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第1169話 Unknown_J 投稿日: 02/08/06 11:19 ID:wqnirOUF
「夏のボーキュー選手権」
 熱ぅーい夏、ニホン家では、親族対抗ボーキュー大会が開催されています。プロは参加できません。
リュウ君やウヨ君、ニホンちゃんをはじめ、ザイニー君を含め、4163名が参加している親族対抗戦です。
主催は、アサヒちゃんが勤めています。既に地方大会の激戦が展開しており、アサヒちゃんは取材や撮影でてんてこまいです。そこへ、
カンコ君がやってきました。
「アサヒ」
「何よカンコ、今は忙しいんだけど」
ちょっと嫌そうな顔をしています。
「ウリも参加させるニダ」
「え、何よ。あんたは家が違うじゃない。それにザイニー君が頑張ってるのに何莫迦いってんのよ」
「ザイにーでは勝てないニダ。ウリを参加させてこその、ボーキュー大会ニダ」
「知らないわよ、今更そんなこと言われても、予選はとうに始まっているのよ」
「ウリは強いから予選はシードするニダ、コーシエンに行ってるニダ」
と言い捨てるなりカンコ君は駆け出そうしたところを後ろから襟首を掴まれてしまいました。
「ニ、二・・・」
ちょっと引き寄せただけに見えたのですが、カンコ君の意識がすぅーと遠のいていきます。カンコ君の後ろからリュウ君が現れます。
「リュウ君!」
「あ、アサヒねぇ。今年は家の従兄弟がでるのが決まったから」
「リュウ君、負けたの?」
リュウ君は、強豪中強豪、かつては2年連続準優勝という、凄いけど少し悲しい記録を持っています。
「ん、リュウニィは強いや」
リュウ君の親族は、同じ名前が多いので、名前だけでは良くわからないことが多いのです。
「じゃぁ、速く取材しなくちゃ。リュウニィのところに案内してよ、リュウ君」
「いいけど、これどうしよう」
気を失って倒れているカンコ君を見ます。
「ん〜、いいんじゃない。取材の邪魔されても困るからほっといても大丈夫よ、ほら早くしないと他のとこの取材もあるんだから!」
リュウ君を引っ張っていきます。ま、いいかとリュウ君もアサヒちゃんに引っ張られていきます。
アサヒちゃんの熱い夏はこれからが本番です。

解説 Unknown_J 投稿日: 02/08/06 11:20 ID:wqnirOUF
ども、Unknown_Jです。
 暑い夏です。うだってます。とろけてます。エアコンください・・・
落ちはありませんが、ソースは民族学校の高野連参加です。(確か既出してなかったと思う)
現在の文部科学省における範疇では、高等学校では無いのですが、高野連が参加を認めています。確か、
現在は国体への参加も認められるようになったのではなかったかな?
 ま、カンコ君をからめたのは、カンコ君家がアメリー、カンコ、ニホンのボーキュー大会をやろうとし
ているところからです。現状ではアメリー君にまったくその気が無いと思われるので、無理だと思うので
すがその後どうなったかがわかりません。誰か知ってますか?

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