^o^)/

しかしまぁ、2chのハン板は次から次へと…(^_^;)


51 名前:machina ◆/PY5Iun6 :2002/09/20(金) 09:22 ID:A4k59S8w
>49
本スレは15クールが立っているから
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1032396328/l50

ただ、今は作話するほど冷静になれない自分
有志のひたむきな保守作業を望みます

52 名前: :2002/09/20(金) 18:21 ID:uTXeAqf6
忘れ去られているっぽいが、まだ書き込めるはず……
補完・議論以外は、↓のスレでやる方が良いのかな?

連続ドラマ小説「ニホンちゃん」総督府編 8クール目
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1006483116&ls=50


53 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/21(土) 02:18 ID:cBWiKoyo
     「名称問題」

 いつも愉快な五年地球組。
 今日は、クラスのみんなで、おおきな地球町の地図を作ることになりました。それぞれの家を描き、道や
川、池を記入し、さてそれぞれの名称を書き込もうという段になって………ちょっとした騒ぎが持ち上がりま
した。
 いつもいつも脱力するような騒動を巻き起こすカンコ君。その彼が、またやらかしたのです。
「ここをニホン池にするのは間違いニダ!ここは東池ニダ〜ッ!!」
 ターゲットは、またまたまたまたニホンちゃん。日ノ本家とカンコ家、両家を隔てる池の名前にケチをつけた
のです。
「ニホン池は、ニホン達がウリの家を別荘にしてたときに、無理矢理変えたニダ!無効ニダ!昔から、この
池は東池って言ってたニダ〜!!」
「………………証拠は?」
 ニホンちゃん、静かすぎる、底冷えのする口調で反撃します。
「証拠はあるの?昔から東池って呼んでた証拠を出して」
「ぐ………。ウリの家ではずーっと、ずーーーっと、ず〜〜〜〜〜〜〜っっと昔からそう呼んでたニダ!ほか
の家でもそう呼んでたニダ!!」
「チューゴ君、ほんと?」
 あくまで冷静な態度のニホンちゃん。その静かな迫力に気圧されながらも、チューゴ君は無言で肩をすく
めました。
「……ロシアノビッチ君は?」
「俺様は知らねぇな。……あ、俺様の家にある古地図には、ニホン池って書いてあったかな…?」
「だ、そうよ。他の家って、どこ?」
 ニホンちゃんの声はますます冷たく、まるで霜が降りたかのようです。


54 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/21(土) 02:18 ID:cBWiKoyo
     つづき

 ほとんど一瞬で追いつめられたカンコ君。顔面をキムチ色に染め、ニホンちゃんとは対照的に、胴間声を張
り上げます。
「とにかくウリの家では東池って名前を使ってたニダ!ニホンの家で使ってるだけの名前を使うのはおかし
いニダ!」
「エリザベスちゃん。この池のこと、なんて呼んでるの?」
「ニホン池ですわ」
「アメリー君は?」
「ニホン池」
「………ニホン池って言ってるのは、うちだけじゃないみたいだけど?」
 ますます不利なカンコ君。血走った目でニホンちゃんを睨みつつ、必死に打開策を探ります。
「とにかく!この池は東池ニダ!……まあ半万歩譲って両方書いてもいいニダ!」
 なにをどう譲れば、両方併記になるのかよく分かりません。はっきり意って支離滅裂です。
 が。ここで、思わぬ援軍が、カンコ君に現れました。
「併記案に賛成!」
 なんと、アサヒちゃんです。底の読めない薄笑いを浮かべつつ、自説を開陳します。
「カンコ君がこれだけ言ってるんだから、彼の主張には根拠があると思います。ニホンちゃんこそ、意固地に
なって我が侭言ってるんじゃないの!?」
 援護射撃を得て調子づいたカンコ君、ここを先途と叫びます。
「ニホン池を白紙にしる〜〜〜〜〜〜っ!!」


55 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/21(土) 02:19 ID:cBWiKoyo
     つづき

 チャイムが鳴り、議論が中断されました。こめかみを押さえたフラメンコ先生が、疲れ果てた声で、次の時
間に多数決を採って決めることを宣言しました。それを聞いたカンコ君の目が、不気味に光ります。
(チャンスニダ。こんなこともあろうかと用意しておいたアレが役に立つニダ……)
 さてさて、またぞろなにやら企んでいるようですね。

 休み時間も終わり、いよいよ採決になりました。自分の席についたみんなは、机の中を覗き込んで妙な表
情をしています。
「さて………ええと、ニホン池と地図に書き込むのを白紙に戻すというカンコ君の言い分だけど……みんな
どう思う?」
 フラメンコ先生が水を向けます。
「当然ニダ!!ずぇったいにニホン池なんて認められないニダ〜!!」
「カンコ君はお黙りなさい!!」
 先生の雷が炸裂!
「先生はみんなにきいています。当事者のカンコ君は静かにしてなさい!!」
「に、ニダ……………!!」
 一喝されて、不満そうに黙り込むカンコ君。しかし、なにやら妙に自信ありげです。
(まあいいニダ。アレを見れば、みんなウリの味方してくれるはずニダ)
「で?みんなはどう思うの?」
 それを受けて、みんなが口々に意見を言います。
「何をいまさら、って感じです。ずっとニホン池って言ってたんだし、そのままでいいです」と、ポーラちゃん。
「同感。そもそも根拠がない」と、ゲルマッハ君。
「なんで、こんなこと言い出したのやら。理解に苦しみますわ」と、フランソワーズちゃん。
「こんな提案、意味ありません」と、イン堂君。


56 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/21(土) 02:20 ID:cBWiKoyo
     つづき

「ニダ…………………………………………………………………!?」
 カンコ君、茫然自失。ぱかーんと大口をあけて、固まってしまいました。ほとんど全否定されたも同然なの
ですから、無理もありません。
「………どうやら、多数決をとるまでもないようね。ではカンコ君の提案は却下。以上!さ、みんな作業にか
かりなさい」
 フラメンコ先生が、高らかに宣言します。みんなは、それと同時に席を立ち、地図の回りに群がっていきます。
 わいわいと賑やかに作業する一同を後目に、カンコ君は、ぼーぜんと虚空を眺めているのでした。

 放課後。カンコ君は、おもいっきり肩を落として、とぼとぼと家路についていました。
「………なぜニダ。なぜみんなウリのいうこと聞いてくれないニダ?せっかくウリが、プレゼントも用意したの
に………」
 どうやらカンコ君、みんなに袖の下をばらまいていたようです。
「みんな、みんな恩知らずニダ………!!」
 なんとも利己的な不満を抱え込みつつ、重い足と鞄を引きずります。
「そういえば、鞄がやけに重いニダ………」
 不審に思ったカンコ君、鞄を降ろして、中を覗き込みました。
 ………中には、手の平サイズのちいさな壺が、ぎっしりと詰まっていました。
「これは………ウリがみんなに配ったキムチ壺……!?」
 なんと、袖の下は、ことごとくつっ返されていたのでした。その中に、メモらしき紙が挟まっています。おそ
るおそるそれを開いたカンコ君、次の瞬間、「アイゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」と絶叫しました。
 彼の手から滑り落ちた紙には………こう書かれていたのです。

「姑息なことするな!誰が東池なんて呼ぶものかよ!先生に、壺は提出したからな。明日が楽しみだな。 
                                                  アメリー」

                                          おしまい


57 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/09/21(土) 02:20 ID:cBWiKoyo
三毛であります。
今回のネタは……言わずと知れた、日本海呼称問題、その白紙化案が、撤回されたというネタです。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020920-00000312-yom-soci

やれやれですね。しかしながら、韓国はあの手この手で、東海という呼称を定着させようと横車を押して来
るでしょう。海上保安庁の一層の奮闘をお祈りいたします。
連中がIHOにてワイーロをばらまいていたというソースは、当然ながらありません。あくまで2ちゃん内での推測
でしかありませんが、やっていたとしても不思議じゃないと思ってしまうのは、私の性格が悪いからでしょう
か?それともかの国の不徳なのでしょうか?(w

ちなみに、今回タイワンちゃんが登場してないのは、IHOに台湾が加入していないからです。

では!

                            松居慶子「NIGHT WALTZ」を聞きながら  三毛 拝


58 名前:北極星 :2002/09/21(土) 02:52 ID:GAByEwwg
え〜……。本家が当分荒れ模様という事情から、総督府に本スレを立てさせていただきました。

連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 15クール目
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1032543676

今後の書き込みはこちらにお願い申し上げます。
ちなみにこの機に行方不明になっている過去ログのリンクはばっさり削除しました。


59 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/21(土) 15:12 ID:a5X.s7Fc
三毛さん、「ニホンちゃん外伝」第3話期待しています。
がんがってください。

60 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/22(日) 13:44 ID:OaJb8rjI
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1032396328/
の46って結局、誘導に従ってくれなかったみたいですね。

13クール目あたりでの100レスくらい使って言い合っていた人と同一人物
じゃないとは思いますが、なんだろなー


61 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/22(日) 18:16 ID:XkvXj206
昨年末から、毎回楽しく読ませていただいております・・・。
本家46氏を見てふと思ったのですが、
昨年の同時多発テロの時はどうだったのでしょうか?
46氏の言われるような、性質にも当てはまっているような気がしますが・・・。
本家46氏のような人は現れたのでしょうか?

62 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/22(日) 20:33 ID:i81cRc1.
ちょっと時期尚早かも・・・という意見はあったようななかったような(記憶不鮮明でスマソ)
ですが

あ ん な に 粘 着 な ヤ シ は い ま せ ん で し た

つーか雉虎さんを温帯のようなキティと並べるのはやめろ。

63 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/22(日) 22:42 ID:g1HA2u6Y
あれぐらいで「あんなに粘着」って言うのもなんだかな。

64 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/23(月) 18:06 ID:SWZHg9OQ
十分粘着だと思う・・・


65 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/23(月) 19:39 ID:21VO0mQw
地鎮祭はやらないのだろうか?

>>1
ちょっと、そこのあなた
総督府まで来て勝手な事しないでよ!

66 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/09/24(火) 00:46 ID:8h.Ach/2
>>65
むっ、ウリ的にはケンチャナヨニダ

67 名前:巨乳未亡人 ◆GUjhawYw :2002/09/24(火) 17:08 ID:UJo75sBU
>>64
禿同。

やっぱ、一番良いのは、報知もとい放置ですな。
勝手に、勝利宣言させてやりましょう(w

68 名前:machina ◆/PY5Iun6 :2002/09/24(火) 19:33 ID:sclIxKJI
かちゅろぐをうpしておきましたのでお知らせします

14クール
http://members.tripod.co.jp/machinen/NihonLog/1028225672.dat
補完スレ
http://members.tripod.co.jp/machinen/NihonLog/1020529487.dat
補完スレ2
http://members.tripod.co.jp/machinen/NihonLog/1030635293.dat

69 名前:L-Wing :2002/09/26(木) 21:05 ID:yTqajYgA
(半分私信でスマソ)
>でも、いっていいことと悪いことの区別は分かってる?
少なくとも、天皇スレでは何ら自分の良心に恥じる発言はしてないが。
(「天皇氏ね!」とか、皇室関係者の人格そのものを否定する発言は、天皇スレにおいては一切してないはずだし。
 「生きた日本史サンプル」って発言がダメなら、「重要無形文化財」って単語を生きた人間に向かって使う現状が既にアウトかと。)

>そして、それ以降、貴方が何をやったか考えて見なさいな。
>別に何言おうとかまわないが、やり始めた仕事ほっぽり出すってのがいやだっただけ。

おそらく作者群の間では、こういう公式解釈になってると思うんだが。
「LWは作者群の罵詈雑言にキレた事で一切の接触チャンネルを断ち、
 カレンダーの纏め役も放棄した」
・・・・あ〜・・・そう解釈してるような気がした。実際の所、全然逆なのよ。

17日のログを持ってるなら、ちょっと読み返して欲しいんだけど
当日の作家群、とても常態を保ってるとは思えないほどのキレぶりだったでしょ?
そして、18日の1時間以上に渡る透明あぼ〜ん攻撃。
そりゃ思うわな。「あ〜、こりゃ左翼関係者への怒りは相当なもんだな」と。
(ちなみにこの段階では、あくまで拉致問題に絡んでの怒りだと思っていた。
 というより、それ以外の材料はこの段階でLWに提示されていなかった、というのを頭に入れておいて欲しい。)
そこにオレが、しかもあえて「オレはオレでいるために、あくまで左翼でありつづける」と公言してまで居座る事は
決して「#ニホンちゃん」のメリットにはならない、と判断した。
まして、そんな状態で「んじゃ、カレンダーの纏め役やりま〜す」なんて能天気な事言えると思う?
オレが右翼側だったら「拉致に荷担してたくせに何勝手に出しゃばってんだ!
こういうオフィシャルな物の作成に、お前みたいな人間に関わられてたまるか!」って言ったね、きっと。
だからオレは、右翼側がある程度冷静さを取り戻すまで、
一時的に「#ニホンちゃん」を撤退する事にしたわけよ。
もちろん、復帰の暁にはカレンダープロジェクトにも関わるつもりで。
(その証拠に、友誼商店のカレンダー告知ページ残してあるでしょ?)
黄鉄鉱さんをIRCへ回送したのも、本人がオレの復帰を待つ事無く、
手っ取り早く話を進められるようにという配慮であって
決して「オラもう知〜らね」という感情論ではなかった。それだけは知っておいてもらう必要があると思う。

>むしろ、問題としてクローズアップして欲しいのはそっちだよ。
この説明で、なお「L-Wing逝ってよし」になるのであれば、それはもう仕方がない。
お互い、相手の金科玉条を内心では否定し続けていたわけだし。
ただ、不幸な誤解だけは取り除いて置きたかったからね。

70 名前:tenpura ◆UMAIu01k :2002/09/26(木) 22:05 ID:G/8lf0z2
>>69
わるいけど、ほとんど話が見えないです…。
単に、17・18のその場にいなかったからわからんだけかもしれないけど。
発言引用しているけど、どのスレッド?

---------------------------------
で、こっからは余談>LWさん。(ニホンちゃんファンの方々はスマソ とばしてください)

69の発言もそうなんだけど、場を読んで動いた方がいい。

この場合だと、「○○の件について」という形で、そちらの掲示板
にリンクを張るなどの形の方が良かったと思う。
なぜなら、このスレッドは、作者&絵師のための場所じゃなくて、
より大切なのは、それを読んでくれる読み手の方達への場所だから。
読み手の方達のことを考えてくださいよ。

まだ正式告知前の事項なんだしさー(泣)


71 名前:tenpura ◆UMAIu01k :2002/09/27(金) 21:59 ID:7GWjiEUM
>>70
事故レス

今、本家15クールを読んできて、経緯がわかった。
せめてリンクぐらいはってくれよぅ。

もっとも、ここだって「ニホンちゃん」の書き手の内輪の場じゃないと
いう意見は変わらないけど。

あとひとつだけ。
こういう形で距離おいて、意見を投げ合っても、絶対に解決しないよ。
話し合いをして妥協点探るしかないんじゃないのか?

どんなもんだろね。

72 名前:L-Wing :2002/09/29(日) 18:49 ID:7ECBlJqw
>天氏
りょーかい。

さて。
おそらく吃驚氏も、もう既に>>69を見てると思うんだけど、
実際にこうして「ここでやらんでくれ」という要請がついた以上は、河岸を変えるのが無難だと思うんだけど。
とりあえず、友誼商店の統一掲示板にスレでも立てて、そこで継続する?
もちろん、飛び入り参加歓迎って事で。

IRCだと人民法廷状態になりそうなんで、掲示板形式での継続を要請したい。
お互い、相手の書き込みを冷静に判断する時間が必要だろうしね。

73 名前: :2002/09/29(日) 18:55 ID:RgFynUDA
>>65からの地鎮祭が終わって無いみたいだから……
>>66
ああ、>>65はハン板と総督府の掛け持ちなんだな。
総督府の空気を知らないかぐしはハン板からの厨房としてとことん教育されるからね。
それを知らずに厨な書き込みをしたかぐしが、総督府のコテから懇切丁寧なレスをもらってたよ。


74 名前:L-Wing :2002/10/05(土) 18:29 ID:qvnn0Yqk
とりあえず、吃驚氏はこちらへどーぞ。

http://jbbs.shitaraba.com/sports/bbs/read.cgi?BBS=2767&KEY=1033810049

75 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:39 ID:RF7WAezE

                          想いは、時を越えて。
                    三毛 Presents  「ニホンちゃん」外伝

     「Still,I Love You」
         第三話 回想

  〜Side Uyo〜
 喫茶店「三毛猫亭」。
 地球町商店街のはずれにある、ちんまりとした喫茶店だ。今、オレは、クラスの連中と一緒に、この店に
やって来ていた。
 ………訂正。オレは、この店に、拉致どうぜんに連れ込まれていた。

「いらっしゃ………なんだぁ?えらい大勢だな」
 やって来たオレ達を見て、マスターが目を丸くした。三十くらいの痩せぎすの人で、少々目つきの悪い男性
だ。
 慌てて水の用意をするマスターを後目に、オレ達はテーブルにつく。……つーか、座らされる。五卓あった
テーブルは、あっという間に占拠された。
 オレを挟み込むように、左右にヨハネとマカオ。対面の席には、ユキとラスカちゃん。彼女たちは、一人分
開けて座っている。
 マスターが、水を配りながら、注文を聞いて回る。オレを含めて野郎三人はコーヒー。ラスカちゃんはミック
スパフェセット。そしてユキはチーズケーキとオレンジジュース。
 他の連中も、それぞれ好き勝手に注文している。
「ったく、めんどくせーなぁ………」
 マスターが、ぶつぶつと漏らしているのを、オレは聞いてしまった。
 ………いつも思うんだが、この人よく喫茶店のマスターなんてやってられるなぁ。


76 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:39 ID:RF7WAezE

     つづき

 この店は、姉さんに教えて貰った。マスターがとんでもない不精者で、コーヒー一杯で何時間もお喋りして
いようと、なにも言わない。それどころか、ちょっと手が空いたと見るや、煙草の吸い殻の山を築きながら本
を読み耽っている。勿論、お客などほったらかしだ。
 理解があるのか、それとも我関せずという姿勢なのか、生徒が煙草を吸っても、「見つからんようにな」と
しか言わないし、酷いときには客に店番をさせて本屋に行くなんて真似すらする。はっきり言って、変人だ。
 そういうわけで、この店は、お金がないのにひまを持て余している地球高校の生徒の溜まり場と化している。 
 マスターは変わり者だが、店そのものはかなり上等な部類に入るだろう。コーヒーは、オレ好みの酸味の
すくないものだし、ケーキやパフェは、ボリュームがあってカロリー抑えめ………らしい。オレは食べたことが
ないのでよく知らないが。
 店の内装は、店名どおり猫の写真や置物で埋まっているという印象だ。マスターの趣味だという、落ち着
いたピアノ曲が、常に流れている。
 姉さんに連れてきてもらったオレは、一度でこの店が気に入ってしまった。以来、三日と空けずここに来て
いる。ヨハネやマカオには、オレが教えたんだが、あいつらもここがお気に入りになっているらしい。

 皆が皆、無言だった。聞こえてくるのは、店内に流れる音楽と、マスターが立ち働く音だけ。
「……なんだ、今日はやけに静かだな。喧嘩でもしたのか?」
 マスターが、そんな空気を察して声をかけてきた。
「いえ、喧嘩って訳じゃないんですが………」
 ヨハネが、歯切れ悪く答える。マスターは、深入りするつもりが無いらしく、ひょいと肩をすくめるだけだった。
 五分……十分。重苦しく、ピリピリした空気は、注文の品がやってくるまで続いた。


77 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:40 ID:RF7WAezE

     つづき

「へいお待ち」
 やる気の無さそうな声とともに、コーヒーがやってきた。それぞれの前に、注文の品と一緒に伝票が置か
れてゆく。
 ……………………………ちょっと待て。
「………マスター。何故オレの伝票にパフェセットとチーズケーキが一緒に書かれてんですか?」
「あん?ラスカちゃんの分はどうせ君のおごりだろ?そっちの子は初めて見るが、君の関係者だろうし」
 …………なぜ関係者だとわかるんだ………。
「おごりだなんて、一言も言ってませんよ、オレ」
「君とラスカちゃんが一緒に来るときは、いつもおごりだからな。今回もそうだと思ったんだが?」
「いつもいつもたかられてる訳じゃないっす。………っていうか、オレの財布がもたない」
 げんなりと反論するオレ。その台詞に反応して、ラスカちゃんが、ぷうっと頬を膨らませた。
「ひっどーい!私、たかってなんかいないもん!ただおごって貰ってるだけだもん!」
 ………いや、そういうのを一般的に「たかる」と言うんだが………。
 反論する気力も尽き果てたオレは、のろのろとコーヒーをすすることしか出来なかった………。

「…………で。由紀子さん、さっき言ったこと、本当ですの?」
 紅茶のカップを、優雅にソーサーに戻しながら、ケベックが口火を切った。
 ………さっき言ったこととは…無論、ユキの爆弾発言だ。あれのせいで、オレの立場は針のむしろ………
いや、剣山の上で正座するに等しいモノになってしまった。早い話、やっかみと好奇心の対象になったのだ。
 ユキは、黙っていれば美少女だ。………と、思う。それが、転校して早々、特定の人間に、極端に好意的
な態度をとっていれば、当然他の野郎共にとっては面白くなかろう。女子たちは………まあ、女というもの
は、人の色恋沙汰が大好きだから。



78 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:40 ID:RF7WAezE

     つづき

 ユキが、「話していいの?」と言いたげにオレを見やる。なんと答えたものか迷っていると、予想だにしな
かった声が割り込んできた。
「あ、あたしも聞きた〜い!ね、ニホンちゃん!!」
「う、うん……わたしもびっくりしたし………。武士ったら、いつの間に………もう」
 仰天した。空いていた筈のカウンター席に、いつの間にか、姉さんとタイワンさんが座っている。いや、この
二人どころか、アメリーさんやゲルマッハさん、アーリアさん、エリザベスさんにフランソワーズさん…姉さん
の主立った友人たちが、ずらりと並んでいた。皆、興味で目を輝かせている。
「…………なぜ姉さんたちがここにいる」
 半眼で睨むと、揃って目をそらしやがった。
「いや〜、偶然よ、ぐ・う・ぜ・ん。たまたまここに来たら、ウヨ君たちがいただけよ〜」
 嘘だ。噂を聞きつけて、後をつけてきたに違いない。
「ねぇ?マスター。ただの偶然だもんねぇ〜」
「……どっちでもいいよ。まったく、仕事が増えて面倒くさいったらありゃしない」
「あ、酷い言い方〜。せっかく、可愛い女子高生が揃って来たのに、もすこし愛想いい答えしてほしいなぁ」
「悪いが、子供は守備範囲外だ」
 タイワンさんとマスターが、噛み合わない漫才を繰り広げているのを後目に、姉さんは、ひどく真摯な目で
オレとユキを見つめていた。
「由紀子ちゃん……昔、武士とキスしたって………本当?」
「………はい」
「そう………わたしは、無理には聞かないわ。でも、ひとつだけ………。武士のこと、好き?」



79 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:40 ID:RF7WAezE

     つづき

  〜Side Laska〜
 かちり。
 ニホン姉さんの問いかけを聞いた瞬間、私のスプーンが、パフェグラスに当たって耳障りな音を立てた。
手が、動かない。いや、全身が、まるで氷漬けになったように、ぴくりとも動かなかった。
 いや。
 いやいやいや。
 聞きたくない。
 由紀子ちゃんの答えは分かりきってる。
 でも、それを本人の口から聞かされるのが、怖くてたまらない。
 そして………それを聞いたウヨ君がどんな反応をするのか……私は平静を保っていられるのか………
恐ろしくてたまらない。
 店内に、沈黙が舞い降りていた。マスターと私を除く全員が、由紀子ちゃんに視線を注いでいた。

「ええ………好きです。大好きです」

 おお、というどよめきが、店内に満ちた。
 私は……呆然としていた。こんな台詞を、なんのてらいもなく言ってのけるなんて……。
 彼女の、ウヨ君に対する想いの深さ、激しさを、改めて思い知らされた。
 そして……ふと思った。同じ質問をされたとき、私はなんと答えるだろう?「お兄ちゃんとして」好きとか、
「幼なじみとして」好き………そう答えるんじゃないかな……。
 好き。好意を抱いている。想いを寄せている。……愛してる。
 …………………分からない。私は確かに彼のことが好き。でもそれは、どういう形での「好き」なの?
 兄貴分として?幼なじみとして?それとも………一人の男性として?
 「好き」と一言で言うのは簡単。でもその中には、無限に等しい意味を込めることができる。
 ………私が口にすべき「好き」には、どんな意味を持たせるべきなんだろう?



80 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:41 ID:RF7WAezE

     つづき

  〜Side Yukiko〜

 ちょっとまずかったかな?
 ワタシは、自分の発言の結果に、ちょっとだけ戸惑っていた。オグナは、表情の選択に困ったような顔をし
ている。喜んでいいのか、照れるべきなのか、それとも困ればよいのか、分からないと言いたげだ。きっと、
女の子から面と向かって「好き」と言われたことがないんだろうなぁ。
 ラスカちゃんは……オグナとは対照的に、無表情だった。うつろな目で、パフェをじっと見つめている。沈黙
という名の砦にたてこもり、なにやら考え込んでいる。

しかし………ワタシは、こう答えるしかなかった。いくら韜晦したところで、オグナへの気持ちを隠し通すな
ど出来なかったから。ましてや否定するなど、ある意味ワタシの全てを否定するに等しかったから。

 ワタシの答えを聞いたさくらさんは……すごく穏やかな目でワタシを見つめていた。かすみ草にも似た、控
えめで、儚げな笑顔。
「そう………わたしはそれだけ聞けたら十分よ。………マスター、ごちそうさまでした」
 そう言って、スツールから降りるさくらさん。
「に、ニホンちゃん!?」
「いいのよ、タイワンちゃん。由紀子ちゃんの気持ちが聞けたんだから、もう十分なの、わたしは。……ね、
由紀子ちゃん」
「………はい」
「武士を……好きになってくれて、ありがとう」
 その一言を残して、さくらさんは、店を出ていった。このひとには敵わない。全てを受容し、包み込んでくれ
る懐の深さ。母性というものの存在を確信させてくれるひと。
 さくらさんは、ある意味、ワタシの目標になるひとだ、そう…思った。



81 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:41 ID:RF7WAezE

     つづき

「で……ウヨ君とキスした……ううん、ウヨ君のことを好きになったいきさつ……よければ教えてもらえるか
な?」
 さくらさんの隣に座っていた、元気そうな人が促してきた。ええっと………タイワンさん、っていったっけ。
 ワタシは、もう一度、オグナを見た。ワタシの過去、つまりはオグナの過去だ。話していいものかどうか、彼
の了解を得た方がいい。……が、オグナは、相変わらず困ったような顔で沈黙している。迷っているのだろう。
 いいや、言っちゃえ。なぜワタシがオグナのことを好きになったのか、オグナ本人に知ってもらいたいし。
「………分かりました。あれは、十年前………」



 十年前。ワタシは、いじめられっこだった。何故いじめられていたか、それはよくわからない。
 いじめていたのは、近所でも評判のガキ大将だった。ブランコを横取りされたり、砂場で遊んでいると乱入
して無茶苦茶にしたり。仲のいい女の子が、文句を言っても馬耳東風。相変わらず、彼はワタシをいじめ続
けた。
 事件が起こったのは、オグナたちがやってきた次の日のことだった。
 飽きもせずに、ワタシのお人形を取り上げてへらへら笑っていたガキ大将に、どこからか現れたオグナが
近づいていったのだ。
「んん?なんだ、おまえ。みかけないやつだな」
「…………かえしてやれよ」
「なに?」
「かえしてやれ、っていったんだよ!」
 いきなりだった。目にも留まらぬ早業で、オグナは、ガキ大将の腕をねじりあげたのだ。悲鳴を上げ、人形
を取り落とすガキ大将。オグナは、それをすくい上げると、ワタシに放り投げてきた。



82 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:44 ID:RF7WAezE

     つづき

「てめぇっ!」
 ガキ大将の取り巻きが、オグナを包囲する。が、オグナは、怖れる色すら見せずに昂然と言い放った。
「おとこがよってたかっておんなのこをいじめるな。みっともないぞ!」
「うるせぇ、おんなのまえだからってカッコつけてんじゃねぇや!やっちまえ!!」
 乱闘が、始まった。細身のオグナは、ひどくすばしっこかった。四方から殴りかかってくる悪ガキどもを、
ひょいひょいとかわし、的確な一撃を入れていく。
「こ、こいつ、つよいぞ!」
 何人かが戦意を喪失して逃げてゆく。今まで、いじめにも黙って耐えていただけだったワタシは、怖れる色
もなく抵抗し、反撃に出るオグナの勇敢さを、半ば呆然と見ているだけだった。
 ……が、所詮は多勢に無勢。オグナの後ろから飛びかかった一人が、彼の動きを止めた。

 一方的な暴力が始まった。羽交い締めにされたオグナを殴る蹴る。みるみる彼の顔が腫れ上がり、服が
ボロボロになってゆく。
 やめて!おねがいやめて!
 叫びたかった。でも、声が出なかった。竦み上がったワタシは、ただ、眼前に展開される陰惨な光景を、見
ているしかできなかった……。

 がくり、と、オグナの頭が落ちた。まるで、力つきたかのように。
「へっへっへ…まいったか!」
 勝ち誇るガキ大将。大勢で一人を相手にしてるくせに………!
 その瞬間。オグナが、弾かれたように頭を上げた。彼を羽交い締めにしていた子分の鼻っ柱に、後頭部が
勢いよく激突する。
 悲鳴と鼻血を撒き散らしながら、派手に横転する子分。オグナの戒めは解かれた。



83 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:44 ID:RF7WAezE

     つづき

 身体の自由を取り戻したオグナは、即座に反撃に転じた。
 獲物を見つけた隼のように、ガキ大将に突っ込んでゆく。咄嗟のことで、反応しきれなかったガキ大将の腹
に、オグナの頭がめり込んだ。
「ぐふ……っ!!」
 身体をくの字に折り曲げて、呻き声を上げるガキ大将。そのまま尻餅をついた彼の上に馬乗りになったオ
グナは、情け容赦なく拳の雨を降らせた。
「こ、このぉっ!!」
 慌てた子分が、オグナを引き剥がしにかかる。もつれあって殴り合う二人が離れるかと思われたその瞬間。
オグナは、ガキ大将の腕に、思い切り噛みついた。
「いてててててててててて!!」
 たまらず叫ぶガキ大将。下手に引っ張れば、却ってガキ大将を痛めつけることになってしまう。子分たちの
動きが止まった。
「は、はなせぇ!!このやろーっ!!」
 闇雲に拳を振り回し、オグナを乱打するガキ大将。しかし、オグナは、まるである種の亀にでもなったかの
ように、喰いついた口を離そうとはしなかった。
 やがて、ガキ大将の悲鳴は、ぶざまな泣き声に変わっていった。
「い、いてぇよぉ………わかった、わるかったから、もうはなしてくれよぉ………!」
 それを聞いて、ようやく解放するオグナ。ガキ大将は、泣きながらほうほうの態で逃げ出していった……。

「たたかれてないか?だいじょうぶか?ユキ」
 その声で、ワタシを縛り付けていた呪縛が解かれた。満身創痍のオグナに駆け寄る。
「へへへ………かちぃ!」
 にかっ、と笑い、ワタシに向けてVサインを見せるオグナ。……そして、そのまま、ものの見事にひっくり
返った。
「き………きゃああああああ!!しっかりしてぇっ!!」



84 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:45 ID:RF7WAezE

     つづき

 カラスが、物悲しく鳴き交わしながら、ねぐらへと帰ってゆく。ワタシとオグナは、夕陽を浴びながら、家路を
歩いていた。
 ふらふらと、力無い足取りのオグナ。それを支えようとするワタシ。しかし、彼は、そのたびにワタシの手を
振り払った……。
 二人のあいだに、会話はない。ただ無言で、足を動かすのみ。
 ………ダメ。お礼を言わなくちゃ。
「あ……あの……」
「あん?」
 いつもと同じ、ぶっきらぼうな声。でも、その奥底に、暖かなものがある。その時のワタシは、そう感じた……。
「どうもありがとう。その……たすけてくれて」
「べつに。おまえをたすけようとおもったわけじゃねーよ。アイツがきにくわなかったから、なぐっただけだ」
 それは、照れ隠しだったのだろう。顔の紅さは、夕陽のせいだけとは思えなかった。
「うん………でもね。すっごくうれしかった」
 ふたたび沈黙が降りてくる。
 ややあって、オグナが口を開いた。ひどく真面目な声だった。
「なあ………オマエ、いつもいじめられてんのか?」
「う………うん………」
「………………だれもかばってくれないのか?」
「う……ん……。あのこ、すごくケンカつよいし」
「………………おまえさー、おどおどしすぎだよ。だからいじめられるんだ」
「だ、だって……こわいもん」
「だからって、ずーっとがまんしてたら、ずーっとずーっといじめられるぞ?」
「そんなのヤダぁ………」



85 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:45 ID:RF7WAezE

     つづき

 ワタシは、涙声で呟いた。オグナの指摘したことは、正論だ。そしてそれは、希望とは対極にある現実だっ
た。……でも……ワタシに、なにができるの?ワタシは、なにをしたらいいの?
 すがるような思いで、ワタシはオグナを見た。彼は、無惨に腫れあがった顔に、無理矢理笑みらしきものを
浮かべて、その答えを告げた。
「だからさ……。つよく、なれよ。べつにケンカにつよくなれってわけじゃなくて……イヤなことはイヤって……
それをハッキリいえるように、さ」
 それは、当時のワタシには、無理難題に等しいものだった。そんなことができたら、最初からいじめられた
りなどしていない。
 うつむいたまま、黙っているワタシを見やって、オグナは困ったようにため息をついた。
「まあ……オレがこっちにいるあいだは、アイツらにはゆびいっぽんふれさせねーよ。あんしんしろ」
「……!!」
 驚いて、オグナの顔を見上げる。だが、彼はそっぽを向いていて、表情を伺い知ることはできなかった…。

 帰宅したワタシたちを待っていたのは、オグナのお母さんと、さくらさんの怒声だった。
 服はぼろぼろの上に泥だらけ、顔には青あざときたら、なにをやらかしたのか一目瞭然。当然の結果だっ
た。二人から小言のシャワーを浴びつつ、赤チンを塗りたくられている彼を見るに見かねて、ワタシは弁護し
ようとした。
 オグナは、ワタシをいじめっこから助けてくれたんです……!
 …しかし、その言葉は、オグナ自身の眼光によって遮られた。言うな、と、彼は目で訴えていたのだ。

 ワタシは沈黙を守った。ワタシを護ってくれたのに、小言を言われているオグナ。ワタシのお父さん、お母さ
んに、心配をかけまいと、敢えて悪者になったオグナ。ワタシは、そんな彼を、涙に濡れた目で見つめてい
た……。
 ただ……オグナのお父さん、そしてワタシのお父さんは、全てを察していたのだろう。二人は無言で、でも
暖かな微笑をたたえ、オグナの頭を、そっとなでてくれたのだった………。



86 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:45 ID:RF7WAezE

     つづき

  〜Side Laska〜
「…………だから、オグナのことを好きになったの。ワタシを護ってくれるひと。ワタシのことを、考えていてく
れるひとだから……」
 由紀子ちゃんは、そこでいったん言葉を切った。
 私は、何故か苦笑が浮かんでくるのを押さえることができなかった。
 …………………ウヨ君らしいな……。
 ウヨ君は、ずっと昔から、ウヨ君であり続けていたんだ。人のために、平気で危地にとびこんでゆくひとだっ
たんだ……。
 私は、そっと、となりのテーブルに座っているチョゴリちゃんを見た。彼女も、昔、いじめられていたところを
ウヨ君に助けられている。レモンスカッシュのグラスを、両手で包み込むように持っている彼女の瞳には、共
感と納得の光が揺れていた………。
「たった………」
 不意に、ウヨ君が沈黙を破った。全員の視線が、彼に集中する。ウヨ君は、半ば呆然としたように、言葉を
続けた。
「たった……………それだけのことで………?」
「…………………オグナにとっては、それだけのことかもしれない。でもね……ワタシにとっては、それだけ
のことが、すごく嬉しかったんだよ………」
 答える由紀子ちゃんの声は、対照的に、明快そのものだった。
「ワタシをかばってくれた。ワタシを励ましてくれた。そんなひと、家族以外にはいなかったもの。ワタシにとっ
ては………あなたは、騎士のような人なの」
「騎士、ねぇ…………」
 面映ゆげなウヨ君。これほど素直に、信頼と敬慕を伝えられては、照れて見せるしかないのかな……?
「………で……キスしたっていういきさつは?」
 タイワンさんが口を挟んできた。とたんに、ウヨ君の表情が硬くなる。私は………内心で荒れくるう何かを、
必死で押さえつけていた。聞きたい、という欲求と、聞きたくない、という感情。この二つが、せめぎ合い、渦
を巻いて、私の全身を駆けめぐる。
「話しちゃって………いい?」
 おずおずと、由紀子ちゃんがウヨ君に問いかけた。内心の葛藤もあらわに、頭を抱えていたウヨ君は、や
やあってから、ぽつりと呟いた。
「…………………………………好きにしろ」



87 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:46 ID:RF7WAezE

     つづき

  〜Side Yuki〜
 あの一件以来、ワタシはオグナにべったりだった。常に行動を共にしていた。虫取り網を抱えて、山を走り
回り、海でカニを追いかけまわした。時には、さくらさんも入れて三人でおままごともしたりした。……彼は、
しぶしぶといった風情だったけど。

 たのしい日々だった。

 でも、物事には必ず終わりの時がやってくる。オグナたち一家が、ワタシの家から帰る日が―――お別れ
の時が、やってきた。
 車に、沢山のおみやげを、心には、あふれるほどの思い出を詰め込んで、オグナたちは帰り支度をする。
一家全員が、それを手伝いながら、別れを惜しんでいた。
「今度は、地球町に是非遊びに来てください。住人は変人も多いですが、よいところですよ。きっと気に入っ
て頂けると思います」
「ええ、是非ともお伺いします」
「さくらちゃん、元気でね。よかったら、また遊びに来てくれると嬉しいな」
「はい、おばさま。きっと……」
 交わされる挨拶。別れの儀式。
 その輪から、ワタシとオグナは離れていた。二人とも無言だった。

 本当は、オグナにしがみついて大泣きしたかった。いっちゃやだと、思い切り駄々をこねたかった。でも、そ
んな真似をしたところで、オグナがここに残ってくれる訳がなかった。ワタシを連れていってくれる訳がなかっ
た。
 だから………せめて、笑って見送りたかった……。

「オグナ………ばいばい」
 言っておきたいことは、いくらでもあったのに……口にできたのは、その一言だけだった。言葉をつなごうと
しても、のどの奥を、形にならないなにかが塞いでしまう。
「ああ……じゃあ、な」
 オグナの返事も、ひどくあっさりとしたものだった。

 ……やっぱりやだ。行かないでほしい。次にいつ逢えるのか、それすらわからないのに……。
 そう思った瞬間、鼻の奥に痺れるような感覚が走り、視界がゆっくりと滲んできた。



88 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:46 ID:RF7WAezE

     つづき

「お、おい……ユキ!?」
 オグナが、うろたえたような声を上げた。ほほを、何かが駆け下りてゆく感触。
 あれ………ワタシ、泣いてるの………?

 だめじゃない、由紀子ってば。笑って……笑って見送りしなくちゃ………!

 でも、涙は止まらなかった。必死に笑顔を作っても、想いは、私の気持ちは、形を変えてこぼれ落ちていっ
た………。

 ぽろぽろ………ぽろぽろと…………。

「ユキ………」
 オグナが、それまで聞いたことのないような、優しく穏やかな声で言った。
「やくそくしよう。ぜったいにまたあうって。また、いっしょにあそぼうな」
「うん………うん………」
「よし、ゆびきりだ」
 しかし、ワタシは頭を振った。
「ゆびきりよりも………やくそくがかなうおまじない、してもいい?」
「ん?おまじない?……ああ、いいぜ」
「じゃ……めをつぶって」
 素直に目をつむるオグナ。ワタシは、涙をぬぐうと、そっと彼の顔に、自分のそれを近づけていった。
 胸がどきどきする。やめちゃおうかな、と、心の奥で誰かがささやく。でも………ワタシは、確かな証が欲
しかった。永遠にこころに刻みつけられる、まばゆい証が欲しかった。

 ちゅ。

 一瞬。ほんの一瞬だけ、二人の唇が触れ合った。驚いて目を見開くオグナ。間髪入れず、ワタシは彼にし
がみついた。

「やくそくしたよ…………きっと………また………あおうね!!」

 震える声で叫ぶワタシのほほを、新しい涙が、そっと伝っていった…………。



89 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:47 ID:RF7WAezE

     つづき

  〜Side Laska〜
 私は、とぼとぼと家路をたどっていた。
 由紀子ちゃんの話。それは、衝撃以上のなにかを、私に叩きつけていた。
 羨望、嫉妬、苛立ち、後悔。いろいろな感情が混淆して、私を苛む。

 …………………聞くんじゃなかった………………。

 彼女と、ウヨ君が、どれほど濃密な時間を過ごしていたのか。どれほど深く心を通わせていたのか。一言
一言が、私を打ちのめした。みずから望んで聞いたとはいえ、あの時間は、ほとんど拷問にちかいものだっ
た。
 私は、自分がウヨ君にいちばん近いところにいると思っていた。彼の隣にいることを、当然のことのように
考えていた。でも………それは、幻想にすぎなかったんだ。私だけの特等席は、砂の土台の上に作られた
ものだったんだ………。
 由紀子ちゃんの登場は、私が座り込んでいた特等席を、一瞬でたたき壊した。ウヨ君の隣には、いまは誰
もいない。そしてそこには、由紀子ちゃんが座ろうとしている……。

 いや!!

 それを考えただけで、私のなかで、何かが激しく荒れくるう。
 仲良く笑いあい、ふざけ会うふたりのイメージが、私を押しつぶそうとする。それは、ついこの間までの、私
の姿。ひょっとしたら、もう二度とそんなことはできないかもしれない、過去の幻影。
「………………っ」
 目尻が熱くなってくる。すさまじい敗北感と、巨大な喪失感。その二つが、私を挟み撃ちにする。

「ラスカちゃーん!まってー!!」

 由紀子ちゃんが、私に駆け寄ってきたのは、そんなときだった。



90 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:47 ID:RF7WAezE

     つづき

「はぁ……はぁ……はぁ……」
 私の目の前で、息を弾ませる由紀子ちゃん。透明な汗が、かすかに上気した彼女の顔を美しく彩る。
「……なにか、用なの?」
 いけないとは思いつつも、声がとがるのを押さえきれない。
「ええ…………あなたの気持ちを、聞いておきたくて」
「私の……………?」
「ええ。……単刀直入に聞くわ。ラスカちゃんは………オグナのこと、好きなの?」
「…………!」
 ついに聞かれてしまった。私自身も、答えを出すことを先延ばしにしていた質問を。
 由紀子ちゃんは、韜晦やごまかしを一切拒絶した、厳しい眼光で私を縛り付ける。
「わ、私は…………」
 声が続かない。さっきまで自問自答していた疑問。「好き」という言葉の意味。
 私が答えに迷っていると、由紀子ちゃんは、ふっ……と柔らかい笑みを浮かべて言った。
「このままじゃ、ワタシが悪役になっちゃいそうだから」
「悪役…?」
「そう。悪役、悪役」
 悪役、という単語を、まるで歌うかのように発音する。
「お姫様から、王子様を奪い取ってしまう悪い魔女みたいじゃない、ワタシ?」
「そ、そんな………」
「でもね」
 不意に、由紀子ちゃんが微笑をおさめた。信じられないくらい静かに、まるで宣誓をするかのように言い放
つ。
「でも……悪い魔女だって……王子様の事が大好きなのよ」
「………!」
 ああ……このひとは、本気なんだ。ならば、私も本気で答えなくちゃ。



91 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 20:48 ID:RF7WAezE

     つづき

 目を閉じる。ウヨ君と由紀子ちゃんが、睦まじく笑いあっているところを想像してみる。
 そのとたんに、こころのなかでなにかが軋み、心臓が鷲掴みにされたような痛みが走る。

 やっぱり………私は………私は…………!

「好きよ」
 さっきまでの逡巡が嘘のように、自然に言葉が滑り出ていた。
「好き………私は、ウヨ君の事が大好き。ずっと、ずっと……彼の隣にいたい……!」
 言った。言ってしまった。もう後戻りできない。ウヨ君のことを好きだと自覚して、口にだしてしまった以上、
もう、彼の妹分ではいられない。
 でも……こころにつかえていたモノが、すっと消えていったのも、また事実だった。
「うふふ。その言葉が、聞きたかったんだ……」
 満面の笑みを浮かべて、由紀子ちゃんが言った。すごく魅力的な笑顔だった。
「これで、ワタシたちはライバル、ね。お互い、正々堂々といきましょう」
 笑みの質が変わった。不敵な、と形容できそうな、自信に満ちた笑み。
「ええ……そうね」
 そう答える私の顔も、彼女と似たような表情だっただろう。
 どちらともなく、手をさしだす。

 二人の声が、重なった。

『負けないわよ』

                                      つづく


92 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 21:00 ID:RF7WAezE

                              次回予告

「ああ………楽しかったよ」

 オレたちは、変わろうとしていた。

「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 もはや、幼い日には戻れない。

「ウヨ君…………」

 それぞれの想いを胸に抱いて。

「幸せだわ………今のワタシは………」

 夜は、静かに更けてゆく……。

「どうしたら………いいのかな……」

 次回 「月の光に抱かれて」

 オレたちは、夢を見る。



93 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/10/11(金) 21:02 ID:RF7WAezE
えーと、先日壮大な誤爆かました「Still…」、こちらにも再うpいたします。
あんな情けないミスは二度といたしませんので、どうか勘弁してください……。

94 名前:405 ◆20gERCQ6 :2002/10/12(土) 02:02 ID:yWEiO4ek
>>三毛氏
読ませていただきました。スレ汚しになりそうなのでニホンちゃん各作品に対しての感想をいままで
控えてきたのですがこの作品を読んだら書かずにはいられませんでした、私個人のわがままをお許しください( TДT)
ただ一言・・・・・切ないッス。彼らの高校生活に幸多からんことを・・
                 こんなのしかかけなくてスミマセン(´・ω・`)

95 名前:ゼロ :2002/10/22(火) 23:26 ID:GIBEgwbk
 予告

 ソーレンが、打倒プリティラスカに手を引いてから、しばらく経ったとき
 新たなる魔の手が、襲い掛かる。
 新しい仲間も加わって、装いも新たにスタート(の予定・・・)

 魔法少女プリティラスカちゃん 2nd Stage

 近日、補完スレにて掲載予定。

96 名前:ポイントカサレリア :2002/11/13(水) 03:46 ID:X7MR9eoM
今日も工事途中のサグラダファミリア教会でデビルマンよろしくでたたずむバスクさん。
しかし、彼女は人が近づく気配を察すると急に歌を歌いだしました。(嵐を呼ぶ男)

   「♪オイラはバッスク〜、ギャールなバッスク〜。
      ♪オイラがコ〜ルしりゃ、嵐が吹くぜ! 」>(^◇^=)
                                 ポル!ガル!
     \ ヘイ オヤビン! /
・-・)    (*´D`)(*‘д‘)


「あ〜、アカン」「反応しちゃったのれす」頭をポリポリしながら子分の双子たち。
二人は凹んでいるバスクさんを励ますのが半分、残りは冷やかしでやってきました。
二人の後ろにはモジモジとしている子がいました。名はティモル、双子たちの子分でした。

        ∠「なんかあったんれすか」 
・-・) (*´D`) (*‘д‘)_         「お前ら!、ていうかホロリ」>(^◇^=)
 ・・・          \「ウチに話してみいや。」            

涙もろいバスクさん。今日の出来事を話しました。帰り道で似顔絵屋に入り、
似顔絵に注文をつけました。「モーむすのヤグチっぽくして」が、それがまずかった。
2人の画家のうち一人がプルプル震えだしました。「じゃあ、これはもう、だめだ。」

                             「ビリビリビリ」
                               ∠●/
(;^◇^)ノ<「なにも破かなくても、      「ビリ」   ■  「ビリ」
        ていうかオイラのせい?」      「ビリビリビリ」

自分の魅力が原因。バスクさんは自分の魔性に悩んでいるといいました。
双子は全然違いますよ。と思いましたがバスクさんの前ではYESマン。
モデルのバスクさんが絶対です。モデルは神れすよ。と話は纏まりつつあった所で・・・
しかし、ティモル君は空気も読めずに叫んでいました。
      _, ._
    川o・-・)<「そんなの、おかしいですよバスクさん!」 (^◇^;)(´D`;)(‘д‘;)
カテジナサーン

    川o・-・)<「要は気持ちです。似顔絵に正解なんてありません。  (^◇^;) ・・・ハイ・・・
デビルマンetc    創造神がなんだってんですか。あんなのよくある     (´D`;) ・・・ハイレス・・・
           ただの中ボスです。主人公は神ごときに負けません!」  (‘д‘;) ・・セヤナ・・・

てなことでバスクさん翌日似顔絵屋さんに言いました。     
                                       ●  バスクイノチ!
 (;^◇^)ノ<「すみません。ソバカスが似合う感じで・・・」   /■\
キョニユウさん                               |>


 川o・-・)<「これで一件落着です!」        (´D`;)(‘д‘;)
カンペキデス                       ムムッレス   ヤルヤンケ

97 名前:巨乳 :2002/11/13(水) 19:27 ID:/ECkhNuQ
>>96
。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん


98 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:06 ID:X5W8Lv.k
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   ∂川 シ9    連続AA小説「ニホンちゃん」     w’"ヽ ) 
   f(^▽^)|                        Σ <`∀´>’
   |||∩∩リ           第1話            ∩∩
   ムゞvゝ                          ノ y 」
    ∪∪      「カンコ君は性懲りもなく」      お ∪

゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜
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99 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:06 ID:X5W8Lv.k
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.,リル"ミ     ♪〜 ∂川 シ9    ゞ "'v          /中つ、
( ゜へ゜)          f(^▽^)|   <`∀´> ニダニダ      (`ハ´) 
,☆三∧          ( 斤彳>   tつ つ         (  )))) 
ヽ ら ̄ ̄ \     ||\φ_⊆ ̄ ̄< 入> \        ||\ ̄ ̄ ̄
丶       \   ||  \       丶   ヾ\     ||  \    
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100 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:07 ID:X5W8Lv.k
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.,リル"ミ     ♪〜 ∂川 シ9    ゞ "'v          /中つ、
( ゜へ゜)          f(^▽^)|    <-∀-> ZZZ…      (`ハ´) 
,☆三∧          ( 斤彳>   tつ つ         (  )))) 
ヽ ら ̄丶~\     ||\φ_⊆ ̄ ̄< 入> \        ||\\ ̄丶丶
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 ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||       || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||          || ̄ ̄

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101 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:07 ID:X5W8Lv.k

.,リル"ミ         ∂川 シ9    ゞ "'v          /中つ、
( ゜へ゜) ハラヘッタ     f(^▽^)|  Σ<`∀´> ニダ!?       (`ハ´) 
,☆三∧          ( 斤彳>   tつ つ         (  )))) 
ヽ ら ̄丶~\     ||\φ_⊆ ̄ ̄< 入> \        ||\\ ̄丶丶
丶    ̄ - o\   ||  \       丶   ヾ\     ||  \  ̄   
 ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||    || \ || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||     || \ || ̄ ̄
 ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||       || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||          || ̄ ̄

2/10

102 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:07 ID:X5W8Lv.k
 (     アイゴー・・・テストぜんぜん進んでないニダ     )
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
                   ○
                     o
.,リル"ミ     ♪〜 ∂川 シ9    ゞ "'v          /中つ、
( ゜へ゜)          f(^▽^)|    <;`∀´> コマッタニダ   (`ハ´) アル?
,☆三∧          ( 斤彳>   tつ つ         (  )))) 
ヽ ら ̄丶~\     ||\φ_⊆ ̄ ̄< 入> \        ||\\ ̄丶
丶    ̄ - o\   ||  \       丶   ヾ\     ||  \  ̄ 
 ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||    || \ || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||     || \ || ̄ ̄
 ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||       || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||          || ̄ ̄

3/10

103 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:08 ID:X5W8Lv.k
  ・・・うん、いいよ。 どこ?   |
                   /
 ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    ∂川 シ9    ゞ"'vi;;   |  やい、ニホン!         |
ハァ… f(^▽^)|    <∀´>/ <  ニホンは賠償として        |
    ( 斤彳>   tつ つ  | ウリに答えを教えるニダ   |
  ||\φ_⊆ ̄ ̄< 入> \ \____________/
  ||  \       丶   ヾ\
  || \ || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||  イネムリナンカ シテナイニダヨ?
     || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||  

4/10

104 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:08 ID:X5W8Lv.k
 問題1 【     】の海の名前を書きましょう(10点)
 ______________________
 |                   ,.../       (/).>   |
 |          wゞ 入  ,.,,.,./         .ヘ.      |
 |        /    ''''           ./ :.      |
 |     ,,,,,;:::''              _ .ヘ.,'   丶_  |
 |ヽヘ   (                ) Ω\  __(,.- |
 | ζ   ';               _τニ 丶/     |
 |ヽ~    )  【        】    )  <         |
 |ノ    |              ;    )        |
 |     ノ。.            /   ..ノ          |
 |ゝ'ヾwノ          |~< 彡   .ゝ           |
 |   / ,,...;=ー〜ー,,../  "    ノ    ___   |
 |   ;〜ヽへ〜ーx 、        <  |ン  \| / \|
 |.i  ζh ヽ ノ〜 ><  Ω〜'フΩ_(  フ\  ー十ー-\|
 |   (  /  ヽ⌒'  丶'      /   \  |   /|
 |   'Ω|                            |
 |______________________|

 <`∀´> ココニダ
 (^▽^)  なあんだ、これはニホソ海だよカンコ君。
 <`∀´> ニダハハハ…

5/10

105 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:12 ID:X5W8Lv.k

         ∂ミ 川)    ゞ"'vi;; 
  アレ…    f(;^▽)|    <∀´>/ ハハ・・・ハ・・・・
  モシカシテ…  ( 斤彳>   tつ つ  ・・・・・・・・・・・
        ||\φ_⊆ ̄ ̄< _,..> \ ・・・・・・・・・ニダ
        ||  \       丶   ヾ\
        || \ || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||  
           || ̄ ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||  
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::                                     ::::
::::           ・・・その通り、NGワードです            ::::
::::                                     ::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
6/10



106 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:13 ID:X5W8Lv.k
          ゛ (⌒) ヽ ) 捏造ニダ! これは
 ドッカーン !!   ((、´゛)) )
    ..      |||||   )  ーー十ーー \ムーー
(( ⊂_ヽ     ||||||    ) にニエニコ \  ∠フフ
   ( \\ v)ノノ''))  ノ  L_工___|  ノく∠~ム ニダ!!
  ((⌒))\ <♯`Д´>  >  / |\  V   V   
  ノ火    >  ⌒ヽ    へ⌒へ⌒へ⌒へ⌒へ⌒へ⌒へ
  (⌒((⌒)/:..:″;.へ \)),
  (⌒( ⌒ )::./)) \\        __
     ( (( ⌒ )) )  ヽ_つ    /フ’
     (( ⌒ )) )),     ファビョ━━━ン!
    从ノ.::;;火;; 从))゙      //
    从::;;;;;ノ  );;;;;从   /\×\       __
   从;;;;;::人 ;ノ;;;;;从人/   \\\    /フ’ __

7/10

107 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:13 ID:X5W8Lv.k

             ((、´゛))            〆ヘ ←フラメンコ先生
              ノ 丶        # ノノノ''ヾ)彡  -___
  ∂ミ 川)     w’"ヽ )             |-L-*リ  ─_____ ______ ̄
  f( ;▽)|   ⊂<`A´>う シャザイト      入巛 ⌒\  ____ ___
  ( 斤彳>    丶_ _|/  バイショウヲ… C彡/ V'' ヽミつ __ ___
 ||\φ_⊆ ̄\   \y 」               く人 >  =_
 ||  \       \   おノ              (久 /ヽミ ≡=-
 || \ || ̄ ̄ ̄ ̄|||  ,::.;.个;                \ ≡=- __________
    || ̄ ̄ ̄ ̄|||/;''// y \

8/10

108 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:13 ID:X5W8Lv.k
                             へヾ
.,リル"ミ          ∂ミ 川)       (⌒\ζ''ハヽ  ←フラメンコ先生
( ゜Д゜) }} センセイ   {{f( ゜Д)| }}       '' 川(*-」-|
,☆三∧   コワイyo    ( 斤彳> ヒィ       (m  川 ⌒ヽ
ヽ ら ̄丶~\     ||\φ_⊆~\        <;;;V;; </ソ
丶    ̄ - o\   ||  \      \   ミヘく_ ∩∀; > アイゴー
 ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||    || \ || ̄ ̄ ̄ ̄||   (ヽ_ノゝ _ノ
 ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄||       || ̄ ̄ ̄ ̄|| ,::.;.个;、

9/10

109 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:14 ID:X5W8Lv.k
 ______      〆ヘ  ( カンコ、間違いなく氏んだアルヨ・・・ )
          |   ノノノ''ヾ)彡    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 テスト中は  >   |-L- リ) cミ)         o
 静かに!!  |  /⌒巛/(/   )    ,C中つ 。
 _____/  ( ミつ  ww      (ハ´;)  クワバラ
             ノ 人|       (  ))))    クワバラ
            ( ,..::ム          ||\\ ̄丶 \
 フラメンコ先生→  Y ) )         ||  \  ̄    \
             ///          || \ || ̄ ̄ ̄ ̄||
           ,ヾ ノ ヽミ>,            || ̄ ̄ ̄ ̄||

いとふゆ

110 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/14(木) 18:20 ID:X5W8Lv.k
>>99 >>100-109
ソースはありませんし、たぶん続編はありません
謝罪と賠償はお断りさせていただきます(w



111 名前:にらたまぞうすい :2002/11/15(金) 00:11 ID:J778zetw
フラメンコ先生があごひげはやした武将に・・・^^;

112 名前:tenpura ◆UMAIu01k :2002/11/15(金) 14:58 ID:b.HHoUmY
>>111
それは言わない約束でしょ…

113 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2002/11/15(金) 17:32 ID:4UH9nn6c
>111
ぐはぁ、気にしていることをずけずけと言うチョッパリニダ
謝罪と賠償を(略

114 名前:にらたまぞうすい :2002/11/15(金) 18:13 ID:J778zetw
す・・・すいません、では謹んで訂正を・・・
>フラメンコ先生があごひげはやした美女に・・・^^;

115 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:41 ID:71vnKGXQ

 晩秋の風が梢を揺らす。吹き散らされた枯れ葉が、足元で乾いた音をたてる。
 夕暮れ迫る、公園の遊歩道。人の姿は既になく、ただ、一組の少年と少女が、並んで歩いているだけだっ
た。恋人同士であろうか、睦まじく手をつないでいる。だが、少年の方は、緊張でもしているのだろうか。いさ
さか動きがぎこちない。初々しく、微笑ましい二人であった。
「ね、今日は……楽しかった?」
 少女――美嶋由紀子は、下からのぞき込むような姿勢で問いかけた。少年――日ノ本武士に向かって。
「ああ………楽しかったよ。――――二人で、いるからかな」
 言ってから、武士は赤面した。柄にもないことを言ったと思っているのかもしれない。その表情を見て、由
紀子がくすくすと笑い出す。
 吹き渡る風が、二人の髪を優しく撫でてゆく。なんとなく沈黙した二人は、お互いの瞳の中に、自らの姿を
見いだしていた。
「ね、ずっと………ワタシのそばに、いてくれる………?」
 少しばかり唐突な問いかけ。しかし、武士は、穏やかな態度でそれを受け止める。
「ああ……ずっと一緒だ。ずっと…………」
「…………ありがとう………」
 固く繋がれていた手を、そっとほどいて、由紀子は、武士に向き直った。彼の胸に、ちいさな手を添える。
武士は、華奢な彼女の肩に、自らの手を置いた。
 ゆっくりと、まぶたが閉じられてゆく。磁石が引かれあうように、顔と顔が近づいてゆく。

                      ふたつの影が、一つに溶け合った。



                     三毛 Presents  「ニホンちゃん」外伝

     「Still,I Love You」
         第四話 月の光に抱かれて



116 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:42 ID:71vnKGXQ

     つづき

  〜Side Laska〜
「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
 自分自身の声で、目が覚めた。
 息が荒い。心臓が、どきどきしてる。カーテンをとおして差し込んでくる月の光が、部屋を薄ぼんやりと照ら
していた。
「夢………………?」
 重い頭を振って、時計を見る。……午前一時。

 由紀子ちゃんの話を聞いたからだろう、ひどくリアルな夢だった。苦手な映画を、無理矢理見せられている
ような苦痛が、私のこころを支配していた。
 やめて、お願いやめて!
 ………何度も夢の中で叫んだのに、二人にはその声は届かなかった………。

 ため息をついて、顔を手で覆う。………酷い寝汗で、顔が濡れていた。いや……涙すら流していた。
 夢を見て泣くなんて……。二人のキスシーンに、こんなに動揺するなんて……。
 シーツを握りしめる。悔しいけど……お似合いの二人だった。すごく絵になってた。でも…でも…私だって!
私だって……彼の隣にいたい!彼と一緒に笑っていたい!
 
 自分の気持ちに気づくのが、遅すぎたのかもしれない。私のそばから、ウヨ君が離れてゆこうとしている、
そのときになって初めて、私のこころに、彼が棲みついていることに気づかされた……。

 バカだ。私は大バカだ。

 しばらくの間、私は、唇を噛んで嗚咽をこらえていた。ウヨ君への想いに気づき、由紀子ちゃんとライバル
宣言を交わしあったとはいえ……私は、非常に不利な立場にあった。
 多分私は、ウヨ君に、単なる幼なじみとして…あるいは、妹分としてしか認識されていないだろうから。
仲が良くて、たまに一緒に遊んだり、喫茶店で奢らされる友達……おそらく、彼にとっての私は、そんな位
置づけにあるのだろう。面と向かって言われたことはもちろんないけど、なんとなくわかる…。



117 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:42 ID:71vnKGXQ

     つづき

 部屋の片隅に冥い視線を向けて、私は、なんともしょぼくれた思考を弄んでいた。自分自身に対する罵倒
を、繰り返し脳内に響かせていた。
 ………が。
「…っくしゅん!」
 身体が、ひどく冷えていた。寝汗をたっぷりと吸い込んだパジャマが、身体にぴったりと張り付いて気持ち
悪い。
「シャワー…浴びなきゃ……」
 口に出して、自分を叱咤する。このまま放っておくと、一晩中うずくまって、陰々滅々としているに違いな
かった。重い心と身体を無理矢理動かし、ベッドから這い出る。
 クローゼットから取り出した替えのパジャマと下着を抱え、私は、そっと部屋から抜け出した。

 私の部屋は、母屋から伸びた廊下の先にある。離れのような構造だ。廊下を渡って母屋に入ると、人の気
配。ドアの細い隙間から、光が漏れて、中から音楽がかすかに聞こえてくる。
 うちは、パパもママも兄さんも、そしてベガスも、みんな夜ふかしな一家だ。多分みんなまだ起きていて、
何やらやっているのだろう。
 みんなの邪魔をしないように、足音を殺して、そっとバスルームへ向かう。

 バスルームで服を脱ぎ、洗濯機に放り込む。その重さに、私はびっくりした。冗談抜きで、絞れば汗がした
たり落ちそうだ。こんなに寝汗をかいたのは、風邪をひいて寝込んでしまった時と、得体の知れない怪物に
追いかけられる夢を見たときくらいだろう。
 つまり……あのキスシーンの夢は、私にとっては悪夢そのものなんだ……。

 こんな形で、ウヨ君に対する想いを確認する事になるなんて思わなかった。



118 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:43 ID:71vnKGXQ

     つづき

 コックをひねる。適温に調整されたお湯が、私の身体をたたき、全身にまとわりついた汗と倦怠感を洗い流
してゆく。
 汗と夜気に冷やされた身体を暖めながら、私は壁に作り付けられた鏡に視線を走らせた。
 鏡の中の自分と目が合う。視線を下にずらすと………凹凸に乏しいボディライン。
「………はあ…………」
 情けない気分で、深くため息をつく。ハッキリ言って、私は幼児体型だ。人から指摘されたら、さぞかし腹
が立つだろうけど……十五年もつき合ってきた身体だもの、自分が一番よくわかる。
 ぺたし、と、胸に手をおいてみる。哀しくなるほどボリュームが足りない…。視線が、途中の障害物に遮ら
れることなく足元に届くところなど、哀しいのを通り越して笑えてくる。

 ウヨ君も、胸が大きい子の方がいいのかな……?

 由紀子ちゃんの姿を思い浮かべる。身長は、私と大して変わりなかったけど…プロポーションは、私よりも
ずっと良さそうだった。
 さらに深く深くため息をつき、顔を上げる。再び鏡を覗き込んで……私は、殴られたような衝撃を覚えた。

 酷い顔だった。眉間にハッキリとしわを寄せて、口はふてくされたようにひん曲がっている。一言で言え
ば、「醜い」顔だった。
 こんな顔してたら……彼に嫌われちゃうよ……。
 つくづく情けなかった。今の私………コンプレックスの固まりだ……。
「うっ……ふぇっ………!」
 今まで我慢していたものが、一気に噴き出してくる。

 私は泣いた。シャワーの音に声をかき消して貰いながら…激しく打ち付ける滴に、涙を洗い流して貰いな
がら……。



119 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:43 ID:71vnKGXQ

     つづき

 ひとしきり泣いた私は、ぐしぐしと目元をこすりながらシャワールームから出た。手早く身体を拭き、パジャ
マを身にまとう。
 …………泣いてたって、どうにもならないよね。せめて…ウヨ君が振り返ってくれるだけの女にならなくちゃ。
 洗面台の鏡に映った私の顔。泣きはらした、腫れぼったい目。
 今日は、不景気な顔でも…明日は、とびきりの笑顔を。彼のこころに刻みつけられるような、輝く笑顔を。
 ぱん!と、両手で頬をひっぱたく。凹んでばかりじゃだめだめ!いつも笑っている、それが私でしょ!?

 部屋に戻ってきた私は、髪にドライヤーをかけつつ、カーテンを開けた。雲一つない夜空に、満月がぽっか
りと浮かんで、私に蒼ざめた光を投げかけてくる。
 私たちは、月を見上げるだけ。どれだけ手を伸ばしても、月に触れることなどできない。それを思えば、私
とウヨ君の間の距離など、目と鼻の先も同然。今は届かなくても……いつか、きっと。

 再びベッドの中に潜り込んだ私は、枕元のポーラを抱き寄せた。
 ちいさな頃から、常に私と共にあった相棒。古びて、あちこちに繕ったあとのある、大切な親友。
 ………いつか私も、今のポーラのように、彼に抱きしめられる時がくるのだろうか。
「ねぇ、ポーラ……私、負けないからね。…応援、しててね」
 ゆっくりと、睡魔が忍び寄ってくる。月光の蒼い腕に抱かれて、私は、ゆっくりと眠りに落ちていった。
 ……今度は、幸せな夢を。そう願いながら。
「ウヨ君………………」
 窓の外に広がる太平湖。その向こうにいるはずの彼に、私はそっとささやきかける。

                         「おやすみなさい」



120 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:43 ID:71vnKGXQ

     つづき

  〜Side Yukiko〜

 頭が大きく揺れて、目が覚めた。電気スタンドの光が目を灼く。そこは、ベッドではなく、机の前だった。開
かれた教科書とノートが、居眠りをしていたワタシを責めるかのように鎮座している。
「あ………寝ちゃったんだ……?」
 せわしなく目をしばたたせながら、ワタシは呟いた。机の上の時計は、午前一時を指している。
「もう少し見ていたかったのに………」
 思わず、不満が漏れてしまう。ほんの数瞬前まで見ていた夢。それは、ワタシが今まで思い描いていた未
来図の具現だった。

 幸せなデート。甘い会話。優しげな笑み。そして………。

 十年。それは、あまりにも永い時間だった。でも……ワタシにとって、それは一瞬のことのようにも思える。
 いままで、ずっと、オグナの姿だけを心に刻んで生きてきた。彼と再会する日を夢見ていた。それが現実と
なったいま……次の夢は、彼の隣で、彼と一緒に人生を歩いてゆくこと。
 ついさっきのあの夢は……それが実現した世界。ワタシが望んでやまない世界。
 ワタシはそっと目を閉じた。吐息が熱い。オグナの姿を思い浮かべると、胸の奥が燃え立ち、浮き立つよう
な感情が波のように押し寄せてくる……。
 オグナは、オグナでありつづけてくれた。「強くなれ」と励ましてくれたあの日から、すこしも変わっていな
かった。生真面目で、不器用で、多分、今も勇敢。



121 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:44 ID:71vnKGXQ

     つづき

 正直、ワタシは怖かった。引っ込み思案のワタシが変わっていったように、オグナも変わってしまったので
はないか、あのころの面影を喪ってしまったのではないか、と………。
 そして――――既に彼女がいるのではないか、と……。
 そう。オグナに彼女がいる。その想像は、ワタシが一番恐れるものだった。もしそうだったなら、ワタシは単
なる妨害者、お邪魔虫でしかない。その「彼女」からオグナを奪い取るなんて真似ができるかどうかも、自信
がなかった。
 結果として、彼女はいなかった。ただし、強力すぎるライバルがいたけど…。

 ラスカちゃん。

 信じられないくらい可愛い女の子。ちょっと子供っぽくて、はかなげで、「守ってあげたい」と思わせるような
女の子。…………どう考えても、オグナの好みのタイプだろうな。
 ワタシがオグナと過ごした時間とは比べものにならないほど、彼女はオグナのそばにいる。その間に積み
重ねてきた思い出も、ワタシより遙かに多いだろう。
 …………ずるい、な……。
 ずーっと彼のことを想ってきた。それなのに、彼のそばにはいられなかったワタシ。
 ずーっと彼のそばにいた。それなのに、彼への想いに気づかなかった彼女。

 二人の立場が逆だったら、どれほど良かったことか………。



122 名前:北極星 :2002/11/16(土) 01:48 ID:zqCK5W6Y
対・連続カキコ規制書き込み。

123 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:50 ID:71vnKGXQ

     つづき

 でも。
 ワタシは、オグナのそばにやってきた。彼の隣で、思い出を積み重ねるチャンスを手に入れた。
 スタートラインはちがっても……条件は、そう変わらない。―――そう、信じたい。

 机の上のフォトスタンドを手に取る。そこに収められた数枚の写真の被写体は、幼いワタシとオグナの姿。
 やんちゃな笑みを浮かべているオグナ。べそをかいて、彼のシャツのすそを掴んでいるワタシ。
 大きな犬におびえるワタシを背中にかばっているオグナ。
 スイカ割りに失敗してきょとんとしているオグナと、それを見て大笑いしているワタシ。
 そして、仲良く手を繋いで眠っている二人。

 どれもこれも大切な思い出。短かったけど、この上なく充実していた夏の日々。
 そう。この夏こそが、それからのワタシの人生を変えたのだ。

 もしも、オグナと出会わなかったら―――時々、そう思うことがある。彼と出会い、彼に恋しなかったら、ワ
タシはどうなっていただろう?と。
 多分、ずっと気弱で、引っ込み思案のまま育っていただろう。いじめられ続けているかも知れない。その結
果、人間不信になっていたかも。
 何をどう考えても、楽しい結論は出てこない。オグナは、ワタシを救い……ワタシの心に棲みついていった
のだ。



124 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:51 ID:71vnKGXQ

     つづき

 さて……明日も早いし、そろそろ寝なくちゃ。
 ワタシは、フォトスタンドを伏せると、タンスからパジャマを引っぱり出した。ブラウスのボタンをはずしなが
ら、ぼんやりと考える。
 もうすぐ…フォトスタンドの写真を取り替えることになるな……と。
 今までは、写真を眺めながら、オグナがどんな少年になっているか想像するしかできなかった。
 でも、これからは違う。彼のそばで、彼がどんな大人になってゆくかを、この目で見つめることができる。
 そしてそれは、写真となってアルバムを埋めてゆき、思い出となって心にのこってゆくのだ。
 それは、なんと幸せなことなんだろう。

 着替えを終え、部屋の電気を消す。暗くなった室内に、カーテン越しの月光が充満する。
 ワタシは、そっと窓を開けた。夜空には、銀色の満月。まぶしいくらいに輝いて、ほかの星の光を圧倒して
いる。
 ワタシにとって、オグナはあの満月のような存在だ。星々のなかに埋もれてしまうことなく、確固として存
在を誇示する光のかたまり。その光の前には、他の星などかき消され、存在を失ってしまう。
 きっとワタシは断言できる。たとえ何万人もの人々のなかに埋もれていようと、ワタシは一瞬でオグナを見
つけだすことができる、と。月と星を見間違えることがないように、オグナと他の人を見間違えることなどな
い、と。



125 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:51 ID:71vnKGXQ

     つづき

 五月の、柔らかな夜風が、ワタシのほほを撫でてゆく。
 蒼白い月の光に抱かれながら、ワタシは思った。
 オグナも、この月を見上げているのだろうか……と。
 遠くの空の下で、彼のことを考える日々はもうおしまい。これからは、彼と言葉を交わし、彼に触れ、彼と
同じものを感じることのできる日々が待っている。
「幸せだわ………今のワタシは」
 そう、きっと幸せ。
 この幸せを考えれば………どんな障害だろうと、たとえライバルだろうと、怖くはない。

 ワタシは、そっと窓を閉めた。カーテンは開けたまま。今夜は、月光のなかで眠りたかった。
 布団に入る前に、ワタシはそっとささやく。彼への甘やかな想いをこめて。

                          「おやすみなさい」



126 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:51 ID:71vnKGXQ

     つづき

  〜Side Uyo〜
 ふと、目が覚めた。
 布団の上に寝転がったまま、考え事をしているうちに寝てしまったらしい。オレは、ゆっくりと身を起こすと、
ため息をつきながら頭を振った。
「なんて夢見るんだ、オレは………」
 オレは、夢の中で、女の子とデートしていた。普段のオレが言ったなら、照れくささのあまり身もだえしてし
まいそうな台詞。固く繋がれた手。そして………。
 一つ不思議だったのは……相手の女の子だった。相手が誰なのか、分からないのだ。
 夢の中では、しっかりと顔も見ているし名前も呼んでいるはずなのに……それが誰だったのか、さっぱり
思い出せない。
 こういう夢に出てきそうな女の子を思い浮かべてみる。

 タイワンさん………もう彼女のことは吹っ切れている……と、思う。なにをいまさら。
 姉さん………バカな。いくらオレがシスコン気味だとはいえ、そんな夢見るわけがない。というか、見たら
即座に舌かみ切ってる。
 ラスカちゃん………彼女は妹みたいなもんだ。恋愛対象じゃない……よな?
 ユキ………やっぱり………あいつなのか………?

 あいつの話を聞いたから、こんな夢を見ちまったのかもしれない。
 しかし……相手がユキだった、と、断定するのも何故か躊躇われる……何故だろう……。



127 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:51 ID:71vnKGXQ

     つづき

 確かに、ユキは大切な幼なじみだ。キスの件も、うっすらとだが記憶に残っている。あのときから、ずっとオ
レを慕ってくれていたなんて……嬉しくない、といえば嘘になるだろう。
 でも……素直に彼女の好意に応えるか、と言われると……多分、今のオレは返事が出来ないだろう。
 オレの思い出のなかにいるユキと、オレの前に現れて、散々振り回してくれたユキ………それが一致しな
いのだ。
 昔の彼女は、いつもオドオドと人の顔色を伺っていた。泣き虫で、小心で、恐がりだった。
 今日のように……面と向かって、人に「好き」などと言ってのけるような度胸など、なかったはずだ。幼い頃
のオレが言ったあの台詞………あれがきっかけだったのだろうか?それとも……。
 「恋する女の子は強い」
 よく聞くフレーズが、オレの脳裏をよぎった。
 堂々と、あいつは宣言した。あの夏の日以来、ずっとオレのことが好きだったと。
 いずれにしても、あいつを変えたのはこのオレ……ということになるのだろう。

「まいったなぁ………」
 正直、オレは困り果てていた。ユキにどう対応していいのか、皆目見当がつかないのだ。いままでオレ
は、恋愛沙汰とはほぼ無縁の生活を送ってきた。六年前のあの日以来、ずっと。
 タイワンさんに協力して、暗躍することはあったが、せいぜい出来ることといえばメッセンジャーもどきと
デートのお膳立てくらい。それだって、姉さんやアーリアさんをだしにして、というのが関の山だった。
 いわば、黒子や観客の立場だったのに、いきなりステージに引っ張り上げられて主役を押しつけられたよ
うなものだ。それも、脚本の無い舞台の。
 …………果たしてオレは、上手く演じきることができるだろうか………?



128 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:52 ID:71vnKGXQ

     つづき

 そして……オレには、もう一つ気になることがあった。
 ラスカちゃんの態度だ。

 なんというか………ユキに対して敵意めいたものを抱いているというか、意識しまくっているというか……。
人なつっこく、誰とでもすぐ友達になれる彼女らしからぬものがあった。
 やきもち、か…………?
「…………まさか、な」
 オレは自分に言い聞かせるように呟いた。
 多分、彼女は、遊園地での一件に、まだ怒ってるのだろう。自分を放ったらかして遊んでいたオレとその相
手に怒るのは、当たり前だ……多分。 
 もし、やきもちを焼いてるとしたら……それは多分、兄の彼女(別に彼女というわけじゃないけど)に対する
妹の感情だろうな。それは何となく分かる。もしオレの姉さんに彼氏が出来たとき、その彼氏に嫉妬しないと
いう保証はどこにもないのだから。というか、間違いなく嫉妬しそうだ。
 ずっと、オレとラスカちゃんは兄弟みたいな関係だった。だとしたら、そんな感情が動いたとしても不思議
じゃない………。

 とはいえ、それはそれで頭痛の種になりそうな予感がした。あの二人、これからも何かと角つき合わせる
ような気がする。二次災害が、間違いなくオレに降りかかってくるだろう。……ああ、気が重い……。


129 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:53 ID:71vnKGXQ

     つづき

 オレは、服のポケットから懐中時計を取り出した。ニッテイじいさんの形見の品。オレの大切な宝物。
 あちこちに傷のある、だが今も正確に時を刻んでいるそれは、午前一時だとオレに教えてくれた。
「…………寝るか」
 あまり考え込んでいても、建設的な結論は出そうになかった。

 さっさと寝間着に着替える。ふと、窓から差し込む月光に気づき、月を見上げた。
 中空に浮かぶ光のかたまり。それは、あくまでも静かに、オレを見下ろしていた。
「なあ、どう思う…………?」
 月に向かって問いかける。
「どうしたら………いいのかな…………?」
 …………月は、沈黙を守り、オレのつぶやきに答えてはくれなかった。

 どのくらい月を眺めていただろうか。
 冷えてきた身体に身震いを一つすると、オレは、窓に背を向けた。これから、毎日が大騒ぎになるだろう。
そんな確信を抱きながら、どこかでそれを楽しみにしている自分に気づきながら。
 眠りに落ちる前に、オレは誰に対するでもなくささやいた。

                        「………おやすみ」

                                              つづく 



130 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 01:53 ID:71vnKGXQ

                           次回予告

「オ・グ・ナ」

 ユキの唐突な行動は、オレを存分に振り回していた。

「あーあーあー、羨ましいねこんちくしょーめ」

 無下にできない一途さが、オレをのっぴきならない状況に追い込んでゆく。

「ええっと、これを入れて…………あれぇぇ?」

 対抗心が少女を突き動かし………。

「わたしは………応援するしかできないけど………」

 周囲にも変化をもたらす。

「だぁぁぁぁぁぁっ!畜生っ!なんでおまえばっかり〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

 次回 「School Days」

 ………一体何が起こっているんだ…………。



131 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/11/16(土) 02:04 ID:71vnKGXQ

三毛であります。
かなーり遅くなっちゃいましたが、「Still…」第四話、お届けいたします。
心理描写に無茶苦茶苦労してしまいました。おかげで何度か書き直し(w

今回まで、えらくシリアスでしたが、次回からはもうすこし軽めになるかと思います。……って、前にも同じよ
うなことを言った気が(w

あと……あちこちで「Still…」新作待ってますとメッセージを書いていただいた方々へ。
レスしてなくてごめんなさい。でも、とても励みになっています。どうもありがとうございます!

では!

                   アンドレ・ギャニオン 「月の光に抱かれて」を聞きながら 三毛 拝



132 名前:書き人知らず :2002/11/27(水) 00:46 ID:rZ92dmL.
〜 Life's Like a Love Song 〜 (その1)

「さあ、いらして。わたくしの用意はできていましてよ。」挑発するように、ビクトリアさんが言います。
「では参る!」
「もっと、もっと強く! 真ん中を攻めて!」ビクトリアさんの艶やかなブロンドは、なおいっそう揺れました。

ニッテイさんとビクトリアさんがお付き合いを始めたというのは、地球町内の大ニュースでした。ニホン家を圧倒し、
アジア町へ支店を拡大しようと考えていたロシアノビッチ家にとっては、面白くない話です。
そのころのロシアノビッチ家は、ロマノフさんという人が主人でした。百戦錬磨の強者です。対するニッテイさんは、
まだ若く、いくらビクトリアさんがついていても、ロマノフさんの相手ではないだろうというのが大方の予想でした。

玉のような汗を流すニッテイさんの額に、よく乾いたハンカチーフが押し当てられ、水分を吸収していきます。
「疲れました?」
「ええ。でも疲れたなんて言ってられません。」
「そうでしたね。」そっとニッテイさんの手に、白く長くしなやかな指が触れます。そして鉱泉水で満たされたグラスが
押し当てられました。
ニッテイさんは、ためらいを見せずに飲み干し、席を立ちました。「ありがとうございました。また来ます。」
「ええ、お待ちしています。」にこやかに、ビクトリアさんは送り出しました。

一進一退を繰り返す、ニッテイさんとロマノフさんの勝負。雌雄を決したのは、ニホン池でのボートレースでした。
絶対の自信をもっていたロマノフさんが惨敗を喫したのです。
「お二人とも、もう頃合ではございませんこと?」ビクトリアさんが提案し、ロマノフさんは受け入れました。
ニッテイさんも、もう余力がありません。調停を受け入れました。こうして、実質的にはニッテイさんの勝利でおわり、
ロマノフさんはアジア町へ支店を拡大することを断念しました。
ニッテイさんは分かっていました。この勝利はビクトリアさんに、たくさん助けてもらったことを。いつか彼女に
恩返しをしたい。ニッテイさんは、固く固く誓いました。

133 名前:書き人知らず :2002/11/27(水) 00:46 ID:rZ92dmL.
〜 Life's Like a Love Song 〜 (その2)

それから数年。今度はユーロ町で揉め事が発生しました。この揉め事は、町内を巻き込んだ大騒動に発展し、後に
<第一次地球町大喧嘩>と言われる、かつてない大騒動になりました。
そのころ、ビクトリアさんの家はますます発展していましたが、近所で発生した大騒動を放っておくことは
できませんでした。
ニッテイさんは考えました。いまこそ、恩に報いるときだと。ニッテイさんは迅速に行動し、ビクトリアさんを陰で
援助しました。
<第一次地球町大喧嘩>は、やがて終わり、後始末をするというので、ニッテイさんもその会議に出席しました。
そこでニッテイさんは、町内会の理事になることになりました。大きな代償を払って・・・。

「・・・ご無沙汰でした。」
あのころ、足しげく通ったビクトリアさんの家を、ニッテイさんは訪問しました。当時と同じ部屋に、かの人はいました。
艶やかなブロンド、ほっそりとしていながら肉付きのよい体。大喧嘩が終わった後だというのに、彼女の顔に疲労は
認められません。
「そうでしたわね。ふふ、あなたは変わりましたね。」
「そうでしょうか?」あなたは、あの頃と同じだ。 ニッテイさんは、感嘆の思いでビクトリアさんを見つめます。
「ええ、自信に満ち溢れておいでです。立派になられました。で、ご用件は?」
「会議の件です。」
「・・・嫌なのですか?」
二人の間に、重苦しい空気が漂いはじめました。

134 名前:書き人知らず :2002/11/27(水) 00:47 ID:rZ92dmL.
〜 Life's Like a Love Song 〜 (その3)

沈黙を破ったのは、ニッテイさんでした。「賛成なのですね?」
「・・・ええ。」
ニッテイさんは、とうとう耐え切れなくなりました。「どうして! 我々2人の間になんの問題があると?」
「落ち着きなさい。紳士は取り乱したりしないものです。サムライもそうではなくて?」かるくニッテイさんを
たしなめ、ビクトリアさんは続けます。「あなたは、もう十分に成長しました。赤ん坊が大人になったら、
ゆりかごには戻れない。そういうことなのです。」
「私は赤ん坊だったのか。」ニッテイさんは、いささか自虐的な笑みを浮かべます。
「進むべき方向は、自分で見定めなくてはなりません。それが大人ではありませんこと?」
「あなたのおっしゃる通りですが・・・。」自分は、あなたを必要としている。そんな気持ちを込め、ニッテイさんは
ビクトリアさんを見つめました。その思いを、ビクトリアさんはもちろん見抜いています。
「わたくしは、あなたの青春のなかに生きる。それでよろしいのでは。」

聞き分けのない子供のように、宝物を奪われた幼児のように、ニッテイさんは呆然と立ち尽くしています。
ビクトリアさんは、優雅に立ち、衣擦れの音かすかに、ニッテイさんに近寄りました。長く白くしなやかな指が、
ニッテイさんの頬に触れ、そっと耳元にささやきます。
「さあ、お行きなさい。あなたには大事な仕事があるのではなくて?」

ニッテイさんが去ったあと、ビクトリアさんはイスに腰掛け、回想にふけりました。
初めてこの家にやってきた、お人形さんのようにカチコチのニッテイさん。ボートレースの手ほどきをうけるニッテイさん。
叱咤され、それでなお奮起するニッテイさん。そしてボートレースで勝利し、笑顔のニッテイさん。
「そう、わたくしは、あなたの青春のなかで生きるの。永遠に・・・。」

135 名前:書き人知らず :2002/11/27(水) 00:48 ID:rZ92dmL.
こちらに書くのは初めてです。よろしくです。

以前、ニッテイさんとエリザベス祖母の話がありましたが、
自分なりに解釈して書いてみました。

文中、あちらこちらに朴りが・・・ケンチャナヨ。


136 名前:ナナッシー :2002/12/01(日) 17:38 ID:xe4LdeFQ
(CAUTION!)
本作品は、ニホンちゃんのキャラクターをほぼ踏襲しながら
全くの二次創作として作り上げた大迷惑作品です。
純粋なニホンちゃんファンの方は、読み飛ばして下さるようお願いします。


137 名前:ナナッシー :2002/12/01(日) 17:40 ID:xe4LdeFQ
『ニホンちゃん in あなざーわーるど2』

むかしむかし、ある島にニホンちゃんという
日の丸のついた頭巾がよく似合う可愛い女の子がいました。
ある日、ニホンちゃんはお父さんにお使いを頼まれました。
ご近所に住んでいる飢えたキッチョム君にご飯を届けるのです。
「おとこは狼なのよ〜きをつけなっさ〜い♪」
鼻歌を歌いながら森を行くニホンちゃん。
そこへ地球町内一のハンター、アメリー君が声を掛けます。
「やあ、ニホンちゃん。キッチョム君の家にお使いだって?」「うん、そーなの」
「気をつけてね、あそこ危ないものや怪しい花火をいじってるから」
「ありがとう、気をつけるね」
アメリー君にお礼を言ってキッチョム君の家に向かいました。

「キッチョムく〜ん、おこめもってきたよ〜」ドンドン
「ああ、ニホンちゃんニダか?どうぞ、かぎは開いてるハセヨ」
「じゃ、お邪魔しま〜す」家に入ったニホンちゃん、
目の前にはお腹がすいてベッドに横たわっているらしいキッチョム君がいました。
「いや〜遠路はるばるすまないニダねぇ」
そこでニホンちゃん、ちょっとした疑問が浮かびました。
「ねぇキッチョム君。キッチョム君の目はどうしてそんなに細いの?」
「それはね、余計な真実が目に入ってこないようにするためニダ」
「どうしてそんなにエラが張っているの?」
「毒電波を発したり、他の電波を不正傍受するためニダよ」
「・・・どうしてテポドンLOVEなんてナイフ持ってるの?」
「・・・ふふふ、それはね・・・ニホン!お前をウリの○○にするためニダ!!」
テポドンLOVEを振りかざし、ニホンちゃんに襲い掛かるキッチョム君!
ニホンちゃん貞操の大ピ〜ンチ! とその時でした。


138 名前:ナナッシー :2002/12/01(日) 17:41 ID:xe4LdeFQ
       『カチャ』
キッチョム君の動きが止まり、その眉間には冷たい銃口が当てられていました。
「・・・こ、こりは・・・ベレッタ・・・?」
「フフフ、狼の巣に丸腰で訪問するほど、私は平和ボケしてないわよ」
その顔に年齢不相応な冷たい笑みを浮かべたニホンちゃん、
銃口をキッチョム君に向けたまま話し続けます。
「どーしよーかな?このまま引き金引いても近所では正当防衛が通用するんだけど」
「ま、ま、待つニダ!こ、これは・・そう、実験ニダ!
 よりよい電波を振りまくための人工衛星を打ち上げるための実験ニダ!」
ニホンちゃん、表情の無い目に不敵な笑みを湛えゆっくり前進します。
キッチョム君は銃口から目を離せないまま後ずさり。
とうとう壁際まで追い詰められてしまいました。
「・・・・・・いいわ、この件については見逃してあげる・・・・
 それより、いままで私の家から盗んだもの全部返して・・・」
「そ、そ、そんなの知らないニダ!ね、捏造ニダ!で、でっちあ・・・」
      『パァン』
キッチョム君の顔の右に煙を吐く小さな穴があきました。
「ヒ、ヒィィィ!!」
「いっけな〜い、つい手が滑っちゃった〜・・・今度はちゃんと狙わないと・・・」
「す、す、すまないニダ!ほ、本当はここにあるニダ!」
顔を動かせないまま手で背中をまさぐるキッチョム君。
冷たい汗をかきながらニホンちゃんに一つの箱を差し出しました。
「・・・あ、これだ〜。やっと私の元に帰って来れたね〜」
ベレッタを持たないほうの手で箱を開けたニホンちゃん、
少し涙ぐみながら中身を確認していきます。
「・・・いや、それはウリの・・・」
      『パァン』


139 名前:ナナッシー :2002/12/01(日) 17:41 ID:xe4LdeFQ
今度は顔の左に穴があきました。
「ヒ、ヒィィィ!!」
「・・・いきなり話し出すから思わず引き金引いちゃったじゃない・・・
 それより、これだけじゃないでしょ?全部返してって言ったでしょ?」
「そ、そ、そ、それ、それで全部ニダ! ほ、ほ、他のは・・・」
「・・・他のは?」
「もう無くしたニダ!」
      『パァン、パァン』
キッチョム君の脳天と股間のすぐ傍を弾丸が走り抜けました。
「ヒ、ヒ、ヒィィィィィ!」
「・・・来月また来るわ・・・それまでに、盗んだもの全部用意すること。
 もしできなければ・・・覚悟を決めることね・・・飢えた狼さん・・・」
油断なくベレッタを構えながらキッチョム君の家を後にするニホンちゃん。
箱のほか、おあずけとばかりにお米を入れた籠も持っていってしまいます。

「おとこは狼なのよ〜きをつけなっさ〜い♪」
ニホンちゃんは鼻歌交じりにスキップ踏んで、お家に向かいました。
その後ろ姿を呆然と見送りながら、キッチョム君はつぶやきました。
「・・・もう、あいつとは交渉したくないニダ・・・」
次回の正常化交渉はキッチョム君のほうからキャンセルしてきました。

おしまい。

140 名前:ナナッシー :2002/12/01(日) 17:42 ID:xe4LdeFQ
(解説)
初めまして、こちらのスレでは初投稿のナナッシーです。
・・・えーと、ゴメンナサーイ! またやってしまいました!
本スレで一本これに似た方向の作品を作ってみてますが、
こっちはちょっとデンジャラスだったので、一度補完スレでうpしてみて、
受け入れてくれたら、本スレにうpしようかと思いまして・・・。
感想お待ちします。
元ネタはもはや言わずもがなですね。
ちなみに、武装した赤頭巾ちゃんのアイデアはカプコ○の格闘ゲーム
「ヴァ○パイア」のキャラの一人です。ていっても知ってる人少ないよね・・・。
にしても、ダークなニホンちゃんを書いたばっかりに、
このキッチョム君・・・結局カンコ君になってしまった・・・。鬱・・。


141 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/01(日) 17:47 ID:f2hHjcJI
>>140
 リアルタイムで見てました〜。向こうでも十分通用しそうです。
 ちょっとだけ気分がすっとするのがいい感じです。
 前置きで二次創作と言っていたのはなんでだろうと思ってましたが、とりあえずリサーチだったんですか。

142 名前:ナナッシー :2002/12/01(日) 18:11 ID:JiYzfa8U
>>141
ああ、もうレスがついてる!ありがとうございますぅ!
>>前置きで二次創作と言っていたのはなんでだろうと思ってましたが、とりあえずリサーチだったんですか。
はい、根が臆病者な者で・・・。
じっさい、架空のキャラクター同士を組み合わせて作った話なので、
「こういうの2次創作って言うのかな・・・」と思ったのですが、
日本語おかしかったですかね?
ご感想ありがとうございます!

143 名前:にらたまぞうすい :2002/12/01(日) 18:47 ID:90VHyph.
>>140
黒ニホンマンセー!どうせなら例のゲームの必殺技よろしく、軍人と猟師の援護
があっても良かったかも。まあ、この後ある組織がシンタローおじさんの非常食
を奪ってキッチョム君に届けるのだが・・・。

144 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/02(月) 10:24 ID:qFizHRHI
>>140

9月17日の日朝交渉の時、日本海で海上自衛隊の護衛艦隊が演習していたという
噂を聞いたんですが、もしそれが事実としたら・・・・・・まあ、あくまで噂は噂だし、うん

145 名前:なー ◆i2juaL6k :2002/12/03(火) 00:28 ID:nDCIiaxI
たまにはこっちでも宣伝

IRCチャットでマターリしてみませんか?
#ニホンちゃんへの接続方法はここらへん参照してください。
http://www7.plala.or.jp/nihongatyo/chat.htm


146 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/03(火) 11:27 ID:mhuXFJBQ
>>140
遅レススマソ。
最後はアップルフォーユー(アメリー君進呈)で締めない?

147 名前:北極星 :2002/12/03(火) 12:12 ID:xeAyB4Fk
お絵かき掲示板で思いついた小ネタです。

「さあ、ウヨ君もご一緒に!」
「うるさい!」
つけ毛をつけたヨハネ君が誘うと、ウヨ君は腹立たしげに一喝しました。なぜか二人ともメイド服です。
不機嫌な相方にかまわず、ヨハネ君が叫びました。
「えっちなのはいけないと思います!」
「思いま〜す!」
二人の背後から、若い女性の声が唱和しました。
春風のように暖かく、若々しいおっとりした声です。それを聴く者の胸に温もりを生じさせる、音楽的な
響きをもつ不思議な美声でした。
「なんだよ、ハプスブルク先生まで悪乗りして」
振り返ったウヨ君が苦々しげに呻きました。
「だって私も同感だもの。えっちなのはいけないんですよ〜、ウヨ君♪」
ウヨ君の目に映ったのは、三年地球組の担任のハプスブルク先生でした。
「えっちなのはいけないんですよ。ほーら、つんつん」
メイド服の先生は、悪戯っぽい笑顔を浮かべると腰をかがめて、二人の目線まで降りてウヨ君の頬をつつきました。
「やめてくれってば、先生。何かというとオレの頬をつつくのやめてくれ」
「だって柔らかくて気持ちいいんだもの、ウヨ君のほっぺ。触りたくなっちゃうわ。ほーらつんつん、つんつん」
「うう……」
ウヨ君は迷惑気な表情のまま、ハプスブルク先生の為すがままになっていました。
その顔は真っ赤に充血して、羞じらいとも困惑ともつかぬ表情を浮かべています。
ハプスブルク先生の前に立つといつもこうなるのです。
彼が心底から愛着を覚えるのは、ニホンちゃんとハプスブルク先生の二人だけでした。彼女らの他には、母親さえ
彼の苦手意識を刺激することはないのです。

148 名前:北極星 :2002/12/03(火) 12:13 ID:xeAyB4Fk
ウヨ君はどうともつかないまま、先生のなすがままになっていました。
「あー、酷いです先生! 私にもつんつんしてくださいよ」
「あらあら、ヨハネ君。二人とも可愛い格好してどうしたの?」
「知らん! 気づいたらこんな恥知らずな格好してた」
ウヨ君が真っ赤になったまま吐き捨てました。
「でも可愛いからいいわ。ほーら、つんつん、つんつん」
「わーい!」
ヨハネ君が満面の笑顔でつつかれています。
仲睦まじい二人を眺めながら、(この二人はいつも幸せそうだなあ)と、ウヨ君は思いました。
しかし同時に、(こんなに脳天気に振る舞うことはオレにはできない)とも思うのでした。
「あー、またウヨ君てば難しそうな表情しちゃって! ほら、こうしちゃうんだから♪」
嬉しそうなハプスブルク先生が彼を抱きしめました。豊満なバストが顔に押しつけられて、ウヨ君は火を噴くほど
赤面しました。
「せっ、先生ってば!」
「あらウヨ君ってば照れちゃって可愛い♪」
「そうです、何を狼狽しているのです? 先生の胸は温かくて気持ちいいですよ」
「うがーー!!」
ウヨ君の絶叫が響きます。彼の羨ましいのか同情すべきかよくわからない受難は当分続くのでした。

おわり


149 名前:ナナッシー :2002/12/04(水) 23:28 ID:JfJu99bQ
『ニホンちゃん in あなざーわーるど3』

むかしむかし、ある半島にカンコ君という元気な男の子がいました。
このカンコ君、根はいい子なのですが、事実とは異なることをさも本当のことのように
わめき散らすので「うそつきカンコ」として町内では煙たがられていました。
今日も元気にお隣の女の子に電波を振りまいています。
「宇宙の起源はウリナラニダ!人類の起源はウリナラニダ!サクラのソメイヨシノは
ウリナラが起源ニダ!寿司はウリナラが起源ニダ!剣道はウリナラが起源ニダ!
空手はテコンドーのパクリニダ!ドラ○もんはトンチャモンのパクリニダ!
ナカタンはウリの親戚ニダ!ソ○ーはウリナラ系列企業ニダ!キムチは美味いニダ!
(以下略)というわけでニホンは倍率ドンさらに倍で反省しる!謝罪しる〜!」
「え〜ん、何だかよく分からないけどごめんなさ〜い」

その日の夜、高台の上でカンコ君は上機嫌。
「ニダニダ、ニホンを謝罪させた後のキムチは格別美味いニダ」
会心の笑みを浮かべキムチを頬張るカンコ君、日課の38度線の監視を始めました。
しかし双眼鏡を覗き込んだその時、カンコ君の笑みは凍りつきます。
「あ、ありは・・・マイブラジャーキッチョム!?」
そうです、そこには血を分けた兄弟キッチョム君がいたのです。
しかしながら、その頬はこけ、肌は浅黒く、瞳は不気味な赤い光を放っていました。
あまりに変わり果てた兄弟の姿に目を離せないでいたカンコ君、
その頭の中にキッチョム君の声が響きわたります。
『・・・カンコ・・・カユ・・・ウマ・・・』「ブ、ブラジャー?」
次の瞬間、キッチョム君は恐ろしい勢いでカンコ君を見向き、雄叫びをあげました。
『トォォイィツゥマァァンセェェェェー!!』

150 名前:ナナッシー :2002/12/04(水) 23:30 ID:JfJu99bQ
鉄条網もなんのその地雷原などケンチャナヨ。カンコ君に向かってウリまっしぐら!
「アイゴー!腹減りすぎてとうとう気が狂れたニダか、ブラジャーキッチョム!
 さ、さすがのウリでも一人では、あのキッチョムを止められないニダ!!」
転がり落ちるように高台を駆け下りたカンコ君は、助けを求め夜道を走ります。

「チューゴ君!チューゴ君!大変ニダ!助けてニダ!」
「・・・うるさいアル・・・今何時だと思ってるアルか?」
「ブ、ブラジャーキッチョムが襲ってくるニダ!」
「・・・朕はお前の戯言に付き合ってるほど暇じゃないアル!」バコッ
「アイゴー!」

「ロ、ロシアノビッチ、助けて欲しいニダ!頼むニダ!」
「・・・よかったじゃねえか、いつもトーイツトーイツ言ってるだから・・・」
「そ、そんな悠長に構えないで欲しいニダ!緊急事態ニダ!」
「けっ、またどうせ嘘なんだろう? これ以上俺の酔いを覚めさせるな!」ドフッ
「アイゴー!」

「ニ、ニホン、この際過去の事は水に流してやるニダ!早くウリを助けるニダ!」
「・・・それって、『しゅーだんてきじえーけんのはつどう』みたいなものだよね?
 アサヒちゃん達怒るだろうな〜、カンコ君も反対してなかったっけ?」
「そ、それはそれ、これはこれニダ!キッチョムが襲ってくるニダ!助けるニダ!」
「・・・カンコ君の不確かな情報じゃ私動けないんだ・・・ごめんね・・・」バタン
「アイゴー!」


151 名前:ナナッシー :2002/12/04(水) 23:32 ID:JfJu99bQ
「ど、どうしてみんなウリの言うことを信じてくれないニダ・・・?」
チューゴ君、ロシアノビッチ君だけでなく、ニホンちゃんにまで見捨てられたカンコ君。
絶望感に打ちひしがれながらもキッチョム君からの逃走を続けましたが、
所詮半島の中での鬼ごっこ、とうとう断崖絶壁に追い詰められてしまいました。
怯えて震えるカンコ君との距離を、躊躇いもなく削り取るキッチョム君。
『・・・カンコ・・・ヒトツニナロウヨ・・・トッテモキモチイインダカラ・・・』
「や、やめるニダ、キッチョム!ウリはこんな結末望んでないニダ!」
『・・・イマコソ・・・ココロヲカサネテ・・・』
「ア、ア・・・」
恐怖のあまり、いつものセリフすら言うことのできないカンコ君。
すべてを諦め、細い両目を硬くつぶった、その時です!

「せ〜の!乱れ桜!」『ドガッドガガッドガガガガッ』
「食らうアル!覇山天昇脚!」『バババババババッ』
「とどめは任せな!ファイナルアトミックバスター!」『ドンッドンッドドドンッ』
『ア、アイゴー!!』
いきなり三人のスーパーコンボを食らったキッチョム君、
たまらず不審船並みのスピードで北の方へ逃げていきました。
「こんなとこだね!」「やったアル!」「ハラショー!」

152 名前:ナナッシー :2002/12/04(水) 23:33 ID:JfJu99bQ
「ニ、ニダ?」
カンコ君が目をあけると、そこには先程冷たくあしらわれた3人の姿がありました。
「み、みんな・・・どうして・・・?」
「だって友達じゃない!困ってる友達を助けるのに理由も許可も要らないよ!」
笑顔を見せるニホンちゃん、なぜかミニスカセーラー服です(赤ブルマ着用)。
「ま、朕もいきなりこんな状況になられては困るアルヨ」
ニヤリと笑うチューゴ君、なぜか青地のチャイナドレスです。犯罪です。
「そういうこった、これまでの苦労が水の泡になっちまうからな」
同じくロシアノビッチ君、なぜか赤いマントにパンツ一丁です。犯罪です。
どうやら二人とも、腹の中では何か別の思惑がありそうですが・・・。
「でも、ごめんねカンコ君。ほんとはアメリー君の偵察衛星で
キッチョム君が暴れ始めたの分かってたんだけど・・・
アメリー君も武士も『いい薬だからしばらくほっとけ』なんて言うから・・・」
「これに懲りたら、これからは嘘をつかないようにするヨロシ」
「ち、誓うニダ!ウリはこれから半万年先まで嘘つかないニダ!」
「・・・お前ん家、半万年先まであるのか・・・?」「・・・疑問アル・・・」
「ふ、二人ともひどいニダ〜!」
「アハハハハハハ」

これから家に帰って親戚達に言われることを思うと胸が痛むニホンちゃんですが、
涙を流しながら「カムサハムニダ!カムサハムニダ!」と繰り返すカンコ君を見て、
自分の行動は間違っていないと確信し、頬も自然にほころぶのでした。


153 名前:ナナッシー :2002/12/04(水) 23:37 ID:JfJu99bQ
次の日、
「ニホン!日本池の名前はニッテイのリゾート支配の象徴ニダ!
 町内的にも歴史的にも東池が正しいニダ!歪曲したことに謝罪しる!」
「・・・カンコ君・・・昨日、もう嘘つかないって・・・」
「何言ってるニダ!ウリは半万年前から嘘なんてついたことないニダ!捏造ニダ!
 ウリの心を従軍慰安婦並に傷つけた事も合わせて反省しる!謝罪しる!」

・・・カンコ君は根はいい子なのですが、事実と異なることをわめき散らすので
町内では煙たがられていました。ですが本人は嘘をついているつもりはありません。
・・・ただ、事実を知らないだけなのです。

「ええ〜ん、なんでこ〜なるの〜?」
「謝罪しる〜!」

一方、チューゴ君とロシアノビッチ君は近所の人の通報を受けたお巡りさんに
「変質者」として昨晩連行されていました。

おしまい。

(解説)
え〜、風邪でお腹が急降下中のナナッシーです。
とりあえず〜ゴメンナサ〜イ!
相変わらずソース不明確なままでお話を作ってしまいました。
しかも、へたくそなパロディ満載です・・・。鬱・・・。
一応、プーおじさんがタクミンパパと宣言署名ということでご勘弁ください。
で、もとの話は「狼少年」ですね、念のため・・・自分でも忘れそうだった・・・。

それにしても、常連作家さんたちの作品読んでると、自分の文才の無さにとても鬱鬱・・・・。
しかも、早くもネタもなくなってきた・・・。アイゴー!

154 名前:北極星 :2002/12/09(月) 23:47 ID:Rb/ohk8A
(´-`).。oO(ロシアノビッチは盗撮なんかしないやい……)


155 名前:brother ◆re9lRf4. :2002/12/12(木) 12:46 ID:cwWJ2PHU
>>149-153

妙なハイテンションでワラタ
>ウリまっしぐら!
が今節最強の笑い所ですたw





・・・・・・ウリのハンドルがブラザーなんですけど。
ぶらじゃーって言うなーヽ(`Д´)ノ

156 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:10 ID:/hF2VHKs

                      ……あの子には、負けられない。
                    三毛 Presents  「ニホンちゃん」外伝

     「Still,I Love You」
         第五話 School Days

  〜Side Uyo〜
 ユキが転校してきてから、数日が経った。
 ………たった数日なのに、何年も経過したように感じる。ユキとラスカちゃん、この二人に、オレはさんざん
振り回されていた。

 ユキのやつは、何かにつけてオレのそばにやってくる。やれ学校を案内してくれ、町を案内してくれ、お勧
めの店を教えてくれ…………。
 そのたびに、ラスカちゃんから凄まじい殺気が押し寄せてくる。剣道の達人と相対したかのような、とてつ
もないプレッシャーだ。

 一方のラスカちゃん。彼女も、事あるごとに、奢ってくれだの買い物つきあってくれだのと言ってくる。時に
は「おにぃちゃ〜ん」などと甘ったるい声で。
 ………ユキに対抗でもしてるんだろうか?そしてその都度、ユキから、恐ろしいまでの波動が叩きつけら
れてくる。背筋に氷でも突っ込まれたような感覚だ。

 あちらを立てればこちらが立たず、ではないが、入れ替わり立ち替わり襲いかかるおねだり攻撃と精神攻
撃によって、オレは消耗しきることになったのだった…………。
 ……………誰か、オレを助けてくれ………………。


157 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:11 ID:/hF2VHKs

     つづき

 授業終了を告げるチャイムが鳴った。先生の「今日はここまで」という声が終わらぬうちに、賑やかな喧噪
が教室を覆い尽くす。昼休みの始まりだ。
「さ、メシだメシだー」
 購買組のマカオが、浮かれたように席を立つ。オレもそれに続いた。
「あ、待ってくれマカオ。オレも行くぞ」
「あれ?ウヨ、今日は弁当無しか?……まーたニホンさんと喧嘩したのかよ?」
 そう、オレの弁当は、いつも姉さんが作ってくれている。ただし、喧嘩なんかしたときは、ものの見事に無
視されたりするが。そのせいか、マカオの頭の中では「弁当無し=姉さんと喧嘩」という図式が出来上がっ
ているらしい。
「………喧嘩なんかしてねーよ。なんで作ってくれなかったのか、オレの方が聞きたいくらいだ」
 と、そのとき。背後から女の子が声をかけてきた。
「オ・グ・ナ」
 ………ユキだ。オレは内心で身構えた。今度は何を行って来るつもりなんだろう?早速ラスカちゃんから
押し寄せてくる、首筋をちりちりさせるプレッシャーに耐えつつ、オレは振り返った。
「……なんだよ」
「弁当の件なんだけど、ワタシがさくらさんに頼んだの。オグナの弁当、作らないでくださいって」
「な、なにい!?」
 ニコニコと笑みを浮かべながら、とんでもないことを言ってきやがる。
「な、なんでンなこと言うんだよ!?おかげでオレは今日購買行きだぞ!?」
「購買に行く必要なんてないわ。………はい、これ」
 清潔なハンカチに包まれたものが、オレに突きつけられた。
「……………………なんだこれは?」
「決まってるじゃない。お弁当よ。オグナには別なモノに見えるの?」


158 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:11 ID:/hF2VHKs

     つづき

『ひゅ〜〜ぅ!!』
 周りから、冷やかしの声が挙がる。 やっかみや好奇の視線、そして爆発的に増大したプレッシャーの中
で、オレは立ちすくんだ。かすれる声で問いかける。
「……弁当はわかったが………こいつをどーしろと?」
「これ、オグナの分。一緒に食べましょ?」
 爽やかな笑顔で、あっさりと答えてくれやがった。
 はい、とばかりに胸元に押しつけてくる。……い、一緒に喰うなんて、そんなこっ恥ずかしい真似できるか
よ………。
「い、いや、今日はオレ購買のパン喰いたい気分だし……」
 しどろもどろで、なんとか逃れようとする。……が、敵の方が一枚上手だった。
「………ワタシのお弁当、食べたくないの………?」
「ぐ」
 上目遣いの涙目で、オレを睨んでくる。これ以上拒絶すると泣くわよ、と言わんばかりだ。当然ながら、オ
レに非難の視線が集中してくる。………は、反則だ…………。
 一瞬のうちに、オレは崖っぷちに追いつめられてしまった。とれる方策は二つ。全面降伏して、素直に食べ
るか、あくまで拒否してここから逃げ出すか。
 ………後者を選択したら、オレの立場はその瞬間消滅するだろう。「最低男」のレッテルを貼られて、以降
三年間、非常に不快な学校生活を送る羽目になるに違いなかった。
 冷や汗と脂汗で全身を濡らしながら、オレは決断した。………というか、退路は既に断たれていた。
「わかった…………喰うよ…………」
 泣きたくなってくる。


159 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:11 ID:/hF2VHKs

     つづき

「うん!じゃ、早速食べましょ?」
 つい今までの哀しげな表情はどこへやら。思い切り浮かれた表情で、空いている席の椅子を持ってくる。
「…………おい、差し向かいで食べる気か?ここで?」
「そうよ?」
 か、勘弁してくれ。恥ずかしすぎる。
「あーあーあー、羨ましいねこんちくしょーめ」
 マカオが、えらく投げやりな口調で声を掛けてくる。が、今の、藁にもすがりたい心境のオレにとっては、救
いの手そのものだった。
「あ、おいマカオ。昼飯買ってきたら、一緒に喰わないか?ヨハネも」
「んー、遠慮しとくわ。おいヨハネ、行こうぜ」
 ………藁は、あっさりと流れていった。
「え、ボクは、構いませんが……」
「あのなー。お前さん空気読めよな。馬に蹴られて死にたかないだろ?」
「……………………………………………………………………………ああ、なるほど」
 ポン、と膝を叩くヨハネ。いや納得しないでくれ頼む。
 引き留める間もあらばこそ。マカオとヨハネは、そそくさとその場を立ち去っていった。
「なあヨハネ。お前、姉さんいたよな?」
「クリス姉さんのことですか?それが何か?」
「紹介して」
「イヤです」
「うわ即答しやがったよこいつ……」
 アホな会話を交わしつつ、遠くへ流れ去ってゆく藁を、オレは、ぼーぜんと眺めているしか出来なかった……。



160 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:11 ID:/hF2VHKs

     つづき

「ねぇオグナ?ぼんやりしてないで………食べましょ?」
 ユキの声に、我に返る。いつの間にやら弁当が広げられていた。
「上手くできてるかどうか、ちょっと自信ないけど………」
 はにかむように微笑むユキ。その笑顔につられて、オレは生返事を返しつつ、箸をとる。
「お、おい。これって…………」
 弁当を見て驚いた。みっしりと詰まった料理………それは、全て俺の好物だったから。
「オグナの好物………ちゃんと、覚えてるんだよ」
 にっこりと笑うユキ。その時の彼女の笑顔を、オレは、綺麗だと思った……。

「さ、食べて食べて」
「お、おう………」
 ミートボールを口に運ぶ。甘辛い味。母さんや、姉さんとは少し違った味付けだが、悪くない。
「ね、どう?おいしい?それともうまい?」
 …………他の選択肢はないのか?
「ああ、おいしいと思うよ」
 まあ、旨いのは事実だし。
「……よかったぁ…………!」
 心底ほっとしたように、両手を合わせて満面の笑みをたたえる。その表情を見た瞬間、オレの胸郭のなか
で、なにかが大きくステップを踏んだんだ…………。


161 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:12 ID:/hF2VHKs

     つづき

  〜Side Laska〜
 お弁当。
 私は、心の中で、「その手があったか!!」と叫び続けていた。迂闊と言えば迂闊だったろう。彼へのアプ
ローチの方法は、いくらでもあるのだから、それを思いついてもよかったのに。
 でも…………お弁当を作るとして、私に上手くできるかなぁ?
 クッキーやケーキみたいなお菓子なら、そこそこできるけど……本格的な料理となると、まったくもって自
信がない。
 由紀子ちゃんのお弁当は、遠目でちらっと見ただけでも、すごく美味しそうに見えた。いや、事実美味しい
んだろうな。ウヨ君の箸の動きが、それをなによりも雄弁に証明している。
 私は、手元に視線を落とした。サンドイッチを詰めた小さなバスケット。ママの自信作だ。
 美味しくて、私の大好きなサンドイッチ。でも、今の私には、それはひどくみすぼらしく見えた……。

 胸がすくようなスピードで、お弁当を攻略してゆくウヨ君。それを幸せそうに眺めつつ、ときおりかいがいしく
水を渡す由紀子ちゃん。
 ……………羨ましい。
 ぼそぼそとサンドイッチをかじりながら、私は、心中に決心していた。
 私も料理に挑戦しよう。ウヨ君に、私の手料理を食べて貰おう。
「…………負けるもんか」
 一言呟くと、私は、サンドイッチを口の中に勢いよく放り込んだ。

 …………………………その前に、料理の本買っておかなくちゃ。


162 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:12 ID:/hF2VHKs

     つづき

  〜Side Yukiko〜
「えっと、人参、大根……豚肉……っと」
 ワタシは、棚にずらりと並んだ食材をじっくりと吟味しながら、明日のお弁当の献立を考えていた。
 オグナ、喜んでくれてよかった……。
 夢中になってお弁当をほおばる彼の顔。
 「旨かった!」と言って破顔した彼の顔。
 そう。ワタシはあの顔が見たかった。ワタシだけに向けられた、あの笑顔がみたかったんだ…。
「うん、決めた!」
 献立を決めたワタシは、買い物かごに次々と食材を放り込み始めた。早く帰って、下ごしらえしなくちゃ。
明日も、オグナの喜ぶ顔を見ることができる。それが、ワタシのこころを浮き立たせていた。

 スーパーから出たワタシは、目の前を歩く少女に目を留めた。反射的に物陰に隠れてしまう。
 …ラスカちゃんだった。食材で膨れ上がった袋を片手に下げて、もう片方の手には、何やら本を持ってい
る。それに熱心に視線を落としていた。…………危ないなぁ。誰かにぶつかっても知らないわよ。
 何を読んでいるのか、興味に駆られたワタシは、気づかれないように回り込んだ。目を凝らして、本のタイト
ルを確認する。
 「お弁当に最適!かんたんレシピ集」…という本だった。
 ……ラスカちゃんも、やる気まんまんのようね。負けられないわ。
 でも…あんな本を見ているということは、彼女、料理をした経験には乏しいようね。実際にオグナにお弁当
を持ってくるのは、当分先になりそう。
 いまのうちに、アドバンテージをつけておかなくっちゃ。

 ワタシは、きびすを返した。彼女が本気である以上、ワタシも安穏としてはいられない。恋愛に寧日なし。
日々是決戦なのだから。
「……………負けるもんか」



163 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:15 ID:/hF2VHKs

     つづき

  〜Side Laska〜
「ええっと、これを入れて………あれぇぇ?」
 私は、レシピと首っ引きで、料理と格闘していた。………………訂正。翻弄されていた。
「わ、わ、わ、吹いてる吹いてる」
「ふえぇぇぇ、焦げちゃった………」
 あああ、もう。料理がこんなに難しいなんて、知らなかった。
 悪戦苦闘を続ける私に、後から声がかけられた。
「な、なんだ?ラスカが料理してんのか?………どーいう風の吹き回しだ、珍しいな……」
「なーにー?その言い方?ひどいよ兄さん……」
 ちょっとだけ拗ねてみる。確かに、料理なんてしたことないけど………。
「悪い悪い。でもなんだっていきなり……」
「うん………お料理くらいはできないとね。高校生にもなって、それくらいできないと恥ずかしいし」
 ………ホントは、ウヨ君にお弁当を作ってあげたいからだけど。そんなこと言ったら、思い切りからかわれ
るに決まってる。
「あ、そうだ。兄さん、お料理出来たら、味見してね」
「あ、悪い俺外でメシ喰ってきたから」
「に・い・さ・ん?」
 ペティナイフをこれ見よがしに光らせて、とびきりの笑顔。慌てて逃げようとした兄さんは、あっさりと陥落した。
「わかった…………喰うよ…………」
 恋する乙女は強いんだから。


164 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:16 ID:/hF2VHKs

     つづき

 悪戦苦闘の末、なんとか完成にこぎつけた。メニューは、ポークソテーにポテトサラダ、そしてコーンスープ。
肉が少々焦げすぎて、サラダはポテトの量がちょっとだけ多くて、スープはすこし濃くなってるけど…………
よくできてる。……………と、思う。
「さ、どーぞ」
 テーブルについた兄さんの前に、料理を並べる。兄さんは、スプーンをスープの中に浸して……凍り付いた。
「おい…………なんだこのゲル状の物体は」
「…………スープだけど」
「いくらなんでも濃すぎだ………」
 ぶつくさ言いつつ、スプーンを口に運ぶ。口に含んだ瞬間、兄さんの額から、とてつもない量の汗が流れ出
した。
「○×↑♪←○△×!!」
 意味不明の叫びとともに、洗面所に走ってゆく………し、失礼ねーっ!!
「ひっどいなぁ………ちゃんと出来てるのに………」
 文句を言いながら、スープを飲んでみる…………思い切り噴き出した。
「な、なに、これぇ!?」
 自分で作っておきながら、ついそう言っちゃった。酷い味だった。イヤな予感がして、肉にナイフを入れてみる。
 がち。と、とんでもなく硬い音がした。ナ、ナイフが通らない………。
 ポテトサラダも、お砂糖の入れすぎで、まるで餡のようだった。


165 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:16 ID:/hF2VHKs

     つづき

「はあ〜あ………」
 結局、初めてのお料理は、食材を無駄にしただけで終わってしまった。あまりの無惨さに、ため息しか出
てこない。
 お菓子作るみたいにはいかないなぁ………。かといって、お菓子作ってあげるっていうのも、なんかイヤだ
し。あくまでお弁当で、対抗したかった。でも………。
「はあぁ〜あ………」
 初挑戦のお料理だから、失敗して当たり前だって、分かってるけど…なんか悔しい。素直に誰かに教わっ
たほうがいいのかなぁ……?
 ママ……はダメ。料理する本当の目的を見破られそうだから。
 知り合いでお料理の上手い人…フランソワーズさんのお料理は、お弁当には向いてないような気がする。
マカロニーノさんは、こっちの身が危ないような気がするから却下。チューゴさんはなんだか怖そうだし……
タイワンさんは、私がウヨ君のこと好きだって気づいてそうだから、やめておこう。
 うーん、あとは………ニホン姉さんくらいしかいないじゃない。
「…………!!」
 そうだ!ニホン姉さんに教わればいいのよ!ニホン姉さんなら、ウヨ君の好みも知り尽くしてるし。
 将を射んとすればなんとやら。うまくいけば、この先なにかと協力してくれるかもしれない。確か、ウヨ君部
活で遅い日があるって言ってたから、その日にこっそり教われば、彼に気づかれることもないだろうし。
「うん!決めた!!」
 善は急げ。早速明日頼んでみよう。……ウヨ君、もうすぐ、私の手料理食べさせてあげるね。


166 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:16 ID:/hF2VHKs

     つづき

 翌日。ニホン姉さんは、快く承諾してくれた。折良く、ウヨ君は部活の日。というわけで、私は、ニホン姉さ
んのおうちにお邪魔して、お料理を教わることになった。
 制服の上からエプロンを身につける。ニホン姉さんも、私服に着替えて、エプロン姿。とてもよく似合ってる。
「それじゃ、よろしくお願いします」
「うん。それじゃ、基本からね………」
 かくして、ニホン姉さんのお料理講座が始まった。包丁の扱い方、食材を扱う時の注意、火の扱い方…。
「そうそう。猫さんの手にすれば、間違えて指を切る心配もなくなるでしょ?」
「あ、ホントだぁ」
「うん。……ところで、ラスカちゃん、どんなお料理作りたいの?」 
 どうしよう………うん、ここは正直に。
「えっとね……お弁当に入れられるようなお料理」
「お弁当………そうね、じゃ、今日は焼き魚を教えてあげる」
 ただ焼けばいいとばかり思っていた焼き魚。でも、いろいろとコツがあることを知らなかった。
 鮭の切り身に悪戦苦闘していると、キッチンに男の人が入ってきた。え、えっ!?ウヨ君!?今日は部活
のはずじゃ………。慌てて、切り身を取り落としちゃった。
「おや、驚かせちゃったかな?ごめんね」
 男の人は、ニホン姉さんとウヨ君のお父さんだった。茫洋とした、ちょっとつかみ所のない人だ。
「こんにちは、小父さま。お邪魔してます」
 礼儀正しくご挨拶。家族の方に、良い印象持ってもらわないと。
「ああ、こんにちは。二人してお料理かい?」
 穏やかな笑顔。ニホン姉さんやウヨ君によく似た、心が温かくなる笑顔だった。


167 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:17 ID:/hF2VHKs

     つづき

 お料理再開。ニホン姉さんの手ほどきを受けながら、慣れない手つきで切り身を焼いてゆく。小父さまは、
そんな私たちをにこにこと笑いながら見ていた。うう、緊張するよぉ。おまけに、途中から小母さままで合流し
てきて、お料理講座に参加してくるし。有り難いけど、すっごくプレッシャーかかっちゃう。
 なにはともあれ、お料理名人二人のサポートを受けて、たどたどしく手を動かす。と、小父さまが、いきなり
呟いた。
「う〜ん、いい光景だなぁ。もう一人女の子を作っておけばよかったな」
「な、なんですかあなた。いきなり。子供の前ですよ?」
 小母さまが、ちょっと慌てたようにたしなめる。
「だってなぁ、母さん。女の子が二人、仲良く料理作る光景って、いいものだと思うだろ?」
「ええ、それはまあ………でも、いまさらもう一人作るわけにはいかないですよ?」
「分かってるよ………おお、そうだ、ラスカちゃんがうちの子になればいいんじゃないか!」
 …………え!?
「どうだい?ラスカちゃん。うちの武士のお嫁さんにならないかい?」
 え?えっ!?今、なんて言ったの!?小父さまの発言の意味を理解すると同時に、私は口走ってしまって
いた。決定的なひとことを。

「は、はい!!喜んで!!」

 ………………小父さまも小母さまも、そしてニホン姉さんも、みんな一斉に凍り付いた。


168 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:17 ID:/hF2VHKs

     つづき

 突然やって来た沈黙に、私は、自分が何を言ってしまったのか気づかされた。一瞬、顔から血の気が引
き、次いでかあっと熱くなる。
 致命的だった。ウヨ君のことが好きです、と、思い切り宣言しちゃったも同然だった。いまさら、「冗談でし
た」なんて言い訳が通るとも思えない。
逃げようか。そんな考えが、刹那脳裏をよぎったが、逃げたところで状況は好転するはずがない。というよ
り、むしろ泥沼にはまっちゃいそうだ。こ、こうなったら………。
「まいったな………冗談のつもりだったんだが……」
「わ、私は、本気、です」
「…………………………」
「私、ウヨ君の事が好きです。彼にお弁当作ってあげたいから、いまこうしてお料理の勉強してるんです!」
 頬が熱い。自分の想いを、気持ちを、こうして言葉にするのって、なんて勇気がいるんだろう。
 ニホン姉さんたちは、ただただ呆然としていた。そりゃあ、そうだよね。冗談に思い切り反応されて、おまけ
に開き直った告白を聞かされたんだから………。
 なんとも居心地の悪い沈黙は、小母さまの暖かい言葉によって破られた。
「武士は……本当に幸せ者ね。こんないい子に好きになって貰えるなんて」
「小母さま……」
「ラスカちゃん。武士には、自分の想いを伝えたの?」
 無言でかぶりを振る私。まだ………彼本人に伝える勇気は…………………出ない。
「そう……。ラスカちゃん、恋を成就させるか否か、それは全てあなた次第よ。想いを受け入れるかどうか、
選ぶのは武士だけど……選ばせるのはあなた。武士が、何が何でもあなたを選びたくなるような…………
いい女に、なりなさいね」
「………………はいっ!!」
「わたしは………応援するしかできないけど………あなたなら、きっとそうなれると信じてるわ」


169 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:17 ID:/hF2VHKs

     つづき

 日ノ本家を辞去するとき、私は、今日の事を、そして、お料理講座のことを口止めした。ニホン姉さん達の
口からじゃなく、自分自身の言葉で、彼に想いをうち明けたかったから。そして、ウヨ君に驚いて貰いたかっ
たから。

「ニホン姉さん、今日はどうもありがとう。また、よろしくね」
「うん………」
 見送りに出たニホン姉さんにお礼を言う。…ニホン姉さんは、どこか浮かない顔をしていた。
「ね………ラスカちゃん。由紀子ちゃんのことなんだけど………」
 ああ……やっぱり。由紀子ちゃんのことを知ってるから、こんなに不安そうな顔してるんだ。そりゃあ、そう
だよね。弟のことを好きな女の子が二人。その上、二人とも昔からの知り合いときてるんだもの。
「わたし、多分………由紀子ちゃんからも協力を求められたら………断れないと思う。それでも…いい?」
「うん。私も、正々堂々彼女と勝負したいし。今更イヤだなんて言えないよ」
「ありがとう……。綺麗事言うみたいだけど、わたし、ラスカちゃんと由紀子ちゃんには幸せになって欲しい。
だから………どちらか一方にだけ肩入れできないの……」
「分かってる。ホントは味方になって貰いたいけど、それは由紀子ちゃんだって同じ事、だもんね」
 ちょっとぎこちなく、ウインクしてみせる。そう。ニホン姉さんのことだから、私と彼女の間で板挟みになった
ら、どこまでも苦しみぬきそうだった。そこまでの負担を求める資格なんて、私たちには、ない。
「たまにお料理教えてくれて、ウヨ君の家での様子を聞かせてくれたら、私はそれで十分。小母さまも言って
たけど、ウヨ君を射止めることができるかどうかは、私次第なんだもの」
 私の言葉に、ニホン姉さんはすこし驚いたようだった。
「ラスカちゃん………あなた、強くなったわね」
 その言葉に、私は、とびきりの笑顔で答えた。
「だって………今、恋してるもの!!」


170 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:18 ID:/hF2VHKs

     つづき

  〜Side Yuki〜
 あれから数週間が経った。春の残滓は一掃されて、汗ばむ陽気が続いている。
 ワタシは毎日、オグナの弁当を作っていた。オグナは、何だかんだと理由を付けて逃げようとするが、一度
も成功した試しがない。最近はもう諦めたのか、それとも単に開き直ったのか、素直に受け取るようになって
いた。
 気になるのは………ラスカちゃんの動向だ。指に絆創膏を巻いたりしてるので、多分一生懸命料理の勉
強してるんだろうな。油断禁物………。

 昼休みがやって来た。今日も、お弁当をふたつ抱えて、オグナの元へ………。
 と、思ったら。ワタシより先に、オグナに駆け寄った影が一つ………ラスカちゃん!?
「ウ、ウヨ君!!お弁当作ってきたの!!食べて!!」
 耳まで赤く染めて、大声で叫ぶ。クラス中がどよめいた。当のオグナは、状況を掴めていないのか、目を白
黒させている。
 …………まさか、こんなに早くお弁当を作ってくるなんて………甘く見すぎてたわ。
「あ、いや………え?ええ??お弁当って………オレに!?」
 オグナは混乱しているらしく、意味のない質問を繰り返す。
「だぁぁぁぁぁぁっ!畜生っ!なんでおまえばっかり〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
 マカオ君が、いきなり叫んで走り出すし。………あ、涙の粒が光って綺麗。
「い、いや、オレ、弁当あるし………」
「…………………食べたく、ないの………?ふぇっ…………」
「食べます食べさせてください」
 早っ!オグナ弱っ!!
 ………オグナは、女の子の涙には滅法弱いみたいね。多分意識なんてしてないんだろうけど、あっさりと
オグナを陥落させるとは………ラスカちゃん、恐るべし。
 ま、負けるもんかぁ!!


171 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:18 ID:/hF2VHKs

     つづき

  〜Side Uyo〜
 ………………変なことになっちまった。
 オレの目の前には、ユキじゃなくてラスカちゃん。こぼれるような笑顔で、組んだ両手の上にあごを乗せ
て、オレを見つめている。ユキは……二つの弁当を持ったまま、オレたちを睨んでいる。………あの、怖いん
ですけど由紀子さん。
 自分がのっぴきならない状況に陥ってしまったことは、もはや明らかだった。つーか何故、ラスカちゃんはこ
うもユキに対抗心持つんだ?妹分のやきもちって、こんなに強烈なもんなんだろうか……?
「ウヨ君、食べないの?」
 ラスカちゃんが、言外に促してくる。……観念して、オレは弁当箱を開けた。もうどうにでもなれってんだ。
 ………弁当の中身は、ハンバーグに塩鮭、タコウインナー、そしてそぼろご飯。………日ノ本家流の弁当
そのものだ。ど、どこで覚えてきたんだ、こんなもの……。
「いただきます」
 おそるおそる、料理を口に運ぶ。そして仰天した。母さんや姉さんと、味付けが全く同じだったからだ。
 …………どっちかが、一枚かんでやがるな……。或いは両方か………。
「ねね、おいしい?それとも旨い?」
 …………またもやオレには選択肢なしですかラスカさん?しかしまあ、旨いのは事実だから、素直に答え
ることにする。
「ああ、旨いよ……!?」
 彼女の手を見て驚いた。白く華奢な指に、痛々しい絆創膏や火傷の痕。これを作るのに、どれだけの苦労
を重ねてきたことか。それが痛いほど思いやられた。
 ……こんなオレに……。有り難いことだと思う。心して食べないとな…………。


172 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:20 ID:/hF2VHKs

     つづき

  〜Side Laska〜
 ウヨ君の健啖ぶりを眺めるだけで、幸せ一杯だった。ときおり漏らす、「うん、旨い」というつぶやきが、私の
こころを舞い上がらせた。
 想いをこめて作った料理を、好きな人に食べて貰う。これが、こんなにも幸せな気分にさせてくれるなんて、
知らなかった。
 この幸せに比べれば、由紀子ちゃんから送られてくる殺気なんて、そよ風も同然………ホントはちょっと怖
いけど。

「ごちそうさまでした」
「はい、おそまつさまでした」
 ウヨ君から弁当箱を受け取る。「旨かった!」と、元気よく言ってくれるものと思っていた私は……次の彼の
行動に、心臓を打ち抜かれる思いだった。
 彼は、手を伸ばすと………私の頭を撫でてくれたのだ。
「この弁当、作るのに苦労したんだろう?………ホントに、ありがとな、ラスカちゃん」
 頬が、一気に熱くなる。この一言で、今までの苦労なんか、空の向こうに飛んでゆく思いだった。

 ………………………作ってよかった…………………………!!

 私が喜びに浸っていると………後ろから、つかつかと歩いてきた人がいる。………由紀子ちゃんだ。
 彼女は………いきなり、ウヨ君の腕に抱きついた!………な、なにやってんのよーっ!!
「ねえオグナ!ワタシのお父さんがね、ぜひ一度、うちに来てくれって!うちで晩ご飯食べていって!!」
 ………!!き、強硬手段に出たわね……。
 ……………………………負けるもんかぁぁぁっ!!


173 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:21 ID:/hF2VHKs

     つづき

  〜Side Uyo〜
 ユキの行動は、オレの想像を絶していた。
 …………つーか、いきなりなんてことしやがる、こいつ!?
 オレが咄嗟に反応しかねていると、ラスカちゃんが血相変えて椅子を蹴った。………が、助けてくれるの
かと思いきや、彼女はさも当然のように、オレの空いた腕に抱きついてきたのだ。……な、何で!?
「ウヨ君ウヨ君、今晩私、ウヨ君のおうちに晩ご飯作りに行ってあげる!いいでしょ?ね?」
 ………状況は悪化の一途だった。オレを挟んで、二人が「うー」などとうなりながら睨み合う。
 情けないことに、オレは、蛇に睨まれた蛙のように、引きつった笑顔のまま固まっていた。
「オグナはワタシの家に来るの!!」
「いーえ、私の晩ご飯を食べるんですっ!!」
「いてててててててててててててててててててててっ!!」
 オレの腕を抱え込んだまま、力任せに引っ張る二人。だ、脱臼しちまう。腕に当たる柔らかな感触と、両肩
の激痛で、オレは混乱をすっ飛ばしてパニック状態だった。
 だ、誰か助けてくれ!!
 助けを求めて視線をさまよわせるが、みんな遠巻きに眺めてにやにやとしているだけ。…覚えてやがれ。
 こんな時に頼りになりそうなマカオは、とうの昔に訳の分からない絶叫残して飛び出していったし…ああ、
地獄だ………。
 オレが世の不条理と人情について、認識を改めかけたとき………誰かが、オレたちの前に立った。
 ヨハネ……!!お前だけは信じてたぞ、オレは!!
 …………が。ヨハネは、天然だった。
「この際、痛がるウヨ君を見て先に手を離した方が、ウヨ君と一緒に……」
「バカかてめーはっ!どっかで聞いたよーな台詞ほざいてないで助けろっ!!」
 …………胃薬と頭痛薬を持ち歩く日は近いのかもしれない………。
「うーっ!」
「ふーっ!」
「誰か助けてくれーっ!!」

                                                 つづく


174 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:22 ID:/hF2VHKs

                             次回予告

「別荘!?行く行く!!」

 夏休み。楽しいバカンス。

「なんでこんなものが…………」

 海辺でも、熾烈な戦いはつづく。

「な、なにするニダ〜〜〜ッ!?」

 波の音に誘われて、オレたちは夜の渚を歩く。

「…………悪くないな」

 次回「潮騒」

 星空。そして海。何かが、動き出す。


175 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2002/12/14(土) 04:22 ID:/hF2VHKs

三毛であります。
「Still…」第五話、「ラスカたんネタにマジレス」の巻をお届けします(w
今回は、正調ラブコメ甘口風味で逝ってみました。壊れともいいますが。
次回は、季節はずれの夏のお話です。予告でお判りかと思いますが、あの人も出てきます(w

では!

                        中村由利子「School Days」を聞きながら  三毛 拝


176 名前:名無し君@お腹いっぱい :2002/12/15(日) 16:58 ID:h/InvccU
>175
壊れますた。なんか読んでいて恥ずかしかったです。

こういう読者に感情移入させる文章を書けるのはうらやましいです。

177 名前:ここに先行うp :2002/12/15(日) 23:33 ID:eviW3s5c
「ベトナちゃんも?」


ニホン  「ベトナちゃん、カンコ君に昔いじめられてたんだって?」
ベトナ  「ぇぇ でも、もうすんだことですから」
ニホン  「ベトナちゃん、えらいなあ誰かさんとは大違い」

カンコ  「誰かさんとは、誰の事ニダ」
ニホン  「えっ? あっ その・・・」
カンコ  「まあいいニダ、 ニホンはベトナの本当の姿をしらないニダ」
ベトナ  「・・・・・・」
カンコ  「ベトナの奴はカンボジア君をいじめてたニダ、悪いのはウリだけじゃないニダ」
ベトナ  「ぁ あれには、わけが・・・・・」
カンコ  「ニダ 言い訳ニダか、言い訳せずにベトナは反省しる、ベトナは謝罪しる
      カンボジア、こっちに来るニダ」
カンボジア「何? カンコ君」
カンコ  「カンボジアは、ベトナにひどい目にあわされたニダな!ひどい目に」
カンボジア「まあね あのベトナちゃんの平手打ちは強烈だったなぁ」
ベトナ  「・・・・・・」
カンコ  「ほら ほら ほらニダ、ベトナは謝・・・・」
カンボジア「でも、アレで僕も目が覚めたんだ、自分が間違ってたってね
      あの時、ベトナちゃんが殴ってくれなかったら、どうなってたことか」
ベトナ  「 カン君 」
カンコ  「しゃざ・・・・」    
ニホン  「カンコ君、シャザって何? 謝罪しますって言いたいの?」
カンコ  「アイゴーーーーーー」

おしまい 

ベトナムのカンボジア侵攻[1978〜1779]
帝国覇権主義のポルポト政権を打破するべく始まった戦争。
しかし国際世論は、これをソ連のアフガニスタン侵攻と同一視し、
ベトナムは国際社会で孤立する運命となってしまう。
現実的にはポルポトの虐殺から人々を救うなどの功績の方が大きかったのだが・・

ニホン  「上の話に異論のある方もいらっしゃるでしょうが
      フィクションですから、実在の国家・指導者とは何の関係あるませんから」

作・大洞商会

178 名前:ナナッシー :2002/12/17(火) 21:16 ID:S.kDnpv6
『ニホンちゃん in  あなざーわーるど4』

(プロローグ)
ここは日ノ本家から隠された朝日の間。
今、猛烈捏造めがねっ娘アサヒちゃんが鏡に向かって話し掛けています。ちょっと危ないです。
「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番正しいのはだ〜れ?」「それはアサヒ様でございます」
「では、入試問題で一番活用される新聞はど〜れ?」「それはアサヒ様の学級新聞でございます」
うんうん、と満足げにうなずくアサヒちゃん。
「じゃあ、『連続ドラマ小説ニホンちゃん』で一番萌え〜な女の子はだ〜れ?」
やや間があってから、鏡は答えました。
「やはり、本命は純情乙女ニホンちゃんでございます。
 ただ、他にも趣味嗜好それぞれありますので一概には言えませんが、
 少なくともてめえが一番っつうことはありえねぇから安心しろや、ボケェ」
    『バリン』
怒りに震えるアサヒちゃんの右拳が、名もない鏡を粉々に粉砕しました。
「なによ、なによなによ、なんなのよ〜!
 どーしていつもいつもニホンばっかり可愛がられるのよぉ!
 ・・・捏造してやる、真実をねつぞうしてやるわよぉ、この黄金の右腕でぇぇ!・・・・」バタン
右拳を高々と突き上げたアサヒちゃん、拳から流れる血を見て失神しました。
(今回のアサヒちゃんの出番はこれだけです。
 次回の活躍にご期待ください。なお、アサヒちゃんファンには謹んでお詫び申し上げます)


179 名前:ナナッシー :2002/12/17(火) 21:17 ID:S.kDnpv6
むかしむかし、ある島にニホンちゃんという肌が白くてすべすべな女の子がおりました。
よく近所のおじさんおばさんには「まるで白い雪のように奇麗でかわいいねぇ」と褒められ、
頬をりんごのように染めて照れておりました。
さて、そんな可愛いニホンちゃんに気に入られたい
親戚のちょっと偉そうなおじさんやジミン父さんの部下達は、
先を競ってニホンちゃんにおいしい物を食べさせようとしました。
礼儀正しく優しいニホンちゃんは、
「せっかくすすめてくれるんだから全部食べてあげなきゃ失礼だよね」
と思い、大人たちにすすめられるまま、全部平らげました。
「ごちそう様でした」
ニホンちゃんの笑顔に大喜びの大人たちはニホンちゃんにさらにたくさん食べさせました。
たくさんたくさん食べさせました。たくさんたくさんたくさん食べさせました。
健気なニホンちゃんはその全てを平らげていきました。
その結果、ニホンちゃんは腹痛を起して床に伏せってしまったのです。
以前から「食べさせすぎだ」と主張していたシシローおじさんが止めに入ってくれた時には
既にニホンちゃんは身動き一つ取れず、意識もない状態でした。
それでもなお無理矢理食べさせようとする大人達をシシローおじさんが必死で追い返しています。


180 名前:ナナッシー :2002/12/17(火) 21:19 ID:S.kDnpv6
「姉さん・・・ごめんよ、僕がついていながら・・・」
「いや、武士のせいじゃない、父さんがもっとしっかりしていればこんなことにはならなかったんだ」
ニホンちゃんの眠る枕もとでウヨ君とジミン父さんが肩を寄せ合ってニホンちゃんを見つめています。
「・・・じゃあ、父さんは行ってくるから、後は頼んだぞ」
「うん、シシローおじさんが集めた人達によろしく」
「ああ」
ジミン父さんはニホンちゃんの容態を回復させるためその道の専門家を召集し結論を出すよう
シシローおじさんにお願いしており、今日その報告を受けることになっていたのです。
ジミン父さんは静かに愛娘の額に手をやると、名残惜しそうに部屋を後にしました。

父親を見送り、ニホンちゃんと二人きりになったウヨ君は再びその寝顔を見つめました。
もともと白雪のような肌がより一層白く見え、不謹慎ながら美しいと感じるほどです。
その姉の肌に、頬に、そしてそれでもなお色を失わない桜色の唇に
目と意識がとめどもなく吸い寄せられていくのをウヨ君は感じました。
「・・・・姉さん・・・・」
そして・・・

181 名前:ナナッシー :2002/12/17(火) 21:20 ID:S.kDnpv6
    『バッタ〜〜〜ン!』

「ウッヨく〜ん、ニホンちゃん起きた〜?」
元気よく部屋のドアを開けたタイワンちゃん、彼女が最初に見たのは
ドアから向かって右手に置かれているベッドで眠り続けるニホンちゃんと、
なぜかその反対の壁にへばり付いているウヨ君でした。
「・・・ウヨ君・・・なにやってんの?」
「タ、タイワンさんノックぐらいしてください!病人のいる部屋ですよ!心臓に悪いです!」
「へへ、ごっめ〜ん。でもちょっとぐらいうるさくした方が起きてくれるかと思ってね」
ぺロッと舌を出すタイワンちゃん、反省の色はあまり無いようです。
もっとも、すごく嫌な汗をかいたウヨ君にしてみれば上手くごまかせたのでこれでよかったのでしょう。

「それより、ニホンちゃんまだ起きないみたいね」
「ええ、僕も一体どうすればいいのか・・・」
「うふふ、それでね、ニホンちゃんが目を覚ます、い〜アイデアがあるんだけど、聞きたい?」
「も、もちろん!そんなのあるんですか!?教えてください!さあ、今すぐ!」
「も〜あせっちゃだ〜めだ〜め・・・・それはね・・・・」
「・・・・それは・・・・?」
「王子様のキ〜〜〜ッス!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
「夢の中を彷徨うお姫様を現実の世界に連れ戻すのは、
 白馬に乗った王子様のキスって昔から相場が決まってんの!」
「・・・・・・・・」


182 名前:ナナッシー :2002/12/17(火) 21:21 ID:S.kDnpv6
「じゃんじゃじゃ〜ん!呼ばれて飛びでてアニョハセヨ〜!ウリナラ期待の星、白馬に乗った・・・」「去れ」
「ま、待つニダ!善意で訪問した客人に対して刀を向けて追い返すのが日ノ本家の作法ニダか!?」
「やかましい!カード破産する王子に用は無い!」「バカンコは王子様って柄じゃないよね〜」「アイゴー!」

「Hey!そういうことならやっぱり俺の出番だろ?」「ム・・・ムムム」「文句言うようならまたFPMPをお見舞いするぜ」
「ア、アメリー君・・・ひどい・・・え〜ん」「げ・・・タイワンちゃん・・・」「おい、女の子泣かすようじゃ王子の資格ないんじゃないか?」
「SHIT!こうなったらイラクに八つ当たりしてやる!」「・・・な〜んてね」「・・・女って怖い」「目的のためなら手段は選ばないの♪」

「それなら、歴史的にもニホンちゃんと縁の深い僕が適任じゃないかな?」「待ってくれ兄上、それなら私でもいいだろう?」
「アーリア・・・そういうネタはもうあまり受け入れられないんだぞ」「ねぇ〜なら僕も混ぜてくれてもいいんじゃな〜い?」
『イタ公は引っ込んでろ!』「マンマミ〜ヤ〜」「とにかく、この役だけは譲れないな」「ならば勝負!」「・・・勝手に盛り上がってるし・・・」

「楽しそうじゃねえかヒック」「朕も混ぜて欲しいアル」「貴様ら、姉さんのパンツや家の金品盗んだ上、姉さんの唇まで奪うつもりかぁ!」
「な、何言ってやがるこのガキ」「い、言いがかりも程々にするアルヨ」「認めん、認めん、ぜっっったいに認めんぞおぉ!!」

「ええ〜い、待っていたってろくな連中が集まりやしない!こうなったら仕方あるまい、僕が白馬の王子様になって・・・」
「だめ!そんなの絶対ダメ!」「ラ、ラスカちゃん・・・」「そうよ不健全よ!それより私と・・・」「だあぁぁ!お前は出てくるな!話が違う!」

・・・さらにその後も常連登場人物から一発キャラの有象無象が入り乱れ、途中どさくさにまぎれたキッチョム君が
食料庫から盗み食いしたりと大騒ぎ。このままでは収拾がつかない第三次大喧嘩かと思われたとき・・・

「もう、いい加減にしてよ!眠れないでしょ!」

・・・時が・・・止まった。

183 名前:ナナッシー :2002/12/17(火) 21:22 ID:S.kDnpv6
その頃、ジミン父さんは7人の小人・・・じゃなく侍に会っていました。
「で・・・お願いしていた件ですが・・・」
「はい、我々も徹夜で討議したり、時にはお互いに斬りあったり、最後にはリーダーを引き摺り下ろしたりと
 苦労に苦労を重ねて、絶対の自信を持てる報告をご用意しました」
「・・・はぁ、そうですか」
「それでは、かいつまんで説明しますけど・・・」
「はい」
「まず、さくらさんの五体をばらばらにしてですね・・・」
「・・・・・んなことできるかあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

おしまい。

(解説)
どうも、風邪で仕事早退したくせにこんなこと書いてるナナッシーです。
今回は、ほんとーにゴメンナサーイ!
限りなく暴走した作品が出来上がってしまって、自分でもアンビリバボー。
いちおう元ネタは日本道路公団の民営化と白雪姫です。
アサヒちゃんの登場は意地悪魔女がほかに思いつかなかったからで、ファンの方ごめんなさい。
なお、私自身は民営化大賛成です。

184 名前:四季砲 :2002/12/20(金) 23:05 ID:G13dHgzU
「バリアーシールド」

カンコ君とタイワンちゃんは仲が悪いです。
ほら今もなにか言い争っています


タイワン「なによ、なんでアタシしだけ除け者にするのよ」
カンコ 「タイワンは国じゃないニダ だからそれは当然のあつかいニダ」
タイワン「むかつく〜 もうカンコ君とは口きいてやんないんだから
     あいさつだってしないから」
カンコ 「なんだとぉ〜 そんな事ウリが許さないニダ、いますぐ謝罪しる」
タイワン「悪いのはそっちでしょ!」
カンコ 「ニダ〜〜〜〜」
タイワン「なによぉ」
カンコ 「謝らないのなら、制裁をくわえてやるニダ」
タイワン「やれるものならやってみんかい!」

こうして二人の取っ組み合いの喧嘩が始まりました

カンコ 「カアアック トェ トェ トェ トェ トェ〜〜〜〜!!!」

カンコ君が罷りなりにも国というリーチをいかして、一方的に攻め立てます
人間技とは思えない珍妙な足技の前に防戦一方のタイワンちゃん

タイワン「このままじゃダメだわ、いったん距離をおいて体勢立て直さないと」
カンコ 「そんな事させるか〜〜!! トェトェトェトェ〜〜〜!!!!」
タイワン「くっ ならば バリア発動!」

タイワンちゃんは懐からビン詰を取り出しフタをひねったそのとたん突然カンコ君が

カンコ 「ぐあああああああああああ!」

悲鳴をあげると同時にタイワンちゃんがら離れます

カンコ 「・・・・・・ハァハァハァハァハァハァハァハ 
     何をしたニダ タイワン」
タイワン「臭豆腐バリアー このバリアーの前には何人も近寄れわせんわ!」
カンコ 「くっ」
タイワン「どうしたカンコ、さっきまでの威勢は」

カンコ君は強烈な臭いのせいでタイワンちゃんに近づけません
瓶からとんでもない力が溢れて、カンコ君の顔面に強大な圧力をかけてくる。
明らかに異質の力に染まった空気の層がそこにはあった。
それは正にダメージ床やバリアーシールドそのものである

タイワン「どうしたカンコ、今度はこっちからいくぞ!」

タイワンちゃんはジリジリとカンコ君に近づきます。
タイワンちゃんが一歩踏み出すとカンコ君が一歩さがるそれをくりかえし
とうとうカンコ君は教室の隅に追いやられてしまいました

タイワン「カンコもう後が無いぞ」
カンコ 「いい気になるなニダ、バリアを使えるのはお前だけじゃないニダ」
タイワン「なに?!」
カンコ 「バリアにバリアにだ、フォンフェバリアー発動!」

カンコ君が懐から怪しげなお肉を取り出すとカンコ君を目に見えない障壁が包み
タイワンちゃんはカンコ君のそばに近寄れません

カンコ 「バリアにバリアをぶつけてやるニダ」
タイワン「く〜」

二人ともバリアーをはった為にお互い近づく事ができず
両者にらみ合うだけで手出しができません
結界と結界か触れ合うところでは瘴気すら発しています

カンコ 「このままでは勝負がつかないニダ、ここは一つ第三者にどちらが正しいか
     きいてみるニダ」
タイワン「仕方が無いわね、じゃあニホンちゃんにでも・・・あれ」

ニホンちゃんはナゼが気絶しています
教室を見渡すとクラスメイトみんな白目をむいて、なかよく気絶中

タイワン「これはいったい」
カンコ 「いったい何があったニダ」

この手の食べ物を封切るときは、換気に気をつけましょう
おしまい

元ネタ
http://www1.odn.ne.jp/setsuna/za_ferment.html
少し文章をパクッチャいました(反省)

185 名前:名無し君@501話作者 :2002/12/21(土) 21:28 ID:B9MxIikI
宣伝なんで恐縮なんですけど。

ニホンちゃんの成人向け同人誌を冬コミで販売します。

内容はここの233からの再録
http://vip.bbspink.com/ascii2d/kako/1015/10158/1015871857.html
プラス書下ろしです。
何話だか忘れましたけど、タイワンちゃんがニホンちゃんのコスプレしてハァハァする話があったじゃないですか。
それに啓発されて成人向けを書いてみました。



186 名前:ナナッシー :2002/12/22(日) 13:01 ID:YRelIaos
>>185
逝くんじゃなかった・・・・

187 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/22(日) 14:53 ID:H/rQ3E2U
>>186
空気読めやヴォケ!

188 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/22(日) 14:54 ID:H/rQ3E2U
>>187>>185の間違いです。
ナナッシーさん、ごめんなさい・・・。

189 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/22(日) 17:06 ID:5paS955k
じゃあ、べつのものを。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yo-in/ga_zou/img-box/img20021222002800.jpg


190 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/22(日) 21:23 ID:lQ00ntNc
>>189
(・∀・)イイ!!
正直、欲しい。
これってどこで売ってるの?

191 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/22(日) 21:39 ID:5paS955k
>>190
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yo-in/nihon.html
ここにおいてあった。

192 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/22(日) 23:40 ID:5QlxC.2M
>>191
おいおい、壁かよお。なじぇにい?

193 名前:190 :2002/12/23(月) 00:50 ID:wA8vqcxM
>>191
ありがとう
でも、買えなぃょぅ…。(涙

194 名前:tenpura ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 05:13 ID:I9Gmf3U.
花蓮(ファーレン)のクリスマス ◆Section.1

「いっしょうの、おねがいっ!」タイワンちゃんが、ニホンちゃんに手を合わせています。「24日、ほっかいどうのお部屋に泊まらせてっ」

「う、うん。たぶん大丈夫だと思うけど…?」
タイワンちゃんは、ニホン家のほっかいどうの部屋が大好きで、よく泊まりに来ていました。ですから、そんなにお願いされるほどのことでもないのになぁと思いました。
「どうしたの?」タイワンちゃんが珍しく口ごもっているのに気がついたニホンちゃんは尋ねました。
「そ、そのさぁ。妹連れてきたら、駄目?」
「妹さん?」
「あ、花蓮(ファーレン)っていうんだけど…」
タイワンちゃんは話し始めました。

「美麗ねえちゃん、いる?」
ぱたぱたぱたっと軽い足音がすると、タイワンちゃんの部屋のドアが勢いよく開き、小柄な女の子が飛び込んできました。
「こら、部屋にはいるときはノックしなさいっていってるでしょ、花蓮。」
タイワンちゃんは軽く花蓮ちゃんの頭をこづきました。
「もう、美麗ねえちゃんは乱暴なんだから、そんなじゃお嫁さんのもらい手がありませんよーだ」べーっと花蓮ちゃんが舌を出します。
「なぁにぃー、もう一度言ってみなさいーっ。」
「それだから、お嫁にいけないって…きゃーっ」

「で、どうしたの?」しばらくして落ち着いてからタイワンちゃんが尋ねます。「何か頼み事があったんじゃないの?」
「うん、あのね…」花蓮ちゃんはちょっと下を向いて、それから顔を上げて言いました。
「うちに、サンタさん来る?」
「え?」
「だって、うち、雪降らないから…ソリは来れないって…」花蓮ちゃんの瞳にみるみる涙がたまっていきます「ソリが来ないから、サンタさんも来ないって…」


195 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 05:13 ID:I9Gmf3U.
花蓮(ファーレン)のクリスマス ◆Section.2

「…ということなの、おねがいっ」タイワンちゃんはニホンちゃんにもう一度手を合わせました。「花蓮は、まだ雪みたことないの」
「うん、うちはいいんだけど…」ニホンちゃんは困った顔をしました。「きて」
ニホンちゃんは、タイワンちゃんの手をひいて、ほっかいどうの部屋にいきました。そして、窓をあけてみると、そこには。

雪が、ありませんでした。

「ど、どうしたの、これ?」タイワンちゃんが驚いて尋ねます。
「どうしてって言われても…今年は雪が降ってないんだけど…」
「ど、どうしよう。花蓮に約束しちゃったよぅ。雪見せてあげるって」

翌日。
2人で考えてみても、ない雪はありませんので、クラスの皆に相談してみることにしました。授業が終わって、帰る前に二人は皆に相談しました。
しかし。
「ソーリー、クリスマスは教会へミサに行って、それからホームパーティなんだ、悪いけど…」アメリーくんは、天を仰ぐような仕草をしながら言いました。
「あー俺のところもだなぁ」と申し訳なげに言うロシアノビッチ君。
「申しわけないけれど、私の家も同じね」エリザベスちゃんがためいきをつきます。
「クリスマスはねぇ」フランソワーズちゃんも困った顔です。

「やっぱり…」タイワンちゃんはがっくりと肩を落としました。昨日、ニホンちゃんと話をしていたときにも、ユーロ町やアメリ町ではきっと家族で一緒のところが多いから難しいんじゃないという話はしていたのです。でも、雪があるのは、そういった町のほうなのです。
「困ったな。うちも、アーリアといっしょに家族で食事の予定だ…」ゲルマッハ君も眉をしかめます。
と、アーリアちゃんが深々と溜息をつきました。
「兄上。兄上の肩の上に載っているのは帽子掛けなのか?」
いきなりのキツいツッコミに思わずたじろいだゲルマッハ君でしたが、そのあたりはさすがに兄妹です。
「ということは、アーリア。何か良い考えがあるのだな」
アーリアちゃんは、にっこりと自信の笑みを浮かべました。

「つまり問題はニホンちゃんの家のほっかいどーの部屋に雪がない、ということだ。そして、私たちは、クリスマスの日には皆いない、と。そういうことでしょ」
うんうんと皆がうなずきます。
「じゃあ、簡単じゃない。誰かの家、そうねぇロシアノビッチ君の家からニホンちゃんちのほっかいどーの部屋の外に雪を運べばいいだけでしょ?」
おおお、とクラスの皆がどよめきます。
「幸い、ここには頭は帽子掛けばっかりだけど、体力は余ってるのがいっぱいいることだし…マカロニーノ君、どこ行くの?」
「あ、いやぁははは。ちょっと用事を思い出して」こっそりと教室を出ようとしていたマカロニーノ君はひきつった笑いを浮かべました。
「駄目よ、この作戦にはあなたも必要なんだから。あなたの芸術の才能がね。」
すばやく動いたロシアノビッチ君に襟首を捕まえられたマカロニーノ君の顔は、疑問符でいっぱいでした。


196 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 05:14 ID:I9Gmf3U.
花蓮(ファーレン)のクリスマス ◆Section.3

クリスマスの前々日、大作戦は開始されました。

「では、先日の手配の通りに。ロシアノビッチとカナディアンは自宅から雪の切り出しと搬出。アメリーとカンコはロシアノ家からニホン家への搬送。ゲルマッハ兄はニホン家内での搬入。マカロニーノと女子は、私の指示に従って…おっとこれは内諸だ。」
アーリアちゃんはてきぱきと指示を下します。

2人のパワーはラッセル車のような勢いでロシアノ家から雪を運び出します。
それをアメリー君とカンコ君がニホン家に運びます。
「寒いニダー。な、なじぇウリがこんなことをしなければならないニ…」カンコ君は抗議の声をあげます。が、言い終わるより早く飛んできたアメリー君の雪玉が顔面に命中しました。
「ゴチャゴチャ言ってないで、手を動かせ。動いてないから寒いんだ!」
「ウリはヤンバンニダから……」言い終わる前に、もう一発雪玉をくらったのは言うまでもありません。
家に届いた雪は、ゲルマッハ君がまるでマシンのように正確かつすばやく運び込んでいきます。
みるみるうちにほっかいどうの部屋の前に雪が運び込まれていきました。
「さぁて、ここにいる人達にお願いすることは…最後の仕上げになるんですけど。」
アーリアちゃんはいったん言葉を切りました。
「ここのメンバーは、雪の像でアートをお願いします。そうねぇ、トナカイやサンタさんとかも含めて」そういってスコップをマカロニーノ君に渡します。「いやなら、ディレクションはフランソワーズちゃんに頼むけど。」
言い終わったときには、すでにマカロニーノ君は猛然と雪の像にとりかかっていました。フランソワーズちゃんがまけじと飛び出しかかったところを、アーリアちゃんが止めました。
「何をするの、芸術ならばこのわたくしこそがふさわしいのよ。」ふりほどこうとして暴れるフランソワーズちゃん。しかし、アーリアちゃんはがっちりとつかんだ手を離しません。
「あら、芸術には違いないことなんですけど。そして、あなたにしかできないこと…」
アーリアちゃんがそうささやくと、フランソワーズちゃんは、目をぱちくりさせました。

197 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 05:15 ID:I9Gmf3U.
花蓮(ファーレン)のクリスマス ◆Section.4 (1)

クリスマス・イブ。

あいにく、朝からどんよりと曇った天気底冷えのする日でしたが、タイワンちゃん姉妹は楽しそうにニホンちゃんの家にやってきました。

「わあっ」花蓮ちゃんは、ほっかいどうの部屋に入るなり、窓の外に広がる白銀の世界に喜びの声をあげました。
そこには、真っ白な雪で作られたアニメのキャラクターや、故宮博物館、怪獣などが幻想的な光の中で輝いていました。
「…す、すごっ」タイワンちゃんもおもわず絶句してしまいます。
「ねぇねぇニホンちゃん。」タイワンちゃんは小さな声でささやきます。「なんかあれ、マカロニーノの作ったのよりずいぶん多いみたいなんだけど……」
「あ、あのね」ニホンちゃんはちょっと困ったような笑い顔でささやき返します。「リクジおじさんがね、マカロニーノくんの作った像見て燃えちゃって、仕事仲間といっしょに気合い入れて…」
ふたりのひそひそ話の間に、花蓮ちゃんはガラス戸に駆け寄りました。
「えいっ」
…しかし、ガラス戸は開きませんでした
「どうしたの?」
タイワンちゃんが手伝おうとしたところに、ニホンちゃんが後ろからささやきます。「あの、ちょっと待って…」
実は、外の雪を運んだまではよかったのですが、一晩たったら、コチコチに凍り付いてしまい、氷のオブジェのようになってしまっていたのです。見かけこそ雪なのですが、とても雪とは思えません。
「だから……なんとか」ニホンちゃんも必死です。

「ねぇ、美麗ねぇ。上の鍵あけてー」
花蓮ちゃんは高いところにある鍵に気がつきました。でも、残念ながらぴょんぴょん跳びはねてみても、やっぱり手が届きません。
「あ、あのさ。」タイワンちゃんも、なんとか興味をそらそうとやってみます。「そのまえに、ニホンちゃんのママがお茶にしない?って、えー、エリザベスちゃん特製のブッシュ・ド・ノエルもあるんだって」

「…美麗ねえちゃん、さくらおねえちゃん」
花蓮ちゃんは、タイワンちゃんと、ニホンちゃんをまっすぐみつめました。
「花蓮、知ってるよ。…ここの雪、みんなで運んでたの。」
ニホンちゃんは、はっと息を飲みました。横でタイワンちゃんも一文字に口を結んでいます。
「だから、この雪がここに降ったものじゃないってことは、あたし知ってるの」
ニホンちゃんは声が出ませんでした。ほんとうは花蓮ちゃんをだますつもりなんかじゃなかったのに。
「だって、あんなにみんなで大騒ぎしながら運んでるんだもん。なにかと思って見ちゃったの。」
「バッカだよねー、カンコ君なんか運んだのよりぶつけられた雪の方が多かったんじゃないかと思うし。みんなでほっかいどーの部屋に運ぶぞとか言ってるんだもん。」


198 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 05:16 ID:I9Gmf3U.
花蓮(ファーレン)のクリスマス ◆Section.4 (2)

「花蓮ちゃん」ニホンちゃんはなにか言おうとして、胸がいっぱいで言えませんでした。そして、花蓮ちゃんは言いました。

「だから。それって、みんなから花蓮へのプレゼントだよね。」
花蓮ちゃんは、にっこり笑いました。
「ほんっと、サイコーの」
ニホンちゃんは、思わず花蓮ちゃんを抱きしめました。花蓮ちゃんの身体は小さいけれど、うれしくて元気なエネルギーで一杯です。
「ごめんね」ニホンちゃんは小さな声で言いました。
(心配することなんか、なかったんだ)
「さくらおねえちゃん、くるしい」花蓮ちゃんが抗議します。ニホンちゃんは思わず力を込めてしまったみたいです。
と、ひゅうっと冷たい風が足下を走りました。タイワンちゃんが鍵を外して、ガラス戸を開けたのです。
「花蓮、遅いぞー」タイワンちゃんはもう外に出ています。
「美麗ねえちゃん、ずるいー」花蓮ちゃんは急いでガラス戸に走りました。
準備してあった靴をはいて、外に出ます。
踏む雪は、ちょっとじゃりじゃり音がしましたけど、それよりも初めて雪にふれることが楽しくて、花蓮ちゃんは全然気になりませんでした。

そのとき。
ふうわりと、冷たいものが頬にあたりました。
「あ…」
花蓮ちゃんは空を見上げました。
そして、それは後から後から…つきることなく空から降ってきます。
「雪…だぁ」
「ホントだ…降るかも、とは聞いてたけど。」
「ホワイト・クリスマスね…」遅れて庭に出てきたニホンちゃんも空を見上げます。
「やっぱり、サンタさんは、ほんっとーにいるのかも…」タイワンちゃんがつぶやくように言います。
「サンタさん、かぁ」ニホンちゃんも小さくつぶやきました。
黙って二人が空を見上げていると、なにかがつんつんと小さく袖を引きます。
目をおろすと、そこには花蓮ちゃんの笑顔がありました。そう、名前の通り、花の咲くような。
「おねえちゃんたち、何言ってるの? サンタさんなら、もういるじゃない。」
びっくりしたニホンちゃんとタイワンちゃんに、花蓮ちゃんはいっぺんに飛びつきました。
「ほら、ここに。みんなが頑張ってくれたから、サンタさんが雪を降らしてくれたんだよっ。」

そしてそのとき。
たしかにニホンちゃんの耳にはシャンシャンシャンシャンというかすかな鈴の音が聞こえたのです。雪空のかなたのほうから、ほんのちいさくでしたけれども。

うん、そうかもしれないな。だって今日は聖なる夜なんだから。
ニホンちゃんは、そう思いました。

メリー・クリスマス!


199 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 05:16 ID:I9Gmf3U.
おまけ◇◆◇

「あ、あの。ところでさっきの話の中で『美麗ねえちゃん』て言ってたけど?」ニホンちゃんがたずねます。
タイワンちゃんは一瞬きょとんとした顔をしました。
「あたしの名前だけど? もしかして忘れてた?」
「あ、いえ、そうじゃないけど……」ニホンちゃんは笑って誤魔化しました。
「そうよねー、こんなにつきあいが長いのに知らないなんて」
「ねぇ」
あははははーと2人は明るく笑いました。
『でも、そういえばクラスにも知らない名前の人、何人もいたような気が…』とニホンちゃんが思ったのは内諸です。

余計な注:美麗島=フォルモサ=台湾です。


200 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 05:17 ID:I9Gmf3U.
Section1でHN間違えたニダ! 謝罪と賠償を要求しるニダ!

201 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 15:56 ID:I9Gmf3U.
ちなみに。
「番外編」(クリスマススペシャル)ですので、他との整合性はある程度ご容赦を。

なお、花蓮タソはタイワンちゃんの妹。
キャラ制作はおさんニダ。 
 →参考にすますた http://www005.upp.so-net.ne.jp/oyakata/nhn015.html
 キャラのイメージが違っていたら謝罪はしますが、賠償はしません。

長々と、蛇足つけてスマソ。


202 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/23(月) 18:40 ID:e6OL9vc2
モーニング娘。ヲタク以外にも分かる顔文字さんの娘。(+一部ハロプロその他)
とニホンちゃんキャラ対照表(漏れがあったらすみません)
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1020529487/234 の改訂版です。

                           擬人化されている
顔文字            キャラ名        国・地方・    顔文字の表す人物
                             都市・民族など
( ^▽^)         ニホンちゃん       日本        ポジティブ・石川
<ヽ`∀´>         カンコ          韓国        保田(ただし( `.∀´))
从0‘∀‘0从       チョゴリ         韓国(のいい部分) ソニン(※1)
(0^〜^0)        中村パラ夫       パラオ       吉澤
( ´ Д `)         リュー          沖縄(琉球)    後藤(元メンバー)
从 #~∀~从        フラメンコ先生     スペイン      中澤(元メンバー)
(〜^◇^〜)        バスク          バスク地方     矢口
( ‘д‘)          ガル           リスボン(※2)   加護
( ´D`)          ポル           ポルト(※2)    辻
川o・-・)          ティモル         東ティモール    紺野
( ^∇^)         小須田梨華       コスタリカ      ネガティブ・石川(※3)
川‘〜‘)|| or 川゜〜゜)  ベトナ          ベトナム       飯田
人‘ 。‘人      (今のところ登場なし)    −          表・松浦
( `▽´)         カメル          カメルーン      裏・松浦
( ・e・)          アル           アルゼンチン    新垣
川 ’ー’川        ベルギー        ベルギー       高橋
( ‘о‘)          インドネシア      インドネシア      菅谷梨沙子(ハロプロキッズ・ただし州*‘ o‘リ・※4)
(*゚ー゚)          タイワン         台湾        須藤茉麻(ハロプロキッズ・ただし从o゚ー゚从・※4)
(●´ー`●)       [ナコルル](※5)   アイヌ        安倍
( ゜皿゜)     (今のところ登場なし)      −         飯田・交信中(※6)
∬´▽`∬    (今のところ登場なし)       −         小川


203 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/23(月) 18:41 ID:e6OL9vc2
※1…ソニンはハロープロジェクト所属ではありませんがつんく♂ファミリーのため入れました。
※2…ポル・ガル合わせてポルトガルの擬人化です。
※3…顔文字さん独自の用法のようです。「ネガ石川」は普通は( T▽T)です。
    区別がつくよう( ^∇^)を使っているものと思われます。
※4…少々むりやりです。(*゚ー゚)については「しぃ」の方が適当かもしれません。
※5…ナコルルは放置=ウィンさんの考えた設定です。それ以外には
    川o・-・)=ベトナとされている放置=ウィンさんの作品もあります。
※6…顔文字が大きく異なるため別扱いとしました。

また表記については使う人・その時の状況・時期などによりゆらぎがあります。
(例:飯田は川‘〜‘)‖ 川`〜`)‖ 川‘ー‘)|| 川゜〜゜)‖などが混在されて使用、
   小川は加入当初:∬`▽´∬⇒現在:∬´▽`∬or∬∬´▽`)ノ)
その他娘。関連顔文字については
http://tv2.2ch.net/ainotane/kako/1026/10268/1026816144.html
が参考になります。…最後に。

∬T◇T∬<顔文字さん、その他作者さん、私も出してくださいよ…。


204 名前:お ◆7n.eIuak :2002/12/23(月) 21:17 ID:YcO6K5AA
天さん、有り難うございます(T_T)。
勝手に描いたは良いけど、絶対日の目を見ないであろうと
思っていた花蓮たんが…(T_T)。

m(__)mええ、話、有り難う御座いました。


205 名前:ナナッシー :2002/12/23(月) 22:00 ID:4sP9CYoQ
>>188
どうぞ気になさらずに。
ちなみに、私は>>185で見た異次元空間に精神崩壊寸前でした(w
何事もチャレンジとはいえ、もう逝きません(w いい勉強になりました。
それにしても、これからまともな作品がかけるかなぁ?
もともとまともじゃないか(w

>100話作者様、心温まるお話カムサハムニダ!
職場の野郎どもと過ごすメリークリスマスに一服の清涼剤です。(泣


206 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2002/12/23(月) 22:55 ID:I9Gmf3U.
包括的セキュリティアップデートでつ。

「あ、あのさ。」タイワンちゃんも、なんとか興味をそらそうとやってみます。「そのまえに、ニホンちゃんのママがお茶にしない?って、えー、
【エリザベス】ちゃん特製のブッシュ・ド・ノエルもあるんだって」

この【エリザベス】部分を【フランソワーズ】に訂正します。

この修正により、伏線ブチ切れ攻撃にセキュリティが、どうせウリが間違えた
ニダよ!ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン


207 名前:<;`∀´><す、すげぇニダ・・・ :2002/12/26(木) 00:56 ID:kXJ/w8RQ
(;゚ぺ)・・・探検隊、ビデオトリワスレタ。アメリーで話ツクロウトオモッタノニ・・・

>>202 ←ていうかハロプロキッズの顔文字あるんですか・・・さっぱし。
どなた様ですかあなた様は?自分の財団があれば多額のお金で誠意をあらわせたのですが・・・

小川がノーマークじゃないかって。ククク、ヒバ、いや小川のことは考えてますよ。
ニホンちゃんでは鬼門のイスラム関係でさ!  
                            
 ∬´▽`∬<「サラーム アレイコム」 チワッ\(^▽^*)
ペ○○ャ                     ダエイ、レンタルシテ!



208 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/26(木) 14:37 ID:b70RAYzQ
>>207
名乗るほどの者じゃございません。顔文字さんに触発されてモー板でちょびちょびネタを書いてる者です。
何度か小ネタを朴らせていただいたこともございます。

  サクシャダイリ!
川o・∀・)<電波なネタばっか書いてるんで名乗る勇気がないらしいです!!
   アヒャヒャ

ハロプロキッズの顔文字は●★●ハロプロキッズ総合スレ●★●
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/zurui/1025446116/
見ると全部出ています。…って私もキッズは顔と名前が一致しませんが…。

某クイズ番組で男子大学生100人への知名度0%、某ギネス達成番組のコーナーでかなり珍しい
正解者なしという快挙を成し遂げたマコピーを使って頂けてありがとうございます。ヒバたんも喜んでます。


          |     |/ _t__ \|
          |     |  (( ) )  |
          |      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ∬´▽` ∬ ヤッタ!ワタシモ ニホンチャン デラレルンダ!!
        (∩∩)───────────────
      /
    /

          |     |/ _t__ \|
          |     |  (( ) )  |
          |      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ∬´◇` ∬ デモ・・・ ミンナニ キラワレルヤクジャ ナイトイイナ・・・
        (∩∩)───────────────
      /
    /

参考:∬´◇`∬<ガンバッテルモン(3部屋目)
http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1037956640/

209 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/26(木) 19:08 ID:MP5ehnKw
ネトゲのアスガルドやってたらにほんちゃんがいました。
ttp://fortress.s6.xrea.com/source/AS0171.jpg

驚いたので書きこませていただきます。

210 名前:先行うp :2002/12/29(日) 00:21 ID:kB6VT/Pk
「先願主義と先発明主義(仮題名)」
ウヨ 「姉さんはいつも真似ばかりでオリジナルティーがないって言われてるけど
    何か『私が最初に作った!』っているものはないの?」
ニホン「よくぞ聞いてくれました、テレビってあるでしょテレビ」
ウヨ 「うん」
ニホン「その最初のテレビ、電子式テレビの実験を世界で最初に成功させたのよ」
ウヨ 「しらなかった、姉さんがそんな発明を」
? ?「ニホン嘘をつくなニダ それは捏造ニダ」
ニホン「カンコ君!」
カンコ「またニホンの捏造癖が始まったニダ、本当に困ったものニダ
    いいかニダ テレビの発明者はアメリーニダ」
ウヨ 「今の話は嘘だったの姉さん!」
ニホン「嘘っていうか、最初に作ったのは私よ、
    だけどアメリー君がアイデアだけを特許申請してたからそれでね
    私もアイデアを考えたときに特許申請すべきだったわ」
カンコ「やっぱし嘘だったニダ、特許を先にとった者こそ、それの発明者ニダ
    たとえそれが二時間であろうともニダ
    ニホンは嘘をついたことに反省しる」
ウヨ 「姉さん・・・・
ニホン「・・・・・まあ・・・・その考えでいくと・・・・無限軌道の発明者はわたしネ」
カンコ「にだ〜〜〜まだ懲りずに自分のアイデンティティーと捏造ニダか、ニホンは、は・・・」
ニホン「アメリー君が無限軌道を発明する十年前!! 私が先に思いつき特許申請をしました!!
    だから無限軌道の発明者は私になるわけです」
ウヨ 「すごいや、姉さんが無限軌道を最初に考えたなんて」
カンコ「自己満足もいいかげんにしる、ニホンは思いついただけニダ、
    だから最初に作ったアメリーこそ無限軌道の発明者ニダ!」
ニホン「その考えですと最初にテレビを作ったのは・・・」
カンコ「先に特許をとったアメリーが発明者ニダ」
ニホン「じゃあヤッパリ無限軌道が私が最初に・・・」
カンコ「特許だけでダメニダ!」
ウヨ 「いつまで同じ事を繰り返すきだよ」
おしまい

簡単な解説
テレビの方は問題ないとして、無限軌道の発明者は米国のホルトさんなのですが
ホルトさんが開発をする
十年前に木村徳三郎という人によって発明され、特許が収得されていたそうです
    



211 名前:ナナッシー :2002/12/29(日) 22:50 ID:LfJgTIow
「愛と悲しみの単発ドラマ小説『ニホンくん』」

地球小学校、放課後の廊下。
他の生徒達の多くが家路についている頃、一組の少年と少女がそこにいた。
傾きかけた夕陽は、床に二人の影を映し出している。

「謝罪して、謝罪してよぉ!」
その少女は少年に詰め寄った。
少年の胸倉を両手でつかみ、涙で潤んだ瞳でまっすぐに見つめている。
少年は目を合わせられないのか、うつむいたままで口をつぐんでいた。
何も言わない少年に対し、少女の表情は一段と曇る。
「ニホンくん、どうして謝ってくれないの?自分のしたことが分かってないの?」
少年―ニホン―はうんざりした顔で吐き捨てるように言った。
「・・・カン子ちゃん、僕が君に何をしたって言うんだよ・・・」
少女―カン子―は、愕然とした。
驚きのあまり、整形した顔が元に戻りそうだった。
「ひどい・・・ひどいよニホンくん・・・アイゴォ」
カン子は膝から崩れ落ち、顔を両手で覆った。
時折嗚咽を漏らしながら、背中を震わせている。
その少女の姿に胸を掻き毟られる思いのニホンだが、
泣かせてしまうようなその理由に思い当たる節が無い。
「ね、ねぇ、忘れたのなら謝るけど、カン子ちゃんが何に対して
 怒ってるか分からないから、それだけでも教えてくれないかな?」
優しく問い掛けるニホンの言葉に、カン子はゆっくりと顔を上げた。
その瞳には明らかな抗議の色が見て取れたが、カン子は早口で答えた。

212 名前:ナナッシー :2002/12/29(日) 22:52 ID:LfJgTIow
「ニホンくんは前に無理矢理私の服を剥ぎ取って、私を水の中に突っ込んで、
 汚れを知らない私の体を散々弄んだじゃない!
 私の心も体もあれだけ嬲り尽くした挙句、覚えてないなんて言わせないわ!
 この鬼畜ニホン!人でなし!クズ!鬼!キムチ!反省して!謝罪して!」
「・・・・そ、そんなこと・・・ん?」
律儀なまでに一生懸命記憶の中を隅々まで検索したニホンの頭に、
既に色褪せたおぼろげな思い出が一つ浮かび上がった。
「それって、3・4歳の頃一緒にうちのビニールプールで遊んだ時のこと?
 あの時は確かカン子ちゃんの方から仲良くして欲しいって言って来たんじゃん。
 水着も持ってないって言って勝手に服脱いでたし。 
 それを今頃になって、も、弄んだとか言われても・・・」
少し頬を赤くしながらカン子を見つめるニホンに対し、
顔全体を見事なキムチ色に染め上げたカン子は目を充血させながら反論した。
「そんな記憶無いわ!捏造よ!でっち上げよ!
 男らしく反省して謝罪して!今すぐしてよ!あなたは謝罪すればいいのよ!」
「・・・カン子ちゃん、ムチャクチャだよぉ。理由も無いのに謝れなんて・・・」
「・・・そう、どうしても謝罪しないつもりね・・・
 わかったわ・・・それなら私にも考えがあるから・・・」
やおら立ち上がったカン子は身を翻しそのまま下駄箱へ向かった。
カン子が突然態度を変えた事と、その言葉に妙な不安感を覚えたニホンは
カン子の背中を追いかけ、靴を履き替える彼女に恐る恐る問い掛けた。
「・・・ねぇ、『考え』って何?」
「ふふ、別に。ただ、あなたの家の前で裸で
 『ニホンくんは私を性奴隷にした』って3日ぐらい泣き叫ぼうかと」
靴を履き終え、その顔に魔女的な笑みを浮かべてカン子は振り返った。
ある種の恍惚感が宿るその瞳にニホンは背筋を凍らせた。

213 名前:ナナッシー :2002/12/29(日) 22:54 ID:LfJgTIow
(・・・本気だ・・・この子は絶対に本気だ・・・)
人一倍世間体を気にするニホンに対するこの脅しは悲しいほど効果的である。
もはや逃げ場の無いこの状況下では、理不尽な謝罪強要を受け入れるしかなかった。
「・・・わかったよ、謝るよ。あの時はごめん・・・・これでいい?」
「ダメ」(0.1秒)「え?」
「謝罪したからってそれで終わりと思ったら大間違いよ。
 それ相応の誠意が伺える態度が必要なの。分かる?・・・賠償よ
 私の心と体を汚した事に対する慰謝料きっちり払ってもらうわ」
上気し嬉々として頬が紅潮していくカン子とは対照的に
ニホンはみるみる青ざめてゆく。
「そ、そんな・・・」
「払わないつもり?そう、それなら・・・」
「わ、わかったよう・・・これでいいんでしょ」
ニホンはポケットから取り出した財布から、お札全部を引き抜いてカン子に手渡した。
だが、彼女は侮蔑の目つきでニホンを見ている。
「足りないわ。ぜ〜んぜん足りないわ!
 私の純潔奪った罪がこんなはした金で埋め合わせられると思ってるの!?」
「え、ええ〜!?」
「ま、今日のところはこれだけで勘弁してあげる。
 でも、また要求するからね。ちゃんと用意しておくのよ」
呆然と立ち尽くすニホンを置いて、軽い足取りでカン子は玄関を出ていった。

214 名前:ナナッシー :2002/12/29(日) 22:55 ID:LfJgTIow
校門をくぐるところで、髪をお団子にまとめた少女がカン子を待っていた。
「上手くいったようね」
「ええ、チューゴさんが教えてくれたとおりにやったら上手くいったわ」
「当然!ワタシの計画に失敗なんて無いのよ」
するとチューゴは近寄ってきたカン子の手のお札から、その半分をひったくった。
「チューゴさん何するの!?」
「指導料ってやつよ。足りなくなったらまたニホンくんから貢いでもらえば?」
「うん・・・そうだね」
笑顔を作ったカン子だったが、チューゴはその表情の影を見逃さなかった。
「でも、あんた、ニホンくんのことが好きなんじゃない?
 本当はこんな付き合い方したくないんじゃないの?」
「!そ、そんなこと無いよ!あんな奴のこと・・・」
「ふ〜ん、じゃあ昔『大きくなったらニホンくんのお嫁さんになる〜』
 って言ってたのはだ〜れだったのかな〜?」
「チュ、チューゴさん!」
「・・・ま、ワタシにはどうでもいい話だけどね」
(本気になれば、いくらでもニホンくんと付き合うことはできるんだし・・・)
チューゴの考えなど知るよしもないカン子は、そこで彼女と別れとぼとぼと家路についた。

215 名前:ナナッシー :2002/12/29(日) 22:57 ID:LfJgTIow
一方、呆然としているニホンの横にいつのまにか人影が現れ、声を掛けてきた。
「よっ、どうした人気者、顔が悪いぞ?」
「・・・こういう時は、顔色が悪いって言うんだよ・・・」
茶化した声の主をあえて憮然とした顔で睨み返す。
だが、気心の知れた親友の姿を改めて確認すると、すぐに表情を緩ませた。
「悩み事か?よし、このタイワン様が一瞬で解決してしんぜよう」
「うるさいなぁ、あっち行ってろよ〜」
「にゃにを〜、親友が悩みを聞いてやるって言ってるんだぞ?
 友達甲斐ねぇぞ?さ、言ってみそ?お兄ちゃんがしっかり聞いてやるぞ〜」
「いつから君が僕の兄貴になったんだよ?」
「これから。さ、秘密と悩みを分かち合って俺達は本当の兄弟になるんだ!」
「じゃ言わない」
「アイヤー、そう言うなよ俺達の仲だろ〜ブラジャ〜?」
しつこく絡んでくるタイワンを鬱陶しそうに追い払う仕草を見せたニホンだが、
タイワンが本気で心配してくれているのは分かっていたし、そのおどけたセリフも
自分を元気付けるために口にしていることも理解していた。
だから、本音を口にするのが苦手なニホンにとって、この親友の存在は何よりも有難かった。
「ちぇ、しょうがないなぁ」
「へへっ、じゃ行こうぜブラジャー?」
「ブラジャーって言うなー!ヽ(`Д´)ノ 」
「い・や・だ・ね、ハッハッハッハ」

216 名前:ナナッシー :2002/12/29(日) 22:59 ID:LfJgTIow
「ただいま」
家に着いたカン子は決して返事が返ってこない言葉を口にした。
自己破産した両親は共働きで外で今は馬車馬のように働いている。
お陰で少しずつ生活状況は良くなってきてはいる。
だが、両親は「日ノ本家に負けるな」を合言葉に仕事に精を出しているため
夜遅くになるまで家には帰ってこない。
また、姉のキッチョムは部屋に引きこもりがちで、
カン子はここしばらくその顔も見てないし、声も聞いていない。
時々、妙なうなり声を上げたりしているが、そういう時は聞こえないフリをしている。
何をやっているのかも分からず、最近アメリーから犯罪の道具を作っている
という話を聞いて驚いたほどだ。

沈んだ表情で自室に入り、ドアを閉めた。
カン子は鞄を床に放り出し、うつ伏せにベッドに倒れこむ。
肢体を放り出したまま、その日のことを思い返しては自己嫌悪に苛まされる。
長いため息をついて、写真立てがおいてある枕元に視線を移した。
そこには、爽やかな笑顔のニホンがいた。
(チューゴさんのように頭も顔もよくない私)
(アメリーさんのようにお金も持ってないからプレゼントも買えない私)
(こんな私が、どうやったらニホンくんに振り向いてもらえるの?)
(ごめんね・・・私こんな方法でしかニホンくんと付き合えない・・・)
カン子は枕をその小さな胸元に引き寄せ、体全体で思い切り抱きしめた。
「・・・ニホンくぅん・・・・」
どんなに思い焦がれても、今その抱きしめたい相手はここにはいない。
両の瞼を閉じ、せめて夢の中でと願いながら、
カン子はゆっくりと浅い眠りに落ちていった。

217 名前:ナナッシー :2002/12/29(日) 23:01 ID:LfJgTIow
ども、ナナッシーです。
以前「読者イラストコーナー」にうpされてた飛鳥様の
「男女逆転バージョン@アジア」のイラストに触発されて作ってみましたが・・・
嫌韓でも笑韓でも風刺でも無い、ただクソ長い駄文になってしまって鬱鬱鬱・・・
シリアスも向いてない模様・・・あうあう
しかも書いてる途中でなぜかカン子ちゃんに萌えてしまった私って一体・・・ぐはぁ

最後に、誰も見てないかもしれませんが、みなさんよいお年を。


218 名前:名無しさんは反省しるニダ :2002/12/30(月) 08:50 ID:K3.NbrOk
(・∀・)ミタヨー

219 名前:飛鳥 :2002/12/30(月) 17:32 ID:w7Ael.vI
ありがとうございますナナッシー殿!
まさか物語りにしてくれるとは…
かなりおもしろいです!
もし良ければユーロ町のみんなも描きますが…

220 名前:ニダ丸 :2002/12/30(月) 17:50 ID:w7Ael.vI
(・∀・)イイ!!

221 名前:飛鳥 :2002/12/30(月) 21:13 ID:w7Ael.vI
つーか描いちゃいました。(汗
http://oekakies.com/p/nihon/p.cgi

222 名前:大洞商会 :2002/12/30(月) 23:57 ID:2Nbftadc
「ことわざ」

ニホンちゃんが何やら難しそうな本を読んでいます

カンコ「やいニホン 何を読んでいるハセヨ」
ニホン「なにって『カンコ家ことわざ辞典』よ」
カンコ「ニダ それはよい心がけニダ、カン・ニチ友好の為には
    もっとおたがいの事をしるべきハセヨ、ニホンはもっともっと
    ウリの事を理解しる」
ニホン「それでねカンコ君、ちょっと訊きたいんだけど」
カンコ「何だニダ、訊きたい事は」
ニホン「この、ことわざなんだけど・・・・」
カンコ「どれどれ、『ウジ虫が怖くて醤油がしこめない』?
    このことわざの意味はニダ」
ニホン「意味なんてどうでもいいの!!
    訊きたいのは、そんな事じゃなくて
   『ウジ虫が怖くて醤油がしこめない』こっれってつまり
    カンコ君の家では醤油を作るとき蛆虫が湧くの?
    カンコ君ちの醤油ってつまり蛆虫いりなの?
    なんで蛆虫なんかが、わくような作り方するのよ
    まさか虫がわくほど美味いニダってワザとわかすの?
    だいたい蛆虫は怖いっていうより、気持ち悪いんだけど
    それがなんで怖いの、怖いくらい大量に湧いたりするの
    それとも、カンコ君の所の蛆虫は怖いぐらいデカイの
    それとも、襲っきて皮膚を食い破ったりするの?」
カンコ「・・・・・ニホンはウリの事を広く浅く知ればいいニダ
    深く知る必要は無いニダ、韓日友好の為にもそれ以上は追求しるなニダ
    親友として忠告ハセヨ、今の話は聞かなかった事にしてやるハセヨ
    感謝しる、」
ニホン「なによそれ、答えになってないよ、ちゃんと答えてよ〜」
おしまい

朝鮮のことわざ?『ウジ虫が怖くて醤油がしこめない』
         意味  ≒『虎穴に入らずんば虎児を得ず』


223 名前:あけましておめでとうございます :2003/01/01(水) 01:59 ID:fdS2cGzs
「おみくじ」

お正月といえば初詣、初詣といえばおみくじ

タイワン「やり〜大吉!! ニホンちゃんは?」
ニホン 「・・・・小吉、春はまだとおし」
タイワン「まっしょせん お遊びだから、気にしない気にしない」
ニホン 「うっうん・・・ところでカンコ君は」
タイワン「カンコ君の事だからお約束で凶なんか引いてたりして」
ニホン 「まさか〜 で、カンコ君は何?」
カンコ 「・・・・・・」
タイワン「カンコ君?」
カンコ 「まさかホントに凶でも引いたの?」
タイワン「ちょっと見せてよ」
カンコ 「・・・・・・かってに見るニダ」
ニホン&
タイワン「どれどれ」


              『スカ』

ニホン&
タイワン「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(゚Д゚)ハァ?」
おしまい

224 名前:ナナッシー :2003/01/01(水) 11:13 ID:DOc2ot6o
明けましておめでとうございます。
今年も(こそ?)いい年になるといいな〜と思いまする。
とりあえずキッチョム君が初日の出暴走してないようなので一安心。

>>221
飛鳥様
見てきました。(・∀・)イイ!!
手前が英仏に奥がパスタちゃん(仮名。マカロニに対して)
にマタドール先生(仮名。フラメンコに対して闘牛士)というところですか?
絵心が無い私にとって上手い絵が描ける人はうらやましい限りです。
でも、このまま行くと・・・
「アメリーちゃんに苛められるキューバ君」
「チューゴちゃんに迫られるタイワン君」
「カン子ちゃんにひどい目にあうベトナ君」
「ロシアノちゃんに迫られるフィンラン君」
「アーリアちゃんに殴られるポーラ君」
・・・ちょっとアレな感じ・・・・

225 名前:飛鳥 :2003/01/01(水) 16:56 ID:8RdERXHI
ナナッシー様!見て下さってありがとうございます!その通りです。
そうですよね。ちょっとアレですね。
女性陣が凶暴で、男性陣はかなり可哀相…(汗

226 名前:D-13 :2003/01/02(木) 02:31 ID:D.iurRlA
○まえがき

チエゾー「大変だ!エラ兄さん! こんな所にボクたちが書いた覚えの無い『魔法少女プリティラスカ』があるよ!?」
エラ  「むぅ。偽物か? パクられるとは『魔法少女プリティラスカ』もメジャーになったものだなぁ。」
チエゾー「悠長に構えてる場合じゃないってば! 知的財産の侵害で著作人格権の危機なんだよ!」
エラ  「そう興奮するなって。まずはソレを検分してみよう。どれどれ…」


227 名前:D-13 :2003/01/02(木) 02:31 ID:D.iurRlA
○「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」(1/7)
 三年地球組の面々は下校中も賑やかです。
「あ〜あ、今回も愛ちゃんはきちんと誠くんに告白できなかったね」
「誠くんもいいかげん、愛ちゃんの気持ちに気づいて欲しいわよねぇ」
 話題はラブコメの少女漫画でした。みんなであれやこれやと続きを詮索しています。
「アタシもそう思う」
「うひゃぁあ!、何だキャンベラちゃん、…いつから居たの?」
「うぅ、酷い、さっきから居たわよぅ。」
 と、人参のような赤毛の女の子が抗議しました。
 キャンベラちゃんは普通の女の子。でも何故かクラスでも影が薄いとか言われてしまっています。

「何でアタシは目立てないんダスか…」
 他のクラスメイト達と別れた後、ふと考えました。他人の目がないと、つい訛が出てします。
 その時です。何かがキャンベラちゃんの目に止まりました。きらきら光る虹色のステッキが落ちています。
「綺麗なステッキ…誰が落としたんダスかね」
 辺りをきょろきょろ見渡しても、ステッキを使っていそうな年配の方も手品師もいません。
 その時です。何やら悲鳴が聞こえてくるではありませんか。
「うわぁぁああ〜!」「助けて〜〜〜」
 なんと言う事でしょう、近くの公園に秘密結社ソーレンの怪人が現れました。そこには人間の生首が十数体、ふよふと浮かんでいます。どの生首も顔立ちは整っていてとても美人さんです。とは言え、首だけが植木鉢に植えられているのです。とってもスプラッタな雰囲気をかもし出しているので、これでは男の子も裸足で逃げてしまいます。まるで妖怪の飛頭蛮です。
 その生首の群を指揮するのはミスティチョゴリ。
「にょ〜ほほほほほほ! さぁ怪人生首女たち!ご町内を引っ掻き回してやるニダよ!!」
『『『『『了解ニダ〜!』』』』』
 その生首達が飛び交ってい、手近な人たちにまとわりついていきます。

『わ゙る゙い゙男゙ばい゙ね゙がぁ゙〜』
「ひぃい〜!ギロチン刑はずっと昔に廃止されましたわ〜!」
『不゙実゙な゙男゙ばい゙ね゙がぁ゙〜』
「マンマミーヤ! 僕はいつだって女の子には本気なのに〜」

「…す、スプラッタだす…」
 キャンベラちゃん達は大急ぎで元来た道を戻ります。しかし、逃げ惑う人たちの中に、さっき別れたばかりのクラスメイトもいるではありませんか。
「鬼゙畜゙な゙イ゙ル゙ボ゙ン゙ばい゙ね゙が゙ぁ゙〜」
 ウヨ君は必死に愛刀・関の孫六で応戦しています。
「このっ、このっ!…こんなご町内がピンチの時に、プリティラスカは何をしているんだ!」
「プリティ…ラスカ?」
 その時、キャンベラちゃんは思い出しました。さっき拾ったステッキ、これはプリティラスカが使っていたものとそっくりです。
「もしかして、これは…これを使えば、プリティラスカみたいに活躍できるんダスか!?」


228 名前:D-13 :2003/01/02(木) 02:32 ID:D.iurRlA
○「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」(2/7)
 その時のラスカちゃん。ご町内が阿鼻叫喚の渦に巻き込まれている頃、魔法のステッキを探していました。先ほど怪人少女漫画女を『ノーザン・ホームラン』で張り倒した時、勢いあまってステッキも何処かへ投げてしまったのです。
「ステッキはどこ〜(T_T)」
 ラスカちゃんはお供の白クマのヌイグルミ、ポーラと一所に必死に探し回っています。
「そうだ! ポーラ、私の匂いをかいで。匂いを頼りにバトンを探すのよ」
「ようし。くんくん。」
「…どう、ポーラ」
「ぁあっ、ボクはそもそもヌイグルミで、犬や熊みたいに鋭い臭覚なんてないよぉ〜」
「そ、そんなー!?」


「ふっ、プリティラスカ、ウリに恐れをなしたニダね。」
 数体の生首を従え、勝利を確信したミスティチョゴリは、まだ薄い胸を反らして大威張りです。
「そこまでダス!」
「ニダ!?」
 キャンベラちゃんは公園のジャングルジムの上からズビシと虹色のステッキを向けます。
「魔法少女ナチュラル・キャンベラ、華麗に素敵に推参ダス!」
 『決まった!』と、つい訛ってしまったのも忘れてキャンベラちゃんは自分の台詞にウットリなんかしています。一方、ミスティチョゴリは冷めたもので、
「…お前、誰ニダ? 電波なコスプレ小娘なんかに用はないニダ!」
 あっさりかわされてしまいました。どうやらプリティラスカ以外はアウト・オブ・眼中のようです。
 ずっこけてジャングルジムから転げ落ちてしまったナチュラル・キャンベラはもう一度叫びました。
「ご町内に迷惑をかける悪党はッ! エアーズロックに代わってあぼーんダス!!」
 掛け声と共にナチュラル・キャンベラの肩パッドが射出され、両拳に装着されました。まるでボクサーのグローブのようです。
「ニ、ニダ!?」
 ようやくミスティチョゴリもナチュラル・キャンベラのただならぬ気配に気づいたようです。
「カンガルー・トルネードっ!!」
 キャンベラちゃんの放った右ストレートが突風を巻き起こしました。そして生首たちを次々と彼方へ吹き飛ばしてしまいまったのです。
「な、なにぃッ」
「ミスティチョゴリ! 覚悟するダス!」
「むむっ、思わぬ伏兵ニダっ! とりあえず転進!より優位な陣地を確保すべく戦略的撤退ニダ〜」
『『『『『了解ニダ〜!』』』』』
「あ、あれ?」
 思いのほかあっさりとミスティチョゴリ達は退散してしまいました。


229 名前:D-13 :2003/01/02(木) 02:33 ID:D.iurRlA
○「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」(3/7)
「みんな無事だったダスか?」
「ありがとう、ナチュラル・キャンベラ。お陰で助かったよ。」
「どういたしましてダス☆」
 キャンベラちゃんは『これで皆の憧れのヒロインになれたダス』と内心ほくそ笑んでいました。普段は皆の前で話さぬよう気をつけている訛がでてしまってるのも忘れています。
 所で、ヨハネ君はキョロキョロとあたりを見渡しています。
「誰か、足りませんか?」
「誰かって?」
「ほら、いつもならワンテンポ送れて『ワタシ怖かった〜』って言ってそうな…」
「あぁ、キャンベラちゃん」
 ウヨ君がポンと手を叩きます。
「さっきの交差点で別れたんじゃなかたっけ?」
「そうだったかなぁ?」
 ヨハネくんは首を傾げます。
 途中までぼーっと聞いていたキャンベラちゃんですが、
「な、何言ってるダス! キャンベラはここにいるダスよ!」
 と言って変身を解きました。全身がピカっと光ると元のキャンベラちゃんが現れます。
「あっ、キャンベラちゃん!」
 皆、突然出現したキャンベラちゃんにびっくりです。
「そう! ナチュラル・キャンベラは私なの!」
 と得意げに宣言して、またナチュラル・キャンベラに変身します。
「ややっ、キャンベラちゃんが消えた!」
「あれ?ナチュラル・キャンベラ。今、何処に行ってたの?」
 なんと言う事でしょう。ナチュラル・キャンベラとキャンベラちゃんが同一人物である事に誰も気づきません。
「そんな…魔法で変身して活躍しても、それはナチュラル・キャンベラで…。誰も、私だって気づいてくれないなんて…」
 そうです。結局、魔法は『ホンモノ』ではありません。かりそめの物でしかないのです。物事の本質は、もっと別のところにあるのです。
「こんな魔法…いらない〜!」
 キャンベラちゃんは、ステッキを放り投げてしまいました。


230 名前:D-13 :2003/01/02(木) 02:34 ID:D.iurRlA
○「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」(4/7)
 それを望遠鏡で遠くから監視する目がありました。
「チャ〜ンス!」
「ニダっ!」
 何処に隠れていたのか、またしても生首女が現れました。しかし、今度は普通(?)の生首ではありません。それは、大人の背丈ほどもある巨大な美女の生首でした。やはり植木鉢に植えられて、ふよふよと浮かんでいます。ミスティチョゴリはその巨大生首の頭頂にちょこんと座っています。
「にょ〜ほほほほほほほほほ! あれで終わりと思ったら大間違いニダよ! さぁ『真・生首女』!出撃ニダよ!!」
「了解ニダ!」
 ミスティチョゴリの命令に従い、真・生首女が『がぱっ』と口をあけると、人頭大の生首女が大量に飛び出します。そうです。先ほどの生首たちは、この真・生首女の分身だったのです。
 真・生首女のリベンジに皆が慌てふためきます。
「あぁっ、ステッキ!? どっかに放り投げちゃったダス〜!」
「みんな、早く逃げるんだ!!」
 ウヨ君は走り去るクラスメイト達のしんがりを勤めるべく抜刀しました。しかし今度は勝手が違います。人頭大の生首女にくわえ、親指の先くらいの生首女が羽虫のごとくたかってくるではありませんか。
「にょほほほほ、分身はこういう使い方もあるニダよ〜」
「「「「「「「「「「カクゴシルニダ〜」」」」」」」」」」
「うわ、なんだこいつら! うわ、顔を舐めるな! あっちいけ!! ぺっぺっ、口や鼻に入るな〜」
 うるさくまとわり憑かれて、ウヨ君は刀を構えることすらままなりません。
「まずはこの生意気なチョッパリを拉致して監禁して洗脳してやるニダ〜」
 ウヨ君が生首女の群を追い払おうとじたばたしているうちに、真・生首女の髪が伸びてウヨ君の体を絡めとってしまいました。
 ウヨくんが大ピンチです!


 ひゅるるるるる…
 ごちん☆

「ふえ〜ん、痛いよぅ〜!」
 突然の衝撃にラスカちゃんの目から火花が散りました。ラスカちゃんの頭に何かが振ってきたのです。
「大丈夫、ラスカちゃん!…って、それ、魔法のステッキ!」
 ポーラは目を見張ります。
「ぐっすん… え?あ、ホント!? でもどうして!?」
「そんな事行ってる場合じゃないよ! さぁ早く変身だ!」
「うん! プリティーラスカ、メークアップ!!」


231 名前:D-13 :2003/01/02(木) 02:34 ID:D.iurRlA
○「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」(5/7)
「お待ちなさい! ミスティチョゴリ!」
「ふっ、来たニダね…」
「魔法少女プリティーラスカ見参! あなたのハートに、逝ってよし!!」
「ニダッダ〜、虚勢もそこまでニダ! 人質がどうなってもいいニダか?」
 真・生首女の髪は蛇のように伸びて幾人も縛り上げているではありませんか。真・生首女の頭頂に仁王立ちしたミスティチョゴリは、ウヨ君をはじめ哀れな犠牲者を指差します。
「うぅ、…みんな…」
「かかるニダ!」
「わ、わわわわわ!?」
 ミスティチョゴリの号令のもと、プリティラスカ目掛けて羽虫の如く小さな生首女が群がっていきます。
「いやぁん、あっちいって〜〜〜〜!」
 羽虫のような生首女は追い払っても追い払っても、次々と沸いてきます。
「ノーザン・ブリザードっ!!」
 ステッキを中心に突風が巻き起こります。羽虫が吹き飛ばされ、視界が開けました。しかしそれも一瞬の事。直ぐにどこからともなく別の羽虫の群が現れ、あっという間にプリティラスカを取り囲んでしまいます。
「あぁん、きりがないよぅ!」
 羽虫だけでなく、普通に人頭大の生首女が何体も襲ってきます。生首女は口を耳まで裂いて牙を剥き出しにし、噛み付いてくるのです。羽虫大にしろ人頭大にしろ、一体一体の生首女はたいして強くありません。しかし多勢に無勢。人頭大の生首女にかじりつかれるのも時間の問題のように思われました。
「いい気味ニダ!」
 ミスティチョゴリは携帯用のキムチ壷から優雅に一つまみ取り出すとポリポリかじっています。真・生首女の脇にも何時の間にかドラム缶の大のキムチ壷がありました。ミスティチョゴリに倣い、真・生首女は手が無いので舌を蛇のように伸ばし、器用にキムチを取り出して口に運んでいます。
「にょ〜ほほほほほほほほほほほほ〜!」
「ニ〜ダニダニダニダニダニダッダ〜!」
 ソーレン側は余裕をぶっこきまくっています。
 一方、何とか逃げ延びたキャンベラちゃん。しかし気が気ではありません。
「こんな事になったのも、本来の持ち主に早く返さなかった私の所為だわ。どうしよう…」
 キャンベラちゃんは考え、じっと観察しました。何か真・生首女に弱点はないかと。
 高笑いする変なコスプレ少女、巨大な美女の生首、大きな植木鉢、キムチ壷、…
 その時です。以前キャンベラちゃんの家庭菜園で起きた悲劇と生首が植わっている植木鉢が結びついたのは。そして閃きました。
『そうだわ!』
キャンベラちゃんは危険を省みずプリティラスカに、生首女の群に近づいていきます。
「プリティラスカ!」
「キャンベラちゃん!? 危ないわ、下がっていて!」
「聞いて!私に考えがあるの!」
「え!?」
「お願い! 言うとおりにして!」


232 名前:D-13 :2003/01/02(木) 02:34 ID:D.iurRlA
○「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」(6/7)
「にょほほほほ、勝利は目前ニダ〜」
「ニダ〜」
 真・生首女とミスティチョゴリは、大小の生首女の分身に取り囲まれて右往左往しているプリティラスカを遠めに見やりニダニダと笑っています。
「ピンポイント、ノーザン・ブリザード!!」
 その時です。プリティラスカは先ほど一瞬だけ開けた視界を頼りに、真・生首女の方に向かって、氷の刃の混じった突風放ちました。しかし、羽虫や人頭大の生首女達が障壁になって、本来の威力の1/10も相手に届きません。ごぉっ!と生首女の脇を冷たい風が吹き抜けただけでした。
「あ〜びっくりしたニダ。何ニダ?そのそよ風は?ウリ達を舐めてるニダか!?」
 しかしニダニダ笑っていられたのもそれまででした。
「ひぃいいい、くるシィイ」
 どうした事でしょう。突然、真・生首女は苦しみだしました。
「ど、どうしたニダ、真・生首女?」
 真・生首女の頭頂に陣取っていたミスティチョゴリが見下ろすと、さっきの突風でキムチ壷が倒れ、中のキムチ汁が真・生首女の鉢の中にどろどろと零れているではありませんか。
 実はこれが狙いだったのです。
「『塩害』よ。」
 キャンベラちゃんは静かに言い放ちました。
「キムチ汁の塩分のせいで毛根の細胞膜の外の方が浸透圧が高くなり、植物は水分や栄養分を吸収できなくなってしまう…。そして、遂には立ち枯れてしまうのよ!」
 ズビシっとキャンベラちゃんが指差す先。真・生首女の顔色はどんどん生気を失っていきます。
「ひぎぃいぃぃぃいいい…」
 衰弱し、苦しそうな悲鳴をあげる真・生首女。キャンベラちゃんの狙いはバッチリです。真・生首女の拘束がゆるむと、次々と人質の皆さんは自力で抜け出して行きました。ウヨ君はが関の孫六で真・生首女の髪を切り裂き、残った人質の皆さんを解放していきました。
 そして本体からのコントロールを失った生首女の分身たちは、ボトボトと地面に落ちていってしまいました。もはやプリティラスカと真・生首女の間を隔てるものはありません。
「今だ! プリティラスカ!!」
「うん!」
 人質の最後の一人を開放したウヨ君の合図を受けて、プリティラスカがステッキを構えなおしました。周囲を、雪の結晶が取り囲んでいきます。
「や、やばいニダ!?」
「ノーザンブレード!!」
 烈迫の気合いと共に打ち出された巨大な雪の結晶は、真・生首女もろともミスティチョゴリを地平線の彼方へ吹き飛ばしてしまいました。
「「アイゴ〜〜〜〜〜〜〜……………………☆キラーン」」


233 名前:D-13 :2003/01/02(木) 04:01 ID:nsGRZuxE
○「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」(7/7)
「よく気が付いたなぁ、キャンベラちゃん。まさかキムチを燃料に稼動しているようなソーレンの怪人に、キムチが仇になるとは思わなかったぜ。」
「そんな、私なんておろおろ逃げ回ってただけで…」
 とか謙遜しつつもまんざらではありません。
「ありがとう、キャンベラちゃん。お陰で助かったわ。」
 プリティラスカと固く握手するキャンベラちゃん。キムチ汁作戦は、園芸が趣味のキャンベラちゃんだから、思いついた事なのでしょう。
 普段はクラスでも目立たないキャンベラちゃん。でも、魔法の力に頼らなくたって今日のMVPはキャンベラちゃんでした。


おしまい

234 名前:D-13 :2003/01/02(木) 04:02 ID:nsGRZuxE
○あとがき

チエゾー君「主人公が魔法のアイテムを無くしてさぁ大変、て展開はいろいろあるけど…」
エラ君  「このお馬鹿な流れは『TVアニメ "魔法少女プリティサミー" 11話バトン喪失』が元ネタだな」
チエゾー君「ミスティチョゴリが『にょほほほ』なんて変な笑い方してるのは何なんだろう。
      今までボク達はそういう描写した事ないのに。」
エラ君  「きっと、プリティサミーのパロを意識てピクシーミサを真似たんだろう。」
チエゾー君「『ナチュラル・キャンベラ』ってどっかで見た気がするな。何だっけ?」
エラ君  「コレだ。『同人誌 "ニホンちゃんのほん" 第二版 著:ニー@新村蛍』のP20のところだ。」
チエゾー君「それにしても『キムチ汁で塩害』ってのも強引なオチだね。」
エラ君  「そもそも、件の鉢植え美女は植物じゃないのにぁ。」

エラ&チエゾー君「さて、コレはどうしてくれようか…」




勝手に書いちゃいました。許してくださいm(__)m>ゼロ様


235 名前:D-13は反省汁 :2003/01/02(木) 04:25 ID:nsGRZuxE
勝手に書いちゃいました。許してくださいm(__)m>ゼロ様 ならびに ニー様


236 名前:ニー ◆MN8sHsbY :2003/01/02(木) 17:42 ID:QqBRCQY6
<丶`∀´>マンセー!

237 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/01/04(土) 10:23 ID:HDHlZyCc
本スレを見て気がついたのですが、次スレを立てるときは
補完スレ(番外編・テストうぷ)と議論スレをわけたほうがいいように思います。

御意見募集。

238 名前:ソラール ◆SIMexico :2003/01/04(土) 14:36 ID:Lnoms0sU
ああ、このスレへのリンクがないんですね〜
(糞スレへのリンクは、いらないか・・・)

239 名前:D-13 :2003/01/07(火) 03:18 ID:VVklCJIM
挨拶が遅れましたが初めましてm(__)m。ここが2chデビューとなる(いやここは2ch本体じゃないだろ)初心者でございます。
>>補完スレ(番外編・テストうぷ)と議論スレをわけたほうがいいように思います。

同感です。少し前に本スレでアニメ化うんぬんの話もありましたが、作品アップ以外の議論向けのスレがある事が明示されていたら、「議論スレへ行かんかいゴルぁ」の一言で収集ついたのでわと思いますし。
あと、ここは「補完・議論スレ」とはいうものの番外編のレスが多いので、もし議論のレスが増えると番外編が読みずらくなりそう…(^^;

240 名前:ゼロ :2003/01/09(木) 00:18 ID:FdIuzc2A
>>D-13様
 はじめまして。ゼロです。
 貴殿の作品を拝見させていただきました。
 基本的には、プリティラスカは、著作権フリーです。
 まさか、作者の私でも、想像できなかった話を思いつくとは、誠に感服のきわみであります。
 作中の作者である、エラ君とチエゾー君もビックリでしょう。
 おかげさまで、私の創作意欲も、どんどん高まりました。
 これからも、よい作品を期待しています。

 ゼロより。

241 名前:ゼロ :2003/01/09(木) 00:25 ID:FdIuzc2A
 追伸

 エラ君とチエゾー君には、これは処分しないようにしてくれと言っておきますね。

 エラ君 「あ、メールだ。えっと・・・『この作品は、処分しないで下さい。』」
 チエゾー君 「『プリティラスカちゃんの公式ストーリーに認定します。』だって。」

242 名前:雉虎 ◆KIJIcyP2 :2003/01/09(木) 18:29 ID:O1qNSNN6
getrennt zwei Leute. (引き離されたふたり)

ナッチ叔父さんが自殺して数日後・・・僕らはこの世に生を受けた。
そう、双子の兄弟として。
僕が生まれた時、僕の家はガタガタだった。
第二次町内大喧嘩でナッチ叔父さんは多くの家を相手取り
派手に暴れたらしい。
でもその代償は大きかった。
一時は、ユーロ町・・・当時はヨーロッパ町と名乗っていたが
かなりの優雅さを誇っていたらしい。
でも僕はそんな昔の事は知らない。
僕が知っているのは、僕が生まれた後の廃墟に等しい家だけだ。

243 名前:雉虎 ◆KIJIcyP2 :2003/01/09(木) 18:29 ID:O1qNSNN6
僕がまだ幼い頃は、フランソワーズ家とエリザベス家の
ちゃーちる叔父さんそしてアメリー家のとるーまん叔父さんが
親代わりだった。
妹のアーリアには、ロシアノビッチ家のスターリン叔父さんが
親代わりとなった。
僕らは双子だし、顔も良く似ていてたので服を取り替え親代わりの
叔父さん達をからからかったり、二人で郊外へ出かけたりもした。
兎に角、僕らはいつも一緒だった。
あの日までは・・・

244 名前:雉虎 ◆KIJIcyP2 :2003/01/09(木) 18:29 ID:O1qNSNN6
それまでは僕らは部屋を自由に行き交いしていた。
その日は、僕とアーリアは僕の部屋で遊んでいた。
僕の部屋は、アメリー家のとるーまん叔父さんがいろいろなおもちゃを
くれたので子供だったアーリアにはたぶん宝箱に思えたのだろう。
アーリアは自分の部屋より僕の部屋に居る方を好んだ。
「あ〜、あにうえはいいなぁ・・・おもちゃがいっぱい・・・」
僕は、ふとアーリアの部屋の閑散した風景を思い出した。
「すたーりん叔父さんはおもちゃをくれないのか?アーリア」
すると、アーリアは身を強張らせた。
あの時のアーリアの表情は今も覚えている。
「アーリア・・・すたーりん叔父さん・・・怖い・・・おもちゃなんか
一度も貰った事無いし・・・すぐに・・・打つから・・・」
僕はショックだった。
僕はとるーまん叔父さんやちゃーちる叔父さんから変わったあとりー叔父さん
にも一度も打たれた事は無い。
困った事があっても話せばキチンと話し合ってくれるからだった。
そんな僕の甘やかされた生活と幼い浅慮があんな悲劇を生むなんて
思いもしなかった。
「アーリア、大丈夫だよ。すたーりん叔父さんだってちゃんと話せば解って
くれるよ」
アーリアは少し考え込むとパッ明るい笑顔を僕に向け言った。
「うん、あにうえの言うとおりだと思うね。ちゃんとお話してみるね。」
それが僕が最後に見たアーリアの明るい笑顔だった。

245 名前:雉虎 ◆KIJIcyP2 :2003/01/09(木) 18:30 ID:O1qNSNN6
その夜の事だ。
隣りのアーリアの部屋から僕はアーリアの悲鳴とすたーりん叔父さんの罵声
そして・・・何かを叩く音を聞いた。
バシッ!バシッ!バシッ!
「ご、ごめんなさい!すたーりんおじさん!やめて!」
僕は驚き、ベットから飛び抜け、そっとドアを開けた。
そしてそのドアの隙間から見た光景は忘れようにも忘れられない。
すたーりん叔父さんが杖でアーリアを殴っていた。
何度も・・・何度も・・・
「この!馬鹿者がぁ!西の小僧に誑かせられたのか!この恩知らずめが!」
バシッ!バシッ!バシッ!
アーリアは体を丸くし、打ちのめされていた。
そのアーリアの小さな体には行く筋のも赤い血の筋が出来ていた。
僕は、怖かった。
その光景が、アーリアの血が・・・そしてすたーりん叔父さんが・・・
僕は、慌ててドアを閉め、ベットに飛び込むと体を丸めて震えるしかなかった。
でも、音と声はまだ聞こえてくる。
「よいか!西の小僧とお前ではすべてが違うのだ!主義も理想もすべてがだ!わかったか!」
バシッ!バシッ!バシッ!
「ご・・めん・・な・・・さい・・」
僕は何か凄い悪い夢を見ているような気分だった。
そこから抜け出したかった。
すべてから逃げ出したかった。
だから、僕は耳を手で塞ぎ、瞼をぎゅっと閉じた。
そして、そのまま眠ったんだ。

246 名前:雉虎 ◆KIJIcyP2 :2003/01/09(木) 18:30 ID:O1qNSNN6
翌日、僕は眼を覚ますと昨夜の出来事を思い出した。
夢だと思いたかった。
凄い悪い夢だと思いたかった。
僕はベットから飛び起きアーリアの部屋に向かった。
そこにはきっとアーリアがとびっきりの笑顔で迎えてくれると思った。
あのいつもの笑顔で・・・
でも僕は部屋を出ると愕然とした。
昨夜の事は、夢なんかじゃない事を知った。
何故なら
僕の部屋とアーリアの部屋の間には長い壁が出来ていたのだから・・・

247 名前:雉虎 ◆KIJIcyP2 :2003/01/09(木) 18:30 ID:O1qNSNN6
まだ幼かった僕の身長では壁の向こう側さえ見えず、向こうからは何の音も聞こえない。
僕は必死に壁を叩いたんだ。
「アーリア!アーリア!お願い返事して!・・・アーリアァァァ!」
壁の向こうから何も返事も無い・・・物音一つしない。
僕はあのまま、アーリアが殴り殺されてしまったのかと思った。
その時、かすかな声が聞こえたんだ。
「あ、に、う、え・・・痛いよぉ・・・」
壁の向こうから聞こえるかすれた声を聞くと僕は涙が溢れ出したんだ。
僕は大声で泣きじゃくりながらアーリアに言ったんだ。
「ごめん!ごめんよ!アーリア!僕の所為だ!僕の所為なんだ!」
アーリアからの返事は聞こえない。
「僕が悪いんだ。僕が余計な事を言ったから・・・僕に力が無かったから
ごめん!ごめんよ!アーリア!」
僕はその時、何時間も泣いていた。
泣きながらその壁を叩いていたんだ。
自分の無知と無力と孤独感を壁にぶつけていたんだ。
僕の両手は真っ赤に血に染まっていた。
ズキズキと疼くその痛みを僕はアーリアの受けた痛みと思ったんだ。
僕らは双子だから・・・痛みも悲しみも同じようにと・・・

そして、僕はその時に誓ったんだ。
必ず、アーリアを取り戻すって。
その為に、力を得るんだって。
また昔に戻れるように・・・・

そう、誓ったんだ。

der traurige dauert Geschichte (この悲哀の物語は続く)

248 名前:雉虎 ◆KIJIcyP2 :2003/01/09(木) 18:31 ID:O1qNSNN6
ご機嫌様でございます。雉虎でございます。
前回、ゲルマッハとアーリアを動かしてみまして
ちょっとこの兄弟の経緯なんぞを書いてみたくなりました。
ですんで今回は、ゲルマッハ君の語り部調で書かさせていただきました。
そもそも、IRCの方でゲルアリの萌え話をなんて話から始まったのですが
とんでもございません。萌えるどころか・・・
アーリアファンの方、申し訳ございませんでした。

一応、次回で完結を予定しておりますが、ちょこっと予告なんぞ・・・
次回は時が数年経ち、ゲルマッハ君とアーリアちゃんは
コクレン幼稚園で再会致します。
そこでゲルマッハ君が見たものとはいったい!・・・

すいません、予告にもなってませんね。^^;)
なるべく、早く仕上げるようには努力しますんで
お見捨てなきように・・・

それでは!
auf ein baldiges Wiedersehen anstosen!

資料
ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/s-zerocoro/grmny.htm
ttp://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/index.html
ttp://133.1.179.17:591/WadokuJT/default.htm
ttp://www5.mediagalaxy.co.jp/sanshushadj/

249 名前:ナナッシィ :2003/01/11(土) 23:06 ID:oRxdX5zE
とりあえず、どんな形でもハッピーエンドをキボン・・・
というのは甘すぎる戯言でせうか?

250 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:07 ID:11GYTKj.
魔法少女プリティラスカちゃん もう1人の助っ人

 ソーレンの幹部 「ああ、暇ニダ・・・」
 ソーレンの幹部2 「本当に暇ニダ・・・」
 ソーレンの幹部 「何かやることは・・・あっ、お前等は・・・」
 謎の集団の1人 「久しぶりニダ。ソーレンの諸君。」
 ソーレンの幹部2 「お前等は、宗教集団アカ十字の幹部ニダね。」
 アカ十字幹部 「左様・・・今回ここへ来たのは、プリティラスカの件で
ちょっと話があるニダ。」

 なにやら、恐ろしいことが起こりそうな予感です。



251 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:09 ID:11GYTKj.
 (続き)

 地球町では、ニホンちゃんによるキッチョム君訪問についての話題で持
ちきりでした。キッチョム君は、ニホンちゃんに、自分が誘拐したとされる
犬たちをしばらくの間返すことにしました。
 ニホンちゃんの家では、犬達が帰ってきたことで、みんな大喜びでした

 ラスカちゃんは、パーティーの人数が足りないからと、ニホンちゃんに、
招待されました。この問題に関しては、アメリーお兄ちゃんも了承済(?)
なので、快く行く事にしました。

 ニホン 「ラスカちゃん、手伝ってくれてありがとね。」
 ラスカ 「ううん。ニホンお姉ちゃんの犬さん達が戻ってきてくれたんだも
の。たくさん食べさせないと。」

 ニホン家の食卓に、笑い声が響きます。しかし、この笑い声が、大変な
ことになろうとは、知る由もなかったのです。


252 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:11 ID:11GYTKj.
(続き)

 ソーレンの幹部 「それは本当ニカ?」
 ソーレンの幹部2 「これはあんまりニダ!」
 アカ十字幹部 「我々の総統は、ソーレンの首領も兼ねているニダ。
今回の決定は、我々でも覆せないニダ。」
 ソーレンの幹部 「だからと言って、首領様が、アカ十字にプリティラス
カを倒すことを譲れとは我々ソーレンとしても納得いかないニダ!」
 ソーレンの幹部2 「と、言うことは、プリティラスカの敵(かたき)役は、
我々ではなく、アカ十字になるという事ニカ!?」
 ソーレンの幹部 「アカ十字は反省しる謝罪しる!」
 ソーレンの幹部2 「我々に対して謝罪と賠償を(以下略)」
 アカ十字幹部 「もう一度いうニダが、今回の総統の決定は絶対ニダ。
絶対に覆せないニダ。おとなしく手を引くことがいいニダよ。」


253 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:13 ID:11GYTKj.
(続き)

 その頃・・・

 キャンベラ 「兄ちゃん、ギコを拾ったダス。」
 オージー 「キャンベラ、変なもの拾っちゃだめダスよ。」
 ギコ 「は、腹減った・・・何か食わせろ、ゴルァ」
 キャンベラ 「兄ちゃん、ギコが可哀想ダス。何か食べさせてあげるダス。」
 オージー 「しょうがないダス。責任持って面倒見るダスよ。」
 キャンベラ 「ありがとう。兄ちゃん。さ、ギコ、オラがおいしいもの食べさせてあげるダス。」
 ギコ 「早く食わせろ。ゴルァ」

 キャンベラちゃんの懇親的な世話で、ギコは元気になりました。


254 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:15 ID:11GYTKj.
(続き)

 ピンポーン!

 ニホンちゃんの家のチャイムがなりました。何かなとおもってニホンちゃんが出てみると・・・

 ニホン 「キャー!!」
 怪人 「ウリは、宗教集団アカ十字の怪人、チゲ鍋怪人ニダ。」
 ニホン 「な、何の用ですか?!警察呼びますよ。」
 チゲ鍋怪人 「その犬たちを渡すニダ。こいつらは、いずれ、首領様のチゲ鍋の具になる予定
だったのだから・・・」
 ウヨ 「姉さんに手を出すな!」
 チゲ鍋怪人 「ウリに刀なんて通じないニダ・・・これでも喰らうハセヨ!」
 ウヨ・ニホン 「うわー!!」

 ニホンちゃんとウヨ君は、チゲ鍋怪人がどこからか取り出した大きな鍋に放り出されてしまい、
お鍋の具にされてしまいました。


255 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:16 ID:11GYTKj.
(続き)

 アカ十字の幹部は、延々と演説を続けていました。ソーレンの幹部たちは、下を向いて、うなだ
れていました。

 アカ十字幹部 「ニダニダニダ・・・これでウリ達の世界制服が完成するニダ。下々の者たちは、
ウリたちに謝罪と賠償を(以下略)」
 ソーレン幹部1 「(携帯メールで)おい、生首女はどうなっているニカ?」
 ソーレン幹部2 「(携帯メールで)実験室で治療中ニダ。もうすぐ直るニダ。」
 ソーレン幹部1 「(携帯メール)今すぐ生首女の分身たちを集めるニダ。」
 ソーレン幹部2 「(携帯メール)マンセー。お任せあれニダ。」

 ソーレンの幹部は、すぐに、生首女の分身たちを集めました。

256 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:18 ID:11GYTKj.
(続き)

 プリティラスカ 「プリティラスカ見参!あなたのハートに逝ってよし!!」
 チゲ鍋怪人 「ニダニダニダ・・・プリティラスカ、待っていたニダ。わがチゲ鍋攻撃を喰らうニダ!」
 プリティラスカ 「そうはいかないわ!氷のバリア!」

 ジュゥゥゥゥゥゥ・・・・

 プリティラスカ 「うそ・・・氷のバリアも効かないなんて・・・」
 チゲ鍋怪人 「ウリのチゲ鍋は天下一品ニダ。お前も具になるハセヨ!」
 ミスティチョゴリ 「ミスティチョゴリ推参!!ウリナラ技術で謝罪しる!!チゲ鍋怪人!ソーレンの
命によりお前を倒すニダ!」
 プリティラスカ 「ミスティチョゴリ!助けに来てくれたの?」
 ミスティチョゴリ 「勘違いしないでニダ。プリティラスカの敵役はソーレンで十分ニダ。しかし、今回
だけは、同盟を組ませて欲しいニダ!」
 チゲ鍋怪人 「二人来ても同じこと・・・チゲ鍋攻撃!」
 プリティラスカ・ミスティチョゴリ 「いやーん!!」


257 名前:KAMON :2003/01/13(月) 23:29 ID:kcxXh.EU
対連続カキコ規制カキコ

258 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:36 ID:11GYTKj.
(続き)

 ギコ 「ああ、うまかった。ごっそうさん。」
 キャンベラ 「元気になってよかったダス。後で、家まで送ってあげるダスよ。」
 ギコ 「おっと、その前にお礼だけさせてくれや。ゴルァ。」
 キャンベラ 「何ダスか?」
 ギコ 「助けてくれたお礼に、漏れがお前の願いを1つだけかなえてやるぞ。ゴルァ。」
 キャンベラ 「願い?」

 願いと聞いて、キャンベラちゃんは、あることを思い出しました。それは、生首女に襲われた時に
プリティラスカを助けてあげたことでした。

 キャンベラ 「ギコ、1つだけいいダスか?」
 ギコ 「何だ?」
 キャンベラ 「オラの・・・オラの願いは・・・」
 ギコ 「ふんふん。」
 キャンベラ 「オラの、願いは・・・」

259 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:38 ID:11GYTKj.
(続き)

 チゲ鍋怪人 「ニダニダニダ。2人ともチゲ鍋の具になったニダ。後は、煮えるまで待つニダ。」
 4人 「うーんうーん・・・」

 謎の声 「待つダス!」

 チゲ鍋怪人 「誰ニダ!答えるハセヨ!」
 ナチュラルキャンベラ 「オラは、ナチュラルキャンベラダス。エアーズロックに代わってあぼーんダ
ス!みんなを開放するダス!」

 ナチュラルキャンベラの肩パットが勢いよく飛び出し、両手に装着されます。戦闘態勢に入りまし
た。

 ナチュラルキャンベラ 「行くダス!ぐるぐるパーンチ!」

 ぐるぐるパンチによって、大鍋は粉砕され、4人は、脱出しました。

 プリティラスカ 「形勢逆転ね。ありがとうナチュラルキャンベラ。」
 ミスティチョゴリ 「礼をいうニダ。敵としては変わりないニダが・・・」
 チゲ鍋怪人 「こうなりゃ光り物ニダ!ウリナラハン万年の包丁ニダ。」
 ナチュラルキャンベラ 「ワラビークロー!」

 すると、手袋から、飛び出す鉄の爪が出てきました。(ウル○ァリンの鉄の爪だと思ってください)
ナチュラルキャンベラは、それで、包丁を吹き飛ばしました。

260 名前:ゼロ :2003/01/13(月) 23:40 ID:11GYTKj.
(続き)

 チゲ鍋怪人 「ア、アイゴー!!何て事ニダ!」
 プリティラスカ 「さて、こんなか弱い女の子をゆでだこにしようとするなんて・・・」
 ミスティチョゴリ 「笑止千万ニダ!反省しる!」
 ナチュラルキャンベラ 「3人でとどめをさすダス・・・」
 チゲ鍋怪人 「ゆ、許してくださいニダ。」

 プリティラスカ 「特大ノーザンブレード!」
 ミスティチョゴリ 「チマチョゴリアタック特盛!!」
 ナチュラルキャンベラ 「二丁拳銃ギガンティックマグナム!!」

 3人同時の攻撃により、チゲ鍋怪人は、宇宙のかなたへ飛んでいきました・・・

 宗教集団アカ十字の幹部は、首領様から、計画の撤回を申し付けられ、逃げ出そうとしたあげく
待ち構えていた生首女の分身たちに、取り囲まれ、牢屋に入れられてしまいました。

 プリティラスカとナチュラルキャンベラは、お互いの功をねぎらい、ミスティチョゴリは、これでやっと敵役ができるニダと、自分の役割を自分で確認しました。

 その頃、草むらに隠れて、見ていた少年がいました。オージー君です。

 オージー 「よくやったダス。ほんとによくやったダス。」

 やっぱり妹が心配なんですね。

 (おしまい)

261 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/01/14(火) 00:17 ID:00o3jMZo
うあ。
絵を描いてたら新しい展開に。。。

ゼロさんに謝罪と賠償を・・・(略






うそですごめんなさいっ

262 名前:お ◆7n.eIuak :2003/01/14(火) 00:47 ID:EnJhqt.I
zeroさん、ぐれいつ!!。
いいしごと、見せてもらいましたー(T_T)


263 名前:D-13 :2003/01/14(火) 03:26 ID:LwtThTL6
>>240
感謝のきわみ(T-T)9

>>250-260
真打登場、待ってました(^^)

264 名前:ナナッシィ :2003/01/25(土) 00:04 ID:mFNTxP9c
『チューホンたん?』

ニホンちゃんが遊びに来た日の夜の事・・・・

マカオ 「・・・チューゴ兄さん・・・・その格好は一体・・・・」
香    「・・・・・・・・・・・・・変態」
チューゴ「ち、違うアル!これはリスペクトアル!パクリじゃないアルヨ!」
マカオ 「・・・・・・・・・いや、そうじゃなくて・・・・・・」
香    「・・・・・・・・・・・・・変態」

おしまい。

(解説)
ちょっとソース的に古いのでアレですが、ネタはGL○Yの中国ライブ。
ファンはコスプレなんかもしている模様。(でもただの追っかけチョッパリかも)
チューゴ君の名誉のため描写は無しですw。がいしゅつだったらスマソ。
ttp://news.searchina.ne.jp/topic/089.html

にしても、こっちは動きが非常にマターリなんですねぇ。しみじみ。


265 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/01/25(土) 23:05 ID:r7HrVtio
春麗の格好よりはマシ?いや同じか……

266 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 17:50 ID:tNIh351s
『猟奇的なチョゴリ(前編)』

「ハァ?ストーカー?」
「チョゴリちゃん・・・・それ本当?」
「多分・・・・・」

地球小学校の放課後。
通学路を並んで歩いているのはニホンちゃん、ウヨ君、チョゴリちゃんです。
一昔前のニホンちゃんのようにいつもおどおどしているチョゴリちゃんですが、
今日はそれに加えてどうも悩み事を抱えている様子で表情も冴えません。

「授業中は気にならないニダが、下校途中や自分の部屋にいる時や、
 その・・・お風呂に・・・入っている時も誰かの視線をずっと感じるニダ・・・
 でも周りには誰もいなくて・・・気味が悪いニダ・・・・」
「・・・・そう・・・・・」

『お風呂』のあたりで顔を真っ赤にして俯いてしまったチョゴリちゃん。
ニホンちゃんも考え込むように視線を足元に落としました。
自分もカンコ君という隣人に悩まされているニホンちゃん、
決して他人事として見過ごすことなどできません。
何より、家族のことで人一倍苦労をしているチョゴリちゃんが
これ以上苦しむのを放っておけるでしょうか!否!

「安心して!私が今夜そのストーカーさんを捕まえてあげるわ!」
『ええ〜〜〜!?』

ウヨ君とチョゴリちゃんの驚きの声を背中に受けながら、
夕陽に向かって力強く拳を突き上げるニホンちゃんでした。


267 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 17:52 ID:tNIh351s
・・・・アオーーーーン・・・・・

野良犬の遠吠えが夜空に響き渡りました。
恥ずかしがり屋のお月様が窓からこっそり覗いています。

チョゴリちゃんの部屋では、普段では考えられない妙な緊張感が漂っていました。
『大体姉さんの方がよっぽどストーカーに狙われやすいじゃないか・・・・』という
至極まともな心配をしてついてきたウヨ君が、愛刀の手入れをしています。
ニホンちゃんも長刀を持ち、鉢巻を締めて臨戦態勢です。
ただ、そこ書いてある文字が『絶対合格』というのはご愛嬌でしょうか?
チョゴリちゃんは不安げな表情で、白いウサギのぬいぐるみを抱きしめていました。
「・・・チョゴリちゃん・・・誰かの視線感じる?」
「・・・ううん・・・今は感じないニダ・・・」

同じような受け答えを繰り返して、時間だけが静かに過ぎていきました。
張り詰めていた緊張感も次第に緩み始めます。
「・・・ねぇ武士、何でストーカーさん出てこないのかなぁ?」
「何で僕に聞くの?」
「だってストーカーさんは男でしょ?同じ男の子の意見を聞きたいなぁ」
「姉さん・・・僕をストーカーと同じ扱いしないでよ・・・」
心底心外と言う表情をしながら、ウヨ君も考えてみました。
「・・・やっぱり今日は僕らがいるのに気付いて警戒している、と考えるのが普通かな」
「そうかぁ・・・じゃあ、今日は出てこないかな・・・」
「かもね・・・」
するとニホンちゃんはチョゴリちゃんのほうを振り向いて大声で言いました。
「今日はストーカーさん出てこない模様なので、『ストーカーさん捕獲大作戦』を中止して
 『チョゴリちゃんのお部屋でお泊り会』を開催することにしま〜す!」
『ハァ?』
ウヨ君とチョゴリちゃんの声が見事にハモりました。


268 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 17:54 ID:tNIh351s
「ちょ、ちょっと姉さん・・・・」
ウヨ君が慌てて声をかけると、ニホンちゃんはウィンクをしながら
唇に人差し指を当てる仕草をしました。
「(!そうか、なるほどね)」
ウヨ君もニホンちゃんの意図を理解したようで、外に聞こえるような大声で言いました。
「じゃあ、僕はもう用なしだね!家に帰るよ!じゃあなチョゴリ、また明日な!」
「え?え?え?え?・・・・・うん、おやすみニダ・・・・」
いまいち状況がよく分かっていないチョゴリちゃんに対し、ニホンちゃんは笑顔で言いました。
「チョゴリちゃ〜ん、私体が冷えちゃった〜、一緒にお風呂に入りましょ〜」

かぽーん

「うわ〜ニホンさんの肌、白くてすべすべニダ〜」
「えー、チョゴリちゃんの黒髪もすごい奇麗なつやしてるよ〜」
窓の隙間からは、風呂場の明かりと湯気、そして二人の少女の可愛らしい声が漏れていました。
そう、そこは地上の楽園。遥かなる太古の昔から、いきり立った猛者どもが、
ロマンと情欲に身を焦がして手を伸ばした禁断の花園・・・・ハァハァハァハァ

「・・・で、貴様もその一人というわけだ」
「!」『バキッ』
ウヨ君がその無様な不審者の後頭部に容赦なく刀の鞘を振り下ろすと、
不審者はあっけなくひっくり返りました。
「姉さ〜ん、もう芝居はいいよ〜」
ウヨ君が声をかけると、ニホンちゃんとチョゴリちゃんが懐中電灯を手に急いで出てきました。
もちろん、衣服は身にまとっており、そもそも風呂場でも脱いでいませんでした。
そして、ニホンちゃんの懐中電灯に映し出されたのは、
「そ、そんなのずるいニダ!ウリをだましたニホンは反省しる!」
お約束通りの逆切れで顔をキムチ色にしたカンコ君なのでした。


269 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 17:56 ID:tNIh351s
「おい、カンコ。チョゴリの事を覗いてたストーカーってのは貴様なのか?」
カンコ君の戯言には全く耳を貸さず、ウヨ君は汚物を見るような目で聞きました。
「違うニダ!ウリはチョゴリのことが心配で見に来ただけニダ!」
「じゃあ、風呂場を覗いていたのはどう説明するつもりだ?」
「それはニホンが風呂に入っていると思ったら体が自然に・・・・あ・・・」
・・・・・カンコ君、自爆・・・・・・・
普段は赤みを帯びた顔がみるみる青ざめていきました。
それに比例してウヨ君とニホンちゃんの目は冷たさを増してゆきます。
「・・・・・・・・・最低」
ニホンちゃんはほとほと愛想が尽きたという表情で後ろを向いてしまいました。
ウヨ君がゆっくりと関の孫六を鞘から抜いていきます。
宵闇の中なのにその刀身からは鋭い閃光が放たれていました。
「もはや、人の風上はもちろん風下に置く事も許されない・・・犬畜生にも劣る、
 地上に存在することすら罪な外道よ・・・せめてもの情け、この一太刀で・・・」
「ま、待つニダ!これは濡れ衣ニダ!誤解ニダヨ・・・・・」

その時です。
「ウヨ君、待って欲しいニダ」
凛とした声がその場に響きました。
「チョゴリ・・・まさかお前・・・」
「チョ、チョゴリ・・・・お前だけはウリを信じてくれると思ってたニダよ・・・」
対照的な表情を作るウヨ君とカンコ君でしたが・・・

「黙れ人間のクズが!殺されたいニダか!?」
『!!!???』


270 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 17:58 ID:tNIh351s
その場にいた全員が耳を疑い、目を丸くし、口を意味無くパクパクさせました。
そんな周囲を気にも留めず、チョゴリちゃんはツカツカとカンコ君に歩み寄りました。

「ウヨ君を止めたのは、ウリが自分の手で制裁を与えるためニダ!」『ボカボカボカボカ』
「今度という今度はウリも堪忍袋の緒が切れたニダ!くたばるハセヨ!」『グリグリグリグリ』
「実の妹にハァハァする兄貴が何処の世界にいるニダ!恥を知る!」『ゲシゲシゲシゲシ』
「こんなだから、『カンコ家は理性がない』なんて言われるニダ!反省しる!」『ザクザクザク』
「ニ、ニダァァァァァ・・・・・・・」

普段は大人し過ぎるほど大人しいチョゴリちゃんの手によって、
その場はさながら猟奇殺人の現場に近づいてゆきます。
唖然としながら、ニホンちゃんはウヨ君に小声で言いました。
「・・・・武士、帰ろうか・・・これ以上はカンコ君家の問題だもんね・・・」
「うん・・・やばくなったらさっさと逃げる・・・だね」
ニホンちゃんとウヨ君は脱兎のごとく逃げ出しました。

「こ、こらニホン待つニダ・・・チョゴリがこうなったのはニホンの・・・」
「まだ懲りないニダか、この×××が××った奴めニダァァ!!!」『グシャグシャグシャ』
「・・・・ァ・・・・・ィ・・・・・ォ・・・・・・・・」

夜空に響くカンコ君の哀号。
それは冷たい風にかき消されてゆきました。

なお、もう一人分の影が施設の玄関から出て行ったのはお月様しか知りません。
「ふぅ、危なかったニダ・・・・」

続く。


271 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 18:00 ID:tNIh351s
(解説)
ソースは
「韓国女性の過半数が男兄弟からセクハラされているニダ!」という2chスレ
ttp://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1033696253/
尤も、儒教精神の根強いかの国では、日本とセクハラ意識のレベルが違うかもしれませんし
ストーカーはセクハラのレベルを遥かに越えておりますね。
ですが、これは一応次の作品の前フリなんですよ!だからケンチャナヨ!


272 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 18:05 ID:jZl99yB.
『猟奇的なチョゴリ(後編)』

「ニホンさん、昨日はお世話になったニダ、カムサハムニダ」
「は、ははは・・・・気にしないでチョゴリちゃん」
「・・・何で距離をおいて座るニダか?」
「は、ははは・・・・ケンチャナヨ」
昨晩のお礼にとチョゴリちゃんがニホン家にやって来ました。
しかし、昨晩のチョゴリちゃんと今日の学校でのカンコ君の姿を思い出して
ニホンちゃんはっきり言って腰が引けています。
学校で見たカンコ君は体中包帯だらけで、口も聞けない様子でした。
誰に聞かれてもその理由を答えたりせず、ただ沈黙を守っていたのです。

「(まあ、自分の妹にやられたなんて言えないし、言っても信じてくれないよね)」
「・・・ニホンさん」
「は、はひぃ!?」
びくりと姿勢を正してチョゴリちゃんに向かい合うニホンちゃん。汗だくです。
そんなニホンちゃんの様子に訝るような表情をしたチョゴリちゃん。
ですが、そのまま続けます。
「もう、ウリはオッパと兄妹の縁を切ることにしたニダ」
「・・・え?」
「今までもあのオッパのせいでひどい目にあってきたニダ。これもいい機会だと思うニダヨ」
「で、でも・・・」
「・・・・そしたら、ニホンさんの妹にしてくれるニダか?」
明らかな寂しさを映しながら、精一杯に笑顔をつくろうとするチョゴリちゃん。
それはまるで捨てられて道を彷徨う子猫のようでした。ニホンちゃんは心は乱されます。
カンコ家と縁切りをすれば、チョゴリちゃんの頼るところはニホン家以外ありません。
ですが、チョゴリちゃんを受け入れることが両家にどんな結果をもたらすか・・・
ニホンちゃんには想像すらできませんでした。
ニホンちゃんが答えに窮しているのを見て、チョゴリちゃんが口を開こうとした時

273 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 18:07 ID:jZl99yB.
「んんん〜〜〜?な〜んのはなししているの〜?」
現れたのは酒に酔って足元のおぼつかないサヨックおじさんでした。
近頃は(昔もですが)何をやってもうまくいかず、酒におぼれる毎日なのです。
サヨックおじさんは酒臭い口を近づけてチョゴリちゃんに聞きました。
「ねぇ〜チョゴリちゃ〜ん?なんのおはなししてたの〜?」
「おじさんには関係ない話ニダ、席をはずして欲しいニダ」
チョゴリちゃんは視線だけサヨックおじさんに向けてはっきり答えました。
ニホンちゃんは冷や冷やしながらも、チョゴリちゃんの堂々とした姿に感心しました。
しかし、サヨックおじさんは面白くありません。
もともと少ない思考力がアルコールで限りなくゼロに近づいていたサヨックおじさんは
考えるよりも、言葉を発するよりも、その不快感を行動で直接ぶつけました。
『バシッ!』
「きゃ!」
乾いた音とニホンちゃんの悲鳴が居間に響き、チョゴリちゃんは叩かれた頬に手をあてました。

「このガキ!お前があの施設にいられるのは俺のお陰なんだぞ!
 それがこの恩人に対する態度なのか!?早く帰って反省しやがれ!」
チョゴリちゃんは涙を堪えながらサヨックおじさんを睨み返して叫びました。
「ウリはニホンさんとお話がしたいだけニダ!帰るのはおじさんの方ニダ!」
『バシッ!』
サヨックおじさんの手がチョゴリちゃんのもう片方の頬に伸びました。
チョゴリちゃんも今度は耐え切れず、畳の上にうつ伏せに倒れこんでしまいました。
「言わせておけば図に乗りやがって・・・許さねぇ!」
「止めて、止めてよおじさん!」
チョゴリちゃんの背中に近づいていくサヨックおじさんを、
ニホンちゃんが必死に抑えようとしましたが、大人の男と女の子では腕力に差がありすぎます。
「どけぇ!」
「きゃあ!」


274 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 18:08 ID:jZl99yB.
チョゴリちゃんは耐えていました。いじめに耐え、孤独に耐え、悲しみに耐えていました。
そして、少しだけ強くなろうと、その一歩を踏み出そうとしていました。
ですが、訪れたのはいわれなき暴力と自らに対する無力感。
両頬の痛みと熱が屈辱感を増し、チョゴリちゃんの感情の堰を一気に崩壊させました。

「う・・・うわああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!!!」

それまで堪えてきた全てが、その小さな体から溢れ出してゆきます。
「こ、このガキ、泣いたからって許されるとでも・・・」
その時でした。

『バタン!バタバタバタバタ!バタッ!』
『!!』
そこに現れたのは全身に包帯を巻いた、ヒーローとは程遠い姿の少年。
しかし、その弱弱しい体からは信じられない程の怒気が発せられていました。

「チョゴリを泣かす奴は、ウリが許さないニダ!!!!」

カンコ君は雄叫びをあげながら、サヨックおじさんに傷だらけの体で体当たりをしました。
潰れた蛙のようなうめき声を発しながら仰向けに倒れこむサヨックおじさん。
カンコ君はそのまま馬乗りになると両腕をめちゃくちゃに振り回して殴りつけます。
サヨックおじさんは混乱状態に陥り、訳のわからないことを口にしながら
無理矢理殴り返してきました。
その拳を顔面に喰らいながらも、カンコ君は狂ったように殴り続けました。
「ニダアアアァァァ!!!」
突然の事態に呆気に取られていたニホンちゃんとチョゴリちゃんでしたが
カンコ君の叫び声に我に帰り、今度はカンコ君を押さえつけようとしました。
「オッパ!オッパ!止めるニダ!正気に戻るニダ!」
「もう止めてカンコ君!おじさんが死んじゃう!」


275 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 18:10 ID:jZl99yB.
その後、帰宅したウヨ君が加勢し、何とかカンコ君をサヨックおじさんから引き剥がすと、
サヨックおじさんはみっともない悲鳴をあげて裸足で外に逃げていきました。
なおもその背中を追いかけていこうとするカンコ君を三人がかりで押さえつけます。

おじさんの姿が見えなくなってから暫くすると、カンコ君は落ち着きを取り戻してきました。
「・・・もう大丈夫ニダ・・・離すハセヨ・・・」
三人がカンコ君の体を解放すると、カンコ君は上体を起して立ち上がりました。
そして、三人に背中を向けたまま、その場の重苦しい沈黙を振り払うかのように言いました。
「ニホン・・・チョゴリを庇ってくれたことに礼をいうニダ、カムサハムニダ」
突然言われたお礼の言葉にキョトンとしているニホンちゃんを置いて、
「チョゴリ、送っていくニダヨ」
と言うとカンコ君はそのまま部屋を出ていってしまいました。

夕陽を背に並んで歩いていく兄妹をニホンちゃんとウヨ君が玄関の外で見送りました。
するとチョゴリちゃんが突然振り返り、ニホンちゃんの所まで駆け戻ってきます。
チョゴリちゃんは俯きながらいつものおどおどした口調で言いました。
「あの・・・さっき言ったこと・・・無かった事にして欲しいニダ・・・」
ニホンちゃんは一瞬ポカンとした後、笑顔で答えました。
「ええ〜、何のこと?私全然覚えてないんだけど?ふふふ」
「・・・・カムサハムニダ!」
チョゴリちゃんはちょこんと頭を下げると、ニホンちゃん達に手を振りながら
笑顔でカンコ君のもとへ駆けて行きます。
カンコ君の隣につくと、チョゴリちゃんはカンコ君の手を取り腕を絡ませました。
「い、いきなりどうしたニダ?」
「オッパ、仲のいい家族はこうするものニダよ♪へへへ」
「・・・・勝手にしる!」
そっぽを向きながら満更でもない様子のカンコ君。
顔が赤いのは夕陽のせいだけではなさそうです。


276 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 18:12 ID:jZl99yB.
カンコ君たちの姿が遠のいていくのを眺めながら、ウヨ君が言いました。
「今日はちょっとだけあいつのこと見直したよ。チョゴリのこと体張って守ったんだから。
 いつも口でだけ偉そうなこと言ってるだけの奴かと思ってた」
その言葉にニホンちゃんが頷きます。
「きっと町内のみんなと同じ、ううんそれ以上に家族思いなんだよ。
 ただ、ちょっと暴走しがちなのが玉に傷かもね・・・」
「その思いを隣人にも向けてくれればなぁ」
「じゃあ武士、チョゴリちゃんと付き合えばいいんじゃない?
 カンコ君と家族になればきっと大切にしてくれるよ?」
いぢわるな笑みを浮かべるニホンちゃん。
「やめてよ姉さん・・・カンコと兄弟なんて想像しただけで吐き気がしてくるよ」
「ん〜それじゃ私がカンコ君と付き合うしかないの?」
「・・・もういいよ!僕が悪かったよ!」

「オッパ・・・・」
「何ニダ?」
「昨日のこと、ミアナムニダ(ごめんなさい)」
「・・・・・・・・・・・・・・ケンチャナヨ」
「・・・でも、覗きはやめるハセヨ」
「・・・・・・・・・・・・・・ケンチャナヨ」
   『ドフッ』
「・・・・・・・やめるハセヨ?」
「・・・・・・・・・・了解ニダ」

おしまい


277 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 18:14 ID:jZl99yB.
(解説)
え〜、ごく個人的な萌えを駄文にしたダメ人間のナナッシィです。
ですので、総督府でコソーリとうpするだけにしときませう。
ソースは「久○の行動に韓国人が激怒!!」という2chのスレです。
ttp://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1043252512/l50
韓国で大ヒットしたらしい映画の主演女優をゲストに呼んだニウステで
司会の○米が本番中に彼女をどついたので韓国人が怒ったニダ!とのこと。
話のタイトルも、この映画からとりまして・・・(←パクリニダ!反省しる!)。
まあ、今回の作品のテーマはかの国の家族愛といったとこです。(投げやり)
ていうか・・・ウリはチョゴリちゃんを書きたかっただけニダ!チョゴリ萌え!
どうしてチョゴリちゃんの萌え絵が見つからないニダ!ウワァァァンヽ(`Д´)ノ !

・・・はあ、やっぱりダメだ・・・欝だ氏のう・・・。


278 名前:ナナッシィ :2003/01/26(日) 18:16 ID:jZl99yB.
すいません、暴走しすぎて駄文でスレを無駄遣いしてしまいました。
謹んでお詫び申し上げます。連投も謝罪します。ごめんなさい。

279 名前:D-13 :2003/01/27(月) 02:43 ID:yXMH87h2
>>266-277
ヨイですよぉーーーーー(・∀・)

280 名前:ナナッシィ :2003/01/28(火) 23:59 ID:N4AxpQys
あうあう・・・読み返すと全然つじつまが合っていなかった・・・ウワーン(ノД`)
重ね重ねスレ汚しになってしまいますが、訂正をうpさせていただきます。

・・・・・・
そして、ニホンちゃんの懐中電灯に映し出されたのは、
「い、いきなり殴るなんてひどいニダ!ウヨは謝罪しる!」
お約束通りの逆切れで顔をキムチ色にしたカンコ君なのでした。

「おい、カンコ。チョゴリの事を覗いてたストーカーってのは貴様なのか?」
カンコ君の戯言には全く耳を貸さず、ウヨ君は汚物を見るような目で聞きました。
「違うニダ!ウリはチョゴリのことが心配で見に来ただけニダ!」
「じゃあ、姉さん達が入っている風呂場を覗こうとしたのはどういうことだ?」
「フ、フン!ウリはニホンの貧相な体なんか見たくとも何ともないニダヨ!」
「・・・つまり、見たかったのは妹のチョゴリの方、ということか?・・・この下衆が!」
「・・・あ・・・いや・・・そういう・・・」
「・・・・・・・・・最低!」
ニホンちゃんはほとほと愛想が尽きたという表情で後ろを向いてしまいました。
ウヨ君がゆっくりと関の孫六を鞘から抜いていきます。
宵闇の中なのにその刀身からは鋭い閃光が放たれていました。
「もはや、人の風上はもちろん風下に置く事も許されない・・・
 地上に存在することすら罪な外道よ・・・せめてもの情け、この一太刀で・・・」
「ま、待つニダ!これは濡れ衣ニダ!誤解ニダヨ・・・・・」
普段は赤みを帯びたカンコ君の顔がみるみる青ざめていきました。
・・・・・・・・

D−13様
どうも初めまして。レス、参楠です。文章に萌絵に張り切ってらっしゃいますね。
両方で才能を発揮できるとは、厨房な私にはうらやましい限りです。
がんがれ〜。応援してますよ〜(T^T)/~~(←パクリニダ!ナナッシィは反省汁!)

281 名前:提案 :2003/01/29(水) 00:21 ID:fUrwNWf6
そろそろ『日本ちゃん』を漫画化しませんか?


282 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/01/29(水) 05:58 ID:Pogej2iU
>>281
したいならまず自分が動け。

283 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/01/29(水) 09:58 ID:3O4yok2o
「しませんか?」ではなく、「します!」でなければ無意味。

284 名前:中華給仕 ◆UMAIu01k :2003/01/29(水) 13:21 ID:0xMyKIOM
>>281
ふっふっふ。
ウリの手元には某絵師様の……

285 名前:提案 :2003/01/29(水) 22:11 ID:6isX5flg
絵がド下手な僕が、漫画を書ければね。

286 名前:machina ◆Qj97Xmzk :2003/01/29(水) 22:23 ID:U5UH2UL2
>>285
絵がだめなら原案書いて絵師抱き込んで漫画化しる!




また最近ウヨ坊女装化したくなってきた罠w

287 名前:お@腐れ絵師 ◆7n.eIuak :2003/01/30(木) 02:51 ID:VeL.gL0U
>>281
>>285
マッキンはやさしいなぁ…w。

本スレでも似たような事言ってた人(あっちはアニメ化)居たけど、
その人にどういうスレが付いたか確かめてみるといいよ。

もちろん、マッキンの言うとおり、いい話を作ると言うのは、
大前提だけどね。



288 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/01/30(木) 22:02 ID:YBu7BGwA
ネタの古さは、どこまで許されるのでしょうか?
マキコおばさんのネタで一本思いついたのですが、ずいぶん昔の
ニュース映像が元ですし(ソース出せず)、
カンコ君もでないしで、不適当かと思いまして。
皆さんのご意見、下さいませ

289 名前:sage :2003/01/30(木) 22:05 ID:YBu7BGwA
すみません、sage忘れてました(==;)

290 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/01/30(木) 22:05 ID:cM/vt2mk
>>288
そーいうときのための補完スレです、がんがれ。

291 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/01/30(木) 23:45 ID:0Jgg2dOQ
初めまして。投稿させていただきますね。

「アオザイの熟女」 (1/2)


 カンコ君は、今、気が気ではありません。
 自分の斜め前、桜貝のような形のよい耳を黒髪から覗かせているベトナちゃん。
 いつも自分をどぎまぎとさせる、深く、底の見通せない黒い瞳も、
 (とはいえ、いつもの彼は、他人の気持ちを思うなどという事はしませんが)
 端正な面立ちも、ここからでは見る事はできません。
 彼は今、とても居心地悪く、ひたすらベトナちゃんの薄い肩を見つめていました。


 アジア町の人々は、時折集まって、子供達のお小遣いの事や、火事などに遭って
大変なおうちをどうやって援助するか、などいろんな事を話し合うのです。
 その会合には、たいていの場合はおうちの門を守る係の大人が出席するのですが、
アサヒちゃんやサンケイ君など、新聞を書く子供達が招かれたりもするのです。
 なぜ、カンコ君やベトナちゃんがいるのかですって?
 みんな、自分のお小遣いの事は気になるものなのです。
 子供達が忍び込めたのは、話し合いも終わり、大人達が余興として始めた
隠し芸大会の最中でした。
 手品、漫談、物まねなど、意外な一面を見せる大人達の芸を、こっそりと楽しむ
子供達…目的とは違った時間ではありますが、やはり宴会独特の華やかな雰囲気は
楽しくて、こっそりと覗いていたのです。
 いつも気を張っているように見える門の係の人たちの意外な一面を見て、クスクスと
忍び笑いをもらしたり、ほう、と感心したり。
 競争心や、劣等感。そんな事も忘れてしまう、共犯者だけが味わう不思議な連帯感を
皆は共有していました。
 そう。
 ニホンちゃんのおうちのマキコおばさんと、アメリー君のおうちのパウエルおじさんの
順番が来るまでは。


292 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/01/30(木) 23:47 ID:0Jgg2dOQ
「アオザイの熟女」 (2/2)

 「うぐっ」
 悲鳴にもならない、詰まったような声を漏らしたのはウヨ君でしょうか。
 オンナノコスキーのマカロニーノ君も、辟易としたような表情です。
 アメリー君の家でもてはやされていたガンファイター姿のパウエルおじさんは、
堂々たる体躯に、自信ありげな姿でさすがにキマっていますが…
 マキコおばさんは!
 「よりによって…」
 タイワンちゃんの声が震えたように思いました。
 長い黒髪の持ち主が、そっと白いアオザイを身につけた少女に寄り添いました。
 窓の中では、マキコおばさんがめんどりじみた顔に、非常に嬉しそうな、少女のような
はにかみを交えた満面の笑みを浮かべています。
 藍色のアオザイをまとい、パウエルおじさんに媚びに満ちた視線を向け、
しなだれかかったり、まとわりついたり。
 古い歌に合わせてミュージカル風に踊ったりしているようです。
 しかし…
 ベトナちゃん、アメリー君、カンコ君の昔のいきさつを知っている子供達は、
気遣わしげにそれとなくベトナちゃんの様子を窺っています。
 早鐘のように音を立てるウリナラ心臓を意識しながら、カンコ君はそっとアメリー君を
盗み見ました。
 「…まいったな」
 口調そのものは軽かったのですが、訪れた雰囲気の硬さに、カンコ君ほどではありませんが
どうにも居心地の悪さを感じているようです。
 「あ…」
 乾いてしまった唇を舐め、カンコ君は、必死にベトナちゃんの背中に声をかけようとしました。
 「ベトナちゃん…その…」
 ごめんなさい、と続けようとしたニホンちゃん。
 しかし、振り向いたベトナちゃんの面差しに浮かぶ静謐な表情は、皆のあらゆる言葉、視線を
受け付けない、今夜の月のような冷たさと清しさをたたえていました。
 「お芝居だし」
 その一言を残して、堅く拳を握り締めているホーチミン君の手を取って、ベトナちゃんは、
一足先に帰って行ってしまいます。
 「にっ、ニホンに謝罪と賠償を要求するなら、ウリは協力するニダ!
  無神経なマキコを門番にしたシシローの無能も、ついでに一緒に批判するハセヨ!」
 ようやく、その背中に声をかける事ができましたが、その声が引き金になったように、
子供達は走り始めました。
 なにせ、大人に黙ってアジア町公民館に忍び込んでいたのですから、大人たちに見つかっては
大目玉確定。下手をすると、お小遣いを減らされてしまうかもしれません。
 「アイゴッ!」
 後ろから、強い衝撃を感じ、倒れそうになったカンコ君の体。
 いつもなら捨て置かれるのですが、今夜は、誰かが…酒臭い…誰かが担いで走ってくれて
いるようです。
 「もうっ…バカンコ!」
 前の方から吐き捨てられてきた言葉も、いつもよりかは優しい気がしました。

 (ベトナ。明日、教室に来るニダよ…)
 その腕に巻かれた見るとカンコ君に罪悪感を感じさせてしまうベトナちゃん。
 でも、居なければやっぱり、気になって仕方なくなるのでした。



293 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/01/30(木) 23:50 ID:0Jgg2dOQ
 後日談

 とっても調子に乗りやすいマキコおばさんに、さんざん煮え湯を飲まされた
シシローおじさんは、とうとうマキコおばさんを門番の係から外したそうです。


 ソース
 http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/kimitsu/200107/27-10.html
 (ニュースに出ていたあの満面の笑顔の画像は発見できませんでした…)


 初めてのニホンちゃん投稿…ネタがとことん古い上に、
 子供達のキャラの描写が不十分かもしれません。
 萌えられないでしょうが、精進しますので、どうぞよろしくお願いします。
 批判の際、足りない点等をご指摘してくだされば、幸いです。

294 名前:ナナッシィ :2003/01/31(金) 21:22 ID:o6HKjJAs
ぐっじょぶ!いいお話でし。

次回作も期待してるっす。ファイティン!

295 名前:なー ◆i2juaL6k :2003/01/31(金) 23:00 ID:XvtATlZY
本スレ、殺伐としてますねぇ・・・

296 名前:やり辛いですね。 :2003/02/03(月) 03:44 ID:0GLnfR8M
本スレが殺伐としてしまった。原因はなにか?そして対策を練らねばとメンバーは話しあいを
しています。アメリー君は原因は名目、書き手のせいだ!いやいや、ネタの枯渇が原因と
喧々諤々です。そんな状況をカンコ君がなだめます。おつむから湯気のでてるアメリー君にききます。

 <ヽ`∀´><「おいおい。今一番最悪な事態ってどんなんニダ?」 (゚ぺ;)

 <ヽ`∀´>         「分裂してその後シュワシュワと自然消滅?」 (゚ぺ;)
 
 <ヽ`∀´><「それが大間違いだっつーのニダ」         ムカッ(゚ぺ;)

 <ヽ`∀´><「ウリたちにとって一番の最悪なのは書き手と     (゚ぺ;) OH!
         読み手が全滅することだけニダ。それ以外は
         とるにたらないニダ。」

 <;`∀´>エッ      「いまは取るに足らない事態か、たしかに  >(゚ぺ;)
              分裂しても娘。がなくなるわけじゃない!」


 (;^▽^)<「娘。分割とニホンちゃんネタがリンクできませんでした。」
スマンコッテ

気を取り直してお口直しした〜い!


297 名前:お楽しみ会EX :2003/02/03(月) 03:45 ID:0GLnfR8M
今はゆとり教育の一環でお楽しみ会の時間。年明け一発目のお楽しみ会ということで
みなテンションがいい感じにあがっていました。面白い出し物も多く、どこかTV番組を
パクッた、いや見たことがあるように見えました。「ムスリム100人聞きました。」
司会のジャワ口宏(芸名)が尋ねます。「続いて、ムスリム100人ぐらいに聞きました。」

     /「力にものを言わす人といえば」
 ( ‘о‘) ̄             「アメリー」>(´▽`∬           φ(゚ぺ;)
 ジャワ!                     アルアルアルアル           ペルシャっと

アメリー君のメモが気になってしょうがありません。続いて影絵人物当て(ハロモニ)。
いったい誰と誰がでているんでしょ。みなさんも考えてください。


@   アイゴー                              \\|
  ー⊂◇       A       B アイゴー /       C ◆●        D
  \●/           ●        ◇/  ●ノ        \    
    ▲     アイゴー ◇/■       ̄/ ̄ /■        _◇ノ アイゴー   ●  \◇/  
   ||          ー□(=     /||   <\         □         ▲   □
ヒント:                                                シュン・・・  アイゴー
@ロンドン名物 Aラーメンになります Bベルリンノアカイアメ C「脳ミソをえぐりやがった!」 D「謝罪と賠償(略)」

ニホンちゃんは人間ポンプを披露しようとします。しかしここで待ったが入りました。「金魚が可愛そうだ」
今度はサル回しをしようとします。しかしここでも待ったが入ります。「サル虐待じゃないか」
次に魚の活け造りを披露しようとするとまたも待ったがかかり、「残酷ダス!」。鵜飼をしてもストップ。
闘犬をしてもストップ。ストップ!ニホンちゃん状態。しかたなく動物とのスキンシップ術を披露します。
「ヨーシヨシヨシヨシ、カワイイデスネ!」と、とある動物王国の国王のテクニックを披露しても「アニマルハラスメントだ」とストップ。
にっちもさっちもいかなくなり、全然似ていないアユの物まねをして泣く泣く舞台を降りたニホンちゃん。

 ( T▽T) <(アユハァー )        <`∀´;> (゚ぺ*) (゚ー゚*)
ニテナイ・・・                  ・・・      ・・・   (アニメゴエ・・・)

その後もお楽しみ会は続きます。先生の闘牛やアメリー君のロデオ、ハンティングショー(狐狩り)を見ていました。
ニホンちゃんは下唇をかまずにいられません。その日の下校時間の口の中の鉄の味をニホンちゃんは忘れません。


298 名前:nameless :2003/02/03(月) 13:27 ID:aD.mjulg
アイゴー影絵大笑いしました。
軍服ドイツ家兄妹が見てみたくなったダメ人間一名。

299 名前:巨乳未亡人@腐れ絵師 ◆7n.eIuak :2003/02/04(火) 02:52 ID:QZbrvUb2
顔文字さん…。相変わらず、鮮やかです。
本スレの荒れをカンコに語らせるとは…。

あっちの厨も、これくらい、頭使ってくれないかなーw
って、無理なことかんがえてるな〜>自分w

300 名前:巨乳未亡人@腐れ絵師 ◆7n.eIuak :2003/02/04(火) 03:03 ID:QZbrvUb2
>>293

ああ、もう一個w

始めはだれでも不慣れニダよ、過去スレを読んで、みんなの意見に
耳を傾けて努力すれば、評価はついてくるニダ。

むやみにヽ(´ー`)ノマンセーするだけの、意見には、目もくれず、
がんがるニダよ〜w

で、初めてにしては、上出来ニダ。もう少しキャラが掴めれば、
もっと良くなるニダよw

期待してるニダ!


301 名前:げりらぁ :2003/02/04(火) 20:00 ID:q8R3zGp2
「・・・だれもいないアルな?」
「大丈夫ニダ、チューゴ君。ばっちりニダ」
校舎裏にうごめく影・・・とはいっても例の2人なのはバレバレですが、おっかなびっくりあたりを伺っています。
「馬鹿アルかキッチョム、人の名前を出すな」
「チューゴ君だっていってるニダよ」
「アイヤ〜しまたアル」
当たりに誰もいないのを確認すると、おもむろに花壇に近づいて・・・
「いまのうちアル」
ズボン降ろしてしゃがみこみ。


         ぶりりり! ぶりぶりぶりっ! ぶぶり!

302 名前:げりらぁ :2003/02/04(火) 20:00 ID:q8R3zGp2










         Ω_Ω  お見苦しい点がございました
        ( ゜ー゜)     しばらくそのままでお待ち下さい
        (つ魚と|
         (_)(_)         (;T▽T)ニホソ放送協会












303 名前:げりらぁ :2003/02/04(火) 20:01 ID:q8R3zGp2
「アイヤー! すっきりしたアル」
「さすがチューゴ君ニダ。校庭で急に腹が痛くなったらニホンの花壇で始末しるなんてウリ目から鱗ニダ」
顔を真っ赤にしるふたり。野外ぷれいでいつもより多めに興奮しております。
「アイゴー! 大変ニダ!!」
「何事アル!?」
「ウリ貧乏だからちり紙もってないニダ・・・どうしようチューゴ君」
いまにも泣きそうなキッチョム君。このままパンツを履いて素敵な一日を過ごすかとおもうとさしものキッチョム君もやるせなさ120%。氏んでも氏にきれません。
「馬鹿アルな、そんなもんそこらへんの葉っぱで拭けばいいアル」
「しょんな〜」
しょんもないやりとりをしているうちに、新たな人影があらわれました。
「そこのふたり!」

「何奴アル!?」「ニダ!?」
「学級花壇を荒らす香具師、ウマーに蹴られて氏んじまえ!」
白馬にのって現れた軍服の美少女。キッチョム君を吹っ飛ばして、持っていたサーベルをチューゴ君に突きつけます。
「魔法の軍服少女ケンペーちゃん推参っ」

304 名前:げりらぁ :2003/02/04(火) 20:01 ID:q8R3zGp2
チューゴ君、あわてふためき尻餅をついた先はアレの上という罠。
「アイヤーしまったアル自分で地雷をフンでしまたヨ。フンだり蹴ったりとはまさにこのことネ」
「うだうだ言ってる悪ガキは ||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ|| タイーホです」
「んなことさせるアルか! 秘技『大長征』!!」

説明しよう!
チューゴ君はピンチになると0.001秒の速さで2階のベランダまで跳躍できるのだ!!

「待てぃ!」
「待つ馬鹿がどこにいるアルか。この恨みは忘れないアルヨ!!!!!」
お礼参りは100倍返し。お約束っぽい捨てぜりふを残して逃げ去るチューゴ君でした。






ケンペーちゃんの正体で誰かって?
それはまた、別の話。


305 名前:あすいうん :2003/02/05(水) 18:48 ID:d1ilvF2k
「ニホンちゃん」ファンには落とせない?イベントを発見したので急ぎご報告。

「最高好感度国家トーナメント」
http://nekomizuki.hp.infoseek.co.jp/project/indexg.html (HP)
http://www.at.wakwak.com/~krg/cgi-bin/bestc/code.cgi (コード発行所)
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/vote/1044022781/ (投票所)

すでに予選が始まっています。
詳しくはHPをご覧いただくということで。

本日(2/5 水)の試合

●予選05組 
バルバドス
ニカラグァ共和国
香港特別行政区
グレナダ
スイス連邦
タンザニア連合共和国
スペイン

※これがらみで、何か書くかもしれません。
 補完スレに載せてよろしいでしょうか?

306 名前:ナナッシィ@反省中 :2003/02/05(水) 23:45 ID:pSty1fxk
「ニホン・・・」
「(うぅ、またなんか言われるよ・・・)な、何?カンコ君?」
「フフフ・・・お前の瞳にマンセーニダ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(゚Д゚)ハァ?」
「フフフ・・・ウリの言葉にキョトンとしているニホン・・・萌えるニダ・・・マンセー」
「・・・ど、どうしたのカンコ君?何か悪い物でも食べたの?」
「フフフ・・・ウリのことを心配するニホン・・・優しいニダ・・・マンセー」
「・・・や、やめてよカンコ君・・・気持ち悪いよ・・・」
「フフフ・・・ウリを涙目で見つめながら後ずさるニホン・・・可憐ニダ・・・マンセー」
「・・・い、いやあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「嗚呼!泣き叫びながら逃げ惑うニホン!たまらんニダ!マンセー!マンセー!マ」
「はい、そこまで」『ポコ』
「い、痛いニダ!先生とはいえイキナリ叩くのはひどいニダ!反省しる!」
「反省するのはカンコ君のほうでしょ?新手の嫌がらせはやめなさい」
「嫌がらせじゃないニダ!ウリはニホンをマンセーしているだけニダ!」
「馬鹿言っちゃいけないわ。やたらに褒めていれば日ノ本さんが喜ぶとでも思ったの?
 日ノ本さんの何処がどうしてどうだから良いか?それをちゃんと整理して、
 その上で相手の気持ちを十分に汲んだ表現で褒めてあげなきゃ何の意味もないのよ?」
「・・・・・・・・」
「カンコ君、それに私もやることなすこと全部褒められたら
 それから自分がどうすればもっと良くなるのか分からなくなっちゃうよ。
 だから、時には少しぐらい厳しい意見を言ってもらえた方が自分のためになると思うの。
 悪いところがあったら遠慮なく言ってくれた方が私は嬉しいかな」
「・・・・言ったニダね(ニダリ)」
「・・・・え?」
「ついにニホンは過去の過ちを認めて、自ら謝罪と賠償(以下略)に応じる事を宣言したニダ!
 ニホンがそこまで言うのなら、ウリも遠慮なく要求するニダヨ!
 さ〜あ喜んで反省しる謝罪しる賠償しる!笑顔で反省しる謝罪しる賠償しる!」
「そ、そんなぁ〜、そんなこと言ってないよ〜」
「はぁ・・・結局こうなるのね・・・」

おしまい。


307 名前:ナナッシィ@反省中 :2003/02/05(水) 23:51 ID:pSty1fxk
ところ構わずマンセーしている厨房です。
>>300様のさりげないご指摘、深く胸に染み入りました。
>>293様にはマンセーどころかむしろ失礼なことをしてしまったことをお詫びします。
そこで、腐れとはいえ作家の端くれとして、作品の形で賠償とさせていただければと思います。
どうぞお納めください。

で、>>293
私は作品批評できるほど立派な人間じゃないですし、
作家歴も短く言える事は少ないのですが、賠償としてごく身勝手な意見とアドバイスを一つ。
とりあえず自分が書いてて楽しくなるような作品なら、概ねおけーと思います。
自分で書いてて楽しくない作品を、読んだ人が楽しむことはないでしょう?
まずは自分が楽しむこと。それが一番。
あとは読んだ人の評価に任せれば良いんじゃないでしょうか?
自己満足な作品にはノーレスという厳しいジャッジが下されるのですから(涙
それと、過去スレを読めば批判されやすいタブーは大体分かりますし、
同時に脳内をニホンちゃんで埋め尽くしておけば、
新しいネタを仕入れた時もキャラは自然に動いてくれるでしょう。
(でも、新聞の国際面を読んでても、全てニホンちゃんに変換してしまう自分がこわひ・・・)
・・・あまり参考になりませんでしたね。スマソ。

さて、私もまだまだ修行中の身。ともに頑張りませう。


308 名前:nameless :2003/02/06(木) 02:11 ID:GRd6kdZA
>ナナッシィさん、巨乳未亡人さん
ご意見、ありがとうございました。
今まで文章書きの人や、絵描きの人がみんなで作り上げてきた
キャラクター達を大切にして、読んだ人が微笑みたくなるような物を
書きたいな、と思いました。
次、書くとすれば大好きなマカロニーノ君を出したいので、
そちら方面のネタを探してこようと思います♪
もう一度、ありがとうございました。

309 名前:北極星@日本一周中 :2003/02/07(金) 14:26 ID:ynnHe6Pk
現在那覇。

顔文字さんはその作風を貫いてください。せっかくネット特有の表現法を手に入れたのに
捨てるのはもったいないですよ?
僕はその前衛的な作風が本当に好きなのです。大袈裟にいえば21世紀の日本語の可能性
を追求しているとさえ思っています。

310 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/02/08(土) 00:50 ID:TNMyJewY
本スレ>>568氏への反論。

人の作品への批判は、どんどんやるべきです。
明らかにおかしい点・矛盾する点を指摘しないで、マンセーレスだけつけるのは、
結果としてその作家を増長させ、スポイルするだけです。

どんな作品でも、と言いますが、露骨に嫌われる作品も、残念ながら存在しております。
明白なルール違反(露骨なエロ・登場人物を粗末に扱う等)なものですね。
そういったモノすら容認する気ですか?本当に「何でもあり」にして、訳のわからない
代物で埋め尽くす気ですか?そんなものでも面白いと思えるのですか?

はっきり言って、今の本スレは衰退しきっていると思います。
マンセースレだけでなく、厳しい意見があってこそ、作家は育つのだと思います。
それを受け入れない作家は、ただ単に器量が小さいだけなのです。

はっきり言って、私は、今の本スレに投稿する気はさらさらありません。

311 名前:書き人知らず :2003/02/08(土) 01:05 ID:Q4giXFGM
>>310
だいたいにおいて同意なのですが、ちょっと私の意見を。

>批判はどんどんやるべきです。
もちろん対象の作家の受け止め方ひとつでしょうが、
批判するのはどういう意図があってか?というあたりが気になります。
「批判されてナンボの世界」とは思いますが、それは「なにを批判されても文句を言ってはいけない」
わけではないでしょう。

個人的には、自分の書いたものに対して、なんの反応も無い、というのはサミシイ・・・
とくに最近・・・

312 名前:なー ◆i2juaL6k :2003/02/08(土) 01:18 ID:lyGR82UE
書けない、とかって書き込みがあったのでテストをかねて。

自分の個人的なスタンスとしては、気に入らない話はスルーで無視、なんですけど。
おかしなところを感じて、指摘したいと思った人は批判してもいいと思いまつよ。


「地上の楽園」じゃないんだし(w

313 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/02/08(土) 01:24 ID:TNMyJewY
>>311
ああ、言葉足らずでした。
無論、どんな意見にも、作家は耳を貸すべきなんて思ってはいません。

一言「つまらん」なんてのは、どこがどうつまらなかったのかさっぱり分からず、
参考にもなにもなりゃしませんからね。

それよりも、いまの本スレは、無理矢理美点を見つけてマンセーしてるような雰囲気
に満ちているように感じます。
むしろその雰囲気こそ危ぶむべきだと思いますが。>>310でも書きましたが、私は、
今の本スレには書く気が起こりません。「Still…」書き上げたら、ニホンちゃんを書く
のをすっぱり辞めようとすら思っています。

314 名前:書き人知らず :2003/02/08(土) 01:41 ID:Q4giXFGM
>>313
どうも恐縮です。
恐縮ついでで申し訳ないですが、もうひとつ

>それよりも、いまの本スレは、無理矢理美点を見つけてマンセーしてるような雰囲気
>に満ちているように感じます。
このあたりは、
 ・個々人の趣味にあっている
 ・みょうに優しくしている
 ・読み手のレベルが下がってきている
 ・三毛さんのおっしゃるとおり
といったあたりではないでしょうか。
いずれにせよ、冷徹な批判者のいない世界では、書き手のレベル向上など夢の世界ですね。

>>312
私も基本的に同じスタンスです。
というわけで、私の書いたものも悲しくスルーされてるわけで。
どうも最近、これだっ!ってのが書けてないようです。



315 名前: :2003/02/08(土) 02:02 ID:yS/3WzPM
ただの一読者ですがもう一度1話から読み直して考えてみるとします

316 名前: :2003/02/08(土) 02:02 ID:yS/3WzPM
ただの一読者ですがもう一度1話から読み直して考えてみるとします

317 名前:雉虎 ◆KIJIcyP2 :2003/02/08(土) 02:44 ID:Y/pEfnLI
568さん・・・
あなたの希望通りに三毛さんは去ってしまいました。
でもしかし!
あなたはあなたが追放した三毛さんの後を埋める人物とならなければ
なりません。
何故なら、あなたそれだけの事をしてしまったからです。
当然、「来ないでくれ」言った以上、
あなたは三毛さん並のクオリティーを
持った作品を提示しなければならない義務が生じました。
でもそれくらいの覚悟がなければそこまでは出来ませんよね?
それが出来なければあなたは只の卑怯者ですよ。


318 名前:ボンボン☆フィラ :2003/02/08(土) 02:47 ID:2WJIniVI
本スレの>568さんへ
えっと、一言良いですか?
貴方の言ってること矛盾していますよ?

作者を追い出しておいて、このスレの発展を望んでいるのでしょうか?
それとも、さっきのスレは間違いだったニダと言い訳するつもりですか?
チャットではないんですから、書き込む前に少し考えてください。

意見を書くのは自由です。
ですが、その自由には同じ重さの責任があることを自覚してください。
それができないようであれば、雉虎も言っているように
貴方は単なる「あらし」ですよ?

私は責任を果たす人の意見であれば、たとえどのような辛い言葉でも
真摯に受け止めるつもりです。

319 名前:お@腐れ絵師 ◆7n.eIuak :2003/02/08(土) 02:51 ID:6wK79KX.
あー、腐れ絵描きとして言わして貰えば、わしもMikeさんにに同意

つか、上手いわけでsもないし、あまり(・∀・)イイ!!絵を描いてる訳じゃ
ないが、いまのニホンちゃんのままならでは、すすんで、絵を描き
たいとは思わない。

描くのが当然とか思われるのも嫌だし、辛い思いをしてまで描きた
くないしな。

どんな事でも、反応が有ればと言うけど、ただの、(・∀・)イイ!!や
罵声ならいらん。ちゃんと、どう感じたか、どうだめだと思ったの
か言われて、その事について、自分を振り返ったり、向上したり
できるもんだと思うしね。

よって、この状態が変わらなきゃ、ニホンちゃん関連の絵を描く
のは萎えるだけ、もうー止め止め。

あーすっきりした。


320 名前:脚なんて飾りですよ :2003/02/08(土) 03:08 ID:psYBzdao
本スレッドの568さん。
すでに368さんも指摘されていますが、本スレッドにおけるあなたの書き込み575と578は明らかに矛盾しています。「来るな!」と言って置きながら「また読みたい」とはどういうことなのでしょうか?575を書き込んでから578を書き込むまでに、あなたの心境に変化でも合ったのでしょうか?もし、そうなら、まず謝罪をするのが筋だと思います。
 それとも、三毛さんが来なくなったと思って適当なことを書き込んだのでしょうか?
そうでしたら、あなたは三毛さんを追い出したことによって、開いた穴を埋めていただかなくてはなりません。あなたが与えた損失は、あなたが補填するのが当然でしょう。作家じゃないからとか、文章を書くのが苦手だから等というのは、言い訳になりませんのでご了承ください。これだけのことを書き込む方なのですから、さぞかし素晴らしいお話を書いていただけると期待しております。(ウェーハッハッハ)
 もし、出来なかった場合は謝罪と賠(以下略)
長くなってしまいましたが、これで失礼します。


321 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/08(土) 06:27 ID:8C.uAiEw
三毛さんの主張は

●「今のニホンちゃんスレはダメな作品でも
無理矢理マンセーされているような息苦しいムードだ」
●「レベルが下がり衰退しきった本スレに
投稿する気が起きない。だから引退する」
というものですよね?
これを「568氏に追放された」と取るのはどうかと思います。

568氏のは作家批判じゃなくて風紀委員批判みたいだし。
問題となってる573-576の流れって、
568「つまんないと思うなら、作品を投稿したりして積極的に面白くすればいい」
三毛「そんな気持ちはとうに枯れ果てた。もう絶望してる」
568「だったらわざわざいちゃもんだけつけに来るな」
三毛「ああ、もう来ないよ」
という流れでしょう?
三毛さんが最初からそういうスタンスなら別にいいのでは。
現状よくしようとしてる人も楽しんでる人もいるんだろうし、
そんな状態のところに(もう自分は絶望してるのに)、
文句だけ言いにくるのは三毛さんの精神衛生上もよくないっぽい。

結局つまんないと思うのも引退するのも三毛さんの自由ですな。
さらに言えば復帰するのも自由ですが。

322 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/08(土) 06:35 ID:8C.uAiEw
補足。

俺個人は568氏の意見に賛成ってわけじゃなく、
ダメな作品に対する批判は別に封殺されるべきとは思いません。
(AA系の板みたいに作品スレと感想スレで分かれたほうが
荒れないし批判も書きやすいと思うのでこっちの
補完・議論用スレを有効活用するといいと思います。
モナ板のしぃ先生スレみたいなのがモデルになると思う)

ただ、
「三毛さんみたいな優良作家が去ってしまうのは568の因縁のせいだ!」
みたいな流れに対して、
「いや、三毛さんは確固たる自分の考えがあって去るんでしょ?」
って反論です。

568氏が「三毛の作品はつまらないから消えろ」
って言って三毛さんが「傷ついたから消える」ってのならともかく、
実際は三毛さんの引退宣言と568氏の批判って独立でしょう。

323 名前:machina ◆CHINAyH. :2003/02/08(土) 09:52 ID:UW0NNE1U
む、なにやら風邪で寝込んでいるうちにのようないつケンカがはじまってもおかしくない殺伐とした女子供はすっこんでろ的な雰囲気になっているので少々参戦してみるテスト。

本スレ>>568
言いたいことは解る、風紀委員がうざいのもまあアレです。
ただ批評は必要(非難と批評は違う)。気に入らなければ無視はよくない。
ニホンちゃんスレも16クールまできてマンネリ気味。読者さんも目が肥えているからちょっとやそっとの話では満足しずらい。
ルールがなければ新規参入は容易ですが、批評がなければ向上はあり得ない。
だから無視は勘弁ください。(ちなみに作者さんはよほど酷い作品でないかぎり他の作品への批評は控えたほうがいいかもしれない)

現在の所、このスレは不文律の紳士協定のみしかありませんが、必要最低限のおやくそく(一般常識程度)はテンプレに載せなければいけないのかもしれません。


>>310
おおむね同意です。本スレが衰退しきっているのも。
ネタはあるのに、心がときめかない。作話機関が働かない。
本スレよりも補完スレにうpするほうが多くなってしまいました。

ただ批評と批判は似て異なるものかと思います。

>>313-314
これも同意です。machinaも批評がないのでだいぶ作話のレベルが下がっています。
machinaが他の作品には口をなるべく挟まないようにしているのは、作者さんの他作品批評=公式ルールに繋がりやすいからであります。
作者さんも読者さんも発言には責任が伴うことを頭の片隅においていただければ、スレの発展に一役買うのではと思います。

>>321-322
machinaもそのように認識しています。
ただ、本スレ>>573-576の流れは議論以前、子供の喧嘩と一緒です。
双方自分の主張だけを述べて、頭に血が上って脊椎レスしただけとしか見えない。

もっとママーリしる!

324 名前:machina ◆CHINAyH. :2003/02/08(土) 09:55 ID:UW0NNE1U
ちなみに、よくある「長編ウザい」のは論外。
作者さんはこんな意見無視して結構。

325 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/08(土) 14:41 ID:japYvWnw
一読者がしゃしゃり出るのもなんですが。

本スレ568氏の
>下手なルール作りは作家を縛るだけでスレの発展の妨げになる
と言う事には同意できますが。
批評≠ルールだと思うのですが。
批評を受けて、雪辱を果さんと躍起になる人もいれば、
自分の実力などこの程度、もうこねぇよウワァァンという人もいるでしょう。
後者の人を捕まえて、「批評なんてするから荒れちまったじゃないか」
と言うのはどうかと思います。

本スレ573-576の流れは「しにたい」とぼやいている人に拳銃寄越して
「とっととしねや」と言ってる様なもんだと思いますが……。

本スレ568氏の
>漫才を愛するあまり漫才を潰してる古い漫才師の師匠
最近の漫才は話芸として成立しているのか少々疑問に感じてますが……。
それが師匠のせいなら私の見当違いですが。スレ違いご容赦をば。

326 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/02/08(土) 17:54 ID:9TR3jBVE
えー、風紀委員と名指しされたらしい本スレ#563でつ。

今回の流れ見てると、別に悪い転がり方はしてないと思うのだが。
SIKIさんには(実験台にして)ちょいと申し訳ないとは思ったけど、
間違ったことは書いてないはずだし。

実験台というのは、「この状況で批判書いたらどうなるかな」だった
わけですが(それだけに、たぶんあれだけでへこんだりキレたりしないだろうと
信頼できる人にレスしている)、予想よりはっきりと結果が出たので
驚いています。

1つめには、「ニホンちゃん」はきちんと動作している部分があるということ。
#564とかですね。僕はこれを読んでうれしく思いました。

もうひとつは、#568さんですね。

#563のようなのもウザいと思われるのなら、僕はすくなくとも本スレには
書く意味がありません。
なぜなら、批評が帰ってこないのであれば、HPあたりで一方的に掲示
すればすむことだからです。

掲示板で書いたものをうぷするというのは、読んだ人からのリターンあってのもの
と考えています。
近頃、というかここ何スレかは、そういうやりとりが失われていると感じているのです。

327 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/08(土) 21:33 ID:8C.uAiEw
なんか、568氏も三毛さんも、匿名掲示板で
議論めいたことしようと思ったら確実にレス番書かないと
「全体」が対象となり「俺のことか?」と不愉快になる人出てくると思うのです。

568氏は
「具体的に○○番のレスなどはいかにも風紀委員的で
新規作家のやる気を潰してるだけ」と名指しすべきで、
それをしないと軽いツッコミ入れただけの人まで
「え、俺みたいなレスもダメなのかよ」と不快になると思う。

三毛氏は
「具体的に○○番の作品はこういう理由でレベルが低いのに、
ところがそれに対して△△番みたいに無理矢理なマンセーがつく。
本スレNO.パート○○○あたりから衰退してきている。
ちなみに、昔のスレNO.パート□□□のころは批判と感想の
バランス、作品のクオリティともに理想的だった」
とかなんとか具体的に書かないと、現行の本スレに
作品pしてる人や楽しんでる人みんなが気分悪くなるかもしれない。
「今の本スレは・・・」って漠然とした言い方だと、最近楽しくやってた人や
がんばって作品うpしてる人全員が対象になっちゃいませんか。
そういうのもまた萎縮につながりかねないです。
ましてや古株のコテ作家さんは影響力あるし、
三毛さんたちを尊敬しながら作品うpしてる人とかいたらショックでしょう。

ここ数日見てても更科さんとか顔文字さんとか
いい作品どんどんageてくれてると思うし、
漠然と
「本スレは衰退しきってる」「2chのレベルも落ちたもんだな」「昔はよかった」
的なのって、誤解してくれと言わんばかりじゃないでしょうか?
匿名掲示板だからこそ、レス番を指定するなり文言を引用するなり
して具体的に「ここに異を唱えます」とやらなきゃじゃないですかね。

ひと括りに「批判はダメ」「今の本スレはダメ」って言い方じゃなしに、
具体的にこういうのはこうダメって言わないとダメと思います。

328 名前:さげ :2003/02/08(土) 22:38 ID:lt8X89..
 ここトリップつかえるんですか?
 それはともかく。言いたいのは「批評はダメ」ということではなく「本スレに
批評を書くな、荒れるから」ということにつきるんではないかと。なんのための
議論用スレッドよ? 本スレ585みたいな書き込みがスレッドの発展に寄与する
と本気で思ってるの? 反省しる!!>本スレ568


329 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/02/09(日) 00:00 ID:bW7Q28Jo
トリップは使えますよ。

330 名前:VIGILANTE@hangul :2003/02/09(日) 00:14 ID:6fz/nYYs
1年以上ROMしていますが
レスつけるのは初めてです。
みなさんどうもはじめまして、です。

さて、そもそも「ニホンちゃん」は
SSに対して議論する場ではなく、
自分のスタンスで「萌え」と「国際情勢」
を組み合わせたSSをうpする場だと
思います。

(このスレも>>328さんが仰るとおり、
「本スレに 批評を書くな、荒れるから」
と言う理由から発生したと記憶していますが…)

すいません、まだ少し続きます。

331 名前:VIGILANTE@hangul :2003/02/09(日) 00:43 ID:6fz/nYYs
で、私が言いたいことは
批評する側される側双方が
もっと「マターリ」する必要がある
と思います。

一連の流れを厨房である私が見てますと
軍板の時の「魔法内親王もなこ」の
衰退とそっくりであると思われがちで…。

スレがマンネリ→スレの方向性を皆で議論→一部ROMがコテハン叩き→
そのコテハンが引退→結果内部分裂→「そして誰もいなくなった」

今、難民板でがんがっている彼等はこの「ニホンちゃん」を
お手本にしていると思われがちで…。

(現にそういったレスがついていた気が…)

過去スレを見ると、このスレがなかった頃の
批評は作家・ROM側も「マターリ」していました。

すいません、まだまだ続きます。



332 名前:VIGILANTE@hangul :2003/02/09(日) 01:00 ID:6fz/nYYs
で、後、本スレ(ココもそうなんですが(w
殺伐としすぎる感があると思われがちで…。
私がこんな駄文を書き込みするのに2時間もの間
躊躇してしまいました。
これでは新しいSSをうpする方が恐縮してしまう
のは当然と思われがちで…。

と、だらだらとぶーたれましたが普段ROMしている人間も
今回のことについては動揺(?)しているわけでして。



333 名前:VIGILANTE@hangul :2003/02/09(日) 01:07 ID:6fz/nYYs
これにて私の「ぶーたれ」は終了です。
文才もないこのアホに時間を割いてくださった
みなさん、アリガトゴザマツタ!

あと、皆さんが不快に感じたのであれば
スルーして頂いてかまいません。
(酔っ払っている上に感情剥き出しで…)

って優香スルーして下さい(藁

334 名前:Jy :2003/02/09(日) 01:44 ID:YHvw080.
iikotoitterune!


335 名前: :2003/02/09(日) 02:17 ID:cA34Y4T2
書きもしねえ香具師 #568 が作家を追い出すか
悲しいねぇ

336 名前:VIGILANTE@hangul :2003/02/09(日) 02:18 ID:6fz/nYYs
あ、あと「こんな大事に酔っ払ってんじゃねーYO」
という事に関しては、謝罪はしますが賠償は勘弁下さい(汗

337 名前:  :2003/02/09(日) 02:22 ID:gH7Cqsds
>>321-322の意見に禿同かな。

三毛氏が辞めるというのならその覚悟をくむし、
むしろ三毛氏がスレのことを思って「辞める」と言ったとしたなら、
>>568氏が追い出したと言うのは三毛氏の覚悟に対して失礼に当たるし。

とりあえず作家だけでなく、批評する側も、その批評文を、
(批評が的確であるか、素っ頓狂なことを書いていないか)批評されている、
ということだけは忘れないようにしてほしいですな。
悪い所を貶すにしても、よい所を誉めるにしても、
その指摘が的確でないと、作家は伸びませんよ、と。

338 名前:  :2003/02/09(日) 02:29 ID:gH7Cqsds
個人的には、盲目的なマンセーも具体的指摘のない批評も有害だと思うのですが、
スレの雰囲気が(より)悪くなる分、後者のほうが有害かなと。

「これこれこういう理由で、ここのこれが私にはこう思う」と
わかりやすく伝えられるようにならないとダメですね。
特に掲示板のような環境では(自分も含めて)。

339 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/02/09(日) 02:41 ID:bW7Q28Jo
■カンコ君の自己回復(1)

カンコ君は暑苦しい寝汗を油のようにたらしていました。
「こ、このままではだめ、だめニダ……」

1日に23時間寝ても飽きないカンコ君がこんなに寝苦しそうにしているのには理由がありました。
なぜか近頃、クラスの中でのカンコ君の存在感がめっきり薄くなってきているのです。
そして、人一倍自己顕示欲が強い、いいえ「皆がウリをずっと見ていてくれなきゃイヤニダ〜」というカンコ君には、
それは耐え難い屈辱だったのです。

「はぁ、はぁ、はぁ。」
とうとう目が覚めてしまったカンコ君は、どうして最近自分の影が薄いのだろうと考え、昔のことを思い出していき…
…そして、ついにある結論に達しました。
「そう…これしか、ないニダ…」

◇◆◇

翌日。
いつものように遅刻してきたカンコ君に声をかけようとしたニホンちゃんは、カンコ君の様子がただならないことに
気がついて、おもわずたちすくみました。
「ひっ」
かすかな声が漏れたのでしょう。カンコ君はすばやく振り向きました。
「ムッキィイイイイ、ニホン、おまえウリを莫迦にしているニダなぁ?カンコなんかとは挨拶もできないと
思っているニダ? ムッキィイイイイッ!」
カンコ君はキムチ臭い息をむわっと吐くと、獣のようにニホンちゃんに飛びかかろうとして。
タイワンちゃんの旋風脚を食らって教室の端まで、ゴムまりのごとく吹っ飛ばされました。
「やめなさい、バカンコ!」
「さ、先に口で止めてから蹴るものニダ……」薄れ行く意識の中で、カンコ君は小さくつぶやきました。


340 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/02/09(日) 02:42 ID:bW7Q28Jo
■カンコ君の自己回復(2)

◇◆◇

「で、どういうつもりでニホンちゃんに襲いかかったって?」
カンコ君は、クラス中の女子にとり囲まれています。こうなると、アメリー君ですら
一言も口を挟めません。
「返答次第によっては……」意味ありげにアーリアちゃんがぱちっと指を鳴らします。
それを見たカンコ君は真っ青になって震え始めました。
「ウ、ウ、ウリウリウリウリウリは…」
「それではわからん」また指をぱちっと鳴らします。
カンコ君の冷汗の量が倍になり、普段は赤い顔色が青みがかって紫になっています。
「つ、つまり。」
「つまり。」
「ウ、ウリは寂しかったニダッ!」カンコ君は無理にでも顔を上げて主張します。
「最初はウリたちは5人くらいしかいなかったのに、こんなにたくさんになって」
「たくさんになったのが悪いことですの?」エリザベスちゃんは、なぜかロープを編んだ
九尾鞭を手にしています。どこから持ってきたのか、後ろには格子蓋も用意してあります。
「つまり、わたくしたちは不要とおっしゃりたいわけですの?」
「い、いや、そうではないニダ、つまり…」

ぱちり。
「つまり、ウリは存在感を取り戻したかっただけ、ニダ。」

ぱちり。
「そ、そのために…そのためにウリは昔のことを思い出して見たニダ、そうしたら……」

341 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/02/09(日) 02:43 ID:bW7Q28Jo
■カンコ君の自己回復(3)
カンコ君の声は、もう消え入りそうです。
「そうしたら?」ニホンちゃんがやさしく声をかけます。
「そうしたら、1話にはカンコはキ●ガイと書いてあったニダ。9話ではパンツを強奪していたニダ。もともと、ウリはそういうキャラクターだったニダ。いまの自分は本当のウリじゃないニダ!」
カンコ君はだんだん興奮してきています。顔がふたたびキムチ色に、そしてしゃべるたぞにつばきが飛び散ります。
「つまり、ウリは本来の自分をここで取り戻すニダ〜〜〜! ニホン、謝罪しる、反省しる、ウッキィイイい〜ッ!」
カンコ君は、普段の姿とはうってかわった素早さで、アーリアちゃんとエリザベスちゃんの間をすり抜けるようにして突破し、鉤型に曲げた爪でニホンちゃんに襲いかかろうとしました。カプサイシンに血走った目が赤くぎらぎらと燃え、その姿はまるで伝説の怪物のようでした。
が。
それをタイワンちゃんの踏み込みのスピードが上回りました。
カンコ君の腕をかるく把んで内に流すと同時に、だぁんという激しい足音が教室に響くと、カンコ君はくの字に折れ曲がって、まるでぼろ雑巾のように吹き飛びました。
「やめなさいっ」
「…だから、それは打つ前に言うニダ………アイゴーゥ」

◇◆◇

「莫迦者、それはただの開き直りというのだ、それは成長なのだぞ」
「惜しいキャラを失ってしまいましたわね」
「ま、まさかあんな簡単に……」
「うぇっうぇっうぇっ、カンコ君…」

「だーかーらー、いくらウリがそんなに存在感がないからって、簡単に抹殺するなと言っているニダー!」
「うわぁ、ゾンビが」
「キャアアアアッ」
「キョンシー退散っ!」
「うわああああああん」

地球町は今日も平和です。


342 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/02/09(日) 02:48 ID:bW7Q28Jo
はい、時事ソースなしです(キッパリ)。
実際に1話から読み返してみたら、最初の方がえらくキツいキャラだったのが
丸くなったというか、成長したなぁ、と>カンコ君

それから。
カンコ君が車にはねられようが、16トンハンマーでなぐられようが、テポドンの直撃を受けようが
死なないのは(隠れた)お約束です(w

343 名前:  :2003/02/09(日) 02:53 ID:gH7Cqsds
本当はもっとあおりっぽい文章を書き逃げしようと思ってたんだけど
・・・・・・っていうか、心情的には>>568氏の気持ちがちょっとわかるんですよ。

本スレの三毛氏や>>319みたいなことを書かれると
「(゚Д゚ )ハァ? じゃあもういいよ、お前もう来るな!」と
自分がその対象を好きなら思ってしまう、というか、思わないほうがおかしいんですよ。
好きなものを一方的に貶されているわけなんですから。
とはいえ、本来なら言わなくてもいいことである
(引退なんて勝手にフェードアウトしていけばいいのに、
 もいうちどスレが三毛氏の望むような環境に戻っても、
 一度辞めるといった手前戻りにくいことはあるわけですから)
発言をさせてしまったことに対する、発言者の気持とかけじめのつけ方を考えると、
それに対して「>>568氏が追い出した」とか「追い出したんだから>>568氏が作品を書け」
みたいなレスしか返せないようでは、批評する人間の批評能力が足りないことを裏付けているだけ
でしかなくなってしまうなあと。ちょっと思ったのでした。

344 名前:  :2003/02/09(日) 03:10 ID:cA34Y4T2
568がクリエイターで無いのは事実で無いかい?
俺は何も生み出さない568が作家を殺した事は悲しいね。
568なぞいなくてもニホンちゃんは残るが作家が逃げたら終わりだから。

345 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/09(日) 09:58 ID:Xv2/gs/U
一ROMからの感想です。

本スレで批評がないと言われていますが(>>310, >>319)、
批評は「書かない」のではなく「書けない」のだと思います。
理由は荒れるから。匿名掲示板である以上仕方のない部分だと
思います。それで場を失うことを嫌ってあたりさわりのない
書き込みが増えるのだと思います。

私は568に賛成というわけではありません。批評はもっとあって
しかるべきかもしれません。が、今の状態ではそれが難しいと
思うわけです。

解決策は「マターリ」しかないと思います。良作・良批評があれば
自然とスレはよくなるのだと思いたいです。


346 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/09(日) 10:21 ID:Xv2/gs/U
言うだけではなんなんで、批評めいたことをしてみます。
とはいえ、基本的に話が短いし、作者個人のスタイルと
いうのもあるためなかなか批評しづらい部分があるのですが。
しかもかなり古い話で申し訳ないです。

三毛さんの「Still, I love you 」第五話についてですが、
>>91で「正々堂々」と言っているにもかかわらず、
>>157での弁当を作らないように言うというのは
どうも結びつかないです。ユキが裏ではそういうことを
する人間として描かれているわけでもないですし。
それで>>161でのラスカの反応もまずは怒りだと思うのです。
裏切られたという。描かれているような、うまくやられた!
というのではなくて。

……こんな風になってしまいましたが、いや違う、批評とは
こうなんだ! というのがありましたらよろしくお願いします。


347 名前:  :2003/02/09(日) 14:12 ID:gH7Cqsds
>>344
三毛氏は正しい批評が行われず、ただ作品がうpされれば盲目的に
マンセーが行われる現状を嘆いて引退をされたのでは?

>>568氏がクリエイターであろうがなかろうが、
>>568氏に求められるものは、現状では批評能力のみであり、
>>344さんの言い方では、
「三毛氏であろうがなかろうが、作品を書いてくれる人間さえいればどうでもいい」
という取り方ができ、言い換えれば、それが嫌で三毛氏は引退宣言をされたと思うのですが。
やはりその、自分の作品に少しでもプライドを持っていられる作家さんは、
褒められるにせよ貶されるにせよ、きちんと自分の作品を読んでもらった、
という手応えが欲しいと思うのです。


自分には、>>568氏ではなく、そんな三毛氏の気持ちを汲めなかった人が
三毛氏を追い出したように思えるのですが。

348 名前:_ :2003/02/09(日) 14:56 ID:Vf5Uj6Rk
そりゃ反応が少ないとやる気が無くなるのも解るけどさ、
そもそも自発的に書きたいと思わせるものが無くなってきてるのなら、
「ニホンちゃん」の魅力がそれだけだ、って事じゃないのかな?

他板には、ほとんど反応が無くても、職人さんたちが
黙々と作品をアップしていくスレがいくらでもあるよ。
反応があってもせいぜい1行レスが続くだけとかさ。

無理してまで書くことないよ。別に創作系のスレはここだけじゃないし。
俺は三毛さんの作品好きだから、出来れば引退して欲しくないとは思うけど
書きたくないってのを無理に止めようとは思わない。金払ってる訳じゃないから。

349 名前: :2003/02/09(日) 15:07 ID:9Ru6ztwo
ニホン「ココは『ニホンちゃん』補完・議論用スレなのに
    今までは外伝や本スレにはチョッとってかんじの話を
    うpばかりしてて、議論がちっともなかったけど
    議論が始まって看板に偽りなしに、
    言い出した人に感謝しなきゃね」
カンコ「感謝しる事ニダか、むしろ謝罪と賠償の請求を・・・・」
おしまい
    

350 名前:  :2003/02/09(日) 22:08 ID:2mVC1rWw
はいうか、「萌え」を目下勉強中のワタクシメとしましては三毛さんの話は凄く参考
になって有難いのですが。
ストーリーは考えてあるしソースも有るんですが,何せ萌え以外に売りが無い話であ
りまして。

351 名前:  :2003/02/09(日) 22:15 ID:2mVC1rWw
>>350
誤:はいうか

正:というか

352 名前:100話作者 ◆UMAIu01k :2003/02/09(日) 22:48 ID:bW7Q28Jo
>>350
今は、規格外の××をどーしようかというのはケンケンゴウゴウやってるけど、
ケンチャナヨー。

萌えが売りなら、それをどうすればもっと大きくできるか、一点突破でGOニダ!

上のなんか、ただカンコ君のキャラに頼ってるだけですから(藁
あ、ちょっとだけタイワンちゃんにまともに武術使わせたかったってのはあるけど。

353 名前:書き人知らず :2003/02/09(日) 23:43 ID:Youti6f2
いろいろな意見が出たようですね。
とりあえず、自分自身の所信表明をいたしたく・・・

1ヶ月に1話くらいは、がんばって書きます。
それで本スレを守ることができるなら。
正直微力だけど、とにかくやってみるさ。

あ、萌え話はどうもニガテなんで、そこらへんはカンベン。

354 名前:  :2003/02/10(月) 22:41 ID:vj4ftlpw
個人的には三毛氏が批評うんぬんはどんどんすべきって
言っといて自分が気分悪くなったから論争放棄して
もう来ないって方が自己中な気がするけどな。
話の投稿者に多少厳しいレスつけてでもスレが良質に
なった方が良いって堂々と宣言してるんなら逃げるんじゃなくて
率先してその態度示して欲しい。
作品あぷしたけど批判されて話書き込めなくなっちゃった人と
同じじゃないのそれって。
もちろん、作品についての批評と自分の姿勢に関する批評では
話が違うって言われるかもしれないが少なくとも俺はそう感じる。
俺だって別に批評は自由だと思うし、面白い話が読みたいと思うけど
やっぱスレの雰囲気って大切じゃないかな?
もちろん俺の書き込みだって雰囲気悪くしてるけどね、一言言いたかった。
まぁ、でも三毛氏も568氏も考え方が違っただけで「ニホンちゃん」
のスレを良いものにしようって意志は同じだと思うけどね。
偉そうでスマン。


355 名前:なー ◆i2juaL6k :2003/02/10(月) 23:54 ID:eiTEl7kk
今回の件について、正直ピンとこないところがあったんですよ。
的を得た批評が無いとか、まともなレスがつかないとか、そんなに騒ぐほどのことかなぁって。
テキストネタ、絵板含めてですが。

自分にとって、なんとなくピンとこない原因について判ってきたように思えます。
騒ぎが起きるとっくの前に「レスなんていらねーよ」てな感じでやさぐれてたからかも知れま
せんね。

356 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/02/11(火) 00:56 ID:1bIDgl1w
568氏(本スレ)
>このスレ荒れないようにみんな気を使ってるのに
>風紀委員は本当に空気が読めてないと思う
>人の作品にケチをつけるのは極力避けた方がいいと思う
>どんな作品でも面白ければなるべく誉めて気に入らなければ無視するのが 一番いいと思う
>それがスレの発展につながると思うし下手なルール作りは
>作家を縛るだけでスレの発展の妨げになるだけだと思う

 □本スレを荒らさないように、作品に対して批判めいたレスをするのはやめよう
 □作品を批判するのはよくない、面白いと思ったら誉めるのはいい
 □作家を最大限に自由にさせれば良作を量産してスレも発展するだろう
といっているのだと思う。


しかして三毛氏の主張は
>>467(本スレ)での三毛氏の主張
 ■批判を受けるのは作家の宿命なので、批判を受けないようなものを創る努力をするべき
 ■煽りにしか見えないレスならともかく、批判にまでケチを付けるのはどうか
 ■批判を受けたら、同じ人から賞賛を浴びる作品を書いて見返してやるのが正道
>>310(総督府)、>>568(本スレ)に対して
 ■ルール作りとは違う、作品の質が悪いものがあるのは事実だから、それに対して
  批判を行うことで、より良い作品を創る指針とするのが、スレを発展させることになる
 ■エロまで容認することはニホンちゃん的には無理なので、そんなものまで本スレに
  うpした場合、どういうことになるのか。「俺漏れも」的に駄エロを垂れ流すヴァカが
  出ないとも限らない。そんなことになったスレが「発展した」と言えるのか
といっているように感じる。

357 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/02/11(火) 00:57 ID:1bIDgl1w
三毛氏は一貫して作品に対する作家の責任の重さを主張。
>>568氏は風紀委員に対する批判。作家に罪はない、とも取れる。
(なんだか、性善説と性悪説みたいですね。)
しかも、568氏は>>573(本スレ)にて批判と文句をごっちゃにした主張を展開。
三毛氏の主張を
>漫才を愛するあまり才を潰してる古い漫才師の師匠 みたいな意見
と両断。
>自分が面白くしてやろうという前向きな気持ちが大切だと思う
と結論付ける。
三毛氏が
>そんな気持ちはとうの昔に枯れ果てました。もはや絶望しています。
と返すと
>だったらもう2度とこのスレに来ないでください
>あなたのやってることは作家を育てるどころか
>作家のやる気を無くさせることだと思います

そして三毛氏はこのスレを見限って出て行ってしまったわけです。




358 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/02/11(火) 00:57 ID:1bIDgl1w
ここからは私の意見ですが、
やっぱり批判されるものって言うのは何らかの問題があるわけです。(文句とは違う)

三毛氏が>>467(本スレ)で行った批判は、磨風烏賊槌丸さんに対する
文章の読みにくさに対する批判です。
その批判には、
>書き上げた後、何度か読み返して、ケアレスミスや、テンポが悪く感じた所を修正
>してみてはいかがでしょうか?
と「どのようにすれば作品の完成度が上がるか」、先輩作家として忠告しています。

これをして「文句」と主張するのはどうかと思うのですが。
文句と言うのは、「つまんねえ」「これのどこが面白いの?もっと精進しる!」とか。
そんなことだと思うのです。
「ここがいけない、こうした方がいいんじゃない?」
こういった、「もっと良い作品を創るための提案」を取捨選択するのが
作家の力量、度量だと思うのですが、皆さんどう思うんでしょうね。
批判があった方が、スレの発展に繋がるとは思いませんかね。

ただ、どう考えてもおかしい意見(ex.エロを増やせ、ニホンXアーリアきぼんぬ)は
黙殺が基本になると思います。
重視して欲しいのは、建設的な意見って奴です。

こんなんでどうでしょう?

359 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/02/11(火) 02:28 ID:lsH4TIoo
ああ、>>568氏(本スレ)の指す風紀委員て言うのは、名無しで書き込んでる人の事かな?

だとしても、それこそ「度量・力量」で考えていくべきではないでしょうか。
建設的な意見(マンセーレスじゃないよ)があれば、それを取り入れるなり
なんなりすればいいわけです。
駄作ばかりageていればいつまでも叩かれ続けるわけですから。
そしたら、「やっぱ俺って文章下手なんだ」とか気付くでしょうし。
それで意見を取り入れて同じ人に誉められたら、それは嬉しいことでしょう。

文句があるのは問題があるからです。
しかし、文句を言う方も、考えて文章を練ってからうpするのが、作家に対する
誠意なのではないでしょうか?
煽り口調のレスでは、作家の方も憤慨してしまうでしょうから。

「なんでもあり」は2ちゃんねるを象徴していますが、
それは一つの側面からしか物事を見ていません。

良い作品を読みたくてレスしているのであれば、それなりの文体、態度で
文句なり批判・批評を付けるのがスジってもんです。
相手(作家)はお友達でも家族でもありません、赤の他人なんですから。
自分の意見を通してもらいたければ、それなりの礼儀を守るべきだと思いますよ>ALL


360 名前:  :2003/02/11(火) 06:11 ID:9PhtLj.A
>>355

>今回の件について、正直ピンとこないところがあったんですよ。
>的を得た批評が無いとか、まともなレスがつかないとか、そんなに騒ぐほどのことかなぁって。
>テキストネタ、絵板含めてですが。

この上なく同意(´ー`)
みんなよかれと思って問題提起してるんだろうなとは思うけど、
とはいえこんな大騒ぎするほどのことじゃないとも思う。

まあ「本スレで論争は禁止」ぐらいでいいんじゃないのかね。
揉めはじめたら議論スレに誘導、それを無視するアホは
全員でスルー。反応した奴も荒らし。この手のスレの常道。

361 名前:  :2003/02/11(火) 06:20 ID:9PhtLj.A
今更晒すみたいでなんだが、
おそらく発端となった磨風烏賊槌丸氏の作品とそれに対する反応
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1039534514/413-447

たしかに読みづらいと言えば読みづらいが、
「改行とか入れると読みやすくなりますよ」ぐらいで済む話じゃない?
「批判」の中でも、438あたりは論外ですな。
もちろん反応しちゃった作者も悪いが、
その後438ではなく作者が一斉に非難されてるのは気の毒かも。

あと、このぐらいの読みづらさの作品は第一話のころから
「常に」あったし、「レベル落ちた」とも思えず。
初期と比べたらずいぶん安定してきてるんでないかなあ。
今までだって「ニホンちゃんのレベルも落ちた」「もうだめぽ」
言われてたことあったけど、公式でまとめて読んでると
別にずーっと安定してるように見えるの俺だけ?

362 名前:355 :2003/02/11(火) 11:08 ID:aqVDh2Jw
>>360-361

漏れが言いたかったのは、360が引用した前半部じゃなくてむしろ後半部だった
のですが・・・

363 名前:オウテツ :2003/02/11(火) 19:03 ID:vyzqomlc
えーすみません。しばらく接続できなかったもんで。

こうして皆さんの意見を聞いておりますと、みんながこのスレをつまらないと感じている原因のひとつが、
それぞれがそれぞれの意見を言い合う中で、お互いに自分の意見を相手に押し付けようとしている感じがあるということじゃないかと思うわけですよ。
これは小説だけじゃなくて掲示板全般に言えることなんだけど、書き込みをする以上はそれ相応の責任が伴う。


364 名前:オウテツ :2003/02/11(火) 19:03 ID:vyzqomlc
小説に関しても、ここに投稿される作品は不特定多数によるものだから当然ピンキリ。ならばお互い向上していこうじゃないか。それには厳しい意見も必要なんじゃないか。
こういう三毛さんの意見もなるほどです。現に三毛さん自身はたくさんの意見を聞いて、より良い作品にしようとがんばってみえた。それは三毛さん自身のこだわりだったと思うんですね。
しかし「作者を縛ってしまう」という意見も、私としては否定はできんなと思うわけです。
なぜなら、すべての作家が三毛さんのように真剣に取り組んでいるとは限らない、非営利であり、別にアニメ化するわけでも一般書籍として出版するわけでもない。
仲間内でやっているという形ですよね。それに何も命かけなくったって、という考えを持つ人がいることも否定できないと思うですよ。

365 名前:オウテツ :2003/02/11(火) 19:16 ID:005hGqqk
それを「気合がタリン!!」と言うのもまあ確かにいいのですが、それを人に押し付けるような格好になってしまうと、とても書き込みにくい雰囲気になってしまう。
「新しい作品考えついたけど、私なりに一生懸命考えたつもりだけど、なんっか投稿しにくい」と。
現に私もそうでしたし(まあ結局投稿したし、私としては勉強になったけど)。
昔の2ちゃんはよっぽど面白いことを書き込まなければならないから、書き込みが洗練されてたし、当然今のように駄スレ・糞スレがあふれているということもなかった(らしい)ということを考えれば、
今回のことは古参と新人の意見の対立とも思えるわけで、
これはもう、時の流れ上仕方のないこととも思えるですよ。

366 名前:オウテツ :2003/02/11(火) 19:31 ID:g2RJP176
私事で恐縮なのですが、うちの亭主(ここでは「偉大なる将軍様」と呼んでいますがw)が代表をやってた劇団のサイトでも同じ事が起きまして。
劇団の本来あるべき姿を考え直すためにも、一度活動を停止することになったです。
再開するかどうかはブラックボックスでしたが、最近再開したようです。
ちなみに亭主は活動停止中に代表を辞めました。その他脚本家が役者をやってみたりと、今までやってなかった試みをしているようです。

参考になるかどうかはわかりませんが、こういう形の「団体の危機」というのはよく見かけるんで、そのひとつの打開策としてこんな形があったよん、という程度にとどめておいてもらえれば幸いです。
ニホンちゃんスレ風にするなら例えば一切の活動を停止する、別のサイトをつくって独立する、あるいは一定期間だけでもROMの人だけに作品を書いてもらうとか、いろんな方法があると思います。どれもあまり建設的じゃないかな…。
あ、もちろんけっして押し付けはしません。w

ちなみに私の作品に関してはひとつもレスつかなかったので、ちょっとショックでしたw
まあ、これは暗黙の「(・∀・)カエレ!」コールだったのだと思って、精進します…

367 名前:    :2003/02/12(水) 09:56 ID:c4qSTtKs
正直レスが1つもつかないよりだったら、
「ここを〜した方がいい」とか「ここはおかしい」
とか指摘された方が投稿者としては嬉しいよね。
少なくとも読んでくれてるし、意識してくれてるって解るから。
そういった意味で俺は批評した方がいいと思うんだけど、
向こうのスレの568は批評じゃなくて単なる個人への集団叩きになってたり、
作品の良いところを見ずに、スレのルールに反するって理由で
切り捨てる様な書き込みが投稿者のやる気を削ぐし、雰囲気悪くしてる
って言いたいんだと思う。

三毛氏だって「つまんない話投稿する香具師はどんどん叩け」
って言ってるワケじゃなくて、あくまで意見交換して作品の推敲みたいな形を
取りたかっただけだと思うし。
だから、この二人は自分を通すんじゃなくて相手の意見を
もっとちゃんと聞くべきだったと思う。
最後の方なんか感情にまかせて売り言葉に買い言葉状態だったし。

368 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/13(木) 21:16 ID:C6ORasCo
絶望は愚か者の結論。
投げてしまった時点でそいつの負けさ。
書きたくなければ書かなければいい。

369 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/14(金) 00:42 ID:mzMkqDlM
>>368
「正論」ではあるんでしょうが、私にはなんだか発言に重みが感じられません。
うまく言えないんでスマソですが。


370 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/15(土) 01:26 ID:.MPR5aSI
ヨーグルト

今日も今日とてへい……少しきな臭い、ある日の放課後
ニホンちゃんはタイワンちゃんとのんびりお喋りをしていました。
「ニホン」
いつの間にか机の側にえらの張った包帯男―カンコ君が立っていました。
「ヒッ」
中身がカンコ君とはいえ、ミイラ男に引く二人。
「アイゴー。その反応はあんまりニダ。
 今日は、ウリの新製品のモニターをして欲しいニダ」
そう言うと、カンコ君は机の上に一つの瓶を置きました。
「……何コレ」
「ウリの開発したヨーグルトニダ」
「お腹すいてないし、いらないよぉ」
「違うニダ。食用じゃないニダ。コレを塗ると、お肌スベスベになるニダ。
 美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに美しくなるニダ」
美の追求は女の子永遠のテーマ。送り主が送り主とはいえこのプレゼントに
ニホンちゃんは大喜びです。
「え、本当!?ありがとう早速家に帰って使ってみるね」
「……今使うニダ」
「へ?」
「ウリの新製品の素晴らしさをアピールする為に今ここで使うニダ」

普段ならここで、タイワンちゃんかアーリアちゃんの渾身の一撃が入る所ですが……。
「ウフフ、駄目よニホンちゃん」
顔を赤らめて身をよじるタイワンちゃん。どうやら妄想の世界にトリップしているようです。
アーリアちゃんはアーリアちゃんで理性と欲望の一騎打ちの最中。
その他の女子はお肌スベスベには興味がありますが、
ここで使わされるのは御免こうむる、と傍観を決め込んでいる様子。
クラスメイト男子は論外、イタリアーノ君だけはいつもの通りですが、戦力外です。

371 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/15(土) 01:26 ID:.MPR5aSI
「さあニホン、今すぐ使うニダ」
ニホンちゃんににじり寄る包帯カンコ君。その姿はミイラ男さながらです。
「どうして私なの?」
「昨日チョゴリに頼んだら、殴り飛ばされたニダ」
「どうやって頼んだの?」
「普通に頼んだニダ」
「いつ?」
「風呂入ってるときニダ」
「殺されても文句言えないよぉ」
うっかり本音を漏らすニホンちゃん。
「うるさいニダ!とにかく、ニホンは今ここで使うニダァァァッ!」
狂犬の如くニホンちゃんにとびかかるカンコ君。危しニホンちゃん。と、その時

暴れ牛が一頭教室のドアを突き破り、カンコ君を角で突き上げました。
見事な放物線を描いて床に落ちるカンコ君。
「フラメンコ先生!」
牛に乗ったフラメンコ先生に一同目を丸くしています。先生は他の生徒に目もくれず
名実共にボロ雑巾と化したカンコ君の肩を掴むと
「どうして私を差し置いてガキに使わすんじゃゴルァ」
カンコ君を激しく揺すります。
ああ、哀しきはお肌の曲がり角。肌年齢が気になって仕方ないフラメンコ先生を差し置いて
子供に勧めるとは言語道断。ブチ切れです。

*数分後*

「みんなそろそろ下校の時間よ。カンコ君にはお説教です。職員室までいらっしゃい」
フラメンコ先生、『いらっしゃい』とは言ってますが、
カンコ君は縛られてで牛に引き摺られています。
「子供にはお化粧なんて早いのよ。そう、手入れなんかしなくてもスベスベのツヤツヤ」
そう言うと、来た時とは違って肩を落として帰っていきました。

カンコ君がどうなったか?それは別のお話。



372 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/15(土) 01:30 ID:.MPR5aSI
どうも、本スレのほうに書き込めないのでこちらでうpさせて頂きました。
元ネタは本スレ657です。
http://japanese.joins.com/html/2003/0127/20030127203725400.html

オチをつけるのって難しいですね。
話の腰を折って申し訳ありませんでした。

373 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/15(土) 22:19 ID:1dCbI/aY
ア、アーリアタソ(; ´Д`)ハァハァ

どうみてもアーリアタソは百合のk(以下ry

374 名前:ニー :2003/02/17(月) 19:39 ID:QJWNKVaE
アーリアタンの百合ネタはやめろっつーの。
キモスギマス。超キライデス。

375 名前:ニー :2003/02/17(月) 19:41 ID:QJWNKVaE
・・・脊髄反射スマソ。

でも首釣りたくなるほどそのテのネタがキライな香具師もいるということは
心にとめておいてほしいです・・・

スルナトハイワナイカラ。

376 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/17(月) 20:59 ID:4VnBEzwk
百合は脳内で補完してくらはい。

377 名前:巨乳未亡人@腐れ絵師 ◆7n.eIuak :2003/02/17(月) 23:32 ID:ea7MdFSk
万人が受けるよう話しかけーつー訳じゃねーけど、
少なくとも、偏った作品を、勘違いして書くのは、止めた
方がいいわな。


378 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/18(火) 01:00 ID:8BAYBnNI
>>370-371
百合ネタはアレだが、それ以外の部分は十分面白かったと思う。
萌えネタは取り扱い注意っちゅーことやね。


379 名前:_ :2003/02/18(火) 01:43 ID:d7msrcuw
>>370-371
俺は面白かったと思うよ。百合ネタもぎりぎりセーフ。
ただ「イタリアーノ君」はちょっと。

374以降があまりにも感情的な批判なのはどうなのかね。
もし370が最近来た人なら何故批判されるのか訳分からんだろう。
過去ログには百合ネタも収録されてるんだから。

以下簡単な説明。
何故百合ネタが駄目だとされてるか、という点については
本スレでは、「ドイツってそんなに親日じゃないだろ」
というところで書かれなくなった、という経緯がある。
ただそれだけだとすると、他のキャラの行動についても納得のいかんものは
いくらでもある訳で、もう一歩踏み込んだ説明が必要だと思う。
これは個人的な見解だが、百合ネタはやおいネタと同様に、
それがそのネタであるというだけで嫌う人が居て、
荒れる原因となるから出来るだけ避けよう、という不文律があるように思う。

370ぐらいならここ(補完スレ)ならセーフだと思うんだが、甘いのかな。

380 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/18(火) 03:20 ID:8BAYBnNI
そのテのネタって嫌いな人は、ほんの少し雰囲気を匂わすだけでも
拒否反応でるからなぁ。
ど〜しても話の流れに必要って場合以外には(そういう場面などほとんど
ないだろうが)避けるに越したことないのでは。

370さん、話は面白かったのでガンガレー。

381 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/18(火) 13:50 ID:4cQxp.P2
特化ネタは、うらてらすにでも書くがよろし。

382 名前:370 :2003/02/18(火) 16:30 ID:jNy7yeqk
いや、こちらも冷却期間を置かずにさっさと出してしまいました。
よくよく見たら、問題の箇所なくても話通じるし……。

今後は十分気をつけていきます。

383 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/19(水) 01:29 ID:8JU6KjTg
「アジアグループ」

ある日ニホンちゃんたちアジア町の子供達はヨーロッパ町のようなグループをアジア町にも作ろうと
話し合いをしていました。しかし会議が始まるやいなやニホンちゃんから意外な言葉が飛び出してきました
ニホン「ごめんなさいカンコ君。アジア町でグループつくりたいんだけど
    あなたともう一人のブタは必要ないと思うの、ってゆうかいらない」
突然ニホンちゃんのあどけない顔とは裏腹な毒舌を食らったカンコ君。
当然彼が黙って「はいそうニダか」と引き下がるわけがありません
カンコ「な!どういう意味ニダ!ウリとキッチョムブラジャーに対する差別ニダ!
    ウリ達を」
ニホン「だって魅力がないんだもん」
すかさず突っ込みを入れるニホンちゃん。いつになく強気です
カンコ「だったらチューゴ君はどうニダ!?あんなののどこに魅力があるというニダか?」
ニホン「家族が多いじゃない、あっ。救急箱持ってくるね」
カンコ「あ!ニホン逃げるとは卑怯ニダ!謝罪と(略」
そのとき、誰かの手がカンコ君の肩に乗りました、
瞬間カンコ君の顔が引きつりました
チューゴ「おいカンコ。あんなのってのは誰を指して言ってるアルか?非常に興味深いアル」
カンコ「ア・・アアア・・・」
チューゴ「外の空気を吸いたいアル。カンコ。表へ出るアル」
カンコ「アイゴォォォォォォォォォ!!!!!」


384 名前:モンゴル750(ナナハン) ◆20gERCQ6 :2003/02/19(水) 01:33 ID:8JU6KjTg
ごめんなさい

ageてしまいました
しかも名無しで、ごめんなさい

このお話は極東板のとあるスレで名無しさんがアジア経済圏は必要だが
韓国と北はいらんというレスがあり、その瞬間考え付いたものです


385 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/02/19(水) 02:47 ID:v.s5/A/Q
極東板がネタ元ならウヨ君辺りにニホンちゃんのセリフ言わせた方が良かったカモネー。
キレてない通常モードのニホンちゃんが毒舌振りまくってのもイメージしにくいし

386 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:06 ID:L.tr08Cw
お願いです、だれか2chで17クール目を立ててくれませんか。
気合い入れて過去ログリンクの修正と史上最長の地鎮祭を書いたのにこのホスト
じゃ立てられないっていわれました…。
以下のテンプレートを貼りつけてくれればいいですからお願いします。

387 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:06 ID:L.tr08Cw
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。

前スレ
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 16クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1039534514/

388 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:06 ID:L.tr08Cw
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628
大河ドラマ「ニホンちゃん」
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=995270347
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 3クール目
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=995710507
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=996515142
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 5クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/997/997449486.html
愛と憎しみのドラマ小説「ニホンちゃん」 6クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/998/998497708.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 6クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/korea_refuge_old/999011509.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 7クール目
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1003202607

389 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:07 ID:L.tr08Cw
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 8クール目
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1006483116
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 9クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/1010/10103/1010376182.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 10クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/1014/10143/1014327874.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 11クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1018599620/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 12クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1021604702/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 13クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1024846941/
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1024846941/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 14クール目(dat落ち)
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1028225672/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 15クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1032396328/

390 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:08 ID:L.tr08Cw
<丶`∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動!」
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news&key=994649225
<丶`∀´>このスレのミラーニダ
http://members.tripod.co.jp/sute2ch/
<丶`∀´>このスレのHPニダ
http://funshei.tripod.co.jp/
<丶`∀´>イラスト倉庫ニダ
http://page.freett.com/nihon_chan/
<丶`∀´>画像掲示板ニダ
http://cgi.www5b.biglobe.ne.jp/~yo-in/gazou/imgboard.cgi
<丶`∀´>このスレの大辞典ニダ
http://www7.plala.or.jp/nihongatyo/dic/dictop.htm
<丶`∀´>お絵描き掲示板ニダ
http://w3.oekakies.com/p/nihon2/p.cgi
<丶`∀´>このスレの検索エンジンニダ
http://isweb41.infoseek.co.jp/novel/mrcopa/

391 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:08 ID:L.tr08Cw
主な登場人物 (一部抜粋、順不同)
ニホンちゃん‥‥‥‥本編の主人公。可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
アメリー君‥‥‥‥‥クラスの番長。一番大好きの陽気な暴れん坊。
エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼の知性派。マイスター並みの器用な手をもつ。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。暗殺者として養成された暗い過去を持つ。ニホンちゃんが大好き。
フランソワーズちゃん‥ワガママいっぱいのクラスの女王様。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
マカロニーノ君‥‥‥美女と美食をこよなく愛するプレイボーイ。
ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。小学生なのに呑んだくれる日々。


392 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:08 ID:L.tr08Cw
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。
タイワンちゃん‥‥‥ニホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥ニホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
フラメンコ先生‥‥‥五年地球組の担任。情熱的指導で子供たちを導く。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。三年地球組。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。幼さを色濃く残す無垢な少女。三年地球組。
ハプスブルク先生……三年地球組の担任。没落した旧家のお嬢様で、保母さんタイプ。

<丶`∀´>ここに詳しい登場人物紹介があるニダ
http://funshei.tripod.co.jp/about.htm

393 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:33 ID:L.tr08Cw
どうも皆さん初めまして。
当サイトは巨大匿名掲示板 2ch で大好評連載中の
連続小説ドラマ小説ニホンちゃんをまとめたサイトです。
元ネタはこちら
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628&ls=100
さて、2ch からこちらにいらした方はともかく、「ちゆ12歳」など、
このサイトの元ネタを知らずにここに来た方には、まず知っておいてもらいたいことがあります。
このサイトにある100話以上小説ですが、驚くべき事に
その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
とても信じられない? では、そんなあなたに質問です。

問題1 サクラのソメイヨシノはどの国が起源でしょうか?
問題2 寿司はどの国が起源でしょうか?
問題3 剣道はどの国が起源でしょうか?

答え 上記問題1、2、3ともに正解は韓国

394 名前:北極星 :2003/03/02(日) 16:34 ID:L.tr08Cw
嘘だと思いましたか? その通り、上記の答えは全て真っ赤な嘘です。
ただし、これを大まじめで主張している国があります。
それが韓国です。
言っておきますが個人がおかしな電波を飛ばしているのではありません。
韓国のマスコミなどが本気で言っているのです。
例えば剣道などは以下のサイトがとても詳しいです。

剣道の起源は韓国にあり!?
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/

これらは氷山のほんの一角にすぎません。
韓国は知れば知るほど訳がわからなくなってくる謎の国です。
興味がわいたなら、2ch のハングル版を覗いてみればどうでしょう?
http://academy.2ch.net/korea/

色々書いてきましたが、このサイトはそんな韓国に対して、
もう怒るのや呆れるのを通り越し、笑うしかねーYO! という立場に立っています。
読んでみればわかりますが、カンコ君に対する東海より深い愛情が感じ取れることでしょう。

それと一応最後に断っておきます。
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。

395 名前:プレ学芸会 :2003/03/05(水) 02:43 ID:0ScbRoro
今日はプレ学芸会。各クラスの出し物は低学年はお歌などを。3,4年生は合唱や演奏。6年生はお芝居です。
しかし、ちょっと面白みに賭けています。ここであえて肌を脱ぐ中間管理小学生の5年生が急遽演目の変更しました。
なぜ、このような暴挙にでてしまったのか。どうやら平穏より刺激。冷静と情熱の間なら情熱ぎみ、という担任の
教育方針のためでした。退屈なプレ学芸会に卍固め、ということで演目は討論大会をやるようです。

諸事情の多い5年生は前後半と2つに分けてプログラムを消化するようです。後半は【下校時間まで生討論!】
学校一の釣り氏と名高いアサヒちゃん司会の討論番組。並々ならぬパネリストたち。これは嫁を質にいれても観たい!
と先生方の評判も上場です。で、前半には関係するように裁判コメディーをやるようです。
もしかして恋愛に不器用な女弁護士ものかも!もしかしたら行列ものかも!もしかしたら三人とも一両を損するかも!
観客の期待はドンドン大きくなります。プロデューサー(担任)の会場の思惑どうり。そして5年生の出番になりました。

【司会:カンコ亭ニダク】 <''`∀´''><「四角いカンコが、まーるく収めまっせー」

♪ホンワカパッパー、ホンワカパッパー、ホンワ、ホンワ、ホンワ、ジャージャン。

【ペルシャ相談員】【ニホン相談員】【アメリー相談員】         【相談者: バグダットキムチ (若手コンビ)】
       パチパチ   パチパチ     ムスッ    
  ∬´▽`)ノ/   ( ^▽^)ノ/  ( ゚ぺ)             イラク→( `,_っ´) <●_● >←キッチョム
 
どーみても不味いキャステイング。相談者は漫才をしながら相談員に相談内容を説明します。
話は隣の家の木の落ち葉が自分の家の庭に落ちた所から、その落ち葉は自分のものになるという事案を持ち出し、
いつのまにか隣の家ごとを占領したり、拉致ったり、お茶目なガス作ったり、ピカドンを作ったり、面白ろニュースを
流して挑発するのも法律に違反するなのか?という相談。明らかに相談員は曇り顔に涙雨に怒髪天。
しかし、司会はお構いなしに空元気に進行。「では、相談員に聞いてみるニダ。アメリー相談員!」
   _, ,_
 ( ゚ぺ)<「オマイラ地図から消す!」
レッツウォー

 (;^▽^)<「え〜支援するよーな、しないよーな。しないよ!とか断言はしない方向で検討を考慮します。」
チョータマムシ

 ∬´◇`) ・・・ドーシテコウナッチャウノ・・・・
ドウジョウ

バラバラな意見。町一番のトラブルをまとめる術はありません。しかし、司会はお話をまとめなくてはいけません。
町一番のトラブルを町一番のラフメイカーであるカンコ君がまとめるのが見所なのです。彼は叫びます。
「簡単ニダ。あっちを立てれば、こっちが立たず。なら、とりあえずで誰かが矢面に立てばいいニダ」
「それにどーせ、結局は銭(じぇに)ってことニダよね。なら都合いいニダ。おいニホン!」

<;`∀´><「というわけでニホンは友情の為、示談金を納めるニダ!よろしく!」  Σ(^▽^;) ウソーン
     
が、こっからが総督府板のいい所。ニホンちゃんはいわれるがままステージ上で銭をまきました。

   。  。 。   。      。    。   。     。  。 。
      。 。   。  。   。    。  。  。 。
          。  。   。    。  。  。  。    。
             。  。 。  。  。 。
                。 。\(^▽^)/。 。        
<;●_●<;`∀´>/      ゼニまくどー!風流せい!    (゚ぺ;)      (´▽`∬
ジャマニダ! コッチナゲロ!                         クレイジー!     カブキモノ!

                                                  ∧ ∧
 ∬´▽`)<「ヒドイお話ですが、お蔵入りは忍びない、てなわけで箸休めなお話」 (´▽` ) 
ペルシャ                                            ペルシャネコ


396 名前:議論用なので・・・それっぽい事を :2003/03/05(水) 03:06 ID:0ScbRoro
名前なんですがいまだに マカロニーノ → イタリアーノ みたいにパっと見は
ああ、イタリアのことか、とわかりますが過去のお話をみてないのか〜と。
良し悪しはありません。面白いもん書いたモン勝ちです。

ロシアノビッチ→ロシアノスキー とか セイロン→ズリジャヤワルダナプラコッテ  とか結構ありますよね。

おっさんがイタリアを”イタリー”って言っちゃう感じに似ていません?気のせいか?

 ( ^▽^)<「エスパルスをエスパレス」 
オッサンハフシギ!

397 名前:誤爆野郎 :2003/03/07(金) 12:23 ID:7uSXhbKw
最初、本スレのほうに誤爆した大馬鹿モノです。とりあえずこちらにアップしますが、
直すべきところを指摘してもらった上で本スレに再アップするつもりです。


やあ、よく来たね、お嬢ちゃん。でも、ここは君の来るところじゃないんだ。…
そうか、じゃあ、おじさんがひとつお話をしてあげよう。それを聞いたら帰るんだ、いいね?
何の話かって?それは、
「DEROSを迎えられなかったおじさんたちの話さ…」


僕がレザーネック隊に入ったのは、真珠島事件の1年後のことだった。
もう滅茶苦茶だったよ。なにせ、ヨーロッパでも大騒ぎだったのに、兵隊さんたちをニホン家のほうにも回
さなくちゃいけなくてね。隊の上のほうでは命令がごちゃごちゃさ。
ユーロ町方面に回るはずだった班に、突然オージー家への展開命令が出たりしたものさ。
教官たちは四六時中怒鳴り散らしてるしね。
で、彼は2ヶ月で訓練学校を卒業して、翌年の5月に太平池方面に配属されたんだ。
あはは、難しいかい?つまり、今アメリー家で「かりほるにあの間」って言われてるところに行ったのさ。
で、そこから太平池に漕ぎ出した。

彼はたくさんの戦いに参加したよ。まあしゃる島、まりあな島、レザーネック班が行ったところで、
彼の行かないところは無かったね。彼は、いおー島にも上陸したんだ。
彼がまりあな島に上陸したとき、あの時は凄かったね。島全体が火を噴いているような感じだったよ。
周りの奴は次々に倒れていった。日本の奴らはこっちを完全に捉えていた。
舟艇から飛び降りて、浅瀬を走ってるときに、僕は足を撃たれて倒れた。
倒れている彼を、近くを走っていた二人の兵士が運んでくれた。一人は南部訛りの白人で、もう一人は黒
人だった。
彼が救護所にいるときに、そのうちの白人が撃たれて運ばれてきた。彼はそのままシーツを掛けられた。


398 名前:誤爆野郎 :2003/03/07(金) 12:24 ID:7uSXhbKw
彼がイオージマに上陸したとき、彼は機関銃小隊の親玉だった。彼らは真っ先に島に上陸して、撃ちまくった。
最初は順調だったけど、日本の機関砲陣地にでくわした。
彼はそのとき、手榴弾を投げ込んで、相手を降参させた。
島の奥に進めば進むほど、日本は猛烈に抵抗した。
彼らはしょっちゅう足止めを食った。たくさんの陣地にでくわした。
いくつかは機関銃で降参させ、いくつかは彼が手榴弾で降参させた。
彼は英雄になった。
でも、彼がある機関銃陣地に手榴弾を放り込んで、逃げる途中、彼の背中めがけて手榴弾が投げられた。
そして僕は「死んだんだ」


少女はふと我に帰った。さっきまでいたはずの、老人はどこにも見えなかった。
足元ではただ風に巻き上げられた枯葉が舞うばかり――



合衆国海兵隊 コール軍曹(1920-1945)に捧げる

<解説>
えー、一回目は見事に誤爆したアホタレです。
スレッドの皆様のお奨めもありましたので、純粋な「ニホンちゃん」Ver.を書いてみた「つもり」です。
機関銃を水鉄砲、手榴弾はお手玉にでも変えようかと思ったんですが、あわなそうなのでやめときました。
とりあえず、固有名詞は変換してあるはずです。
なお、最初に扱っていたグレイ軍曹ではなく、コール軍曹に主人公を変更いたしました。
コール軍曹はグレイ軍曹と同じ年に生まれ、同じ年に同じ場所でその生涯を閉じました。
このコール軍曹の業績をたたえ、後にアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦に彼の名前が付けられました。
しかし、このDDG67「コール」を悲劇が襲います。アデン港でテロリストによる自爆攻撃を受け、大破したのです。
ちなみに黒人と白人の話は、硫黄島攻撃に参加した海兵隊員の誰かの手記によるのですが、誰のか判らないので
引用させてもらいました。

399 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/07(金) 14:24 ID:CS6e//Vk
>>397
ニホンちゃんverの改変お疲れさまですた。

が、細かいことを言わせて貰うと地球町はミサイルがロケット花火に置き換えられてしまうぐらい
殺し合い等とは縁のない世界として設定されているので、機関銃とか手榴弾がそのまま出てくる
方がニホンちゃんの世界にあわないと思われます。

それと黒人→クーロイ君、というように人種民族も既に「擬人化されたキャラクター」として存在して
いるので黒人、白人と言った呼び方は違和感がありました。

>ヨーロッパでも大騒ぎ
>日本の奴ら
等の修正漏れも目立ちます。


なんかアラ探しチックなツッコミになってしまいましたが、殺した殺された犯された、という「史実」
をいかに「ニホンちゃんの世界」に合わせてコミカルに表現するか、というところが職人として難しい
ところでもあり、また面白いところでもあると思います。

今後の活躍に期待します。がんがってください。

400 名前:誤爆野郎 :2003/03/07(金) 15:57 ID:7uSXhbKw
>>399
ありがとうございます。
>なんかアラ探しチックなツッコミ
ワタクシがここに書き込んだ目的はまさにアラ探ししてもらうことなので、実は願ったり適ったりです(笑
では、もう少し(ない頭を絞って)考えてみます(爆


401 名前:  :2003/03/09(日) 14:33 ID:5i9jA.Sk
久々に来たんだが、もうまともに見ていける量じゃ無くなってるな。

公式サイトに投票ボタンでもつけて、どの話がいいのか教えれ。
「どの話がよかったのか一人一票」じゃなくて
「各話読み終わったあとに面白かったらボタン押しやがれ」方式で。



・・・荒れそうだからやんないの?

402 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/09(日) 17:20 ID:uNRUbbf2
ふつーに荒れるだろ、それ。
っつーか職人さんは自分の作品に愛着持ってるわけだし。
第一「全部読むのメンドクセーから面白いのダケ教えろ」って自分勝手にも程があると小一時間(ry

403 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/15(土) 17:50 ID:nn3Zp/iA
>>本スレ169
そもそも、○○家という表現が出てきたのは、家族(ジミンさんやカンコックさん)
が登場して、それが定着したからだろ?そういうサブキャラがいないと成立しない
話があるわけだし。
それ以前に、○○家って表現を使っていない常連作家を捜す方が難しいと思うが。
つまり、作家さんはそういう表現に関してはなんの違和感もないのだと判断するがな。

>「何の工夫もない凡作」はほとんどスルーされてるじゃん。
それは、なんの工夫もないからスルーされてるのではなく、

た だ 単 に つ ま ら な い か ら

放置されてるだけだと思われ。
工夫たっぷり趣向を凝らしても、それ以前に小説として成立してないからだと思うが。
ま、あんたが書く話に期待してるよ。
がんがって工夫を凝らして、なおかつ面白い話を書いておくれ。

404 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/15(土) 18:49 ID:4UH9nn6c
>>403
>それは、なんの工夫もないからスルーされてるのではなく、
>た だ 単 に つ ま ら な い か ら

つまらないのをつまらないという事も読者の礼儀じゃねーのか?
どこがどう悪いと指摘することも含めて

思うが、補完スレの『still』に感想付けてる香具師非常に少ねえだろ
つまらないからじゃなくて、作者は書いて当然と思ってるからレスしねえだろ
最近常連作者の投稿が少ねえのは
漏れも含めて読者に呆れてしまったんじゃねーのか?


405 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/15(土) 21:09 ID:0rSDm6i2
>>403
論点がズレてるよ。

そもそも折れの批判は、本スレの160に書いたものに尽きるんだけどね。

>あくまでニホンちゃんは
>国家そのものを擬人化するストーリーでしょう。
>「家=国家」にしたらキャラが弱まるんだよ。

このままだよ。それに対する反論は、
「作家たちのやりやすいようにやってもらえばいい」
「お前に賛成するレスがついていない」
「作家は違和感をいだいていない」
等々、およそ非論理的なものだった。
いうまでもないが、作家が書きやすかろうが、賛成するレスがなかろうが、批判は正当なものでありうる。

そもそもなにをそんなにムキになってるんだね。
折れは本スレ167で、
>そういうストーリーは無視すればいいだけの話だしね。
と、きわめてまっとうな姿勢をしめしておわりにしたつもりだったのに。


406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。  :2003/03/15(土) 21:11 ID:FZlu5uiw
>>404
単純に、どうレスをつけたらいいものかわからないと思われ。
「おもしろかったデス、よかったデス」では自分がバカさらしてるだけの気がする。

407 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/15(土) 21:37 ID:KKTuMSEg
>>405
あんたが「凡作」と切って捨てたのが気に入らなかったんでね。
○○家という表現を多用してる作家さんの話にも、面白いものが多いしな。
ひとりよがりに見えたんだよ。

408 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/15(土) 22:53 ID:4UH9nn6c
>>405
>等々、およそ非論理的なものだった。
例を挙げるとするなら、第1396話「気まぐれシル〜ク・ロード」なんかは
元ネタがアレだから親子で登場しているのは理に適った作話だ。
キャラが弱まるかどうかは作者の力量次第だから、その力量を批判すればよろしい。
あなたのいっていることは方法を禁止する的外れな批判だ。

>>そういうストーリーは無視すればいいだけの話だしね。
>と、きわめてまっとうな姿勢をしめしておわりにしたつもりだったのに。
無視すればするほど凡作は増えていくと思われ。
作者を育てるのは読者だぞ。そんな姿勢では騒ぐだけのクレクレ厨と同レベルだ。

>>406
曲がりなりにも義務教育を受けてきたんだから低脳レスだけは勘弁
消防厨房ぢゃないんだからせめて「よかったが、ここをこうすればもっとよくなる」
程度のレスは返したいわな。勿論、悪いところは指摘する。
作者の力量よりまず読者のレベルが低いんじゃねーのと煽ってみる。

409 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/03/18(火) 18:07 ID:.J32uzcU
「中東組」

「フランソワーズめ!僕の提案に文句つけやがって!
どう考えたってイラクの奴が悪いだろうが!!」

アメリー君は、地球町内安全保障会議(アンポリ)でイラク君が花火を作るのを
止められていたのに、皆に秘密で作っている(とアメリー君は思っている)イラク君に対して、
「花火があるのは分かっている、とっとと出して捨てろ!
さもなくば、町内を敵に回して喧嘩することになるぞ!大喧嘩だ!」
とすごんでいました。

しかし、フランソワーズちゃんがぴしゃりと水を打ちます。
「喧嘩するだけで解決する問題ではありませんわ。根本的な解決のためには、
平和的にお話し合いをする必要がありますもの」
「というわけで、わたくし今回ばかりはアメリー君の提案には賛成できませんの。むしろ、反対ですわ」
と、アメリー君の提案に反対なばかりか、提案を無かったことにする「拒否券」を使うと言うのです。

「拒否券」とは、町内で大きな力を持った家に配られるチケットで、これを使うと
せっかく出した提案が無かったことにされるのです。
ニホンちゃんにも力はあるはずですが、ニッテイさんの影響があるのかいまだ持たせてもらえません。

(もういい、町内一致で賛成してもらわなくたって、もともと僕一人でも十分強いんだ。
エリザベスだっている(ああ見えて彼女は強い)。それに、
フランソワーズ以外のほとんどは今度の喧嘩に賛成してくれてるし、問題ないさ。
よし、最後の脅しをかけて、それで言うこと聞かなかったらさっそく喧嘩だ。)

「ということで、明後日までに荷物まとめて家から出て行け。大丈夫、
お前の家に残った猫は俺が面倒を見るから。安心して出て行けよ」

アメリー君、剛田イズム全開です。

イラク君の言い分のなかには、
「俺より大量に花火持ってるアメリーの方がよっぽど危険だ。アメリーは引っ込め」
というものもあるのですが、危険な花火を新しく作るのが駄目なら、アメリー君が
どんなに花火を持っていたところで、イラク君が花火を作って良い理由にはなりません。
(だからと言ってアメリー君が一方的にイラク君を殴る権利だってないのですが)


「この口喧嘩、どっちもどっちなのよね。。。中東組のインケンな仕返しも猫が怖がるから困りますし」
フランソワーズちゃんは状況がよく見えているようです。
そうはいっても、頭に血が上っている人たちには理屈が通じないものです。
これからのご近所付き合いに頭を悩ませたりするフランソワーズちゃんなのでした。



--------------------------------------
ソースは言わずと知れた......

喧嘩の背景に花火だけでなく燃える水もからんでいるのは周知の事実ですが
今回は割愛します。ただでさえ長いのに、さらに長くなるので...。
ああ・・・ニホンちゃん出せなかったぁ。。



410 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/03/18(火) 18:13 ID:.J32uzcU
「ショート・ショート」

「アメリー君...花火は危険だけど、もうちょっと話し合いの余地を作ってあげても・・・」
「無理だよ姉さん。アメリーは宗教を持ち出して喧嘩するつもりだ。僕らの話なんか聞きやしないよ」
「武士、でも・・・」
「これが一神教を崇拝する家の怖いところさ。
なんでも宗教的なことに仕立て上げて、真実を覆い隠そうとするのさ」
「・・・。」

「僕はだから、日之本家に生まれてよかったと思うよ。・・・大人が情けなくていやになることもあるけど」
「日之本家はシントーが固有宗教なのよね」
「そう、地球町的には古臭いアニミズム(原始的精霊崇拝)だけど、八百万神は、
キリストも釈迦もアラーも全て神と肯定できる。懐が深い宗教なんだ」
「それなら、少なくとも宗教が原因で喧嘩が起きることはないのかしら」
「相手が一神教なら、向こうから言い掛かりがあるかもしれないけど、こちらからって事はまず無いね」
「そう考えると、家のシントーも捨てたもんじゃないのね」
「うん。経営陣の新党は捨てた方がいいかもだけどね」


-----------------------------------------
などと、ウヨ君に自分の宗教観を語らせてみましたが、
宗教戦争の裏に利権争いがあるというのは、皆さんも
陰に日なたに御存知かと思います。
まあ、正確に言うと、利権争いの隠れ蓑として宗教を
利用している不信心な輩がいるということなんですけども。

世界平和のために神道を世界宗教にしる!とまでは言いませんけど、
少なくとも神道の精神があれば、諍いなんかは激減すると思うのですが。
(しかし、改宗が激ムズつーか無理)

駄文2連発でスマソです。

411 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/03/18(火) 18:14 ID:.J32uzcU
あ、感想とか批判など、お待ちしております。

412 名前:更科うどん :2003/03/18(火) 20:43 ID:eId59dfI
>>410
カンコ君が脊髄反射で嫌がりますしねえ・・・。彼は神道の精神をかけらも
理解できなかったようだし・・・。まあカンコ君が特別アホなわけじゃなくて、
日本の神道に限らず原始宗教というのは共通する根源的な弱点を抱えて
いるのではないかと。原始宗教と言うといかにも古臭くて単純な感じがします
けど、実際はそうじゃなくて、あれは極めてデリケートなものだと思うですよ。
日本の神道の場合なら、その裏づけとして日本の自然環境・日本の社会・
日本の文化・日本人のメンタリティー・・・etc.これら全てが揃った環境でのみ
その価値がはじめて正しく理解されうる物ではないかと。結果としてその提示
する価値観はどうしてもローカルなもの、普遍的でないものという評価に落ち
着いてしまう。「神道は経典も布教活動という概念もない珍しい宗教である。
純粋な宗教と言えるかどうか、という点には疑問が残る」という宗教学者
の話が2ちゃんでも時々出てきますけど、それこそ神道が日本限定のもの、
日本人にしかその真髄を理解できないものという証左になると思います。
外国人にはその精神すら理解できないだろうし、そうなると広めようがない
わけで、日本が宗教戦争を起こさなかったのはここにも要因があると思われ。


413 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/03/18(火) 21:39 ID:jczcF/PU
>>412
日本にしか根付きようの無い宗教、というべき信仰なのでしょうね、神道は。

一神教は融通が利かないから好みじゃないんですよね。
神道ってば、曖昧な感じがするのが(・∀・)イイ!!んですよ。

てまあ、やっぱり分からないんでしょうね、外国の方々には。


414 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/22(土) 01:34 ID:mRsK4Mdw
>>410-413
日本人がみんなして、神道の真髄とやらを理解しているとはとても思えませんが。

「神道?なんか神社のことでしょ」ぐらいが大多数でしょ。
かくいう私もその一人ですが。

少なくとも、伊耶那岐・伊耶那美なんかの神話は「真髄」とは言えんでしょう。
詳しくは知りませんが、古事記とかに「人間はこう生きろ」とかの教えがある
なんて聞いたことないですし。
真髄っていうと、ハレとケガレとかの観念的な話になるんでしょうかね。

>409についてはニュースもろくに見れてないので何にもいえません。
ただ、フランソワーズちゃんとこの対応も正解だとはいえないような。


415 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/22(土) 01:38 ID:mRsK4Mdw
>414
は「ニホンちゃん」作品への直接のツッコミではない気がするので、
スルーしていただいても結構です。

416 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/03/22(土) 23:49 ID:sFVBsafs
>>415
いやいや、少なくとも、外国の方々よりは神道を理解できる素地があるはずですよ。
とはいえ、現代日本は社会主義の特徴である唯物主義、個人主義が広められているため、
最近の若者には理解しがたいものになってきているのは事実かと思われます。

でも、真髄なんか理解する必要は無いと思いますよ。
皆がみんな理解できるようなものではないと思いますし。私は概念が好きなだけですしね。
ていうか、キリスト教の真髄ってなんだ、とか、仏教の真髄ってなんだ、って言われて
答えられる信者なんて、どの程度いるんでしょうか。私はごく小数しか答えられないと思います。

でもまあ、正月になれば神社に初詣に行って玄関にしめ縄飾るし、節分やら七夕やら
古来からの年間行事なんかは、日本の文化を守っていくためにもやっていくべきかな、
とは思いますね。


417 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/26(水) 23:56 ID:0yfdkAo.
そもそも神道は宗教なのかなあ。
一般的に宗教と言うのは、経典と開祖があるものだが、
神道にはどちらもないからなあ。

418 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/27(木) 00:43 ID:1Sp4nIEI
宗教には教典重視の世界宗教(キリスト経、仏教、イスラム経等)と、
教典なしの原始宗教(っていうか土着宗教っていうか)があって、神道は
原始宗教に入るハズ。ハイチちゃんのブードゥー教も原始宗教じゃなかったかな。
原始宗教は自然崇拝が基本にあることが多いから教典がないことが多い。

・・・ってなことを昔大学の宗教学でやったような記憶があるのだが、
いかんせん昔の話でうろ覚えだ。スマソ。

419 名前:このスレ初カキコ :2003/03/27(木) 02:28 ID:8goaCL7.
>>417
 私の宗教観は、「アナタハ、神ヲ信ジマスカァ ?」ってことだから教典とか
開祖とか哲学みたいなものとは直結しないなぁ。

 神道の場合、その神が「大自然の脅威」や「象徴」だったり、怨みを残して
死んだ「故人」だったりするだけのことで。

 でもアメリカでもパニック映画とかだと自然破壊とか人間の傲慢さが原因
の災害を「神の怒り」みたいに演出することは多いから、そういった部分は
理解可能なのではないかな。

420 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/27(木) 04:06 ID:pgEXZ4OQ
>>416
>現代日本は社会主義の特徴である唯物主義、個人主義が広められているため、
個人主義は社会主義の特徴なんですか(わら

スレと関係ない詰まらないレスなのでスルーして頂いて結構です。

421 名前:brother ◆re9lRf4. :2003/03/27(木) 17:00 ID:.1fvPsJc
>>420
・・・・・・・・・・・・・・・・。

Σ(゚д゚ )ハッ!
指摘されるまで気付かなかった!!


間違いました。
ご指摘のように、社会主義の特徴は「全体主義」ですた。
お詫びして訂正しますが、謝罪だけは勘弁してください。


言い訳させて貰いますと、「最近てめぇ勝手な香具師が増えたよなぁ」
とか思いながら文章打ってて、それは唯物主義の賜物な訳ですが、
それを個人主義と変換していたようです。

どちらにしてもバカ晒したのにはかわらないので、逝ってきます。。。鬱出汁脳



422 名前:まっ小ネタでもどうぞ :2003/03/27(木) 21:05 ID:/UpKrpuE
ニホンママ「ニホン何してるの?床にはり付いて」
ニホン  「ねぇお母さん、ココに赤い線が引いてあったの?」
ママ   「なっ なんのこと」
ニホン  「だってここに線を消したあとがあるじゃない、ほらまだ薄っすらと
      赤い線の跡がある なんで赤い線が引いてあったの?」
ママ   「まあ、そのねぇ あの〜ねぇお父さん」
ニホンパパ「お父さんにふるなよ、なんの線なんだろうな、母さん」
ママ   「ホントねぇ お母さんもチョッと分からないわ」
ニホン  「ふ〜ん じゃあ明日、先生に聞いてみよ」
パパ&ママ「駄目!!!」
ニホン  「なんで?」
ママ   「まあ、そのねぇ あの〜ねぇお父さん」
おしまい

423 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/27(木) 21:38 ID:Am4PTWxI
カンコ君のとこにはいまでも赤い線が・・・

424 名前:匿名 :2003/03/30(日) 20:49 ID:guPMHBD2
本スレ234-236に書き込んだ者です。
初投稿です。
よりよい作品を今後作りたいと思ってるので、
もしよかったらここが良い、悪い、つまらないなどのご意見、ご指摘をお待ちしてます。


425 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/03/30(日) 21:35 ID:hvdpoyg.
>>424
面白かったです
あまり関係のないネタが出ていなかったことに好感が持てます
民間人の借金大王、我らがカンコ君が出てもおかしくない状況設定かと思いました

しかし、途中で失業率のお話になりカンコ君の出る隙間がなくなってしまったのが惜しいところです
彼がオチになった方が、ハン板的にはよかったのかな、と一読者として思いました

だからと言って、カンコ君を無理矢理オチに持っていく必要もないので、この辺は作者様の腕次第と言ったところかと思います

作話お疲れ様でした


426 名前:小ネタをどうぞ :2003/04/02(水) 00:09 ID:ln391S7c
これを読む前に第841話「かると」
第865話「勝手にカルト2」をごらん下さい

ニホン  「あ〜あ、ヨハネ君からハツカネズミもらっちゃったけど どうしよう」
キョーサン「どうしたんですか、ニホンさん」
ニホン  「あっキョーサン君、実はヨハネ君からハツカネズミをもらったんだけど
      どうしたらいいのか・・・」
キョーサン「そうなんですか、だったら僕に任せてもらえませんか?」
ニホン  「えっ? キョーサン君、いいのまかせて」
キョーサン「はい、僕にまかせてください」
ニホン  「だったらおねがいね」
キョーサン「ええ任せてください」(フッフッフッフ)
ニホン  「よかった〜これで一安心」
キョーサン「よかったですね ニホンさん」ニヤリ

おしまい



427 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/04(金) 02:36 ID:NOYJzbNg
本スレ>>278、なら御自分で書いてみなされ。
作品でもないのでsage。

428 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/04(金) 18:44 ID:q8R3zGp2
>>424
楽しまさせていただきました。
程良いバランスでネタが生きていたので、読みやすかったですね。
注釈にもありましたが、まああの程度の逸脱は作話上やむを得ないかと。
個人的にはマカロニーノ君が借金返しきった経緯が気になって夜も眠れ
ませんが、きっと誰かが書いてくれるだろうと他力本願寺。

次もがんがってください。

>>426
また古いネタをば(ニヤソ

>>427
漏れは本スレ278ぢゃないが、諷刺(と萌え)だと思し、萌えのみの作品は
できればこっちでやってもらいたい。
萌えのみが嫌いという意味じゃないですけどね。

じゃあ書けと言われても、いいネタが思い付かないんですよねえ。
面白そうなソースなんかないでしょうか・・・

429 名前:匿名 :2003/04/05(土) 17:15 ID:LaAwpqfw
>>425
>>428
レスさんくす!
具体的な意見をありがとうございます。
やはり何らかの感想を言われるというのはうれしいですね。

あ、ちなみにイタリアは借金、つまり債務を完全返済したわけではないようです。
ただ財政を均衡させただけなんですね。
428さんに指摘されて調べてはじめてわかりました・・・
勘違いスマソ、ケンチャナヨ<丶`∀´>

430 名前:425 :2003/04/05(土) 22:26 ID:ztHs0JDQ
>>428
しかし、旧作品群を見直すと、萌えのみの作品がふつーにあるという事実。
これでは、「萌え作品は補完スレへ!!」と言われても納得できない新入りさんも少なくないとは思ふ。

提案というか、独り言に近いのですが、とりあいず新人さんは補完・議論用スレに試し書きして、
目の肥えた常連の読み手さん(?)などからアドバイスを貰うなりしてから本スレに書き込むとかした方が、
作品の質の向上という点からは(・∀・)イイ!!と思ふのですが、どうでせう。

ただ、人からの意見を聞くと自分の作品でなくなると思ふ人もいるだろうから、そのへん難しいですね。


あと、作話されている方に一つだけお願いがあるのですが。

吹き出しばかりの作品は読みにくいです。
もう少し、動きを入れるとか、誰が発言したかをはっきりさせた方が読み手にやさしいので、
その辺考慮に入れてくれるとありがたいです。


431 名前:ナナッシィ :2003/04/06(日) 00:21 ID:N8wZWwF6
>>430
おそらく、私の作品についてのご指摘でしょう。
一応、セリフの中に話し相手の名前を入れるとか、言葉づかいなどで区別できるよう
努力してみましたが、やはり力不足だったようですね。
了解です。
現在、情景描写を入れた作品を制作中ですので、それをご覧になって頂いてから
改めてご感想を頂けるとありがたいです。
ただ、SARSネタなので既出となってしまいましたが・・・・ケンチャナヨ。

萌えと風刺に関しては、私も前科もちなので(w
あまり偉そうなことはいえないのですが、
個人的には「マヨにソースを絡めて(゚Д゚)ウマー」派なので
しっかりしたソースがある作品を読むとちょっぴり安心できますね。 

432 名前:425 :2003/04/06(日) 02:06 ID:NZASUSYA
本スレ>>304-307
>「もうそろそろニダ。えーっと熱は・・・ほら!ウリの熱は38度線を越えてるニダ!風邪だと証明されたからウリは帰るニダ!」
こっそり「38度線」・・・ワラタw


>>431
いや、あなたは勢いで読ませるタイプなので問題ないです
誰が喋ってるかも見当つきますし

てまあ、見てるだけの人間が偉そうですが・・・

カンコ「そんなもん↑ケンチャナヨニダ!」
ニホン「そんないいかげんで良いのかな」
カンコ「ウリナラのケンチャナヨとチョパーリのいいかげんを一緒にするなニダ!」
ニホン「どうちがうの?」
カンコ「ええと・・・ケンチャナヨは細かいことは気にせずやってみろという意味があるニダ」
ニホン「いいかげんっていうのは、好い加減、つまり、過不足ない状態のことを言うんだけど」
ニホン「最近はむしろ、とりあえずやってみた(みる)って感じで使われることが多いわね」
カンコ「つまり・・・」
ニホン「一緒ってことじゃないかしら」
カンコ「アイゴー」

とりあえず小ネタでした

あと、これを機に名無しに戻ります
スレ汚しスマソm(_ _)m

433 名前:小ネタをどうぞ :2003/04/08(火) 02:35 ID:yRtG7w4s

フランソワ「わたくし、思うんですのヨ、確かに他の子の食生活に口出しするのは
      いけない事ですわ、でもですのヨ、わたくしは親切で言ってあげてるんでしてヨ
      それなのにあの暴言、けっして許せませんわ!
      こうなったら意地でも、あの悪食を止めさせますわ」
ニホン  「・・・・・」
フランソワ「ニホンさん、わたくしの話聞いてますの?」
ニホン  「うっうん 聞いてるよ、ところでフランソワちゃん、今お茶に何入れたの?」
フランソワ「なにって、ミルクとお砂糖ですわヨ」
ニホン  「・・・・・・でもそれ 緑茶だよ」
フランソワ「ええ、それが何か? ん〜〜いい香り」
ニホン  「・・・・・他人の食生活に口をはさむのはいけない事だと思うけど
      これは親切心で言うんだよ・・・・・」
おしまい

434 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/08(火) 11:03 ID:frnsqk/Q
>>433
渋(・∀・)イイ!!
短い小ネタや会話のみの作品は、個人的には嫌いじゃないです。
むしろごまかしがきかない分、普通に書くより作家さんは難しい
のでは。

本スレ>>332-333
この間カンボジア君がタイランド君にキレたのも、ベトナちゃんと
タイランド君に振り回されて密かに苦労していた事が遠因として
あったようです。
ニホンとチューゴ、それにカンコを加えた関係に似ている・・・。

カンコといえば、このオチは何だか無理矢理な感じを受けました。
ちょっとカンコが可哀想なんじゃ・・・。

435 名前:名無しさん :2003/04/08(火) 18:41 ID:Xt4FdIzE
 はじめまして、ここには初めて来ました。本スレで書きましたがニホンちゃんとウヨ君、
にーちゃんのお兄さんを出すのはどうでしょうか?色々と考えたのですがニホンちゃんの
双子のお兄さんで本家に預けられていたという設定にしようかな、と思案中です。
 作品に重大な影響を及ぼすキャラになりかねないので本当に迷ってます。まだ名前も決
めていません。花の名前にしようかな、なんて考えてますが。是非ご意見下さい。
 >434さん
 感想有難うございます。オチが強引だったかな、確かに。

436 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/08(火) 18:50 ID:5s6RPHJ2
断じて不可。世界観って言葉知ってる?

437 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/08(火) 20:35 ID:UW0NNE1U
>>435
とりあえずキャラ設定と粗筋作ってここで晒してみれ

438 名前:ナナッシィ :2003/04/08(火) 23:20 ID:f./9DhA6
う〜〜ん、最近頑張って作品を作っている名無しさんのやる気は買いますが、
そういう設定のキャラクターは作らないほうが良いような気がしますね。

5年生のメンバーが国という設定から考えると、実のお兄さんというのは大変難しいでしょう。
厨房な私の脳みそでは、親戚に入れるのが精一杯ですね。
その上で、何の擬人化・デフォルメなのかをはっきりさせるのは、どうにもこうにも・・・・。
もしどうしてもやるのなら、補完スレ専用・完全創作路線・・・・でしょうか・・・・。

「ニホンちゃんが書いた『お兄ちゃんスキスキ』小説、その主人公そっくりの転校生が文学町から・・・・」

・・・・・やっぱりダメです、あまりに安易です、私発想が貧困です・・・・・鬱・・・・・
まあ、設定にこだわりすぎれば作家の創造性が失われるという指摘もありますし、
名無しさんがどんな手法でそのキャラクターを登場させ、他の登場人物と絡ませるか興味はありますね。
個人的には、こっぱー君さんのHPに、ニホンちゃん関連掲示板『ソース?そんなものはない!!』
というのがありますので、そちらでうpしたのを見てみたいなーなんて言ってみたりする(w
本スレ中にこっぱー君さん自身がリンク先を明示してくれているので、参考にしてください。

でも、あまりに完璧すぎるキャラクターは読者に愛されませんぞ?
そのキャラの個性に内在する性格的欠陥やコンプレックス、過去の経験などに読者は共感するものです。
何だかんだ言って、欠陥とコンプレックスの塊のカンコ君が愛されるのもそこでしょう?
完全無欠の新キャラクターにどれほど魅力を感じられるか、かなり難しいと思うのですが・・・・。

439 名前:ナナッシィ :2003/04/08(火) 23:38 ID:EDZVinHM
す、すいません! 気がつけば随分偉そうなこと書いてました!
ごめんなさい、適当に受け流してくださいです・・・・。


440 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/09(水) 23:08 ID:3gNSzQv.
本スレ>>346「電波浴」なのだが、いろいろツッコミしてみる。

まず、主題を電波浴にしたいのか我慢比べにしたいのか、狙いがぼやけてしまっている。
我慢比べメインでいくなら、電波を列挙していくのは正解だろう。だが、話の筋的には
3人組が電波にあたって段々と弱っていくのが適当じゃないだろうか。
逆に電波浴でいくのなら、導入が不味いし、電波を列挙していくのも不味い。
ハン板の電波コテのいるスレをみれば分かるが、電波を煽ってさらなる電波を誘発して
いくのが作法です。カンコ君の嘘を論破してさらに嘘を重ねさせることで、最終的にオトす
という流れですね。

それから電波の例と使い方が不味かった。
「9200年の歴史」「三大家」「壇君」を挙げたのはイイとおもうが、「剣道の〜」「町内大戦」
は前の3つと何の関連性もない電波なので、それに費やした8行がまったく意味がなくなっ
ているし、前の3っつに関しても順番を変えて関連づけた会話にしておけばもっと濃い電波
になっていったと思う。

最後にオチだが、文を読むだけではあれだけ電波に脳内ツッコミいれていた3人が最後に
突然入院してしまうのが「なぜ」と感じてしまう。上でも書いたが、毒電波で弱っていく描写
が途中でないので、いかにも唐突で無理のあるオチになってしまったのではないか。

441 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/09(水) 23:37 ID:3gNSzQv.
>>440の続き

名無しさん氏のいままでの作品の傾向として、ネタはともかくとして、構成がどうもまずいようだ。
起承転結(序破急でもいいが)にメリハリがない。もしくは、それぞれが繋がってなかったり、話に
よってはオチがなかったりと、構成で非常に損をしている。

文体を統一しれとか、ネタのいじりかたとか、言いたい点はいくつかあるが、まず構成を良く練っ
てみてみることを勧める。それだけでも格段に作品は良くなるはずだと思う。

それにまして、本スレ>>347のような弱音を吐くな。本スレにうpするなら「どうだ面白いだろう」と
言ってのけるぐらいの気概をもってうpしれ。


熱意だけは買っているぞ(w

442 名前:名無し君@501話作者 :2003/04/10(木) 00:45 ID:v1hjyU/o
>441
素敵だ。感情的にならず冷静に長所と短所と比較し、改善点を指摘している。
本スレ346は幸せものだなぁ。

ぜひ僕の文章も批判してください。

443 名前:匿名 :2003/04/10(木) 21:55 ID:26/umAVg
>>442
正直な批評・感想が寄せられるのは作者としてうれしいことですよね。
なぜ作者が自分の作品をうpするかというと、人に見てもらうためでしょう。
よって何の感想も寄せられないと、まるで無視されているようで、さびしくなります。
だから読者の方々には積極的に批評・感想を寄せてほしいです。

444 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/10(木) 22:52 ID:C7HflhVU
「竜虎相搏つ」

カンコ「ニホンは龍ニダ」
ニホン「なっなに? カンコ君? 私が龍ってなに?」
カンコ「ニホンとウリは、永遠のライバル 好敵手ニダ
    そう故事にある 虎と龍のように・・・」
ニホン「はぁぁぁ・・・」
カンコ「虎といえばウリ、アジアの虎 強き猛虎! だから龍はニホンにだ
    これからもお互い切磋琢磨しるニダ」
ニホン「はぁ〜」
   (風水では虎は争い最後には青竜に負けるんだけどなあ、
    カンコ君風水に詳しいはずだけどそのへんどう思ってるのかしら?
    聞きたいけど聞いたら、たぶんファビョるから止めといた方がいいかな)
おしまい

445 名前:machina :2003/04/10(木) 23:57 ID:2nLNVaJg
  ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ       /ヽ
        ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ   /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
       [ |、!  /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
        ゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''   ̄ ̄  |l   !ニ! !⌒ //
.         i.! l .:::::     ソ;;:..  ヽ、._     _,ノ'     ゞ)ノ./
         ` ー==--‐'´(__,.   ..、  ̄ ̄ ̄      i/‐'/
          i       .:::ト、  ̄ ´            l、_/::|
          !                           |:    |
             ヽ     ー‐==:ニニニ⊃          !::   ト、

俺達はとんでもない勘違いをしていたようだ。>>444を見てみろ。
カンコはアジアの虎だが、虎こそは阪神タイガースの象徴だ。
そして青龍だが、
これは中日ドラゴンズにこそ違いない。

>>444は風水がどうのという事ではなく、実は「今年も阪神は優
勝できずにドラゴンズよりも下位でペナントレースを終える」とい
う暗示だったんだよ!

      _人人人人人人人人人人人人人人_
        >    な なんだってー!!    <
        ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
        _,,.-‐-..,,_       _,,..--v--..,_
    /     `''.v'ν Σ´        `、_,.-'""`´""ヽ
    i'   / ̄""''--i 7   | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ          ヽ
.     !ヘ /‐- 、u.   |'     |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、   |
    |'' !゙ i.oニ'ー'〈ュニ!     iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .|
.   ,`| u       ..ゝ!     ‖  .j     (} 'o〉 `''o'ヽ |',`i
_,,..-<:::::\   (二> /      !  _`-っ  / |  7   ̄ u |i'/
. |、 \:::::\ '' /        \ '' /〃.ヽ `''⊃  , 'v>、
 !、\  \. , ̄        γ/| ̄ 〃   \二-‐' //`

しかも、しかもだ…レス番号は444・・・4番が三振するという不
吉な番号。猛虎打線を封じ込めるウリナラの画策だったんだ。

>>444にこれが張られたということは……
すでにこのスレさえも朝鮮人によって『ウリナラの法則』が発動
されてしまっているんだ!
俺たちは……遅すぎたんだ……何もかも……

446 名前:めけ狗狗 :2003/04/11(金) 18:07 ID:LXtv7u7g
「続・竜虎相搏つ」

ニホン「え〜と〜その〜あ〜・・・・
    カンコ君、私が龍というのはどうかと」
カンコ「そうニダカ、まったしかにニホンでは少し役不足かもしれないニダ」
ニホン「うん そうそう やっぱ龍といえばチュウゴ君よ
    巨大な力を内に秘めし龍、だって言うじゃない
    チュウゴ君は一人でいると龍で三人集まると・・・って
    龍はチュウゴ君よ」
カンコ「そういわれればそうニダ、じゃあウリのライバルはチュウゴ君ニダか」
ニホン「それなんだけどね、どちらが強いか常に戦いあう龍と虎
    でもよ、もしも その二匹が手を取り合ったら・・・・」
カンコ「Σ<゚Д゚;>!!!
    敵はいないニダ、まさに無敵ニダ!」
ニホン「でしょ!」
カンコ「ニホン ウリは急用ができたニダ、今日はもう帰るハセヨ」
ニホン「バイバ〜イ」
カンコ「チュウゴく〜ん 何処にいるニダ〜〜」

ニホン「・・・・・・・・・・・ふぅ 上手くいったわ(ニヤリ」

おしまい


447 名前:めけ狗狗 :2003/04/11(金) 18:09 ID:LXtv7u7g
>>446の元ネタはタイガーバームです

448 名前:Zep :2003/04/12(土) 11:18 ID:yfcK.NvI
>>446

些末なことだけど。
 「役不足」=その人の力量に見合っていない軽い役をやること
 「力不足」=その人の力量では大役をこなせないことではないかい?

449 名前:名無しさんは反省しるニダ :2003/04/12(土) 11:29 ID:c4SoB2dc
役者不足という言葉もあるしな

450 名前:ナナッシィ :2003/04/12(土) 17:22 ID:ToriUxH6
>>445

阪神=カンコ君って・・・何てこと言うニダ、machinaさん!!(ワロタけど)

でも、昨日は6点差を9回裏に追いつかれたし・・・・12回表に点とったのに勝てないし・・・
本当に「あの法則」が発動しかけてるニダ!! アイゴ〜〜〜!!
これも全部黙ってりゃ誰も気付かないことを、わざわざ晒し上げにしたmachinaさんのせいニダ!!
反省しる! 謝罪しる! 賠償しる〜〜〜!

何か悔しいので、思いつきのちょいネタを一つ。

カンコ 「というわけで、チューゴ君が龍ニダ」
チューゴ「まあ、龍はチューゴ家皇帝のシンボルアルから当然アル」
ニホン 「うん、虎は青竜に勝てないし、風水的にもまさにそれだね」
カンコ 「・・・・・・・・・」
チューゴ「じゃあ、ニホンは何アルか?」
ニホン 「さしずめ私は、『ウサギ』ってとこかな、えへ☆」
カンコ 「ファッビョーン! この薄汚い成金ウェノムめ! 
     ○○も○○も本当はウリの物だったのに、ニホンに金で掠め取られたニダ!
     チューゴ君や他の誰に負けても、お前にだけは絶対に負けられないニダ!」
ニホン 「・・・そう言えばウチで使わなくなった○○は、そちらで役に立ってるよね?(ニヤソ」
カンコ 「アイゴー!!」
チューゴ「(・・・カンコの金の使い方も、結構なもんだと思うアルが・・・・)」

おしまひ・・・・(自爆
あ、あくまでジョークですので、あまりマジレスしないでしないでくださいね(^^;)

451 名前:匿名 :2003/04/13(日) 17:35 ID:3qf1Qd22
         「ギャルゲーカンコ」
ある日、カンコ君は「しスプリ」というギャルゲーをやりました。
「ハァ、ハァ・・・ウリもああいう妹タンたちがほしいニダ。ハァハァ・・・」
しかしゲームを三日間不眠不休でやり続けるものですから、意識は朦朧としてきて、体力も限界に近づいています。
「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・・・・・・」
朦朧とした脳内では豊富な妄想力だけが支えでした。しかしそれも限界を超えてしまい、そのうち気を失って倒れてしまいました。

「兄上様、兄上様。朝ですよ。起きて下さい。」
どこかで聞いたことのある少女の声が聞こえてきました。カンコ君は目を開けました。
「おはようございます。兄上様。」
「兄上様?その言い方は、鞠えタン・・・って、アサヒ!」
目の前にはストールを巻いたアサヒちゃんがいました。
「アサヒ?何してるニカ?ここはどこニカ?なんで鞠えタンの格好を・・・ってミカエルまでいる二ダ!うまそうニダ・・・
ってこいつはイーグルニダ!」
そして次の瞬間、イーグルが突然カンコ君に飛びついてきました!
「アイゴーーー!助けてーー!」
飛びついてきたイーグルをすんでのところでかわし、カンコ君はその場から逃げてしまいました。
「こら!イーグル!兄上様が好きなのはわかるけどいきなり飛びつくものだから驚いて逃げちゃったじゃない!
は!これは新聞のネタになるかも!軍靴の音が聞こえる、とかむりやりそういう展開につなげて・・・」

452 名前:匿名 :2003/04/13(日) 17:36 ID:3qf1Qd22
「はぁはぁはぁ・・・ここまで来れば多分大丈夫ニダ・・・しかしなんでアサヒが鞠えでミカエるがイーグルニダ・・・」
カンコ君はしばらくその場で考え込みました。
「うーん・・・ん?このままの展開でいくと、か憐タンや花ほタンも・・・
そしてその正体がアーリアやエリザベスや・・・そして・・・ニホン!・・・ムフ、ムフフフ・・・
そうニダ!ここはウリの脳内妄想の世界ニダ!ウリはしスプリのやりすぎでとうとう妄想の世界に飲み込まれてしまった二ダ!
あ!妄想の世界なら何をやってもいいニダ!ムヒョヒョ、ノムヒョヒョヒョヒョン・・・」
カンコ君の妄想は妄想の世界でもとどまりません。

「兄ぃーー!」
元気な女の子の声がして、そしてその女の子がカンコ君の背後から走りよってきているようです。
「おお!その言い方はまもるタン!」
カンコ君が鼻息荒く振り向きました。しかしカンコ君が予想した展開とは裏腹に、突然蹴りをいれられてしまいました。
「アイゴー!何でニダー!」
まもるちゃんはタイワンちゃんだったのです。
「兄ぃ!開門八極拳って楽しいね!僕、兄ぃと一緒に開門八極拳で勝負したいんだ!」
「ヒィィィ!ボコボコにされるだけニダー!」
カンコ君は必死に走って逃げました。
「ああ!待ってよ兄ぃ!」

453 名前:匿名 :2003/04/13(日) 17:36 ID:3qf1Qd22
「ふう、ふう、ふう、もう大丈夫ニカ・・・しかしオテンバのタイワンと付き合ってたらいくら体があっても足りないニダ・・・」
カンコ君は走りつかれてしまい、いったん立ち止まりました。そのとき、
「兄や・・・」
少女のか細い声が聞こえました。目の前にはフリルだらけの青いドレスを着た少女が立ってました。傘で顔を隠しています。
「おお!亜里あタン!」
カンコ君は少女に飛びつこうとしました。ところが・・・
「きゃあ!近寄らないでよ貧乏人!ドレスが汚れるじゃないの!このドレスいくらすると思いまして!」
「あ・・・お前は、フランソワーズ・・・アイゴー!亜里あタンはこんなタカピーじゃないニダ!こんな暴言吐かないニダ!萌えないニダ!」
「失礼な!おしとやかで高貴なわたくしのどこがタカピーですの!信じられない!顔も見たくないわ!どっか行って下さる!」
「な・・・それはウリのセリフニダ!こっちからいなくなってやるニダ!」
ぶつぶつ言いながらカンコ君は早歩きでその場から離れていきました。

「まったく顔がかわいくてもあんな性格じゃ萌えないニダ!」
「・・・フフ、兄くん・・・ずいぶんえらが張って目が細くつりあがってるね・・・それは死相だよ・・・」
「何?思想?そんなもの信じてるからキッチョム兄さんは・・・ってち影タン!?」
カンコ君が振り向いたその先にはアーリアちゃんと、そして、なぜかカンコ君がもう一人??
「・・・やあ、兄くん・・・いやぁこれは驚いた・・・兄くんのドッペルゲンガーが現れるなんて・・・」
「ド、ドッペルゲンガー?」
「・・・私の国の伝承によれば・・・ドッペルゲンガーを見たものには・・・近いうちに・・・死が訪れる・・・」
「そ、そんなの捏造ニダ!も、妄想ニダ!」
恐怖に引きつった笑みを浮かべながらカンコ君はあとずさり、そして走り去ってしまいました。

454 名前:匿名 :2003/04/13(日) 17:37 ID:3qf1Qd22
「うふ、お兄様。」
「おお!咲やタンはべトナニカ!ノムヒョヒョヒョヒョン!マンセー!」
アオザイではなくてブレザーを着たべトナちゃんが立っていまして。
「ねえお兄様、手握ってくださる?」
「ブレジャーのべトナハァハァ、夢のようニダ!ウリナラマンセー!」
そして二人が手をつなぐと・・・
パシャ !
「お兄チャマチェキ!お兄チャマとべトナちゃんのらぶらぶ写真チェキ!」
路肩の茂みの中にはデジカメを手にした・・・
「あ、四ばタンはエリザベスニカ。咲やタン一人いればウリは十分ニダ!」
エリザベスちゃんはチェキチェキ言いながらどこかに行ってしまいました。
「ふん!エリザベスなんてどうせフランソワーズと大して変わらないニダ!あれ?咲やタン、手、怪我してるニカ?ウリがナメナメして直してあげるニカ?ウへへへヘ・・・」
パシッ!
「え!」
「・・・汚い手で触るな。この傷は昔アメリーとお前にやられた傷だ・・・」
そういい残して、べトナちゃんは走り去ってしまいました。
「シッパル!まあケンチャナヨ。まだニホンが出てないニダ。お人よしのニホンのことだからきっとうまくいくだろうウヒヒヒヒ。」

455 名前:匿名 :2003/04/13(日) 17:37 ID:3qf1Qd22
「兄君様!ようやくお会いできましたわ!」
カンコ君の目の前に袴の少女がいました。
「ムッヒョー!ニホンは春かタンニカ!マンセー!」
「(もじもじ)あ、兄君様・・・あ、あの・・・手、握ってもよろしいでしょうか?」
「もうーどんどん握るニダ!ウリナラマンセー!」
「まあ、うれしい・・・ぽ・・・。そ、それでは・・・」
「ふーむ、このもじもじした感じがたまらんニダ!大和撫子マンセー!」
カンコ君が手をつなごうとしたそのとき、上からひらひらと一枚の写真が舞い落ちてきました。
「こ、これは!兄君様!ひどいです!すでにべトナちゃんと・・・」
それは、エリザベスちゃんがあの時撮った写真でした。上を見ると、木の上にエリザベスちゃんとべトナちゃんがいました。
「違うニダ!これはエリザベスとベトナの陰謀ニダ!ウリははめられたニダ!」
「・・・ひどい!兄君様ひどい!」
「いや、だからこれは・・・」
ニホンちゃんはなぎなたを取り出して・・・
「兄君様なんて・・・大っ嫌い!」
「アイゴーーーー!」

456 名前:匿名 :2003/04/13(日) 17:37 ID:3qf1Qd22
気がつくとカンコ君はベッドの上にいました。どうやら病院のベッドのようです。
ベッドのそばにニホンちゃんがいました。どうやらお見舞いに来ていたようです。
「あ、よかった、気がついたね。お医者さんによるとすぐに退院できるそうだよ。ダメじゃない。ゲームのやりすぎで気を失うなんて。」
「な、何だ・・・夢だったニダか・・・って、ニホン!チョッパリの作ったゲームをやってウリは妄想の世界で不快感を覚えたニダ!
謝罪と賠償を・・・」
「資金援助。」
「へ?」
「だから、資金援助くれないかな?アニキ。今人型二足歩行ロボットを作ってるんだけどすごくお金がかかるんだよね。」
「アニキ?へ?へ?」
「資金援助!資金援助!」
「えーーー!」
          完
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ほとんど自己満足でつ(w
こういう話はやはり本スレに載せたらダメなんでしょうね?

457 名前:めけ狗・狗 :2003/04/13(日) 17:54 ID:ztus8GUU
>>448>>449

おっしゃるとおりです
申し訳ない言葉の使い方を間違えてしまって
間違えた賠償かわりにこれを・・・

賠償

ニホン「言葉を間違えたのはカンコ君なんだから今回は謝罪はカンコ君がするのよ」
カンコ「ヌヌヌ〜」
ニホン「それとも何? 間違えてないって? じゃあヤッパ私じゃぁカンコ君のライバルには役不足?(笑」
カンコ「ウリ!(怒」
ニホン「痛いイタイ! カンコふん フォッペをつねらファイでヨ」
カンコ「他人に責任転換しる 悪い口はこの口か!」むに!
ニホン「ふぇきんにてんかん しようとふぃてるのふぁカンコ君ふぁない
    カンコ君ふぁまちふぁえたんだからカンコ君がふぁざいしなさいふぉ」
カンコ「・・・・・」ムニ〜〜〜〜!
ニホン「いふぁい いふぁいよ カンコふん」
カンコ「間違えたらちゃんと謝罪しる、それが正しい人の道ニダ」グニ
ニホン「ふぁかりましたしゃざいしふぁす はんせいしふぁす」
カンコ「わかればいいニダ、最初っから素直に謝罪していれば痛い思いを
    しなくてすんだニダ」
ニホン「ホントはカンコ君が謝らなくちゃいけないのにぃ・・・(泣」
カンコ「・・・・」ムニ!!!
ニホン「イタイイタイイタイイタイ イタ〜〜〜イ(泣」
おしまい





458 名前:◆CHINAyH. :2003/04/13(日) 18:19 ID:YV1MVD2g
>>451-455
個人的には好きなんですが、最近の傾向と対策からすると微妙ですなあ。
まあ、machinaのような睾丸鞭の人間は本スレにうpしてしまいますが(w
というかその前にネタがないという縄。激しく亀甲縛り。

>>457
ニホンちゃんの頬をつねることのできるカンコがうらやますぃ

<ヽ`∀´>つ))▽T ) ァァン

459 名前:sIKI :2003/04/16(水) 22:03 ID:t4wDtx8Y
「以心伝心」

カンコ「ニホンの言葉は幼稚で未熟で劣っているニダ」
ニホン「そんな事ないよう」
カンコ「そんな事あるニダ、劣っているからニホンの言葉はわかりずらいニダ」
ニホン「ううぅ」
ウヨ 「カンコはわかってないなぁ 姉さんの言葉は口からはなたれているだけ
    じゃないんだ 目で物を言う、目は口ほどに物を言う
    うちの言葉は目でも語るんだ、ね!姉さん」
ニホン「・・・・・・・・」
ウヨ 「・・・・・・・・・・・」
ニホン「・・・」
ウヨ 「・・・・・・・」
カンコ「どうしたニダ、二人して黙って」
ニホン「・・・・・・」

ウヨ 「プッ ウェーハッハッハ」
カンコ「何だかよく分からないニダがウリがバカにされたような気がするニダ」
ウヨ 「おっカンコ 我が家の言葉が少し分かるようになったみたいだな」
カンコ「<#`Д´>ウリィィイィィィ」
ニホン「・・・・・」
ウヨ 「姉さんはうまい事言うなぁ」
カンコ「ファ ファビョ〜ん!!!」
おしまい

460 名前:またソースのない話をかいてしまいました :2003/04/19(土) 00:07 ID:2i3MUaPA
「バイリンガルへの道」

ニホンちゃんが本を見つめ悩んでいます

アメリー 「ニホンちゃん、名に読んでんだ?」
ニホン  「なにって、『梅林ギャル入門』よ 私も二カ国語ぐらい話したいから
      でね どこのウチの言葉にしようか悩んでたの」
アメリー 「なんだそんな事で悩んでたのか、悩む事ないよ僕の家の言葉が一番いいよ
      だって何処にいったってみんな、うちの言葉使ってるもし
      なかにはそうじゃない奴もいるけど、それは知ってても使わないだけだよ
      だから僕んちの言葉を覚えるのが一番、問題ナッシングさ」
ニホン  「ん〜〜〜」
フランソワ「何おっしゃってますのやら、この御仁は、
      そんな主観で決め付けないで下さりません事
      いい事ですこと、地球町のみんなは、このわたくし、
      優雅で気品あふれるフランソワの文化に憧れてましてよ
      ですから皆さんは今一生懸命、わたくしの、言葉を勉強したがってますのヨ
      つまりはフランス語を話す、方々がこれから増えるというこですのヨ
      ですから、これからはわたくしの言葉を習うのが
      役に立つとおもいますのヨ、これはわたくしがフランス語を使っているから
      勧めるわけでわございません事ヨ ニホンさんのためを思えば薦めるですのヨ」
チュウゴ 「フランソワのそれも主観的観測アル
      もっと客観的に考えなくては駄目アル
      だったら客観的に考えれば、どの言葉がいいかそれは我言葉アル
      地球町の五分の一はうちの言葉を使っているある
      つまりうちの言葉をおぼえれば五人に一人は通じるということアル」
アメリー 「それはヘリクツだ、どう考えても家の言葉をマスターするのが一番ためになりマース」
ニホン  「ぁの〜」
みんな  「でっどれにするの(アル?」
ニホン  「それわ〜〜(困」
     (どれを選んでも角が立つし・・・ そうだ誰かが側を通ったらその子の言葉にしよう」
みんな  「さあ どれ?」
ニホン  「ん〜〜〜」(誰かこないかな〜あっ後ろから足音が!)
     「あの子の!」

ニホンちゃんは振り向きざま、後ろを指差します

後ろの人 「<丶`∀´>ニダ?」
ニホン  「Σ(゚Д゚,)!!」

おしまい                              sIKI

461 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/04/19(土) 19:05 ID:P4iTYGFU
名無しさんはすごく頑張ってるんだけど、質がなあ。
安易なニホンちゃんの道を突っ走ってる気がする。

462 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/04/19(土) 20:40 ID:0qbBK7zg
ん〜、一番最初に比べれば(ほんの)ちょっとはよくなんてんじゃないの?
他の作者さんのと比較するのは可哀相なきもしないでもない。
もう少しだけ生暖かい視線で見守ってやろうや。

このまま突っ走ってしまったら、いずれは叩かれるけどな〜。



ところでこのところクーロイ君が流行ってるのか?

463 名前:はり忘れてました :2003/04/19(土) 21:52 ID:rd4fIRC.
>>460のおまけ

その後ニホンちゃんが何処の言葉を習い始めたかというと

ウヨ 「よその言葉より、まずは自分の家の言葉 姉さん、尊敬語や丁寧語の
    区別ができないじゃないか、よその言葉をならうのは自分の家の言葉を完璧におぼえてから
    僕がキッチリ教えるから、ついでだから接客マナーや電話の応対も叩き込んであげる」
ニホン「ひ〜〜〜〜ん(泣」

おしまい

464 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/04/20(日) 00:50 ID:y.Jh2K7g
>>461
>>462
名無しさんの作品って、構成に関してはかなり具体的なアドバイスが出て以来、確かによくなってきているとは思うけど、それ以外に指摘された部分、文体やネタのいじり方などは手付かずのままだと感じる。
特にネタのいじり方はいつもひねりが足りない感じがするし、難しい題材に挑戦しては消化不良に終わり、ヒーローもののパロディやキャラ萌えといった得意分野にむりやり引っ張っていってしまう傾向があると思う。それで読んでる側としては、全体として何がしたいのか分からないという印象を受けるな。
つーか、このペースは「頑張ってる」を通り越して尋常じゃない。要するに一本一本に掛ける時間と手間が足りないんじゃないだろうか。

思いついたアイデアを一気呵成に作品にしてすぐ投稿、という創作風景になってません?
意気込みに水を差すようで本当に悪いんだけど、もっと時間をかけて作話してもいいと思う。
きつい言い方でスマンね。


465 名前:名無しさん :2003/04/20(日) 01:01 ID:tA8JPnG.
>461,462
ううむ、手厳しいご批判有難うございます。僕なりに短くまとめているつもりでしたが。確かにそれにより
作品の質、つまり重要な描写や構成をはしょっている部分があるのか。以前ご批判があったのは僕の作品の
構成のまずさでした。「電波浴」はそれにより失敗させてしまいました。これを反省し現在も投稿しており
ます。決して安易な道を行くつもりはありません。だったら最初から、それも20作以上投稿しませんし。
モデルからどうしても好きになれないサヨックおじさんやアサヒちゃん、キッチョム君以外の全てのキャラ
に深い愛着があります。それは「竹取物語」や「朴おじさん」、「ある晴れた日に」、「雨」、「行け、金
色の翼よ。我が思いを乗せて」、「空と雲」等を御覧頂ければお解かりになられるかと思います。今後もニ
ホンちゃんの世界と陽気で独特ななかに哀しい陰も併せ持つ登場人物達を書いていきたいと考えています。
精進していきますので今後とも是非ご感想を下さい。

466 名前:◆CHINAyH. :2003/04/20(日) 01:15 ID:fR2zY.vw
>>464

>思いついたアイデアを一気呵成に作品にしてすぐ投稿、という創作風景になってません?
>意気込みに水を差すようで本当に悪いんだけど、もっと時間をかけて作話してもいいと思う。

ぬおーすいませんすいません本スレ>>411は製作時間30分弱程度の脊椎反射で作った
やつでしてそのまま勢いだけでうpしたでございまつ(T▽T)

しかもわかるひとダケわかるネタが入っていてスマソ
駄作道をマッシヴにまっしぐら!

467 名前:名無しさん :2003/04/20(日) 01:16 ID:tA8JPnG.
>464
有難うございます。確かに僕はヒーローものが好きですしキャラ萌え系です。作品は一気呵成にやってます。
それにより作品が雑になっているとしたら僕の技量の拙さです。これは必ず改めていきます。今自作を振り
返ると初期と比較し最近の作品はあまり手間ひまかけていない、ご指摘有難うございます。以後も良作を書
き微力ながらニホンちゃんの世界の一端を支えていきたいと考えております。

468 名前:設定・批評・評論厨 :2003/04/20(日) 09:59 ID:Fb.QFifs
名無しさん氏へ。何か晒しageのようにしてスマンが、上の意見も踏まえて読んでいただきたい。

「ニホンちゃん」の世界観において、肝は「各国の擬人化」である。
故に、国際情勢・世界各地の出来事・文化風習・経済動向といったものが「ソース」であり、
作品は主として「ソース」をそのベース・始まりに置いて作られるべきである。
漫画やアニメ、テレビ、ゲーム、小説その他もろもろの「元ネタ」や「キャラ萌」は
作品を一段と面白くするアクセントと漏れは認識している。
(場合によっては、元ネタを舞台にしてキャラを動かし、そこに国際情勢を反映させる手もある)
名無しさん氏の作品はどうも「元ネタ」と「ソース」がごっちゃになっているか、
もしくは「ソース」なし、「元ネタ」「キャラ萌」先行で突っ走り過ぎているようだ。
(この点については、ご自身も十分認識しているようだが・・・)

まあ確かに、ラスカちゃんが変身したり、戦隊もの・昔話が始まったりすることもあるが、
「プリティラスカ」については総督府スレに移動したし、
戦隊もの・昔話についても、各国の微妙な関係が反映されていた作品だったと記憶している。
特にここ最近は「ソースなし」「キャラ萌」作品は自発的に総督府スレで発表し、
ソースを元にした正統派(とも言うべき)作品が本スレでうpされる方向に進んでいるようだ。
過去スレに一通り目を通せば、そういう流れも分かると思うのだが・・・。

ソースを探すのは面倒かもしれないが、それにより作品そのものに深みが出てくるし、
作家自身も国際情勢や各国の文化について理解を深めるきっかけとなるので、
いろいろなニュースサイトや書籍に目を通してみることをオススメする。ホームランスレもいいぞ。

あと、改行位置に気をつけなさい。ただ文章を羅列させるだけだと中途半端な改行がされてしまう。
その前に文字数を計算し、区切りのいいところで改行するだけで、文章が数倍読みやすくなるぞ。
元ネタも、ハン板住民に限らず世間一般の多数の人が知っているようなネタが良い。
あらゆる読者に優しい作家が嬉しいぞ。

今までも多くの批評がされて来たが、期待の裏返しなので、それに応えるよう精進していただきたい。
漏れも、批評家としてはまだまだなので、精一杯いい批評を書けるように努力しようと思う。

追伸:本スレ401「毎年恒例」について、カンコ君ならロッテファンであろう(w


469 名前:・・・ :2003/04/20(日) 19:41 ID:RaJCyuqs
ここでニホンちゃんアニメ化してくれないかな
ttp://www.ch-sakura.jp/onlinetv_sakura.html
やっぱ無理かな・・・

470 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/04/20(日) 19:51 ID:fR2zY.vw
>>469
敢えて言おう、粍であると!

471 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/04/20(日) 20:03 ID:5A5DP8uI
>>468
まあ本スレでソースなし元ネタ先行で爆走しているmachina氏のような作者もいるわけで。
晒しageされずにスルーされているのは、技量の差というよりは、作風が確立しているというか、
生暖かい扇子が受け入れられているのだろうか。(何かしら見るべきものがあるという意味で)


472 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/04/21(月) 14:34 ID:nv1q/9I6
個人的には公式サイトの

> このサイトにある1000話以上ある小説ですが、驚くべき事に
> その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。

コレに当てはまってるかどうかがココと本スレとの境界線だと思っているんだが如何か。

473 名前:ななしやねん :2003/04/23(水) 22:45 ID:eFK6KEco
はじめまして。本スレではいつも書き逃げばかりしている者です。
ここに書き込むのははじめてです。本スレと同じトリップ効きますかね。
読み手としての私が書き手さんに望むものは、
書き手さんが面白いと思い書いたものを共有できて、それがニホンちゃんだったら
最高だぜ!ってそれだけです。
確かにソースを探す努力や時事をアレンジすることが無くなったら問題ですが、
ただのネタスレはなりませんよ。廃墟ならともかく、場所がハン板ですから。
いいキャラがたくさんいるんだからもったいない。
楽しませてくれ。ってだめですかね。(ヘタレ涙目


474 名前:いやソースなんてないんですが :2003/04/24(木) 20:31 ID:J0qBCbYs
『第五列』

「姉さん、どうやらウチには第五列がいるらしいよ」
「えーそうなの?」
ウヨくんがカンカンになっているのは、どうやら最近ウヨくんの行動がカンコ君に筒抜けになっているらしいからなのです。
「そうなんです。下痢らは通学路で待ち伏せて、川口浩は洞窟にはいるけど、第五列は家の中にはいりこむんだ。常識だよ姉さん」
「えーでもうちにはいないとおもうよぅ」
「アサヒか? いや澄ました顔してヨミかもしれない。それとも一番ぁゃιぃチョゴリか」
どうしてくれようどうしてくれようと地団駄踏むウヨ君を見て、ニホンちゃんは口ごもってしましました。

 .。o( ハンドマイクつかって家の前でがなりたててれば、誰だって気付くよぅ。 )


475 名前:匿名 :2003/04/24(木) 20:55 ID:Gh68NgoI
>>474
ヨミって、あずま・・・ゲフンゲフン!
いやもちろん読ウリなのはわかっていますよ。

476 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/04/29(火) 15:53 ID:uoJX4cFg
今ヒストリーチャンネルをみてたんですが、大戦中・後のフランスって凄まじかったんだなぁと。
フランソワーズパパは相当のワガママさん。かつ、不屈の精神を持っているに違いないなどと妄想。

まったく関係ないッスね。スマソ。

477 名前:名無しさん :2003/04/29(火) 22:24 ID:Rh9nz1XA
ワードもフロッピーも壊れました。しばらくそのまま投稿します。お許しください。

478 名前:名無し君@501話作者 :2003/04/30(水) 00:42 ID:FaFAylE6
>477
PCは使えるのでしょう。
それならばメモ帳で充分書けますよ。
というか余分な機能が無い上にテキストも軽くていい感じです。
メモ帳なだけに長いのは書けませんが、投稿SSならこれでいけますよ。

479 名前:名無しさん :2003/04/30(水) 00:50 ID:g4KMsFtE
えっ、そうなんですか?では今後それでやっていきます。今回は直接投稿して
申し訳ありませんでした。

480 名前:名無しさん :2003/04/30(水) 01:04 ID:g4KMsFtE
なんかメモ帳もおかしいなあ・・・。とりあえず短編中心で書いていこうかな。
うう・・。

481 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/01(木) 20:26 ID:rjiqaqFo
名無しさん氏はカンコへの愛が足りないよな。

482 名前:名無しさん :2003/05/01(木) 22:17 ID:SgGweFRk
 確かに無茶苦茶虐めてますけどね。けどこれは僕なりの彼への愛情なんですよ。これだけ
奇天烈なキャラそうそういませんし。現に『朴おじさん』では彼の意外な側面を書いたつも
りです。これからも僕の作品ではいい奴になったりろくでなしになったりしますがケンチャ
ンナヨで見て下さい。ちなみに今カンコ君VSウヨ君の話を制作中です。

483 名前:詳しい仕組みはしりません :2003/05/02(金) 02:03 ID:YSJKPVUQ
「スカラー波」

ニホン「電波と電波が合わさって有害な電波になると・・・・・
    私、理系弱いから、さっぱり分かんない」
ウヨ 「苦手でも間違ってる事は分かると思うけど」

ピンポ〜ン

ニホン「はーい いまでま〜ス」

ドタドタドタ

ニホン「おまちどうさま、あっアサヒちゃんにカンコ君・・・・・Σ(゚д゚ )ハッ!
    電波と電波が合わさって有害な電波に・・・・
    駄目ー!!! 二人とももっとはなれてっ!!危険だわ!」
カンコ「なんだニダ?」
アサヒ「???」

ウヨ 「・・・・合わさらなくても有害なんだけどなぁ」
おしまい
   
 

484 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/02(金) 13:51 ID:izTRKvxA
「チュウゴ肺炎」

タイワン「チュウゴ肺炎が町中で蔓延してるんだって、こわいよねぇ」
ニホン 「うん、ちゃんと予防しなくちゃね」
カンコ 「そうニダ、予防ニダ肺炎には猫汁がきくニダ」
ニホン 「ねっネコ?でっでも確かチュウゴ君ってネコをよく食べてたけど」
カンコ 「それは調理方が間違っているニダ、猫は生きたまま圧力鍋で煮込むニダ!!」
ニホン 「ひっ!」
カンコ 「そうする事で身体に良い成分が分泌され汁に溶け込むニダ」
ニホン 「・・・・・」
タイワン「え〜と、金属バットは何処においてあったッケ」
カンコ 「どれ、ウリが一つおまいらの為に猫汁をつくってやるニダ
     感謝r・・・」
タイワン「テイ!!」
カンコ 「Q〜〜〜」
タイワン「出鱈目いわない!!」
 香  「まったくです」
ニホン 「あっ香ちゃん、もう体の方は大丈夫なの?」
 香  「ハイ、肺炎予防にはヤク〇トです どうですニホンさんも飲みますか?」
ニホン 「は〜ぁ じゃあいただきます・・・・」
タイワン「そうか、ニホンちゃんチが肺炎の被害にあわないのはヤ〇ルトのおかげなのか」
ニホン 「ちがうと思うけど グビ グビ グビ」
おしまい

485 名前:元ネタ :2003/05/02(金) 13:52 ID:izTRKvxA
朝鮮通信は18日、韓国で香港、中国で問題となっているSARS
(新型肺炎)に対して薬膳料理として食されてきた、ゴヤンジ
ソジュ(猫汁)にウイルスに対する免疫力を高める効果がある
と言う噂が広まり、食材としての猫に対する需要が急増してい


486 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/02(金) 22:50 ID:vzF5D7vY
ナナッシィさんへ
とっても良いお話アリガト!(´▽`)でした
このニュースは知ってましたが、こう料理するとは思いませんでした
萌えあり笑いありの作品で、停滞気味のスレに活気を与えたのではないかと勝手に思ったりしてます

これからも作話がんばってくださいね


487 名前:ナナッシィ :2003/05/03(土) 22:33 ID:Q2gvGL5k
本スレでレスをして下さった皆さん、>>486さん

拙作にご感想ありがとうございます。
概ね好評のようで、苦労して構想を練った甲斐がありました。
と言いつつ、書き上げたのは実質2日。
しかも、完成した夜にそのままうpしたため、最終校正が不十分になっており、
誤字脱字や文章表現の甘さ等が今頃になって気になっております。
新人さんにありがちなケアレスミスです・・・・鬱・・・・。
普段なら書き上げてから最低一晩は寝かせて、
うpする前に10回〜20回は読み直して訂正を加えるようにしていたのですが・・・
今回に限って思い入れ先行で、なにやら焦っていたようですね、ごめんなさいデス。

読まれた方が興ざめされてしまうのもアレですので
あえて訂正部分はうpしませんが、お暇な方は粗捜しして
「あんな偉そうな作品作っといて、こんなとこでしくじってやんの、プ」とか
笑ってやってください。マジでツッコまれるよりその方が助かりますw

今後もまあ、二週間に1作ぐらいのペースで新作をうp出来たらいいなと思います。
ただし、毎回皆さんにご納得していただける作品とは限りませんので
その辺は生暖かい目で見守ってやってください。
あ、でもノーレス放置だけはご勘弁をw


488 名前:名無しさん :2003/05/03(土) 23:22 ID:5JPLbHIw
 いえいえ、とても素晴らしい作品でしたよ。あれだけの作品を書かれるナナッシィさんの
筆力には脱帽するばかりです。イラク君の恥ずかしそうな様子やニホンちゃんの涙には僕も
深い感銘を受けました。今後とも頑張って下さい。
 誤字なんて。僕の作品なんかどれだけ・・・。すいません、毎度毎度。

489 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/04(日) 05:11 ID:q8R3zGp2
>>本スレ511
ロリコンとベドは微妙に違うのだよ! by某大佐の人
正確にはιょぅι゙ょの敵かとおもわれ。

>>本スレ518
感動系感動系ニホンスキーな方向で、ええもの読まさせていただきました。
まあ、中東の中の人は結構機会主義なのでもう少し悪ガキ風味でもいいかなと感じ
あとでGBAをいくつか盗んでおいたと脳内補完しておきましたので大丈夫(w
ところでエリザベスたんがガーターベルト(黒)着用なんでしょうか、教えて偉い人。

>>本スレ531
サムスピを元ネタにとったということですが、折角ならいくつか剣道関連のウリナラソースを入れてほしかった。
あと『サムラビスピリッツ』にしてカンコ君を主役にするのがいいかもしれませんね。大業は『賠償剣(権)』と『毒霧、謝罪汁』とか(w
登場人物が多くて、ちょっと中弛み気味に感じました。あと、もっと元ネタから改変したほうがいいかも。

>>本スレ535
次はエイリアソ9でよろしく(配役はニホン、タイワン、ネシアあたりか?)。
もしくはウゴルーのごとく、ニダー星人あらわる!でもいいかも(w

>>本スレ542
ティモが独立できたのは、他のどこの国にも害がなかったから。
キプロスのはEUの政治問題に直結するのでまあ厳しいでしょうね。アテネちゃんとトル子ちゃん怒るし。


トンカス屋のCMがわからないので関西人認定は免れました。

490 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/05(月) 18:44 ID:MlF4JjtI
みんな名無しさんに厳しいね……。

491 名前:◆CHINAyH. :2003/05/05(月) 19:43 ID:BjBMgI0Q
>>490
いや、machinaのように相手に完全スルーされるよりは救いがあるぞ、

・・・とフォローしてみるテスツ。

492 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/06(火) 02:01 ID:HqfDAQoo
ところで、本スレで議論すんの止めようよ。ねえってば〜。

493 名前:? :2003/05/06(火) 02:48 ID:/lcE/E/c
今までROMってましたがなんか書こうかと思っています。
ソース、ネタだらけなのにあまり知られて無いあたりをカバーしようかと
中央アジア→あのあたりはカンコ家の親族が10万単位でいるから「ウリナラマンセー」ネタまで使える
当然背後に迫るРоссиянович(ロシアノビッチ)の影はお約束。トルクメニスタンなんか「中央アジアの北朝鮮」
とまで言われているネタ満載の国です。

アフリカも南ア、ケニア、コンゴあたりなら何とかなるかも っていうかあの辺は一国一人よりもある程度束ねちゃえば…
だめか

あとは南米 ブラジー君あたりは表向きは子分ですがアメリー君を相当嫌っているようです
考え付き次第追加します

494 名前:名無しさん :2003/05/06(火) 02:51 ID:bJka9bik
>492
わかりました。僕のせいですね。すいません。

495 名前:更科うどん :2003/05/06(火) 21:26 ID:UOod7pLU
本スレで感想を寄せて下さった方々、どうもありがとうございます。
感想をもらうのは大変嬉しいもので、もらった時はいつも喜んで
一人で盛り上がっていたりするのですが、その割にこうして改めて
御礼を言う事はあまり無かったりします。失礼ぶっこいてますな、自分。
いや、卑しくも作者見習いを名乗る以上、感想を言ってもらって嬉しかったら
更なる修練をつみ、次の作品でもっと良いものを作って感謝の気持ちを
あらわすのが一番だと勝手に決めておるのです。
ああっ今までごめんなさいごめんなさい・・・。

>>493
がんがれー。メニスたんはスタイルいいしお家は厳しいしで、今回のケンカは
かなりガクガクブルブル(((((゚Д゚;)))))だったらしいですね。

ところで、サウジちゃんなんかはやっぱりボーンでバーンなんでしょうかね?
いや、漏れの趣味は「好みとしては中途半端」なのですが。って馬鹿丸出しだ。

496 名前:元ネタ :2003/05/06(火) 22:03 ID:YAwVX9fQ
>>489さん キプロス問題を誤解してませんか?
キプロスは独立国それがトルコ系の住人が分離独立しようと
してるのがキプロス問題
アテネちゃんは怒るでしょうがトル子ちゃんは大喜び

497 名前:名無しさんは猛省するニダ :2003/05/07(水) 01:18 ID:czTHj.pk
名無しさんってみんなから色々意見もらってるわりに進歩が見られないよなー。
結局>>464>>468の言葉は届かなかったってことか・・・

てか、どう考えてもきっちり時間かけて文章推敲してるように見えないんですけど。

ナナッシィ氏も>>487
>普段なら書き上げてから最低一晩は寝かせて、
>うpする前に10回〜20回は読み直して訂正を加えるようにしていたのですが・・・

って言ってるぞー。


498 名前:名無しさん :2003/05/07(水) 02:29 ID:UF2/Cm9M
 今読むとまたミスがありました。うPする前にはチェックしているのですが・・・。もう
少しチェックに時間と労力を割いていきます。キャラクター達に申し訳ないですし。
 最近になりようやくソースと元ネタの違いが飲み込めてきたので分けています。出来る
限りソース=国際情勢等メインでやるようにしています。
 作品の捻りは作品を書くにあたって頭を悩ませ続けています。とにかく面白い作品を書
いていきたいです。起承転結も意識し、オチ、そうこれに苦しめられます。これは皆さん
同じでしょうが。
 皆さんからの批評はいつも有り難いと思います。スルーされるのは書く方にとってとて
もつらいです。批評あればこその作家なのでこれからも僕の拙作に批評お願いします。

499 名前:◆CHINAyH. :2003/05/07(水) 05:02 ID:tyVyisIY
『おもてなし』

カンコ君といえば東方礼儀の人。
礼儀といえば、お客様を迎えたときのおもてなしには一家言あるカンコ君なのです。
「よく来たニダ、ニホン。まあゆっくりしていくハセヨ」
ニホンちゃんをお迎えして、ゆっくりしていけとはいうものの、意気込みとは裏腹になんにもないカンコ君の家。
そこを察して、ニホンちゃんはとりあえずご飯が食べたいといいました。
「カンコ君の家の美味しいビビンパ!」
「ニホンはまったく食いしん坊さんニダね」
でも出てきたのは、真っ赤に熟れたキムチ。
なによこれとニホンちゃんは抗議しますが、カンコ君は取り合いません。
「ウリナラにはキムチ!」
おにぎりには鮭。ビビンパなんて邪道スミダとばかり、キムチを無理矢理ニホンちゃんの口のなかに押し込めます。
そして謝罪汁に賠償汁。ニホンちゃんの嫌いなものばかりがこれでもかこれでもかと出されてきます。
いい加減泣きが入るニホンちゃんですが、ここはじっと我慢の娘。
「あまりのおいしさにニホンは泣いているニダね、ウェーハッハッハ!」
地獄のキムチ責めも終わると、同じく招かれていたアジア町の子供達も遅れてやってきました。
「カンコ君、招いてくれてグラシアス!」
「えーとカンコ君、今日はなにを見せてくれるの?」
「ウリナラのコレクションはアメリーのに続いて地球町第2位の量ニダ。ちなみにニホンのより多いニダ。ウリナラマンセー!」
と、取り出したのはιょぅι゙ょぼるの。
どこから入手したのか、インドネシアちゃんの寝姿やら、フィンランちゃんのサウナ浴姿(さすがに水着着用ですが)まで、炉という炉を取り揃えています。
「えっちなのはいけないと(略」
「カンコなんかセクースアニマルだ。モウコネエヨ!」
ウワァァァン!!とばかり席を立つネシアちゃんにフィリピ君。
他の子供達もそんなビデオなんか見たくないと腰も落ち着く間もなく帰っていきました。
「みんな待つニダっ・・・・アイグォォォォーーーーーー!!」

翌日、礼儀知らずの賠償としてιょぅι゙ょぼるのを無理矢理見させられたニホンちゃんでした。
「・・・これはこれで(*´Д`)ハァハァ」


最低に終わる。

http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=opi&cont=opi0&aid=20020428222527100
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=100000&biid=2003042906088
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/10/16/20021016000043.html

500 名前:493 :2003/05/09(金) 00:29 ID:lUzCaUlM
カッコの中は誰が言っているかはあえて書いてありません。誰が言っているか明らかですけど

「民族差別?...て何?」

地球町の色々な家族から来た人がいることを誇りに思っているアメリー君ですが思っているだけでは済まない彼のこと、またいつもの自慢癖が出ていました。
「Hey! MeはEU班のやつらとは違うぜ、ウチは誰でも受け入れるから。まったくなんだよ、ゲルマッハの所は(藁 紫苑ちのやつらを排斥してたり、エリザベスもフランソワーズもちょっとはウチのクーロイの親戚の事気遣ってやれよ」 
(ク、ナッチ小父さんが悪いのは分かるがそれに漬け込むとは許せん!) 
(元々私のうちで居候していたあなたが何を!)  
(あなたこの頃態度大き過ぎじゃありませんこと?)
「アジア班もアラブ班のやつらも全く、お前ら心が狭いぞ。ちょっとはMeを見習えYO!」
(そんな事を言ってクーロイに対しリンチしてたのは誰アルか?)
(ファビョーン!ウリの心は広いニダ!それなのに、それなのに…! ウリは傷ついたニダ!だからニホンは謝(ry)
(とか言っておきながらナッチ小父さんと同じ事をうちの誰かにしてたっけ…)
(受け入れておきながら何の理由もなしに俺のいとこを閉じ込めたやつは誰だよ!おまけに家にずかずかと花火持って乗り込んできてよ!アラーの神はこの悪行を見逃さんぞ!)
かなり気まずい雰囲気の中タイミングよくチャイムが鳴り、今日の授業が始まりました

その日の授業が終わるとアメリー君はまた何か言い出しました。
一部の子は「また朝の続きをやられるんじゃ無いのかな…」と思ったその時
「Hey!これからおまえんちいくぞ!」
「そんな話は聞いてねえぞ!それにもうおれんちには来る…」
まだ傷が痛むイラク君、強い調子で言い始めたもののアメリー君の一睨みと陰に隠した引き金を引くだけで人が死んでしまう道具を見て黙り込んでしまいました。
アメリー君は「分かったな。よし行くぞ」
といってさっさと下校してしまいました。

ほっとした雰囲気の中ノーベル君が言いました
「色々な家の人がいるならそれぞれの家の事を分かっているのが筋なのだがあいつは何故ああなんだ。仮説として『物理的に人を受け入れておきながら心が受け入れてない』と言うのを考えたのだが何か比較対象は無いか?」
「あの…」
いつも北側の席でみんなを威圧しているロシアノビッチ君の方向から小さな声がしました。みんなが振り向くと…やっぱりそこには今日も酔っ払いがいます
「Учитель, Русский!Здравствуйте!Хорошо!!!」…訳分からないこと言ってます。
あれ?今のは確か女の子の声じゃなかった?みんなそう思ってもっとよく見てみると…
いたのはいつもロシアノビッチ君の陰に隠れている内気なカザフスちゃんでした。

「私の所にも…いろんなのがいるけど…」
そうです。カザフスちゃんの家はスタリン小父さんがいた頃色々なことをされ、そのため色々な家から来た人がいるのです。中でもコリスキ君は元々カンコ家に住んでいたのですが第2次町内大喧嘩のとき無理やりつれてこられたのです。ゲルマーニャちゃんも同じです。イラク君のいとこまでいます。
「いきなり聞くが他の家から来たやつに何か感じないか?」
「他の家? 何かって?」
「あいつといるとなんか気が引けるとか、こいつはどうも違うとか。」
「小さい頃から一緒だったし…」
「同じお父さんお母さんから生まれてないけど」
「…」
混乱した顔でもう黙り込んでしまいました。小さい頃からマル教を叩き込まれてきたカザフスちゃんには「他の家から来た」の意味が分からないのです。
はて、どうしようと思ったノーベル君はまた考えにふけり始めました。
「フム...これは『受け入れる』の議論が成り立つ以前か以降かの時点にある。これこそEU町で長らく問題になっていた他の家の人を心で受け入れられない癖が完全に解決した最終的な姿ではないか?これは非常に興味深い。こいつはヘーワ賞をあげるに値するかもしれない...........」

ノーベル君は考え続けています。







その時すぐ外の廊下をクーロイ君が通りかかりました。
「あれー?」黙り込んでいたカザフスちゃんが突然言い出しました。
「あれ何? あの真っ黒なの。今まで見たことないけどあれ人?」

「やばいアル!」 「アイゴー!まずいニダ!クーロイは本気で怒ると… とにかく逃げるニダ!」 「私も逃げますわ!」


501 名前:493 :2003/05/09(金) 00:32 ID:lUzCaUlM
初挑戦、って言うかそもそも物語書くのが始めて
がああ!一貫性に欠けてるぞ!よっぽど修行しないとだめだなこりゃ。

あっちこっちにソースをちりばめました。
なお、カザフスタンの人が黒人に対してエイリアンを見るような目をするのは本当です。
本当に人間なのか確認するため触られていました。

502 名前:名無しさん :2003/05/09(金) 01:59 ID:tWNuDoEw
 おお面白いですね、本スレでも書いて下さい。ブジリー君とノーベル君は今度
使わせてもらおうかな。

503 名前:493 :2003/05/09(金) 02:48 ID:lUzCaUlM
本スレに書きたくても海外鯖規制か何だか跳ね返される
はてどうしてだろう?

504 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/10(土) 03:15 ID:a.96EIig
>>502
あなたはこれからどんな方向の話を書くか分からないが、しばらく本スレにはうpしないで
ここで色々と批評を受けつつ精進した方がいいようだ。


と言うより、あなたは『ソース』の意味をどのように捉えているのか是非聞かせて頂きたい。

505 名前:名無しさん :2003/05/10(土) 03:59 ID:orY3mgF6
 ソースは国際情勢や歴史、経済等であり元ネタは漫画やアニメ等であると考えています。
本質的に『ニホンちゃん』はソースをもとにすべきであるとの認識は僕にもあります。今
までも言われてきたことですがニホンちゃんは風刺>萌えでありましょう。当初僕はソー
スと元ネタを混同していました。今現在は分けているつもりです。
 作品は本スレにあげていくつもりです。ここでは議論をしていきたいと考えています。


506 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/10(土) 05:57 ID:wzcjLePk
漏れはいつもここでやたらに議論になっている『元ネタ』と『ソース』の差が良く分からん。
そんなに言い合いの元になるならどっかに明記すればいいのに

507 名前:  :2003/05/10(土) 06:47 ID:eeW7z5sA
名無しさんの場合
>ソースはTMNがSARSで中国ライブを中止した話です。
と書きながら、チュウゴ君がバンド結成+SARSにかかるって話にするから叩か
れるんじゃないでしょうか。普通は、ニホンちゃんのバンドが来るのを楽しみにし
ていたのにチュウゴ君SARSで演奏中止。アイゴーって話を書くものだと思いま
す。ソースがあってもそれを全く無視するなら創作のネタとして使っているケース
と私は考えますね。
ここ数作は以前より話がまとめられているので、個人的には頑張っていると思っ
ています。上記指摘したように他の作者の方はどうソースを料理しているか、一
度参考にしてみるのも良いと思います。
生意気なことを書きましたが、頑張って下さい。

あと、非難(批評じゃなく)する方もきつい表現になる時には、こちらに書き込むと
かして新人の方が参加しやすいスレにしていきましょうよ。連休中に新人の投稿
が無かったのは悲しかったです。本スレじゃ、晒しageとか書かないで欲しいです。
自治厨逝ってよし!ということで、回線切って逝ってきます。

508 名前:  :2003/05/10(土) 06:51 ID:eeW7z5sA
「アイゴー」じゃ駄目じゃん漏れ。

509 名前:◆CHINAyH. :2003/05/10(土) 11:14 ID:2nLNVaJg
ソースといったら第一義的には国内外の報道機関が提供してくれる情報でしょう。
個人的狭義ではニュースソースへのリンクがなければ、それは元ネタでしかありえないと思っています。

感想も批評もないので拙作『小悪魔』での例を挙げつつ自己反省してみますが、
ソースは『盧大酋長はアメリカ恐怖症の弱虫』
http://korea.hanmir.com/ktj.cgi?url=http://www.donga.com/fbin/moeum%3fn%3dpolitics$a_701%26a%3dv%26l%3d0%26id%3d200305080026
他にも盧大酋長訪米云々のソースでネタをいただいていますが、趣旨が違うので背景的使用に止めています。元ネタ程度の扱いですね。
ぎゃあ、いま読み返して作中に書き換えたい語句があるのは、醸造時間たりないよなあと鬱になり。
他にもこれどうなってんのよ、ていうのがありましたらツッコミおながいします。

でも、晒しageは勘弁な。

>>500-501
あそこらへんにブラックメンは居なさそうですからねえ。
ええと、上からゲル兄・エリ・姦・イラクですかな?
それからこのソースは実体験でしょうか? 解説きぼん。

>>505
チューゴ君の旬といえばSARSですが、中華之星も忘れてはなりませぬよ。
『先行者、月に立つ』なんて感じでどうです。ソース抜きの萌え話でひとつ。
ソースが必要でしたら下記あたりで(w
http://j.people.ne.jp/2003/03/08/jp20030308_26794.html

>>本スレ634
ボムはマイニチ、読むはザイニチ。
1発だけなら誤爆かもしれません。

510 名前:◆CHINAyH. :2003/05/10(土) 11:18 ID:2nLNVaJg
>>509
うは、中華之星ぢゃなくて、神舟でつよ、と自己ツッコミ。

511 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/10(土) 11:21 ID:cSqjBB6Y
>>507
あ、TMNってTMネットワークの略かぁ、音楽に詳しくないんでてっきり
中国のバンドかと思ったーヨ。確かにそれじゃー本スレのSSはまぎらわし
いよねぇ。俺なんか へー中国も変わったねぇ なんてね、もう恥ずかしい
ったらないね(汗)。
ソースは現実に即してても肝心のSSで現実と違ってしまってたら本末転倒
だと思うな。
個人的には日本の物はニホンちゃんの物、他の国の物は他の子の物にしてお
かないとなにがなんだかわかんなくなると思うな、そもそもニホンちゃんって
彼の国の文化捏造に対する警鐘や風刺の側面があると思う、そのニホンちゃん
のスレで文化の起源の捏造をしてしまうのは致命的ミスだと思う、これは叩か
れてもしかたない。
ただ507氏の言われるように議論はこっちでやるべきだと思う。
っていうか皆さん本スレではマターリしましょうよ、その代わりこちらでは
激しく、厳しくって感じで、これ最強ですぜ。(嗚呼、安易な2ch語、、(赤面)



512 名前:507 :2003/05/10(土) 15:12 ID:yQ/JTwWk
>>511

>globe東京公演が中止 SARS影響など理由に
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030502-00000072-kyodo-ent

本人が答えてくれないと分からないけど、TMN関連の検索じゃ不明。小室でやっと
上記の記事を見つけたよ。中国のバンドが中国ライブを中止じゃ意味が通らないか
らとにかく、中国以外のバンドであることは確かだと思います。本スレの633氏が
配役がおかしいと言っていることからも普通はそう受け取るんじゃないでしょうか。
チェッカーズの元のバンド(キュートなんとか)にしても、EEJUMPの歌にし
てもファン以外誰も知らないぞ。>名無しさん氏
興味の無い人(個人的に一生知らなくてもいいよ。洋楽派だし)に、知って欲しい
のならそれなりの解説が必要だと思う。(検索に疲れていらいらしている。スマソ)


513 名前:匿名 :2003/05/10(土) 15:39 ID:JrTth/WQ
本スレ>>624-629
匿名は音楽に疎いのでソース・元ネタはわからないのですが、個人的には好きです。
敵・味方(厳密には無理がある表現かもしれないです)の垣根を越えて一致団結という展開は
悪くないと思います。


514 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/10(土) 17:15 ID:4jwjeC5c
>「イキナリズム!」
ニダーズといえば乳バンドなわけだが、メンバーはカンコにキッチョム、ザイ、ザイニー。
とりあえず何がどうなってるかPOPS門外漢のウリが生暖かく疑問を呈してみよう。

まず、EEJUMPはソニンとゴマキ弟というわけだが、ゴマキ弟って在日だったのか?
かなり前に顔文字氏がゴマキ弟=ウヨ説を展開していたと記憶している。
そもそもEEJUMPをニダーズに重ね合わせて良かったのだろうかとも思う。

EEJUMPが元ネタということは、オチのあたりが過去のライブに即しているんだろうと思う。
ただ、解説を読むかぎりまったく年代が違う事例を無理矢理合わせてみました、な感じ。
名無しさんはEEJUMPをマンセーしたかったの?
それともチェッカーズをマンセーしたかったの?

ウリとしてはチョゴリちゃんのパンツロックが見たかった。
ミニチョゴリに見せパン(イメージは親方氏の某魔法少女絵を参照)。会場総立ち。
後日、この画像が出回って「アイゴー、馬鹿馬鹿馬鹿ぁ」謝罪しる、みたいなオチで。

ここまでくるとEEJUMPとは全く関係ないな、sage。

515 名前:名無しさん :2003/05/11(日) 02:35 ID:0HSL6X6g
 今回の2作品ですが『行け、金色の翼よ。我が思いを乗せて』、『ジュリアの傷心』に続く4部作でした。
当初からチューゴ君は出すつもりでした。ソースは本スレで書いたとおりですがこれだと文化捏造になりま
すね。この場をお借りして謝罪します。
 『イキナリズム!』ですが完結編ということもありああいった展開にしました。女性陣が強いのはウーマ
ンパワーを表してみました。田嶋陽子の如き女性に都合のよい一方的なものではなく女の子でもこういった
激しさや先駆けが出来る、とうことを書きたかったのです。普段おすましなエリザベスちゃんが燃えている
のもそれです。
 そしてニダーズにこの歌を歌わせたのはチョゴリちゃんに歌わせたかったからです。その為あえて重ね合
わせました。ユウキがカンコ君になるのはカンコ君=保田、ウヨ=ユウキの設定を無視する結果となりまし
たがそれでもチョゴリちゃんに歌わせました。顔文字さん申し訳ありません。
 またこの4部作はチョゴリちゃんマンセーです。そして主要なテーマは
                『歌の力の素晴らしさ』
 です。これで地球町の皆が調和する、その美しさです。今回の作品では先に述べたウーマンパワーはその
牽引役となります。4つのバンド全てに女の子がいて重要な役割を担っているのはそれが為です。またこれ
まで因縁ある相手と一緒(トル子ちゃんとロシアノビッチ君等)なのはその歌の力が憎悪も因果も超え得るも
のであると思うからです。
 これで僕を左寄りと思われると困りますが。前に述べたとおり僕はサヨックおじさんやアサヒちゃんが大
嫌いです。今後彼等をよく書くことは決してありません。彼等のファンの方には申し訳ないですが。
 これで僕のレスを終えさせていただきます。以後も意見をお待ちしています。

516 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/11(日) 15:04 ID:oFzEcgMo
イベリア半島の擬人化はポルトガルの「ポルとガル」と
おそらくスペインの「フラメンコ先生」だけですか?

個人的にはカスティリア、カタロニア、バスク、ガリシアで擬人化キボンヌ
フラメンコ先生はロマニ(ジプシー)として認識してますが。

517 名前:名無しさん :2003/05/11(日) 15:21 ID:0HSL6X6g
>516
 フラメンコ先生の義理の妹でバスクちゃんがいます。フラメンコ先生はカルメンの
イメージが強いのでロマニでしょうか。確かにカルメンはスペイン女性のイメージを
形成するうえで多大な影響(ニホンちゃんにおいても)を与えていますが。ただ蝶々
さんが日本女性かというとそうとはいえないようにカルメンもそうとはいえないので
はないでしょうか。カルメンはオペラにもなってますがモーツァルトのオペラ『フィ
ガロの結婚』や『ドン・ジョバンニ』、『コシ・ファントッテ』等もスペイン、それ
もカルメンと同じセヴィーリアが舞台となっています。これ等の作品の女性達はカル
メンとは全く異なった魅力の持ち主です。むしろカルメンの様な女性はスペインでは
少数派ではないでしょうか?そもそも彼女はロマ二で当時のスペインから見れば異邦
人なのだし。ロマ二に対する差別もあったようですしね。ベルデイの『トロヴァトー
レ』はそれを扱った名作です。ストーリーはともかく。むしろロマニはそれ自体を擬
人化したキャラにすべきではないでしょうか。フラメンコ先生はスペインの擬人化な
のでその方が良いと思います。しかしこの先生カルメン系でキャラ立ちしているから
難しいだろうな。

518 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/11(日) 18:17 ID:oPRIMcos
もうすこしスレをみてから物を言うべきでした・・・
スペインといえばマッチョ信仰(男らしさ信仰)ですよね。
男性キャラはいましたか?

519 名前:◆CHINAyH. :2003/05/11(日) 18:55 ID:MdHLfZlA
>本スレ643
>「タイワンは朕の管理下なのは周知の事実アル!今後、タイワンから新しい病気が発生する可能性は、限りなくないアル!でっかい中華マンションの管理が、朕には出来ないと言いたいアルか!」
朕の管理下で妄想して、周知を羞恥と読み替えてしまった(*´Д`)ハァハァ滲み出る得炉マンセー!

>>519
ジプシーは素でワカラン。ヒンズークシ山脈の向こう側からやってきたらしい民族ですが、どうなんでしょうねえ。
現在では国毎に半定住生活を営んでいるということですが、日本でいうとサンカのような感じだろうか?
多分書こうとしても単発ネタで終わる予感がして難しそうだと逝ってみるテスト。

イスパーニャは右と左がガチンコ状態。フラ先生は右、バスクたそは左っぽく書くか地域分離主義者っぽく書くか、時々で使い分け。
なにはともかくフラ先生の逃した魚は大きかったでつな。
ちなみにフランコ将軍は素で好き。兵士としてのヘミングウェイはヘタレの糞DQNです。

520 名前:名無しさん :2003/05/12(月) 01:38 ID:OrQvAOYc
 ロマニのルーツは今ひとつはっきりしていません。かのナチスが虐殺をしていましたが根拠、
というと単なる偏見です。ニホンちゃんでだすとジプシーちゃんかな?けれどどうしてもフラ
メンコ先生とかぶりますね。カルメンの影響が大き過ぎる。先生はメリメの原作よりビゼーの
オペラのカルメンに近いと思います。

521 名前:小ネタでもどうぞ :2003/05/12(月) 01:44 ID:laRU6JTI
「ご先祖様はくま?」

ウヨ 「カンコのご先祖さまは熊なんだってな熊、
    あっ熊の子孫だからバーサークおこすのかナットク」
カンコ「五月蝿いニダ、そんなことどうでも言いニダ」
ウヨ 「熊が何か喚いてるよ、でも僕クマの言葉はわかんないから(笑」
カンコ「アイゴー」
ニホン「ちょっとウヨ!」
カンコ「ニダ!ニホンいいとこに来たニダ、ウヨの奴がウリの事クマの子孫だと
    パカにしるニダ、ニホンはウヨにシャジャイさせるニダ」
ニホン「ウヨ、カンコ君にあやまりなさい」
ウヨ 「だって事実をいってるだけじゃないか」
ニホン「いいウヨ、カンコ君はクマの子孫なんかじゃないのよ
    むかーし、むかし 恒雄さんと熊とのあいだに生まれたのが檀君さん
    それがカンコ君ちの始まり、でも檀君さんはチュウゴ君ちから養子を
    もらったのだからカンコ君は熊の子孫じゃいの、チュウゴ家の傍流なの」
ウヨ 「そうだったんだゴメンな、くまの子孫だ何て馬鹿にして」
ニホン「カンコ君、よかったわね、これでもうバカにされないわよ」
カンコ「・・・・・・・・・・」
ニホン「ん?カンコ君?」
カンコ「アイゴー ニホンはよけいな事してくださってニダ〜!
    反省しる!」 ポカ!!

ニホン「ふぃ〜〜〜〜ん 誤解を解いてあげたのに
    なんで殴られるのよう(泣」

おしまい                          作・大洞

522 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/12(月) 14:14 ID:g62zfN4U
モーニング娘。ヲタク以外にも分かる顔文字さんの娘。(+つんく♂ファミリー)
とニホンちゃんキャラ対照表・最新版(漏れがあったらすみません)

                           擬人化されている
顔文字            キャラ名        国・地方・    顔文字の表す人物
                             都市・民族など
( ^▽^)         ニホン           日本        ポジティブ・石川(お)
<ヽ`∀´>         カンコ          韓国        保田(元)(ただし( `.∀´))
从0‘∀‘0从       チョゴリ         韓国(のいい部分) ソニン
( ´ Д `)         リュー          沖縄(琉球)    後藤(元)
川‘〜‘)|| or 川゜〜゜)  ベトナ          ベトナム       飯田(お)(交信中は( ゜皿゜))
(●´ー`●)       [ナコルル](※1)   アイヌ        安倍(さ)
从 #~∀~从        フラメンコ先生     スペイン      中澤(元)
(〜^◇^〜)        バスク          バスク地方     矢口(さ)
( ‘д‘)          ガル           リスボン       加護(さ)┓2人合わせて
( ´D`)          ポル           ポルト        辻(お) ┛ポルトガルの擬人化
川o・-・)          ティモル         東ティモール    紺野(さ)
( ^∇^)         小須田梨華       コスタリカ      ネガティブ・石川(お)(※2)
(0^〜^0)        中村パラ夫       パラオ       吉澤(さ)
( `▽´)         カメル          カメルーン      裏・松浦(ソロ)
( ・e・)          アル           アルゼンチン    新垣(さ)
川 ’ー’川        ベルギー        ベルギー       高橋(さ)
∬´▽`∬        ペルシャ         イラン         小川(お)
( `,_っ´)         イラク          イラク        田中(お)(ただし 从 `,_っ´))
(0-0ヽ)         オージー        オーストラリア   つんく♂
川σ_σ||         ミナミ          南極        柴田(メロン記念日)
(V▽V)       エルニーニョ・ラニーニャ 〜現象      上戸彩(娘。オーディション応募経験あり)
( ‘о‘)          インドネシア      インドネシア      菅谷梨沙子(ハロプロキッズ・ただし州*‘ o‘リ・※3)
(*゚ー゚)          タイワン         台湾        須藤茉麻(ハロプロキッズ・ただし从o゚ー゚从・※3)
ノノ* ^ー^)       (今のところ登場なし)    −          亀井(さ)
从*・ 。.・从       (今のところ登場なし)    −         道重(お)
川VvV从      (今のところ登場なし)    −          藤本(お)
人‘ 。‘人        (今のところ登場なし)    −          表・松浦(ソロ)


(さ)…さくら組(予定)、(お)…おとめ組(予定)、(元)…卒業メンバー

※1…ナコルルは放置=ウィンさんの考えた設定です。それ以外には
    川o・-・)=ベトナとされている放置=ウィンさんの作品もあります。
※2…顔文字さん独自の用法のようです。「ネガ石川」は普通は( T▽T)です。
    区別がつくよう( ^∇^)を使っているものと思われます。
※3…少々むりやりです。(*゚ー゚)については「しぃ」の方が適当かもしれません。

また表記については使う人・その時の状況・時期などによりゆらぎがあります。

523 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/13(火) 18:34 ID:IbPKsPR6
うーむ、気になる。(蒸し返し)

>「な、なにするニダ〜〜〜ッ!?」


524 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/17(土) 00:35 ID:f7CpLVsM
顔文字なんかよりも各自の一人称を統一する方がはるかに重要なだと思うのだがどうか

525 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/17(土) 01:05 ID:icWfzK6o
無用だと思う。
ニホンちゃんに公式設定は存在しないわけだから、ニホンちゃんがレイプされたり
するような作品以外はどれも間違いといえないよ。

526 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/17(土) 06:37 ID:Rc7DSrCk
名無しさんの直近2作はなかなか上手に書けているとおもいます。
『自分のことは』は、オチがちょっと甘いかな。
『たとえ花が〜』は美談が好みじゃありませんが、よかったですよ。
山場濡れ場がもう少し盛り上がってれば更によかったな。

ただ、ニホンリクカイグンは互いに相争い余勢をもって米英と戦うとか、
社交下手のリクグン、戦略DQNのカイグンとか、
ちょっと調べるととても美談なんか書けないような体たらくなんだが。
ということで名無しさんには『海上護衛戦』を読むことをオススメしる。

そういえば、『海上護衛戦』を元ネタにした話があったな。

527 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/18(日) 20:40 ID:.Cv02nZA
前から思ってたが、作話とあらすじの区別のついていないヤシが多いな。
ストーリーを延々と地の文で解説されてもなあ。

528 名前: :2003/05/19(月) 00:06 ID:5t6XJGxs
>>527
「あらすじ」ってのが自分と同じものを指しているかは分からないけれど、事実を
単になぞっただけの話っていうのなら同意。
例えばサッカーネタなんて、カードゲームに置き換えているだけで何のひねりも無
いものが多い。ま、それが1、2作なら構わないけれど、ワールドカップの時なん
て類似作品だらけで、うんざりした。
自分で書こうとするとそういう形式に陥り易いし、その形式で傑作もあるわけだか
ら簡単には非難できないとは思うんだけどね。
あと、ストーリーに凝った風刺も効かした作品より、ひねりも何にも無いお涙頂戴
物の方が受けちゃうのもどうなんだろう。どちらも受けているのならいいんだけれ
どレスの付き方じゃそうとは思えないし。ここでも自分のファンの作家が酷評され
ていて、ショックだったし。風刺はある程度の知識があるか無いかで評価が大きく
変わるから読者を選ぶんだよね。ま、分かるから頭がいいとか言っているんじゃ無
いので勘違いしないで欲しいけれど(そのテーマに、興味があるか無いかですよ)。



529 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/19(月) 00:47 ID:93nAFoU.
>>528
うん、まあだいたいそんな意味。

そもそも元ネタは素材にすぎず、それをいかに調理して楽しいSSに仕上げるか
が作者の腕の見せ所だと思うんだけどね。
その努力を放棄して(というかそういう発想さえなく)現実の事件を丸々なぞって
いるだけのヤシが多すぎるよ。
そういうヤシに限って、いわでもの解説を長々付け加えたりするしさ。

まあ、某名無しさんを念頭に置いてるんだけどね。
現在、「悪貨は良貨を駆逐する」を実践してると思うんだがどうよ?>皆の衆

530 名前:528 :2003/05/19(月) 01:42 ID:5t6XJGxs
>>529
そうですね。今本スレの書き込みで台湾ネタキボンヌされているのをとりあげれば。

タイワンちゃん、ニホンちゃんの家へ遊びに行きたいので風邪を内緒にしてお出かけ。お家に帰ったら
高熱を発してSARSと分かり大変。ニホンちゃん「タイワンちゃん、ひどいよ〜!」

てな話じゃねぇ。プラスアルファまたは、これを全く違う話にするとかじゃなきゃね。

あと、某氏ですか・・・。最初は、「枯れ木も山の何とか」と思っていたのですが最近は、新手の荒らしでは
とまで思っていたりして。未だに、ソースなんてケンチャナヨですし、脳内ソースが多すぎ。
ただ、最新作は一定水準に達していたとは思うので、今後の作品次第で評価はかわるかな?
とにかく、「ニホンちゃん(某氏編)」って別スレでやってくれというような作品の乱発は勘弁して欲しい。それ
から、青年(少年?)の主張は勘弁。作家は、自分のメッセージは作品をもって伝えろよ。
以上、偉そうなこと書きまして済みません。>ALL

531 名前:ウェ :2003/05/19(月) 06:01 ID:bm45m1QI
>>530
えーータイワンちゃん風邪騒動面白そうだなー530さんその案イイじゃない
でつかー?う〜そのSSよんでみたい〜。でもたしかにニュースなんかで台湾
うれしそうに叩いてる現状でわヤバイかな?2chの台湾板なんかでも反台工作員
の生き生きとした様をみるにつけ、もう少し事態を見守ってきちんと完結したSS
にしたほうがいいのかもしれませんね。、、でもいずれは描かれるべきだとおもいます。
 水際防疫の失敗も一切合財タイワンちゃんにかぶせようとキャンペーンを貼るコーセーロード省とアサヒちゃん、、、
たはは、、もはや自分の脳内劇場ですねw(自戒。
 某氏さんについては529氏や530氏に概ね同意です、自分も彼のSSを読んでいて「悪貨〜」や「枯れ木〜」、高度な荒らしか?
といった文句が頭を掠めていました。彼のSSはどちらかといえば悪い意味でニホンちゃんのお約束をなぞった
だけで作者さんたち独自の味に欠けるきらいがあるように思われます。正直、最新作も含めて個人的に面白いとは思えません。
ネタ的に自分の好みに合っていないせいもあるとおもいますが、あれだけ叩かれてもupし続ける根性の持ち主ですし遠慮せずもっと
はっきりと感想をいってもいいんじゃないでせうかw         まだまだ言い足りないけれど、このへんで、、長文すみませんでした。
    

532 名前:531 :2003/05/19(月) 06:55 ID:hhjKF8c6
うーん、なんだか自分も荒らしてるようにおもえる、、、ごめんなさい、
あくまで一個人の独白です。某氏への感想に遠慮は要らないなんて言ったけど
だからって誹謗中傷を本スレでやられるのだけは勘弁です。。
 文章が苦手なものでわかりにくい文章で申し訳ありませんでした、、。

533 名前:議論ニダね。 :2003/05/19(月) 14:31 ID:quqbH7fM
522さんはいいお仕事されましたね。個人的に助かったりします。

528さんの指摘した内容を読むと全体のバランスを考え、違う角度からの
話や間接的な作話を意図的に狙う姿勢が読み手にいい印象を残すようですね
猛チャージしている作者様も不明確な読み手をあえて意識してみると推考も面白い
ように進むと思います。
「悪貨」や「枯れ木」と喩えられらた自分で一発作話でもどうですか?
作者登場!は自分はすこぶる好きです。心境をニホンちゃんに吐露してください。

ニホンちゃん、もしくはカンコ君が素敵なオチをつけてくれるはずです。
(これはテクニックずら。逆に話題になっていることを利用しない手はないですヨ)

例: ガーン
(*^▽^)<「甘ったれんナ!」 σ(ナ_ナ) <`∀´;> ウリノソンザイイギガ…

534 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/19(月) 16:08 ID:C5nXhg0E
>カンコ君が素敵なオチ
それが一番ニホンちゃんのレベルを下げる元になっていると思いますけど…

535 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/19(月) 21:56 ID:JmWufiHI
名無しさんへ。
たのむから本スレに書かないでください。
何故かと言うと、あなたはまだ、人に読ませるレベルの作品を書ける人では
ないからです。もう少しここで練習してから本スレに書いてください。

536 名前:ナナッシィ :2003/05/20(火) 00:07 ID:9F5LW7dQ
>ストーリーに凝った風刺も効かした作品より、ひねりも何にも無いお涙頂戴物の方が受けちゃうのも どうなんだろう。
>その努力を放棄して(というかそういう発想さえなく)現実の事件を丸々なぞっているだけのヤシが多 すぎるよ。

ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!(○図かずお風に)
ごめんなさいごめんなさいごめんなさ〜〜い!!!
ソースがないと一語もかけない厨房にございまする〜〜〜!!!
事実そのまま、捻りもなんも無い作品をいくつもうpした前科○犯でございます〜!!
おゆるしををををを〜〜〜!!

・・・・えーと、1割冗談9割本気の錯乱発狂はこれぐらいにしておいて、
まあ、作品にひねりが必要というご意見はごもっともですね。
私も一読者として、小気味良い皮肉や風刺が生かされた作品は読んでいて楽しいです。
とは言え実際のところ、それを意識しているつもりでも、作話作業中はなかなか気付かないもの。
その辺は結局「作家の独り善がり」に陥ってしまうんですよね。(あくまで経験談ッス)
そういう意味では、作品に対する意見や感想等のレスは、新しい作品を作る糧になるのですが、
ノーレス放置されると、広い荒野に一人でいるようで、涙が知らずに溢れてくるのさ〜。

というわけで、どういうわけでもないのですが、一つ作品が出来ております。
これが、「ひねりのある作品」なのかどうか、一つご意見いただければと思う次第なのです。


537 名前:ナナッシィ :2003/05/20(火) 00:08 ID:9F5LW7dQ
まな板を叩く小気味のよい音色が響き、空腹を促すような香りが周囲に漂います。
包丁を振るうのはニホンママ。そう、ここは日ノ本家の台所。
ニホンママはちょうど、晩御飯の準備をしているようです。
そして鼻歌混じりに玉葱を刻むその背中を、戸口からコソーリと見つめるのはニホンちゃん。
暫し、考え込む仕草を見せた後、意を決したようにママに声をかけました。

「ね、ねえ、お母さ・・・・」
「ダメ」
「・・・・まだ何も言ってないよぅ・・・・」
「お小遣いの値上げはできません。家にはそんな余裕はありません」

何でもお見通しママに、ニホンちゃんはぶう〜!とばかりに唇を尖がらせました。
しかし、ニホンちゃんもそう簡単には引き下がれません。
振り返りもせずに包丁を動かし続けるママにすがり付きます。

「で、でもね、このデフレ不況を乗り切るにはGDPの大半を占める個人消費の回復が必要なわけで、
 そのためには、お小遣いの値上げにより冷え込んだ消費マインドに対するサプライズを・・・」
「さくら、意味分かって言ってる? 微妙に使いまわされたセリフの気がするけど?」

やっぱりお見通しママに、ニホンちゃん今度はちょっぴり頬を染めてしまいました。
さて、理屈で説得できなければ、ニホンちゃんも力技で押すしかありません。
ママの背中にしがみ付いて、クイクイと服を引っ張ります。

「もー、とにかくお小遣い値上げしてよ〜してよ〜してよ〜し〜て〜よ〜」

    『ガツン!』

まな板と包丁がたてた重く響く音に、ニホンちゃんはビクリとして手を離しそのまま硬直します。
にんじんの頭が弧を描いてゆっくりと床に落ち、音もなく小さく跳ね、転がり、
テーブルの足にぶつかって止まりました。
その間に、コップ一杯分の冷や汗かいたニホンちゃんに、ママは笑みを浮かべながら言いました。

「・・・じゃあ学年が上がるごとに値上げをしましょ、それでいいわね?
 それでも、どうしてもすぐにお金がほしいのなら、ママのお手伝いしてくれるかしら?」
「・・・はい」

538 名前:ナナッシィ :2003/05/20(火) 00:10 ID:9F5LW7dQ
頼まれたお使いを済まし、買い物かごを前後に揺らしながらニホンちゃんは家路につきました。
(働かざる者食うべからずって事かな・・・あ〜あ進級するまで地道にお手伝いするしかないのかな〜
 それにしても・・・・なぜかその日が永遠に来ないような気がするのは一体なんでだろう・・・・・・・?)
ぼんやり考え事をしながら玄関の前に着くと、お隣からの聞きなれた怒声が耳に入ってきます。
毎度の事ですが、何かと思ってひょいとお隣の玄関先を覗き込むと、

「ニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダァァァァァァァ!!!!!
 お小遣い上げてくれなきゃニダニダニダニダニダニダニダニダァァァァァァァ!!!!!」
「カンコ! こんな事いい加減止めるニダ! ダメなものはダメニダ!」
「ニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダ
 ニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダ
 ニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダ
 ニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダニダ!!!!!!!!!!」
「・・・・・・・・・」

カンコ君は駄々っ子の様に両手両足をじたばたさせながら、躍動的にグルグル高速回転していました。
時折癇癪球のようにバチバチ弾けるわ、壁にぶつかってそこら中に跳ね回るわで手におえません。
一方、ニホンママと同じく毅然とカンコ君の要求を突っぱねていたカンコオモニは、
その様子を唖然としながら見ているニホンちゃんに気がつきました。

「(ゲゲッ、日ノ本の娘ニダ・・・まずい、これではウリナラの恥丸々晒しageニダ!)
 カ、カンコ、わかったニダ! お小遣いの値上げするからもう止めるハセヨ!」
「本当ニカ!? マンセー! これはウリの粘り勝ちニダネ! ウリマンセー!!」

ガックリと肩を落とすカンコオモニと、嬉々とした表情を浮かべ小躍りするカンコ君。
そして、家に入っていく二人の姿を呆然としながら眺めるニホンちゃん。

(・・・・さすがに私には、あそこまではできないなぁ・・・・)

539 名前:ナナッシィ :2003/05/20(火) 00:11 ID:9F5LW7dQ
その晩、カンコ家の食卓では・・・

アボジ「オモニ、なじぇ今日のおかずはキムチだけニダ?」
オモニ「・・・・カンコが玄関で転がりまわっていたから、買い物に行けなかったニダ。
    ついでに言えば、カンコの小遣いを上げるから、これからは食卓も淋しくなるハセヨ」
アボジ「・・・・カンコ・・・どういうことニカ?・・・・」
カンコ「ア、アボジ・・・は、話せばわかるニダ・・・」
アボジ「問答無用ニダ! こっち来るスミダ!」
カンコ「アイゴ〜!! これは全部ニホンの陰謀ニダ〜〜〜!!」

一方、日ノ本家の食卓では・・・

ジミン「な、なぁ、母さん・・・発泡酒は・・・・」
    『ガツン!』
ジミン「ごめんなさい」
ニホン(・・・・・頑張れ、ニホンのお父さん!)

おしまい

(解説)

今回のお話は日本の春闘とデモ大好き・集団行動大好きかの国の貨物ストライキです。

春闘一斉回答、定昇維持が大勢
 ttp://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003031202763
韓国の貨物スト、政府妥協で終息へ
 ttp://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003051503130
(韓国マスコミの社説)
 ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/05/15/20030515000098.html
 ttp://japanese.joins.com/html/2003/0515/20030515204302100.html


540 名前:528 :2003/05/20(火) 01:49 ID:Er.kvGpw
ナナッシィさん、ご苦労様です。私などが言ったことを、お気にする必要の無い方なのにとも思いますが、書き
逃げでは失礼なので、僭越ながら批評させていただきます。

全体として、非常に手堅い標準以上の作品だと思います。問題のひねりと言う点では素直にソースを料理して
られる(悪く言えば、ひねりのない)と思います。逆に、私の言うところの「プラスアルファ」のある作品に仕上がっ
ていると思います。

もう少しだけ、書きますと、「ひねり」という点では、労使交渉の場合これを、おこずかいアップとするのは普通の
発想ですよね。また、カンコ家でニホンちゃんに対抗する意図で無理をしてアップするというのも使い古された話
ですよね。となると全体の構成としては予想通りまたは目新しく無いといえるでしょう。

次に「プラスアルファ」という面を取り上げれば、各場面の描写が丁寧な上に上手いので話に入り込みやすいです。
ニホンママの「ガツン!」なんていう表現の繰り返しとか発泡酒をジミンさんに飲ませたりとか小物の使い方も上手
い。で、先の構成と描写で標準以上と思った次第です。ま、同じ構成を取ってもこのレベルまでまとめられる方ばか
りでは無いわけですので「ひねり」が無いと言うのは、大変失礼な言葉だとも思います。

もうこれで勘弁して下され。←腰抜け

541 名前: :2003/05/20(火) 03:46 ID:SnNoeneQ
>>536
???え?ソース無しでは書けないって、、、自分はソースあってのニホンちゃん
SSだと思っていたんですが、、違うんでしょうか、、?

542 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/20(火) 06:31 ID:676ojc3M
上(>>527-530)で言われてるのはいかに手の込んだおいしい料理を引き立てる
ソースにするかが作品の評価に繋がるということで、
それに対してナナッシィさんが、自分はストレートにソースをぶっ掛けることしか
出来ません、と言っていると思われ。

ちょっと、ソースに繋げるのが無理やりすぎたかな?ちょっと言い方を変えると、
同じ食材でも料理人の腕が違えばその美味さは全然違うだろ?いくら食材が元々
うまくても、下手に調理すればまずい。だから、美味く調理できない自分はそのまま
だします、と言っているのがナナッシィさん。上の議論は、いい料理人なら、食材の
味をさらに引き出すべきだと言っている。

勘違いされると困るが、俺はナナッシィさんが下手とは言ってないからな。俺的には
ナナッシィさんの料理は十分美味い。

543 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/20(火) 07:15 ID:apn49wUE
基本的に、「ニホンちゃん」は『例え話』だと思ってます。
子供に何かを説明するとき、わかりやすいように身近なものに置き換えて話したりしますよね。
要するにあれなんだと。

何を何に置き換えるか、いわゆる「隠喩」の工夫が、「ひねり」だと考えます。
新幹線がエスカレーターだったり、戦闘機が犬だったり、一見まったく関係なさそうだけど、
通して読むと「ああ、あのことを言ってるのか」と納得できる。
それが、良作なんじゃないでしょうか。

以前に、パレスチナあたりを扱った話で、ロケット花火とばしてる横で
機関銃ぶっ放して頭が吹っ飛んでるような話がありましたが、
それはいかがなものかと。
何のために、花火と言う表現を使ってるのかわかりません。

もちろん、単純な文章表現力が重要なのは承知の上ですが、
どうも最近「上手い!」と思える例えがでないなあと思いまして。」

544 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/20(火) 16:16 ID:676ojc3M
>>543
違法コピーをニホンちゃんのコスプレ置き換えたりなんかは、俺的に良かった。

書こうか、書くまいか迷ったんだが結局書く事にしたよ。何で本スレで
名無しさんはageてんだ?別に保守しなきゃいかんほど下がってるわけ
でもないし。ご了承くださいって、なんも説明もないし。そういう自己
中心的なところが、叩かれている原因なんだが。自分で書いたコメントを
読み直してくれよ。ツッコミどころ満載だぞ。

後、やっぱりソースとネタの差がわかってないだろ。一応ニホンちゃんのHPに
>このサイトにある1000話以上ある小説ですが、驚くべき事に
>その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
って書いてあるんだから、捏造はやめてくれよ。特攻隊について書くんなら
きちんと特攻隊の事を調べてから、また、関連情報が載ってるサイトとか
あったら、ソースとして貼る。この位はした方がいいんじゃねーか。
神風特攻隊なのに、ラジコンは無理だとしても、番犬がでないのもニホンちゃんと
しては、本スレに投稿する資格がないんじゃないか?「自分のことは」じゃ、
きちんとソースを貼ってくれたかと思った。んで、「韓国の妄言に諸外国が反応を
示したのか、へー」、と思ってしまい、見に行ったら諸外国の韓国の行動に対する
反応は一言もかかれてない。タイワンちゃん、アメリー君、チューゴ君の反応は
脳内ソースであると、自ら言ってるようなもんだぞ。タイワンちゃんとかを動かせば
いいってもんじゃないだろ。

あんた、文章は別に悪くないんだから、もうちょっと言われてる事に耳を傾ける
ことが出来りゃ、もっとましなもんが書けると思うぞ。とりあえず、ナナッシィさんの
投稿を読んで、自分とナナッシィさんと何が違うか考えてみてはもらえんか?

545 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/20(火) 16:23 ID:676ojc3M
後、本スレ635でも書いたんだが、別に文章に特に文句があるわけじゃない。
書くなとも言ってない。
ただ、あんたのその頑ななまでのゴーイングマイウェイに疑問を感じるだけだ。
最近は若干良くなってきてはいるが。

546 名前:◆CHINAyH. :2003/05/20(火) 18:33 ID:fR2zY.vw
元ネタはこちらdeath
http://japanese.joins.com/html/2003/0519/20030519181149300.html
IMFは韓国の斜め上を逝く景気変動を認識しているのでしょうか・・・
まあ、あの3国はいまのところデフレだけはありえないdeathが。

547 名前:◆CHINAyH. :2003/05/20(火) 19:03 ID:fR2zY.vw
>>546は大誤爆です。謝罪しますが賠償は(略

>前から思ってたが、作話とあらすじの区別のついていないヤシが多いな。
>ストーリーを延々と地の文で解説されてもなあ。
すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいません(略
話に捻りがないですが、作者がひねているということでどうかご容赦を(死
駄作ばかりでごめんなさい。

>ノーレス放置されると、広い荒野に一人でいるようで、涙が知らずに溢れてくるのさ〜。
放置プレイなら叩かれるほうがいいのかも・・・レスがないのが一番辛い。
>>537-539は素で面白いので本スレに転載でいかがでしょうか。

548 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/20(火) 19:23 ID:pPteK2Mc
>>544
なんか意味も無く原理主義者な香具師がいるし(藁

面白ければそれでよし
突っ込み所が多いものはネタだと言うこと
ソース、背景、元ネタがあれば風刺も加わって更に面白い

少なくとも第三者やROMってる香具師はそう思ってる
「元ネタとソースの違い」とか「伏線が」とか何とか本気で作家を目指してニホンちゃんを書いている
人以外考えてないし

549 名前:548 :2003/05/20(火) 19:26 ID:pPteK2Mc
ついでに本スレ712、
>「それはですね、先生は教えても成果が得られないひとには匙を投げざるをえません」
激しくワロタ

550 名前:ナナッシィ :2003/05/20(火) 23:14 ID:zktmSUvk
早速、ご意見レスを頂き恐悦至極に存じます。
その上、言葉不足な私の発言を補っていただけるとは、さすが補完スレ、看板に偽り無しw

>「ひねり」という点では、労使交渉の場合これを、おこずかいアップとするのは普通の発想ですよね。

なるほど。言われてみれば確かに・・・・少々安易に走ってしまっていた点はいただけないですね。
む〜、しかし、これを小遣い値上げ以外に比喩する事が出来るのでせうか・・・要研究ですな。

>何を何に置き換えるか、いわゆる「隠喩」の工夫が、「ひねり」だと考えます。

・・・「島」を「パンツ」に置き換えた先人の偉大さには、ただただ恐れ入谷の鬼子母神。
となると、私も諸先輩方の工夫の成果を、何も苦労もせずに享受して作話しているわけで・・・
うん、三回半ひねりとはいかなくても、一回半ぐらいまでいける様がんがりまふ!(`・ω・´)
とりあえず1/4ひねり(自己申告)ぐらいから挑戦してみるか・・・・(できればの話ですがw)

>>537-539は素で面白いので本スレに転載でいかがでしょうか。

いやー、特に手直しもせずにそのまま転載というのもアレなので、今の所このまま放置の方向death。
実際、作ったはいいがうpするのにちょっと違和感を感じて、お蔵入り寸前だった作品ですから。
その違和感の原因については、528さんに指摘されてようやく気付いたところです。
もうちょいソースを生かして、上手くひねった展開をする事が出来そうだったら、
改めて新作として本スレにうpさせていただきます。
まあそれに、ニホンちゃん歴1月ぐらいの人なら兎も角、ニホンちゃんフリークの方なら
本スレも補完スレもチェックされているでしょうから無問題。

551 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/21(水) 01:59 ID:TWQyUjck
>>548
自分もROMメインだが>>544は評価できるところはきっちりフォロー入れてる上でちゃんと
突っ込んでるように感じたが。

てか、
>少なくとも第三者やROMってる香具師はそう思ってる

って、ちゃんと裏取った上での発言なのか?周りはむしろ君の言う「原理主義者」の方を
支持するような気がするが。


・・・・・・・ここまで書いて思ったが、もし名無しさん氏が荒らしだとしたら、かなりの勢いで
その目論見は成功してることになるわけか・・・・・・・・・・

552 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/21(水) 03:25 ID:1/9jgTFk
>>548
原理主義を日英翻訳にかける→Fundamentalism

俺ってFundamentalistだったのか?いよーし、進化論の弾圧だー!チンパンジーが
99.4%、人間にちかいだとー!?そんなふざけた話は子供に教えるんじゃねー!
(現実に、アメリカ西海岸では進化論を教えるならアダムとイブも教えなきゃならない。
そのため、神話(?)を授業内容に取り入れるぐらいなら進化論も放棄するって
所が多いと言う事らしい。どっちも教えなきゃ嘘を教えてなくて良いからな)

(ちなみにチンパンジーの件は以下のURLをご参照ください
ttp://www.cnn.com/2003/TECH/science/05/20/humans.chimps.ap/index.html
CNNのサイト。日本語のニュースソースは知らん。)

P.S. イスラム原理主義はちとネタにしづらかった。っていうか、出来なかった
後、>>551さん、わざわざフォローありがと。お手数かけてスマンかった。

553 名前:名無しさんはカンコ君みたいニダ :2003/05/21(水) 09:44 ID:PZyHLuPo
本スレの某氏 w、言うだけケンチャナヨだろうが、読者に分かって貰おうという意思は、
無いのだろうな。上の何とかバンドや「バラの騎士」そして「鳥頭」と何の事やらわから
無い(西原とかカラヤンくらい知っているけど)。せめてあらすじを書くとか、紹介してい
るページを張るとかするのが常識だろ。それが出来ないのならソースや内容以前に、
荒らしと一緒。読者無視の自己満足なオ○ニーを、見せられちゃなぁ。
引きこもっていないで、他人と接していれば自分の趣味や常識が誰にでも通用すると
は限らないことくらい分かるはずだぞ。
あと、台湾なら「台湾紀行(司馬遼太郎著)」で、出ていた猿か何かが保護動物なのに
ペット(?)にされている話があっただろうに(詳細は失念)。

お題  名無しさんと説いて、

カンコ君と解く (そのこころは)

聞く耳を持たない。(耳がキムチなので、キムチ耳しか持たない。キムチ耳、聞く耳・・)

円楽 「  」

554 名前:名無しさん :2003/05/21(水) 15:56 ID:D3K0BIzk
 「ペット!?」はは西原理恵子先生の『鳥頭紀行』の台湾編を元ネタにしました。台湾は
ワシントン条約に加盟しておらず作品で出た動物が本当に夜店で売られていたようです。な
んと餌はご飯にミルクをかけたものだったとか。これは鳥頭紀行に書かれています。元ネタ
は張り忘れていました。今後こちらも張ります。あと元ネタにでていない動物は実際に条約
にひっかかっている動物です。これはストーリーを面白くする為に出したのですが捏造にな
るかも、と不安なのですが。台湾紀行は知りませんでした。
 そして『薔薇の騎士』をあげたのはこのスレ535さんの『本スレに書くな』といった内容
の書き込みにおもうとこおがあったからです。流石にそう言われると・・・。
 これからも作品は書いていきたいですし至らないところは改善していきますのでご意見お願
いいたします。返答及び回答は作品でもって答えます。

555 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/21(水) 16:05 ID:.tqwehCI
>そして『薔薇の騎士』をあげたのはこのスレ535さんの『本スレに書くな』といった内容
の書き込みにおもうとこおがあったからです。流石にそう言われると・・・。

そう言われると・・・なんじゃらほい?
何を思ったの?

556 名前:名無しさん :2003/05/21(水) 16:26 ID:D3K0BIzk
 頭にきました。それで作品を多くの方に読んで頂き感想を欲しいと思いました。

557 名前:554&552 :2003/05/21(水) 16:28 ID:1/9jgTFk
>>554
もし>>535氏に対する抗議でAGEたって意味なら筋違いにもほどがあるぞ。
そういう意味じゃないなら、きちんと自分の言いたい事を書いてくれ。
少なくとも、554の文を読んだ限りじゃこういう風にとられても仕方ない。

後、作品で答えるなら、次回作は本スレに投稿する前にこっちに投稿した
ほうがいいと思うぞ。俺らの様な普段ならROMしてるだけのヤシがわざわざ
このスレに出張ってきた意味を考えてくれ。

558 名前:544,552,&557 :2003/05/21(水) 16:38 ID:1/9jgTFk
>>557
漏れの馬鹿(T_T)
こんな初歩ミスを・・・

559 名前:名無しさん :2003/05/21(水) 16:45 ID:D3K0BIzk
 僕が頭にきた理由はいくらなんでもそんな言い方はないだろ、と思ったからです。
それならいい作品書いてやる、でそれを多くの人に見てもらって感想を聞きたかっ
たからです。
 作品はどうしようか、ここにも書きます。533さんが提案されていますし。た
だ僕の考えは何度も言うとおりここは議論する場なので。それ用の作品を書きます。

560 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/21(水) 16:50 ID:1eYQYifE
>「ペット!?」
まず1レス目。散々過去に議論されてきたタイワン×ニホン×アーリアの百合っぽい描写って必要なのか?
さらに序盤が冗長過ぎるので自分は読むのがだれてしまった。
2レス目は会話が多すぎてメリハリがない(そしてだれる)。
3レス目にオチがないどころか、おまけの文は蛇足で必要ない。
この話は童話でも諷刺でもなくて801だと思う。

ちなみに801の意味を名無しさんが知らないときのために解説すると。
「ヤマなし」「オチなし」「イミなし」の頭文字をとって801だ。


561 名前:◆CHINAyH. :2003/05/21(水) 17:34 ID:tJP1kjGg
『名無しさんとおなじネタで作ってみますた』

「ニホンちゃーん、お菓子たべよー」
「えーでもおかーさんが寄り道はいけないって・・・」
「いいからいいから」
学校の帰り道、タイワンちゃんが寄り道のお誘い。
しりごみするニホンちゃんを強引に引っ張って駄菓子屋に突撃すると、おばちゃーんこれちょうだいとお菓子をゲッツ。
やっぱり買い食いは放課後のロマンよねとのたまいつつ、あたりをうかがいお菓子を頬張るタイワンちゃん。
「吟○スた○っこど○ぶつ〜」ゥマゥマ
ああ、国際登下校法違反どころか、学童買い食い禁止条約(CITES)にも違反しています。
「ニホンちゃんも食べるぅ?」
「えーいいよいいよ」
「そんな遠慮しなくってもおごってあげるから」
「えーでも・・・」
これ買っちゃったからと亀○のあられ○せん○いをおずおずと見せるニホンちゃん。
可愛い顔してなんとやら。
「越後屋、そちもわるよのぅ」
「うっふっふ。何をおっしゃいますかお代官様」

最低に終わる。

562 名前:557 :2003/05/21(水) 17:56 ID:1/9jgTFk
>>559
>いくらなんでもそんな言い方はないだろ、と思ったからです。
ネラーの暴言にいちいち目くじらを立てるほうがどうかと思うが、結局>>535氏は
少なくとも俺を含む数人が思ってる事をストレートに言っただけだと思う。
>ここは議論する場なので
スレタイ=「補完」・議論用スレ
ここは議論用のみじゃない。それに以前にさんざん議論されて来たことの
一つとして、内容的に本スレに向いてないものはこっちに書き込んで反応を
みてから本スレに貼るというのがある。

それよりもなによりも上の方でさんざん言われている事を理解しようとする
気概が感じられんのだが。あんたは>>462で叩かれるのを予言されてるが、
実際にそうなった頃に>>504でしばらく本スレに書かないほうがいいと言われ、
それでも書き続け、そして叩かれ続けて今に至っているわけだが、何か感じる
物は無いのか?

563 名前:◆CHINAyH. :2003/05/21(水) 18:03 ID:tJP1kjGg
えー>>561は後出しのジャンケンのようで申し訳ないですが、machina的に書くとこんな風になります。

諷刺と笑いってなんだろうという命題の現時点でのウリの回答は、4コマ漫画的ショートショート。
(萌えとか感動とかは他の作者諸氏のほうが得手なのでということもありますが)
ああ、先人(鮮人?)たちは偉大すぎまつ。追いつけましぇん。

まあ、なにはともあれガンガレってことです。

564 名前:名無しさん :2003/05/21(水) 19:38 ID:D3K0BIzk
562さんへ
 叩かれたらより面白い作品を書くだけです。僕のこのスレに対する考え方は議論の場です。それに
ご意見に対するお答えもしていますしそれを作品にあらわしているつもりですが。それはここでも認
めて下さっている方もおられますし。あと考えましたが次回作は本スレに書きます。そこで回答をお
見せします。主人公はゲルマッハ君で歴史ものです。
 ところで「自分のことは」ですがアメリカは理解を示していて中国もある程度示しています。これ
は朝鮮半島情勢版を御覧頂ければお解かりいただけると思いますが。台湾も賛同していたと思います。
ただ台湾は何かのニュースでちらっと見ただけでしたが。脳内ソースなんか使いません。ソースを元
に話を構成していますが。それで失敗したのが「レジスタンス」でしたが。
 面白く、感動するストーリーを書くのがニホンちゃん作家の使命です。ならばより面白い作品を書
くのみ、それが僕の考えです。

 machinaさんへ
 4コマですか。言いえて妙ですね。

565 名前:脳内妄想自己完結 :2003/05/21(水) 21:57 ID:3vfvQOSs
>>559
>いくらなんでもそんな言い方はないだろ、と思ったからです。
>ここは議論する場なので
本当にそれだけ?
名無しさんのリアクションを見ていると、ここまで本スレにこだわって
反発するのにはもっと何か違う理由があるように感じられるのだが?

まさか名無しさんは「本スレか補完スレか」という話を、
言論封殺かなにかのごとく受け取ってないか?
だとしたらそれは違うよ。
「ニホンちゃん作品は本スレに書くもの。本スレでなければニホンちゃんじゃない」
なんて聞いた事もない。それから、
>もう少しここで練習してから本スレに書いてください。
と535氏は言っているし、
>こっちに書き込んで反応をみてから本スレに貼る
と557氏は言っている。彼らが言いたいのはつまりこういった事だからね。

566 名前:脳内妄想自己完結 :2003/05/21(水) 21:58 ID:3vfvQOSs
それとも、みんなの意見を聞きながら推敲する事は
自分の作品じゃなくなるみたいで抵抗がある、という事か?
もしそうなら、もうこの話はしてもしょうがないと思うが。>ALL
自分の作品に対してそういうスタンスの作者さんがいるのは全然不思議ではない。
というか自然な事でさえある。
ただし、名無しさんには厳しい話になってしまうが
「あなたはまだ、人に読ませるレベルの作品を書ける人ではない」
とまではっきり言い切る人が出てきているのは事実であり、
「荒らし」と感じるほど名無しさんに不信感を抱いてしまった人がいるのも
事実なので、自分ひとりの力で作品によって評価をくつがえすのは並大抵の事じゃないよ?
これだけは言っておく。

あと蛇足、「自分の事は」の詳しいソースを出来ればあらためてキボンヌ。
いや煽りじゃないんだ。「有事法制に中国が理解を示した」というのが
ソースつきの事実というのはかなり驚きで、個人的に興味を持った。


567 名前: :2003/05/21(水) 22:32 ID:1eYQYifE
外交当局の発表では『注目している』というまあ模様眺めのようだ。
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200305160209.html
http://j.people.ne.jp/2003/05/16/jp20030516_28862.html

理解を示したかどうかは微妙だな。
新華社通信や軍広報誌などでは批判的記事が載っているらしい。
台湾や東シナ海にもリンクするだけに観測気球を上げたぐらいの話だろう。
台湾の反応についてはソース不明。


568 名前:脳内妄想自己完結 :2003/05/21(水) 22:50 ID:oIxmho3Q
>>567
おや、さんくす。

読んでみたけど、これは確かに模様眺めと言った方がいいなあ。
>「別に気にもならないアル」
という反応ではないような気がするが。


569 名前:名無しさん :2003/05/21(水) 23:25 ID:D3K0BIzk
 >脳内妄想自己完結さんへ
 模様眺めになりますか。理解というにはやっぱり微妙かな。うーん、僕的には
ある程度の理解と認識しているのですが。
 あと僕は作品を書くにあたってここや本スレの意見も参考にしています。また
現在の評価は作品で覆していく所存です。また新作を発表いたしますのでまたご
意見お願いいたします。

570 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/22(木) 01:11 ID:JK7DmvHk
>>569
何故キミが「まずはこのスレに書いて、意見を仰げ」とか言われるのかと言うと、ひとつにはソースの
信憑性が低いから。
「今回のソースは○○です」って、書いてはいるけどリンクがない、あっても話の内容と合致していない。
そんなものを明示されても 「で、なんでこんな話なの?」 って思っちゃうわけで。

もうひとつの理由は、やはり多くの人が指摘しているはずなんだけど「単調な長文で途中でダレル」部分
が多いところ。こう言ってはなんだが名無しさんは自分の書く描写に酔って暴走しまくってるように見えて
しょうがない、ってのが個人的に思うところ。


蛇足:
>>564で書かれてたけど
>そこで回答をお見せします。主人公はゲルマッハ君で歴史ものです。
このセリフ、本来なら 「これこれこういうソースをベースにした話を書く予定です」 って言うところだと思う
んだけど、こーゆーところに名無しさんのネタ偏重っぷりが言外に滲み出てるような気がするのは俺だけ?。


571 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/22(木) 03:01 ID:26Dc06EU
>>552
このレスを見て考えたけどヨハネ君が生物の時間に先生に逆らわないかどうかちょっと不安…
って、かえってネタになるかも~~;;

572 名前:本スレ736 :2003/05/22(木) 07:28 ID:.yNlz2MY
本スレの738氏へ
おお、その構図いいですね。あと、自分が張ったリンクの映画のストーリー読んで
いたら普墺戦争の話も入っているなw。見たのは他の映画だったみたい(爆

>個人的には第2帝政期の頭に花が咲いてしまったようなフランスが好きなのだが。

激藁。面白そう、是非書いて下さい。けど、あれから第一次大戦までが文化都市パ
リの栄光の日々ですよね。あ、けど、お子さまむけじゃ無いから補完スレでしか発表
できないものになりかねませんか。

本スレ739
本人が意見募集しているのに答えたら作品を書けってのか?じゃ、もう止めるよ。
言ったって聞き入れるような人とは思っていないし。

ああ、訂正している分も文章として間違っているし(鬱

573 名前:初投稿 :2003/05/22(木) 07:43 ID:I5a9QfP2
『6月の太陽』

季節は夏の事でした。
入道雲と、蝉の合唱と、そしてまっすぐな陽射し。
ここは知覧の間、その縁側で寝っ転がっている人影が二人いるようです。
「なぁジミン」
「んー?」
 呼びかけられて眩しそうに目を開いたのは若い頃のジミンさんでした。
 呼びかけたのは、誰でしょう?細い目、がっしりした顎。心なしカンコくんに面影が似ています。
「随分外が騒がしいニダね」
「んー、まあウチは最近負けがこんでるからなあ」
 ちちちちち…小鳥が軒先でさえずりました。
 けれども良く耳を澄ますと遠くの方で罵りあい、殴り合う声が聞こえます。
「あーあ、やだやだ」
 ジミンさんはごろりと寝返りをうって、軒先の小鳥を見上げました。
「俺は今度は小鳥になるよ」
 憂鬱そうにジミンさんが呟きます。ジミンさんは町内喧嘩にあまり乗り気ではないようです。
 何も言わず、カンコくんに似た男の人は苦笑していました。
 この頃、知覧の間は、ある特別な仕事を与えられた日ノ本家の人たちが集められていました。
 その特別な仕事とは…とても辛く、苦しい仕事でした。
 よく見ると知覧の間には他にも何人かの男の人がいるようです。
 手紙を書いている人、将棋をさしている人。色々な人がいます。
 この部屋にいる人はみな、その『特別な』仕事を与えられるのを待っているのです。

574 名前:初投稿 :2003/05/22(木) 07:44 ID:I5a9QfP2
 がらり。
 知覧の間のふすまが開けられました。
 部屋にいる全員が一斉にふすまの方向を見ます。
 そこにはニッテイさんが沈鬱な面持ちで立っていました。
 部屋の中を見回し、二人に向かって歩いてきたニッテイさんは、静かにカンコくんによく似た男の人の肩に手を置きました。
「ミツヤマくん、宜しく頼む」肩に置かれた手が、微かに震えています。
 それ以上何も言わず、ニッテイさんは踵を返し知覧の間から出て行きます。

 音もなく、知覧の間のふすまは閉められました。
 黙々とミツヤマと呼ばれた男の人は支度を始めました。襟を正し、額に鉢巻を締め、木刀を手にとり、感触を確かめるようにぎゅっと握りました。
 ジミンさんはいくばくかの憾みを込めた目で、ニッテイさんが消えていった知覧の間のふすきを睨んでいます。
「じゃあウリは行ってくるニダ」
 清々しく笑いながら、ミツヤマさんは縁側から出ていこうとします。
「……」ジミンさんは返す言葉がありませんでした。
 いえ、本当は声をかけたくて仕方がないのです。
 けれども、喉の奥で絡まった糸屑のように、言葉はもどかしく詰まってしまうのです。話したいことは色々あるのに。
「なあ、ジミン」
「…なんだ?」ジミンさんはようやくそれだけ、口に出来ました。
「ジミンのハハウエ様に伝えておいて欲しいことがあるニダ」
「?」
「色々ウリは日ノ本家にお世話になったニダ。継母だったけれど、ウリには最高のハハウエ様だったニダ。
 何度か『お母さん』って云おうとしたけど…結局呼べなかったニダ」
 そう云って、ミツヤマさんは照れくさそうに笑いました。
「ミツヤマ…」行くな、思わずジミンさんは云いそうになりました。それを遮るように、ミツヤマさんの言葉は続きます。

575 名前:初投稿 :2003/05/22(木) 07:46 ID:I5a9QfP2
「だから、ハハウエ様に伝えてほしいニダ、伝えてくれるか?ジミン」
「…ぁぁ、あぁ…!」絞り出すようにそう云うと、ジミンさんは何度も頷きました。
 縁側から勢いよく降り立つミツヤマさん。
「『長い間、ありがとう。ウリは幸せ者だったニダ。ウリはお母さんが大好きニダ』って」
 少し傾いた陽射しのせいでミツヤマさんの顔はよく見れません。
 けれどもジミンさんには、ミツヤマさんが、にっ、と笑ったように見えました。

 裏木戸を開けて、ミツヤマさんは走り出します。
「また出てきやがったか、糞ったれが!」
「打ちのめせ、殺せ!」
 憎しみに荒んだ眸がミツヤマさんを捉え、罵声と共に大量の石礫がミツヤマさん目がけて投げられました。
 びし、びしびし、びしっ。
 いくつもの石礫がミツヤマさんの身体を打ち据えます。
 まるで滝のような、雨のような石礫。
 けれどもミツヤマさんは真っすぐに走っていきます。
 ひたすら真っすぐに。落ちかかった太陽に向かって。
 走っていくミツヤマさんの姿は、すぐに横町の角に消えていってしまいました。
 ちちちちち…
 軒先の小鳥が空へ向かって飛び立っていきます。
 ジミンさんは溢れる涙を拭おうともせず、ミツヤマさんが消えていった横町の角を、日が落ちるまでずっと見ていました。

 それは第二次町内大喧嘩も終わりにさしかかった6月の、暑い昼下がりの事でした。

576 名前:初投稿 :2003/05/22(木) 07:47 ID:I5a9QfP2
激しく自信がないのですが、試しに投稿してみました。
元ネタ、およびソースは知覧特別攻撃隊、隊員の家族に宛てた手紙です。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway/7346/tiran.htm
相花信夫少尉の手紙を元としましたが、継母云々という『内容』を活かすために、
朝鮮人として特攻隊に参加した、光山文博(卓 庚鉉)少尉に人物を置き換えていることをあらかじめお断りしておきます。

また、作話上ニッテイさんでは世代が高すぎ、ニホンちゃんでは逆に低すぎてしまうので、
若い頃のジミンさんを中心に据えました。
ジミンさんはこの後知覧で命令を待ちつつ終戦を迎えた…と。
血縁関係や特攻関連の表現方法でも穴があるかもしれませんが、
初めてのニホンちゃんと云うことで大目に見てください(涙)。

577 名前:名無しさん :2003/05/22(木) 12:44 ID:rndqTda2
>572
本スレ739は僕ではないです。ニホンちゃん書くときは絶対にこのHN使ってます。

578 名前:脳内妄想自己完結 :2003/05/22(木) 14:06 ID:lHBYCie2
>>577
ゲルマッハ   「・・・・・・さすがに身内の恥を事実そのままなぞられるのはな」
アーリア    「本スレ322を見て欲しい。この話は有名な話であり、また世界観にそぐわない
          話だ。このソースで作話するなら普段以上にひねりが要求されたわけだ」
フランソワーズ「それから予防線を張っておきますが、皆ももう少しマターリするべきですわ」
アーリア    「他人の書き込みはよく読んで、実りある議論にしてもらいたい。
          名無しさん氏はせっかく皆が批評・議論をしているのだから、
          きちんと読んで生かして欲しい。なあフランソワーズ?」
フランソワーズ「え、ええ。そうですわね・・・・・・・・・」

ttp://www.sqr.or.jp/usr/akito-y/kindai/79-nationalism4.html

579 名前:名無しさん :2003/05/22(木) 14:54 ID:rndqTda2
 >578
 げっ、そうでした。このネタはニホンちゃんにはそぐわないものでしたね。
かなり薄めて耽美的にしたつもりでしたが。この作品はこの狂王とまで呼ば
れた彼とワーグナーにスポットをあてたのですがこういったネタは今後使い
ません
 当時の普墺戦争や普仏戦争といった時代背景は僕も知っていましたがルー
ドヴィヒ2世に話を集中させたかったので触れませんでした。

580 名前:えっちなのはいけないとおもいません :2003/05/22(木) 16:14 ID:oDZu.fPU
アレが好きなのは別に女の子だけじゃなく、ゲルマッハ君がお耽美本を隠し読み。
禁断の園を扉の隙間から覗きみる感じでDokiDokiハァハァ。
「  と  き  に  兄  者  」
ゲルマッハ君がびっくりして振り向くと、そこにはアーリアちゃんが仁王立ち。
アーリアちゃんは眉間に皺をよせて得物を握りしめました。
「弁解の言葉はあるだろうか」
「いやっまてっ妹者っ! ときにおちけつ!!」
危うしゲルマッハ。

そのとき2人の間に割って入ったのがハプスブルク先生。
ゲルマッハ君の手から禁書を没収すると先生はいいました。
「あらあらだめですよ〜えっちなのは〜いけないとおもいます〜が〜ゲルマッハ君も〜お年頃ですから〜ね〜」
先生わかってますよ〜とばかりにハプスブルク先生に抱きしめられ、たわわに実った胸に埋もれることになったゲルマッハ君は大人の色香にもう陶然。
「あの、その、先生くるしいんですが」
「改心するまで〜先生は〜離しません〜よ〜」
うれしはずかしな状況ですが、放って置かれたアーリアちゃんは面白くありません。
「兄者からはなれろ年増!」
必殺の口撃でハプスブルク先生の胸からゲルマッハ君を引き剥がすと、アーリアちゃんは問答無用で彼をひきずっていくのでした。

「せんぱいせんぱいわたしとしまじゃないですぅ」
「はいはいわかったから。いい子だからもう帰りましょうね」
「としまじゃないんですよぅ」
「だから子供の言ったことなんだから」
「ふぇ〜ん(泣」
ハプスブルク先生を宥めることになったフラメンコ先生はとんだ災難でした。

581 名前:本スレ736 :2003/05/22(木) 19:34 ID:TqlVfSrw
>>577
心配しなくても大丈夫です。そんな卑怯な人だと思っていたら、真面
目にリンク張ってまで批評しません。ただ、必要のない事までこき下ろ
したりして失礼な言い方が多かったとは思いましたので、謝罪します。
ごめんなさい。

>>580
うお!わざわざ書いていただいたのですか。面白いですね。というか第
二帝政ネタじゃなく、こちらも大人向けとはやりますね。
個人的にゲルマッハ=プロイセンと思いこんでいるのでパッと読むと「あ
れ?」と思ってしまいますが、アーリアちゃん=プロイセンと言い聞かせ
て読むとこれはなかなか上手い位にプロイセンとオーストリアの外交合
戦を描いていて得心いたしました。
本スレには上げられないのが、もったいないなぁ。

第二帝政でという話では、映画「ムーラン・ルージュ」の乱痴気騒ぎを想
像していたのですが、映画の舞台は世紀末頃なので違うのですね。あ
れ以上の馬鹿騒ぎだったのでしょうか?ふふ、それだとそっち方面がお
子ちゃまの私には、刺激が強すぎるかも w ああ、饅頭怖い。怖い。



582 名前:siki :2003/05/22(木) 22:16 ID:ghncwcPI
本スレに貼れなくなってしまったのでとりあえず続きをココに貼り付けます

カンコ君のその発言を聞いたニホンちゃん(ニッテイさん)は
椅子から立ち上がり、両手を広げ天にかかげ 

「愚かなり、カンコ!!」
「ニダ?」
「ニホンを守るわジエイタイだけに有らず
 その濁った眼では真を見る事はできずや、心の眼を見開きしっかと見よ
 ニホンを守りし二百四十六万余柱の英霊を」
「ひぃ〜〜〜」

いったいカンコ君は何を見たのでしょう、何も無いはずの空間を見つめ顔面蒼白になっています

「ひぃひぃひぃぃぃぃ」

腰が抜けたらしく、這いつくばって部屋の隅で休んでいるハイチちゃんの側に擦り寄り
震えて歯の根がかみ合わない口から必死で声をあげます

「ハ ハ ハイチ、しゃしゃとニテお ジョレいしる!」
「あら いいのですか? まだ謝罪を聞いていませんが」
「そんなのは、どうでもいいニダ、早くしるニダ」
「まあ、そういうわけですからニッテイさん今日のところはお引取りを」
「うむ では帰るとするか、ニホンには我がよろしくと言っていたと伝えてくれ」
「はい」
「でわ 然らばだ」

583 名前:siki :2003/05/22(木) 22:16 ID:ghncwcPI
そう言い残しニッテイさんの霊は帰ったらしく、ニホンちゃんは椅子に座り込み
目を閉じます

「ニホンさんニホンさん」
「ん? ハイチちゃん?」
「おつかれさま、儀式はもう済みましたよ」
「終わったの? あれカンコ君そんにへたり込んでどうしたの?」
「ゼェゼェゼェ」
「これでもう、カンコ君に『謝罪しる』なんていわれないのよね?」
「・・・・・・・アイゴー ニホンは謝罪しる〜〜〜!!!!」
「ひぃ〜〜〜ん やっぱり変わらぬまま、お約束はけんざいなのねぇ(泣」

おしまい

584 名前:siki :2003/05/22(木) 22:24 ID:ghncwcPI
ニホン「何方か続きを代わりに貼り付けてくださる奇特な方、ございませんか」
カンコ「こんなソースのない話、代わりに貼り付ける輩はいないニダ、だいたい
    本スレに貼り付けようとしたから、檀君様のバチがあたったんだハセヨ」
ニホン「え〜っとソースソース・・・・あっココ、ココ
    >「反省しないのならニホンの家を攻め滅ぼしてやるニダ」」
    ・・・・ダメ?」
おしまい

585 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/22(木) 22:42 ID:bS68ZmP6
>>584
はっときますた。

586 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:34 ID:KvoFQuR2
 新作を書きましたがちょっとニホンちゃんの世界にどうか、と思いましたのでまず
ここに載せます。ご意見下さい。

587 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:34 ID:KvoFQuR2
  「未来志向」
 「嫌、来ないで・・・」
 夜道でニホンちゃんがなにかにおびえています。
 「あっち行って。お願いだから」
 見れば犬ですね。グルル、と吼えています。
 「だから、来ないで・・・」
 お友達の家へ行った帰り道でしょうか。タイワンちゃんもウヨ君もいません。
 「ガゥッ!」
 「きゃあっ!」
 今とびかからんとしたそのとき何かが犬を撃ちました。
 「ふえ!?」
 きゃんきゃんと鳴いてさっていきます。石でも投げつけられたみたいですね。
 「怪我はないか?」
 横を見ると男の子が立っていました。黒髪のなかなか格好いい子です。
 「あ、ありがとう。あなたは?」
 「俺か?朴っていうんだが」
 「朴・・・君!?」
 「ああ。まあ夜道は一人で歩くなよ。危ないからな」
 「う、うん」
 朴君に連れられニホンちゃんは家へ帰りました。
 「じゃあな。俺の家はここだ」
 そこはお隣のおうちでした。
 「(お隣さん?あんな子いたっけ)う、うん。わかったわ。おやすみなさい」
 「おやすみ」
 かくしてニホンちゃんは無事おうちにつきました。
 

588 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:35 ID:KvoFQuR2
(昨日の子朴君・・・知らないなあ。誰なんだろう)
 朝のHR前ニホンちゃんは昨日のことを考えていました。
 「皆さん、おはよう」
 「おはようございまーーす」
 フラメンコ先生が来ました。
 「今日は皆さんに新しいお友達を紹介します。いらっしゃい」
 先生に呼ばれて一人の男の子が入ってきました。
 「朴。朴 利夫だ。前の学校ではカンコと呼ばれていた。だからそう呼んでくれ」
 「アーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
 少年を見てニホンちゃん跳び上がらんばかりに驚きました。
 「?ニホンちゃんどうしたの?」
 「あ、ああ、な、なんでもないの」
 ニホンちゃんまだぱにくってますがなんとか落ち着きを取り戻しました。
 「席は・・・ニホンちゃんの隣が空いてるわね」
 カンコ君ニホンちゃんの隣に着席しました。
 「?なんだ。昨日の奴か」
 「な、ななな、なんでここに!?」
 「家の都合で親元を離れてたんだ。昨日戻ってきたばかりだ」
 「そ、そうだったの」
 「ニホン・・・お前の名前か?」
 「あ、あだ名なの。日之本さくらっていうの」
 「さくらか・・・。これからはそれで呼ばせてもらうか」
 かくして5年地球組に新しいメンバーが加わりました。

589 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:36 ID:KvoFQuR2
クラスはカンコ君の話でもちきりです。彼クールでなかなか格好よく結構頭も
いいのです。
 「なかなかハンサムですわね」
 「少し冷たい感じがするけどね」
 女の子の噂の的です。ニホンちゃんが隣ということもありよく一緒にいました。
 「さくら、下着見えてるぞ」
 「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
 体育の時間バスケをしている時にカンコ君が言いました。
 「もう、そんなこと言わないでよ!!!」
 ブルマーの裾を直しながらニホンちゃん顔が真っ赤です。
 「悪いのか?俺が言わなかったら皆に見られてるぞ」
 「うう・・・」
 ニホンちゃん反論できません。
 「竹島ってパンツか」
 「なんでそんなことまで知ってんのよ!!」
 「・・・書いてたぞ。お前の字で」
 「もーーーーーーーーーーーーッ!カンコ君の馬鹿ーーーーーーーーッ!!」
 ニホンちゃん更に顔を赤らめちゃいました。
 「・・・・・・ごめん」
 それにはカンコ君すんなりと謝りました。

590 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:37 ID:KvoFQuR2
ある雨の日町へお使いへ行った帰り道、ニホンちゃんは雨の中子犬を抱えたカンコ君
を見つけました。
 「その犬、どうしたの?」
 「・・・捨てられていたらしい。俺が拾った」
 そっけなく答えます。傘もささず彼の身体はずぶ濡れでした。
 「・・・その犬どうするの?」
 「俺が育てる。親父やお袋がどう言おうと」
 「・・・そう」
 二人は雨の中家へ帰ります。
 「カンコ君」 
 「なんだ?」
 「私もそのわんちゃんに時々あいに来ていいかな?」
 「・・・ああ。勿論だ」
 そう言ってカンコ君は家へ帰りました。後日カンコ君の家でその犬と遊ぶ二人がい
ました。それから二人は仲良しになりました。

591 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:37 ID:KvoFQuR2
 「ねえカンコ君」
 学校の帰り道ニホンちゃんはカンコ君に尋ねました。
 「なんだ?」
 「あの・・・わたしと一緒にいておうちの人になにか言われない?」
 おずおずと尋ねます。
 「別に・・・。そんなこと気にしない」
 「けど・・・カンコ君のお父さんもお母さんもうちのお祖父様が昔カンコ君のおうち
に酷いことしたっていつも言ってるし」
 「そんなことは関係ない。俺は俺、親父やお袋とは違う」
 「そうなの?」
 「ああ。さくらもそうだ。お前とお前の爺さんは違う。それに」
 「それに?」
 「俺はお前に爺さんがうちに悪いことをしたとは思っていないしな。親父やお袋の言
うことなんか無視しろ。お前はお前の思っていることを素直に言え」
 「・・・うん」
 その言葉にニホンちゃんは頷きました。
 「ねえカンコ君」
 「なんだ?」
 「・・・ありがと」
 「・・・・・・・・・」
 二人は黙って帰っていきます。夕陽が二人の長い影をうつしています。

592 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:38 ID:KvoFQuR2
「起きなさいっ!」
 フラメンコ先生の容赦のないブラッデイ・サーベルが居眠りをするカンコ君を貫きます。
 「アイゴッッ!」 
 これには流石のカンコ君もたまりません。頭に直撃を受けました。
 授業終了です。先生サーベルをそのままに職員室へ帰っちゃいました。
 「ふうーーー、先生怒ると恐いニダ」
 頭からサーブルを抜きつつカンコ君が言います。
 「カンコ君大丈夫!?頭から血と脳漿が出てるよ」
 ニホンちゃんが気遣います。
 「うるさいニダ!ニホンが・・・」
 ニホンちゃんに文句を言おうとして振り向きますが言葉を止めました。
 「・・・・・・・・・」
 「?どうしたの?」
 ニホンちゃんの顔を見て言葉が止まりました。何故かいつもはうるさい位出る言葉が
出ません。
 「な、なんでもないニダ、今日のところは許してやるニダ、感謝しる!」
 ぷいっ、と振り向き言いました。何かあるのでしょうか。
 「?変なカンコ君」
 「う、うるさいニダ、ウリは変じゃないニダ!」
 怪我もそのままにカンコ君教室から逃げるように走り去っていきました。
 「おかしいニダ。何も言えないニダ」
 カンコ君にもそれがどうしてかわかりません。けど心の奥底ではわかってるのかもし
れません。自分の本当の理想と願望が。

593 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:39 ID:KvoFQuR2
ソースはここの一番下の『未来志向の韓国人』
http://www.kotra.or.jp/home/invest/invest02_01.html
です。なかなか信じられない話ですが。作品の元ネタは画像掲示板の
未来志向のカンコ君です。たなみにフラメンコ先生の技は
http://www.asahi-net.or.jp/~we2t-krh/garou/gs_laure.htm
http://tugger.hp.infoseek.co.jp/ffs-lb.htm
上を参照。

594 名前:名無しさん :2003/05/23(金) 02:42 ID:KvoFQuR2
 本スレのこの話はどうか、と思いましてまずここに載せました。もしよろしければ
改訂し本スレにも載せます。是非ご意見お願いします。いつも暑苦しいカンコ君とは
全く逆のカンコ君ですが。

595 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/23(金) 09:31 ID:IH7jpUlw
ソースと話の内容が噛み合わない。

1.日本の良さを素直に受け入れようとする未来志向の韓国人が増えてきた。
2.日本文化解放が進みつつある。
3.日本を仲間と見る意識が浸透しつつある。
4.韓国食のファンが多い。
5.世界で最も治安の良い国の一つである。
6.反日感情を日常感じることもなく、

が要素であると思うが、具体的な描写があるのが6ぐらいしかなく、無駄な描写が多い。
だから、これがソースと言われても「ああ、また名無しさんは萌えだけでやっちまったか」
という読者の感想になるだろうと断言しておく。

少なくとも、1.5.6.は描写を入れるべきだろう。
それから安易な夢落ちはやめておいた方がいい。>>592は蛇足杉&メリハリがない。
「寝言は寝てするもんですけど、授業中だったわよねカンコ君?」「アイゴー」だけでいい。
ましてや一般論としてハン板の読者はオーソドックスなカンコ君を見たいわけだから、>>587-591のような描写は命取りだと思われる。

いっそ構成を一からやり直した方がいいかもしらん。
反語形式でやったほうがいいじゃないかな。
1.ニホンの良さを素直に受け入れようとしているとはいえない。
2.カンコは地球組で最も行儀の良い子供であるとはいえない。
6.反ニホン感情を日常感じることもないとはいえない。

反語形式は難しいがこれができたら素で凄いとおもうぞ。

596 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/23(金) 09:37 ID:IH7jpUlw
>>595自己訂正
>反語形式は難しいがこれができたら素で凄いとおもうぞ。

反語形式の描写は難しいけれども、ソース要素を反語形式にすると以外と簡単。
でも敢えて反語形式の描写にしたら神の領域だと思うぞ。

597 名前:名無し@三重県 :2003/05/23(金) 17:25 ID:xWvbaH1o
フォーフェンツオレン王家の奇跡

明日はハクスブルク先生のお家で、女の子達のみのパーティーが開かれます。
男の子の多くは諦めましたが、何とか進入を企てる男の子もいます。彼もその
一人です。普段は冷静沈着をもっとうにする彼がなぜ?そう、彼とはゲルマッ
ハ君。 「我に計あり(歯がキラーン)」

さあ、パーティーもたけなわ。いよいよメインの料理、この世の物とも思えぬ
芳醇な香りと口中に広がる味のハーモニー。その名も「シュレージェン・パイ」。
皆の注視の中、ハクスブルグ先生がおずおずと運んできます。とその横から一
人の少女が飛び出してきて、パイを横取りします。
「アーリアちゃん!」
「いや、私は、ここにいるぞ。ニホン」
「じゃ、あれは、ゲルマッハ君!」
そうです、妹に化けてゲルマッハ君がパーティーに潜り込んでいたのです。
「シュレージェンは、いただいた!わははは」
と、笑い声とともに窓から出ようとしたその時です。
「俺にも、よこせ。」
とロシアノビッチ君が窓の外から手を伸ばします。どうやら彼も進入のチャン
スをうかがっていたようです。

598 名前:名無し@三重県 :2003/05/23(金) 17:25 ID:xWvbaH1o
「あ、」ロシアノビッチ君の手に弾かれてパイの一部が飛んでゆきます。その
先には、フランソワーズちゃん。ペタっという音とともに頭の上に落ちます。
「フランソワーズ、貴方にお似合いのアクセントですわ。これで、過剰な装飾
が相殺されて見られるようになりましてよ。」
「エリザベス!言っていいことこ悪いことがありましてよ。この田舎者が!」
さあ、今度はいつもの二人が大喧嘩。ハクスブルク先生が走り回って事態を収
拾しようとしますが喧噪は収まりません。どうやら静かに成ったときにはニホ
ンちゃんに介抱されているロシアノビッチ君を残し、ゲルマッハ君はまんまと
逃げ切ったようです。

え、後でアーリアちゃんからお仕置きを受けただろうって?そうですね、彼への
お仕置きは苛烈なものになるのですが、それはまたの機会に。
おしまい。


いつもと違う作風にチャレンジしたのですが、どうも上手くいきませんでした。
お話は、オーストリア継承戦争と七年戦争の一部。ちゃんと七年戦争を消化しき
れなかったのが最大の不満です。あと、何の風刺にもなっていない点も。
ニホンちゃんがロシアノビッチを介抱しているのは、エカテェリーナに会見した
大黒屋光太夫を意識してです(単に入れたかっただけですが)。それと、ゲルマ
ッハ君の変装は、大王の女装癖から思いつきました(双子ですから結果としては
安易になってしまった。とほほ)。感想とか頂けると嬉しいです。

ドイツ プロイセン フリードリヒ2世(大王)
ttp://tokyo.cool.ne.jp/helvetia/c_ger_ta_2003.htm

599 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/24(土) 09:23 ID:bGOv1qhU
>本スレ728、名無しさんへ
ニホンママ「お掃除、お掃除っと・・・あら、何かしらこれ」
それは、ニホンちゃんが夏コミ用に書いていた同人誌の原稿です。
ニホンママ「さくらの腕がどれくらい上がったか、ちょっと読んでみようかしら。
      パロディ物ね・・・・って、これは一体・・・これが所謂ボーイズ・
      ラブって奴かしら・・・エッチなシーンが無いからいいものの、
      あの子にはまだ早いわ。」
┐(´ー`)┌ 801でつか?歴史物はロマンあるかっこいい題材でないと
長文の時、だれて読みたくなくなります。後、ニホンちゃんにあんまり
ポンポン現実に存在した人物を書かないでください。元々は、擬人化キャラが
その辺までを一手に引き受けると難しくなるからちょっとずつキャラが増えて
いっただけなんですから。ニッテイさんが何故当時のニホンのトップの人間の
役をまとめて引き受けているかわかりますか?

      ※ニホンちゃんを腐女子扱いし、正直スマンかった。
本スレ743、siki氏へ
カンコ「自動販売機で買うジュースは美味いニダ」
ニホン「あ、カンコ君、うちからジュース買ってくれてありがとう。」
カンコ「そうニダ、ニホンはウリに感謝するニダ。ニホンにもこの500
    ウォン硬貨で買ってやるニダ。」
ニホン「500ウォンって・・・」
ハイチちゃんのキャラを変造しないでください。言葉遣いが変わってます。
本スレ748、匿名氏へ
ニホン「ママ、今日の晩御飯はな〜に?」
ママ「今晩は手巻き寿司よ!」
ニホン「やったー!」
ガサゴソ・・・ニホンママが買ってきた食材を取り出してます。
ママ「あら?」
ニホン「どうしたの?」
ママ「あー、やっぱり。このマグロ、よく見たら腐ってるわ。」
ニホン「エー、いつも新鮮なネタの魚屋江戸前で買ってきたんじゃないの?」
ママ「今日は、帰りにスーパーよったら安かったので買ってきたのよ。安いと
   思ったらそういうことだったのね。」
エリザベスちゃんの料理下手というネタは賞味期限切れです。

600 名前:557 :2003/05/24(土) 09:56 ID:bGOv1qhU
名前入れ忘れた。599も俺だ。違った形で反応してみた。

>>573 初投稿氏へ

初投稿でいい物を書いてくれたと思う。ブレンドソースが中々よろしいかと
(まぜると、捏造気味になってしまうが)。文章力にも文句はないよ。
ついでに光山氏についてのリンクがあればよかったと思う。以下参考URL
ttp://www.keisho-takayama.info/column2002/kikou1.htm

>>597、名無し@三重県さん
揚げ足取りでスマンがハクスブルグじゃなくハプスブルグだぞ。

601 名前:名無し@三重県 :2003/05/24(土) 10:28 ID:dxA/ZRmU
>>600
お、そうでしたか。書き込む前にチェックしたつもりでした。すみません。
で、もう一度見てみると「ハプスブルク先生」と本スレの紹介にある。私も
最初「グ」と書いていて直したのですがどっちが正しいのかな?
何はともあれ、指摘していただいた方がずーーーーーーと、ありがたいで
す。私自身、名前やキャラが違っているとお話の内容以前にしらけちゃい
ますし(補完スレだからと舐めていたわけじゃないのですけど)。
で、折角ですので内容に突っ込んでいただけると嬉しいのですが。
例えば、「フリードリヒ大王なんてしらねぇから、批評しようがない。して欲し
いなら知らない香具師でもわかる話にしろ。」とか「自分で書いている問題
点のみだとか」。どんなものを書いたらいいのか、方向性が分からなくなっ
ているもので助けると思って書いていただけるとありがたいです。あ、当然
無理にとは言いません。実は、本スレに書いた「歯を治そう」が不評だった
ようなので、どんなのを書いたらいいのか分からなくなっちゃたのです。

602 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/24(土) 11:39 ID:lx28qbJI
ニホンちゃんに公式設定はないんだから、「名前がちがう」「キャラがちがう」という
批判はナシジャネーノ?
この作者にとってはこっちのほうが面白いと思ったからそう書いただけだろう。

603 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/24(土) 12:08 ID:QHEFL0Mk
>>602
この場合はケアレスミスを指摘しただけだろうよ。
ハプスブルグ≒ハプスブルクならともかくとして。

>>601
「歯を治そう」は漏れ的には良かったんだが。
悩んだらとりあえず萌えで書けばよろしいかと。

>>597-598
登場キャラが多くて、なんだか中途半端な感じがしましたが、パーティーという状況からは仕方ないのかな。
もう少しゲル兄と妹者の活躍がみたかったですが(パプ先生も)、うーん。
ニホンちゃんがパーティーに出席していたのは?ですがどんなもんでしょう。
シベリアからサンクトペテルスブルクまで逝ったがヨーロッパ経由で帰国したわけではないと記憶しています。

604 名前:名無し@三重県 :2003/05/24(土) 12:49 ID:dxA/ZRmU
>>603
レスありがとうございます。「歯を直そう」を、気に入ってくれた方がいたと分か
ったので少し安心しました。辻元で盛り上がる前に、「何故、乳歯にしたの?」
とか、話の内容のレスが一つも付かなかったのが悲しかったもので。
あと、萌え話は書けません。個人的に嫌い。それに、あれは文章の上手い方
が書かないと萎え話になりかねませんよ。

>登場キャラが多くて、なんだか中途半端な感じがしました
やっぱり。ドイツ、オーストリア、フランス、ロシア(無理してイギリス)以外は必
要が無いのですが、それをどういう場面にもっていくかと悩んだ末に、女子だ
けのパーティーという設定に逃げたわけです。あと、アーリアちゃんがいるの
が逆に邪魔(同様にニホンちゃんも)。かといって、女子だけのパーティーに欠
席させてもその後が兄弟喧嘩無しじゃ辻褄が合わない(共謀して?やはり変)。
やはり、パーティーとパイという設定自体に無理があるみたいですね。
あと、今回は、ロシアノビッチが女の子であって欲しかった(w
やはり、全面的に見直さないと駄目ですね。

勇気を出して訊いてみてよかったです。ありがとうございました。

605 名前:557 :2003/05/24(土) 14:12 ID:bGOv1qhU
>>601、名無し@三重県さん
Hapsburgはハプスブルグだと思うが、日本ではハプスブルクなのか?現地の
発音にそっちが近いのかな?それにニホンちゃんデータベースを検索しても
そっちの方が多いみたいだな。その点については謝る。が、どっちにしても、
君はハ「ク」スブルクと書いたわけだが。(で、実際は日本ではどっちなの?)
内容についてはご自身の指摘どおりだと思う。付け加えるなら、ニホンちゃん
世代ではない話を、ニホンちゃん世代でやろうとしたからごちゃごちゃしたと
思う。他の作者の方々みたいに、別世代は別世代でやったほうが良かったのか
と思った。
>>602
これは俺のsiki氏に対するレスの反論だと思うが、君の言うことが正しいなら、
作者の方々が作り上げてきた設定を無視していいと言ってる事になるわけだが、
それは今までの流れを見てきたらありえない。「そういう一面もあったのか」
見たいな味付けをするのは構わないが(もちろんソースがあってこそだが)、
勝手に今までのキャラを変えるのは前の作者に対して失礼だと思うぞ。

606 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/24(土) 14:38 ID:QHEFL0Mk
>>605
ああなるほどかなり意味を取り違えてた。

>>599
>ハイチちゃんのキャラを変造しないでください。言葉遣いが変わってます。
口調がほぼ固定化されているのはエリ&フランソワ、アメ、チューゴ、カンコ、オージーぐらいだし、
ニホンなんか作者によって口調結構違いますがな。
ハイチはまだキャラ立ってないから、そこまでこだわらなくてもいいかもしらん。
むしろブードゥーネタ以外でやってもらいたいと思います。

設定と口調は似て異なるものかと。
漏れはむしろ口調が変わったことで葡萄っぽさが抜けて使いやすくなったのではと感じたが。


607 名前:名無し@三重県 :2003/05/24(土) 14:49 ID:dxA/ZRmU
>>605
揚げ足を取り換えしたような文章になったのは、あやまります。
それと、レスありがとうございます。
あと、ハプスブルクですが、ググった結果下記の通りになりました。

ハプスブルク 8480
ハプスブルグ 4540
ハクスブルグ 14
ハクスブルク 8

608 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/24(土) 15:29 ID:lx28qbJI
>>605
>作者の方々が作り上げてきた設定を無視していいと言ってる事になる

その通り。作者が「こうした方が面白い」と確信しての行為なら、これまでの設定を
大胆に無視して構わない。

何度も繰り返すけど、公式設定なんて存在しないんだから。

キャラ設定をうんぬんするポイントは、「擬人化として妥当か」、「萌えて面白いか」
であって、決して過去ログとの整合性ではない。
前の作者に失礼なんて見当違いもいいところだと思う。

609 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/24(土) 15:41 ID:J0qBCbYs
こんなものを用意してみる

             ソース
               ↑
               |
               │
               |
               │
               |
               │
諷刺.←──────┼──────→萌え
               |
               │
               |
               │
               |
               │
               ↓
            ネタ先行

610 名前:ナナッシィ :2003/05/24(土) 16:40 ID:yRhd0gNg
皆さん、作話乙です。遅レスですが、感想など書いてみまする。

>>561 machinaさん
た○っこど○ぶつとは・・・さすがmachinaさん、(゚д゚)ウマー
さらに、おっ○っとを買おうとしたニホンちゃんに、アメリー君ちょっと待ったコール!!
・・・・って、これじゃまた違うネタになっちゃいますねw

>>576 初投稿さん
(ウリより描写が上手いニダ・・・)大目になんてみてやるものか、こん畜生!(←じぇらしーニダ)
・・・さて、しみじみと目から汗が染み出て来るお話ですた。
ただ、「殺せ」とか言うせりふが出てくるのはニホンちゃんの世界観からはちょい外れてますが、
過去の話ですし、まあ補完スレだから良しとしませう(←偉そうニダ!反省しる!)
私的には命からがら生き残ったミツヤマさん→カンコックさん、
「ニッテイに無理矢理特攻させられたニダ! 謝罪しる!」って展開かと思ってました。失礼千万。
奇麗な表現で文章を作れるのは、それだけでもかなりポイントが高いです。
お暇があったらまた、作品を書いていただければと期待しております。

>>580さん  
・・・実は世界史(特に西洋史)が苦手な作家がここにw 作家の風上はもちろん風下にも置けません・・・
ま、そんな厨房にも楽しめる作品と言うのは有難い事です。これを機会に勉強しますか・・・ぐ〜・・・

>>594 名無しさん
毎度毎度お疲れ様です。少しだけ突っ込ませてもらいます。
このソースですが、これ韓国の貿易振興会みたい機関が、他国に投資を促しているページですかね?
ということは、わざわざ日本向けに開いたこのページでは、真実は兎も角(つーか捏造してでも)、
日本企業が韓国に投資をしたくなるようなPRをせざるを得ないのではないのでしょうか。
その点で、私はこのページの信頼性に疑問符がつくので、ソースとしての使用は危険かと思います。
(実際はそんな事はない、という意味では言っておりません。あくまでソースの信頼性の話です)
まあ逆に、それをネタにしてしまうという手も無きにしも非ずんば虎子を得ず。
「こんなにマンセーなウリに投資するニダ!」「ふざけるな!」「アイゴー」と言う感じですね。
そのためには、反証となる別のソースと組み合わせて「ふざけるな!」につなげる必要があるので、
それを探す手間はかかりますが、ま、これは今後の参考にという程度の話です。
ソースついでに言っておけば、おまけの小ネタ(サーベル)にまでリンクは必要ないかと思われ。

あ、あと、557さんも言ってますが、実名の新キャラはあまり不用意に出さないほうがいいですよ。
出すなら、何とかぼかして、読んだあとの解説で、ああ、あの人ねって思わせるようなのがよいかと。
個人的には、作風はいい方向へ向かってると思います。ま、焦らずゆっくり生きましょうw

>>601
ん〜、「歯を治そう」は不評だったんですかねぇ? 私も巧いなーと見ていたのですが。
今回の作品も、今改めて事件を調べてみて、なるほどと思いますた。
ただ個人的には、もうちょい強烈なオチがほしいかなーなんてことを無いものねだり。
まあ、歴史は一連の流れですから、どこかでオチを付けるのは難しいのかもしれませんけどね。

長文レスにつき、お目汚しスマソ。

611 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/24(土) 18:10 ID:QOpR1jBs
>>605
ドイツ語圏では、語末のgはkの音になります。
英語圏の発音ならば、gのままでOKです。

612 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/24(土) 19:04 ID:ddq8daNk
ヨーロッパの歴史ネタが最近続くねえ。
そういえば前にここでイベリア半島のキャラクターという話が出たとき、
「フラメンコ先生のパパとママの熱い馴れ初め話」なんてーのを一瞬想像したりした。
一発キャラが二人も出そうなのでキボンヌはしないが。

・・・でも激しく(*´Д`)ハァハァ

613 名前:匿名 :2003/05/24(土) 19:52 ID:cFwrz1ME
>>599,本スレ751,753
拙作にレスありがとうございます。
賞味期限が切れているというご指摘がありましたが、
考えてみれば、比較的誰でも思いつきそうな単純なネタだったので
既に同じネタを書いた人がいてもおかしくないでしょうね。
実は匿名はニホンちゃんをまだ第四百話くらいまでしか読んでいませんでした。
そして、本スレ「料理ベタ」をうpしたあとニホンちゃんを第四百話くらいから読み始めたら、
第413話に同じようなネタが (しかも(はあと)まで共通してるし(;´Д`))
重複ネタをなくすにはやはり1400話全部読みきるしかないですね。
うひー、いつになったら読み終わることやら・・・

614 名前:siki :2003/05/24(土) 23:23 ID:eBpMeUeE
>>599
ハイチちゃんの口調は登場話からかえてないつもりなのだが
読者から見ると違って見えるか・・・まあそれは置いといて

ニホン「>>585さん、お手間をとらせてすみません」
カンコ「そうニダ、要らぬ手間をとらせてニホンは賠償しる」
ニホン「じゃあ、謝礼代わりに小ネタでも」
カンコ「そんなの賠償がなくてもうpするつもりだったんだろ、賠償にはならないニダ」
ニホン「こういうのは気持ちの問題だから、 あと賠償じゃなくて謝礼ヨ」
カンコ「五月蝿いニダ、気持ちナンカで腹がふくれるか! ニホンはウリに賠償しる」
ニホン「カンコ君は関係ないでしょ」
カンコ「関係なくても賠償をよこすニダ」
ニホン「そんな〜ムチャクチャでございますがな」
おしまい





615 名前:siki :2003/05/24(土) 23:24 ID:eBpMeUeE
カンコ「それで小ネタの貼り付けはまだニダか、早くしる」
ニホン「今のやり取りが謝礼代わりの小ネタじゃないの?」
カンコ「Σ<`Д´#>アイゴー ウリは知らないまにタダ働きを
    いや強制労働をさせられたニダ、アイゴー」
ニホン「おしまい」


616 名前:唐突ですが :2003/05/24(土) 23:36 ID:4hoO.TAw
名無しさん氏には、表現力、構成力以前に「読解力」が足りない気がする。
>>567のソースにある
>「自衛中心の防衛政策を継続することは、日本の長期的な国益に合致し、
>アジア・太平洋地域の平和と安定に役立つだろう」とする見解
とやらは、「有事法制なんて作ったら、タメにならへんで〜」という
婉曲な脅しだろう?
なんで、「ある程度の理解」になるんだ?
「未来志向」のソースも字面を鵜呑みにしただけだし。

文章の裏を読み取れない人に、裏に含みを持たせた文章を書けるはずがない。

俺個人としては、名無しさん氏には期待してるんだ。
現状の実力はともかく、これだけ意欲的に作話を続ける人は今現在貴重だろう。
ぜひ『良作』を連発できるだけの実力を身につけてほしい。

617 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/25(日) 02:33 ID:cVOCalVk
最近イラストがえらく低調なのはなんでだと思うよ?>ALL

618 名前:ナナッシィ :2003/05/25(日) 18:32 ID:c6pFzjMk
キッチョム君・カンコ君にとって悪夢のような4時間目が終り、給食の時間になりました。
しかし、今回抜群の最下位に終わったキッチョム君にはご飯がありません。
まさに踏んだり蹴ったり、泣き面に蜂。
キッチョム君は恨みがましい表情で、カンコ君の机に近づいてきました。
「さっきは一体どういうことニダ!? 何でアメリーに屈服してるニダ! ミンジョクの恥ニダ!
 このアメリーの犬め! いや、食える分犬のほうがまだましニダ! このめけ犬め! めけ犬!」
「・・・・ぶらじゃ〜、あれじゃあどうしようもないハセヨ・・・・」
「五月蝿いニダ! 今後お前の部屋で予想のできない事が起きても、
 それは全面的にカンコとアメリーの責任ニダ! 覚悟しる!!!!」
「しょ、しょんな〜〜」
「それが厭なら、給食よこすハセヨ!」
散々怒鳴り散らした挙句、キッチョム君はカンコ君の給食をお盆ごと持っていってしまいました。
ぽつんと残されたカンコ君、キッチョム君の背に向けて手を伸ばすも、虚しく空を掴むばかり。

「・・・・ウ、ウリが、ウリが一体、何をしたって言うニダ〜〜! ア〜イ〜ゴ〜〜!!!」

カンコ君の悲しい叫びとおなかの音は、お昼の放送に掻き消されて行きました。

ニホン「あ〜、いい運動した後は、ご飯がおいしいなぁ♪」

おしまい。


619 名前:ナナッシィ :2003/05/25(日) 18:34 ID:c6pFzjMk
自分なりにひねった作品にしてみたのですが、どうやら反対方向にひねってしまったようでw
ちょっとひねりすぎて捏造系かも知れませんが、まあケンチャナヨー・・・・・・・・ダメ?

北朝鮮ミサイル部品の90%、日本から…元技師証言
 ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030521i204.htm
朝鮮総連、万景峰号でのミサイル部品輸出を否定
 ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030521AT2M2101H21052003.html
北朝鮮密輸疑惑で輸送停止 化学兵器関連か、と独誌
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030517-00000160-kyodo-int
意図と準備で武力攻撃事態 石破氏、ミサイル攻撃で
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030522-00000141-kyodo-pol
日米首脳会談、北朝鮮に核問題で“より厳しい措置”の可能性を警告
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030524-00000104-reu-int
北朝鮮送金疑惑、韓国の前金融監督委員長逮捕
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030524-00000112-yom-int
日米との微妙な差に苦心も 交流路線の韓国・盧政権
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030524-00000055-kyodo-int
<G8外相会議>パリで開幕 北朝鮮に共同対処で一致
 ttp://news.lycos.co.jp/topics/world/northkorea.html?cat=2&d=23mainichiF0523e022
「追加措置」は危険な行動、北朝鮮が批判
 ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030521AT2M2101521052003.html
<南北経済協力>韓国がコメ40万トンを支援、7項目で合意
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030524-00000156-mai-int

620 名前:ナナッシィ :2003/05/25(日) 18:38 ID:c6pFzjMk
ぐがあああああああ!!!!すまぬ、申し訳ない!
更科氏の作品が出るまで本スレの場を暖めておこうかと思った所、
512Kを超えてしまうという大ちょんぼをしでかしてしまったああああ!!

実はスレ立てをした事が無いので、どなたか代行していただければありがたいのですが・・・
一応、挑戦してみまふ。更科氏、そして更科氏の作品を待っていた方々本当に申し訳ない。

621 名前:◆CHINAyH. :2003/05/25(日) 18:51 ID:5zTt91TI
新スレたてますた。

連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 18クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1053855506/


622 名前:更科うどん :2003/05/25(日) 18:53 ID:bEPLgLRk
うお、一応できたのですが、本スレうまってる!
ナナッシィさんお気になさらず・・・。
というか、かなりボリュームがあるので、どちらにせよ前スレにうpできなかった筈という
間抜けな事実が判明したりして。
新スレは地鎮祭もあるだろうし、とりあえずこっちにうpしましょうか?

つーか、あんな事言ったら他の作家さんが投稿できなくてメーワクじゃん・・・。
ご迷惑かけて申し訳無ありません。>ALL

623 名前:◆CHINAyH. :2003/05/25(日) 18:55 ID:5zTt91TI
なんだか18クールのスレ立てがケコーンしたようなので>>621のほうはスルーしてくだちぃ。

624 名前:ナナッシィ :2003/05/25(日) 19:06 ID:Uwhh5CFI
あうあぅ、重ね重ねの大失態・・・・申し訳ない・・・初めてなので・・・・って言い訳にならん。
譲り合ってもしょうがないので、一応私が立てたほうで進めときます。
本当に申し訳ない。賠償として、地鎮祭らしき事やっておきます。

625 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/26(月) 00:30 ID:FOY4HiKk
前スレの>>764
日本タンの同人誌の詳細キボンヌ。
通販出切るなら買いたいんですけどどうでしょうか?

626 名前:625 :2003/05/26(月) 00:31 ID:FOY4HiKk
書き忘れましたが>>764は本スレ17クール目の764のことです。

627 名前: :2003/05/26(月) 00:43 ID:2nczjoyk
ナナッシィ氏 >>618 は張り直さないのでしょうか?
新スレに張り直しキボンヌ。

628 名前:名無し君@501話作者 :2003/05/26(月) 22:46 ID:V8Cu6aVE
>626
それはこのスレッド>599の事とばかり思っていたけど……。

それ以外で現実に存在しているのなら読んでみたいです。
冬コミで売っていた分は買ったんですけどね。

629 名前:大洞 :2003/05/26(月) 23:10 ID:c/DGS9tw
「ラングーンとその後」

ある日、カンコ君がミャンマーちゃんの家に遊びに行っているときに
キッチョム君が、とんでもない事をしでかしました

シャミン 「キッチョム君がそんな事するわけ、ないじゃない
      不利益そのもので無縁の行為よ、キッチョム君もあれはカンコ君の
      自作劇だっていってるじゃない キッチョム君がそういってるんだから
      そうにきまってるわ」
ニホン  「ハイ ハイ ほんとにも〜 あっミャンマーちゃん!」
ミャンマー「ニホンちゃん」
ニホン  「こないだはキッチョム君があんな事やらかして大変だったわね」
シャミン 「だから、あれはキッチョム君のせいじゃないの!」
ミャンマー「キッチョム君って誰?」
ニホン  「誰ってほらこないだミャンマーちゃんの家で・・・」
ミャンマー「しらないよそんな子」
ニホン  「ほら、カンコ君の兄弟の」
ミャンマー「もうニホンちゃんたら、私をからかってるんでしょカンコ君は一人っ子でしょ」
ニホン  「シャミンちゃん!」
シャミン 「これはいったい・・・・あっアサヒちゃん!
      アサヒちゃん ミャンマーちゃんがキッチョム君の事」

アサヒ  「キッチョム君? 誰それ?」
ニホン
 シャミン「(*゚Д゚)゚Д゚)」

おしまい

ラグーン事件のちビルマ政府(現ミャンマー)は北朝鮮と国交断絶ではなく
国家の承認を取消したそうです


630 名前:ソース提供 :2003/05/27(火) 07:18 ID:3CT7Co4w
http://www.mekong.ne.jp/directory/politics/rgnbomb1.htm
http://www.mekong.ne.jp/directory/politics/rgnbomb2.htm

631 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/27(火) 23:49 ID:hPT4.oMc
イラストが絶不調な理由だけど、さいきん絵心を刺激されるようなSSがまったくないこと
じゃないかな。
筆力の不足といってしまえばそれまでだけど、みんな「萌え」と「悪ノリ」を
忘れてないか。

632 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/27(火) 23:53 ID:9pvDDO9Q
たしかに萌えは大切だが、それより優先されるものがあるのも事実。
ニホンちゃんは萌えのみで書かるるにあらず。

633 名前:更科うどん :2003/05/28(水) 00:01 ID:DnYZYi.k
多分自分の話ですね? 本スレで提示されているご批判にもあわせてお答えしたいと思います。
「国家=キャラクターだろ?」という議論は何度もなされているし、
自分も基本的にその通りだと思います。
今回の作品は特に「国家=キャラクター」としても何の違和感もない作品なので
どう書こうかかなり迷ったのですが・・・。
というか、話を構成する各要素が象徴しているものが、かなりブレている。
風刺としては失敗ですね。熟成時間が決定的に足りなかった。

自分はネタっぽい作品をよく作るし、パロディ・ドタバタ・暗喩といった手法をよく使います。
これらの特徴は結構危険なもので、全部計算して書かないとただの独り善がりの暴走につながる
おそれがある。作者暴走くらいみっともないものはないと個人的には考えています。
結果、アイデアを捻る・いじる・熟成させるといった作業に人一倍時間がかかってしまう。
これはまあ、作者としてまだ未熟である事が一番大きいんですが。

粗製濫造は絶対にしたくないけれど、作話のペースを上げたいという切実な問題もあったので
「絶対に質を落とさず且つ限界まで作話のペースを上げる」という事が今回の目標でもあったのですが、
うまく言ったとは言い難い。やっぱり自分のペースで作話するのが一番ですね。

634 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/28(水) 00:05 ID:zIjV0Wh.
その通りなんだけどさ。
キャラが予想通りの動きしかしてなくて、最近のSSは面白いと思えないよ。

ニュースを再構成するだけならフィクションという形式をとる意味がないと
思うんだけどどうかな。面白い? 正直な話。

635 名前:更科うどん :2003/05/28(水) 00:25 ID:eP7w5I4Q
「どこまで捻るのかはソースによる」というのが基本的なスタンスです。
例えばこのスレで前にW杯の話が出ていました。
あの頃は読者としてニホンちゃんを楽しんでいましたが、
その頃感じた事を述べさせてもらいます。
あれは日本全体がリアルタイムで体験した世界的イベントだったわけです。
542氏ににならって料理にたとえるなら、食材としては極上の黒マグロのようなもの、
こんなものをわざわざつみれ汁にする人はいません。
寿司か刺身にして喰いたいと思います。
あの頃どんな事が起こったか、どんな状況だったか自分はどう感じたか、
事実そのままを作話するのは手法としてはギリギリありだったと思うのです。
当時は一読者としてそれを楽しんでいました。

時事ネタならまったく捻らなくていい、という話ではありませんよ。
寿司や刺身くらい捻りが必要な繊細な料理はないです。
528氏が述べておられる「事実そのままをなぞっている傑作」と
「事実そのままをなぞっている萎える駄作」は一見似ているようで全然違うものだと心得ます。
前者は一見そのままのようで見えないところに趣向を凝らしてある、
いわば「おおとろの握り(時価)」のようなものだったのです。
後者はいわば「マグロの切り身を塊のままごろんと出されている」状態だったのです。

636 名前:  :2003/05/28(水) 00:37 ID:x0M8crG2
最近面白くない?個人的には10クール前後の頃が一番つまらなかったような気がするが。
1クールで傑作1本、佳作3本くらいだったと思った記憶があるよ。
それに、最近叩かれていた某氏を含めて以前とは全体的にレベルが上がっていると思う。
時事ネタ中心にしている分、イラスト描きの方には受けが悪いのだろうが、風刺好きには
今が一番良いなぁ。アーリアちゃんの百合ぽいネタが多かった時は、一部の作者がアーリア
ちゃんを使っている時点で読むのを止めていたし。
ただ、萌え要素の強い創作でも本スレにうpしてもいいとは思っている。描いて欲しい人が
もっと声を上げるべきじゃないのかなぁ(荒れるから遠慮されているんだろうけど)。漏れは
そればかりにならなければ、他の皆が喜んでいるのなら仕方が無いと思うよ。一般社会じゃ
漏れみたいな政治談話好きって少ないしな。というか気持ち悪がられる w
あと、更科氏レベルで反省されると、たまに書き込むへぼ作家の漏れとしては頭が痛い。
へぼなので匿名でのカキコスマソ。

637 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/28(水) 01:12 ID:zIjV0Wh.
ついでだから言ってしまうけど、「実際のニュースではうんぬん」なんて批判は
まったく的はずれだと思う。
ニュースを知りたければニュースを見ればいいわけだしさ。

わざわざ「あくまでもフィクションです」なんて断って再構成する以上、+αが欲しいんだよ。
それを「暴走」と呼ぶなら漏れは暴走こそ読みたい。

ハッキリいうけど、ここ数スレのSSは「想像力」を感じられないんだわ。
書いてて楽しいの? 批判されるの怖さにちぢこまってない?

イラストが低調な理由もそのあたりにあるんじゃないかと思ってるよ。

638 名前:636 :2003/05/28(水) 02:08 ID:x0M8crG2
イラストが低調なのは、例えば、ラスカちゃんを使うときに髪飾りから靴のワンポイントに
至るまでファッション等の詳細な描写をしていたのをしなくなったからだと思うな。ストーリー
と関係ない萌え要素に力をかけなくなったからだと思うから、想像力うんぬんは関係ない
と思われ。

「想像力」ていうのもいまいち漠然過ぎて分からないなぁ。上記の「ひねり」というのならここ
数スレ全体に当てはまる問題では無いと結論が出ているようだし。上のナナッシィ氏の作品
を528氏のように批評するなりしてくれると少しは理解できるかもな。
つまらないかどうかは、個人の主観だから仕方がないが、「書いてて楽しいの?」というのは
煽りすぎだよ。

639 名前:更科うどん :2003/05/28(水) 02:16 ID:eP7w5I4Q
と言うか、暴走とか悪ノリとかお互い口が過ぎたかも。謝罪します。


640 名前:◆CHINAyH. :2003/05/28(水) 07:39 ID:hbCT9nu6
うーん、駄作者のウリとしては吊るしかないな

    ||
  ∧||∧
  < ⌒ ヽ
  ∪  ノ
   ∪∪
    :
. . .   i
     ̄
主に>>634氏にレス

>書いてて楽しいの? 批判されるの怖さにちぢこまってない?
>イラストが低調な理由もそのあたりにあるんじゃないかと思ってるよ。
あーこれはmachinaのことですね。書いてて卑情に楽しいでつ。
むしろ批評&叩きマンセー。折檻したいときはいつでもだうぞ。
でもレスすら付かないんだよな・・・鬱。

ただ、ウリの傾向からして漫才とか落語のように予想通りの動きしかしない話ばかりということを念頭にいれといてください。
だれでもわかる、少しだけ笑えて、ちょっぴり勉強になる話。そんな話をウリは書きたい。
萌えや暴走は他の作者さんに任せてますので。

>イラストが低調な理由もそのあたりにあるんじゃないかと思ってるよ。
あと、イラストが脂肪状態なのは、某絵師さんの話を伺ったところによれば
原因は別にあるのではないかと思います。

641 名前: :2003/05/29(木) 00:57 ID:k3.4cUEs
とても名乗れないので、名無しでひとつ。

萌えなぁ・・・、個人的にはとても書けません。 その方面に全然自信がないし、
百合系なんて、もってのほか。
というわけで、基本的にソース重視にしているわけなんです。 もともとそういうものだと
思ってましたから。
(それであれか? と問われると困るけど)
>>609氏 のマトリクス的には、 ソース3 風刺2 あたりかな。

他の方が書くぶんには、なんとも(逃。 
「そういうスタンスがある。」 というふうに考えています。

ただ、先達のみなさんが築いてきた前提あるいは世界観を、壊さないように、
かつウリジナルを出すのって、ムズカシイネ。



642 名前:一応匿名希望 :2003/05/29(木) 01:44 ID:xlhQ4Az.
>>630さん ソースの貼り付けありがとうございます
自分も色々検索したのですが、国家の認定取消しとまで書かれている
ものは見つからなかったので、ひょっとしてソースが間違ってるんじゃないかと
心配してたので助かりました

あと自分の書く話には捻りも+αもありません
付けろと言われても無理です。
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい




643 名前:\ :2003/05/29(木) 03:35 ID:Q/VHNVC6
みんなーマター利しようよ。
自分は、捻りとか萌えの半分以上は情熱で出来てると思ってるんで、
あんまり思いつめないほうが良いと思うよ。
こういうことで考えすぎるとひらめきが逃げていくし、情熱も冷めていくと思うけど
どうだろう?つーか始まった頃と今のSSのレベルはそんなに変わらんように思うのだが??


644 名前: :2003/05/29(木) 23:55 ID:GhsxeXSI
本刷れで、かわいそうな人が暴れていますね。
皆さんの大好きな報知で、もっとかわいそうにしてあげませう。

645 名前:◆CHINAyH. :2003/05/30(金) 18:24 ID:aVKQEd1Q
『見栄』

「ネシアちゃんこのビーズ飾りどうするの?」
「ビーズサンダルにするんだ」
「へぇーいいなー」
授業の合間にインドネシアちゃんのまにふぁくちゃー。
みんなを家にお招きしたときにさりげなくビーズサンダル用意して『ネシアちゃんすてきー』とか誉められる計画なんて口が裂けてもいえません。
アジア町一番の称号はあたしのものよいやんいやんと悦に入って腰をくねらせるインドネシアちゃん。
「ああっネシアちゃん手がおるすっ」「えぇっ!?」
ニホンちゃんの忠告も間に合わず、糸の端からすべり落ちるビーズ玉。
ざあぁっと音をたてて床に散らばる玉をなすすべもなくインドネシアちゃんはみつづけました。
「あちぇ、やっちゃったね」
「うわーん、まにあわないよ"ー」
「どうしたニカ?」
いつの間にやらカンコ君。
儲けのネタが転がっていればどこにでもコギブリのように現れます。
「ははーん、ネシアはお困りニダね? ウリがヒョンデXGを売」
「いらなーい。わたしが欲しいのは高級サンダルだし」
「アイゴー」


ふゆ

646 名前:◆CHINAyH. :2003/05/30(金) 18:32 ID:aVKQEd1Q
>>645
|∀´>。o○(ネシアちゃんを登場させたかっただけ、とは言えないニダ)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030530id03.htm

ヨミ  .「無理しなくってもアメリー君みたいに上履き持参させればいいのにね」
アサヒ「あんたみたいにミエっ張りだから_なんじゃない?」
ヨミ  .「うるせーバカ」

647 名前: :2003/05/30(金) 22:59 ID:VJJrhbyk
>>645>>646

ココだけの話、氏の書く話が一番好きなんですね、自分
ですからレスがつかないと嘆いたりしないで頑張ってください
まあ私に言われても嬉しくないでしょうから代わりにこいつらに

ニホン「これからも頑張ってくださいね 
    飽きたとか意欲が失せたとか言わないでくださいね
    やる気をなくさないでくださいね
    あなたがお話を書くのをワタシ待ってますから」
カンコ「・・・・・」
ニホン「カンコ君も何か言わないの?」
カンコ「ウリは応援してないニダ、頑張って欲しくないニダ」
ニホン「どうして?」
カンコ「こいつの書く話はウリは酷い目にあってばかりニダ
    ウリをカッコよく書かないニダ
    もしウリをカッコよく書くのなら応援してやるニダ」
ニホン「カッコよくって、それは無理だと思う」
おしまい


648 名前:一読者 :2003/05/31(土) 00:58 ID:J1WCE3d.
ロム専だけど、作者の皆さんの作品を楽しみにしている者がここに一人・・・
作者さん方、どうぞご自分の納得のいくまで推敲して暴走してくだされ。
待ってます。

649 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/31(土) 09:27 ID:eMEiG1iU
>カレーの王子様
考証が甘い。インドネシアのナシ・カリはビーフカレーじゃなくてチキンカレーだ。
イスラム教徒に牛肉食わせてどうする?

カレーネタはたしか何度か既出だったと思うが、何の独自性も新機軸もない。
それから本スレでも指摘されているが、無駄に話が長い。
登場人物欲張り過ぎでだれる。

オチが最低。なんでカレーの話なのにオチがヨガになる?
タイガージェットシンの技なんかもはや何の脈絡もないし。
なんでカレー作ってんのに腰にサーベル下げてんの。包丁でいいじゃん。

ウリナラ起源説のソースを用意するべき。
それから、ソースへのリンクはいくつも張ればいいってもんじゃない。

650 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/31(土) 09:58 ID:eMEiG1iU
>駒鳥を殺したのは、誰?
マザーグースとはなかなかやりますなあ、といいつつ重大ツッコミ。
SARSの宿主は鶏だと思ったが。

元歌を知らない人のためにリンク張った方がよろしかろう。
ttp://www.ccsr.u-tokyo.ac.jp/~fuyuki/comic/p/cock_robin.shtml

個人的な感想からいうと、現実と歌を無理矢理くっつけたがために元歌が台無しになってる。
そのまんま動物を出すんじゃなくて、動物を登場人物の性格に置き換えた方がよかったんではないだろうか。

ニホン「おうたを忘れたカナリアはぁ〜首を刎〜ねてち〜ぱっぱ〜♪」
カンコ「いえいえ歌詞が違うニダ〜」


651 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/05/31(土) 14:32 ID:2.w83kmc
カンコ君のカレーは全体が均一になるまで混ぜられてしまう、
混ぜないで食べようとすると無理矢理カンコ君がやってきて混ぜてしまう、
というようなネタが欲しかったかな。

参考スレ 朝鮮の食い物 4
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1054214092/

652 名前: :2003/05/31(土) 14:33 ID:2.w83kmc
カンコ君のカレーは全体が均一になるまで混ぜられてしまう、
混ぜないで食べようとすると無理矢理カンコ君がやってきて混ぜてしまう、
というようなネタが欲しかったかな。

参考スレ 朝鮮の食い物 4
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1054214092/

653 名前: :2003/05/31(土) 14:50 ID:ClWNiy22
今日は、日チョン戦だけどいい結果が出ますように。
そして、いい話が読めますように。かしこみ、かしこみ。
作家さんがんがれ。

654 名前:ナナッシィ :2003/05/31(土) 23:05 ID:JP8Xbdqk
本スレ117さん
>ついでにもう少しやって欲しかった事は、話をコンパクトにまとめる事でつ。
>ほら、なんせ軽量化の時代ですからw
>ニホンちゃんシリーズとしてはぜひともその辺の技術力を見せ付けて欲しいのでつ。
くっ、私は前近代的な時代の遺物でせうか・・・・・・シクシク・・・・・・
なるべくだれない様に、所々に小ネタをねじ込んだり、小賢しい工夫をしてはいるんですが・・・・
ま、とりあえずまだ苦情は出てないようだから、いいのかなぁ・・・・?
「面白ければ長文も可」の有難いお言葉を胸に、今日もニシエヒガシエ、必死で猛ダッシュです。
でも、たまには1・2レスで終わるような作品も考えてみまふ。

本スレ122さん
>あとは、どうしても外せないソースのみを張るってのも手だと思う。山ほどソースを張っても
>普通見ないだろうから、ねつ造か?と疑いが生じないような点は気になる人が探せばいいとも思う。
くっ、私は無駄な事しているのでせうか・・・・・・・シクシク・・・・・・
個人的には、今の出来事なら今の読者は知っていても、後々の読者にはわからないかもしれないので、
いつか過去スレになったときのために、ソースの見出しとともになるべく張るようにしてます。
見出しがあれば、いつかリンク先が消えても内容はある程度分かってもらえますしね。
ま、私のここ最近の作風は「ソースドミノ倒し」、いくつ別内容のソースを並べて倒せるかに
自己満足的に酔っているので、いらないと言われても貼り付けてしまおうそうしよう。

本スレ123さん
ああ、その図はそう使うんだったのですか。
私はてっきり菱形のグラフを作るものだと思い込んでいました。
ソースとネタ、諷刺と萌えが絶対に両立しないという認識が、あまり無かったものですから。
ボキャ天のバカと知的、渋とインパク、こりゃ両立しないでふw
(ただ確かに、この双方向に高いレベルを持つ作品を作るのはなかなか出来ないでしょうけど)
ま、いずれにしても私の作品に萌えとネタ度がないというのは確かなんでしょうね・・・・・シクシク・・・・・

というわけで、短くてネタ度100%の作品を作ってみますた。

655 名前:ナナッシィ :2003/05/31(土) 23:06 ID:JP8Xbdqk
(caution!)「塗仏の宴」(京極夏彦先生著)を読んでいない人は、全然楽しめませんし、
       ネタバレっぽくもあるので、以下を読む前に本屋さんもしくは図書館にGO!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

『宴の始○』

ニホン  「アーリアちゃんは私にとって恩人のような人です。だから必ず取り返す。
       彼女をこんなごたごたに巻き込んではいけない。だから――――――」

アーリア 「兄上――――――」
ゲルマッハ「馬鹿者」

アメリー 「お前のような四角な男は資本主義の暮らしに向かないと俺は常々思っていたが、
      その様子ではこんなところで樵でもやってるのか? それは禧いぞ」
ロシアノ 「何を訳の解らねェこと垂れ流していやがるんだ。ここはな、誰も通せない。
      通せねえと云ってるのが聞こえねえのか。手前の耳はハンバーガーかゴルァ!」

ゲルマッハ「さあ――――いい加減に出て来たらどうだ! こそこそしていても始まらないだろう。
      これからこの家族に真実を話す。君が居なけりゃ話にならない。」 

タイワン 「随分と妙なところで会ったわね、チューゴ」
チューゴ 「お前は巻き込みたくなかったアルがな」

   アジア町の血塗られた。惨劇の。累々たる――――

ゲルマッハ「善く見ろ! 何がある!」

   そこには――――勿論・・・・・・

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

―― で、さらに火病の武闘派カンコ君と苛つく電波系のアサヒちゃん、
   薬物系のキッチョム君、それにザイ・ザイニーが・・・・・・
ニホンママ「私はこれから出てくるのかしら?(ニッコリ)」
―― え? えーとですね・・・・・あの・・・・その・・・・ぃゃ
ニホンママ「原作では私、随分なことになるような気がするのですが?(ニコニコ)」
―― あ・・・・ま、まって・・・・ちょ! そ、その鉈はアブな・・・・・・
ニホンママ「うふふふふふふふふふふふふふふふふふ(ニコニコニコニコニコニコ)」
―― ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(了)


656 名前:ナナッシィ :2003/05/31(土) 23:08 ID:JP8Xbdqk

著作権を著しく侵害しつつ、危険なパロディに挑戦してみるテスト。
原作のファンの方は気分を害されたかと思いますので、ここで謹んでお詫びいたします。
それでいて、原作を知らない方には、ちっとも面白くとも何ともない作品・・・・・・
というか、作品にもなってない、完全な悪ノリ・熱暴走でふ・・・・・・・・・・・・・
で、でも、一度だけでいいからやってみたかったんですよぅ〜〜ずびばぜ〜〜〜ん。
もう二度とやりませんので、どうか、どうかひらに、ひらに〜お許しを〜〜。

(ちなみに、京極先生の作品を読み始めたきっかけというのが、
 machinaさんの「匣の中の娘」と更科さんの「匣の中の娘・その後」というのは抜群に秘密ニダ)


・・・・・・・あ、ニホンちゃん、カンコ君にシューキュー負けちゃいましたね・・・・・ショボーン(´・ω・`)

657 名前:◆CHINAyH. :2003/06/01(日) 01:49 ID:rjiqaqFo
シューキューのイルボンチームの不甲斐なさに火病を起こして不貞寝。
真夜中に目が覚めるという罠。馬鹿馬鹿馬鹿!!!

>>647
ココだけの話、自分の書いた話を読み返すのが一番嫌い。
楽しいのはうpするまで。アイゴー反省汁って感じです。

>>655-656
カンコ 「オバサンが―――蜘蛛だったニダね?」
ニホンママ「あら、カンコ君はそんなに邪夢を食べたいのね」
カンコ 「い、いらないニダ」
ニホンママ「うふふっ、了承しませんよ?」
カンコ 「アイゴーーーーーーーーーーーッ!!!」

葉鍵板に(ry

658 名前:名無しさん :2003/06/01(日) 06:13 ID:KgWU9f7k
 イラストの低調について意見が交わされていましたが今萌えもの製作中。本スレにて
ニホンちゃんオールスター、ドレスアップものをのせます。絵師の方々にとって燃料と
すべく特に女性陣を中心に書いてます。ご期待下さい。

 PS『未来志向』へのご意見有難うございます。ソースの危険性は気付きませんでした。
   やはり本スレにはのせないことにしました。

659 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/06/01(日) 07:47 ID:QAQyXA1c
>>658
粗悪燃料になるから止めておきなさい。
絵師の神々は自ら燃料を作り出す高速増殖炉のような存在だ。
原子炉に硫黄分の高い重油を入れても事故の元だぞ?

それより良作をつくる努力をしたほうがましだと思うが。

660 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/06/01(日) 08:03 ID:QAQyXA1c
>>595>>610>>616で具体的な助言があるのにも関わらず、あんたは何もわかっちゃいない。
ソースの危険性じゃなくて、その危険性を見抜けないあんたのだめっぷりを指摘しているんじゃないか。
これを直さずに、「ソースがダメだからこの話は捨てる」のはいかがなものかと。

せめて理解した点を含めて作品を修正しる!

661 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/06/01(日) 08:06 ID:QAQyXA1c
それから、萌えはべつに書いてもいいんだが、各国の民族衣装をそのままなぞってリンクべたべた張って「さあ萌えですよ、絵師は感謝汁」ってのはナシな。
そんなもん過去に何度も既出だし、読めたもんじゃないから。

662 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/01(日) 10:45 ID:VvAK1qfw
名無しさん、行動パターンを読まれてるなあ(w
折れも民族衣装ネタはもういいです。

663 名前:名無しさん :2003/06/01(日) 13:11 ID:KgWU9f7k
 別に作品を捨てた訳ではありませんよ。個人的に気に入っている作品です。
ただそのまま本スレにのせるのはやめる、と言ったのですが。もし書くとす
れば別の話にします。

664 名前:名無しさん :2003/06/01(日) 13:15 ID:KgWU9f7k
 それに『感謝汁』なんて思いません。ただ絵師の方々向けの作品を書きたい
だけです。ニホンちゃんは絵師の力がもうひとつの力ですしその世界が活性化
させられる元になれば、考えているだけです。かなり不遜な考えかもしれませ
んが。

665 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/01(日) 14:59 ID:QAQyXA1c
>>664
不遜どころか不敬罪。
活性化はしないが荒れることだけは必定だな。

666 名前:本スレ117 :2003/06/01(日) 22:46 ID:XPcpBNx.
>>名無しさん氏へ
軽量化、軽量化を求めますぞ!MDプレイヤーはおろか、ティッシュでさえ革命起こしてスリムになったではありませんか!
ついでに、一絵描き(ニホンちゃんでは描いていないけどね)として申し上げたい事は、「あまり微細な美少女描写は萌えを限定する」
という事でつ。ロリ好きの前にアハーンなお姐さんの絵をおいてもちり紙にしか見えませんから。
ある程度抽象性を持たせんと万人受けはしないと思われますぞ。

>個人的に気に入っている作品です。

あなたがロリ好きで、読者が姐さんスキーでしたらどうします?

たとえば私の一押しベトナちゃんでは、「凛とした彼女の体を、真っ白なアオザイが包む」これだけでご飯三杯はいけますな!
どうかこの絵描きのたわごとも考慮してくだされ。

>>654ナナッシィ氏へ
「面白ければ長文も可」。もちろん私もそう思います。ただ独りで書いてる(描いてる)時には、面白いの線引きが難しい。
その辺のさじ加減が腕の見せ所ですな・・・草葉の陰から応援してますです。

667 名前:名無し@三重県 :2003/06/02(月) 01:05 ID:qdkuduGY
>ニホンちゃんは絵師の力がもうひとつの力です

そうなんですか?自分、最近までイラストって見たことなかったです。ニホンちゃんの
イメージって顔文字氏のAAだったりして(汗 けど、あれって可愛いでしょ。
人それぞれですが、絵を描いて貰う為に書いているて人はいないのでは?結果的に
描いてもらえる作品になるのがいいのではないでしょうか。

>だれでもわかる、少しだけ笑えて、ちょっぴり勉強になる話。そんな話をウリは書きたい。

これが、私も目指していることですね。 やっぱり、書く以上は読者に喜んで貰いたい。
「ふんふん、クスッ、なるほど。」ってな感じでね。けど、一度でいいから激藁ってのも書
いてみたいとは思っています。

あと、目次様。作話にカウントしていただいたのは好意的に受け止めさせていただき
ます。まあまあ面白かったと。え!ミスって。やっぱ・・
けど、各作者がお国自慢ものを書き始めると「水戸黄門漫遊記」ならぬ「ニホンちゃん
漫遊記」シリーズが始まってしまったり。あと、「ニホンちゃんの車窓から」とかね。

そういえば、日本の鉄道の自動連結システムへの移行は、世界鉄道史上の大偉業と
いうのをテレビで見た記憶が有るので既出でなければ鉄道ファンが書いてくれると嬉し
いです。以外と鉄ちゃん体質なのかも自分。

668 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/06/02(月) 01:53 ID:9yy9bycQ
ぶっちゃけるとさ、名無しさんの「元ネタの解説」って「滑ったネタのどこが笑い所かを懸命に説明する
三流コメディアン」的な痛さがあるよねw

てゆーか、元ネタの起こす笑いってのはその知識を手にしてる人がくすりと笑えればそれでいいもの
であって、いちいち解説するもんじゃねぇと思う俺。

669 名前:名無しさん :2003/06/02(月) 05:34 ID:VC1sWSHk
>666さん
今回も長くなってしまいました。軽量化は今目指してますので。
>三重県さんへ
あくまで僕個人の考えです。
>668さんへ
う、痛いご指摘です。しかし元ネタを知ってもらいさらに笑って欲しいのです。

670 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/02(月) 09:36 ID:07Q6ChCU
普通、作品には主題というものがあるのだが、この作品にはどこにも見当たらない。
自分のオナニーのための糞作品であると断言する。

つーか何度も言うようだが名無しさんは人に読ませる作品を書けるレベルにない。
必ず補完スレで作品を晒しOKをもらったうえでコッチに貼ってくれ。

名無しさんてもしかしてリア厨?
ぽっと出の初投稿さんじゃないんだからさ、いいかげん少しは上達しろよ。
確かに文はまともになった。
だが、肝心の『ソース選び』『再構成』がダメダメ。センス無し。
最悪なのが人の意見も斜め上にスルーしてしまうこと。


あ ん た 脳味噌 あ り ま す か ───────!?

671 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/02(月) 09:59 ID:07Q6ChCU
名無しさんのソース選びってなんでダメなんだろ。
たまにソースがまともだったとしても、作話したものがダメダメだったりするし。

作者じゃない漏れでもこれぐらいのソースは選べるぞ。
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030530id30.htm
>露当局は30日、サンクトペテルブルク近郊上空で軍用機を飛行させドライアイスなどを散布。雨雲が市中心部に到達する手前で、雨を降らせてしまうことを試みたが、失敗した。



>う、痛いご指摘です。しかし元ネタを知ってもらいさらに笑って欲しいのです。
むしろ漏れは名無しさんの痛さに笑う。

672 名前:コテハン思い浮かばず :2003/06/02(月) 10:26 ID:UlfBAyus
「Go for Broke〜ニホンちゃん、玉砕〜」

「アメリー君、この間の喧嘩で自慢の黒鷹が大怪我したってきいたけど、その後
 大丈夫?」
「ああ、残念だけどアイツもアメリー家の意地のために戦ったからね、本望だと
 思うよ。」
「でもやっぱり悲しいし、痛いし、喧嘩はよくないよ。」
「ニホンちゃんってホント、ナイーブだね。まーそこがいい所なんだろうけど。
 同じニホン家出身でも、町内大喧嘩で家に協力してくれた鷹匠や鷹達とは
 大違いだね。」
「え?アメリー君それどういうこと?」
「知らないの?第2回町内大喧嘩の時にはニッテイさん達の密書を獲物を狙うように
 空から急降下して奪取してくれたり、家のテキサスの間のヤツラが危なくなった時には
 颯爽と舞い降りて、自分の命すらも省みずにで救出作業を手伝ってくれたんだよ。
 まさに八面六臂、獅子奮迅の大活躍だったんだよ。喧嘩の後始末に日ノ本家に
 行った時も道案内とかしたって話だよ。通称、Go For Broke鷹隊って言って、
 その功績は今でもアメリー家では称えられているんだよ。」
「知らなかった・・・でも、同じ家の人たちで傷付け合ったって事でしょ?やっぱり
 悲しい事だよ。」
「う・・・でも、自分が信じるもののために戦うのは大切な事なんだよ。それに
 ニホンちゃんもキッチョムの野郎に猫を誘拐されたままじゃ嫌だろ?戦って
 取り返さなきゃ。」
「それは・・・そうだけど・・・」
「軍靴の音が聞こえるわ!!!」
「あ、アサヒちゃん!」
「ニホンちゃん、だまされちゃ駄目よ!鷹さん達だって、好きで参加したわけじゃ
 ないのよ。アメリー君のおじいさんが、日ノ本家は敵だから日ノ本家出身者が
 アメリー家の領内にいるのは危険だからって強制的に収容所に入れられて、
 そこから出るために仕方なく参加したのよ!」

673 名前:コテハン思い浮かばず :2003/06/02(月) 10:27 ID:UlfBAyus
「アメリー君・・・ホントなの?」
「(余計な事を〜!)ホ、ホントだけど、喧嘩の後にきちんと謝ったし、賠償も
 してるんだよ。鷹匠の中には偉くなった人もいるし。」
「あら、賠償を行ったのってわりと最近の話よね。確かに喧嘩の後だけど、ちょっと
 遅くないかしら?」
「ア・・アメリー君・・・(;;)」
「(アサヒ〜〜!!!)ま、ま〜とにかく、キッチョムの事に関しては毅然とした
 態度でもってヤルときはヤラなきゃ!じゃ、じゃー用事を思い出したから今日は
 この辺で、Good Bye!」
「フン!ニホンちゃん、アメリーの言う事なんか聞いちゃだめよ!」
「でもキッチョム君の事はやっぱり許せないから。あ、後・・・思い出したんだけど
 アサヒちゃん、こないだの新聞でおとうさんがカンコ家の改名は向うが言い出して
 来たって言った話が書いてあってけど・・・」
「書いたわよ!まったく親子そろって右傾化して!それがどうかしたの?」
「でも、日ノ本家が改めさせたって嘘と、カンコ家の言葉は日ノ本家の支援で
 広まったって事実を隠すのはいけないと思うよ。」
「ああ〜〜〜!!軍靴の音が聞こえるわ〜!!ニホンちゃん、カンコ家が嘘を言ってる
 っていうの!?スクープよ!記事よ!早速帰って明日の新聞のために書かないと!
 タイトルは『ニホンちゃん、名誉毀損!カンコ家を嘘つき呼ばわり!』よ!」

そこへやって来たのがアサヒちゃんの新聞を手に持った我らがカンコ君。

「ニホン!ニホンパパは何て事を言うニダ!謝罪と賠(略」
「えーん、どうしてもいつもこうなるの〜!(TT)」

674 名前:コテハン思い浮かばず :2003/06/02(月) 10:28 ID:UlfBAyus
黒鷹=わかると思いますが、イラク戦で落ちたBlack Hawk。不謹慎ながら、これが
     ほんとのブラックホーク・ダウンと思ってしまった。撃墜されたわけではないんで
     若干捏造気味(^^;
ttp://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/878763/83u838983b83N814083z815b83N-0-1.html
Go for Broke部隊=これもわかると思いますが、大戦中にアメリカ軍に志願した
             日系人による部隊の事で、いくつかの部隊のわかれてましたが
             Go for Brokeと全体に対して贈り名をされてます。え?なんで鷹に
             したのか?犬や猫はすでにでてたし、人物をだすのはちょっとと
             思ったので鷹にしてみました。こっちを先に思いついた後、鷹
             つながりでBlackHawkをだしました。
http://www.goforbroke.org/index.htm
偉くなった鷹匠=上院議員のDaniel井上氏
http://www.senate.gov/~inouye/bio.html
アサヒちゃんの正論=ソース無し、捏造です。
改名発言以下=以下をご参照ください。
ttp://www.asahi.com/politics/update/0601/004.html
麻生さん、ニュース極東で神扱いになってますけど、実際はただのアホなボンボンということ
らしいんで(あった事のあるうちの親父談)あの発言をしたが為に玉砕してしまわないか
ちと心配です。抗議の嵐でやめる羽目になったら最悪ですね。

675 名前:コテハン思い浮かばず :2003/06/02(月) 10:30 ID:UlfBAyus
直リンしてしまいました。
謝罪はしますが賠償は(略
m(__)m

676 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/02(月) 14:38 ID:qgYQpcc2
>>570
荒らしか? 批判になってない。

677 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/02(月) 14:39 ID:qgYQpcc2
676
>>570は >>670の間違い、スマソ

678 名前:◆CHINAyH. :2003/06/02(月) 19:33 ID:yQsMs0lA
『贈るんだったら』

「「「「「いっただっきまーす」」」」」
家族の団欒夕ご飯。
パパさんビールをぐいぐい。それを物欲しそうにみているウヨ君におまえも飲むかーといって、ママさん青筋立ててます。
「このワタリガニの味付けちょっと濃いわね」
「文句言うならアサヒちゃんも手伝ってよ」
「うっふふ。いいの手伝って?」
味の保証はしないわよ、とチリソース炒めをつつきながら文句だけは一人前のアサヒちゃん。
「・・・やっぱいい」

そのとき、リーチの長いアルミ箸がむんずとカニをつまみとりました。
「まったくニホンの味付けは下品ニダ、反省しる」
といいつつぱくぱくとご飯がすすむすむカンコ君。
「まじゅいニダ、舌が痺れるニダ、こんなんじゃお嫁に逝けないハセヨ」
「えーいいもんお婿さんとるから・・・・ってなんでカンコ君がここにいるの!?」
「ムグムグ、お米券があるニダ。おかわり!」
「はいはい・・・ってそうじゃなくて!」
口の回りにご飯粒とチリソースをこびりつかせておかわりを要求しるカンコ君。
ニホンちゃんはその食べっぷりのよさに条件反射でごはんをよそってしまいそうになりました。

「どこでお米券手に入れたのカンコ君っ」
一日一枚でお腹いっぱい。だからニホンちゃんちのお米券は滅多に手に入りません。
カンコ君になんかあげた記憶なんかこれっぽっちもありません。
「ネシアがそこで配ってるニダ」
するとそこには秘蔵のお米券で商売しているネシアちゃん。
「お米券、進呈」


「あいごーーーーーーーーーーーーーー」
「それはウリの台詞ニダ」
いとふゆ

679 名前:◆CHINAyH. :2003/06/02(月) 19:36 ID:yQsMs0lA
不正入国はいけないとおもいますっ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030602ic08.htm
ネシア 「パパさん、いつもありがと。これからもODA賃よろしくね」
ジミン 「いやあネシアちゃんにビールを注いでもらうなんて、おぢさんうれしい!」
ニホンママ「わたしのお酌じゃだめだっていうの、パパ?」
ニホン 「ママ、ちょっとそれ論点が違うと思う・・・」
カンコ .「おかわりまだニダかー? マリクタビレタニダー(チンチン」
チューゴ .「悲惨なおかずアルネ。マーボ作ってやるから台所借りるアルヨ」
アサヒ 「my中華鍋持参なんてさすがチューゴ君だわ。これぞアジア的(ry」
ウヨ   「もまいら全員(・∀・)カエレ!!」


ええと、本スレにうpしようとしたらなぜか撥ねられてしまいますた。
面白かった人に転載をきぼんぬしておきまつ。

680 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/02(月) 22:36 ID:l4YQC3oc
名無しさん氏へ

お題は一応サンクトペテルブルクでのパーティらしいですが、名無し氏の創作によって、パーティの
何を伝えたかったのか全く見えてきません。
あれだけ軽量化、軽量化と言われたら、長い作品(しかも萌えだけの)をうpするのは、躊躇しませんか・・・?
以上は創作のプロット以前の話です。で、肝心の内容ですが。(もう他の方が言い尽くしている感がありますが)
・話に必要のない人物が多すぎる。(導入部の御者なんて必要ないです。アメリーも一人でいい)
・オチが付いたのに話が終わらない(結びはアイゴーでいいです。アイゴーで)
・長い、長すぎる(長くする必然性が感じられない)    です。

んで、技巧的なことでは、
・桜とか菊とか百合とかエーデルワイスとかは、物理的に頭や胸に飾れません。無理ッス。想像してみてください、
萌えるより笑えます。
・衣装の色をそのまま国旗の色にしたため、視覚的にちょっとむりのある衣装になっている事。
さらに国旗は原色形が多いので、同じ色が何度も出てくる所が痛いです。
・人物描写のパターン化・義務的な人物描写の羅列は読者にあくびと眠気を与えます。ストーリに関係ないし、
しかも萌えは数打ちゃ当たる訳でもないし・・・

で、最後に一人の読者としての感想ですが。萌えませんでした。辛かったです。

681 名前:  :2003/06/03(火) 00:31 ID:rVRsK21E
>>680
同意。あと、推敲に時間をかけて下さい。粗悪乱造(失礼)になっていると
思えてなりません。1週間に1本くらいにペースを落とすくらいがいいので
は?基本的(ソースが無い、間違っている。長いだけ)なことで叩かれ過ぎ
だと思います。


682 名前:   :2003/06/03(火) 02:07 ID:KybolDXs
なんかあれだな。
塾講師のバイトなんかしていると、掛け算が出来ない生徒に因数分解を教えなきゃいけない場合もある。
で、その掛け算の出来ない子に限って、計算ドリルなんか宿題に出すと絶対やってこないんだよな。
そんでいきなり因数分解解こうとする。
いくら説明しても、掛け算が出来なきゃ因数分解は絶対に解けないって事を理解できないみたいだ。

なんか名無しさんってそんな感じがする。

683 名前:名無しさん :2003/06/03(火) 04:32 ID:7NbmPr4I
 叩かれる→見返したくなる→作品を一気に書く
 という悪癖が僕にはありましてその為作品が荒いものになってしまいました。読者の方々と
キャラクター達に謝罪します。以前のやり方は作品を書いてから一日は寝かせていたのでこれ
に戻します。今後は叩かれてもこのやり方でいこうと思っています。そうすれば作品推敲の時
間も取れますし。
 僕は頭にアイディアが浮かぶとすぐ書く(叩かれると無理にでも出す)ので乱暴に書いていま
した。暫く作品の作成スペースを緩め今までの作品を復習したいと思います。また新作をここ
にも本スレにも書きます。

 >557さんへ
 本スレであの晒しアゲは貴方ですか?もしそうだとすれば貴方の批評は今後スルーさせて頂
きます。僕は少なくともこのHNで本スレにもここにも書いてますし他の方の意見を抑えよう
としたことはありませんよ。今まで貴方はご自身の意見を持たれていると思っていましたがも
しあれが貴方でしたら失望しました。貴方のやっていることはまさに『彼の国』と全く同じで
すよ。そんな卑劣な人物の意見なぞ僕は全く聞くつもりはありません。もしあの書き込みが貴
方でないとしたら御返答下さい。

 PSどなたか本スレ16クール持っておられませんか?今過去ログ入りで読めないので。よ
ろしければ持ち帰らせていただきたいのですが。

684 名前:このスレの557 :2003/06/03(火) 05:01 ID:EE44vigI
>>683、名無しさん

???アホですか???
似たような書き方をしているからって、俺に攻撃するなよな。あの書き込みは
俺じゃ無い。ちなみに、俺はあの話は読んでもないから、悪評する事も出来ない
から、心配するな。
まー、茶でも飲んで持ちつけ。
(*゚ー゚)⊃旦~

>>上のほうで俺と議論してくれてた方々へ
ちょっと忙しくてROMする暇しかない。今回は名無しさんが妄言吐いて
くれたんで、急遽書き込んだしだいだ。もっときちんと時間の空いた時に
必ず返事はする。申し訳ない。

685 名前:◆CHINAyH. :2003/06/03(火) 08:27 ID:Gs6ufRLM
ポンティのドラマチックなシチュエーション36分類
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/1836/a_TIPS_lecture/a_02_0430_04_03.html
名無しさん、ここ参考にするといい鴨。基本中の基本なので、読んで孫正義ははりません。


>>678-679は無事に本スレに書き込むことができましたが、見事にスルーされてしまったので自己批判&36分類に基づいた作話解説。

ニュースソースを元にストーリーを作るわけですが、起承転結への再構成をするにあたって、オチ部分を始めに想像。
>「お米券、進呈」
ごめんなさいごめんなさいこの一言を書きたかっただけなんです物を投げないでくださ(ry
この時点で内容と微妙に関係ないタイトルが確定。
昔懐かしのお米券のCMから(オサーンいわないでくださいまし)

お米券を使ってご飯をたかるという構図。クーンツの動機分類では金銭的欲望になります。
よってお食事中が最適だろうという考えから状況を設定。
第1段落を日常(家族の団欒)、第2段落を危機の発生(カンコ登場)費やし、第3段落で危機の解決(ないしは原因の発見)としました。
36分類では11)不審な人物、あるいは問題(謎の人物、謎、秘密の鍵)が当てはまります。

キャラ同士の相関関係は           ニホン(被害者)
右図のようになっています。      .   /       \ 
                         /          \
元ソースではカンコ君は登       /             \
場しませんが、インドネシア   カンコ(共犯者)──インドネシア(加害者)
のキャラを2人も出すのは
ストーリーを弱めると考え、われらがカンコ君を共犯者として設定しストーリーをお約束化。

・・・と一見理屈がありそうな解説でしたが、作話しているときはこんなこと微塵も考えずに本能の赴くままに書いていまつ(死
こんなんで名無しさんの作話の参考になればとおもいます。

686 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/03(火) 12:05 ID:HTKJ3L3U
>>683
安易な認定するなと言っておいて、自分が安易な認定に走ってやがる………。
名無しさん氏の作品を面白くないと感じてる人間が複数いて、さらに名無しさん氏
の態度に我慢できなくなった人間が増えてきただけだと思うがな。

なあみんな、そろそろスルーしてもいいんじゃね?
何度同じ事言われたよ、こいつ?全然改善の兆しが見えないじゃないか。

687 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/03(火) 18:10 ID:agOD/M9.
というか一日しかおいていないのか・・・
せめて4,5日待て、そうすれば熱が冷めて
あれこんなの投稿しようとしてたのか?
という気持ちが出てくる。
自分は大体そうやってるけどね・・・
時事ネタじゃないんだし、そんなに手早くやっても意味がないのではないでしょうか


688 名前: :2003/06/03(火) 18:55 ID:DomlQlVs
名無しさんお願いだから、本スレに書くまえにこっちで必ず意見をもらってください。
別に一日寝かせなくてもいいから、本スレに直接投稿しないでください。

それからトリップ着けてクダサイ。おながいします。
トリップの付け方は半角♯の後に任意の文字列を記入です。

例)#12345678

689 名前:◆hfR9rWiw :2003/06/03(火) 18:57 ID:DomlQlVs
例えば#nidaと名前欄に記入すると↑のようになります。

690 名前:名無しさん♯大 :2003/06/03(火) 19:42 ID:7NbmPr4I
 >557さん
 そうでしたか、疑ってしまいました。申し訳ありませんでした。
 >machinaさんへ
 ご意見有難うございます。お気に入りに追加しました。
 >686さんへ
 直すところは直しているつもりですが。まだ完全には至りません。完全
を目指します。
 >687さんへ
 わかりました。
 >688さんへ
 こちらにも書いてますし同じ作品は書かない主義なので。あとトリップ
は付けて見ました。

691 名前:名無しさん♯nida :2003/06/03(火) 19:44 ID:7NbmPr4I
 ミス、こうですか。
 以後もご指摘お願いします。改善はしているつもりですし。

692 名前:689 ◆hfR9rWiw :2003/06/03(火) 19:46 ID:DomlQlVs
>>691
♯は半角#を使ってクダサイ。それから、#の後はnidaじゃなくて別の文字がいいですよ。
自分の好きなものとか番号とか。

693 名前:名無しさん ◆hfR9rWiw :2003/06/03(火) 19:52 ID:7NbmPr4I
 ただ本スレ163のような書き込みをしている人もいますしね。下手したらここにも書き込めなくなるかも、
と心配です。

694 名前:   :2003/06/03(火) 23:04 ID:C5v5T/KQ
>>693名無しさんへ
>下手したらここにも書き込めなくなるかも、 と心配です。
それはあなたの腕次第。がんばれ!
ちなみに私は、ネット上に作品をうpする場合には、
三日おいて推敲した後、最低一人の人間に読ませてGOサイン貰ってからうpします。
これだけで、かなりのモノが見えてきますよ。

PS680の意見は無視ですか・・・?本気で意見したのに・・・


695 名前:名無しさん ◆8S8J5clo :2003/06/04(水) 00:02 ID:ljhULEYw
 いえ、無視なぞしてはおりません。正直耳が痛い程でした。これからもご指摘
お願いします、本当に。

696 名前:どぜう :2003/06/04(水) 15:23 ID:/QGA4ERE
こんにちわ。573の初投稿こと「どぜう」です。
亀レス失礼します。以下どぜうとお呼び下さい。
>>600さん
ありがとうございます。まとまった文章書いたのは久しぶりですし、
状況描写が不親切なのでかなり心配しておりました。
光山氏に関しては、いくつかのサイトを見て回ったのですが、
意見と云うか論調がはっきりしないサイトも多く、
ちょっとソースのリンクを躊躇ってしまいました。
ソース提示ありがとうございます。

>>610ナナッシィさんへ
過分の評価恐悦です(汗)。
「殺せ」と云う言葉については随分悩みました。
そもそも「特攻」自体がニホンちゃんでどう扱われてるのか、
はっきりと判らなかったので。
ソフトな表現に置き換えるというのは判っているのですが、なんともはや。

相変わらず右も左も判らず、
あまり頻繁に作品をうpできませんが、
今後ともよろしくお願いいたします。ではでは(ぺこり)。

697 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/04(水) 19:06 ID:SyomONDQ
>そもそも「特攻」自体がニホンちゃんでどう扱われてるのか、
>はっきりと判らなかったので。
>ソフトな表現に置き換えるというのは判っているのですが、なんともはや。

F2戦闘機が番犬えふつーになるんだから犬に花火をくくりつけて突っ込ませたとか
もっとソフトにする必要があるかな?

698 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/04(水) 21:18 ID:H/S/Xtn6
自分で面白いと思う表現にすればよろし。

699 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/05(木) 18:56 ID:gWW3dzlY
どーでもいい雑談だが。

宇宙のステルビアというアニメに出てくる主人公の片瀬という娘さんが、ニホンちゃんのように見えて仕様が無い。

700 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/05(木) 19:04 ID:4HhRDWSE
>>699
何かワロタ 
ついでに700げと

701 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/05(木) 19:18 ID:PwqC/U6M
>>699
ぐぐってみた。
ttp://www.stellvia.com/
そーかそーか、ちみのイメージはツインテールの方か。
善哉善哉。

702 名前:699 :2003/06/05(木) 21:36 ID:gWW3dzlY
>701
外見だけじゃなく、性格や声も含めて。

この娘さん、能力はあるのに今ひとつ自信がもてなくて、土壇場のプレッシャーに弱かったりする所がニホンちゃんっぽいかなぁって。

703 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/05(木) 21:43 ID:hvrBupaQ
>>702
性格まで似てるのか・・・。
やっぱりいぢめて光線を発しているのが
こういうキャラのデフォルトなのだろうか?

704 名前:名無しさん ◆pZ98rZ0g :2003/06/06(金) 02:52 ID:lOuI4y.M
 マジレス。
 沢村栄治の話を調べていたら石丸進一という特攻隊で沖縄に散華した人の話を見つけ
ました。この補完スレに書きますので沢村と石丸どちらがよろしいでしょうか?
 今現在迷っておりますのでご意見お願い致します。

705 名前:名無しさん ◆pZ98rZ0g :2003/06/06(金) 03:22 ID:lOuI4y.M
 ただマジレスなので書くな、とかいうレスはご勘弁。二人共戦前に名をはせた
名投手ですし。
 石丸進一は名古屋(現中日)で活躍した名投手です。沢村は巨人の永久欠番です。
この二人なくして今の日本野球はなかったでしょう。
 

706 名前:名無しさん :2003/06/06(金) 06:22 ID:xkIQA0Q.
書くのは大いに結構な事だと思うが、きちんとテーマを決めて書いたほうが良いかと。
いままでの文章は書きたいという意識が先行して、何が言いたいのか判らないんで。

707 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/06(金) 07:59 ID:xk4yH2vk
自分で判断しろ。創作とはそういうものだ。
みんなで意見を出し合って妥協して作られたものがどれだけつまらないと思う?

708 名前:名無しさん ◆pZ98rZ0g :2003/06/06(金) 09:20 ID:yb2HaETI
 >706,707
 そうですね、自分で熟考します。どっちか書きます。テーマは石丸投手だと
特攻隊になるし沢村投手だと伝説かな。
 

709 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/06(金) 11:08 ID:4XNzhNQw
ニホンちゃんでやる意味あるのか、それ?
また一話限りの駄キャラ出す気じゃなかろうな?

っつーか、いい加減嫌われてることに気づけ。

710 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/06(金) 15:30 ID:/lcE/E/c
>>709
嫌っているのはお前だけ。
ただのコテハン叩きは最悪版に逝ってやれ

711 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/06(金) 16:13 ID:yQ5oZdaI
>>708
確か沢村ネタは過去にあったと記憶してるが、名無しさんはそれ以上のものを書かないとな。

712 名前:   :2003/06/06(金) 22:25 ID:ecWZfkAo
創作とは直接関係無いけど、よくカンコ君が言っている
「ウリナラチェゴ!!」
のチェゴってどう言う意味ですか?

ニホンちゃん最近知りましたが、面白くって1100話ほとんど
読みました。特にカンコ君の変態的なまでのウリナラキムチパワー全快は
いいですねー。憎めないキャラですw後はマカロニーノ君やカナディアン君
と言ったキワモノ的キャラが好きです。
皆様方でこんなキャラクターや世界観を作っていったのはホントスゴイ
と思います。是非大切にして欲しいと思います。
では作家の皆様方、これからも色々な作品を楽しみにしています。
最後に、ニホンちゃんが作られるきっかけとなり、いつも面白いネタを提供
してくれる某国に「ありがとう」と言っておきます。(謝罪と賠償は致しません)

713 名前:   :2003/06/06(金) 23:47 ID:ajia0Gmw
>>705名無しさん
>ただマジレスなので書くな、とかいうレスはご勘弁。

ちょっと気になったのでマジレスします。上記の名無しさんのレスは、まるで名無しさんは
今までの「書くな」という感想を全て煽りと受け取っていたのかな、とも読めます。

もしそうなら、大変残念な事です。あなたと言う書き手にとって。
「イイ・イクナイ」「面白い・詰まらん」「続き読みたい・見たくもないわ」
というストレートな感想は、不特定の人間に作品を発表すると当然出てきてしかるべきものです。
こうした理屈抜きの感想から、書き手の内省が始まります。議論の俎上に載せるのはその後です。
議論は、作品を愛してなくともできます。いわば校内作文コンクールの採点みたいなものです。
作品を愛したり、何かを感じた読者こそが、ストレートな感想をぶつけてくるのです。
「もう書くな」という感想も、その読者の心からの感想なのですから、物書きとして真摯に受け取るべきだと思います。
どうしてこの人はこういう感想に辿り着いたのだろう?など、こうした疑問が書き手を鍛えると私は考えています。

714 名前:狗狗改め大洞 :2003/06/07(土) 00:04 ID:83Co8a7Y
「助太刀」

カンコ 「アイゴー 何としてでもニホンに喧嘩で勝ちたいニダ
     勝って恨を打ち払いたいニダ
     ニホンに喧嘩で勝つ以外ウリの恨は半万年なくなることはないニダ」
? ? 「今の話聞かせてもらたアル、カンコお前の味方になてやても
     いいアルよ」
カンコ 「助かるニダ チュウゴ君が味方につけば十二億人力ニダさっそく
     ニホンに喧嘩を仕掛けるニダ」
チュウゴ「今アルか?」
カンコ 「今ニダ ぜんは急げニダ」

カンコ君達はニホンちゃんの家にやってきます

カンコ 「やい、ニホンこれを受け取るニダ!!」
ニホン 「なにこれ?・・・『宣戦布告』?」
カンコ 「そうニダ、いまこそ長年の恨み晴らしてくれるニダ
     チュウゴ君挟み打ちニダ」
チュウゴ「・・・・」
カンコ 「チュウゴ君!!」
チュウゴ「・・・・・」
カンコ 「どうしたニダ、チュウゴ君はウリに助太刀してくれるじゃないニダか」
チュウゴ「助太刀する言ってないあるヨ、味方になると言っただけあるよ
     私はカンコお前の督戦隊アルよ」
カンコ 「督戦隊?」
チュウゴ「そうある、カンコお前が戦意を無くしたら私が後ろから殴りつけてやるアル 
     逃げても殴るアル、背水の陣、窮鼠猫をかむ、人間追い詰めらてこそ
     実力を発揮できるアル!! さあ思う存分、戦うアル」
カンコ 「アイゴーとんでもない事になったニダ、二ッ ニホン・・・」

ニホンちゃんに一抹の望みをかけ 話し掛けるカンコ君・・・・・でも
ニホンちゃんは微笑みながら腕を曲げ振り子のように振り

ニホン「フフフフ 伝家の宝刀も使わなきゃ錆びつくから フフフフ」

望みは打ち消されました

カンコ「アッ・・・ アイゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 」
おしまい





715 名前:_ :2003/06/07(土) 02:54 ID:OcjxYDFc
チェゴ = 最高

確か漢字の音読みを少し訛るとあちらの発音になるのでは?


716 名前:名無しさん ◆Ryxr8xxg :2003/06/07(土) 13:55 ID:GfSr5tfw
 >713さんへ
 別に煽りとかそうは考えていませんでした。ただ建設的な意見がほしかったので。
今その戦前の名投手ストーリーを製作中です。あと新作を本スレにうPしたのでよ
ろしければご感想お願いします。あと本スレにあげるのはどうか、という作品があ
りますのでここにあげます。もしよろしければこちらも本スレにあげたいと思いま
す。

717 名前:名無しさん ◆Ryxr8xxg :2003/06/07(土) 13:56 ID:GfSr5tfw
                   「池にひそむもの」
 その日ノルウェー君とカナディアン君、そしてラスカちゃんはこっそり鯨を捕る為か太平池で遠
釣りをしていました。
 「やっぱりこの辺りはいい魚がいるね」
 網で魚を引き揚げつつノルウェー君がいいました。
 「うん、それにこの船は最新の魚群用ソナーものせてるし。どんどん釣れるよ」
 カナディアン君は銛で鯨を捕まえています。
 船の中ではラスカちゃんがそのソナーを見ています。
 「どう、また見つかった?」
 二人は中に入りラスカちゃんに声をかけました。
 「あ、あの・・・」
 どういう訳か彼女の顔色が変です。真っ青でした。
 「?」
 不思議に思った二人はソナーを覗き込みました。そこには真下の海底が映し出されています。そ
して信じられないものも。
 なんと隆起した海底の上に巨大な生き物が映し出されていたのです。細長い首と丸い胴体、それ
は古代に絶滅したというあの生物です。
 「な、なんだこれは!?」
 「この船のすぐ下だ、しかも凄い速さで上がってきてるよ!!」
 「ど、どうしよう!?」
 三人共混乱しています。後ろから何かが海面に出る音と怖ろしい叫び声が聴こえてきました。
 「グウウウオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!」

718 名前:名無しさん ◆Ryxr8xxg :2003/06/07(土) 13:57 ID:GfSr5tfw
 三人が後ろを振り返るとそこには鎌首をもたげた暗灰色の怪物がいました。首を延ばし船
の中へ襲い掛かってきます。
 「きゃああっ!」
 ラスカちゃんを狙っています。彼女は脚がすくみ動けません。
 「やらせない!!」
 カナディアン君が銛を手にラスカちゃんの前に出ました。そして銛を横に一閃させました。
 「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
 銛は怪物の左目を潰しました。鮮血と共に凄まじい叫び声が響き渡ります。怪物の首が船か
ら離れました。
 「今だノルウェー君、エンジン全開だ!!!」
 「よし!!」
 船を急速発進させます。けれど怪物が船にかじりつき離れません。ラスカちゃんを庇いつつ
怪物にカナディアン君が銛を投げつけます。
 「これで・・・どうだ!!」
 「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
 銛が怪物の胴に当たりました。怪物は断末魔の如き叫びと共に船から離れます。三人はな
んとか窮地を脱しました。
 「まさかここにもいるとはね」
 船を運転しつつノルウェー君が蒼ざめた顔で言いました。
 「君のところも?」
 「うん、僕は今初めて見たけどうちの家の周りじゃあ見たって人が多いんだ」
 「そうなんだ。うちもだよ」
 「今日はこれで帰ろう。ラスカちゃんも恐がってるし」
 ラスカちゃんはまだ恐怖に身体を震わせています。その後三人は無事家に帰り着くことが
できました。数日後カナディアン君の家に銛が刺さった奇妙な死体が打ち上げられました。
 
 後日三人はソナーの記録と画像、そして死体の写真を皆に見せました。何故か皆その記録
も画像も馬鹿にしませんでした。ただ無言でそれ等を見て視線を泳がすだけでした。この町
にはまだまだ知られていないことがあるのです。

719 名前:名無しさん ◆Ryxr8xxg :2003/06/07(土) 13:59 ID:GfSr5tfw
ニホンちゃんではあまりないUMAもの。ソースは
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7954/SeaSerP.html
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7954/VOL3a.html
のソナーに映った恐竜らしきものとカナダの謎の漂着死体です。
襲われた話はほとんどないのですが
http://www2.plala.or.jp/daisinjitu/UMA/UMA2.html
眉唾ものながらこのコリン・ブライアンの悲劇があります。
 蛇足ですが皆が否定しなかった理由はこのUMA一覧
http://www.jomon.ne.jp/~iccan/uma/sonota/itiran2.htm
http://homepage3.nifty.com/yoyoyo/sekai~UMA.htm
参照です。興味のある方はどうぞ。

720 名前:名無しさん ◆Ryxr8xxg :2003/06/07(土) 14:14 ID:GfSr5tfw
 ただこの死骸哺乳類説ですが首とか見ると首長竜ではないでしょうか。カナダは
こういった海や湖でのUMA目撃例が多いのですが鮫とかアシカとか昔鯨類とか諸
説あります。勿論恐竜もありますし。この話では恐竜です。ただニホンちゃんの世
界にはミスマッチかな。

721 名前:   :2003/06/07(土) 14:27 ID:LpcvJkIc
>>720
>ただニホンちゃんの世界にはミスマッチかな。
激しくミスマッチです。
こういう特殊な作品は、よほど腕のある人か、定評を持っている人でないと、
ニホンちゃんの世界観とマッチさせる事は難しいでしょう。
そして、本来の風刺と関係ない、世界観の違う作品は、その良し悪しに関わらず、
忌避される傾向にあります。つまり、煽りを呼びます。
「ニホンちゃんでやる必要があるの?」そう言われない作品出ない限り、ね。


722 名前:◆CHINAyH. :2003/06/07(土) 17:25 ID:tyVyisIY
『うまいもの』

さてさて、子供達が好きなものといえば、うまいもの。
なかでもウマーと呻らせるおかしが一番!
「メンタイ味はぴりっと辛くておいしいニダ」
「コーンポタージュもいけるよカンコ君」
珍しいことにカンコ君とニホンちゃんがひろゆ子も大好きなお菓子を仲良く食べ食べ。
でも端からはニホンちゃんが悪ガキに餌を与えて黙らせているとしか見えません。
「もっとよこすニダ」
際限のない要求ですが、ニホンちゃんの手持ちはもうナッシング。もう無いよと言ったが最後、菓子の切れ目が縁の切れ目。たちまちカンコ君は不機嫌スパイラルになりました。
「ニホンはウリを堕落させたニダ。謝罪と賠償(ry」
「なんでそうなるの」
馬鹿馬鹿しいけどそれがウリナラの掟。
さて諸君、ニホンはたからねばならない。かの大加藤さんもそうおっしゃったニダとカンコ君はいつものごとく。
「ともかくニホンは賠償でなんかよこすニダ」
「うーんとえーと・・・」
ニホンちゃんがどうしようか迷っていると、いいかげん我慢できなくなったカンコ君はニホンちゃんの手提げ袋を取り上げてしまいました。
「(ガサゴソ)これは何ニダ。ニホンの嘘つき」
「あ、それはっ」
たんまりあったお宝。
ニホンのものはウリのもの、このお菓子はいただいたニダとばかりカンコ君はそれを口に入れました。

「・・・< TAT>マズー」
「それUMAい棒だっていおうとしたのに」
うまい話に美味いことなし。

いとふゆ

723 名前:◆CHINAyH. :2003/06/07(土) 17:42 ID:tyVyisIY
>>722
ベス  「UMAい棒といえばわたくしの得意分野ですわ!」
フランソワ「だからこんなに奇天烈な味ですのね?」

以下、激しく泥仕合に終わる。

>>『(前略)トイレ(後略)』
エロエロ大魔人1号に任命します。
拒否はできませんので甘んじて称号を受け入れてください。

>>716
名無しさんに巧くなれと思えばこそと煽っているひともいるかと。
ウリみたくスルーされるようになったら激しく終了ニダ。

とりあえず、簡単なプロットをこっちに書いてみるのはいかがでしょう。


724 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/07(土) 22:30 ID:zZVTrL.c
ネトランにニホンちゃんが。「ビックリマン」の絵で。

725 名前:名無しさん ◆A8JUHiGw :2003/06/08(日) 15:57 ID:ETpGOcfs
 >machinaさんへ
 UMAい棒ですか、笑わせていただきました。エリザベスちゃんのとこはうMAの宝庫
ですしね。
 煽りもそういう意味での煽りならいいのですが。プロットはネタバレになりかねないの
で出すのが恐いですがとりあえず登場予定のキャラだけでも。
 主人公・・・サワムラさん、もしくはイシマルさん
 サブキャラ・・・ニッテイさん、カイグンさん、ニホンパパ(若き日)のうち誰か
 の予定です。ご期待あれ。個人名も出るし外伝的ストーリーなのでここにのせることに
しました。

726 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/08(日) 18:23 ID:a1EjO.Zk
>ご期待あれ。

ちっとも期待できない。
聞くからにつまらなそうだ。

727 名前:~ :2003/06/08(日) 18:29 ID:JxJRnEUQ
う〜ん、、、本スレの199と200なんだが、、、在が紛れ込んでるのかな?

728 名前:更科うどん ◆/WMtRnlQ :2003/06/08(日) 21:32 ID:.ub.h9XM
シューキューまた負けた・・・。しかも完敗・・・。


ヽ(`Д´)ノウワァァン

729 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/06/08(日) 23:50 ID:w4TL9zyc
>>725
名無しさんはどうも一発キャラ(すでに新キャラではない、後々生かせるキャラじゃないし)を安易に出しすぎる、
ってのは前々から言われてるはずなのですが。

「ストーリーの流れが既存のキャラではイメージに合わない」と言うのならそもそも「ニホンちゃんの世界にその
ストーリは合わない」と言うことだと俺は思うのですが。

だいたい一発キャラってのは汎用性がないから他の作品に生かすことが出来ない。だからこそ出すからには
きちんとその作品単体で読者を感情移入できるような話運びが必要なわけですが、正直失礼ながら現時点の
名無しさんにそこまでの力量があるとは到底思えません。

あと、次回作を予告するときに「ご期待あれ。」とよく申してますがあれも如何なものかと。煽りを生むタネにしか
なりませんし、「いつも期待に応える作品が出来てるの?」とか思ってしまいます。(暴言)

730 名前:名無しさん ◆A8JUHiGw :2003/06/09(月) 00:33 ID:mXg5Yk1Y
 >729さんへ
 ご意見有難うございます。一発キャラを多く出したことは僕も反省しています。今回も
正直迷っています。なんとか読者の方々が感情移入できるような魅力あるキャラ
にしたいと精進しております。あと『ご期待あれ』はもう止めます。煽りを生み
かねませんし。

731 名前:名無しさん ◆A8JUHiGw :2003/06/09(月) 00:41 ID:mXg5Yk1Y
 『白き翼は城に舞い』でも一発キャラをやりましたし正直この話は書かないほうが
いいのだろうか。しばらく考えます。
 

732 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/09(月) 01:26 ID:50rKC6Qw
書かないほうがいい。労力の無駄だ。
君の作品はそのほとんどがフィクションとして再構成する意味のないものばかりだ。
そもそも一発キャラを出さなければならないようなSSは、実録ものとしてどこか別の
媒体で発表すればいい。
取材が面倒くさいからニホンちゃんに逃げてるだけだろう?
描くだけ無駄だよ。

733 名前:   :2003/06/09(月) 03:48 ID:R2o0xp.U
>>715
チェゴ=最高だったんですか。
ありがとうございます。

734 名前:ニホンちゃん書いた事ある人 :2003/06/09(月) 19:37 ID:WnMq3oVc
某国の機織

トントン、
ガー

トントン
ガー

音がします。
その音の方へといってみましょうか。
そこには簡素な石壁に機織の機械がひとつ、さらに欠けた食器やおわんといった類の物が散乱していました。

声がしてきました。
「オモニ・・・出来たニダ」
この民族は比較的に強い発声の言語を使って聞き取り易いはずなのです、
けれど声がかれていてあまり聞き取れませんでした。
そしてオモニと言われた人間はさらに刺繍をほどこしています。
そこにいる子供は好奇心をもって、近づいていき、その縫い目を見ていました。
男はMADE IN KOREAという記号の書いてある紙をみて刺繍を縫っていたようですが
縫った文字は不思議なことにMADE IN CHINAというものでした。
それが終わると、男は立ち上がって家から出て行きました。
ひとり残された子供は数秒ぼうーっとしていましたが、
はっっとして、また織物の機械に向かって布を織っていきました。

「あ、お父さん新しい着物買ってきた?」
「ああまたいつものを買ってきた。まああまり長持ちしそうじゃないけど
桜は着物でドッジボールをするからあまり高いのは買えないからね」
「お父さん、あんまりチュウゴ君家の安物ばかり買っちゃだめよ。フランソワ家とかマカロニーノ家
のを買わなきゃ桜にもかわいそうでしょ」
「ああ、分かってるよ。」
(全くブランド大好きなんだから。というかいつも買ってるのはチュウゴ家じゃないんだけどなぁ・)
「何か言った?」
「はは、なんでもないよ。それじゃあ、次からは買わないでフランソワ家のものを買うよ」

終わり

735 名前:ニホンちゃん書いた事ある人 :2003/06/09(月) 19:43 ID:WnMq3oVc
このまえTVトウキョーで北朝鮮の商人特集やっていたので、
その話題。
着物とか洋服とか安いのは北のが多いらしいですね。
実際、北の最大輸出国はニホンなのできょう日の経済制裁はニホンが思っている
ものより案外苦しいものなのですかね。
ソースは無いのでこっちに書いておきます。



736 名前:狗狗改め大洞 :2003/06/09(月) 21:59 ID:AIhOGUJM
あれを見て思った事

あたなは愛してるとカンコ君ちの言葉でいえますか

ニホン「うん、言えるよ」
カンコ「知っていて当然ニダそれでこそ友好が深まるニダ」
ニホン「ウォーアイニーって言うんでしょ」
カンコ <#;`Д´>

おしまい

737 名前:ナナッシィ@炎のストッパー :2003/06/09(月) 23:32 ID:ZaPoNrQ2
(ぼそっとひとり言)
・・・・・スルーはまだ耐えられるけど、その後レスがストップするのはきっついなぁ・・・・
・・・・・とりあえず勝手に罪悪感を感じてみたりしてみるニダ。


738 名前:本スレ186 :2003/06/09(月) 23:47 ID:dBCHZI4I
日ノ本家のアオモリの間はリンゴの名産地です。
アオモリと言えばリンゴというほど有名で、日ノ本家は勿論、タイワンちゃん家でも評判です。
さて、そんな或る日の事、
タイワン「ニホンちゃん!ニホンちゃん!」
ニホン「あ、タイワンちゃんおはよ〜〜」
タイワン「おはようなんて呑気な事言ってる場合じゃないわよ!これ見てよ!」
タイワンちゃんは一枚の紙を見せました。
それはチューゴ君家で発行している回覧版のコピーでした。
何と、「アオモリ」の名前をチューゴ家の商品名として登録するというのです。
タイワン「大変よニホンちゃん。このままじゃアオモリの間の名前を使う事が
出来なくなるわよ。それだけじゃ無く、チューゴの毒リンゴがアオモリリンゴとして
他所の家に出回ったら、ニホンちゃん家のアオモリリンゴの評判まで落ちるわよ!」
タイワンちゃんの言う通り、たかが名前されど名前。
チューゴ君の横暴を放置しておいては、アオモリの間の人達が長い年月を掛けて
築き上げてきたアオモリブランドが、一瞬で崩壊してしまう事にもなりかねないのです。
ニホン「ふ・ふ・ふ…。人が下手に出ていれば調子ぶっこきやがって支那蓄野郎。
マジで滅ぼしたろうかチャンコロがぁ。ふ・ふ・ふ……」
特許関係でチューゴ君に散々痛めつけられているニホンちゃん、ついにブチ切れてしまったようです。
タイワン「ニ、ニホンちゃん……??((((;・∀・))))ガクガクブルブル」



初書きです。オチも無いし面白くありませんね。
慣れないもので、お見苦しい点はご容赦下さい。
問題が無いようでしたら、このまま本スレにうpしたいと思います。
ソースは↓
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/06/20030604t22017.htm
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/0604/nto0604_7.html
本スレにリンクを張ったものの、誰も書いてくれないので自分で書いた。
中国板の関連スレにもレスが付いてないし、みんな興味無いのかな。

739 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/06/09(月) 23:56 ID:toWJZiPM
>>737
いやいや、漏れはスゲーオモシロカタっすよ。でもただのマンセーレス書くよりはきっちり批評したいから即レスは
避けてアラ探したり文章練ったりしてるわけで。批評だって寝かして推敲したりは必要なんすよw

え?誰かさんに対するレスは何で早いかって?そりゃもちろん突っ込みどころハッキリしすぎてるから多少寝かせ
ても言うべきこと変わらないんだよもん。

740 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/06/10(火) 23:49 ID:aEUjLD3Y
>>737
上手いなぁと思いますた。あえてケチを付けるなら、もっと熾烈なというか陰惨な
関係の二人だろうということかな?でも、それじゃニホンちゃんじゃ書けなくなりか
ねませんからねぇ。とにかくあんな難しい両国の話を上手くまとめたと感心しきりです。

>>738
地元の方なのかな?問題だけど一企業の悪意?だろうからねぇ。ま、異議の申し
立てが認められずってなったら、それこそ糞中国めって書く人も出るとは思うよ。
あと、ニホンちゃんの最後の台詞は嫌だな。これを使いたいのならウヨ君とニホン
ちゃんの会話にしてこれをウヨ君に言わせるってのが良いと思います。
ま、あくまでも個人的な意見です。今までも、ぶち切れ、ニホンちゃん般若化っての
はかなり有ったはずだしね。
こんな事があったと他の方にも認知して貰いたいっていうのなら本スレにこのまま
上げても問題ないのでは?

741 名前:本スレ186 :2003/06/11(水) 02:19 ID:SYEQF3EE
>>740
本スレの方に上げてきました。
黒ニホンの部分は訂正しようか迷いましたが、敢えてそのまま上げました。
しかし事件そのものが現在進行形である為、オチがつけにくかった。
勿論、己の文章力の未熟さを顧みず、敢えてそのようなテーマを
題材に選んだ自分自身が一番の原因ではありますが…。

個人的に、このニュースは今後も注視していきますし、何か新しい
展開があれば続きを書くかもしれません。
その時はまた批評をお願いする事になると思いますが、宜しくお願いします。

742 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/11(水) 13:09 ID:EfOuhDiU
自分語りは面白いものを書いてからにしてください。
最近このスレ気色悪い。

743 名前:◆CHINAyH. :2003/06/11(水) 14:19 ID:MdHLfZlA
身体計測、今回からは体操着・靴下おk。
子供達は喜ぶが、中には逆効果になってしまうカナディアン君のような例も。
なかなか計測しようとしないニホンちゃんにカンコ君がプチ切れ。
理由を先生が尋ねたら、ニホンちゃんは・・・。

大陸棚の件を書いてたらPCがブルーバックした。
一気に鬱になったので粗筋晒してウリは吊るニダ・・・

    ||
  ∧||∧
  < ⌒ ヽ
  ∪  ノ
   ∪∪
    :
. . .   i
     ̄

744 名前:名無しさんは半万年の歴史ニダ :2003/06/11(水) 15:21 ID:HeOTDdYo
>>743
面白そうなのに〜。
やっぱりこまめな保存が必要ですよねぇ。自分は、文章を書くときはwin&mac以外で
書いてますがそれでも保存はまめにします。けど、のりのりで書いていると気付かない
かも。普段使っていないけど、ワープロソフトなら時間指定すれば自動保管してくれた
んじゃなかったけ?
大ファンなので復活&新作待っています。(/^-^(T_T )/

745 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/12(木) 10:15 ID:eVPr4DSk
ソースは上手く調理すればおいしそうなネタなので他の人たのみます。(ウリはROMニダ。)
〜種〜

 ウヨ君が学校の廊下を歩いていると、何者かに首の後ろに手を置かれました。
 キッと横を見上げるとそこにはアメリー君がいました。
 お姉さんと違ってNOと言えるウヨ君は物怖じせず注意しました。
「なれなれしく人の体に触らないでください」
 アメリー君は構わず背中をポンポンと叩きました。
「冷たいことを言うなよ。男同士の親愛の表現じゃないか」
「我家では親しき仲にも礼儀ありと言います」
「そうかい? サクラちゃんはもっと凄いことでも受入れてくれるけどな」
「!」
 アメリー君は日本刀の鯉口を切ろうとするウヨ君をあわててなだめました。
「ジョーク! ジョークだよ!
 ……まったく、君が鯉口を切るのは望むところだけど、刀を向ける相手が違うだろう」
「……冗談に付きあっている暇はありません」
 アメリー君はウヨ君の両肩をつかんで押しとどめました。
「単刀直入に言おう、お前の種が欲しい」
 自分より体の大きなアメリー君に毅然と対応していたウヨ君もこれには流石にうろたえました。
「た、たちの悪い冗談はもう止めてください!」
 アメリー君は目の高さをウヨ君の位置まで落して、真っ直ぐにウヨ君の目を見ました。
「これが冗談を言っている目に見えるか? 俺にはお前の種が今すぐ必要なんだ!」
「こ、ここは○○○で学ぼう国際情勢スレじゃありません!」
 ああ、姉さん、武力行使する弟を許してくださいますよね。だって自衛のためなんですから。
「何わけの分らないことを言っているんだ。
 サクラちゃんはお前が予防用天然草の種を持っているって言ってたぞ」

746 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/12(木) 10:16 ID:eVPr4DSk
〜続き〜
 天然草はむかし地球町の花壇を荒しまわった毒草です。
 天然草が生えてくるのを防ぐには、天然草を無毒化した予防用天然草を植えるのが一番なのですが、
アメリー君の持っている予防用天然草は毒を消しきれていないため、使うと問題が出てくる場合が
あります。二ホン家では予防用天然草の毒を消すことに成功しましたが、天然草が根絶されたため、
予防用天然草の栽培をやめました。しかし残された天然草の種を使っていたずらをする人間が
いそうなことから、ウヨ君が予防用天然草の栽培を再開したのです。
 その情報をいたずらを心配しているアメリー君が見逃すはずはありません。

「ウヨ君、種をくれてありがとう」
 翌日、ラスカちゃんにほほえみかけられて、何を想像したのかウヨ君は顔を真っ赤にしましたとさ。

ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030611i303.htm

俺には下ネタしかできないので逃げます。

747 名前:目録っぽいもの :2003/06/15(日) 17:15 ID:4UH9nn6c
「Still,I Love You」 第一話 Will〜prologue〜 >>9-23 >>24
「Still,I Love You」 第二話 Your Words     >>25-37 >>38
「Still,I Love You」 第三話 回想        >>75-91 >>92
「Still,I Love You」 第四話 月の光に抱かれて>>115-121 >>123-129 >>130
「Still,I Love You」 第五話 School Days >>156-173 >>174

『ニホンちゃん in あなざーわーるど2』 >>137-139 >>140
『ニホンちゃん in あなざーわーるど3』 >>149-153
『ニホンちゃん in あなざーわーるど4』 >>178-183

「手抜き工事?」    >>39-40
「名称問題」    .  >>53-56 >>57
「ポイントカサレリア」 >>96
「小ネタ」        >>147-148
「バリアーシールド」   >>184

「Life's Like a Love Song」 >>132-134 >>135
「花蓮(ファーレン)のクリスマス」 >>194-198 >>199 >>200-201>>206

748 名前:目録っぽいもの :2003/06/15(日) 17:16 ID:4UH9nn6c
「先願主義と先発明主義(仮題名)」      >>210
「愛と悲しみの単発ドラマ小説『ニホンくん』」 >>211-216 >>217
「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」  >>226-233 >>234
「getrennt zwei Leute. (引き離されたふたり)」   >>242-247 >>248
「魔法少女プリティラスカちゃん もう1人の助っ人」 >>250-256 >>258-260

『猟奇的なチョゴリ(前編)』 >>266-270 >>271
『猟奇的なチョゴリ(後編)』 >>272-276 >>277 >>280

「お前の瞳にマンセー」 >>306
「カンコ君の自己回復」 >>339-341 >>342
「アジアグループ」    >>383 >>384

「アオザイの熟女」 >>291-292 >>293
「お楽しみ会EX」  >>297
「ヨーグルト」     >>370-371 >>372
「プレ学芸会」     >>395 >>396
「レザーネック隊」  >>397-398
『チューホンたん?』 >>264

「ことわざ」  >>222
「おみくじ」   >>223
「げりらぁ」  >>301-304


749 名前:目録っぽいもの :2003/06/15(日) 17:16 ID:4UH9nn6c
「中東組」  >>409
「小ネタ」  >>422
「小ネタ」  >>429
「小ネタ」  >>433
「賠償」   >>457
「以心伝心」>>459
「お小遣い」 >>537-539

「スカラー波」  >>483
「いいかげん」 >>432
「竜虎相搏つ」 >>444 >>450
『おもてなし』  >>499
『6月の太陽』  >>573-575 >>576
「未来志向」  >>587-592 >>593-594
「期限切れ」  >>599

750 名前:目録っぽいもの :2003/06/15(日) 17:17 ID:4UH9nn6c
「ショート・ショート」   >>410
「続・竜虎相搏つ」  >>446
「ギャルゲーカンコ」 >>451-456
「チュウゴ肺炎」    >>484 >>485
「ご先祖様はくま?」 >>521

「バイリンガルへの道」  >>460 >>463
「民族差別?...て何?」 >>500 >>501

『名無しさんとおなじネタで作ってみますた』 >>561 >>563
「えっちなのはいけないとおもいません」   >>580
「フォーフェンツオレン王家の奇跡」       >>597-598

「ラングーンとその後」 >>629 >>630 >>642
『見栄』  >>645 >>646
『宴の始○』 >>655 >>656
「Go for Broke〜ニホンちゃん、玉砕〜」 >>672-673 >>674
『贈るんだったら』 >>678 >>679 >>685
「助太刀」 >>714
「池にひそむもの」 >>717-718 >>719
『うまいもの』  >>722
「某国の機織」 >>734 >>735
「あれを見て思った事」 >>736
「種」 >>745-746


モ娘ニホンちゃんキャラ対照表
>>202-203 >>522

751 名前:作者別(敬称略) :2003/06/15(日) 18:10 ID:4UH9nn6c
○あ〜か
顔文字
    「ポイントカサレリア」 >>96
    「お楽しみ会EX」    >>297
    「プレ学芸会」      >>395 >>396

書き人知らず
    「Life's Like a Love Song」 >>132-134 >>135

雉虎 ◆KIJIcyP2
    「getrennt zwei Leute. (引き離されたふたり)」   >>242-247 >>248

誤爆野郎
    「レザーネック隊」  >>397-398

○さ〜た
ゼロ
    「魔法少女プリティラスカちゃん もう1人の助っ人」 >>250-256 >>258-260

sIKI
    「バリアーシールド」   >>184
    「以心伝心」>>459
    「バイリンガルへの道」  >>460 >>463

大洞
    「ことわざ」 >>222
    「賠償」   >>457
    「続・竜虎相搏つ」    .>>446
    「ご先祖様はくま?」   >>521
    「ラングーンとその後」  >>629 >>630 >>642
    「助太刀」          >>714
    「あれを見て思った事」 >>736

D-13
    「魔法少女プリティラスカ 『ステッキ喪失』」  >>226-233 >>234

匿名
    「ギャルゲーカンコ」 >>451-456


752 名前:作者別(敬称略) :2003/06/15(日) 18:10 ID:4UH9nn6c
○な〜は
名無し@三重県
    「フォーフェンツオレン王家の奇跡」       >>597-598

名無しさん ◆Ryxr8xxg
    「未来志向」  >>587-592 >>593-594
    「池にひそむもの」 >>717-718 >>719

ナナッシィ
    『ニホンちゃん in あなざーわーるど2』    >>137-139 >>140
    『ニホンちゃん in あなざーわーるど3』    >>149-153
    『ニホンちゃん in あなざーわーるど4』    >>178-183
    「愛と悲しみの単発ドラマ小説『ニホンくん』」 >>211-216 >>217
    『チューホンたん?』      >>264
    『猟奇的なチョゴリ(前編)』 >>266-270 >>271
    『猟奇的なチョゴリ(後編)』 >>272-276 >>277 >>280
    「お前の瞳にマンセー」    >>306
    「お小遣い」           >>537-539
    『宴の始○』           >>655 >>656

ニホンのoops ◆DRnX1.4.
    「手抜き工事?」    >>39-40

100話作者 ◆UMAIu01k
    「花蓮(ファーレン)のクリスマス」 >>194-198 >>199 >>200-201>>206
    「カンコ君の自己回復」 >>339-341 >>342

brother ◆re9lRf4
    「中東組」       >>409
    「ショート・ショート」   >>410

北極星
    「小ネタ」 >>147-148


753 名前:作者別(敬称略) :2003/06/15(日) 18:11 ID:4UH9nn6c
○ま〜わ
◆CHINAyH.
    『おもてなし』    >>499
    『名無しさんとおなじネタで作ってみますた』 >>561 >>563
    『見栄』        >>645 >>646
    『贈るんだったら』 >>678 >>679 >>685
    『うまいもの』    >>722

モンゴル750(ナナハン) ◆20gERCQ6
    「アジアグループ」    >>383 >>384

三毛 ◆wPntKTsQ
    「Still,I Love You」 第一話 Will〜prologue〜 >>9-23 >>24
    「Still,I Love You」 第二話 Your Words     >>25-37 >>38
    「名称問題」                    >>53-56 >>57
    「Still,I Love You」 第三話 回想        >>75-91 >>92
    「Still,I Love You」 第四話 月の光に抱かれて>>115-121 >>123-129 >>130
    「Still,I Love You」 第五話 School Days    >>156-173 >>174


作者名不明
    「先願主義と先発明主義(仮題名)」  >>210
    「おみくじ」      >>223
    「アオザイの熟女」 >>291-292 >>293
    「げりらぁ」      >>301-304
    「ヨーグルト」     >>370-371 >>372
    「小ネタ」       >>422
    「いいかげん」    >>432
    「小ネタ」       >>433
    「竜虎相搏つ」    >>444 >>450
    「スカラー波」     >>483
    「チュウゴ肺炎」   >>484 >>485
    「民族差別?...て何?」           >>500 >>501
    『6月の太陽』                 >>573-575 >>576
    「えっちなのはいけないとおもいません」  >>580
    「期限切れ」                  >>599
    「Go for Broke〜ニホンちゃん、玉砕〜」 >>672-673 >>674
    「某国の機織」 >>734 >>735
    「種」       >>745-746


754 名前:ナナッシィ :2003/06/15(日) 22:54 ID:znRZVWzY
うおぅ! どなたか存じ上げませんが、乙です!
(目次製作者さんでせうか?)

・・・・しかし、作者別(敬称略)を最後まで見て、少し涙が・・・・

「おとっつぁん、そりゃ言わない約束だよ・・・・・」

755 名前:痴呆の語り部 :2003/06/16(月) 01:18 ID:LTaGQqow
ウヨ君は最近、頭の痛い問題を抱えています。
「日ノ本家の彼方此方に出向き、奇妙奇天烈な自転車を乗り回しては
拡声器で意味不明の言葉を喚き散らし、近隣に迷惑を掛けまくっている」
のだそうで、先日も苦情を受けたばかりです。
勿論、ウヨ君には全く覚えがありません。
誰かがウヨ君に成り済まし、彼の評判を落とそうとしているのでしょうか。

そんな或る日、日ノ本家でスモー大会が開催されました。
この会の優勝者はモンゴル君。
多彩な組み技や投げ技で観客達を魅了し、拍手喝采を浴びたモンゴル君は、
大会終了後に「ヨコヅナ」の称号を貰いました。
しかし、そんなモンゴル君の栄誉を面白く思わない者がいます。そう、カンコ君です。

カンコ「アイゴー!何でウリが優勝じゃないニダ!世界一優秀なウリを差し置いて
    モンゴルなんかが優勝するのは何かの間違いニダ!きっとモンゴルは日本を
    買収したに決まってるニダ!しかもモンゴルの先祖は大昔ウリナラを侵略したニダ!
    モンゴルの癖に生意気ニダ!ウリに謝罪(略」
モンゴル「僕は買収なんかしてないよぉ。第一、大昔の話まで持ち出されても困るよぉ」
カンコ「反省が足りないニダ。謝罪しる!賠償しる!」
モンゴル「おいおい……こいつ気持ち悪い野郎だなぁ」
カンコ「キムチ野郎?!」
モンゴル「違うよぉ…気持悪い野郎て言ったんだよぉ」
カンコ「いや、キムチ野郎て言ったニダ!キムチ野郎て言ったニダ!」
モンゴル「だ・か・ら、違うっつてんだろキムチ野郎!」
平生おとなしいモンゴル君も流石に頭にきたのか、つい暴言を吐いてしまいました。
カンコ「ファ・ファ・ファ・ファビョーーーーーーーーーーン!!!」
カンコ君、お約束の持病発症です。

と、そこへウヨ君そっくりの少年が現れました。
???「ウリ……僕は生粋の日ノ本家の人間だけど、モンゴル君の発言は
    ミンジョク差別的で良くないと思うニ……よ」
ウヨ「ザイ!やっぱりお前か!
   俺に成り済まして電波飛ばしてたのもヤッパリお前だったんだな」
ザイ「  <<<<;`Д´>>>ガクガクブルブル」
ウヨ「さぁ〜〜て、今までの落とし前、どうやってつけさせて貰おうかな〜〜」
モンゴル「人が下手に出ていれば調子ぶっこきやがって!覚悟しやがれキムチ野郎!」
カンコ&ザイ「アーイーゴーォーーーーーーーー!!!!!」


おしまい

「アオモリ」を書いた者です。今回からコテハン使用。
ソースは↓ちょっと古いネタで何ですが。
http://society.2ch.net/test/read.cgi/mass/1052319691/l50
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1052405521/l50
カンコ君の科白は、↓を朴らせて貰いました。謹んで謝罪申し上げます。
でも賠償はしません(わら
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1052405521/101

今回も一旦補完スレに上げました。
問題が無いようでしたら、本スレにうpしたいと思います。

756 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/20(金) 11:27 ID:y/2g7oAY


電波2chで「ニホンちゃん人気投票」スレが立ちました。
投票よろ

http://dempa.2ch.net/seroon/soc/x3eea273741f85.html



757 名前:名無しさん ◆rPVR5GxQ :2003/06/21(土) 05:23 ID:LvyW2V9E
 最近の作品(自作のみ)で『カンコ君を意味もなくひどく書いている』というご指摘
がありましたが正直色んなキャラクターに超必殺技とかでオチつけさせているけれど
そんなに人間的に無茶苦茶にはしていないつもりでしたが。書いてて電波っぷりが凄
いキャラだと痛感したのは事実ですけど。
 僕はカンコ君は確かに強い奴に弱く弱い奴にはとことん強いし電波で嘘つきで場当
たり的で非常識で助平で無礼なキャラと認識していますがそれをカバーする愛嬌と魅
力も併せ持っていると思います。だからチョゴリちゃんにすごく優しいし亡くなった
おじさんを今でも尊敬していますし。何だかんだいっても彼なくして五年地球組は成
り立たないでしょう。主役のニホンちゃんが大人しい分彼の奇天烈さが際立つという
一面もあるでしょうが(僕は彼女が主役でカンコ君はトリックスター兼悪役兼お笑い
担当兼やられ役と思います)。
 前にも書かせて頂きましたが僕のカンコ君の書き方は僕なりの彼への歪んだ愛情で
す。それ故にこれからも彼は僕の作品では断末魔の叫びをあげ続けるのですが。バラ
ンスを取る為彼の良い話も書きます。描写は緩めるとギャグが弱くなるのでちょっと
・・・。
 そもそも僕は本当に嫌いなキャラは滅多に登場させませんし。サヨックおじさん(で
すが田中芳樹の最近の作品を見て逆説的ですがこの人の愛嬌がわかってきました。創
竜伝13巻の酷さときたら)とかアサヒちゃん(この子が人気あるのは何故か、といつ
も考えます。やはり何かしら魅力があるのでしょう。勉強してきます)の僕の作品にお
ける登場の極端な少なさはそれからきていました。今後彼等を良く書くことは決して
ない、といいましたが彼等のいいところもある筈なので今後書いていくかもしれません。
以上長文失礼致しました。

758 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/21(土) 11:36 ID:VJGJ50ko
頼みもしない自己主張はもういいです。

759 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/21(土) 12:11 ID:8LgZmras
>>758
あんたもしつこいね。またスルーされたいのかこの厨房(藁


760 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/21(土) 13:12 ID:VJGJ50ko
えー、でもウザくない?
自作解題や創作スタンスの演説はいいから、いいたいことはSSで語ってほしい。
自分語りされて嬉しいほどの作者でもないし。

761 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/21(土) 13:36 ID:VT9kGUzc
>自作解題や創作スタンスの演説はいいから、いいたいことはSSで語ってほしい。
そういう考えの下に疑問を抱いたというのなら、はじめからそう書けばよかったのに。
厨房扱いしたのは謝るけど、「ウザい」とか「もういい」 とか、
それも一言レスで書くのはやめてくれ。

ところで肝心の名無しさん氏についてであるが、
まあ自分語りの部分はおいといて、
名無しさん氏、そもそも笑いというものをどう考えておるのか?
名無しさん氏自身はちゃんと毎回オチをつけているつもりなんだろうが、
非常にしばしばあがる批評「オチがないですよ?」が
すべてを物語っていると思うぞ。
カンコをぶん殴れば笑いが取れるわけではない。
あと、「ゲームかマンガの必殺技を取り入れて、
後で元ネタのソースを貼り付ければもう完璧!(ぷぷぷっ)」
みたいな勘違いもあるな。正直笑えんぞ。

「オチ」という「意味」を持たせる事が出来てないがゆえに
「意味のない虐待」といわれておるのよ。分かるか?

762 名前:名無しさん ◆rPVR5GxQ :2003/06/22(日) 03:44 ID:O8QzzT3s
 オチはもっと勉強します。『主』は良識ニホンちゃんでオチつけたつもりでしたが。
あと漫画、ゲームネタは止めるつもりはないです。それに元ネタのソース貼りは一回
だけでご指摘の後はやっていませんが。カンコ君を『アイゴー』させて笑い取ったり
オチつけるのは確かに彼の登場する作品では結構やります。しかしそれだけで笑い取
ったりオチつけたりはしていませんが。彼がそうなる根拠のあるソースもしくは流れ
によってでのみやるようにしています。
 最後に僕の笑い、これは譲れません。(ぷぷぷっ)ではなく

 ウェーーーーーーーー、ハッ八ッハッハ

です。

763 名前:名無しさん ◆rPVR5GxQ :2003/06/22(日) 03:58 ID:O8QzzT3s
 正直カンコ君を滅茶苦茶に扱いすぎかなあ。初期はそれでご指摘があったし今も
そうだし。『読んでて辛い』というのは本当にショックでした。漫画やゲームネタ
はインパクトをつける為もあるけどあまり酷い技は慎むべきか。ギャグもので無茶
苦茶ぶっ飛ばされている分良い話を彼に書いてるのでそれで『一人だけいつも無茶
苦茶やらせて御免ね』としているのですが。
 書いていて思ったのですが僕はカナディアン君もその影の薄さをギャグにしたこ
とがありますけど何時か彼が目立つ役の話も書いてフォローしたいな。この世界で
一番存在感の希薄なキャラですけど。けどこの影の薄さはまたネタにsh9いたい
ですが。

764 名前:名無しさん ◆rPVR5GxQ :2003/06/22(日) 04:01 ID:O8QzzT3s
 『良い話』というのは彼の意外な一面や優しい姿を書いた話です。以上失礼
致しました。

765 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/22(日) 17:52 ID:6OdruXVQ
ところで……(あえて誰もつっこまないんですか?)
名無しさんはなぜいつもトリップ変えちゃうの?
名無しさんは、もしかしてどっかで大量生産されてるのかな?
毎回違うとトリップの意味ないよ?

脱力するよーな事言ってごめんねぇ。

766 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/22(日) 21:06 ID:kZSqr6fY
>名無しさん
厨丸出しのSSしか書けないのに作家気取りで自意識を垂れ流すのはやめてください。
ウザくてたまりません。
あと、自分宛のレスにいちいち返信しなくていいです。

767 名前:名無しさんはポシンタン :2003/06/23(月) 07:19 ID:zS94Fkz2
>>766
あんたも批判一辺倒だよな。
そっちの方こそうざったくて堪らないが。
そこまで偉そうに人を貶すんだったら、
自分こそ面白いものを書いたらどうだ!

768 名前:766 :2003/06/23(月) 10:26 ID:/OLQhYqA
>>767
批判一辺倒なのは別の人です。

769 名前:siki :2003/06/25(水) 01:55 ID:2mOh3r6A
「上流階級の証」

ニホン「カンコ君、顔色が悪いよ大丈夫」
カンコ「大丈夫じゃないニダ、ウリはジフテリアが感染で食中毒で大変なとこニダ」
ニホン「ちょっとカンコ君、だったら家で安静にしてなきゃ駄目じゃない
    あれ? カンコ君 顔色は悪いけど顔は笑ってるね、器用なことしてるけど
    お腹が痛いのに何で笑ってるの?」
カンコ「ニダニダニダ、ジフテリアにかかるには上流社会の人間だけニダ
    つまりウリも上流社会の一員ということニダ」
ニホン「はぁ・・・それはいいけど保健室に行ったほうがいいと思うよ」
カンコ「駄目ニダ、保健室に行くのはみんなにウリがジフテリアにかかったことを
    話してウリは上流社会に入ったことをみんなに言い広めてからにだ」
ニホン「ちょっとカンコ君そんなことしたらみんなにうつるじゃないの」
カンコ「大丈夫にだ問題ないニダ ウリならマンせー」
ニホン「なによそれ・・・・あっカンコ君 まってよ早く保健室にぃ〜〜〜〜」
おしまい

770 名前:siki :2003/06/25(水) 02:02 ID:2mOh3r6A
解説 
韓国のニュースでサルモネラかピロリか何かは忘れましたが
専門家がこれは先進国でよく見られる病気ですと話していましたが
なんだか韓国は先進国入りしたと自慢してるような気がしました。


771 名前:匿名 :2003/06/26(木) 00:43 ID:c7Pp9hJA
            「ギャルゲーキッチョム」

アサヒ 「悪撲滅運動なのだ!!」
マイ 「私は魔物を討つ者だから・・・」
アサヒ 「マイ?何を持っているんだ?」
マイ 「・・・イラク君の家で拾った・・・記念に持ち帰る・・・」
アサヒ 「それって持ち帰って大丈夫なのか?」
マイ 「・・・たこさんウインナー・・・」
     BOMB!
アサヒ 「ひゃっ!爆発したのだ!」
マイ 「・・・はちみつくまさん・・・」
アサヒ 「なんてことを!野蛮なのだ!同じ新聞委員として恥ずかしいのだ!」
マイ 「・・・あなたの正体がわかった・・・あなたが、学校に巣食う魔物・・・」
アサヒ 「な?何をいっているのだ!」
マイ 「・・・あなたの正体はウサギね・・・」
アサヒ 「な、な、な、何を!」
マイ 「・・・ウサギの形をした半島。それがあなたの正体・・・」

カンコ 「カアックトェトェトェ!お前らは葉鍵板にカエレニダ!ギャルゲーの起源はウリナラにあるニダ!
     ウリナラがギャルゲーを発売中ニダ!ウリナラマンセー!ハン板住人は購入してプレイしる!」

韓国発のエロゲ『青い涙』
ttp://www.gzstyle.com/soft/200305/23/01aoi_cd.php
同オフィシャル
ttp://www.cd-bros.co.jp/CDPA/


772 名前:匿名 :2003/06/26(木) 00:44 ID:c7Pp9hJA
ウヨ 「青い涙か。ふむふむ。原画は言うことなしだな。設定も韓国にありがちなトンデモじゃない。
    ストーリーその他にも目立って特徴的なことはないな。だけど、逆にその当たりさわりの無さが地雷の気が・・・」
カンコ 「何言ってるニダ!Kan○nやSN○Wなんかよりずっと感動するニダ!」
ウヨ 「そう!それだよ!ちょうど、Kan○nとかSN○Wあたりの泣きゲーのウリジナルで終わるような気が・・・」
カンコ 「アイゴー!ミンジョクバベツニダ!ミンジョクの誇りと尊厳を冒とくしたウヨに謝罪と賠償を要求するニダ!」
キッチョム 「お、お前ら、何騒いでるニカ?空が割れるほどすごいのがあるニダ!驚くニダ!」

18禁ゲーム「刑事大打撃〜北の朝鮮〜」
ttp://www.familysoft.co.jp/up.html

ウヨ・カンコ 「・・・・・・・・(宣伝文句に『迫り来る将軍様の魔手』という言葉が・・・)」
キッチョム 「ウェー、ハッハッハ!すごすぎて声も出ないニカ!犬のようにほえすぎて喉頭がんになったニカ!?」
ウヨ 「せ、宣伝文句にある『日本の若い女性達を救え!』って・・・」
キッチョム 「もしかしたら、ウリが童貞を捨てるかも(ポッ)」
ウヨ 「ね、姉さんを拉致するとか、そんなことはないよな・・・」
キッチョム 「ウリはまだプレイしていないからわからないニダ♪」
ウヨ 「き、きさまぁぁぁ!どうなんだぁぁぁぁ!」
キッチョム 「プレイしてからのお楽しみ〜♪」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
内容的にアレなので仮総督府にうp。
ギャルゲわからん人にはまったくわからんネタでつ。
「青い涙」は現在プレイ中。エロは薄いですが、個人的には悪くないと思います。
「刑事大打撃」は、やってないからわからないです。
面白そうなのでいずれやろうとは思いますが。

773 名前:◆CHINAyH. :2003/06/26(木) 14:20 ID:Uq3MHc3.
>連続ドラマ「ポーラちゃんに何が起こったか」
>・・・年がばれるぜ。
オレモナー

>「欲しいもの」
machina的にはフィンランちゃんはちいさいわけですが、議論すると泥沼になるので軽く流してみる。

>>769
むしろクララちゃんではないかと思いm(ry
>。o0(判らないときはグクー【ル】汁)

>>771
葉鍵板に一緒に(ry
まだ大打撃シリーズ続いていたのですか。。。氏にいたる病(謎


774 名前:  :2003/06/26(木) 18:43 ID:NcRhOzgk
両氏はコリアンジェノサイダーも当然チェック済みなのであろうなあ・・・。

775 名前:名無し@三重県 :2003/06/26(木) 23:08 ID:L9qCSuUo
新聞売りの少女

少し未来のある冬のお話です。

「新聞買って下さい。日本のクオリティペーパーですよ。受験に出ますよ。」
眼鏡をかけた少女が、一生懸命に新聞を売ろうとしますが誰も買ってくれません。そ
れどころか、「反日、捏造機関紙クタバレ」などと罵詈雑言を投げ掛ける心無い人ま
でいます。可哀相に、その少女は疲れはてて道端に座り込んでしまいました。
「ああ、寒いよう。けれど、この新聞を読んでもらわないと大衆に真実が伝わらなく
てファシスト共の思い通りになってしまうわ。そうだ、こんな時には新聞を服の下に
巻いて新聞を読めば、身体も心も温かくなるわ。」
少女が新聞を読み始めると、どうしたことでしょう。
反革命主義者が思想矯正を受け涙を流し真実に目覚める姿、米帝国主義とその傀儡た
る日本政府の陰謀と戦う地球市民の姿・・・そして日本を解放する赤軍の雄姿が目の
前に浮かんできました。
「ああ、貧しくとも真の自由と平等のある労働者の国が見える。毛(マオ)同士、私
は使命を果しました。プロレタリア独裁万歳!マンセ・・・」

次の日、雪の中で笑みを浮かべ幸せそうに眠っている少女が見つけられました。
きっと天・・、いいえ天国には行かなかったはずです。何故なら宗教は阿片ですからね。
おしまい。

アサヒちゃんスレに上げようかと思ったのですが最後が元ネタ「マッチ売りの少女」に
合わせて悲しい(個人的には、嬉しい)結果となっているのでアサヒちゃんというキャ
ラ好きの方には受け入れられないと思いこちらに上げさせて頂きました。
一応、未来で名前も出していないんですが、アサヒちゃんスレじゃ、その言い訳も使え
ませんからね。ちょっと残念。


776 名前:名無し@三重県 :2003/06/26(木) 23:16 ID:L9qCSuUo
本スレ321
うう、きつう。修行し直します。

777 名前:ナナッシィ@煩悩のままに・・・ :2003/06/27(金) 00:19 ID:uhOAC0To
>本スレ303 更科うどんさん

・・・・い、1号?・・・・・い、いーもん・・・・・それじゃ、お望みどおり勢力拡大してやるもん・・・・・

>>772

さっそく同志ハケーン。エロエロ大魔人3号に任命もしくは認定するニダ!

よーし、じゃあ1号も激しく頑張っちゃうぞー。
次は得炉ソースで作話しちゃうぞー。補完スレにしかうpできないぞー。ハァハァハァハァハァ・・・・・・・・

Σ(゚Д゚)ハッ!

・・・・・確かウリは、ニホンちゃんスレの健全且つ健康的な成長を応援していた(はず)ニダ・・・・・

              『何故、こんな事に!?』





  答:自業自得

778 名前:siki :2003/06/27(金) 05:06 ID:aKNlPxIQ
>>775

ニホン「宗教は阿片だなんて アサヒちゃんはある宗教に傾倒してますよ」
ヨミ 「それは初耳ね、どんな宗教?」
ニホン「え〜とねぇ たしか『憲法第九条教』」
ヨミ 「まぁそのなんだ・・・どんな教えなんだ?」
ニホン「ん〜とね 心を無にして一心不乱に
    南無憲法第九条 南無憲法第九条って唱えるんだって」
ヨミ 「・・・・やはり宗教は阿片だな」
おしまい

779 名前:匿名 :2003/06/27(金) 22:57 ID:PTVDoofg
>>773
喜んで葉鍵板までご一緒します(W
ニホンちゃんがギャルゲーになったら面白いのになぁ。

>>774
いや、知りませんでした。
それにしても韓国がKan○nネタにもなるとは(W
ネタにしやすすぎ、韓国(爆

>>777
同志マンセー!
それにしてもギャルゲネタがわかる人が多くて安心しますた。
これでこっちもマニアックなネタを投下できる←ヲイヲイ

780 名前:ナナッシィ :2003/07/01(火) 00:26 ID:9sWY8DUU
・・・・・だれも本スレ「ニホン君 野球篇」に突っ込みを入れないのは、私が意見するのを
待っているからなのだろうかそうだろうかそんな気もするが多分そうなんだろうと思い込んでみる。
じゃ、率直な感想を言わせて頂きますと、

(同窓会にて)
―― 昔、若気の至りで撮影した自分の恥ずかしい写真を肴に酒を飲んでいる ―――
(だめ!やめて! 初恋のあの子にだけは、その写真を見せないで〜!)
『やだぁ、ナナッシィ君ってこんな人だったのぉ〜・・・・・・・幻滅ぅ・・・・・・・』
『あいご〜!』

・・・・・・ってな感じですか・・・・・・全然率直じゃないですねw。これ以上は察してくだされ。
批評はちょっと苦手なので、作品そのものに対する批評は他の方に譲ります。

そんなことより、いろいろな所からネタを持ってきて作品を作ろうという貪欲な姿勢は買いますが、
それを私ごときの、しかも半年近く前の作品に求めるよりも、
できればもっと基本どおりに、国際情勢関係から持ってきてほしかったですね。
この辺↓とか見てると、結構面白そうなネタ転がってるような気がするんですがねぇ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?c=int&t=l
http://news.lycos.co.jp/topics/world/

あと補完スレ向きの作品を本スレに意図的(ですよね?)にうpしておいて「誤爆」はないでしょう。
アメリー君がそれをやっていたら、世界中から抗議の雨あられですぜ(・・・・いや、もしや・・・・?)。
感想が欲しいなら補完スレにうp後、本スレに「感想お願いします」ってリンク貼ればいいのでわ?

最後にですが、拙作に続きをつけてくださってありがとうございます。

(でも、タイトルに「愛と悲しみの『単発』ドラマ小説」ってわざわざつけたじゃないですか〜w)

781 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/01(火) 21:53 ID:zneDgSaA
名無しさんのパソコンはよくトラブルが起こるな。大丈夫かいな。
まさかソニ○? それともSO○EC? sa○sungじゃあるまいな!?

782 名前:781 :2003/07/01(火) 22:24 ID:zneDgSaA
あ、本スレにしか書けないんだっけか?
別にレスはいーよ。只のつぶやきだから。

783 名前:名無し色トウガラシ :2003/07/03(木) 12:49 ID:eG2/IEns
>781  まさかソニ○?

     「ソニ○はパソコンだしてないニダよ」>(‘∀‘0从
                                 

784 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/03(木) 14:07 ID:zr99PYv6
>>783
ワロタ

785 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/03(木) 20:44 ID:Z0cI8oiA
職場の食堂ではお昼、「笑っていいとも」が垂れ流しになっているのだけど。
今日、なにやら研修を終了させたらしい新人アナウンサーが登場して自己PRをしていた。
そのうちの一人、女性アナウンサーいわく。
「ニホンちゃんのような和み系キャラを目指します」(大意)
( ゚д゚)ポカーン
うわ、これじゃ祭りになるか!?
なんて思ったら気配すら感じられない。
こりゃ僕の聞き間違いか?
なんかガッカリ。僕のドキドキを返してくれ。

786 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/04(金) 00:43 ID:MytSl20k
>>785
( ゚д゚)ポカーン

787 名前:なんと、、、 :2003/07/04(金) 21:10 ID:heEIysUY
>>785
他に誰か、いいともヲチしてた人いる??

788 名前:ナナッシィ :2003/07/04(金) 23:59 ID:E.kFjqbE
『LOVE MONSTER』

カンコ「ニ、ニホン・・・・・・・・」
ニホン「え? なあにカンコ君?」
カンコ「じ、実は、ウ、ウリは、ニ、ニ、ニホンの事が・・・・・だ・・・・・・だ、だい・・・・・・」
ニホン「・・・・・・・だい?」
カンコ「ダ・・・・・・ダイナミックコリア〜〜〜〜!!」
ニホン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
カンコ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ニホン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(゚Д゚)ハァ?」
カンコ「アイゴー! ニホンは反省しる〜!!」(タタタタタ・・・・ドテッ・・・・・タタタタタ)
ニホン「・・・・・・カンコ君・・・・・・何が言いたかったんだろう?」

思いつき3分小ネタクッキング。
日本好感度1位 韓国が中高生意識調査
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20030704/mng_____kok_____005.shtml



789 名前:   :2003/07/05(土) 14:07 ID:hRleMxfE
>>788
カンコくんの、お約束の罵倒と恥じらいがナイスです。
安心して読めました。

790 名前:  :2003/07/06(日) 06:19 ID:jKEqQ4hg
ハン板の本スレに書き込もうとすると蹴られるので(串もだめ)どなたかよろしければ
向うに張っていただけませんでしょうか。
------------------------------------------------------------------------------

>>382
そのHNでメル欄にそのような事を書いて、釣りをされたいのはわかりますが、
あまりにも不謹慎だと思いませんか?

後、自治厨ぶりたくありませんが、荒れるといけないので新しく書きたい方々へ
一言:このニホンちゃんで萌えOnlyとか、ソース無しのネタOnlyとかは本スレに
投稿したら荒れる原因となりますので、昔からの流れで、そういった話は総督府の
補完・議論スレに投稿する流れとなっております。基本的には本スレはソース
ありの風刺がメインです。ソース無しの場合は最悪、擬人化された国家に対する
誹謗中傷になりかねないから(作家様方の良心のおかげか、そういったのは見た事は
ないけども)よくないし、好きな国のキャラが意味不明な使われ方をした場合は、
見てて気分悪くなるでしょう。
後、ネタ物、萌えOnlyとかを書いて本スレに投稿されたりすると、人によっては
単なる自分を見せたいだけの自慰行為にとられたりします。また、面白いから
いいじゃないかと言う人たちも、自分の価値観でしか判断できない物なのに(他人も
面白いだろうと思い込んでいるのだろうか?)いいじゃないかと煽ると、荒れる
ので、ご遠慮ください。
最終的には嫌な投稿、レスはスルーするしかないと思います。ちなみに、以下に
補完・議論スレのURLを貼りますので、ご参照ください。何か、反論、ご意見等
ございましたら、こちらのスレにて対応させていただきます。

http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1032349968&ls=50

テンプレの>>7 >>9にわざわざあのように書いてあるのは何故かを、どうかご察しください。
-------------------------------------------------------------------------
以上です。転載する内容ではないと思われましたら放置してください。
転載を引き受けていただいた方が、内容の変更、追加を行われても結構です。
よろしくお願いします。

791 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/06(日) 09:11 ID:ixalucqA
>>790
今気付いたが、公式HPに新人作家さんへの注意事項が載ってるね。
ttp://funshei.tripod.co.jp/coution_about_newstory.htm

次回からテンプレに追加して誘導するようにしたらどーか。>ALL


792 名前:匿名 :2003/07/06(日) 14:33 ID:WG6fxC7Q
>>本スレ384
ご指摘ありがとうございます。
ろくに調べもせず、廚な知識だけで思いつきで書き出したもので(^^;)・・・
勉強しなおしてきます・・・

793 名前:   :2003/07/06(日) 14:47 ID:eGhNpisc
>>792
頑張れ!

794 名前:790 :2003/07/07(月) 09:18 ID:Dh8z9sZo
>>本スレのID:9+akCuO8さん、
転載いただき、ありがとうございます。

>>785さん、
その後どうなったんでしょうね?とても気になります。

>>791さん、
そうなんですよね、テンプレを一通り目を通していただいて、関連サイトに足を
運んでいただければ問題おきないと思うんですが・・・それなのに、意味の無い
カンコ君アイゴーや、ソースの無いネタ。書いていただけるのはうれしいのですが、
一スレ住人として、荒れる原因となる投稿は見るに忍びないですね。

795 名前:790 :2003/07/07(月) 09:53 ID:Dh8z9sZo
>>本スレ、27H氏
日本に居ないので、27時間TVは見てませんが、感動的なお話ですね。ご苦労様です。

>>本スレ、Kamon氏
実際に平昌市の誘致委員がその様な態度を示していましたでしょうか?そうで
なければ、ちょっとやりすぎなような気がします。

>>本スレ、名無しさん
t.A.T.u.≠ロシア
私としてはロシアの一お騒がせ芸能人を国家擬人化レベルまで持っていくのは
あまりよろしくないと思いますがいかがでしょうか?

>>本スレ、◆MaCHINAyH氏
毎度の事ですが、今回も私には元ねたがわかりません。解説していただけると
たすかります。

>>本スレ、匿名氏
短くさらっとした作品ですが、きちんとキャラの性格どおりに書かれていて
良かったです。後は他の方がご指摘になっている通り、内容の正確さをきちんと
確認して作話してください。後、2ちゃんスレをソースとして使うのは危険です。
特にニュース系だとスレのDAT落ちが速いですし、なにより、資料の信憑性の
上で微妙な場合もございます。
>>本スレ、キリコ氏
文章構成力においては、私からは言う事はありません。注意点を確認して作話して
いただければ、今後期待が持てます。しかしながら、ハン板歴は短いようですので、
一度、ハン板にもまれてみてください。そうすれば、テコンドーは本当は空手の亜流
であるという、ハン板では当たり前の知識などが付くと思います。

796 名前:790 :2003/07/07(月) 09:57 ID:Dh8z9sZo
ずっとハン板に書き込めていないので、こちらにまとめてレスさせていただきました。
たぶん、今後もこっちでレスすると思います(時間がある時だけですが(^^;))

797 名前:◆CHINAyH. :2003/07/08(火) 03:52 ID:UW0NNE1U
>>795
うぅっ、毎回なのでつかそうでつか(つAT)
読者に優しくない作者ですいません。

http://www.asahi.com/politics/mori/speak/010311c.html
前首相の『神の国』発言騒動ってもう遠い過去なんですね。
森のオサーンもすっかり忘れ去られてしまったようです。
おいしいキャラなのにw

この話については思うところあってソースを貼りませんでした。
そのぶん、比喩を含めてわかりやすくしたのですが・・・

前提として『神の国』発言を知らないと楽しめない話だけに、残念です。
元ネタを知らなくても楽しめるものに汁というツッコミはごもっともですが。

∧||∧

798 名前:790 :2003/07/08(火) 07:44 ID:aFRWDbpk
>>◆CHINAyH.氏
も、もうしわけない・・・神と髪が私の脳内で全くリンクしてませんでした。
いや、神の国発言は知ってたんですけどね・・・(汗)

>>本スレ、ナナッシィ氏
いつもご苦労様です。ソース、萌え、ネタのバランスがきちんと取れているのが
すばらしいですね。ところで、気になったのですが、ニホンちゃんって私の記憶が
確かなら、ウヨ君よりも強いですよね?だから、アーリアちゃんが後ろを取られて
驚くのはなんか違和感がありました。私の勘違いだったなら申し訳ないです。

>>極東相関図製作者の方
とてもわかりやすい相関図ですね。各キャラの性格がよく出ててたいへんよろしいかと
思います。ストーリーはお書きにならないのでしょうか?

799 名前:siki :2003/07/08(火) 17:52 ID:0xlK5EYQ
第1話 「黄昏を見つめる少女」

ニホンはなんて礼儀知らずなんだ
愚かしく、野蛮
醜くさえある!
わたしは哀しい
だが、修正は可能だ
ウリの愛を! ウリの愛を!
受け入れさえすれば!!

第2話 「少年と狂王と」

ウリのすべては君たちのものだ
私の理想、私の思想、汗! 涙!!
……そして、たまさかのほほ笑み、それすらも君たちのものだ!
だから、せめて君たちは
私のために、米くらいは捨ててくれっ!!

第3話 「闇の中の宴」

かつては地上の楽園と呼ばれていたこの家
それがどうだ!?
いまではこの私の腹を満たすこともできない!!
このウリナラに米を取りつける為の戦いなら
それがどんな戦いであれ
聖戦と呼ばれていい!!

第5話 「ひとごろし」
チュウゴ君とザイニーはよく似ている。
チュウゴ君は自分の為お金をたくさん得るのが第一だ。
ザイニーはお金をたくさん送るのが第一だ。
だが、チュウゴ君はいやしい……
チュウゴ君は自分の為だけにお金を得る!!
それに比べお前は何と幸せなのだ……
お前たちのお金しは、この私の為なのだから……

第7話 「逃れの夜」

ニホンよ、お前は何て意地悪なんだ。いや、意外とお茶目なんだ。
ウリの気を揉ませるだけ、揉ませておいて、今までのはジョークだったんですね。
米が動く、米が運ばれるんだ。
私に逆らう奴らは、すべて拉致してやる!!

第12話 「殺戮の大地」

ウヨ「お前は帰れ…

   お前のいた所に…帰れ………」

800 名前:siki :2003/07/08(火) 17:55 ID:0xlK5EYQ
コピペ ちょっと無理があった
少し手直ししてコリアンジョークのレスに貼り付けるか

801 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/08(火) 19:07 ID:vSobhxZM
>800
モトネタ何? 全然わかんないよ。

802 名前:ナナッシィ :2003/07/09(水) 00:02 ID:v8v4uvp2
(よく分かるかいせつ!)

>>790さん
えー、ご指摘の点ですが、確かに本気になればニホンちゃんはウヨ君より強いものと思われます。
しかし天然なニホンちゃんが、普段から周囲を警戒して気配を消して生活しているというのは
かえって不自然だと思いませんか?思いますよね?思わない筈が無いですよぅ!
まして、お友達のアーリアちゃんの辛そうな姿を見て、わざわざ気付かれないように
こっそり背後に忍び寄るようなマネはしないと思うと言うかしないでもらいたいでつ。

ちなみに私的には
「あっ、アーリアちゃんだ〜・・・・あれ?なんか様子がおかしいな・・・・」
(アーリアちゃん、辛そうな表情で拳を胸に当て身を屈ませる)
「え!?」
(ニホンちゃん、慌てて小走りでアーリアちゃんに近づき、恐る恐る様子を見ながら)
「どうしたのアーリアちゃん? おなか痛いの?」
って展開を想定しております。

とりあえず、こんなところでよろしいでしょうか? 
一応このシーンは、アーリアちゃんが「驚く」のではなく、
「落ち込む」ということに主眼を置いて読んで頂けるとありがたいです。

自分語りスマソン。

803 名前:◆CHINAyH. :2003/07/09(水) 10:14 ID:3gNSzQv.
>>『7 ― SEVENTH[COLORS]WINGS ― 』

勝手に『宴(七夕)の始末』

ポーラ .「ゲルマッハ君ワショーイ!!」
アーリア.「なぜ ポーラ が こ こ に い る ? 」
ゲル兄「説明しよう。実はポーラには妹者の負担を減らすために助っ人にきてもらったのだ」
ポーラ .「ワタシガンガリマス。ヨロスクオネガイシマツ」
アーリア.「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゲル兄「これで万事解決であるな。ではさっそく作業にk」
アーリア.「きぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」
ポーラ .「ウワァァン、グーデナグッチャイヤー」
ゲル兄「イッヒ、ときにもちつけ妹者!」


雰囲気をぶち壊しにしていとふゆ。

804 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/09(水) 12:24 ID:Hhz9k6fA
>801
大地丙太郎監督の「今、そこにいる僕」の次回予告かと。


805 名前:更科うどん ◆/WMtRnlQ :2003/07/09(水) 21:29 ID:x9ei2ztg
『ハングル世代』

カンコ.. 「時々見かける“いとふゆ”って何ニカ?」
ニホン. 「あー、えっとね・・・」
チューゴ「ニホン、教えては駄目アルヨ。こんなトンチも分からないとは、同じアジア町の住人
      として恥ずかしいアル。その点、ニホンはカンコと違って漢字を大事にしてくれるアル。
      自分で漢字を作ったりして大変熱心アル。ワタシも宗主として大変鼻が高いアルよ、うんうん」
ニホン. 「・・・・・・あ、あはは・・・・・・」
カンコ.. 「ウ、ウリは漢字なんか知らなくていいニダ! ハングルは地球町一優秀な・・・」
チューゴ「おや、お前はこの間、“漢字”は本当は“韓字”とか言ってたアル。あれは何だったアルか?」
カンコ.. 「ニ、ニダッ!? そ、それは・・・その・・・・・・チューゴ君、なじぇ知ってるニダ!?」
チューゴ「答える必要はないアル。ワタシを差し置いて漢字の宗主を名乗る癖に
      この体たらく、ペケアルな。直々にしごいてやるアル。感謝するヨロシ」
カンコ.. 「アーーイーーゴーーーーッ!!(じたばたじたばた)」


カンコ.. 「チューゴ様〜・・・・・・腕が・・・・・・痛いニダ〜〜・・・・・・(しくしくめそめそ)」
チューゴ「漢字は書いて覚えるのが一番アル。筆記百篇自ずから現る」
カンコ.. 「ゼエ、ゼエ・・・・・・や、やっと最後ニダ・・・・・・チューゴ君、こ、この文字は・・・・・・何・・・ニカ?」

            『弊害』

チューゴ「お前の事アル(にっこり)」



小学生といえば漢字ドリル! あれ、今でもあるんですかね?

806 名前:◆CHINAyH. :2003/07/10(木) 05:01 ID:2nLNVaJg
>>「着物の下は」
湯文字といわれてもちょっと引いてしまいます、ハイ。
萌えを狙っているのか笑いを狙っているのか微妙かと。
元ネタがマイナー過ぎて文が説明調になっているのは萎えにつながるかと。

それはさて置き、最近の小学生は、水泳の授業ある日は服下即スク水してるんでしょうか。
そうであれ。いや、法制化汁。

>>「ミルクが大好き!!」
得炉はさて置き、ペルシャちゃんはイランの擬人化だと思っていましたが、どうなんでしょう。
でも同じネタを野郎でヤルと・・・

イラク「漏れのは甘いゾ、やらないk(ry」
ロシアノビッチ「ハァハァ」
アメリー「貴様のはみんな俺様のもんだYO!」
エリザベス「わたくしもお忘れなきように」

フランソワー「あたくしはハブでして!? ムキーッ!!」

801板にGO!

>>799
次はバトロワ風でキボンヌしてみる試験。
フラメンコ先生「それでは好きな者同士二人一組になって、互いにヌッコロしあって下さい」
生徒一同 「「「 な ん だ っ て ーーーーー!!!! 」」」

ウリは_ですた_| ̄|○

>>805
ハングルで習字とか、本末転倒。
かの国では漢詩の授業とかどうしてるんでしょう。もしや読み書き全部ハングルなのか。。。
そもそも漢詩を義務教育で教えているのかも微妙。

807 名前:siki :2003/07/10(木) 19:07 ID:5GFfw1kE
>>804
ハイ、それです

>>ペルシャちゃんはイランの擬人化だと思っていましたが、どうなんでしょう

ペルシャ [Persia]

(イランの旧称。イラン高原南西部の古代地方名パールサ(現在のファールス)に由来する。
1935年、国号をイランと改めた

イラン=ペルシャみたいですね
いままでイラク=ペルシャだと思ってました
だから下の小ネタもイラク=ペルシャです

808 名前:siki :2003/07/10(木) 19:08 ID:5GFfw1kE
「何よ今さら、夕飯の時はこんな不味いの食べるぐらいならお腹を空かして
 寝たほうがマシっていってたくせに」
「だってだって」
「ここは一つ枕投げでもして気をまぎわらせましょ」
「却下、余計お腹が好くじゃない」
「しかたがない、台所に食料調達にいくぞ」
「調達しても、アーリアちゃん料理できるの?」
「ん? そんなの素のまま食べればよかろう」
「アーリアちゃん・・・・ん? ニホンちゃんあのデッカイバックは何?」
「ああ、あれ お泊りすると自分ちの料理が食べたくなるかな〜って
 カップめん」
そのニホンちゃんの一言にお腹を空かしたみんなの目がキラリ

「あっあれ・・・・みっみんなどうしたの そんな怖い顔して」
「カップめん カップめん」
「食べ物 食べ物」
「食料・・・・」
「みっみんな 落ち着いて・・・・ねっ」
「「それ〜〜〜〜!!!」
「きゃ〜」

みんなしてニホンちゃんおそいかかり
こないだのペルシャちゃん、バックの中は梅干のこして空っぽに

「ふみぃ〜〜〜〜ん(泣 わたしのかっぷめん〜〜〜〜(泣」
おしまい

809 名前:790 :2003/07/10(木) 23:03 ID:WkkUtRkE
某氏再臨キボンage(詳細は本スレ>>432-432を見るニダ!)それはさておき・・・

>>本スレ、&氏
飯嶋酋長の海外旅行まとめストーリー乙です。残念なのはあいさつ回りという習慣が
私には若干、不自然に感じられた事です。また、各人との対談の描写が短かったのは
意図されてだと思いますが、少し物足りない感があります。例えば日本訪問だけに
絞り、大統領や首相などをまとめて「首」とみなし、「酒」にかけて、
カンコ「ウリの家で作ってるビールが新しくなったニダでアボジに言われて
    持ってきてやったニダ!」
ニホンママ「そ・・・そう、それはわざわざどうもありがとう」
カンコ「ん?いいにおいがするニダね。」
ニホンママ「い、今ちょうどお夕飯の用意をしてたのよ。カンコ君も良かったら
      食べていく?」
と、こういう流れにして無理やりな国賓待遇もクリアしつつ、いい流れに持って
いけるのではないでしょうか?なにはともあれ、今後に期待します。

>>本スレ、名無しさん
私は、着物や浴衣に萌える性質なのですが、ニホンちゃんの着物を着ている設定に
無理やり感があり、萌えることができませんでした。どうせならもう、浴衣で夏祭り
というストーリーにした方がまだ良かったのでは。後、フランソワーズちゃんの
扱いが・・・いくらマニアなフランソワーズちゃんでも、男物だと言う事はわかると
思いたいのですが。
中韓の対談については特にありませんが、やはりカンコ君アイゴーはやりすぎかと・・・

>>ナナッシィ氏
丁寧な説明、ありがとうございます。

810 名前:八重櫻 ◆NIhoNZiE :2003/07/12(土) 15:54 ID:tWsRDNiw
みなさま、特に筆者の方々にお訊ねいたします。
私、某スレでニホンちゃんに関するスレを立てた者なのですが、その中で女の
子の「胸の大きさ」についてはどうなっているのか、という質問がありました。
自分で調べた結果次の通りの調査結果となったのですが、

キャラネタ板「【世界情勢】ニホンちゃん(再)【解説するよ】」
『胸について考える』
ttp://etc.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1055774833/360-363

もしこれ以外でなにか規定、決まりごと等ありましたらお教えいただければ
幸いです。


811 名前:ナナッシィ@某氏ワショーイ! :2003/07/12(土) 16:44 ID:DXpXnXwY
>>806
>それはさて置き、最近の小学生は、水泳の授業ある日は服下即スク水してるんでしょうか。
>そうであれ。いや、法制化汁。

で、下着を忘れて素で帰る基本コンボでつなw・・・・ハァ・・・・・(←経験者)

>でも同じネタを野郎でヤルと・・・

801でつか・・・・・さしずめ原油は(検閲削除)で埋蔵量は(検閲削除)・・・・・
想像しただけで激しく萎えたニダ!謝(ry

じゃ、リハビリ代わりに、一本いっとく?

812 名前:ナナッシィ :2003/07/12(土) 16:45 ID:DXpXnXwY

『季節変わりはちょっとね、身悶える』

地球町は一足早く急転直下に夏突入ですが、ケンチャナヨ。
青い空、白い雲、そして照りつける太陽の下、子供達がプールサイドで甲羅干しをしています。
その中に寝そべるチューゴ君と、隣で渋い顔のロシアノビッチ君の姿がありました。

「さ、ロシアノビッチ、早く塗るヨロシ」
「・・・・・ったく、何が悲しくてこの俺が、野郎の背中にサンオイル塗らなきゃならねぇんだ?
 大体チューゴ、てめぇは自分のオイルがあるんだから、そいつを使えばいいんじゃねえのか?」
「成長期で体が大きくなってきた分、朕のだけじゃ足りないアル。それに朕は繊細敏感肌アルヨ。
 『そのわりに面の皮は厚いじゃねぇか』というツッコミは、この際聞かなかった事にしてやるアル」
「だっ、誰もそんなこと言ってねぇよ・・・・(エスパーかこいつは?)」

渋々オイルを手にしたロシアノビッチ君、
その背中にプールを挟んだ向こう岸から、脳みそが蕩ける様な猫なで声が掛けられました。

「ロシアノビッチくぅん、私にもオイル塗ってぇ〜(はーと)」

振り向けばそこには、純白のビキニを身につけ手を振るニホンちゃんがいるではありませんか!
白い肌に溶け込むような水着、微妙に控えめな凹凸が寧ろ手に汗握らせます、握らせて頂きます。
いそいそとビーチマットを用意するニホンちゃんに、夢見心地でふらふら近づくロシアノビッチ君。
と、その足首をチューゴ君がむんずと掴み、ロシアノビッチ君は前のめりにぶっ倒れました。

「イテテテテ・・・な、何しやがるチューゴ!!」
「それは朕のセリフアル! まずは先に約束していた朕に塗るのが筋アルヨ!」
「・・・・・・むぅ・・・・・・・・そう言われてみれば、そうだな・・・・」


813 名前:ナナッシィ :2003/07/12(土) 16:46 ID:DXpXnXwY

考え直し再びオイルを手にしたロシアノビッチ君、
その背中にプールを挟んだ向こう岸から、脳みそが蕩けるような猫なで声が掛けられました。

「ロシアノビッチくぅん、早くぅ〜(はーと)」

振り向けばそこには、横座りしながら上目遣いで見つめてくるニホンちゃんがいるではありませんか!
あごに当てた人差し指、微妙にぎこちないその仕草が寧ろ手に汗握らせます、握らせて頂きます。
ゆっくりビーチマットにうつ伏せたニホンちゃんに、夢見心地でふらふら近づくロシアノビッチ君。
と、その足首をチューゴ君がむんずと掴み、ロシアノビッチ君は前のめりにぶっ倒れました。

「イテテテテ・・・な、何しやがるチューゴ!!」
「それは(ry
 それと、ニホン! 後から割り込むのは止めるアル。ニホンは中東班の連中に塗ってもらうヨロシ」
「えー、だってサウジちゃんとの約束も期限切れちゃったし〜、
 代わりにペルシャちゃんにお願いしようと思ったらアメリー君が怒るんだもん。
 だから・・・・・・・・ロシアノビッチくぅん・・・・・・・・・・ねっ、お・ね・が・い(はーと)」

ニホンちゃん、ロシアノビッチ君に、潤んだ瞳で狙いすましたかのようなウィンク。
・・・・・・・・ああ、狂った真夏の陽射しが少女を大人の女に変えてしまったのでしょうか?

「ぬがああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「お、落ち着くヨロシ、ロシアノ! 夏の女はまやかしアル! ひやかしアル! 嘘じゃないアル!・・・・
 (・・・・ん?待つアルヨ・・・・)おいニホン! つまり、お前はペルシャには暫く頼めない訳アルか?」
「え?・・・・・・・うん、そうだけど・・・・・・・」


814 名前:ナナッシィ :2003/07/12(土) 16:48 ID:DXpXnXwY

突然の質問に思わずそのままの姿勢で素に戻るニホンちゃん。一方、不敵な笑みのチューゴ君。

「フフフ、そうアルか。じゃ、朕はペルシャにオイル塗ってもらうとするアルヨ〜、再見〜!」
『へ?』

言うが早いかチューゴ君、すたこらさっさとペルシャちゃんの方へ走っていきました。
やはり、無骨な野郎の手よりも女の子のやわらかい手の方が(・∀・)イイ!のが男心でしょうか。
そして、こちらも素に戻ったロシアノビッチ君。

「・・・・俺も塗るより塗られる方がいいや。待てやチューゴ、俺も行くぞ!」
「ちょ、ちょっと待ってよロシアノビッチく〜ん! 私はどーなるの〜?」
「悪ぃな! もっと俺のリピドーを刺激するようなサービス用意してから、また来てくれや!」
「えぇ〜〜〜〜、そ、そんな〜〜〜〜〜」

向こう岸のニホンちゃんを放置して、ロシアノビッチ君も走り去ってしまいました。

「・・・・・・・・・・・・うぅ〜、精一杯のサービスだったのにぃ〜」

激しくショボーン(´・ω・`)状態で涙目のニホンちゃん、
プールサイドに一人淋しく、のの字を書き連ねていましたとさ。


おしまい。


815 名前:ナナッシィ :2003/07/12(土) 16:49 ID:DXpXnXwY

石油がらみで、私も作ってみますた。東シベリア油田開発の話でつ。
懸命な外交努力は続いているようですが・・・・・・
個人的には、露に足元見られていいように振り回されて終わるような悪寒。

東シベリア油田を共同開発 外相、太平洋ルート先行で
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030628-00000134-kyodo-pol
政府、東シベリア油田開発援助方針
 ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20030628AT1E2400L27062003.html
大慶ルート(中国)か、太平洋ルート(日本)か 
 ttp://www10.ocn.ne.jp/~sunmoon/china/6-ha/ha-pipeline.htm
<イラン油田>米、加藤駐米大使に開発中止を公式に要請
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030702-00001117-mai-int
中ロが開発交渉の意向=イラン油田、日本の契約先送りで−英紙
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030710-00000078-jij-int

・・・・・・・・これも得炉認定されるのでせうか・・・・・・?

816 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/12(土) 17:37 ID:fuDmLQ.k
あえて言うなら15禁スレスレ?


どっかでオイルをゲットしないと、まずいぞニホンちゃん。


817 名前:こっぱー君 :2003/07/12(土) 22:34 ID:taHwtYsk
自宅鯖がdだので修復しますた。今後ともヨロシク。
http://220.108.160.6/~nihontan/index.html

ぷらら経由だとNGなんでIP直で来て下さいね。全然更新してないけど。

しかしまぁ、今年中にはケコーンして自由のない身になるので
書きかけで放置してるネタも、ソレまでには仕上げないといけませんねぇ。

ニホンちゃん×アサヒちゃん カンコ君×○o○o○君ネタとか… ←ヲイ
ってユリ書いたらクレーム付くけどさ。

818 名前:siki :2003/07/13(日) 18:36 ID:YnoH6eN2

タイワン「こっぱーさん、ケコーンするんだって」
ニホン 「そんなんだ、わたしを捨てて他の女の下にいくのねオョョョョ(泣真似」
タイタン「ニホンちゃん・・・・」
ニホン 「冗談よ ココからでは何もしてあげれませんが、せめて
     せめて お祝いの一言でも 
                  ・
                  ・
                  ・
                  ・
                  ・
     ようこそ人生の墓場へ!!!」
タイワン「それじゃ祝いになってないって」
おしまい

ps私も早く人生の墓場へ入りたい

819 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/14(月) 21:42 ID:2ItNfW5I
CHINAyHさん 作りかけのHPはどうなりました

820 名前:料理ネタ@お腹いっぱい :2003/07/16(水) 00:30 ID:u0pshLas
うむ、やる気漲る新人さん登場でつな。自ら批評を受けたいとの申し出、その意気やよし!
その覚悟に感銘を受けた小生から、まずは軽いジャブをかまさせていただく。

おっと、その前に一つ忠告しておこう。
貴殿の作品はそれぞれ、投稿欄の枠に合わせて改行している様子だが、
それでは登場人物のセリフや文章の途中で変な改行が入るため、読みにくいことこの上ない。
作話する際には、メモ帳の枠を掲示板の1レス分のサイズに調整したりして、
読者が読みやすいような改行、場面転換をするとよいのではないだろうか。



821 名前:料理ネタ@お腹いっぱい :2003/07/16(水) 00:31 ID:u0pshLas
>「火の丸の旗万歳万歳」

まず、会話体で作る作品は、会話をしている当事者間のセリフにちゃんとした繋がりがないと
ストーリーが破綻しやすいものである。その点で↓辺りのやり取りはいまいち流れがつかみにくい。
>「ひゃひゃひゃひゃひゃ。もっともっと燃えるニダー!」
>「さすが兄さんはやることが違うニダ。ウリも見習うニダ!食らえ必殺キムチファイヤー!」
>日の丸が火の丸に変わりました。
>「ああ、これはチューゴ君の受け売りニダ。カンコももっとチューゴ君と仲良くしたらどうニカ」
>「チューゴ君は怖いから嫌ニダ」
>「ちいっ。この旗は布製で結構な値段がするニダ。無駄遣いすると首領が怒るニダ」

それと、この作品は「バングラ君が怒った」というのが話のポイントとなっている。
つまり、バングラ君が怒ったという展開が無ければ、この話は成立しないわけである。
にもかかわらず、貴殿はご自分で
「もちろん実際にバングラディシュの人が抗議したってことはないです。」と認識されている。
これでは諷刺にもなっていないし、いわゆる「捏造系作品」とも判断されかねない。

他にも、キッチョム君の「首領が怒る」あたりのセリフにも違和感を感じるし、
あらゆる物が不足している北では、紙だって無暗に燃やすことはしないだろうと思われる。

以上から、少々難有りな作品ではないかと小生は考える。

>「ポンテギマンセー」

こちらについては、本スレで既に具体的な指摘がされているので特に改めて申し上げることは無い。
ただ、本来「食べ物」は特に取り扱いが難しいネタの一つではないかと小生は考える。
「この国はこんな食べ物食べてますよー」と紹介するだけなら、このスレで作話する意味などない。
作話する以上、その食べ物を題材とした諷刺やネタを作らなければならないのである。
たとえば、2つぐらい前のクールでナナッシィ氏が、韓国の「爆弾酒」を扱っていたが、その際、
北朝鮮の「核兵器保有問題」と掛けて、キッチョム君に爆弾酒を飲ませて、ぶっ倒れさせている。
また、更科うどん氏は、世界の珍酒を紹介しつつ、それぞれの特徴にあわせたネタを
これでもかと散りばめさせ、最後まで飽きさせない工夫をしている。
逆にいえば、ある食・食文化というお題を、如何に料理するかが作家の腕の見せ所なのだ。
そういう意味では、一国の一つの食べ物を「他の国からみたら変だよ」なんてことで取り上げて
作話するなどというのは、作家としての努力を放棄しているようなものである。

できれば、そのような貴殿には、そうはならないでもらいたいものだ。


822 名前:料理ネタ@お腹いっぱい :2003/07/16(水) 00:33 ID:u0pshLas
>「アメリー君の月世界探検」

判断は人によるかと思うが、いきなり、
「地球町の所属する地方には全部で九つの郡とひとつの市があります・・・・」
いう設定を決め付けてしまうのは如何な物だろうか。
仮想の世界に於いて、作家・読者ともに抵抗無く世界観を共有する為には、多少曖昧さが必要。
あまり具体的なところまで突っ込んだ設定を作ってしまうのには賛成できないというのが私見。

ついでに言えば、月探検のロマンよりというよりも、
アメリー君とロシアノビッチ君の意地の張り合いと取った方が皮肉は効いてると思われる。

>「疑惑のテープ」

これはいいと思う。
比喩としても十分通用するし、展開もフラメンコ先生が途中退室する以外はさほど無理が無い。
尤も、更に歌という枠を外して、皆が宿題をコピーしてきたというのも有りかも知れない。
ニホン「だめだよカンコく〜ん、宿題は自分でやらなきゃ〜」
カンコ「ウッサイニダ! ニホンはニッテイの(ry)としてノートを写させるニダ!」
先生 「・・・・・・・・・・・な〜にしてるのかな〜?」
あ、韓国は注意受けてなかったのか(w


以上、小生のつたない批評ではあるが、参考になれば嬉しい。
個人的には貴殿の作品には大きな期待を寄せている。
ただ、出来れば、一つの作品に十分時間を掛けて作話して欲しい。

がんがれ。生暖かく見守っている。


823 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/16(水) 11:46 ID:ZVFT5r7Y
本スレの>>468「熊ったものです」
ナコルルなんて新キャラいらないじゃん。
ウヨ君にでもやらせとけばいいし、ニホンちゃんひとりでも支障はない。
ネタも展開も特に問題ないのに(せいぜい並ってとこだけど)

「だらだら長すぎ」だの「元ネタとソースの区別つけろ」だの
いろいろ言われてたのを、最近やっとクリアしてきてると思っのに、
なんでごく初期に散々たたかれた「安易に新キャラだ砂」をやるかな。

824 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/16(水) 17:50 ID:g1AbmRUM
>>823

ttp://funshei.tripod.co.jp/html/997.html
ナコルルは一応997話に出てきています。
このスレの>>202-203及び>>522書いた者なのですが
そこにナコルルも入れてあります。
娘。顔文字との対照表を作る時に目に付いたものは
全部入れるようにしたのですが、今初出の11クール目
http://academy.2ch.net/korea/kako/1018/10185/1018599620.html
の750-755を読み返したら書いた放置=ウィンさんも一発キャラとして
出したみたいで…ということでそんなのまで入れてしまった私の責任です。

その点について名無しさんを弁護しておきます。

825 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/07/16(水) 19:04 ID:kGXwsIcU
>>820-822
早速厳しいご批評をありがとうございます。
やはり常連さんから見るとおかしなところがあったんですね。
とりあえず改行とテーマの設定についてはただちに改良することにします。
そこから先はまだ私の技術がついていきません……
まだまだ見聞が狭いなあと痛感しています。
勉強させていただきます。長いばかりの駄作にレスをいただき
本当にありがとうございました。
最後に質問ですが、ニホンちゃん世界で設定が揺れ動いているものに
ついてはどう扱うべきなのでしょう。アサヒちゃんの立場とか、
チューゴ君の一人称とか、出てくるたびに違うような気がするんですが。
自衛隊も弟だったりおじさんだったりしますし。

826 名前:++ :2003/07/16(水) 19:56 ID:b/1kds5U
その時のお話によりけりでない?

827 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/16(水) 20:06 ID:VMKQ2GfM
自分で面白いと思うように書けばいいよ。
そもそも自衛隊キャラなんていらんという人だっているだろうし。

828 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/07/16(水) 23:14 ID:kGXwsIcU
>>826-827
そうですね、わかりました。
ニホンちゃん世界を壊さないようにがんばります。
ありがとうございます。

829 名前: :2003/07/17(木) 23:47 ID:bZRIt2Os
>>795
>t.A.T.u.≠ロシア

 最近、ロシアノビッチ君の売る少女漫画が大人気です。
 家族が多いので誰が書いているのかは不明だそうですが
その不思議さの相まって少女向けなのに地球町の子供達の間でも
男女の区別を問わず評判の的でした。
 最初はもちろんロシアノビッチ家の内輪で流行していたのですが
徐々にユーロ班に広まっていきいつしか大ブレイク。
 その波がついにニホン家にも到達したのでした。
 縁側でウヨ君が正座をして一冊の漫画を読んでいます。
「いいなぁ刺青少女帯。カッコいいなぁ」
もちろんソレは巷で噂のロシアノビッチ家発行の少女漫画。
ニホンちゃんの描く美少女画風にも似た二人のアイドル歌手が主人公の、
ちょっと危ないストーリーです。
「武士、何読んでるの?」
 何処からともなく現われたニホンちゃんがウヨ君に声を掛けます。
「Σね、姉さん!」
 慌てて隠そうとしますが遅いです。彼の手から手品のように本を取るニホンちゃん。
「あ〜〜〜〜こんなの読んでたんだぁ」
 彼女とて流行に敏感なお年頃。どんな内容かも既にリサーチ済みです。
 顔を真っ赤にして本を取り戻すウヨ君。
「学校でみんな読んでいるじゃないか!」
「ふ〜〜ん」
 悪戯っぽく笑うニホンちゃん、何かを言おうとしたその時です。
「そんなアナタ方に吉報です!」
 庭の茂みに隠れていたアサヒちゃんがおもむろにそこから出てきました。
「お、お前いつから居たんだよ」
「武士が袋綴じを開けるとこから」
「うぐぐぐぐ」
 あっさり答えるアサヒちゃんに悶絶するウヨ君。代わってニホンちゃんが聞きます。
「それで何が吉報なの?」
「それはね」
 と言葉を切ってアサヒちゃん、目一杯嬉しそうに言います。
「刺青少女帯の作家さんが日ノ本家に来てくれる事になりました!」
「「ええ〜〜〜!?」」
 驚く二人。
「壁新聞企画特約としてロシアノビッチさんに仲介してもらいました」
 と、アサヒちゃんは何処からともなく一枚の書類を取り出します。
『 刺青少女帯の作者サイン会に関わる契約書 』
 そう書いてあるそれは紛れもなく日ノ本家でサイン会を行うというものです。
二人の女の子のラフ画が添えられており、信憑性に箔をつけてます。
「あの覆面作家が秘密のベールを破ってついに?」
「さすがに覆面のまま、っていう約束だけど」
 一寸残念そうに言うアサヒちゃん。
「でも間違いなく逢えるのね。本いっぱい用意してサインしてもらわなくっちゃ」
「姉さん、いいチャンスだからスケブもお願いしてみようよ」
「うん。楽しみだね〜」
 嬉しそうに話す二人にアサヒちゃんも思わずにっこり。
何だかんだあっても、こういうイベントは大好きなのです。しかし。

 そのサイン会当日の会場です。
「ねぇ、アサヒちゃん。いつになったら作家さん来るの?」
「そうだそうだ」
  刺青命と書かれた鉢巻を締めて襷にメガホン、謎の半被まで装備した
ニホンちゃんやウヨ君を先頭に日ノ本家の面々がロシアノビッチ君だけが
席についた折り畳み机があります。
「どういう事よ、マネジャー!」
 ロシアノビッチ君にアサヒちゃんが詰め寄ります。
「えれぇ気分屋なんだ。仕方無いだろ」
「じゃあサイン会はどうなるのよ」
「無期延期だろうな」
「「「ええ〜〜〜〜〜」」」
「というワケでオレ様は帰る。邪魔したな」
 現金なものでお土産だけ持っていそいそと退席するロシアノビッチ君。
 二度と来るな! と叫びたかったアサヒちゃんですがそこは業界(?)人。
吹っ切れたようにサイン会場の後片付けを始めます。
「武士、邪魔よ。さっさとどいて頂戴」
「何だよ〜せっかく楽しみにしてたっていうのに」
 他の日ノ本家の面々もやる気も失せたとばかり三々五々。

 その頃、家に辿り着いたロシアノビッチ君は呟いたのでした。
「まさかオレ様がその作者なんて夢にも思ってないだろうな」
覆面作家として、今後の売上のためにもまだ顔を曝すワケには
いかないのです。
 特にゲルマッハ君やアーリアちゃん兄妹、それにエリザベスちゃんにバレた日には
しばらく陽の目も見れないでしょう。
「さて、次回作に取り掛かるとするか」

830 名前:829& :2003/07/17(木) 23:49 ID:bZRIt2Os
 こういうのではどうでしょ?

831 名前:823えらそうなのは自覚してますがあえて強気で :2003/07/18(金) 07:48 ID:ydCBk5D6
>>824

おや、既出でしたか。これは、私の認識不足でした。
では>>823の「安易に新キャラだ砂」は撤回してお詫びいたします。
どっかの大臣のように。申し訳ありませんでした。

でも、やっぱりナコルルはいらないでしょう。
ニホンちゃんひとりでも充分通る話だし、出す必然性もない。
掛け合いにこだわりたければウヨ君にでもすればいいし、北海道を強調するにしても
「北海の間」だけで充分でしょうに。

たまに昔の一発キャラを、必要もないのに引っ張ってくる人がいますが、
そんなの「ニホンちゃん通」ぶってる本人以外には何の価値もないですよ。

832 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/18(金) 14:52 ID:q1fOaXI2
「夏だ!海だ!宿題だ!」

地球町でも待ちに待った夏休みがとうとうやってきました。生徒たちは
新しい水着の話やレジャー施設の話等、どんな遊びをするかと言う
話に夢中です。
フラメンコ「みんな、夏休みだって浮かれてないで、ちゃんと宿題して
       来るのよ。特にカンコ君、忘れたらお仕置きよ♪」
カンコ「わ・・・わかってるニダ。ウリは優秀ニダ。宿題なんてウリに
     とってはわけないニダ」
フラメンコ「その言葉、忘れないでね。ところで、毎年恒例だけど、今年も
       いつもどおり自由研究でいい成績を収めた子にはコクレン
       先生からご褒美があるからね、しっかりやってちょうだい。」
生徒一同「ハーイ!」
実は毎年毎年、教師同士で自分が担任してるクラスから優秀な自由
研究を提出した生徒がより多くでた者に奢るという賭けを行っており、
負けず嫌いのフラメンコ先生は生徒達がきちっとやってくるよう釘を
さしたのである。
ロシアノビッチ「よー、ニホン・・・お前は今年の自由研究何をやるんだ?
          俺は今年はウォッカの生産についてにでもしようと
          思ってるんだが。」
ニホンちゃん「えっとね・・・今年は太平池とニホン池の池底調査をしようと
         思ってるんだ♪」
ロシアノビッチ「あー、それなら俺も去年やったよ。オホーツク池とか違う
          池だけどな。」
ニホンちゃん「そうなの?どう、大変だった?」
ロシアノビッチ「大変っていうかやる事が多すぎてよー、結局終わんなくて
          先生にめちゃくちゃ怒られてよー。だから今年はもっと
          簡単な事にしようと思ってな。」
ニホンちゃん「うーん・・・やめようかな・・・ハハ。でもやるって決めたから
         ガンバル!」
ロシアノビッチ「おー、精精体壊さない程度にがんばんな。」
                ・
                ・
                ・

833 名前:コテハン思い浮かばず :2003/07/18(金) 14:53 ID:q1fOaXI2
そして夏休みも3/4程過ぎた頃・・・・
ニホンちゃん「あーん!まだ半分ちょっとしかできてないよー!どうしよー!
         こうなったらもうパパに手伝ってもらうしかない!」
そしてその晩、ニホンちゃんは家族とテーブルを囲みながらジミンパパに
あるお願いをした。
ニホンちゃん「パパ!お願い、夏休みの自由研究手伝って(はあと)」
ジミンパパ「まだ夏休みは十分残ってるじゃないか。もうちょっと頑張りなさい。」
ニホンちゃん「自由研究で太平池とニホン池の調査をしてるの。夏休み初日
         からはじめたけど、全然終わらないの(TT) 去年の夏に
         ロシアノビッチ君が同じような研究をやった時には終わら
         なくて先生に怒られたんだって!」
ジミンパパ「うーん、それならよく訓練の行き届いたサンシャインアシカ隊と
        後、カイホ警備会社の人にラジコンボートを貸してもらえるよう
        言っておくから、それでなんとか終わらせよう。」
ニホンちゃん「これでなんとか終われると思う・・・さくら、がんばる!」
果たして、自由研究は終わるのでしょうか・・・とても心配です。
ニホンちゃん「あれ?そういえばカンコ君もいっしょにやろうって言ってたような
         気がするけど、どうなったんだろ?」
さー?どうなったんでしょうか・・・・

政府、大陸棚調査を抜本強化 来年度から1千億円
http://www.sankei.co.jp/news/030629/0629sei072.htm
海上保安庁海洋情報部
調査・研究 〜より精密な情報を求めて〜 大陸棚の調査
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAIYO/tairiku/tairiku.test.html (ソース古し)
大陸棚調査の強化要望
http://www.sankei.co.jp/news/030708/0708sei135.htm
鉱研工業株式会社トップページ
http://www.koken-boring.co.jp/j/index.htm
サンシャイン_たいけんアシカショー
http://sunshine.clip.jp/sunshine/aqua/show.html
海上保安庁海洋情報部
世界を結ぶ 測量船
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/MSA/msa.html

834 名前:コテハン思い浮かばず :2003/07/18(金) 14:56 ID:q1fOaXI2
少し早いけど、夏休みのお話です。元ネタは大陸棚の調査です。ちなみに鉱研工業株式会社の
マリンドリルですけど、

マリン>海洋>海の動物>サンシャイン水族館>アシカショー
ドリル>Drill>訓練>訓練された部隊
というわけで訓練の行き届いたサンシャインアシカ隊が誕生しました(^^;

835 名前:コテハン思い浮かばず :2003/07/18(金) 15:00 ID:q1fOaXI2
後、最後のカンコ君ネタですけど、
http://srch.chosun.com/cgi-bin/japan/search?did=17591&OP=5&word=大陸棚%20I%20&name=%8Co%8D%CF&dtc=20020801&url=http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/08/01/20020801000027.html&title=%8A%D8%93%FA%81A16%94N%82%D4%82%E8%3Cfont%20color%3D%23860001%3E%3Cb%3E%3Cfont%20color%3D%23860001%3E%3Cb%3E%91%E5%97%A4%92I%3C%2Fb%3E%3C%2Ffont%3E%3C%2Fb%3E%3C%2Ffont%3E%8B%A4%93%AF%92T%8D%B8%82%D6
によると、去年16年ぶりに共同調査を再開したという事なんですが、どなたか
これに詳しい方いらっしゃいますか?ググッてもうまく見つからなかったんであきらめました。

836 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/18(金) 16:13 ID:q1fOaXI2
今気づいたんですけど、一番最初にトリップを入れておいて後の書き込みに入れて
いない、自分の間抜けさに泣きたくなってきました(T_T)

837 名前:無銘人 ◆EheIeILY :2003/07/19(土) 13:01 ID:BZZmzM4s
本スレ>>490-492
ナコルルちゃんの元ネタは知らなかったのですが、ぐぐって分かりました。
単に「アイヌちゃん」とするよりは、元ネタが分かる人にとっては粋な登場人物ですね。
でも元ネタを知らない私のような人もいるので、レギュラーキャラにするならテンプレに説明を
入れるなどした方がよろしいかと思います。
抗議行動はアイヌの団体というより和人のプロ市民どもじゃないでしょうか。
↓はアイヌ関連の人権云々を語るページですがイラク攻撃反対とかプロ市民まがいの主張を
かましています。
ttp://www.alles.or.jp/~tariq/
アイヌキャラを出しただけで即差別扱いというのは「ちびくろさんぼ」と変わらないでしょう。
多少のデフォルメは笑って流せるくらいが差別のない状態なんじゃないでしょうか。
(デフォルメも何もナコルルはかわいいキャラで明らかにプラスイメージですし。論外ですね)
プロ市民は日本や中国や韓国などの歴史教科書に載ってる、
デフォルメされた日本兵の悪魔のような姿にも抗議してほしいと思います。
スレ違いの話ですみません。

838 名前:ナナッシィ :2003/07/19(土) 17:33 ID:34jSP1Po
『スターダスト☆ボーイズ 〜夢光年〜 』

(無限に広がる我らの夢・・・・そして希望・・・・)

アメリー君が匍匐前進しています。

(かつて数多くの猛者どもが追い求め・・・・傷つき・・・・胸を焦がしながら・・・・散っていった・・・・)

アメリー君がドアの前に辿り着きました。

(そう、俺は今、その前人未到の地に足を踏み入れようとしているのだ・・・・・!)

アメリー君がドアに手を掛けました。

(・・・・・・・今日、この時! 新しい歴史の扉が開かれる・・・・・・・・!)

アメリー君がこっそりドアを開け・・・・
そして見上げる視線の先には・・・・・・・・・青く、丸い・・・・・・・・・

「ああ・・・・・・・・・ちきうは青かった・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」

一瞬の沈黙。そして・・・・・


839 名前:ナナッシィ :2003/07/19(土) 17:35 ID:34jSP1Po

「きゃあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・!!!!」
「ど、どうしたのニホンちゃん!?」

驚き駆け寄ったタイワンちゃん達に、顔を真っ赤にしたニホンちゃんが指で差し示した先には、
更衣室のドアから上半身を潜り込ませ、悦に入った表情でハァハァしているアメリー君の姿。

『このエッチ! スケベ! 変態! 女の敵!』

激しい怒声が飛び交うとともに、女の子の小物がアメリー君に向けてメテオストライク。
それらの直撃を喰らいながらも、アメリー君は廊下の影で見守る同志のもとへ駆け戻り、
歓喜のハイタッチを交わしてゆきます。そして大声で叫びました。

「これは俺個人にとっては小さな一歩だが、人類(つーか野郎ども)にとっては偉大な雄飛だZE!」

「ふっ・・・・・全く君って奴は・・・・やると言ったことは必ず実行する男だな」
「ん〜、でもあんまりエレガントじゃないけどね〜」

苦笑いを浮かべながら、眼鏡を中指で押し上げるゲルマッハ君と、
嫉妬交じりの皮肉を言いつつ、アメリー君に向け親指を立てるマカロニーノ君。
アメリー君は少年達の祝福を受けながら、その中に自分のライバルがいないことに気がつきました。

「おいチューゴ、ロシアノビッチは何処行ったんだ?」
「さあ? 何か違う計画を立てるとか言ってたアルが・・・・・」

その時、見張りのカンコ君の声が聞こえてきました。

「や、やばいニダ! 先生が来たニダヨ!」
「なに!? 逃げろ〜〜〜〜!!」


840 名前:ナナッシィ :2003/07/19(土) 17:36 ID:34jSP1Po

その後も、「男のロマソ」と称して何度も女子更衣室への侵入を試みるアメリー君。
女子からの攻撃も最近では上手くかわせるようになりましたが、
先日はフラメンコ先生に侵入前に捕縛され、小一時間の説教の後、廊下に立たされてしまいました。

ロシアノビッチ君は、なんと女子更衣室内にダミーのロッカーを設置し、
その中から覗きながら小物を物色するという大胆な荒業を展開しました。
そのぼろいロッカーが立てる音が、冷戦期のパワーゲーム並のスリルを与えてくれていたのですが、
あまりにぼろくなっていたため、いつのまにか捨てられていてロシアノ君ショボーン(´・ω・`)。

カンコ君は未だ見ぬ「青いちきう」に思いを馳せながら、妄想の世界で一人悶々としています。

そして我らがニホンちゃんは・・・・・・・

「わ、私だって・・・・・・・・・ま、負けないもん・・・・・・・・・ハァハァ・・・・・」

廊下の影から男子更衣室の様子を窺っているとかいないとか・・・・・・・・・・・。


最低に終わる。


841 名前:ナナッシィ :2003/07/19(土) 17:39 ID:34jSP1Po
無銘仁さんの作品を見て、思いついてしますた。
随分と作品を連発されているようで、お疲れ様です。どれも、私的には十分面白いと思いまつ。
まあ、あんまり気張ってもなんですから、とりあえずここらでマターリと一息ついてください。
(*゚ー゚)⊃旦~  ソチャデスガ、ドウゾ

>本スレ484 machinaさん
・・・・・・・・・チョゴリちゃんがぁ・・・・・・・・チョゴリちゃんがぁあぁぁああ(涙
実は私も同じネタで作話に挑戦したのですが、途中で自分の作品にファビョってしまう非常事態。
そのまま投げ出してしまっていたので、machinaさんに作ってもらっていてよかったです。
でもまあ、私もちょっと強引な気はしましたがw

にしても、最近ちょっぴりエッチな香りのする作品が多いような気がする罠w
・・・・・・・・え?私?私のせいですかー!?

>本スレ486 名無しさん
こちらの>>823さんが問題とされているのは、ナコルルを出したこと自体ではなく、
わざわざ一発キャラを引っ張り出すまでの必然性がないことについてではないですか?
失礼ながら、今回の名無しさんの作品では、ナコルル自体のキャラが立っておらず、
ナコルルでなければ作品として成立しないというものにもなっていないように私にも思えました。
その意味で、823さんは「名前を使っただけ」と感じ、「通ぶってる」と断じたのでしょう。
逆にいえば、名無しさんが北海道やアイヌの文化、歴史(あとは北方領土問題かな?)辺りを
ニホンちゃんの世界観に合わせて紹介してくれた上で、皆が納得するような魅力的なキャラに
仕上げてくるのであれば、きっと受け入れてもらえるのではないでしょうか。
(もっとも放置=ウィンさんは、多分「ナコルル:愛称なっち」のギャグで出したのでしょうから、
 それを今更になって引っ張り出されるのはあまり喜ばないと思いますよ。私がそうでしたからw)

>>817 こっぱー君さん
何はともあれ、おめっとさんです。
ところで・・・・・・・・・・見ちまいましたぜ旦那・・・・・・・さすがいい仕事されてらっしゃいます。
あ、分からない方は分からなくてもよろしゅうございますよ。寧ろその方がよろしいかとw

>>829-830 &さん
「刺青少女帯のちょっと危ないストーリー」・・・・・・・・・・・・・・・・うーん、気になるw

>>832-836 コテハン思い浮かばずさん
「訓練の行き届いたサンシャインアシカ隊」・・・・・・・・・・・・・・・・うーん、イカスw
トリップなんて飾りですよ、お偉方にはそれが・・・・・・・ゴ、ゴメンナサイ・・・・・・

842 名前:更科うどん ◆/WMtRnlQ :2003/07/19(土) 19:44 ID:wkBlhaCg
ニホンちゃんの事が激しく気になるカンコ君。
ニホンは男らしいウリを・・・ウリを・・・・・・だ、ダイナミックコリア!
そんなわけでカンコ君、ニホンちゃんに黙って借りたマンファに描いてあった

「元気で明るいヒロインとシャイでクールなヒーローが曲がり角で鉢合わせ。
 二人仲良く遅刻して、それ以来ケンカになるが、ヒロインはヒーローの
 意外な優しさに気付き、次第にひかれあって・・・きゃっ(はぁと」

というお約束な展開を参考に、今日も道端でニホンちゃんに襲い掛かるのであった・・・。
でも、やればやるほどニホンちゃんに嫌われてる気がするのは
何でだろ〜何でだろ〜♪(アイゴー!)


・・・いや、漏れも衝突事故ネタで書きかけたでつ。
あまりのこそばゆさと不謹慎な展開に耐えきれず、お蔵入りにしてしまいました。
せっかくなので粗筋だけでも晒してみる。

ところでナコルルちゃんですが、このネーミングは正直どうなんだろ?
「愛称なっち」の一発ギャグに使うだけなら兎も角、レギュラー化するとなると
より一層ヤヴァい臭いがぷんぷんしてくるのは気のせいでしょうか。

843 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/20(日) 01:08 ID:9ohE0wMk
それ以前に、ナコルルって方言まるだしのキャラじゃなかったか?
あえて北海道弁とは言わないが(ニガワラ
その点では、一発キャラとはいえキャラを立てようとしてたんだよね。
で、名無しさんの作品見ると・・・ニホンちゃんの劣化コピーにしか見えないぞ。
なんでもかんでも前例に倣えとは言わないが、せめて最低限キャラ立てさせるように
努力すべきじゃないか?平々凡々としたキャラ同士のかけあい見せられても困るんだが。
なんだか、キャラをすげぇ粗末に扱ってるように見えるなぁ。

844 名前:本スレ492 :2003/07/20(日) 01:44 ID:Qumk2x1c
>>837
私の覚えている限り(十年前)、抗議団体の構成員は
アイヌ人だ、とはっきり書いてあったように思います。
また、アイヌキャラを出したのが問題なんじゃなく、
アイヌであるという設定にも関わらず、それとは全く異なった
装束をしている(特攻服のようなアレンジをされている、だとさ)
のが問題だとか。
ナコルルとは別のゲーム(だったか漫画だったか)ですが、
「コロポックルが和人に助けを求める」話が差別だ、なんてのも
書いてありまして、流石にそれは過剰反応だろ、と思いましたけどね。

845 名前:無銘人 ◆EheIeILY :2003/07/20(日) 02:13 ID:BGN3yY3k
>>841
旦~_(゜。^U)ドーモデス。いただきます。マターリいきますね。

>>844
なるほど、時代考証が足りないのが問題だったんですね。
ごもっともです。よくないですね。
アイヌキャラを出すこと自体はむしろいいことですよね。
ぐぐると分かると思いますが、「ナコルルが好きになって
アイヌに興味を持った」なんて人もいるくらいですから。
ただでさえ和人に忘れられがちな少数民族を
こういうところで若い人に知らしめてほしいものです。
またスレ違いな話ですみませんでした。
アイヌキャラですが、ナコルルちゃんが駄目ならやっぱり
「アイヌちゃん」となるんでしょうか。個人的にはアイヌ民族は
狩猟民族で勇壮な印象を受けるんですが。
「アイヌ君」を提案します。

846 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/20(日) 03:02 ID:676ojc3M
わーい、ナナッシィさんに褒められた〜♪
でもナナッシィさんしかコメントもらえなかったニダ。これはもしかしてシカトニカ?
謝罪と(ry つまらないところがあれば指摘してもらいたいニダ。ウリは火病を
起こさないから安心して批判するハセヨ。もちろんどこが面白かったも書いてくれると
助かるニダ。よろしく頼むニダ。

ところで、ウリは文章力があまりないニダ。だからほとんど会話でごまかしてるニダけど、
読者の皆様は大丈夫ニカ?ウリとしてはケンチャナヨで済ませたいニダが(^^:

やっぱりカンコ語は疲れるニダ。次からは普通にもどすニダ(w

847 名前:◆CHINAyH. :2003/07/20(日) 12:18 ID:fR2zY.vw
>>809
やはり某氏は巧いなあと改めて平伏する海の日の真昼。
さて、すてぃる。。。はどうなったのでしょう。
たぶんもう完結編まで完成していて、あとはうpするだけなのであろうと勝手に想像してみる。
そうであろう。いや、そうに違いない。

>>817
羨ましいとはいいません。敢えて南無っておきませう(-人-)
・・・本当に羨ましくなんかないやぃ! 本当に(ry

>>819
制作当初とは大きく(いろいろな意味で)かわってしまったので停止中。
需要があれば再開に向けて精力的に作業する方向で検討するかもしれません(爆

>>820
すいません本スレ497でやってしまいました。ノートパッド右端折り返しonで_| ̄|○l|l

>>本スレ「熊ったものです」
はて、話の筋的に北海道キャラが必要かどうかかなり疑問がありますが、とりあえず感じたことをいくつか。
カンコ君が一方的にいぢめられているようでちょっと悲しすぎます。それから、熊の手は日中韓そろって漢方薬として珍重されていたようなうる覚え。
たかだか熊缶でガクブルするのでしょうか。どうでしょう?

>>本スレ「ウリナラ旅行は地獄ニダ」
うーん、ひよこネタで的を絞ったような良かった希ガス。
旅行ネタで最近の旬は秋田の例の件だったり。
誰か、ひとついかがですか?

>>本スレ「ムクゲの花が咲きました」
この題名を出されると、同名の小説を思い出しますので、さて何を狙ったのでしょうかと突っ込みたくなります。
さて何を狙ったのでしょうか?


また時間があったら書き込みマス

848 名前:823 :2003/07/20(日) 12:22 ID:apn49wUE
ナコルルの話がさっぱり終わって、
漏れのいいたいことは、皆さんが解説してくださり、
当の名無しさん氏もおそらくわかってくれたようだから、
いまさら漏れが言うことなんて何もないが、書きっぱなしもなんなので、
一応書き込んどく。

北海道(アイヌ)キャラを作るなという理由もないけど、
作る必要あるか?とも思う。
リュ―くんも「沖縄の擬人化」として巧く使われてた話ってあまりないし。
大概、ニホン家の男キャラの間に合わせに使われてたような気がする。
名無しさん氏がよくやる、食べ物や風土の紹介的な話なら
わざわざ新キャラはいらないんじゃないか。

まあ根拠が、後が続かなそうな一発キャラはきらいだ、って言う個人的趣向だから
北海道(アイヌ)キャラだすのには、それほど強く反対しないけど。

ただ、沖縄弁はむかしの琉球語のなごりだけれども、北海道弁はアイヌ語とは全く
といっていいほど関係がないので、アイヌキャラ作る時は少々気をつけられたし。

849 名前:大洞商会 :2003/07/20(日) 23:11 ID:yJoWq4jM
「コウモリ」

カンコ「ニホンはコウモリ野郎ニダ、あっちについたりこっちについたり」
ニホン「そっそんなこと無いよ、」
カンコ「このコウモリ野郎!!!」
トル子「ビックッ〜〜〜」
カンコ&
 ニホン「ん?」
トル子「違うわよ 違うの!!」
ニホン「トル子ちゃん 何言ってるの?」
トル子「いやそのあの・・・・」
おしまい


850 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/20(日) 23:57 ID:lpFvjqkw
>>849
いずれにせよ、カンコ君にだけは言われたくない罠

851 名前:無銘人 ◆EheIeILY :2003/07/21(月) 09:16 ID:i/8vowT6
>>847
そうですね、ひよこに絞って短編にすべきでした。
でも短編は長編より書きにくいんですよ。
ニホンちゃんの話を書いてみて分かったんですが、
1レス内に収まる話を書くのは至難の業です。
2レス使えば本スレ>>504-505のように起承転結を
つけられるんですが、1レスでは落ちがつきません。
公式ページで過去の作品を見ると1レスに収まる
作品も多いので、つくづく作者さんたちの能力には
感服します。

852 名前:◆CHINAyH. :2003/07/22(火) 07:19 ID:oDZu.fPU
最近ネタに飢えている状態。
もしかしたら電波浴のしすぎでお腹いっぱいになってしまったのかも。
うーん、韓国恐い。飲み過ぎ食べ過ぎにはきおつけませう。


>>832-834
少女といったらドリルと冥土服のセットです(謎
ドリルとスク水でもいいかもしれません。。。
没ソースを活用していただきd。
>>ところで、ウリは文章力があまりないニダ。
ウ、ウリもニダ。。。アイゴー!」 ̄|○l|l

>>838-841
恥○征服、と逝ってみる。
月へ、月へ、月へ、月へ!
チューゴ「このキャノソでは香具師らに勝てないアル」
>>・・・・・・・・え?私?私のせいですかー!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正解。
まあ、某スレ神々降臨の余波という噂も(w

>>845
むしろアイヌは半農半猟なので、勇壮とはほど遠いような感じもします。
オーストロネシアの先住民の生活に近いかと。
ttp://www.ainu-museum.or.jp/nyumon/nyumon.html
はて、アイヌでネタにできるようなものってあったかどうか。
・・・ユーカラぐらいしか思い付かぬです。

853 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/22(火) 10:39 ID:DbX3ZMyc
>>MACHINAさん
>ドリルと冥土服・・・
もうしわけない、私には遠い世界の用で全くわかりません。
最初は漢字ドリルとかにしようかなーと思ってたんですけど、話につなげる為に
ああなりました。
>ウ、ウリもニダ・・・
また、ご謙遜を。私には逆立ちしてもMACHINAさんが書くような話は書けません。
MACHINAさんにしてもナナッシィさんにしても諸先輩方の書く話を読むたびに
自分の未熟さを痛感せずにはいられません。

ところで、どなたかわかる方に聞きたいんですが、私、実は米国鯖で、固定生IPの
まま串判定でAがでるんですが、その所為なのか、ハン板本スレに書き込めません。
某サイトで和串をいただいてきて刺してみましたが、やはり串制限に引っかかって
書き込めません。どうしたらいいでしょうか?やっぱり、ID購入しかないですかね〜?
2chが現状のままでありつづけるという保証が全く無く、逆にNaver問題で不安を
煽っている今、IDを買う気にはならないんですけどね。しかもID購入しても書き込めるか
どうかは保証されていない罠。

さて、話かわって私としては次のネタとして、以下を考えていたわけですが、
http://www.sankei.co.jp/news/030718/0718kok090.htm
価格引き上げを行ったとして名前が出てる3社のサイトにはその件についてのニュース
リリースが無いので、詳細がわかりません。産経のサイトには続報もないようで、韓国
政府の調査の正確性やダンピングを訴えた側の主張の正当性が全くわからない状態です。
単に日本の技術力による生産効率の高さのおかげで韓国企業より安いのでは?と、ちょっと
疑ってしまいます。何せ、いっぺんに6社が対象となっていますからね。日本企業にしては
適正価格で販売していたのではないかと、勘ぐってしまいます。もし、どなたか詳しい話を
ご存知、または詳しいサイトをご存知であればお教え願います。門外漢故、ググッても
見つけられませんでした。

854 名前:ゼロ :2003/07/23(水) 01:17 ID:3hvD8tpU
 皆様、お久しぶりです。ゼロでございます。

 少しばかりお聞きしたいのですが、今回の夏コミで、ニホンちゃん関連の同人誌
を扱っているサークル様に心当たりはないでしょうか?
(IRCで情報を得ようとしましたが、ニホンちゃんチャンネルが開設されていない模様)

 どんな些細なことでもよいので、よろしく御願いします。

855 名前:匿名 :2003/07/23(水) 02:48 ID:LN7FL37g
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1048616206/101-200
エロパロ板のニホンちゃんスレの130番目あたり以降のレスにその手の話がありますが。


856 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/24(木) 12:03 ID:aA3wfKM6
>>本スレ516
私としては、北海道キャラが立つかどうかより、
版権キャラを公然と使用していいものかどうか、
という点が問題だと思うんですが……
みんなその点に触れないのは何故?

857 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/24(木) 12:32 ID:xgT8qXos
>>856
その指摘は本スレでも補完スレでもあったような気がするが。

858 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/26(土) 02:18 ID:/uFcoXiA
「ニホン家の技術は世界一ィィィ(?)」
アメリー「レディース・エーンド・ジェントルメン!今年もやってまいりました、『アメリー家
      どこのおもちゃ/お菓子が一番だ決定戦!』皆さん、公正な投票をお願いします。」
ラスカ「それでは、エントリーされている各製品の紹介に参りたいと思います。司会進行は
     私、ラスカと兄のアメリーです。よろしくお願いします。」
アメリー「エントリーナンバー一番、前回チャンピオン『ニホン家製、サニー・プヨステーション』!
      今回優勝すれば4年連続でチャンピオンになります!優勝候補の筆頭!」
ラスカ「エントリーナンバー二番、『カンコ家製、サムチョン・パソコン』」
カンコ「今年は絶対ウリの優勝ニダ!ニホン!ウリが優勝したら謝(ry」
ニホン「うんとね、カンコ君、誰が優勝するかは投票する人たちが決める事だから、アメリー家の
     人たちに良く思われていないといけないと思うの。」
カンコ「ファビョーン!ウリが人気ないって言うニカ!謝(ry」
ニホン「そんな事言ってないのに〜(;;)」
アメリー「・・・ニホンちゃん、今のは俺もそういってるように聞こえたよ」
ラスカ「ん?お兄ちゃんなんか言った?」
アメリー「いや、何でもない。それより、誰だよ、カンコ呼んだの。」
ラスカ「一応、うちに商品入れてるから、エントリーせざるを得なかったみたいね。」
                         ・
                         ・
                         ・
アメリー「最多得票は『ニホン家製、サニー・プヨステーション』!優勝はニホンちゃんです!
      おめでとうございます!」
ラスカ「おめでとうございまーす!主催者のアメリーより花束とトロフィーが贈呈されます。」
ニホン「投票してくれた方、どうもありがとー!」
アメリー「残念だったな、カンコ。トップテンにも入んなかったみたいだな。」
カンコ「ア・・・・アイゴーーーーーー!!!!!!」

ソニーが4年連続トップ 米の「ベスト・ブランド」調査
http://www.sankei.co.jp/news/030724/0724kok071.htm
http://www.harrisinteractive.com/harris_poll/index.asp?PID=388

タイトルと内容の関連性がほとんどなくてすいません。実はタイトルの元ネタしりません(爆)
よく見るので使ってしまいました、すいません。

ゴーマニズム板にも似たようなスレッドがあると聞き見に行ってみました。
すいません、気持ち悪くなりました。見に行こうと思った僕が間違ってました。
現スレの最初の20レス程で挫折しました。ニホンちゃんとはコンセプトが
全然違うみたいですね。

859 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/26(土) 02:34 ID:/uFcoXiA
ところで、私の書いた話が本スレに載っててもOKと思う方がいらっしゃいましたら、向うに
転載していただけるとありがたいです。以前にも申しましたが、何分当方はハン板に
書き込むことができませんので。

もちろん、てめーレベルで本スレなんざ早いんだよってなら放置してもいいニダ。前にも
言ったように、ウリは火病は起こさないニダから、正直に言ってほしいニダ。読んでくれて
カンサハムニダ。

860 名前:無銘人 ◆EheIeILY :2003/07/26(土) 12:19 ID:aF7ar5nk
転載の続きです。
__________________

ソニーが4年連続トップ 米の「ベスト・ブランド」調査
http://www.sankei.co.jp/news/030724/0724kok071.htm
http://www.harrisinteractive.com/harris_poll/index.asp?PID=388

タイトルと内容の関連性がほとんどなくてすいません。実はタイトルの元ネタしりません(爆)
よく見るので使ってしまいました、すいません。

ゴーマニズム板にも似たようなスレッドがあると聞き見に行ってみました。
すいません、気持ち悪くなりました。見に行こうと思った僕が間違ってました。
現スレの最初の20レス程で挫折しました。ニホンちゃんとはコンセプトが
全然違うみたいですね。

861 名前:無銘人 ◆EheIeILY :2003/07/26(土) 12:19 ID:aF7ar5nk
>>860
誤爆した……すみません。本スレに貼り直します。ごめんなさい。

862 名前:無銘人 ◆EheIeILY :2003/07/26(土) 12:29 ID:aF7ar5nk
>>858
ゴーマニズム板の学園物語スレを
見てきました。こんな感じでしょうか。
○ニホンちゃん
作風→描写主体、小説
文体→敬体が主
初期→韓国の電波ぶりを暖かく笑う
現状→世界の縮図的寓話
舞台→小学校
主人公→日本の擬人化、ニホンちゃん
本名→日ノ本さくら
ギャグセンス→マターリ・諷刺
ネタ・議論→補完スレで可能
連載→18クール目
裏設定→ニホン君とカンコちゃん
○学園物語
作風→台詞主体、脚本
文体→常体が主
初期→コヴァとサヨの電波を楽しむ
現状→上に同じ
舞台→高校
主人公→ゴーマニズム高校生、コヴァ
本名→木場ヒロシ
ギャグセンス→爆笑・ナンセンスギャグ
ネタ・議論→本スレで可能
連載→★2
裏設定→コヴァ嫌韓美少女、遠藤佑衣

エロパロ板にもニホンちゃんのスレが
あるということですが、誰か詳細を
お願いできませんでしょうか。当方は
未成年ですので(TwT)

863 名前:◆CHINAyH. :2003/07/26(土) 15:19 ID:Uq3MHc3.
>>265 :名無しさん@ピンキー mail sage :03/07/26 10:29 ID:cYTfpPMi
>>面白い人が消えて、補給されるのは厨房ばかりなんだよな。本スレ。
>>実力のある人に魅力を覚えさせる場所ではなくなったのか。
オッス、ウリ厨房!_| ̄|○
さすが目が肥えてらっしゃる。
願わくば、その情熱でつまらないならそれなりのリアクションが欲しかったり。
なぜ昔の実力派常連方が書かなくなったか、その点、斟酌いただければと。

なに逝ってんだ厨房作者!
と言われれば、まあごもっともでショボン
勉強してまいりまつ。

|得炉画像小説|  λ...

864 名前:ニダリ :2003/07/26(土) 15:24 ID:7NGaBuK.
>>862
ボ〜イ、お家にお帰り...ホルホルホル...


865 名前:ナナッシィ :2003/07/26(土) 16:35 ID:PG1AXRm2
>>862
・・・・未成年にはオススメできないw
というわけで、大人になるまでお・あ・ず・け(はぁと)

>>863
machinaさん・・・・・・・それ貼るの、ここでいいんでつか?w

866 名前:◆CHINAyH. :2003/07/27(日) 13:52 ID:Am4PTWxI
ハン板のソース探しますスレがDAT落ちというオチなので、こちらで依頼。
以前、ウリナラの医療は信用ならんニダとか、医者にレイープされたニダ、アイゴーといった記事があったように記憶しておりますが、URL失念してしまいますた。
ご存じの方はご一報ください。御礼はありません。

867 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/28(月) 02:35 ID:uvhtPf42
>>無銘人さん、お手数おかけしました。
ニホンちゃんとKOVAの総括、乙かれ様です。ニホンちゃんの場合もカンコ君アイゴーな展開が
多くありますが、それでもカンコ君てかわいいというか、憎めないキャラじゃないですか。でも
KOVAって、醜悪というか、書き手と相容れない考えの人を貶めるために書いてるというような
印象をうけて気持ち悪くなり、マウスを操作する手が止まりました。全部読んだらそうじゃないの
かもしれませんが、あれではちょっとね・・・・
わたし、ハン板はニホンちゃんがあったから読み始めたんです。2ch自体、それ以前は敬遠して
ました(日系アメリカ人として、日本文化には誇りを持ってましたからハン板来る前から若干、
すでに嫌韓状態でしたのですんなりはまりましたが。ちなみに私の剣道やってる友人も韓国
起源説に対して怒りを感じています)。そんな私から見ると、KOVAはしょっぱなから受け入れ
がたいストーリー構成になってると思うんです。そのへん、向うのスレ住人とか、どう思ってる
のでしょうか。自分自身では、あれ以上読む勇気がありませんので、確認できません(爆)

話は変わりますが、私の場合、題材を選ぶ時には事故や悲しい事件等は胸が痛むので、外し
ます。また、あまり私自身の思想が入らないように歴史的なものは特に思うところが無ければ
取り扱いません(投稿第一作目が二世部隊だったのは思う所があったわけです)。もし宜しければ
皆さんの題材選びについてどういった点を注意されるか、教えていただけないでしょうか。

868 名前:無銘人 ◆EheIeILY :2003/07/28(月) 03:59 ID:WCb0VWtU
>>867
人生経験の少ない私としては題材は主にソース頼みです。
基本は時事問題だと思いますが、諷刺が絡めば時事でなくても
スレの本旨には合致すると思います。
私も「アメリー君は反省しる」や「ジミンパパは失言病」を書いた
時は悩みました。しかし米軍基地や少年犯罪の実情を考えると
スレの本旨に合うと思ったのであえて書きました。私の未熟な
文章力では、陰惨な表現や不謹慎な表現を回避しきれていない
かもしれません。不愉快になった方がいたら謝るしかありません。
悲惨な事故や事件についても、死者への冒涜にならない程度に
批判精神をもって書く限りはスレの本旨に反さないと考えます。

KOVAですが、自由度の高さではニホンちゃんに引けを取らない
と感じました。確かにアイゴー展開が多すぎる面はありますが、
私の個人的な感性ではそれほど嫌悪感はありませんでした。
KOVAの暴走っぷりとそれに振り回されて対応に苦慮する周囲の
人間が微笑ましく描かれていると感じました。特にKOVAを変人と
嫌いながらも実はすごく気を回してあげている担任が好きです。
というか、ここまでは論理的に書いたつもりですが、正直に
告白してしまうとKOVAを読んで大笑いしてしまいました。
なので私には非難する資格はありません。
スレ住人はKOVAを愛すべきキャラと思ってると信じています。
カンコ君やKOVAみたいに直情径行型の人物って、一見うざったく
思えてなぜか憎めないことが多いんですよ。
ただ、舞台設定やその他諸々からニホンちゃんに比べてどうしても
読者層を選ぶ作品群になってる感は否めませんね。

以上変な所がありましたら生意気なガキの意見と思ってスルーして
くださって結構です。

869 名前:◆CHINAyH. :2003/07/28(月) 17:05 ID:hbCT9nu6
とあるカキコに居たたまれないものを感じ、暫時休憩。

>>867
>>皆さんの題材選びについてどういった点を注意されるか、教えていただけないでしょうか。
時事でも基礎知識でも歴史でも、とくにネタには拘りませんが、寓話になるもの、諷刺が利くもの、笑い話になりそうなもの、といった基準で選んでいます。
まあ、実際は脊椎にクるものを書き連ねているだけです。

>>868
KOVAって、担任の先生が主役じゃないんですか?(w
作話の意図からして左右の電波を楽しむというものですから、政治的にニュートラルな担任に感情移入しやすいとかと思います。


さて、『ニホンちゃん』の当初の役目はすでに終わった、もしくはその機能を変えたと思っています。
WC以後もmachinaはこちらで駄作を書き連ねてきましたが、作話を続ける意義とはなんぞやと疑問を覚えるようになりました。
そもそも本スレが必要とされているかどうかも分からなくなりました。
(ウリが必要ないということは真ですがw)

分からなくなったので、分かるまで(もしくは分からないことを忘れるまで)ぼんやりとしていることにします。


まあ、作者諸氏がいるし、某氏もじきに復帰なので無問題と逝ってみる。

870 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/29(火) 13:02 ID:VT1A/NWc
>>Machinaさん
今までお疲れ様です。また帰ってくる日をお待ちしております。
  ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 <丶`∀´> <   わからなくなったニカ?そんなのケンチャナヨ!
 (    )  │  好きなだけ休んだ後また書き始めればいいニダ
 | | |   \__________
 〈_フ__フ
>>まあ、実際は脊椎にクるものを...
なかなか脊椎にクる題材が無いニダ<丶T∀T>
今書いてるのも馬鹿だからソースの原材料がいまいちわからないまま
書いているニダ。久しぶりにSPEEDのCDを聞きながらカンコ家伝統の
ケンチャナヨ精神でがんばるニダ!

871 名前:なー ◆i2juaL6k :2003/07/29(火) 16:52 ID:evT7BIMM
こっちのスレは久しぶりに開きました。またーり続いていたのですね。


872 名前:無銘人 ◆EheIeILY :2003/07/29(火) 23:24 ID:oM6Jests
本スレ>>536
9部作なんてすごい創作意欲ですね。うp期待してまつw
>>869
活動を休止されるとは残念です。
本スレの意義ですか……難しい問題ですね。
スレの意義は分かりませんが、私の創作意欲はただ単に楽しい
から沸いております。駄文ばかり書いておきながらおこがましいかも
しれませんが、幼少期から読書や作文が好きでしたので。
批評していただいたり見聞を広めたりできるのも魅力です。
スレの意義を見つけられたら、また戻ってきてくださると嬉しいです。
一読者として期待しておりますw
本スレ>>538-543
未熟な新参者ですがよろしくお願いします。

873 名前:ナナッシィ :2003/07/30(水) 00:28 ID:HBZurmCo
『ふらい・みー・とぅ・ざ・むーん』

ニホン 「あぅぅ〜〜・・・・・machinaさんが・・・・・・machinaさんがぁ〜〜・・・・・シクシク・・・・」
タイワン「大丈夫よニホンちゃん! machinaさんは暫くお休みするだけだから・・・・」
スオミ 「そっ、こういう時はひとまずカラオケ大会で盛り上がろっ」
ニホン・タイワン「・・・・・・・・・・・・・(゚д゚)ハァ?」
カンコ 「1番、カンコ。曲は『ムクムクムクゲ』・・・・♪ム〜クゲ〜のは〜なが〜」

(かーん)

スオミ 「アジア班の人は(ソースと違うので)没シュートですっ」
カンコ 「アイゴー!! ミンジョク差別ニダ!! ニホンは反省しるぅぅぅ!!」
ニホン 「わ、私じゃないよぉ〜」
スオミ 「でわ、気を取り直して・・・・一番ポーラちゃん、どぉぞ!!」
ポーラ 「え?え?な、な、な、なんで?え?わ、私なんですか?え?」

(♪イントロ♪)

ポーラ 「え?え?ほ、ほんとに?え?わ、わ・・・・・・」

スオミ・ニホン・タイワン・カンコ(じ――――――――っ)

ポーラ 「あ、あの、えと、えと、わ、わ、わ、わ・・・・・・・わたし・・・・・・・・ぬ、脱ぎます!!」

女子一同『なんでやねん!!』(びしっ!)
カンコ 「マンセーーーーーヽ<*´∀`*>ノ」


最低に終わる。


フィンランドで「世界カラオケ選手権」
 ttp://news.lycos.co.jp/topics/world/finland.html?d=28reutersJAPAN120881&cat=17

エリザベス「ちょっと! ワタシまだ歌ってないわよ! 責任者出てきなさい!!」
スオミ「さー、次は奥さん運びたいかーい!!」
カンコ「ニホン、ウリがペアを組んでやるニダ、感謝汁!」
ニホン「・・・・・・って、何でカンコ君が私の背中に乗るの?」
スオミ「ご想像にお任せしますっ」


ちょっとだけ、machinaさんの作風をまねてみますた(←失礼ニダ!)
でも、どう作っても得炉風味に仕上がってしまうのは♪なんでだろう〜なんでだろ〜♪

作風は人それぞれ、ニホンちゃんスレに対する姿勢も人それぞれ、そこに求めるものもまた然り。
そこに互いの歪が生じるのは極々自然な話です。深く受け止め過ぎるのは身体によろしくないかと。
そんな訳で私などは、まだ作話が楽しく感じられる年頃なので、今暫くウロウロしよかと思いまつ。
でも、作話と同じくらい、machinaさんのイカしたレスを戴くのが楽しいのですけどね・・・・。
早期帰還を祈りつつ、最敬礼!

それは兎も角、早く「何を作っても得炉になる」病を治さねば・・・・・w

874 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/30(水) 08:00 ID:ktVripA.
「ヤヴァイ感じがするKEDO」

カンコ「は〜今度の『KICCHOM・ENVIRONMENT・DEVELOPEMENT・ORGANIZATION』の
     会合はどうしたらいいニカ?せっかく毒キノコの栽培をやめさせるかわりに
     ウォータースライダーで遊べる観光施設を建設してあげて平和的に金儲けを
     できるようにするからケンチャナヨって話になってたニダのに。」
どうやら我らがカンコ君はとってもお悩みの様子。
カンコ「しかも今度の会合は内緒の上またアメリーがなんか言って来る見たいニダ。ウリは
     どうしたらいいニカ?ウリはただブラジャーと仲良くしたいだけニダのに・・・」
カンコ君の頬をつたう一筋の涙・・・やはり兄弟愛というのはどこでもいっしょなのですね。
願わくば、この兄弟が何時の日か再び手を取り合って・・・ん?
カンコ「そしていつかはニホンのヤツに謝罪と賠償をさせてカンコ家が地球町で最も優秀な
     パミリーだって思い知らせてやるニダ!アメリーもウリとキッチョム兄ィの足元に
     ひれ伏す事になるニダ!」
そしておもむろに星条旗を取り出すカンコ君。そして次の瞬間・・・(教育上、不適切な描写が
ありました。まことに申し訳ございませんでした)・・・満足したカンコ君は、
カンコ「アメリー、見ているニダ!今度の会合は絶対ウリの言う事を聞かせるニダ!」
と、妄想は爆発させるのでした。
一方その頃アメリー家少年会会議では・・・・
アメリー「それではこれよりKEDOへの今後の協力は一切しないという議案について採決を
      行います。賛成の者は『YEA』、反対の者は『NAY』というように。」
ラスカ「NAY!」
べガス「NAY!」
クーロイ「NAY!」
パツキン「NAY!」
ETC「NAY!」
アメリー「それでは全会一致で議案を採択します。本決議はアメリー家大人会に提出される
      事となりました。」
おやおや、どうやらカンコ君は未来永劫、アメリー君に言う事を聞かせる事は出来そうに無い
様ですね。ご愁傷様です。反動でニホンちゃんにとばっちりが行かないことをお祈り致します。

875 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/07/30(水) 08:01 ID:ktVripA.
KEDOが29日非公式協議
http://www.sankei.co.jp/news/030729/0729kok002.htm
米、軽水炉支援停止へ
http://www.sankei.co.jp/news/030729/0729kok050.htm

7/29/03 15:30(PST)現在、協議は進行中(?)みたいですが、ニュースが出てこないし、
特にこれといって進展があるわけでもないでしょうから、このままAGEます(爆)

毒キノコ
北朝鮮産松茸99:原子爆弾1
ウォータースライダー
軽水炉>軽い水路>早い水路>ウォータースライダー
すいませんでしたm(__)m

876 名前:ニダリ :2003/07/30(水) 14:50 ID:Aq28rrWo
>>873
『何を作っても炉利になる』、、、しかし主要キャラの大半が10才以下なので
そうなるのは自明の理ではござらぬか?むしろその方向に突っ走ってみるのも
よろしいかと、小生は愚考いたすが、いかかでござろうか?

877 名前:名無しさんはポシンタン :2003/07/30(水) 22:42 ID:X4TdrctM
>>876
それでこそ「萌え」な訳ですがくれぐれもエロに突入しないでください。

878 名前:ナナッシィ :2003/07/30(水) 23:33 ID:lx23LFuI
>本スレ545 無銘仁さん

「オールマイティーパス」ってやつですね(多分)。
確かオチはパス使って好き勝手やっている内に、パスの期限が過ぎてアイゴーだったか・・・・
・・・・・・在日のパス、期限はあるのでしょうか・・・・・・?
(というか、カンコ君ならそんな物なくてもやりたい放題やるような気も・・・・)

>>875 コテハン思い浮かばすさん

>軽水炉>軽い水路>早い水路>ウォータースライダー
・・・・・・・・・私などには想像もつかないような発想回路をお持ちのようで羨ましい限りです。
ところで、某パパのセリフを思い出しました。「反対の反対は賛成なーのだ」なぜでせう?
ついでに、ETCというのは、高速道路の料金自動支払機でしたっけ?w

>>876 ニダリさん

うむ、拙者が申し上げたのは「炉利」ではなく「得炉」でござる。
まあそれはそれで、その道を突っ走ってみるのもまた一興でござろうか・・・・・。
尤もその時は、拙者もこのスレを離れ、かの神々の住む地へ逝くしかござらぬが。

|得炉画像小説|  λ...

>>877さん

はい、気をつけますw

879 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/07/31(木) 06:18 ID:IlW.YPGk
>>878
なるほど、道具の効果としてはオールマイティーパスに近かったかもしれませんね。
私が考えてたのは「悪魔のパスポート」という道具です。
のび太がこれを使って好き放題するんですが、最後は良心が痛んでドラえもんに
返してしまいます。
で、ドラえもんが「君には悪いことなんて出来ないんだから」とか何とか言って終わりでした。
カンコ君にももう少し良心があればよかったんですが……

880 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/08/01(金) 10:25 ID:d8/GmVYs
>>本スレ560
沖縄の料理って日本料理ともずいぶん違って面白いですよね。
最後カンコ君がお酒を飲んで溺れるシーンは元ネタかソースは
あるんですか?変な質問ですいません。なんか無理にアイゴー
落ちに持っていってるような気がしたものですから。

881 名前:◆CHINAyH. :2003/08/01(金) 18:04 ID:rjiqaqFo
いや、別に逝ってしまうわけではないのですがw
こっちだけコテで書きまふ。

>>871
ちょと、なーさん! 1スレ1ネタだけじゃなくて10ネタぐらいおながいします。
>>「夷を以って・・・」
最近の飴は『イラクもイランも征す』で、どこまでガチで逝くのかとちょっとDOKIDOKIしまつ。
これって鯉!?

>>872-873
いやーなんだか勘違いされているようですが、不明なのは読者にとっての意義であって、ウリ的意義はお砂遊び場であります。
まあ、拙作が面白いのかつまらないのか反応すらないのが一番辛いところですが。

>>874-875
完成して稼働したら、やはりポロリはあるんでしょうか?
あるに違いないきっと。
ニホン「・・・カンコ君、ハミデテル」
カンコ「アイゴー」
ちゃんとサポーターを履きましょう。

>>879
>>「トンチャモン2〜在日のパスポート〜」
むしろカンコ君はパス(ビザ)無しで、チョゴリちゃん変換してハァハァしてしまいますた。
チョウギンという名のビニールプールに水をイパーイ貯めて水浴び。もちろんスク水。
ウヨ君は炎天下のなか水汲み作業という罠。さあ、プールの栓が抜かれるのはいつかっ!

>>本スレ556
たしか、ネチズンの口撃をうけて博物館側はHPを修正したようですが、実際の展示のほうはどうなってるんでしょうねえ。
このソースは今後も目が離せませんです。

>>「スターダストメモリー」
>>「打ち上げ花火」
名無しさんにはすいませんが、この2作は読むのが辛かったです。
いわゆる日本全国ご当地ネタが嫌いなせいもありますが、オチ教訓主題のいずれも含まれていないと、作品が途端につまらなく感じてしまいます。
それから沖縄といったら泡盛古酒。特に100年モノ最強。
リュー 「どうしてクースーの壷割ってしまったのサー」
アメリー「正直、すまんかった。ヴァー」

>>「誇大妄想癖」
満○星とか死兆星とかでも葦w
ニホン「キミの財布が煤けてるよっ」
基本的に戦隊モノはチープで不条理の方法で。そういえば、以前フラッシュスレで見た戦隊ムビを再掲してくれないかなあと思ったり。
個人的には封神演技のほうが好きだったりしまつ。


ふぅ、感想書くのって作話するより疲れます。
なんでだろ〜。

882 名前:ナナッシィ :2003/08/01(金) 23:50 ID:2rb4/emg
>>881

・・・・・・・つまり私は、早とちりでうっかりで厨丸出しの無礼者であったわけで・・・・・
きゃっ、ワタクシ恥ずかしくてもう生きていけませんわ! 吊るっきゃ騎士。

   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ
 ∪  ノ
  ∪∪

遠くのお空を旅してきまふ・・・・・・・・・・・。

883 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/08/02(土) 00:01 ID:SXPwbxDw
では私も最初に書いてしまった立場上……

   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ
 ∪  ノ
  ∪∪

884 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/02(土) 01:45 ID:/gzYGKCo
大英博物館といえば、前に韓国コーナーがないと喚いて
本当は倉庫に大量な品々があっていずれ韓国館を建てるはずだと
電波を飛ばしていた話があったような

885 名前: :2003/08/05(火) 00:56 ID:o4IAqjZs
>>884
 韓国人が担当学芸員に文句言いに行ったら、倉庫に案内されて
収蔵品の貧弱さに絶句したとか何とか

 ところでアクセス規制に巻き込まれたみたい。
いつになったら復帰できるのやら…

886 名前:ただ上げるのはなんですので :2003/08/06(水) 01:28 ID:ImVzfga2
ウヨ 「姉さん!! これなに!これ!」
ニホン「どうしたのウヨ?」
ウヨ 「これだよ、これ!『父上様、母上様、三日とろろ美味しゅうございました。
    干し柿、もちも美味しゅうございました。
    アサヒ姉、シャミンちゃん、おすし美味しゅうございました。・・・』
    これだよ、これ!!」
ニホン「ただの日記だけど?」
ウヨ 「だたの日記? よかった〜 自分はてっきり・・」
ニホン「てっきり何よ  あっ!!!
    ウヨ!! 姉さんの日記勝手に読んで!」
ウヨ 「うっ じゃようはもうすんだから自分はもう行くから・・・」
ニホン「ウヨ まちなさいよ 許さないんだから〜〜〜」
ウヨ 「日記をそのへんに置いておくほうがいけないんだよ〜」
おしまい



887 名前:_ :2003/08/06(水) 01:43 ID:2x.UTlkU
…そのネタはやめようよ。

888 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/08/06(水) 08:43 ID:jKEqQ4hg
書こうと思った話がぜんぜんまとまらずに四苦八苦・・・・

>>878、ナナッシィさん
あ、いやETCは単純にエトセトラのことでして・・・その深い意味は特に無いです。大文字が
誤解させてしまったようで申し訳ないです。少年会を下院、大人会を上院に見立て、下院
50州の内、アラスカのラスカちゃん、ネバダのベガスちゃんしかでてなかったので、これでは
たりないとクーロイ、パツキンを出した上でその他大勢の意味でETCとしました。

後、今のうちに言っておこうと思いますが(どうでもいいと思われるかもしれませんが)私、
9月の半ばに米国陸軍の基礎訓練を受けに行きますので、コンピューター環境が無い場合
少なくて3ヶ月くらい屯田いたします。なんか面白い土産話ができたら報告しますし(2chの
軍版に書き込んだら歓迎されるかな?)何かご質問がございましたら機会がある時に上官に
聞いたりして調べる事もできると思います。

889 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/07(木) 10:40 ID:tyVyisIY
>>888
ハートマン軍曹みたいなクールな教官殿がいたら教えてくだつぁいw

神認定まではいかなくとも、歓迎はされるかと思いまつ。
それから、総督府のこのスレでも大歓迎でつよ〜と逝ってみる。
ttp://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1048221505


890 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/07(木) 10:43 ID:tyVyisIY
一応、ソースは提示したほうがいいぞーと逝ってみる。

891 名前:絵心アラス :2003/08/10(日) 03:54 ID:KSTPX6Ac
ひょっとしてハイーキョ?
なんとなくこんなの作ってみますタ
ttp://220.108.160.6/~nihontan/cgi-bin/fileup-cool/files/3.zip

892 名前:ナナッシィ :2003/08/10(日) 12:46 ID:xc1tydso
>>892
すげぇ…… 萌え死にしそうですた……… ぐっじょヴでふ!
お、音声をプリーズ……

893 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/10(日) 22:04 ID:n/ZtyrUw
これサイズでかいし圧縮してるしで危険なかほりぷんぷんなんだけど何のファイル?

894 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/10(日) 22:43 ID:2.hyxBhU
>>893
単刀直入に言おう。

力作であるが決して危険なものではない。
あえて言うなら萌え死ぬ・・・ってところか

895 名前:◆CHINAyH. :2003/08/10(日) 23:03 ID:2nLNVaJg
521 :  mail sage :03/08/10 16:30 ID:SAcog9sn
['ちん' 'ディングドングデング' ない平壌歌者と]
http://korea.hanmir.com/ktj.cgi?url=http://www.joins.com/et/200308/10/200308100856521772600060106011.html
KBSの最長寿プログラムである '全国のど自慢'が初めで 'ちん' 'ディングドングデング' 音を鳴らさない.
KBSが光復節特集で用意した '全国のど自慢' 平壌公演は不合格を意味する 'ちん'はもちろん合格の
'ディングドングデング' 判定も下さないことに北側と合議したと KBS南北交流協力団関係者が 10日伝えた.

出演者の歌を中間に切る 'ちん'や 'ディングドングデング' 判定を無くすことで北朝鮮住民たちが最後まで歌実力を威張るようにして南北文化交流と
友好増進という最初主旨をいかそうという理由からだ.北朝鮮ののど自慢プログラムは合格・不合格判定がなくて '全国のど自慢'で
'ちん'判定をそのまま施行する場合北朝鮮住民たちが戸惑ってするとか礼儀にかなわないと判断する可能性が大きいというのだ.

一方, 去る 5日訪北した MC ソングして, 招待歌手ソン・デカン, 株玄米, 演出者など出演陣及び製作陣 28人は与・野党議員を含めて
放送, 文化界など南側参加団の訪北無産に渡仏区して平壌で追いこみ公演準備に慌ただしいという言い伝えだ.
今度舞台は 11日午後 3時から 5時まで平壌牡丹峰で開かれて KBSと朝鮮中央TVが共同で演出と製作を担当する.北朝鮮側楽団が演奏を専担するうえ
北朝鮮側放送人, 技術陣 70人余りが参加してリモートカーなど放送装備が動員されるなど南北放送交流の主旨が十分発揮されるように見える.

しかし北朝鮮側招待歌手は出演しない.北朝鮮住民たちの歌う歌は皆 30曲やメドレー形式の歌も鑑賞することができる.
この舞台は 15日夕方 7時 30分 1TVを通じて '特別企画平壌のど自慢'と言う(のは)名前で視聴者を尋ねる..
朝鮮中央TVを通じてこの日の中で放送される予定だ

============================================

半島版のど自慢ということですが、優劣をつけるのは差別w
こうして張っておけば、誰かが書いてくれるかもと棚ぼたを狙ってみる。

・・・え、自分で書けって?(w




896 名前:◆CHINAyH. :2003/08/10(日) 23:22 ID:2nLNVaJg
ニホン放送協会の『新しい朝がきた』をみたですよ。
そしたら例の歌詞があのFLASHに自動変換されてしまったのですよ。
アサヒ中毒かもしれません。致死寸前の。

>886
ニホン「ガンガレばどうにかなるなんて、そんなの古いんです。カコワルイんです」
カンコ「ウリへの当て付けハセヨ?」
チョゴリ「あ〜きら〜め〜る〜ニダ〜^2」
ウヨ「・・・覚悟しろ非国民どもめっ」
以下、大隊長モード。

>891
素で凄いとおもた。神認定。
強いて難点をつけるなら、キャラの表情のバリエーションが豊富だといいかも。
それから立ち絵の種類と、一枚絵があれば最高かと。

897 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/08/11(月) 00:09 ID:DptY/u/2
>>891
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
……(言葉にならない)……素晴らしい。
でも、絵になってしまうとなんか違和感がありますね。

898 名前:在日半万年 :2003/08/11(月) 17:03 ID:YYwPZdrA
バカの壁1

最近何かともめごとがたえない地球町。フラメンコ先生は夏休みを利用して
子どもたちに読書感想文を書いてもらうことにしました。
「お互いに理解しあう気持ちは大切ですからね」
選んだ本は日本ちゃん家でベストセラーになっている「バカの壁」です。

「さ、きょうから夏休みです。ただ、遊んでばっかりいないで宿題もやるのよ。
読書感想文も忘れずにね」
フラメンコ先生がいうと、みんな「エー!」と不満そう。
「何で日本の本を読まなきゃいけないニダ。ウリは「冬のソナタ」を進める・・フギャ!」
チョークの粉がカンコ君のまわりに飛び散ります。
「ちゃんと読むのよ、いい子だからね!」フラメンコ先生の凄みのある笑顔に
逆らえる子はだれもいません。

「チンイルパの本を読むなんて気が進まないニダ」ぶつぶついいながらも家で本を
読むカンコ君。だんだん面白くなってきたようです。「ふむふむ、人は自分の都合の
いいことしか耳を貸さない。お互いを理解しあうには・・ホウホウ」珍しくやる気
になったようです。早速読書感想文を書き上げたようです。
「クラス一番ノリニダ、マンセー!早速生意気なニホンに見せてウリの優秀さを
思い知らせてやるニダ!」


899 名前:在日半万年 :2003/08/11(月) 17:08 ID:YYwPZdrA
バカの壁2

ドンドンドン!「ニホンいるか!」さっそくニホンちゃん家にかけつけるカンコ君。
「な〜に、カンコ君。今アメリー君と読書感想文の宿題やっているところなのに」
「まだやっているニダか。ウリはもうできたニダ。ウリのを参考にするニダ!」
「え〜、すご〜い。じゃ、ちょっと見せてね。え〜と・・」

イラク大花火大会はアメリーが中東町を理解しなかったことが原因ニダ
キッチョム兄のこともアメリーのいいがかりニダ。イラクに大花火はなかったし、
キッチョム兄のところにも大花火はないニダ。あったとしてもケンチャナヨ。
とにもかくにも中東やキッチョム兄のことを理解しないアメリーは反省しる!
ついでにニホンも反省しる!

「こ、これは・・カンコ君、本気?」
「当たり前ニダ。先生にほめられることは間違いなしニダ!」
「へ〜カンコの読書感想文か。ちょっと見せてよ」アメリー君が読書感想文を
ひったくるように読み始めます。

「あ、アメリー君は読まない方が・・」とニホンちゃんが
いいおわらないうちにアメリー君の顔が真っ赤になっていきます。
「ほう、カンコ・・なかなか立派な読書感想文だな」アル・カポネを彷彿とさせるような
ドスの聞いた声。
「・・ニダ」ひきつった笑いを浮かべるカンコ君に
「そうか、おれは中東町や、キッチョムの理解が足りないか。お前はおれへの理解が足りないようだな・・。覚悟しろや」
「ア・・・アイゴ〜!!!」



900 名前:在日半万年 :2003/08/11(月) 17:14 ID:YYwPZdrA
バカの壁3

「ふ〜ん。そんなことがあったのか。だけどカンコの言っていることも一理あるんじゃないかな。アメリーは最近調子ずいているよ。姉さんもそろそろアメリーに近づかないほうがいいんじゃないかな」
うよ君がニホンちゃんとおやつを食べながらつぶやきます。

ニホン「ふふ、たけしもまだまだ子どもね」
ウヨ「え、どういうこと」
ニホン「イラク大花火でフランソワ−ズがひどいめにあったこと忘れたの?それに比べて
チュ−ゴ君はうまく立ち回ったわね。今度のキッチョムを囲む会の重要メンバーじゃない」
ウヨ「だけど、うちも番犬を増やしてさ、アメリーから離れて独自の道を・・」
ニホン「町内会はきれいごとですまないの。急に番犬なんて増やせないの。うちの番犬は実戦経験がすくないし、きまりごとが多いでしょ。すぐには役立たないわよ」
ウヨ「・・・」
ニホン「チュ−ゴ君よりアメリー君の方が頼りになるじゃない。だからアメリー君のもとで番犬を訓練させて、序所に力をつければいいのよ。あせらないの」
ウヨ「何かすっきりしないな」
ニホン「そういう立ち回りはチュ−ゴ君を見習わないと。利用し、利用されるのが町内会ってものなのよ」
ウヨ「バカのふりをしたりするのもその一計てわけか。何か姉さん最近変わってきてないか」
ニホン「そう?年ごろの娘はこんなものよ。読書感想文は、みんなが理解しあえば、花火も
なくなると思います、でいいのよ。きれいごとね。コクレンと一緒ウフフ」

妖艶な笑みを浮かべるニホンちゃんを柱から見守る一人の乙女。
「グ、グ、軍靴の音が聞こえるわ・・」不祥事続きで
決まり文句がいまいち決まらないアサヒちゃんでした。






901 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/12(火) 15:47 ID:dsxADd4E
>>891のリンク先落ちてるっぽいので補完してる人うpしてくれ〜っ

902 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/12(火) 16:40 ID:mLGCsu7s
ニーさんは夏コミにでるのかな?
全然情報がないからわかんないや

903 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/12(火) 22:38 ID:WVL03whs
でないんじゃない?

904 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/13(水) 00:35 ID:iGUgUrOs
でもコミケカタログには載っていたぞ。

プロジェクトN
三日目ト-07b
1021ページ。

ま、実際本があるかどうかはわからないがなー。


905 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/08/15(金) 16:16 ID:dwAktLuc
この間言ってたヤツは結局挫折したニダ。え?誰も期待なんかしてなかったニカ?ファby(ry
とりあえず小ネタで失礼するニダ。

「ザイニーちゃんの衣替え」

ニホンちゃんに憧れていたザイニーちゃん。とうとうファッションもニホンちゃんと同じにしようと
思いました。

ザイニー「ニホン姉さん、ウリも日ノ本家の服を着てみたいニダ。」
ニホン「じゃー私が手伝ってあげるね♪」

着替えが終わった所にウヨ君がやってきた。

ウヨ「お、ザイニーもやっとカンコ家の服をやめて家の服を着る気になったのか。これでやっと
   日ノ本家に仲間入りだな、おめでとう。」
ザイニー「おめでとうってどういう事ニダ!それじゃー今までウリは仲間じゃなかったニカ?
      差別ニダ、酷いニダ!謝罪とb(ry」
ウヨ「ハァ?そんな事いわれても、お前は家に居候しているカンコ家の人間じゃないか。ホントに
   仲間入りしたければ日ノ本家の家訓、家風にある程度従うのは当たり前だろ?お前は今まで
   うちにいてもずっとカンコ家のやり方だったろうが!」
ザイニー「ウ・・・ウリにはウリの気持ちがあるニダ!」

と、そこへカンコ君がやってきました。

カンコ「ム・・・ザイニー!何でニホン家のカッコしてるニカ!?そんなカッコやめるニダ!」
ザイニー「アイゴー!!!!!!!!!!」

元ネタは
日本に帰化された方、違和感感じませんでした?
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/reader/2003080700072.htm
(ウリも日系米人というHNで発言してるニダ。ハン板の本音スレでウリに投稿を褒めてくれた名無しの
方、カンサハムニダ。ここを見ているかわからないけど、ウリは2chは全く書き込めないハセヨ。)
イ・ヒョリのアルバム写真はひょう窃?、安室奈美恵の衣装と同じ
http://japanese.joins.com/html/2003/0813/20030813165811700.html

906 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/08/15(金) 16:21 ID:dwAktLuc
イ・ヒョリのファッションパクリ疑惑があったんで、国籍を服にしてみました。しかし、ハン板では
議論し尽くされている事が世間一般では当たり前ではない事をつくづく思い知らされました。また、
どこにでもサヨリスト(wがいる事も改めてわかった一件でした。

907 名前:MaCHINAHy.@トリプ焼失 :2003/08/15(金) 17:08 ID:4UH9nn6c
奈津子見挟んで本刷れ人がいませんねーとぼやいて見るテスト。
だからといってmachinaの中の人が復帰するわけではありませんが。
>>898-900
ニホン「コクレン先生なんて飾りなんです。アサヒちゃんにはその辺がわかってないんです」
黒いですね〜。害務省がそこまで知恵が回ればよいのですが、現実は(ry
この時期、消防の中の人も必死こいて読書感想文書いているのでしょうね。
○○がよかったと思います、とかなんとかお決まりの文章になりますが。
それに目を通す教師の中の人も大変だ。

>>905
アイヤー、あなたですたか。乙でした。
素敵に皮肉な文で、大変たいへん楽しませていただきましたですよ。
あのトピ主さん、やはり典型的な在日という感じで、同情というよりは哀れに思いましたよ。
しかしなんでまあ在はこう心に恨を持つのだろう。
やはり遺伝子に組み込まれているのでしょうかw
ハン板に転載するような文がありましたら、海外特派員スレもROMしてますのでカキコしてください。

>>「決して分かり合えない街」
逆ギレして口調が変わる妹者萌え。
カンコ君の台詞でHELLSINGに自動変換してしまったmachinaはやはりカンコ君に恋しているのでしょうか。
じつはキノ旅は斜め読みしかしていないというのは秘密。今度本屋で立ち読み完読してやr(ry


ところでstillの新作マダー? マチクタビレタニダー(チンチン

908 名前:JY :2003/08/17(日) 21:41 ID:TB9Sq9O2
コミケ行ったけどニーさんいなかったよ。
ショボーン(ry。

909 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/17(日) 23:41 ID:BVa1PSMU
っつーか、プロジェクトN自体が無人だった。
最初から誰も着てない感じ、広告も山積みだったし。

何か出品するものがあって落ちたんなら「落ちました」てキッチリ公示するなり、
するのが誠意ってもんじゃないのかと小(ry

910 名前:JY・同士がいたw :2003/08/17(日) 23:45 ID:MoPTnb9U
でもまあ、ニーさんからの告知も無かったしね。
しかたないかも。

911 名前:北極星 :2003/08/18(月) 02:53 ID:6ZDioP6g
「3年地球組・茶飲み話(ただし耳に痛い)」


3年地球組の放課後はハプスブルク先生のお茶会でした。机が円陣に組まれ、先生お手製のケーキとコーヒーが配られたのです。
「うぐ……」
苦いコーヒーを一息に飲みほし、ウヨ君は眉をしかめました。
ミルクを淹れればいいものを、「それは邪道」という勝手な思い込みから苦いままムリヤリ飲みこむ損な性分なのです。
「む――」
隣に目をやると、巻毛の少年が陶磁器のお皿にかぶさって、欠食児童まるだしでチョコケーキをがっついていました。澄んだおおきな瞳と天使のような金髪は、光の加減によって今にも消えいりそうにはかなげに見えることがあります。
絶世の美少年といえるのですが、一心不乱にケーキに喰らいつく姿は、本当にまったくどうしようもなく、救いようもなく浅ましいのでした。
「ヨハネ、そんなにこのケーキは美味いのか?」
「はい、美味しゅうございます!」
「うっぷ、食べながらしゃべるな!」
元気のよい返事に、チョコケーキの食べかすがウヨ君の顔にはでに飛び散りました。
「ザッハトルテだっけ。……しかしよく食うな」
あたらしいケーキを切り分けて、一息つくとまた喰らいつきます。すでに4皿目でした。
「こんなに美味しいものをたべるのは生まれてはじめてです。わが教会にはスープと黒パンしかありませぬゆえ」
「よくそれで身体がもつな。栄養は足りてるのか?」
「ご安心を。日曜にはなんとミルクがつきます!」
「それでいつも給食をお替わりしてるか……」
涙なしにかたれない食生活です。ウヨ君は自分のお皿を脇によせました。
「よかったらオレのも食うか?」
「おお、ありがとうございます。ウヨ君に神のご加護がありますように!」
遠慮なくあたらしいケーキにいどむのです。ウヨ君はまた苦いコーヒーを流しこみました。

912 名前:北極星 :2003/08/18(月) 02:54 ID:6ZDioP6g
「ときにだ、ヨハネ」
「はい?」
ヨハネ君は陶磁器の皿から顔をあげました。
口の周りがチョコまみれです。
「とりあえず口拭け」
「はい」
世話女房よろしくウヨ君に口を拭いてもらいました。
「ところで、オペラ座の怪人というssをおぼえているか? 分量としてはぜんぜん短くないが」
「ああ、そんな話もありましたね」
「あれはいったいどうなったんだ? オペラ座が放火された時点で中断しているぞ。オレたちは奈落の下で固まったままだ。たまに思い出したように続編キボンヌする書き込みがあるが」
「うーん、あれですか」
ヨハネ君は気のすすまないようすで向き直りました。
「とりあえず、作者は全編の構想はあるようなのです」
「ふむ」
「要は、オペラ座を駆け上がっていくわけなのです。ほら、いったん地下に落ちたでしょう。それからバトル三昧で上層へ、という構成ですね。剣の天才であるウヨ君はひとりで闘いづめです」
「嫌な展開だな。お前はどうした」
「私はサポートです。白兵戦は不向きなので。……大丈夫、怪人さんは私が斃しますよ。ウヨ君は魔術に歯が立ちませんから。トリは私が締めます」
「ますます嫌だ。でも完成してないんだろう」
「ええまあ。400字詰め原稿用紙で20枚ほど書いたところで『そもそもこれはニホンちゃんなのか』という根本的な疑問にとり憑かれてしまって投げたままです」
「遅すぎだ。最初からまったく趣旨にそぐっていない」
「まったくです。まあ、こんな中途半端なかたちでアップするわけにもいきませんしね。テレビ局のヘリコプターのためにウヨ君の死闘が地球町全土に実況生中継されてしまうとか、ハデな展開はいろいろ浮かぶらしいのですが」
「冗談じゃない。オレはそんなのは嫌いだ!」
「オペラ座の内部構造とか剣術とかアブラメリン魔術とかガトリングガンとかライプニッツの『天球の音楽』論とか勉強したんですけどね。ぜんぶ無駄におわりそうです」
「しょうもないな。はあ〜あ」
「ふうぅ」
顔をみあわせてふかいため息をつきました。なにもかんがえず大風呂敷をひろげては挫折する作者に振りまわされるキャラこそいい迷惑でした。

913 名前:北極星 :2003/08/18(月) 02:54 ID:6ZDioP6g
突然、ウヨ君の視界が暗くなりました。なにかとても柔らかい、羽毛のようにふわふわしたものが頬に押しあてられ、暖かな芳香が鼻に満ちました。それは懐かしくも胸をしめつけられる香りであり、5月のカーネーションのように馥郁たる甘い匂なのでした。
「…………?」
不可解なウヨ君の耳元で、優しい声が囁きました。
「ふたりともどうしたの? ため息なんかついちゃって――。悩みがあるなら先生にいってごらんなさい。なにをできるかわからないけど、いっしょに悩んであげます」
「!? ハプスブルク先生!?」
あわてて暴れると優しく頭を押さえただけの手はたやすく外れました。清楚な美貌が目のまえに迫り、ウヨ君の鼓動が跳ね上がりました。
ふたりともうしろから先生の胸に抱き締められていたのです。
「むぐ。いきなりなんだよ先生! 照れるじゃないか」
ウヨ君の顔は真っ赤です。
「ふたりともなにを悩んでいるのですか? かくさずになんでも相談してください。生徒の悩みは私の悩みですから……。先生にできることならなんでもします。ああ、生徒の心痛を察してあげられないなんて! 教師失格ですわ」
深いフォレストグリーン色の双眸から、大粒の涙がぼろぼろこぼれました。
ハプスブルク先生は真剣にかなしんでいたのです。
「あー、う。先生、そんなに大袈裟に気にしなくていいよ。たいしたことじゃないんだ。つまりさ」
長編がいいところで投げだされてこまったものだと愚痴りました。
「まったく、かれこれ3年になる。まともにおわるのかな」
「まあ――。そうだったのですか。先生ってばてっきり、ふたりが思春期の悩みにくるしんでいるものとおもいこんでしまいました。本当にあわて者ですわね。そういえば先生も、メイド服のまま放置されてるSSや、ソマリー君を預かるSSがあったような気がします」
涙をぬぐうと、いつもの先生がもどってきました。清楚で母性的で、だれにも優しく、しかししめるところはきっちり締めるしっかり者の先生なのです。
「ところでさ」
「はい?」
「ヨハネ、お前は何やってる!」
一緒に抱き締められたヨハネ君は、気持ちよさそうに先生の胸に埋もれていたのです。心底しあわせそうに、仔犬のようにぬくぬくしていたところを、ウヨ君に襟首をつかんでひきずりだされました。

914 名前:北極星 :2003/08/18(月) 03:00 ID:6ZDioP6g
「ああっ、何をするのですウヨ君。ひきはなさないでください。ハプスブルク先生の胸はふわふわして気持
ちいいのです」
「だーーっ!! なにをいっている。観ているほうが恥ずかしいんだ。お前には恥というものがないのか!」
「自分を偽ってもはじまりませんよ。ウヨ君ももっと正直になることをおすすめします。先生にあまえたけ
れば遠慮なくでれでれすればいいのです。ねえ先生?」
「そうですね〜。ほらウヨ君もいらっしゃい。抱っこしてあげます」
「先生……」
ウヨ君は脱力して肩を落としました。
この先生には、どうも調子を狂わされるのです。
面白そうに頬をつつかれたり、いきなり抱きつかれたりするたびに、頭に血がのぼって取り乱してしまうの
です。
ペットのように可愛がられるのに不慣れで、しかし嬉しい感情もあり、結局どうすればいいかわからなくな
ってしまうのでした。
(これがヨハネならおもいきりぶん殴ってやるんだがなあ。なにがちがうんだろう?)
服の上からでもはっきりわかる綺麗な釣り鐘型のバストが、砲弾のようにつきだして、ウヨ君の目の前にく
るのです。
抱きしめると折れそうなほど華奢な身体に不釣り合いであり、それがプリンのように柔らかいことを、面白
半分に抱きつかれるウヨ君はよくしっています。
フラメンコ先生の佳麗な美貌とずぼらな性格とはどこまでも対照的に、今日もなごやかにチャームをふりま
きつつ、彼女は生徒の指導に全力投球するのでした。
「ばあ!」
「うわっ」
「ウーヨちゃん♪ なんのおはなししてるの?」
ロングヘアの少女が嬉しそうにとびついてきました。ウヨ君がおもわず姿勢を崩すと、まぶしい金髪
が頬をうちました。初夏の太陽のようにあかるく爽やかな、いつも元気な彼女はウヨ君の幼なじみなのでし
た。

915 名前:北極星 :2003/08/18(月) 03:01 ID:6ZDioP6g
「なんだラスカか。おどろいた。いまヨハネと愚痴ってたところさ」
「グチって? なんの?」
「某バトルものさ。おまえは登場してないから関係ないが。そういえば中断している長編、おまえにもあっ
たよな」
「ああ、あれのことだよね」
ラスカちゃんは胸元からブローチをひきぬくと、指先ですばやく廻しました。
ブローチはみるまに大きくなっていき、凝った紋章の彫りこまれた白亜のバトンになりました。
「そーれ!」
バトンを一閃すると、白銀の粒子がそれにしたがって尾をひきました。
冷涼な空気があたりに充ちました。月光の雫のような銀色の光が、ラスカちゃんの周囲にあつまってその身
体をおおいました。
光は色調を変化させるのです。虹のかけらのようなプリズム色がすべての人の目を射ました。
やがて光が消滅すると、白銀のコスチュームをまとった魔法少女が出現していました。
「魔法少女プリティラスカ! 愛の妖精ただいま参上、あなたのハートに逝ってよし!! ……ってひさし
ぶりに変身してみました!」
「おおーーっ」
「すごいすごい! 素晴らしいですラスカさん! 私も変身したいです」
「すごくきれいですわ〜。ラスカちゃんにこんな隠し芸があったなんて先生びっくりです」
みんなやんやの大喝采です。
「でもみんなおぼえてるかな? けっこう昔だよ?」
「おぼえてるおぼえてる。あれはどうしたんだ?」
「わからないの。作者のゼロさんも最近カキコしてないしね。せっかく仲間がふえたのにもったいないとお
もうな。このままじゃ秘密結社ソーレンが野放しになっちゃうよ〜」
困ったなあ、というふうにプリティラスカは表情を曇らせました。彼女は感情の量が豊富で、それを隠すこ
とをしらないのです。
「うーん、作者の復活待ちか」

916 名前:北極星 :2003/08/18(月) 03:01 ID:6ZDioP6g
「ねえねえラスカちゃん!」
プリティラスカのコスチュームの裾をひく手がありました。片手で抱ける程度のむくむくした白熊のぬいぐ
るみがなんと言葉をはなしています。
彼の名前はポーラ。
白熊ぬいぬいは世を忍ぶ仮の姿です。その正体は魔法王国から遣わされた雪の妖精であり、正義のために悪
とたたかうプリティラスカをサポートするのが使命なのです。
「うん? どうしちゃったのポーラちゃん。そんなにあわてちゃって」
「ダメだよラスカちゃん!! プリティラスカの正体はぜったい秘密のはずだよっ!! みんなのまえで変
身なんかしちゃっていいの!?」
ポーラの声は狼狽の極みにありました。
「うん? ……んーーふっふっふ」
プリティラスカは口の両端をつり上げて、チェシャ猫の笑いを笑いました。
「え?」
「のーぷろぶれむよ、ポーラちゃん!」
ぐっ! とプリティラスカは親指を立てました。。
「え、え?」
「これは番外編だもの。正体バラしちゃってもかまわないんだよーー♪ ねえ、みんなのーぷろぶれむだよ
ね?」
「ああ、のーぷろぶれむだ!」
「のーぷろぶれむです!」
「のーぷろぶれむですわ〜」
ウヨ君とヨハネ君も親指を立て、ハプスブルク先生はにこにこしていました。
「ほら、みんなもああいってるよ。さあポーラちゃんもいっしょに! のーぷろぶれむ!!」
「え、でもさ」
「のーぷろぶれむ!」
「番外編だからって……」
「のーぷろぶれむ!」
「魔法王国の女王様に知れたら……」
「のーぷろぶれむ!」
「の、のーぷろぶれむ」
プリティラスカの勢いにのまれて、ポーラはついに同調しました。

917 名前:北極星 :2003/08/18(月) 03:02 ID:6ZDioP6g
「わあ、わかってくれたんだねポーラちゃん! だから好きなんだ♪ チューしちゃお」
プリティラスカは、ひじょうに釈然としない表情のポーラを抱きあげて、キスの嵐を降らせました。
「うーんチュッチュッ。かわいいかわいい♪ このお鼻のあたりがとくにかわいいからチューしちゃお。お
でこはもっとかわいいから、もっともっとチューしちゃおーっと!」
「うっぷ、苦しいよラスカちゃん」
大騒ぎしているふたり。そこに真っ黒に陽焼けした少女がやってきました。
「中断した長編の話? ならアタシにもいいたいことがあるぞー。姉貴が映画をとる話はいったいどうした
のさ? なんの音沙汰もないじゃん。けっこう楽しみにまってるんだぞ、アタシは! 姉貴にきいてみても
、複雑な顔で『さあ、いつになるのかわかりませんわ』とかほざくし。自分で撮ってる映画だろーがっての
!」
コルシカちゃんは適当なイスにどっかと腰をおろすと、さきほどのふたりとおなじ調子で愚痴るのでした。
「名無しのゴンベ氏のHDが物理的にあぼーんしてしまったかららしいわ。みんなで国歌を歌うSSもそうだけ
ど、お姉さまが登場すると、かなりの確率で打切りになるようですわね」
アンニュイな仕草でほうとため息をついてみせたのはケベックちゃんです。
「さらに広告を貼りつけまくった業者のせいで、プロバイダーごと2ちゃんにアク禁をくらったとか。つい
てないわね」
「マンガ喫茶から投稿したらどうかな? フロッピーに保存してさ」
「FDやMDは持ち込み禁止のところも多いのよ。どんなウイルスがひそんでるかわからないもの。待つしかな
いのかしら……」
「ううーん」
コルシカちゃんとケベックちゃんは、同時にため息をつきました。こんなところまでさきほどの男子ふたり
とおなじなのでした。

918 名前:北極星 :2003/08/18(月) 03:02 ID:6ZDioP6g
「まあまあみなさん、そんなにがっかりしてはいけませんわ。可愛いお顔がだいなしです。先生が勝手にま
とめさせてもらえば、面白くしようとすると、どうしても文章は長く、投稿の間隔も開きがちです。しかし
、だからといって長期間投げ出しにしてはいけないと先生思うのです。
 完結しない作品はまだ存在していないのとおなじですわ。どうしてもみなさんに復活していただきたいの
です。このとおり、私たちもつづきを熱望しております。……そういえば、三毛さんが復活なさるとか」
「左様です。stillが再開するのです」
ヨハネ君が重々しくうなづきました。
「ウヨ君主演の三角関係の行きつくさきはいずこか興味の尽きぬところです。というかそもそも、ウヨ君貴
方はだれがお好きなのですか。貴方がはっきりしないからいつまでも決着がつかないのです」
「え"っ?」
「そーだそーだ。ここではっきりさせちゃえ〜」
かすかに赤面したウヨ君をみて、コルシカちゃんも悪乗りしました。じつに悪戯な笑顔を満面にうかべて、
じりじりと迫るのでした。
「オ……」
「うん?」
「オレは……」
「ふんふん、オレは?」
「オレはまだ、誰も好きじゃないぞっ!」
「え〜〜〜〜〜っ?」
「つまんなーーい!!」
ウヨ君は叩き斬るように叫び、期待にわくわくしていたコルシカちゃんとケベックちゃんは失望して抗議の
声をあげました。

919 名前:北極星 :2003/08/18(月) 03:03 ID:6ZDioP6g
「ウヨのうそつき〜〜」
「うるさいケベック、だいたい今のオレはstillに登場していない。そういうことは5年後のオレに聞け」
「あ、うまく逃げたわ。じゃあラスカちゃん、ラスカちゃんはウヨのことどうおもってるの?」
「えっ! わたし?」
「そうそう。本当はラブラブだったりするんでしょ」
「え〜〜〜とね、わたしはね……」
ラスカちゃんは傍目にも明らかに狼狽していました。みるまにトマトのように赤面して、その声は聞こえな
いほど小さくなりました。適当にごまかすという発想がないのです。ラスカちゃんはその場にもじもじした
まま、棒杭のように立ちつくしました。
「え〜〜とね、わたしは、わたしは……。ん?」
(……わたし?)
ラスカちゃんの胸中にひらめくものがありました。
「うんうん、それから?」
興味津々たるケベックちゃん。
「あはっ、あははははははは!」
ラスカちゃんは急にうわずった声で笑いだしました。
「ラスカちゃんのこと聞かれてもわからないや。だっていまのわたしはプリティラスカだもんねー!! ホ
ントごめん! あっ、カラータイマーが点滅してる! プリティラスカは3分間しか地上にいられないんだよ
〜〜! じゃーね、ジュワッ!!」
「なんだいカラータイマーって?」
怪訝な顔のポーラをひきずって、プリティラスカ――というかラスカちゃん――は、教室を飛びだしていき
ました。

920 名前:北極星 :2003/08/18(月) 03:03 ID:6ZDioP6g
「あーあ、行っちゃった。……私も燃えるような恋愛したいな」
ケベックちゃんは羨ましそうに嘆息しました。恋に恋する年頃なのです。
「だいじょうぶ。ケベックさんは可愛いから、これからいくらでも素敵な恋ができますわ。自信をもってい
いのですよ。先生が保証してあげます」
「えー、そうかな?」
「そうですとも。本当に目に見えるようです。美しく成長したケベックさんが、素敵な男性に囲まれている
姿が。ケベックさんは自分らしくしていればいいのです。他人をうらやむ必要なんかないのですよ」
「うーー……」
ケベックちゃんはうつむいて顔を赤くしていました。なんとなく、フランソワーズちゃんを真似ることを遠
回しにたしなめられたような気がしたのです。
「ね、ウヨ君もそう思うでしょう?」
「ああ、お前は美人になる。自信をもっていいぞ」
きわめて真顔でウヨ君は請けあいました。かれにお世辞はなく、ほんとうにそう思っているからそう話すだ
けなのでした。
「いやだ、みんなして……」
ケベックちゃんは顔をあげていられないほど照れまくり、教室から逃げだしてしまいました。
「なんだ? 変なやつだ」
(むう。天然サオ師!)
心中でコルシカちゃんは驚愕の目をみはっていました。 
「まあ、そのなんだ。恋愛ものは三毛さんにまかせようじゃないか。どうだろう、このあたりで三毛さんに
エールを送って、しめくくりにしようじゃないか」
「そうですわね。先生賛成です」
「私もご一緒いたします」
「あ、じゃアタシも……」
ウヨ君の提案に、のこった3人とも賛成しました。
「それじゃ、オレが音頭をとらせてもらうぞ。せーの……」
三毛さんがんばれ、という声援があわさって、夏の空に消えていったのです。

おわり

921 名前:なー ◆i2juaL6k :2003/08/18(月) 03:12 ID:LX7LjWkQ
北極さん復帰ヽ(`Д´)ノage

しちゃったけどイイ?

922 名前:北極星 :2003/08/18(月) 03:16 ID:6ZDioP6g
>なーさん
あ、そういえばage忘れてました。アップするときはageるのが身上なので
嬉しいです。

自家発電完了。長いけど勘弁してください。
長編体質なのです。

923 名前:なー ◆i2juaL6k :2003/08/18(月) 03:31 ID:LX7LjWkQ
まだ全部読んでないんですけどね(w

924 名前:なー ◆i2juaL6k :2003/08/18(月) 03:44 ID:LX7LjWkQ
全部読んだぁ〜、そか、長編体質という人もいるのか。
自分は小話体質だからにゃ〜

長編も(・∀・)イイヨイイヨ〜

925 名前:MaCHINAHy.@トリプ焼失 :2003/08/18(月) 09:20 ID:KXrCOjRM
北極星タソ復帰ヽ(´Д`)ノage

>>911-920
先生! 先生の胸が悩まs(AA略
さてウヨ君は誰が好きなのでしょうか。ラスカちゃんか、ユキちゃんか、それともチョゴr(ry
長編体質? のーぷろぶれむ。
面白ければそこに罪などないのでつ。

>>本スレ665
うーん、元ネタ次第かと思われまする。


余談。
京極の中の人の新刊を買いますた。
細君ズが登場しなかったのでウリは悲しかったなりよ〜。
代わりに薫子タソにハァハァさせていただきますた。

926 名前:ナナッシィ :2003/08/18(月) 23:02 ID:aUtmL9ZQ
諸先輩方が復活されたり、萌え死もののゲーム(?)がうpされたり、その他もろもろハァハァと、
一人激しくときめきメモリアル中。しかし、本スレにうpできる作品がなかなか作れず一人ショボン。

個人的には、家具に埋もれたニホンパパ・ママや、すたーりん叔父にひどい目に会うアーリアたんの
お話の続きなどが気になります……などと言ってみてもよろしいでございましょうか?(弱腰

>京極の中の人の新刊を買いますた。
な、なんだってー!!(AA略
し、知らなかったニダ………鬱だ、氏のう………。
>細君ズが登場しなかったのでウリは悲しかったなりよ〜。
む、ウリ的には敦子タソさえいれば他には何もいらないニダ。

927 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/08/19(火) 01:16 ID:ZtCAQ4j2
本スレ>>665
チューゴ君を善玉に書いてるのは私の癖です。
タクミンパパ=中国共産党 チューゴ君=中国人民 チベットさん=チベット民族
チベットさんを後妻としたのも、↑の考えからです。
父子家庭→後妻で、チューゴ君が少しひねた性格(悪い意味ではないです)に
なったと考えると面白いかなと。
ソースにあった調査では、中国人民、特に若者は日本の文化を非常に好意的に
見ているそうです。一方歴史問題については8割が日本の対応を非難しています。
しかし、あの反日教育の中で2割の若者が日本の対応を評価しているのです。
インターネットの普及などでタクミンパパの独裁と弾圧にも蔭りが見えます。
その辺を書いたと理解してくださればありがたいです。
ただ他の調査では、華僑も含む中国人はチベット問題に非常に冷淡であるという結果も
出ています。どの民族でもそうですが一方的に善悪は決められませんね。

>>北極星さん
はじめまして(ですよね?)。未熟な新参者ですがよろしくお願いします。
プリティーラスカちゃんを激しく久しぶりに見てちょと感動しました。
私は中篇体質です。長篇を書くとどこかで不整合が出てしまって鬱。
短編を書くとどうしても小さくまとまらなくて鬱。まだまだ修行が足りないやうだ。

>>925-926
京極の中の人の新刊……
無教養のウリには分かりませんが、京極夏彦ですか?ぐぐっても他に該当ないようで。
全然読んだことがなくて鬱ニダ……皆さん文学青年なんですね。

928 名前:KAMON  ◆wzJSYC0I :2003/08/19(火) 05:07 ID:VSLpA9Js
>>920
北極星さん復活おめ!
・・・そういえば、私も阪神大震災ネタで途中のものがありました。
あれは、あの後ニホンママとスウィッツランドルフ先生の意外な過去が明かされる予定なので、
世界観を壊すことにならないよう、相当慎重になって書いています。もう少しお待ちを。

あと、FLASH MXを購入したので、ニホンちゃんのFLASHを何か作れないかなと考えています。
使い方をまだ覚えてないので、かなり先になりそうですが。

929 名前:machina@xaucia606 :2003/08/19(火) 12:28 ID:0qbBK7zg
>>「ウリナラの陣地ニダ」
あの娘の笛は、蜜の味。
禁断の果実でつな。ウリも憧れt(ry
躾とはいっても、サヨは左にしか曲がれません。これ定説。
ライフ_のグル様も曰っていらっしゃいますニダ。
やはりドとレとミの音が出ていないのでしょう。Ohパッキャマラード!!

>>本スレ687-695
「愚行の結末」は名無しさんのエゴを満たすだけの自慰文にしか読めませんでした。
これは作品ですらありません。名無しさんは以降、冷水風呂によく浸かってから作品をうpすることを推奨します。
machinaもよく他所様の褌で相撲を取りますが、元作品に敬意を払うのは最低限のマナーかと。
自分の感情をコントローノレできないなら、いっそ書かないほうがいいでしょう。
同じことを繰り返さないようにおながいします。

それから、ニホンには言論の自由というものがありますから、個人の思想に良し悪しと言い難いですが、
作品にしろ発言にしろ、表現したモノに対して無制限の責任を負うということを忘れずにいただきたいです。

>>本スレ692
感想はどちれでもいいのではないでしょうか?
ウリはお休みちうのうえ本刷れでは名無しに戻っていますので、レスは邪魔にならないようになるべくこっちに書くようにしています。

>>926
罰として今すぐ読書用と永久保存用と友人啓蒙用に3冊買うニダ。
それにしても関たそは回を経るごとに扱いが悪くなるニダ。謝罪と賠(ry

>>927
文学少年と逝つてくれ給へ・・・嘘ですゴメンナサイ


お気に入りのトリプ鍵を忘れてしまったので今回から変更しますた。
べつにトリプなしでも文の癖でわかってしまうでしょうけど(氏

930 名前:machina ◆/CFfnor. :2003/08/19(火) 12:28 ID:0qbBK7zg
なんだよ@って・・・・鬱。

931 名前:醜男 ◆KoOok7TQ :2003/08/19(火) 15:38 ID:n8eW.vD6
本スレへのスレ汚し、真に申し訳ない。

932 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/19(火) 22:21 ID:Kn56cbZk
お久しぶりです。

>>machinaさん、北極星さん
スマソ〜、某所で「近々うpしまつ」と大口叩いておきながら、一月近く間を空けてしまいました。
ここしばらく、貧乏暇無しを地で逝く生活を送っていたもので……。
今年のお盆は休み無しだったよママン。
実は、ネットどころかPCすら二週間立ち上げてなかった………。

で、第六話なんですが、某所で公表したとおり、>>174で予告したものとは違う物に
なってしまいました。なので、>>174は以下のものに差し替えします。

                             次回予告

「え、えっとね………。ウヨ君、今週、空いてる日ある?」

 夏休み。ひとつの誘い。

「……前に来たとき?」

 楽しい時間。しかし、その中に、影はさしこんできていた。

「ああ………それと、ユキも一緒にな」

 少女の決意は、揺らぐ。

「私だって…………私だって………………」

 次回「愛と哀しみの果てに」

 オレは、オレたちは、もう引き返せない。


さて。何故第六話を変更したかというと………。
何度書き直しても、納得いくものにならなかったから、です。
結局、全体を再構成した上で、第七話に予定していたものを前倒し、第六話で描写しようと思っていた
部分を他の話に分配することにしました。

作者本人が気に入らない話なんぞ、他の人に見せても面白くもなんともないと思っておりますので。
単なる我が侭ではありますが、お赦しください。

なお、第六話は先刻完成しました。推敲・手直しをして、明日にでもうpします。

933 名前:コテハン思い浮かばず ◆DR9t9uUs :2003/08/19(火) 22:53 ID:OPSRoeLU
キター(AAry

萌えの境地を極める旅へ、いざゆかん!!

まってたかいがあったニダ。え?ウリはどうかって?ウリは・・・・
ニホンちゃんカラオケ招待(カラオケ大国日本))

米露中朝韓しか集まらず(6カ国会議)

キッチョム原子が破裂するほどの下手糞さを披露(核保有)

日米韓で非難(同盟国)

キッチョム火病(ユニバ辞退)

カンコキッチョムデュエット(喉自慢で融和路線)

キッチョムカンコ仲直り(ユニバ出場ケテーイ)

ってなのを書いていたニダ。でも自分で書いて自分の表現の陳腐さに挫折したニダ。大幅に
書き直そうと思ったら間違えてソースもいっしょにアボーンしたニダ。今一生懸命やり直してる
最中で、公開まではまだ長いニダ<T_T>

934 名前:1枚絵作ろうとして挫折した香具師 :2003/08/19(火) 22:59 ID:Go.yjQbg
リアルタイムで予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
楽しみに待ってるですハイ。




デモ、ウヨクンナントナクユキルートハイリマクッテルヨカーソ

935 名前:KAMON ◆wzJSYC0I :2003/08/20(水) 14:32 ID:qTT4iIoQ
>>三毛さん
待ってました! 続編楽しみにしています。

>>コテハン思い浮かばずさん
ソノテガアッタカーーーーーーーーーーーーーー!
・・・いや、絶妙な比喩をするのってなかなか難しいんですよね。
私もいろいろやってますけど、「竹島=パンツ」ぐらいインパクトのあるやつはなかなかできないです。
あれを最初に考え付いた人って誰なんだろう・・・。

すごくいい構成だと思います。がんがってください。

936 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/20(水) 15:29 ID:TSVgDLDM
こっぱーさんとこの自宅鯖、未だに死にっぱだ

937 名前:どぜう :2003/08/20(水) 18:07 ID:JHZLLAGQ
「おばあさんの猫」

そのおばあさんは猫を待っていました。
とてもかわいらしい猫。おばあさんの自慢の猫でした。

けれどある日、猫がいなくなってしまいました。
おばあさんはとても悲しみ、あちこちを捜し回りました。
雨に打たれて震えてはいないか、
どこかで怪我をしてはいないか、
怖がってはいないか、心配は募るばかりです。
「帰って来て」その一心でおばあさんは猫の持ち物一つ一つを丁寧に掃除し、
部屋をいなくなった日のままにしていました。

そして、長い、とても長い時間が過ぎたのです。

突然の報せがおばあさんの元へ届きました。
長い間探していた猫が見つかったのです。
おばあさんは喜び、猫を再び家に迎え入れました。
艶やかだった毛並みはほつれたようになっています。
柔らかなおなかは肋骨が浮いて、痩せていました。
怯えるように辺りを見回しています。
けれど、確かにあの日いなくなった、おばあさんの猫でした。
おばあさんの懐の中で、猫がようやく安心したように、
「にゃあ」
と鳴きました。

938 名前:どぜう :2003/08/20(水) 18:07 ID:JHZLLAGQ
「おばあさんの猫」

けれど、おばあさんと猫が家で一緒にすごせたのはたった一日だけでした。
雨の日も、風の日も。
暑い日も、寒い日も。
毎日毎日探し回ったので、おばあさんはとても疲れてしまっていたのです。
猫は毎日病室の窓に現れます。
おばあさんは嬉しそうに猫とお話をします。
猫を連れ去った心ない人の元で、猫の子がいることを知りました。
もうしばらく頑張ろう、仔猫が帰ってくるまで、あと少しだけ。
けれど、おばあさんは眠り続ける日が多くなり、
そして、目を覚ますことはなくなりました。

猫はもう病室を訪ねることはありません。
おばあさんが暮らしていた家を守るように、
縁側で日なたぼっこをしています。
ざっざっざっざっ、
竹ぼうきで、近所の女の子が庭を掃いています。
おばあさんが生きていたときのままに、
綺麗に掃除をしてくれます。
「いっしょに頑張ろうね、あなたの仔猫ちゃんが帰ってくるまで、ね」
掃除の手を休め、その女の子が猫の頭を撫でました。
この手は暖かい。猫はそんなことを考えました。
おばあさんの手とは違います。幼い、柔らかい手。
けれど、同じ温かさがその手にはありました。

939 名前:どぜう :2003/08/20(水) 18:08 ID:JHZLLAGQ
「おばあさんの猫」

「姉さん、僕も手伝うよ」
「うん…お茶の間の方、お願い出来る?」
男の子の後ろから女の子の声が聞こえました。
「私も来たぞ、役立てることはないか?」
「私も…いい?」
「アーリアちゃん?ポーラちゃんまで…?」


子供たちのやり取りを見ながら、猫はふと空を見上げました。
秋の色が混じり始めた空。秋茜が舞い始めた空。
「そ、それは捨てちゃ駄目なのー!!」
「うあ、そうか、すまないニホン」
「ペットボトルのキャップは外すんだっけ?」
「あ、外してください、キャップは燃えないゴミ、だっけ、姉さん?」
そう、おばあさん。
この家もあの頃と同じくらい、きっとにぎやかになる。
あの頃よりも、もっとにぎやかな家になる。
「ごめんねー、人が増えたけど手際悪くなっちゃったよぉ(泣)」
最初に庭を掃除していた女の子が猫に話しかけました。
「にゃあ」
まぶしそうに目を細めながら、猫は鳴きました。

940 名前:どぜう :2003/08/20(水) 18:09 ID:JHZLLAGQ
どぜうです。
奥土シズエさんのご冥福を心からお祈りいたします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030819-00000314-yom-soci
思うまま書き散らしてしまったので穴があるかもしれませぬ。

ラスト近くでポーラちゃんとアーリアちゃんが出てくるのは、
ここら辺のニュースソースからヒントを得ました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030818-00000379-jij-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030820-00000105-mai-pol

941 名前:machina ◆CnqNOeLs :2003/08/20(水) 18:30 ID:fR2zY.vw
machinaがお休みしていると、どうやら慶事が重なるようで、このままずうっと暇をいただいていれば凄いことになりそうな予感。

>>931
いや別に畏まることはないと思いますが。
正直なところ、批判にしろマンセーレスにしろ、反応があるということは、作者の蓄積になるのですから。
ウリのように反応すらないと糸冬です。名無しさんが羨ましい。

>>932
飯研でも見かけなかったので心配しておりますた。
ユキ「でも貴方は帰ってきた。わたしは、それだけでいいの」
さて、ゆきタソに似合う浴衣はどんな柄でしょうか。ワクワク

>>「マスコット」
ドゥーリーが可愛いかどうかは別として、主題の捉えかたに疑問ありです。
できれば、なぜこのような構成になったか詳しくお聞きしたい。
元ソースを読み解く限り、『希望』の象徴と思いましたので、展開には???でした。
失礼かと思いますが、名無しさんの年齢が知りたくなったりします。


ではまた時間があればカキカキ。

942 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/08/20(水) 20:54 ID:1CLi6WFc
今韓国大統領と北朝鮮総書記が同時に登場する小話を書こうと思ってるんですが、
カンコパパ=カンコママ
    __|__
    |      |
 キッチョム  カンコ
だとすると、どうやって出せばいいんでしょう……
「首領」というキャラはいたと思うんですが立場がはっきりしていないみたいです。
↑の図には変更なしで、勝手に新設定を作ってもいいですか?

943 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/08/20(水) 22:16 ID:1CLi6WFc
と思ったのですが、過去の話を見たらキッチョム父も登場していますね。
うーん。何とか折り合いを付けてみます。

944 名前:北極星 :2003/08/20(水) 22:49 ID:jTLEiraU
過去の設定をすべて前提とする必要はありません。
面白くないと思えば大胆に無視して構わないのです。

自分にも採用していない設定がたくさんあります。

945 名前:(;^▽^) あぁ! :2003/08/21(木) 01:32 ID:m57UcqtE
>>941 
いとふゆってナンなんだと思ってたけど。わくぁったー!
糸と冬で終か!快眠できそう!

>>944
むしろ昔の設定を覆してもオモロだったら誰も文句いわない傾向。
ある意味弱肉強食の世界だからガンバってください。
カンコ君の血族は結構でてる?まとめるのも吉かも。ラッキーカラーは赤。



946 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 01:56 ID:Kgjmc1Lk

                       彼女の涙は、見たくなかった。
                    三毛 Presents  「ニホンちゃん」外伝

     「Still,I Love You」
         第六話 愛と哀しみの果てに

 〜Side Laska〜
「ふんふん、ふ〜ん……っと」
 私は、上機嫌で鏡を覗き込んでいた。自慢の金髪に、丁寧にブラシをかける。
「るるる〜……ららら……」
 浮き立つ気持ちを抑えることが出来ず、鼻歌を漏らしてしまう。でも……それも仕方ないかも。
 だって、今日は………ウヨ君とデート、なんだもの。

 夏休みにはいっても、私たちの関係は、一向に進展しなかった。
 ウヨ君が、部活だのバイトだので、ちっとも捕まらなかったからだ。
 由紀子ちゃんも同様らしく、先日、たまたま会ったときに、しきりにぼやいていた。……だからといって、安
穏とはしていられない。夏休みももう後半……というより、残り少なくなっている。
 新学期が始まってしまうと、彼のそばには、由紀子ちゃんがまとわりついて、何かと妨害してくるだろう。
――――――私も同様に邪魔してるんだから、お互い様なんだけど。
 とにかく、邪魔の入らない夏休みの間に、なんとかして彼との距離を縮めておきたかった。

 その、恰好のきっかけをくれたのは、コルシカちゃんだった。
 三毛猫亭でバッタリ会った彼女から、あるものを差し出されたのだ。
 …………遊園地のペアチケット。
「知り合いがくれたんだけどさ、期限が今週中までなんだ。で、生憎と、あたいも姉貴も、どーしても都合が
つかなくてさ。捨てるのも勿体ないし。どうだ、誰か適当な奴誘って行ってこいよ」
 私にチケットを押しつけながら、コルシカちゃんはそう言って笑った。
「でも………いいの?」
「いいっていいって。もともとタダで貰ったチケットなんだし。どうせなら、ちゃんと使ってくれる人間が持ってい
た方がいいだろ?」
「うん……わかった。どうもありがとう、コルシカちゃん。………ね、お礼にパフェおごらせて?」
「お、いいの?ラッキー♪」
 嬉々として、チョコパフェを注文する彼女の隣で、私は決心していた。
 ウヨ君を、彼を誘ってみよう、と………。


947 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 01:56 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 その夜。私は、早速彼の家に電話してみた。
『はい、日ノ本です』
 運良く、ウヨ君が電話口に出てくれた。ほんの数日会っていないだけなのに、ひどく懐かしく思える声。
「あの……夜分恐れ入ります。………ラスカ、です」
『ああ、ラスカちゃんか。どうしたの?姉さんに用事?』
「ううん………ウヨ君に、話があるの」
『オレに………?何かあったの?』
 受話器を握る手が、じっとりと汗ばんでくる。口の中が、カラカラに乾いて、舌がこわばる。が、頑張って誘
わなくちゃ。
「え、えっとね………。ウヨ君、今週、空いてる日ある?」
『今週?ええっと…………ちょっと待って』
 手帳を開いているのだろうか。かさかさという紙の音が聞こえた。……空いてる日が、ありますように…。
 私の祈りは、どうやら天に通じたようだった。
『明後日、金曜なら丸一日空いてるけど』
 ……………ああ、神様!
「……………………………………」
『……ラスカちゃん?もしもし?』
 喜びに浸って、沈黙している私を不審に思ったのだろう。いぶかしげな彼の声が、私を現実に引き戻した。
「あ、ご、ごめんね。ちょっとボーッとしてて……。えと、金曜日は、空いてるのね?」
『ああ。………それが、どうかした?』
 さあ、これからよ、ラスカ!


948 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 01:57 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 心臓が、胸の奥で暴れ回って、痛みすら覚える。私は、それを鎮めるように、そっと胸に手を置いた。
「あ、あのね。友達から、遊園地のペアチケット貰ったの。それで……それで、もしよかったら……私と一緒
に行かない?」
 い………言えたぁ。彼に聞こえないように、受話器を離して、大きく息をつく。
『お、オレと………か?アメリーさんや姉さん誘ったほうがいいんじゃない?オレと行ったってつまらないぞ』
 受話器越しにも、ウヨ君の声が揺れたのが分かった。
「兄さんは、どうしても都合がつかなくって。………それに、いつもおごって貰ってるお礼もしたいし」
 ……実は、兄さんと行くという選択肢そのものを、最初から考えてないだけなんだけど。ゴメンね、兄さん。
『う〜ん………………』
 迷ったようなうなり声。断られたらどうしよう、と、ろくでもない考えが頭をもたげてくる。
「ダメ……………かな?」
『………いいよ、行こう』
 ………それは、まさに私にとっては福音そのものだった。呼吸が、一気に浅くなり、胸の奥が締め付けら
れるような、甘い喜びがわき上がってくる。
「ホント!?ありがとう……!」
 受話器を持ったまま、踊り出してしまいそうなほど、私はうかれていた。何というか、視界が限りなく、広く
明るくなったかのような錯覚すら覚える。
「それじゃ、金曜日に」
『ああ……楽しみにしてるよ』
 待ち合わせの時間と場所を決めて、私たちは話を締めくくろうとした。と、そのとき。
『なあ、ラスカちゃん』
「なぁに?」
『誘ってくれて……どうもありがとう。…………おやすみ』
 ………その一言が、私をどれだけ勇気づけてくれたことだろう。
 そう。このとき、私は決心したのだ。

                         彼に、告白しよう、と。


949 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 01:58 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 とっておきの白いサマードレス。長い髪の先を束ねる白いリボンは、六年前のクリスマスに、ウヨ君がプレ
ゼントしてくれた、私の大切なたからもの。
 姿見の前に立った私は、自分の出で立ちを注意深くチェックする。
 すこし子供っぽいかな………と思わなくもないけど………大人っぽい、シックな服装は、悔しいけどまだ私
には似合わない。
「うん、可愛い…………よね?」
 その場でくるりと、モデルさんのように身を翻す。ふわりとドレスのすそが、花開くように舞い上がる。
 よし!準備オッケー!
 鏡台に置いたポシェットを取ろうとした私は……その横に転がる、あるものに視線をとめた。
 ――――淡いピンクのリップクリーム。高校に入学したときに、ママが、「たまにはお洒落してみなさい」と
言って買ってくれたものだ。なんとなく気恥ずかしくって、いままで使う機会はなかったけど…………。
 ほんの少しだけ逡巡したあと、私は、そのリップクリームに手を伸ばした………。

 午前九時四十分。待ち合わせの時間は十時ちょうど。いまから家を出ると、待ち合わせ場所の地球町中
央公園に、時間ぴったりに着くことができる。
 外に飛び出した私を、まばゆい陽光が照らし出す。…うん、いいお天気。私は、そっと唇に指先をあてた。
 お日様を受けて、桜色に光っているであろう唇。生まれて初めてのリップ。彼、気づいてくれるかな……。

 ううん。気づいてくれなかったとしてもいい。これは、私自身の決意のあかしなんだから。
 彼のために、少しでも綺麗になりたい。生まれて初めて、私はそう思った。そして、その思いを実行した。
 この唇は、記念すべきあかし。自己満足かもしれないけど、私は、確かに一歩踏み出したのだ。

  ………さあ、デート!待っててね、ウヨ君!


950 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 01:58 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Uyo〜
 午前九時五十五分。オレは、公園の真ん中にそびえる、時計塔の前に立っていた。
 ラスカちゃんとの待ち合わせの時間まで、あと五分。彼女は、まだ来ていない。缶コーヒーを飲みながら、
オレは、着慣れないサマージャケットの襟を直す。
 このジャケットは、母さんに「いいからこれ来て行きなさい!」と押しつけられたものだ。いつも通りのTシャ
ツとジーンズで出かけようと思っていたのに、ラスカちゃんと遊びに行くと知った母さんが、大騒ぎしたのだ。

 ―――なんであんなに、母さんは燃えていたのだろう。「いい?彼女に嫌われるようなこと言っちゃダメよ」
とか、「優しくエスコートしてあげるのよ!」とか………まるでオレたちがデートでもするみたいじゃないか。
 おまけに、父さんまで加わって、「小遣い足りるか?女の子に恥かかせるんじゃないぞ」などと言いつつ、
オレに小遣い渡そうとするし……。バイト代が入ったばかりだったので、なんとか辞退したが。
 姉さんが出かけていてくれたのは、幸運だったかも。もしあの場にいたら、母さん以上に大騒ぎしただろう
から。とはいえ………帰ってから、散々様子を訊かれることだろうな。それこそ、小一時間どころか、下手す
ると一晩中。
 その様子が、ひどくリアルに想像できて、げんなりしてしまう。挙動不審に頭を抱えていると…背後から、
「とてとてとて」と軽く響く、特徴ある足音が聞こえてきた。振り返らずとも分かる。ラスカちゃんだ。
「ごめんなさい、待った?」
 ………なんとも、お約束な台詞を投げかけてくる。まるで漫画のデートシーンだ。
 苦笑しつつ、オレは振り返った。お約束にはお約束で応じるのが礼儀というものだ。陳腐な台詞を返す。
「いや、今来たところだよ。それに………」
 その瞬間、頭上の時計塔から、軽快なメロディが流れ出した。時計の文字盤が開いて、中から現れた人
形が、くるくると踊りだす。十時だ。
「………時間ぴったりだ」
「…あは」
 にっこりと、こぼれんばかりの笑顔。わずかに上気した頬。サマードレスに、その笑顔がよく映えている。
「ね………どうかな?この服」
 オレの視線を察したのだろうか。ラスカちゃんは、そう言って、その場でくるりと一回転して見せた。
「ああ、よく似合ってる。…可愛いと思うよ」
「ホント!?……よかったぁぁ………………」
 感想を正直に述べると、ラスカちゃんは心底嬉しそうに、両頬に手をあてて軽くうつむいてみせた。そのし
ぐさが、たいそう愛らしい。


951 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 01:59 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

「………………?」
 真っ赤になって、照れているラスカちゃん。その姿に、オレは、軽い違和感を感じた。どこがどう、とはハッ
キリ言えないが、何となく、いつもの彼女とは違うものを感じ取ったのだ。
「………?どうしたの?」
「あ、いや………別に」
 ……なんだろう?なんとなく、いつもより彼女が大人っぽくなっているような気がする……。
 歯切れの悪い答えに、ほんのちょっとだけ首をかしげることで答えた彼女は……不意に、オレの腕を掴ん
だ。軽やかに身体を翻して、走り出す。
「さ、行こ!早くしないと、並ばなきゃならなくなっちゃう!」
 引っ張られるままに、オレは駆けだした。無邪気な笑顔を浮かべて、息を弾ませるラスカちゃん。目の前
で、リボンで結わえられた長い髪が、ひょこひょこと揺れていた。
 ―――気のせい、か?
 先刻まで感じてた違和感に、答えを出すこともなく、オレたちは公園を駆け抜けていった。

 遊園地。ここに来るのは、あの日以来だ。
 ………ユキと再会した日。思えば、あれ以来、気の休まるときがなかったなぁ…………。
「………ねぇ、ウヨ君。…………ウヨ君ってばぁ!」
「え!?」
 感慨に浸っていたオレは、ラスカちゃんの声で我に返った。彼女は、小首をかしげて、不思議そうにオレを
見上げている。
「どーしたの?なんだか、ぼぉっとしてたけど………」
「ああ、悪い。………ちょっと、前にここに来たときのこと、思い出しててさ」
「……前に来たとき?」
「ああ。ユキと、ここで再会したんだよなぁ、ってさ………」
「……………………………………」


952 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:00 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Laska〜
 …………いきなり、由紀子ちゃんの名前が出てくるとは思わなかった。
 そりゃあ、彼にとってはインパクトのある出来事だろうから、思い出すのは当然だと思うけど………今、隣
にいるのは私なのに。何も、わざわざ彼女の名前を出さなくてもいいじゃないの………。
 彼の鈍感さに、一瞬腹が立ったが………こんなところでへそを曲げてても仕方がない。
 この場にいない女の子より、私のほうを強く印象づけなくちゃ。
「さ、早く行こ!」
 再び、彼の腕をとって歩き出す。麻のサマージャケットの感触と、彼自身のぬくもりが、手のひらに伝わっ
てくる。そう。このぬくもりを………この想いを、手放さないためにも。
「…絶対に負けない」
 私は、口の中だけで、そっと呟いた。

 夏休みとはいえ、さすがに平日だけあって、遊園地の中はさほど混みあってはいなかった。
 家族連れよりも、カップルで来ている人たちの方が目に付く。
 ――――私たちも、端からは、同じように見えるのかな………?
 現金なもので、そう考えると、ついさっきのざらついた感情が、浮き立つようなそれに取って代わる。私も、
結構単純な性格なのかもしれない。
「ねね、ウヨ君」
「ん?」
 私たち、他の人からはどんなふうに見えるのかな…………。
 そう言おうとして………私は思いとどまった。彼のことだから、「兄妹」とか、「ただの友達」と答えるに決
まってる。それも、何の迷いもなく。
 そういう人だ、と、分かってはいても、ハッキリとそんな台詞を聞かされるのは……やっぱり怖かった。
「どうした?」
「あ……えっと………まず、何に乗ろうか?」
「そう…だな。まずはお約束で、ジェットコースターにするか?」
「うん」


953 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:01 ID:Kgjmc1Lk

     つづき
  〜Side Uyo〜
 かたんかたんかたん……と、乾いた音と共に、レールの上を登ってゆく。視界は、一面の青空。

 オレたちは、ジェットコースター、その最前列に座っていた。
「なんか………どきどきするね」
「ああ………実は、この瞬間が一番怖いかもしれんな。ジェットコースターって」
 軽口も、いささか硬い。
 やがて、車両が、レールの頂点に達した。来る、と思うまもなく、凄まじい轟音と共に、一気に駆け下りる。
自分の体重が失われ、胃袋が喉元までせり上がってくるかのような、異様な感覚。背後のあちこちから、甲
高い悲鳴が沸き上がる。
「きゃーっ!!」
 ラスカちゃんも、負けじと盛大に悲鳴を上げる。オレは、奥歯が軋むくらいに歯を食いしばり、呻き声を耐え
ていた。
 ほとんど瞬時に、一番下まで到達する。急激に体重が戻ってきて、座席に押さえつけられる。間髪入れず
にカーブ。上昇。また下降。ループ。そのたびに身体が振り回され、視界が二転三転する。
「きゃーっ!きゃーっ!!」
 不意に、右腕が、何か柔らかく暖かいものに包み込まれた。驚いて、遠心力に逆らいつつ無理矢理顔を
向ける。 

 ――――――ラスカちゃんが、オレの右腕を、自らの胸に抱え込んでいた。

「お、おい!?ちょっと………」
「きゃあぁぁぁぁぁーっ!!」
 オレのうろたえ声は、耳を聾する轟音と、彼女の悲鳴に儚くかき消されるのだった…………。


954 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:01 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 ごとんごとんごとん………。
 車両がゆっくりと乗り場に滑り込んでゆく。そこかしこから、ため息や笑い声が聞こえてくる。
 緊張と恐怖から解放された、妙に明るい喧噪の中で、オレは、マネキンのように硬直していた。こめかみ
から、脂汗が一滴流れ落ちる。

 …………ラスカちゃんは、相変わらずオレの腕にしがみついていた。

「あ〜、怖かった〜。………でも、面白かった〜!」
 気づいているのかいないのか、やたら天真爛漫に笑顔を見せるラスカちゃん。オレの表情に気づいて、可
愛らしく小首をかしげてみせた。
「どうしたの、ウヨ君?なんか表情が硬いけど………。ひょっとして、ジェットコースター苦手だったの?」
「い、いや………そーいうわけじゃないんだが……その……腕、離してくんない?」
「え……?あ、ああっ!」
 大慌てで俺の腕から離れるラスカちゃん。顔が真っ赤だ。………ま、オレも人のこと言えないだろうが。
「ご、ごめんね。夢中になってて思わず………」
「い、いや、いいんだ………」
 さて、どうフォローしたらいいものやら。………というか、ここで熟れきったトマトみたいな顔並べていても仕
方がない。
 順番待ちをしている人たちが、「早く降りろ」と言いたげな視線を投げかけてくる。
「と、とにかく、降りよう」
 オレたちは、逃げるように乗り場を後にした。


955 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:02 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜side Laska〜
 私の前を、ウヨ君が足早に歩いてゆく。小走りで追いかけながら、私は、沸き上がる不安に耐えていた。
 やっぱり、恥ずかしいよね…………。
 いくら無意識とはいえ、いきなり腕にしがみつかれたりしたら、動揺するのはあたりまえ。しかも、順番待ち
の人たちに、冷やかすような視線を浴びせられたのだ。こういうことに慣れていなさそうなウヨ君のことだから
………ひょっとしたら、怒っているのかも。
「あ、あの…………ホントに、ゴメンね……」
 おずおずと声をかける。同時に、彼が立ち止まった。天を仰いで、一つためいき。………怒鳴られるよりも
怖い沈黙が、数瞬だけ続く。私は、半ば覚悟を決めた。
 しかし………ゆっくりと振り返った彼の顔には、予想に反して、暖かい微笑みがたたえられていた。
「もういいってば、ちょっと驚いただけだから、さ。…………さて、姫様。次はどこに参りましょうか?」
 ちょっと気取った声と仕草。彼なりの照れ隠し。その一言が、私を心底安堵させてくれる。
「うーんと………それじゃあ…………」

 のんびりした、牧歌的な音楽が流れる。目の前の景色が、くるくると変わる。
 私たちは、おおきなコーヒーカップの中に、向かい合って座っていた。………ホントは、絶叫系のアトラク
ションをはしごしたかったんだけど。また、さっきみたいなことになったら、気まずいどころの騒ぎじゃない。
 そういうわけで、私は、無難なコーヒーカップをリクエストしたのだった。スリルはないけど、これはこれで、
いかにも「デート」って感じがしていいものだよね。
 ………あれ?私は、ふと気づいた。目の前でくるくる回っているターンテーブル。カップを回すあれだ。それ
が、手を触れられることもなく虚しく回転している。
「………ね、ウヨ君。これ、回さないの?」
「ん?……………ああ、いや、いいんだ」
「どうして?」
 私は小首を傾げた。周りでは、同様に乗り込んでいる人たちが、さかんにテーブルを回している。中には、
目が回りそうなくらいの勢いで踊っているカップもあったりする。これ回すのが楽しいのに……。


956 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:11 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 私の疑問は、一番聞きたくない名前と共に解消することになった。
「いや………前にユキと乗ったときにさ、調子に乗って回しすぎちゃって。ユキのやつ、酔っちゃったんだよ」
「………………………………」
 また、由紀子ちゃん。考えてみれば、前回、彼は一日中由紀子ちゃんと一緒にいたんだ。…ということは、
私は、行く先々で彼女の影に怯えなくちゃならないの?
 突然、無性に腹が立ってきた。彼にまとわりつく、由紀子ちゃんの気配に。彼女の名前を無神経に口にす
るウヨ君に。そして………そして、それに怯える私自身に。
「………………えいっ!」
 私は、ターンテーブルにしがみつくと、力一杯それを回した。カップ本体が、それに応じて回転を早める。
「お、おい………何を!?」
 ウヨ君が、驚いた声を上げる。

 ふん、だ。

 由紀子ちゃんの名前を出して、私を苦しめる罰だもん。ウヨ君なんか、由紀子ちゃんの代わりに酔っちゃえ。
 さらに回す。回す。ひたすら回す。
「おいっ!やめろっての!おーいっ!!」
 ウヨ君が、なにやら叫んでいる。聞く耳持たず、むしろそれに励まされるように、私はさらに腕に力を込める。
「おーい、ラスカちゃん!なに考えてんだよ!?ちょっと待てよー!」
 ぐるぐると回り続けるカップ。その中で、むっつりとテーブルを回す私と、悲鳴を上げるウヨ君は、シェーカー
の中身さながらに振り回されるのだった。


957 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:11 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

「うぷっ………………」
「……大丈夫?……はい、水」
「………あ、ありがとう…………うっぷ………」

 …………………酔っちゃった。
 ………………………………私が。

 ウヨ君を困らせちゃおうと思ったのに、自分が酔うなんて………まさに、ミイラ取りがミイラになっちゃった。
 と、いうわけで、私はいま、木陰のベンチにしどけなくもたれかかっている。
 うう、目が回るよぅ…………。
 ちびちびと水を舐める私を見下ろしながら、ウヨ君が、呆れたといいたげな声を漏らす。
「まったく……酔うまで回すか?普通」
「う〜………だってぇ……」
「だって……何?」
 だって、あなたが由紀子ちゃんの名前出すからだもん。
 ………その答えは、声になる前に虚空に消えていった。ここで彼女の名前出したら、何故そんなに彼女を
意識するのか言わなければならなくなる。つまり………告白するも同然。
 告白しよう、と決心してはいるけど、こんな間抜けな形で告白なんかしたくはなかった。
「だって、あれ回したことなかったんだもん……私」
「…………だからって………限度ってもんがあるだろ………」
「……………う〜…………」
 なんとか誤魔化すことはできたみたいだけど………そのかわり、彼に「おバカな子」と思われちゃったかも
しれない。ああ…………大失態だわ………。


958 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:12 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Uyo〜
 なんだかなぁ。
 オレは、ラスカちゃんを介抱しながら、そこはかとなく頭痛を感じていた。
 ちと、はしゃぎすぎじゃないか………?
 まあ、遊園地ってのは人をそうさせる空間ではあるが。

「気分、良くなった?」
「うん……」
 紙コップを手の中でくるくる回しながら、ラスカちゃんが頷く。顔色も、普段と変わりなくなっていた。
「よし………じゃ、行こう」

 とはいえ、あまり過激なアトラクションに乗せるのもどうかな。
 というわけで、オレは、彼女を連れて、遊園地のはずれに来ていた。この遊園地は、ちょっと変わってい
て、植物園が併設されている。ここを散策して、落ち着いてから、またアトラクションで遊ぼう。
 大温室で、色鮮やかな花を眺め、ハーブ園で香りを堪能する。休憩所でハーブティなんぞを飲んでから、
陽光降り注ぐヒマワリ畑に足を運ぶ。
「うっわぁぁ………すごーい!」
 数十万本に及ぶヒマワリ畑を見て、ラスカちゃんが歓声をあげる。背の高いヒマワリが、こちらに鮮やかな
黄色の花を向けていた。
「これだけあると壮観だね〜」
 ラスカちゃんが、オレを振り向いて笑顔を向ける。その光景に、オレは、声もなく見とれるだけだった。
 黄色と緑のヒマワリ。純白のサマードレスに身を包んだ女の子。空は抜けるように蒼く、巨大な入道雲が
のんびりと浮かぶ。まさに、一幅の絵だった。カメラを持ってこなかったことを後悔させるほどの。
 ラスカちゃんは、雪景色の中が一番似合うと思っていた。なかなかどうして、夏の光景も似合うものじゃな
いか…………。


959 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:13 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 さて、遊園地に戻ってきたオレたちは、つぎつぎとアトラクションをはしごした。フリーフォールに背筋を凍ら
せ、スターツアーというCGを駆使したアトラクションに驚き、ミラーハウスでひとしきり迷ってみる。
 ふと気づくと、もう午後一時をまわっている。そろそろ腹が減ってきたな………。
「ラスカちゃん、ここらでメシにしないか?美味いハンバーガーの店があるんだ。おごるよ」
「え、いいの?」
「もちろん。こないだ、ユキと行った店でね。フィレオフィッシュが絶品らしい。オレは食ってないから分からな
いけど」
「……………………………。そう……………。」

 ……………なんだか、気まずいな。
 楽しかるべき昼食の場は、何故か、妙に重苦しい雰囲気に包まれていた。
 ハンバーガーをぱくつくオレの対面には、沈黙の砦に立てこもって、ポテトをつまむラスカちゃん。見るから
に機嫌が悪そうだ。
 …………オレ、何かしたか………?
 なんとか場を盛り上げようと、何かと話を振ってみるが、気の無さそうな生返事が返ってくるだけ。空回りだ。
 やがて―――オレは、話のネタも尽き果てた。かくして、二人は、食べることだけにその口を動かすことに
なったのだった………。

 なんとも味気ない食事は終わった。………というか、味なんてほとんど分からなかったぞ。
 ゴミを片づけていると、つんつん、と、ジャケットの裾を引っ張られた。
「……どした?」
「ちょっと、席外すね」
 ……あー、トイレか。もちろん、バカ正直にそれを口にはしない。それくらいの気配りはオレだってできる。
「ああ。それじゃ………あそこの売店にいるから」
 売店を指さしてみせると、こっくりと頷いて、ラスカちゃんは駆け去っていった。


960 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:14 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 それなりに混みあった売店を、ぶらぶらと歩く。遊園地のイメージキャラクターのグッズといった、ありふれ
た土産物が所狭しと並んでいるが、生憎とオレの興味を惹くものはない。
 ぬいぐるみだのステーショナリーを見たところで、野郎向けの品物とも思えないしな…。まあ、ラスカちゃん
なら、目を輝かせて「可愛い」を連発するだろうが。

 …………そうだな。なにか、買ってあげようか。

 機嫌がいきなり悪くなったのは、多分オレのせいだろうし。その原因が皆目見当がつかないのが困りもの
だが。
 物で釣るようで、ちょっと抵抗あるが、口先三寸で彼女の機嫌を取るなんて芸当は、できそうにもないし。
 思い定めると、オレは、ちょっとだけ真剣に、陳列された品物を吟味し始めた。

 ………そして、あっというまにわけが分からなくなった。
 さて、どれを買ったらいいものやら。 大は一抱えもありそうなぬいぐるみから、小はキャラクターのプリント
されたキーホルダーまで。どれもこれも、女の子が喜びそうなものばかりに思えてくる。何を贈っても、それ
なりに喜んでもらえそうだが、それだけに決め手に欠ける。
 いっそのこと、石でも投げて当たったものを買おうか。そんなバカなことを考えたとき……それが、目に入っ
てきた。
 手のひらに載るような、ちいさなちいさな仔猫のぬいぐるみ。こういうものに、興味がないオレでも、つい微
笑みを漏らしたくなるような、可愛らしい代物だった。
 そういえば、ラスカちゃんこういうものが大好きだったな………。
 ふと、彼女がこれを抱えて笑顔をこぼす姿が頭に浮かぶ。………うん、悪くない。
 オレは、そのぬいぐるみを手に取った。
「すいません、これください」


961 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:14 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Laska〜
 洗面所の鏡に向き合いながら、私は、襲い来る自己嫌悪と闘っていた。
 なにやってるのよ、私…………。
 子供みたいに拗ねて、彼の言葉無視して………バカみたい。
 でも………由紀子ちゃんの名前を聞くたびに、私の心の中に、重くどろどろとした澱が溜まってゆく。その
重さに、私のこころは押し潰されてしまいそうだった。

 告白…………やめちゃおうかなぁ……………。

 そんな弱気の虫が、頭をもたげる。ひょっとしたら、彼の心の中には、既に美嶋由紀子という名の女神像
が鎮座ましましているのかもしれない。そんなことすら考えてしまう。
 ………ダメだなぁ。へこんでると、ろくなこと考えない。
 影に怯えてどうするのよ。もっと自信を持ちなさい、ラスカ!
 ともすれば萎えそうになる想いを奮い立たせるために、両の頬をぴしゃりと叩く。「気合いを入れる」と称し
て、ウヨ君がたまにやっているしぐさ。
 うん、がんばろう!

 食事で色落ちしちゃったリップを、丁寧に塗り直す。彼は気づいてくれてないようだけど………でも、いつ
か気づかせてみせる。私だけを見つめてもらえるようにしてみせる。

 ……………彼の、恋人になってみせる。

 お手洗いを出て、売店へ。結構にぎわっているようだ。
 待たせちゃってたら、悪いよね………。
 もういちど頬を叩いて、私は駆け出した。彼の元に。いつもの、でもちょっとだけ違う私に戻って。


962 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:15 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Uyo 〜
 会計を済ませた、まさにその瞬間、後ろからポンと肩を叩かれた。
「お・ま・た・せ。……………何か、買ったの?」
 さっきまでの不機嫌さを、どこかに投げ捨ててきたかのような、明るく可愛らしい微笑み。そのあまりの落
差に、オレは言葉を失ってしまう。
 女心となんとやら………か。
 詮索しても、まともな答えなど見つからないだろう。
 ただ一つ言えるのは、いつもの人懐っこい彼女に戻ったということだけ。であるならば、オレも、いつものよ
うに振る舞うだけだ。

「ああ、ちょっと、ね。…………はい、これ」
 買ったばかりのぬいぐるみを、ひょいと手渡す。反射的に受け取ったラスカちゃんは、可愛らしいそれを見
て、顔をほころばせた。
「わ、可愛い〜。これ、くれるの?」
「ああ、こういうの好きだろ、ラスカちゃん?」
「あ………ありがとう………!」

 輝くような、満面の笑み。オレの予想通りの………いや、予想以上の、極上の笑みだった。ついつい、頭
をわしわしと撫でてあげたくなる。流石に子供扱いしているようで、迂闊にそんな真似はできないが。
 しかし、はっきり言ってさほど高くもないぬいぐるみ一つで、こんなに喜んでくれるとはな………。
 彼女の笑顔は、他人をも幸せにしてくれる。いつまでも見ていたい、そう思わせてくれる笑顔だった。


963 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:16 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Laska〜
 丸まって眠る仔猫をかたどったぬいぐるみ。それを、私は、胸に抱きしめた。
 それだけ。ただそれだけで、とてつもなく幸せな気分になれる。可愛いぬいぐるみだから、というわけじゃ
ない。高価なものだから、というわけでもない。

 ウヨ君が、くれたものだから。

 これが、とんでもなく高価な―――たとえば指輪だったとしても、他の人から貰ったものであれば、こんな
気分にはならなかっただろう。それが、兄さんやパパからのプレゼントだったとしても。
 そう。
 私にとっては、ウヨ君が――日ノ本武士君がくれたものであるという、ただその一点だけで、大切な宝物に
なりえるのだ。たとえ、それが下らないガラクタだったとしても。

 ああ、私は、こんなにも彼を愛しているんだ。

 私は、つくづく実感した。
 そして、決意をさらに強固なものにした。

 絶対に、告白しよう。「幼なじみ」を卒業して、「恋人」というステップに進もう、と――――。

964 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:17 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 ゆっくりと、ゆっくりと、視界がひらけてゆく。夕焼けに染まった町並みが、眼下にひろがる。
 私たちは、遊園地のしめくくりとして、観覧車に乗っていた。

 何度か、告白のチャンスはあった。思い切って口に出そうとしたこともあった。
 でも………そのたびに、彼は、由紀子ちゃんの名を口にしていた。まるで私の心を読んでいるかのように。
そして、その名を聞くと、私の勇気はスポンジに吸われる水のように消え失せてゆく。
 間が悪い―――ただ、それだけの話だけど、こうも立て続けだと、気分も滅入ってくる。

 ひょっとして、わざとやっているんじゃ…………。
 ウヨ君、私から告白されるのを避けているんじゃ…………?

 そんな疑惑が、頭をもたげる。だけど、私は、それを即座にうち消した。
 彼は、こと恋愛に関しては、そんな器用な先読みができる人じゃない。ごくごく普通に振る舞っているだけ。
それが、ことごとく私の出鼻をくじいているだけだ。それはそれでイヤな話だけど。
 それに………そんな真似をする人ならば―――そもそも、こんなに好きになったりなんか、しない。

 というわけで、私は少々……いや、かなり焦っていた。この観覧車から降りたら、あとは帰るだけ。
 告白のチャンスも、確実に少なくなっていく。この機会を逃したら…………今度は、いつその機会が巡って
くるか判らない。いや、巡ってくるかどうかすら判らない。
 でも、考えてみれば、観覧車の中での告白って、なんだかドラマチックよね。まるで恋愛映画みたい。
 災い転じてなんとやら。絶対にこのチャンスは逃さない。

 ひそかに、拳を握りしめる私だった。


965 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:18 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 いつの間にか、ゴンドラはかなり高いところまできていたようだ。地球町が、一望できる。
 どことなく雑然とした印象のアジア町。おおきく広がる太平湖。その向こうには、私の家がある北米通り。
目を転じれば、瀟洒な建物が建ち並ぶユーロ町。中央公園のこんもりした緑の向こうには、あの懐かしい地
球小学校、何故かあまり印象に残っていない地球中学校、そして、この春から通っている地球高校も見える。

 私の大好きな街。思い出が、いっぱい詰まった街。そして、これからも、いっぱいいっぱい思い出を作る街。
たぶん、私はこの街を離れることはないだろう。ここで成長し、結婚し、子供を産んで、そして生を終えるのだ
ろう。
 そのとき………私の隣に居てくれる人は、誰になるのだろう?やっぱり…ウヨ君、かな?
 だったらいいな。
 そのためにも、なんとしてでも告白しなきゃ。先走りすぎてるかもしれないけど、それだけ私は真剣なのだ。

「なあ………こうして見るとさ。この町も、なかなか綺麗だよなぁ」
 不意に、ウヨ君が呟いた。どうやら、私と似たような感慨を抱いているらしい。
「騒がしくて、喧嘩も絶えない街だけど…………オレ、やっぱここが好きだわ」
「うん………私も。私も、この街が大好き」

 そして、なにより、あなたが大好き。

 そう、言葉をつなげようとした。だが……街を見下ろす彼の横顔を見た瞬間、私の口は職務を放棄した。
 人によっては凛々しいと表現するだろう横顔。夕陽を受けて、陰影を濃くしている横顔。
 その横顔が、穏やかな微笑みをたたえている。あまりにも柔和な表情。私が初めて見るものだった。
「そうだな……。なんだかんだ言っても、オレたちの故郷だもんな」
 ウヨ君が、私に顔を向けて笑いかける。その瞬間、私の心臓が跳ね上がった。


966 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:22 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 なんて表情するのよ…………。

 優しげな微笑み。ニホン姉さんと姉弟だってことを、なにより雄弁に証明するその笑顔。こんなにも私の心
を、暖かく、優しく………そして、切なくさせる表情があるなんて。

 ………ずるい、よ…………。
 こんな表情されたら…………何も言えなくなっちゃうじゃない………。

 私は、ウヨ君を正視できなかった。今の彼の、優しく、穏やかな瞳に見据えられると、言葉の井戸が干上
がるような気がしてくる。伝えたい想いが、言葉という形にならないような気がしてくる。
 胸の奥から沸き上がってくる想いが、行き場を失って体中を駆けめぐる。くすぐったいような、泣きたくなる
ような、逆に微笑みを漏らしたくなるような………虹のように、様々に彩られた感情が、全身に満ちてくる。
 ぎこちなく、彼から目を逸らす。頬どころか、身体全体が熱く火照っている。多分、私の顔は真っ赤だろう。
茜色の夕陽に、全てが染め上げられているのが救いだった。

 はやく告白しなきゃ。でもでも、言葉が出てこないよぅ…………。
 ウヨ君。おねがい。ほんのちょっとでいいの。そんなに素敵な表情を、私に見せないで…………。

 いまや、ゴンドラという名の密室は、私にとって、素晴らしき牢獄、甘やかな煉獄とでもいうべき場所になっ
ていた。これほど幸せで―――これほど苦しく切ない空間があるだろうか。

 ダメ。ダメよ。言わなくちゃ。今言わないと、きっともう二度と言えなくなっちゃう………。
 神様。おねがい。私に勇気を――――!

「ウ、ウヨ君!」
「……ん?」
「あ、あのね…………」


967 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:22 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 夕陽が、山の向こうに消えようとしていた。東の空は、深い藍色に染まり、気の早い星が自分の出番に喜
んでいる。
 中央公園の遊歩道。前を歩くウヨ君の足取りは軽快だ。
 …………それと対照的に、私は、がっくりと肩を落とし、足を引きずるようにとぼとぼと歩いていた。

 ―――――結局、告白できなかった……………。

 意を決して切り出したのに、彼に笑顔を向けられた瞬間、考え抜いた告白の言葉は、蛍火より儚く消えて
しまった。………私は、下らない雑談に逃げてしまったのだ。
 泣きたかった。
 想いの大きさが、かえって告白を邪魔するなんて………。
 それ以上に、土壇場で勇気を出しきれなかった自分の情けなさが憎らしかった。

 暗い表情で、まるで幽霊のようにふらふらと歩く私の内心を知ってか知らずか、ウヨ君が、明るい声を出し
た。私を振り返ることなく、前を見据えたまま。
「今日は、楽しかったな。……なあ、今度は、みんなでまた行こうな。マカオやヨハネ、コルシカやケベックや
チョゴリも誘って」

 ……………そんな気分じゃないよぅ。
 彼にとっては、今日のデートも、「仲のいい友達と遊びに行った」だけなのだ。そもそも、デートだという意識
は欠片もなかったに違いない。気合いを入れまくっていた私の、独り相撲だったのだ……………。
 一瞬の間。少しだけ口ごもったあとで、彼は、私の中のなにかを壊すひとことを言い放った。

「ああ………それと、ユキも一緒にな」

                   その瞬間、私のこころは悲鳴をあげた。


968 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:23 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Uyo〜
 オレは、ふと足をとめた。後ろからついてきていた、ラスカちゃんの足音が聞こえなくなったのだ。
 振り返ると、彼女は、遊歩道の真ん中に立ち止まっていた。
 うつむいて、彫像のように微動だにしない。前髪に隠されて、その表情を伺い知ることはできなかった。堅
く握りしめられた拳が、かすかに震えている。
 一体、どうしたんだ………?
「ラスカちゃん?…………どうかしたのか?」
「………………………してよ…………………」
 彼女の唇が、小さく動いた。だが、押し出された声は、ほとんど囁き声に近かったために、まったく聞き取
れない。
「なんだって?……おい、気分でもわる」
「いい加減にしてよっ!!」
「……………!?」
 突然の大声。……いや、これは「絶叫」とでもいうべき声だった。
 驚いて、固まるオレを、ラスカちゃんが睨み付ける。真っ赤に充血し、大粒の涙をたたえた瞳がそこにあっ
た。…………な、なんでいきなり怒りだしたんだ?オレ、何か悪いこと言ったか!?
「ユキ、ユキ、ユキ、ユキ、ユキ、ユキ!由紀子ちゃんのことばっかり言わないで!」
 な………なんでここでユキの名が。オレ、そんなにあいつのこと言ってただろうか?
 混乱するばかりのオレを、ラスカちゃんはじっと睨み付けている。やがて、眉が下がり、唇から押し殺した
嗚咽が漏れ始めた。
「ねえ…………ふたりきりでいるときくらい、私だけを見て欲しいと思うのは……わがまま、かな………?」
「………………………………………」
「私が側にいるときだけは、彼女のことを考えないでほしいと思うのは…………身勝手かな………?」
 嗚咽と共に吐き出されるその言葉は、まさに血涙そのもののように思えた。そしてオレは、唐突に悟った。
彼女が泣き出し、怒りだした理由を。なに気なく吐いた言葉が、どれくらい彼女を傷つけていたかを。そして
……………オレが犯した罪の深さを。
 やがて………その瞬間はやってきた。
「私だって…………私だって…………………」
 声が、これまでにない激情で揺れた。ほとんど悲鳴のような言葉が続く。

                「私だって、ウヨ君のことが好きなのに!!」

「……………………………………………………!!」
 今度こそ、オレは本当に声を失った。


969 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:23 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Laska〜
「私だって…………私だって………………」

 だめ、いけない!
 私は、自分が何を言おうとしているのかを知りつつも、それを自ら押しとどめることができなかった。

「私だって、ウヨ君のことが好きなのに!!」

 …………長い長い時間をかけて、心にためこんできた想い。危険水位まで来ていたそれが、由紀子ちゃ
んという名の石が起こした波紋によって、理性の堤防を決壊させた瞬間だった。
 私の中にかすかに残っている冷静さも、もはや自分自身の暴走を止めることは出来なかった。
 私は泣いた。泣きながら、ウヨ君を詰り、かき口説き、それまで言えなかった想いをすべてぶちまけた。
その支離滅裂な告白を、ウヨ君は、身じろぎ一つせずに聞いている。

 ―――彼、呆れてるなぁ………。嫌われちゃうかなぁ………。
 ああ………………最低の告白だわ………………。

 自分自身に感じる情けなさ。ウヨ君に対する憤り、そして甘い想い。由紀子ちゃんに対する嫉妬。
 それらの感情が絡み合い、もつれ合って、私を痛めつける。

「ねぇ……………何か、言ってよ………」
「…………………………」
「こんなに好きなのに…………あなたのことしか考えられないのに…………。こんな………こんな思いを
するくらいなら……………いっそ、あなたと出逢ったりしないほうがよかった!」
 好きにならないほうがよかった、とは言えなかった。きっかけがどうであれ、多分私は、出逢ったが最後
必ず彼に心奪われていただろうから。今、この瞬間のように。


970 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:24 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

  〜Side Uyo〜
「ずっと……………ずっと見てたんだよ。いつも、ウヨ君の側にいたんだよ。……それなのに……ねぇ、私
は、ずっとあなたの妹でなくちゃいけないの?一人の女の子としては………見てくれないの?」
 ラスカちゃんの独白は続いていた。その一言ひとことが、鋭い錐のようにオレに突き刺さる。

 オレは―――咎人だった。
 ラスカちゃんの心に、数えきれない傷をつけていた罪人だった。

 六年前のあの日―――あの、忘れられない日に、タイワンさんが犯してしまった失敗を、オレは、規模を思
い切り拡大してやらかしてしまったのだ。
 想いを寄せてくれている人の目の前で、他の異性の名を出し、傷つけてしまうという失敗を………。

「ウヨ君にとって、私はいったいなんなの………?ただの妹?幼なじみ?五月蠅い友達?クラスメート?
………………………………その他大勢の中の一人、なの……………………………?」

 違う、そうじゃない!君は、ラスカちゃんは、オレにとって大切な人だよ!!

 思い切り叫びたかった。とめどなく流れる、彼女の涙を拭ってやりたかった。
 だが、衝撃と混乱と後悔と自責の念は、見えない手で、オレの口を塞ぎ、四肢を縛り付けていた。
 ………たとえ言えたとしても、「どう大切なのか」と切り替えされたら、言葉に窮したに違いないが。

「なんにも…………言って………ひくっ………くれないんだね………………………これじゃ………いっそ
………うっく……ひと思いに………ひと思いにフラれてしまったほうがましよぉっ!!」

 どこかで、何かが壊れる音が聞こえた。
 それは…………今までのオレたちの関係が、砕け散った音だったのかもしれない………。


971 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:25 ID:Kgjmc1Lk

     つづき

 抱きかかえていた、仔猫のぬいぐるみが、舗道に跳ねた。ラスカちゃんは、それを顧みることなく、一足飛
びにオレの懐に飛び込んできていた。
 抱きついてくるのか、と、痺れたような頭の片隅に、そんな考えがよぎる。
 だが………………ラスカちゃんは、吐息がかかりそうな距離で立ち止まると、やおら握り拳を振り上げた。
振り上げ、振り下ろし、オレの胸に拳を叩きつける。

「馬鹿!馬鹿馬鹿馬鹿!!ウヨ君の馬鹿!………私は……私は……ひっく…ずっと………えぐっ……!」

 ぽかぽかとオレの胸を殴る、華奢で、弱々しくて、ちいさな握り拳。ちっとも痛くない打擲。それなのに……
何故だろう。何故………こんなに、心が激痛を感じているんだろう………?

「うぇっ………うぐっ…………嫌いよ………ウヨ君なんか……………大嫌い!」

 涙が、アスファルトに丸い染みを作る。
 そのとき、オレは、唐突に気づいた。ラスカちゃんが、口紅をつけていることに。その美しい髪を束ねている
リボンは、数年前のクリスマスに、オレ自身が贈ったものだということに。
 …………彼女の、せいいっぱいのお洒落。そんなことにも、オレは、気づいてやれなかった…………。

「朴念仁、ばか、ニブチン、無神経!嫌いよ、だいっ嫌い!………………………大好き………っ!」

 途切れることない衝撃を、胸に感じながら、オレはひたすら無言だった。
 なにか声をかければ、さらに彼女を傷つけてしまう。そんな気がしてならなかった。

 あるいは、何も言わずに、強く抱きしめればよかったのかもしれない。

 だが、それすらできず………………オレは、ただラスカちゃんの泣き顔と、華奢な拳を見つめているしか
できなかったんだ――――――――――――――。

                                               つづく


972 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:25 ID:Kgjmc1Lk

                           次回予告

「オレは、最低だ―――――」

 オレは、ラスカちゃんを傷つけてしまった。

「いや……………違うな。そう、オレは…………」

 永遠に刻みつけるべき罪。心への刻印。

「そう…………そんなことが……………」

 慰めも励ましも、それをぬぐい去ることはできない。

「武士。一足す二の答えは、なんだと思う?」

 次回「とまどい」

 オレには一つの義務がある。どんなに辛くとも、果たさねばならない義務が。



973 名前:三毛 ◆wPntKTsQ :2003/08/21(木) 02:25 ID:Kgjmc1Lk
三毛であります。
と、いうわけで、とうとうラスカちゃんは告白してしまいました。
…………自分で書いといてなんだが、最低だぞウヨ君……………。

しかし、前回はラスカちゃん中心の話で、今回も同様。メインヒロイン(のはず)由紀子の影が、どんどん薄く
なっていくなぁ。本来なら、お蔵入りした本来の第六話は、由紀子中心の話になる予定だったんだが……。
さらに、次回はウヨ君の話になるので、ますます影が薄くなる罠。

次回は、いくらなんでも半年以上放置するなんて真似はいたしません。できるだけ早くうpしたいと思います。
物語のターニングポイントだし。
では!

                          望月衛介 「愛と哀しみの果てに」を聴きながら  三毛 拝

974 名前:machina ◆CnqNOeLs :2003/08/21(木) 18:20 ID:tJP1kjGg
夏というか残暑で暑いざんしょ。
・・・鬱だ氏にたい。


>>937-940
(-人-)ナムナム

>>945
ちょっと顔文字さん、放置プレイだなんでひどいじゃないの!
謝罪と賠償として新作キボンヌ。眠らせません。

>>946
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

真夏の陽を浴びて光り輝く白ワンピ。。。ハァハァ
ぐくったらこんなのでてきますた。参考程度に。
ttp://www.star-dream.com/summerdress.html

>>ウヨ君、私から告白されるのを避けているんじゃ…………?
む、なぜか限りなく正解に近いのではないかと思ったり。

朴念仁でニブチン・・・いや若いっていいでつな〜。
ウリなんかこんな美味しい・・・もとい、ほろ苦い思い出なんてないでつよ(AA略
なにはともあれ女の子を泣かしちゃいけませんねえ。

物語は急展開になりますたが、さてこのニブチンはどうするのだろう。
由紀子タソはそれを承知でこんなこと逝っちゃいそうで怖い罠。
ユキ「・・・わたしはいいよ。ヲグナの2号さんでも」

・・・あとでウヨ君を酷い目にあわす。
今決めた。もう決めた。

>>本スレ704
>>テーマは『兄妹愛』です。
元ソースと噛み合っていないのですが。

>>『灯篭流し』
送り火は祖霊を地獄に還すのが目的ですから、その情景だけを書かれても主題が見えてきません。
ウヨ「一緒にアサヒも流し捨てろ」
アサヒ「ウワァァァン」(アサピー連行AA略

>>「二人の絆」
金美齢 ノットイコール ビレイさん かと。
だだし下のビレイとも違うとは思いますが。
ttp://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/THE_SOONG_SISTERS.htm

>>「散る花 咲く花」
リクカイグンは互いに争い、余力をもってベイエイと戦っていたと思いますが。
名無しさんとmachinaとでは先の戦争について認識が余りに違うようですので、そうですかとしか言いようがありません。
拙作にガイグンさんを扱ったものがありますので、ご参考までに。

失礼ながら、いままで名無しさんを10代の方だとばかり思っていました。
この場をもって謝罪しますが、賠償は(ry


ところで補完スレは新スレ立てたほうがいいんでしょうかね?
ウリ的にはあったほうがいいなーとおもいますが。

975 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/21(木) 19:09 ID:VyyuYXao
>>974
同じく・・・名無しさんは中高生かとオモテタ・・・

976 名前:某吉里吉里使い :2003/08/21(木) 20:53 ID:xX5b0uT6
>>946-972
新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

夏の似合う白ワンピのラスカたん○6歳ハァハァ
ウヨ君も朴念仁分を放出しまくってていい感じ。 でもどうやってもウヨ君と優柔不断とがイコールで結びつかない
のはウリだけニダか?なんとなく即断即決即行動+悪即斬、ってイメージが先行するハセヨ

>>974
次スレはもちろん要るでしょう。 950とったのは三毛さんだけど次回作の構想で忙しいだろうし、980取った人が立て
るってことでどうでせう。



ちなみに既出orスレ違いかもしれないけど職人候補生の方々への参考リンク

小説講座
ttp://nagasaki.cool.ne.jp/cleed/course/top.htm

勝手に小説講座
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/3530/kouza_menu.html

鏡裕之の(エロゲ)シナリオ教室
ttp://www.onyx.dti.ne.jp/~sultan/howto00.html


最後のはエロゲのシナリオ講座ですが(w、例題、悪例、改善例などが分かりやすいのでヲススメです。

977 名前:無銘仁 ◆EheIeILY :2003/08/21(木) 21:20 ID:0Q4RuOmc
>>北極星さん、顔文字さん、名無しさん
レスありがとうございます。少し大胆な設定で書いてます。
>>どぜうさん
拉致被害者の家族には、無事を祈りながら亡くなった方も
いるんでしたね。改めて非道な犯罪行為だと思いました。
>>三毛さん
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
萌え系統の文章は私の弱点なのでいつも大変勉強になります。
>>machinaさん
このスレのおかげで本スレがすっきりして見やすいと思います。
次スレを立ててもいいのではないでしょうか。
>>975
名無しさんは一人称が「僕」なので密かに同年代の人かと
期待していたのですが、年上でした……このスレ、やはり
大 人 の 時 間 なんですかね。
>>976
どれも参考になるサイトでした。お気に入り登録しますた。
段落の頭一字下げは2ちゃんでは逆に読みにくいので途中で
やめましたが、正式にはやはりやるべきでしょうか。

978 名前:更科うどん ◆/WMtRnlQ :2003/08/21(木) 21:41 ID:XVe2ZU7E
このところのニホンちゃんworldは、文字通り復活祭ってやつですな!!
微妙にフェードアウト中の漏れも湧いて出てみるてすつ。
>>945
そんな顔文字さんは、漢字ドリルを是非どうぞ!(・∀・)
「『夏休みの友』の方がいい」? そうですか。
>>946-972
キタキタキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!!!!!!

実際にいまつね、こういう「自分がモテている事に気づかない」香具師。
この手の朴念仁は結局損するんだよ。うん、そうに決まった!!(泣
いや、ラブラブならそれはそれでちょっとこそばゆいのですが。

ウヨ君×ラスカちゃんの二人は悲恋がよく似合う、といってみる。

979 名前:KAMON  ◆wzJSYC0I :2003/08/22(金) 00:04 ID:Gr6w89v2
三毛さん乙!
・・・初めてウヨ君に悪意を抱きました(笑

980 名前:machina ◆CnqNOeLs :2003/08/22(金) 01:18 ID:oDZu.fPU
むぅ、誰も980を踏もうとしないのでmachinaが980ゲト
地鎮祭はどなたかよろしくおながいします。

テンプレ
=========================

このスレは、連続ドラマ小説「ニホンちゃん」におけるキャラクター設定や作家さんの話題などの補完・議論を目的としたスレです。
本スレに掲載するのが微妙な作品や、長文感想や火病はこちらを活用するのがいいかもしれません。

前スレ
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」補完・議論用スレ3
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1032349968

本スレ
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 18クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1053855838/

981 名前:machina ◆CnqNOeLs :2003/08/22(金) 01:22 ID:oDZu.fPU
新スレ立てておきますた。


連続ドラマ小説「ニホンちゃん」補完・議論用スレ4
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1061482795

さて、寝る〜。

982 名前:ナナッシィ :2003/08/22(金) 07:00 ID:ZHNOLhtY
>>940
安らかに……合掌。
独特の雰囲気がある作品で、私は好きです。

>>946
昨日は朝一番、出勤前に読み耽り、切なさで胸とお腹がいっぱいいっぱい。
一日仕事が手につかなかったので謝(ry
なんか、みんなウヨ君逝ってよし!状態ですが、悪気はないのでは?と苦しくフォロー。

>なにはともあれ女の子を泣かしちゃいけませんねえ。
たしかに、そりゃそうなんですが、
どんなにがんがっても誠意を尽くしても、泣かれてしまうことはあるのですよ実際。多分、きっと。
そういう時は、思う存分泣いていただくのが吉。それを最後まで見届けるのが男の作法。
涙は女の武器と、シシローおじさんも申されております。
ハルモニの涙はかの国の最終兵器なのです。…なんだか、もうわけが分かりません。

>ウヨ君と優柔不断とがイコールで結びつかないのはウリだけニダか?
人には得手不得手がありますから、そういう方面に特別疎い人もおりましょう。
「ウヨ君、好きです!付き合って!」「了承」(即答)の方がウリ的には寧ろ苗。いかがでせう?

>>974-975
所々に出すネタが古いなーと思わせるもんでしたから、よく分からなかったですねぇ。
個人的に思うに、名無しさん氏は思い込みと思い入れが強すぎるのでは?
作品を作る時は個人的な好き嫌い関係なく、少しキャラから距離を置いた方がよろしいかと思います。
その上で、冷静に物事・事件・世相を見据え、そこの何をどう置き換えたら面白いかなー?
無理がないかなー?と考えるが諷刺スレ作家のお仕事かと。
「諷刺:それとなく遠まわしに、世の中や他人の批評をする事(学研の国語辞典より)」
じゃあテメエはできてるのかゴルァと言われると、裸足で逃げ出させていただきます。

>>977
ウリも一の桁を四捨五入すれば○十歳!ヤター!おっとなー! ………むなひぃ

>>981
乙です。

983 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/22(金) 08:15 ID:8w0Fh8ls
>>946-972 キ(略

984 名前:名無しさんはポシンタン :2003/08/22(金) 19:34 ID:78NzAkCI
>>983
禿同!!(つд`)

985 名前:テンプレ :2003/08/22(金) 20:44 ID:oDZu.fPU
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。

前スレ
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 18クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1053855838/


986 名前:テンプレ :2003/08/22(金) 20:45 ID:oDZu.fPU
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628
大河ドラマ「ニホンちゃん」
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=995270347
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 3クール目
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=995710507
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 4クール目
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=996515142
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 5クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/997/997449486.html
愛と憎しみのドラマ小説「ニホンちゃん」 6クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/998/998497708.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 6クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/korea_refuge_old/999011509.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 7クール目
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1003202607

987 名前:テンプレ :2003/08/22(金) 20:46 ID:oDZu.fPU
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」避難所版 8クール目
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1006483116
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 9クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/1010/10103/1010376182.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 10クール目
http://rkrc5w2q.dyndns.org/cache/korea/kaba.2ch.net/korea/kako/1014/10143/1014327874.html
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 11クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1018599620/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 12クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1021604702/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 13クール目
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1024846941/
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1024846941/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 14クール目(dat落ち)
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1028225672/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 15クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1032396328/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 16クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1039534514/
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 17クール目
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1046677620/

988 名前:テンプレ :2003/08/22(金) 20:46 ID:oDZu.fPU
<丶`∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動!」
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news&key=994649225
<丶`∀´>このスレのミラーニダ
http://members.tripod.co.jp/sute2ch/
<丶`∀´>このスレのHPニダ
http://funshei.tripod.co.jp/
<丶`∀´>イラスト倉庫ニダ
http://page.freett.com/nihon_chan/
<丶`∀´>画像掲示板ニダ
http://cgi.www5b.biglobe.ne.jp/~yo-in/gazou/imgboard.cgi
<丶`∀´>このスレの大辞典ニダ
http://www7.plala.or.jp/nihongatyo/dic/dictop.htm
<丶`∀´>お絵描き掲示板ニダ
http://w3.oekakies.com/p/nihon2/p.cgi
<丶`∀´>このスレの検索エンジンニダ
http://isweb41.infoseek.co.jp/novel/mrcopa/

989 名前:テンプレ :2003/08/22(金) 20:46 ID:oDZu.fPU
主な登場人物 (一部抜粋、順不同)
ニホンちゃん‥‥‥‥本編の主人公。可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
アメリー君‥‥‥‥‥クラスの番長。一番大好きの陽気な暴れん坊。
エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼の知性派。マイスター並みの器用な手をもつ。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。暗殺者として養成された暗い過去を持つ。ニホンちゃんが大好き。
フランソワーズちゃん‥ワガママいっぱいのクラスの女王様。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
マカロニーノ君‥‥‥美女と美食をこよなく愛するプレイボーイ。
ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。小学生なのに呑んだくれる日々。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。
タイワンちゃん‥‥‥ニホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥ニホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
フラメンコ先生‥‥‥五年地球組の担任。情熱的指導で子供たちを導く。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。三年地球組。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。幼さを色濃く残す無垢な少女。三年地球組。
ハプスブルク先生……三年地球組の担任。没落した旧家のお嬢様で、保母さんタイプ。

<丶`∀´>ここに詳しい登場人物紹介があるニダ
http://funshei.tripod.co.jp/about.htm

990 名前:テンプレ :2003/08/22(金) 20:47 ID:oDZu.fPU
どうも皆さん初めまして。
当サイトは巨大匿名掲示板 2ch で大好評連載中の
連続小説ドラマ小説ニホンちゃんをまとめたサイトです。
元ネタはこちら
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628&ls=100
さて、2ch からこちらにいらした方はともかく、「ちゆ12歳」など、
このサイトの元ネタを知らずにここに来た方には、まず知っておいてもらいたいことがあります。
このサイトにある100話以上小説ですが、驚くべき事に
その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
とても信じられない? では、そんなあなたに質問です。

問題1 サクラのソメイヨシノはどの国が起源でしょうか?
問題2 寿司はどの国が起源でしょうか?
問題3 剣道はどの国が起源でしょうか?

答え 上記問題1、2、3ともに正解は韓国

991 名前:テンプレ :2003/08/22(金) 20:47 ID:oDZu.fPU
嘘だと思いましたか? その通り、上記の答えは全て真っ赤な嘘です。
ただし、これを大まじめで主張している国があります。
それが韓国です。
言っておきますが個人がおかしな電波を飛ばしているのではありません。
韓国のマスコミなどが本気で言っているのです。
例えば剣道などは以下のサイトがとても詳しいです。

剣道の起源は韓国にあり!?
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/

これらは氷山のほんの一角にすぎません。
韓国は知れば知るほど訳がわからなくなってくる謎の国です。
興味がわいたなら、2ch のハングル版を覗いてみればどうでしょう?
http://academy.2ch.net/korea/

色々書いてきましたが、このサイトはそんな韓国に対して、
もう怒るのや呆れるのを通り越し、笑うしかねーYO! という立場に立っています。
読んでみればわかりますが、カンコ君に対する東海より深い愛情が感じ取れることでしょう。

それと一応最後に断っておきます。
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。

992 名前:テンプレ :2003/08/22(金) 20:48 ID:oDZu.fPU
本スレに掲載するのが微妙な作品や、長文感想や火病は総督府のスレを活用するといいかもしれません。

連続ドラマ小説「ニホンちゃん」補完・議論用スレ4
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1061482795


993 名前:名無しさんは謝罪汁 :2003/11/15(土) 16:29 ID:8kJ2RQWg
うめ

994 名前:名無しさんは謝罪汁 :2003/11/15(土) 16:29 ID:8kJ2RQWg
うめ

995 名前:名無しさんは謝罪汁 :2003/11/15(土) 16:29 ID:8kJ2RQWg
うめ

996 名前:名無しさんは謝罪汁 :2003/11/15(土) 16:29 ID:8kJ2RQWg
うめ

997 名前:名無しさんは謝罪汁 :2003/11/15(土) 16:29 ID:8kJ2RQWg
うめ

998 名前:名無しさんは謝罪汁 :2003/11/15(土) 16:29 ID:8kJ2RQWg
うめ

999 名前:名無しさんは謝罪汁 :2003/11/15(土) 16:29 ID:8kJ2RQWg
うめ

1000 名前:1001 :Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


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