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第1114話 Unknown_J 投稿日: 02/07/15 22:48 ID:PWOMtcT7
「カンコ君の夏」
 あつぅい夏がやってきました。
「暑いニダ、暑いニダ。シューキュー大会も終わったので、暇ニダ」
カンコ君は、あまりにもシューキュー大会で燃えすぎたので、勉強
する気力も無くなっているようです。カンコ家の縁側でぼぉーと過
ごしています。
「あら、カンコ君。また、ニホンパパが参拝問題を起こすの、一緒
 にニホンちゃんへ謝罪と賠償しに行かないの?」
「アサヒか、暑いニダ。あれは8月だからまだいいニダ」
 あらあら、カンコ君。暑さと脱力感で得意の謝罪と賠償にも興味
無いみたいです。しかも、先日はフットキューのニホン戦でぼろ負
けしたので脱力感もさながらのようです。カンコ君家では、あんま
り勝てそうにないのであまり宣伝もしてませんが、実際、負けてし
まったので、カンコパパに滅茶苦茶おこられてしまったのです。
「そう。しかたないな。カンコパパがボーキュー大会カップを開催
 する陳情するって言ってたのに」
「何ニダ。ボーキュー大会ニダか?」
ボーキュー。それは、アメリー家やニホン家、カンコ家では、シュ
ーキューよりも盛んに開かれているカードゲームです。
「だって、カンコ君はアメリー君に開催を断られたでしょ」
「そうニダ。アメリーはニホンとは大会をやるのにウリとはやらな
 いニダ。悔しいニダ」
「カンコ君ならボーキュー大会で、ニホンやアメリー君に勝てるん
 じゃないの」
「あたりまえニダ、シューキュー大会が終わっても、ボーキュー大
 会がある ニダ。よし、さっそく、アメリーやニホンとこに行っ
 て交渉する ニダ」
(続き・・・)
たたたたたたたたた・・・何にも飛び出して行きました。また、一
族あげての大声援が見れると思うと嬉しそうに走っていきます。
 そのあとを見送ると、振り返って、
「あれで、良かったの?」
「何がアル」
「カンコ君よ。多分、無理よ。ボーキュー大会でカンコとアメリー
 とニホンの開催なんか」
「それでいいアル」
「え・・・」
「タイワンなんかと開催されたんでは困るアル。これで、カンコが
 入れない大会にタイワンを参加させる訳にはいかなくなるアル」
「そっかぁ、さすがねぇ・・・」
なんだかんだいってチューゴ君とカンコ君では役者が違います。
「それに・・・」
「それに?」
「ボーキュー地球町大会を派手にしたいある。そうすれば、私も出
 れるアルからな」
「そっかぁ、さすがチューゴ君」
「ま、後は適当に傍観するアル」
やっぱし、チューゴ君はカンコ君とは違うなぁ・・・と満足気なア
サヒちゃんは、チューゴ君と二人で餡蜜を食べにいくのでした。


解説 Unknown_J 投稿日: 02/07/15 22:51 ID:PWOMtcT7
ども、Unknown_Jです。お目汚しであれば(以下略)
 ソースは、アメリー、ニホン、カンコのボーキュー大会構想です。
ちょこっと、ラグビーのアジア予選における日韓戦を入れてみまし
た。
実現するかどうかはともかく、お祭りが好きですねぇ。可能性的に
は、アメリー家のボーキューオールスターが今ひとつ盛り上がらな
かったことや、ボーキューがシューキューに押され気味(J1のチケ
ットの売り上げが好調のようです)ということを考えると、もしか
するとという部分があります。
 チューゴ君に関しては完全に創作なので、気にしないで下さい。
この作品はフィクションであり、現実とはことなります。
ソース:ttp://academy.2ch.net/test/read.cgi/korea/1026263989/8


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