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第1607話
名無しさん ◆B9.JhkARyE
投稿日: 03/08/01 04:47 ID:TbIPL6Da
「打ち上げ花火」
「シット、女の子は遊びで僕達は池の家かよ!」
「まったくあのおっさんの口車に乗ったのが運のつきアル」
「酒って・・・ビールしかねえじゃねえか」
「ロシアノビッチ、いい加減それ位にしておけ」
「ニダーーーー!キムチは何処ニダーーーーーーー!!」
五年地球組男組の面々今日はリュー君の池の家でお手伝いです。
「まあそう言わないでよ。お礼はちゃんとするから」
「まあな。それだったらいいんだけどな」
「食べ物がいいアル」
「俺は酒」
「だからもうそれ位にしておけ」
ゲルマッハ君が額に指をあて言います。
「食べ物もあるしお酒もあるよ。ところでもう二人いなかったっけ?」
「二人?そういえばマカロニーノがいないな」
「・・・ただいま」
ニホンちゃんをナンパしようとしてアーリアちゃんのすこるぴおんクラッシュを受け飛んで
帰ってきました。
「やっぱりさぼって女の子のところへ行ってたアルか。仕方の無い奴アル。ん?もう一人は
誰アル?カンコもいるアルし」
「ウリはここニダ」
「だったら誰なんだよ」
「・・・・・・僕」
「・・・って・・・うわああああ!カナディアンいたのかよ!!」
「またこんな役」
完全に忘れらている彼でした。
「?誰だっけあの人」
勿論リュー君も忘れてました。
「なんか皆僕を意識して影薄くしてない?最近特に出番無いし」
「まあ愚痴らないでこれでも喰えよ。なかなかいけるぜ」
アメリー君に勧められたそーきそばをすすります。
「山羊の肉アルか。面白い料理アルな」
「おう、酒にもよく合うしな」
「ロシアノビッチ、まだ飲むのか」
「唐辛子はないニダか?」
「それならここに」
夜の池の家で皆リュー君の出すリュー家の料理に舌づつみを打っています。
「うちの料理、気に入ってもらえたみたいだね」
「これで女の子がいればいうこと無し」
「それは無理」
「あらら」
「けどそれに負けない位綺麗なのがあるよ」
「綺麗?何ニダ?」
「お池の方見て」
リュー君はお池の方を指差しました。そこには数艘の船が浮かんでいます。
船から何かが打ち上げられます。それはひゅるひゅると音を立て天高く登ります。
それは花火でした。どかーーーーんと大きな音を立て夜空に大輪の花を咲かせます。
しかも池にはその花が別の視野から映し出されています。
「あ・・・・・・」
皆あまりの美しさに心を奪われています。いつも騒がしい面々がこの時ばかりは
言葉を忘れています。
「気に入ってくれたね。父さんが池の家を手伝ってくれたお礼にって打ち上げて
いるんだ」
「お礼って・・・勿体ないよ、こんな綺麗なの」
皆次々と夜空に咲く花をうっとりと眺めています。
「もう我慢出来ないニダ、あの花火をウリのものにしてやるニダ!!」
ビールに酔っ払ったカンコ君が駆けて行きます。
「あ、カンコ君、お酒飲んで池に入ったら危ないよ!」
「アイゴオオーーー、助けて欲しいニダーーーーー」
早速溺れています。
「やれやれ、仕方無いな」
リュー君は溜息をつきつつ池に入りました。そして溺れているカンコ君を救い
出しました。
「けどいいか、それだけこの花火が綺麗だっていう証拠だし」
カンコ君を砂浜まで引き揚げると池の方を見ました。花火が様々は色の花びらを
夏の夜空に咲かせていました。
解説
名無しさん ◆B9.JhkARyE
投稿日: 03/08/01 04:52 ID:TbIPL6Da
沖縄の料理・・・といってもあまり出ませんが。
http://www.okinawatimes.co.jp/aji/
http://www.washita.co.jp/cooking/cooking.htm
http://www.i-asahi.co.jp/recipe_soba.htm
http://churaumi.que.ne.jp/cooking/
http://group.lin.go.jp/mensanyo/yagi/yagi03.htm
ちなみにお酒飲んで泳ぐのは自殺行為です。あと下がってたんであげました。
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