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第1198話
某南洋人
投稿日: 02/08/31 12:31 ID:6IFs8oo0
イン堂池に浮かぶ二つの島にはそれぞれランカ家とディベヒ家があります。
ドガガガガ、パリーン!
ランカ家から銃声が聞こえてきました。犬の吼え声も聞こえてきます。
ちょっと、覗いて見ましょう。
「もうたくさんだ!僕が見るテレビのチャンネルは僕が決める!シンハは邪魔するな!」
タミル君がライフルを振り回しながら叫べば「ぷから」や「くふぃる」という犬をタミ
ル君にけしかけていたシンハ君が
「タミルはどうせ低俗なテレビしか見ねーんだから、漏れがテレビのチャンネルを規制
しなきゃいけないんだYO」
と怒鳴り返します。
「そこまで言うなら僕は家を出る!自分の家を持つ!」
「オマエが一人でやっていける訳ネエダロ!どうせイン堂に乗っ取られるのがオチだYO」
「大体シンハは仏教なんて信じやがって!正しいのはヒンズー教だ!」
「ケッ、あんな歴史の無い宗教を信じてるタミルは地獄逝き確定だな(プッ」
「歴史なんか関係ない!正しいかどうかが大事なんだ!」
「牛ごときを神聖視してる宗教が正しいとは思えねーけどNA(藁」
「うるさい!」
「タミル必死だな(プッ」
・・・なんか泥沼化してますね。
キコキコとボートでディベヒ君とイン堂君がやってきました。
「マアマアそういわずに・・・」
ケンカをおさめるつもりのようです。
でも・・・
「ディベヒ、うるさいぞ邪魔するな!」(どががががが)
「うわーん僕のホンダのバイクがー(泣)」
ディベヒ君、自分の島に置いてあるバイクをタミル君に蜂の巣にされてしまいました。
泣きながら帰っていきます。
一方のイン堂君も、
「イン堂ワゼー」
とばかりに卵を投げつけたりするシンハ君(○○太郎?)に愛想をつかして帰ってしま
いました。
その後も、「ふぃっしゅべっど」を売りに来たチューゴ君や「はいんど」を売りに来た
ロシアノビッチ君が宥めようとしたのですが
「オマエラは漏れに犬を売ってりゃいいんだYO」
と追い返されてしまいました。
その後、ウクライナちゃんから「ふろっがー」を買ったシンハ君はタミル君の部屋「ジャ
フナ」に総攻撃をかけます。
「それ以上近付くな!近付くと撃つ!」
「この「ふろっがー」はナァ、「ふぃっしゅべっど」とは一味違うんやでぇ!」
タミル君を前に自慢をはじめるシンハ君。
何してんだか。
さて、ここにハラルド君が通りかかりました。
ハラルド君はケンカを宥めるのが大好き。
何年もかけて宥めました。
「まあ、ハラルド君がそこまで言うなら、タミルと話してやってもいいかな」
「まあ、ハラルド君がそこまで言うなら、シンハと話してやってもいいかな」
ここまで来ました。でも、ここで安心してはいけません。
「でも、タミルのところでは会わないぞ」
「でも、シンハのところでは会わないぞ」
悩むハラルド君。
「うーん、うちは遠すぎるし、イン堂君もディベヒ君もチューゴ君も受け入れてくれな
いし、どこで会わせようかな」
当然です。みんなタミル君とシンハ君のケンカにまきこまれてひどい目に合わされています。
そこに通りかかったタイラン君、
「それならうちにおいでよ」
と三人を誘いました。
三人は喜んでついていきましたが・・・
どうなることやら。
<あとがき>
どうでしょう、まともになったでしょうか?
ちなみに蜂の巣のバイクは、モルジブでタミル・イーラム解放の虎が暴動を起こしたと
き、停めてあった某日本人のバイクが銃撃戦で蜂の巣にされた故事に基づきます(笑
そして、313さん、320さんに感謝!
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