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第1442話
みゃみゃ
投稿日: 03/03/15 19:10 ID:qrYyCqJV
「持ちつ持たれつ?」
今日も元気なカンコ君、調子の外れた歌(?)を歌いながらニホンちゃんの玄関に来ました。
「ニホン!さっさと開けるニダ!」
インターホンがあるのに、乱暴に扉を叩くカンコ君。
「な・・・何?」
いつも「謝罪と賠償を・・・」と言われ続けてるニホンちゃん、ちょっと警戒して扉を少しだけ開けました。
「これを見るニダ!」
「きゃぁっ!」
扉を無理矢理こじ開け、目の前に突きつけられた新聞に驚いたニホンちゃん。
何の事か分からず新聞を見てみると・・・
”カンコ君のモニター、アメリー君の専門誌が最高選好製品に選定”
と、大きく書かれていました。
「どうだ!凄いニダ!ウリナラの技術は世界一ニダ!」
「うん・・・そう書いてるね・・・」
アメリー君の出してる専門誌で、カンコ君の事が褒められてるのでびっくりのニホンちゃん。
「ふ〜ん・・・凄いんだね!」
思わず、素直にカンコ君の技術に感心しちゃいました。
でも、カンコ君はその言葉を待っていたのです。
「そうニダ!ウリナラの方がニホンより凄いニダ!」
顔を真っ赤にして、舞い上がるカンコ君。
つづきです。
「ニホンはウリには敵わないニダ!」
「ウリの方が凄いから、竹島パンツはウリものニダ!」
「東海はウリの海ニダ!」
ちょっと火病が入って暴走を続けるカンコ君。
”そうニダ!”から暴走を予測したニホンちゃんは無視して新聞を読んでます。
その間もカンコ君の火病は悪化して・・・
「ニホンはウリに謝罪シル!」
「ニホンはウリにもっと賠償シル!」
と、いつもの展開。
その間も黙々とカンコ君の持ってきた新聞を読んでたニホンちゃん。
ちょっと気になる記事に目が止まりました。
「ねぇねぇ。こんな事書いてるよ?」
そこには、
”チューゴ君の技術力がカンコ君を猛追”
と、書かれてました。
「ケンチャ・・・」
胸を反らして、何かを言おうとしたカンコ君。
何故か周囲を怯えるように見渡します。
いつどこでチューゴ君の目が光ってるか分かりません。
キッチョム兄さんの事もあって、最近ちょっとチューゴ君が気になるカンコ君。
何度も確認して、誰もいない事を確認すると、
「ケン・・・」
「あれ?」
カンコ君の勢いを削ぐニホンちゃんの声。
さらにつづきです。
言おうと思ったのを止められたカンコ君が、顔を真っ赤にして怒ろうとしたその時。
「カンコ君のモニターって、私の所の部品使ってるんだね」
ニホンちゃんの明るい声に赤から青へと変化するカンコ君。
「へぇ・・・DDRメモリーもそうなんだぁ」
青から白へと変わるカンコ君に気付かないニホンちゃん。
とうとう止めの一言を・・・
「”先駆けて”いるニホンと”追撃”するチューゴ君だって♪」
真っ白になって、固まってしまったカンコ君。
何も言えず、動けず・・・
何か様子がおかしいカンコ君にやっと気付いたニホンちゃんが
「どうしたの?」
と、声をかけた瞬間。
「返すニダ!」
そう言うが早いか、ニホンちゃんの読んでた新聞を奪い取り逃げ去るカンコ君。
遠く離れるカンコ君の悲しい叫びを聞きながら
「本当に凄いと思っただけなのに・・・変なカンコ君」
と、呟きました。
後にはカンコ君の
「アアァァイグォォォ〜〜!!」
の声が烏の鳴き声に混じってアジア町に響いていました。
と、ニホンちゃんの家の外から隠れて一部始終を見ていたチューゴ君。
腕を組んで思案すると
「そうアルか。ニホンの技術さえ手に出来れば・・・」
と、呟き冷ややかな笑みを浮かべました。
解説
みゃみゃ
投稿日: 03/03/15 19:15 ID:qrYyCqJV
初めてのカキコなのでお手柔らかに^^;;
ソースは
http://japanese.joins.com/html/2003/0310/20030310204541300.html
三星のモニター、米専門誌が最高選好製品に選定
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/01/29/20030129000068.html
中国の技術力が韓国を猛追
です。
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