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第1404話
machina ◆MaCHINAyH.
投稿日: 03/02/08 22:57 ID:i8We6szB
『薔薇族の名前』
クスクスクス.....
アハハ...
ふと覚える違和感。
フラメンコ先生、子供達のちょっとした行動から非行をキャッチ。フランソワーズちゃんが隠し持っていたマンガ本を間髪入れずに没収ート。
「ちょっと先生、勝手にわたくしたちの本を盗らないでくださいます?」
「先生的には問題ないですが、何か? 授業中はマンガを読む時間ではありません。これは先生が預かっておきます」
えーとかあぅーとか女子の間からブーイングが飛んできます。
はは〜ん、クラスの女子全員がぐるねぇ・・・などと先生が当たりを付けると、ニホンちゃんがなけなしの勇気を振り絞っておずおずと立ち上がりました。
「あ、そうか。先生は離婚消すと(reconquest)いうんですね?」
「異教徒と共産主義者は斬り捨て御免、市中引回磔獄門な情熱のメゾン・怒・イベリアでは、禁書を発見したら即異端審問という血の掟があるんですよね。この間近所を通ったら事情を知らないポルとガルが大変な目にあってました」
なんでこの娘はよその家の事情に詳しいのかしらと思いつつフラメンコ先生、フランソワーズちゃんとニホンちゃんの頭を教科書でぺしっと叩きました。
・・・さて、放課後の職員室。
「まあ、なんて破廉恥な(ポ」
食い入るように読み耽るそれは、美少年x美少年のお耽美モノ。
授業中にとりあげたフランソワーズちゃんのアレ。
「これは絶対に焚書しなくては」
ハァハァしてますフラメンコ先生。こうなると絶対に本人のもとに戻ることはありません。
いや、ほんとですよ?
それを後ろから見ていたハプスブルグ先生がボソリとひとこと。
「異端もいたんだぁ〜」
いとふゆ
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