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第1346話
ウリは大酋長!
投稿日: 02/12/20 12:45 ID:bugwXNmz
じんぐるべるとクリスマスソングが聞こえてくる地球町。
何かと景気の悪い今日この頃ですが、可愛いわが子のためにカンコパパはプレゼントをなににしようかと頭を捻らせました。
「カンコのために服を買ってきたニダ。ウリに感謝しる」
カンコパパが買ってきたのは、厚手のコートと、カンコ君にはちょっと早いかもしれないビンテージもののジーンズ。
「これなら外に遊びにいっても全然恥ずかしくないニダ」
寒い懐から奮発したのでカンコパパちょっと得意げ・・・ですが当のカンコくんは嫌な顔。
「アボジ押しつけなんか嫌ニダ」
このところ反抗期なカンコ君はなにかと難癖をつけて受け取ろうとしません。
「ウリにもっといいプレゼントを選ばせるニダ!」
自分でプレゼントを選ばせろという言い種にちょっぴり青筋を立てるカンコパパですが、子供はウリナラの宝、年に1度のクリスマスなので怒るのも気が引けるという罠。
さて、困ったカンコパパ。財布はもうすっからかん。カード払いはカンコママに取り上げられてしまったので、買い直すこともできません。
ひとしきり呻ると、カンコパパはポンと手を叩いていいました。
「うむ、実はもう1着プレゼントを用意していたニダ」
というと、カンコパパは服を取り出す仕草をしました。
「アメリー家のネイティブニムから譲ってもらった服ニダ」
露骨に嫌な顔をするカンコ君。
アボジが自分をからかっているとしか思えません。
だってなにも持ってないのですから。
「ウリを馬鹿にするニカ!?」
「馬鹿はお前だカンコ」
カンコパパは偉そうにいいました。
「これはネイティブニムがアメリー家に縁組みする前から持っていた由緒ある魔法の服ニダ。馬鹿には見ることができないハセヨ」
そう、馬鹿には見えない魔法の服。
「しかも軽くて丈夫で洗濯いらず。これを着れば尊敬されること間違いなしニダ。キッチョムもお前の立派な姿を喜ぶハセヨ」
畳みかけるような口上に、カンコ君はもうめろめろです。
「ウリはこれにするニダ! カムサハムニダッ!!」
結局、コートを選ばずに魔法の(見えない)服を選びました。
12月の寒さにふるえながらも「クラスのみんなに自慢してくるニダ!」といって外に飛び出していったカンコ君。
カンコパパは手元に残ったプレゼントを悲しそうに見つめつつ、ぼそっと呟きました。
「・・・それがカンコの選択ニダ」
いとふゆ
解説
machina ◆MaCHINAyH.
投稿日: 02/12/20 12:49 ID:bugwXNmz
>>104-105
元ネタはこちら
http://japanese.joins.com/html/2002/1219/20021219224333200.html
盧武鉉が公約を実行に移したら、確実に韓国あぼーんになりそうなんですが、喜ぶべきか悲しむべきかw
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(*^ー゜)b Good Job!!
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