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第1640話 匿名 投稿日: 03/09/01 15:30 ID:NRT6QkH3
   「ハイテクトイレ」

※元ネタ 「化け物トイレだ!」日本のハイテクトイレ
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030820-00000003-wir-sci
マーシャル氏「トイレに近づくと、ふたが自動的に開いたんだ。そして前に立つと、便座まで持ち上がった。化け物トイレだ! としか思えなかった。次に何が起こるのかが怖くて、小用が足せなくなってしまった」


 日之本家にアーリアちゃんが遊びに来た
ニホン 「いらっしゃ〜い」
アーリア 「・・・お邪魔します・・・」
 お茶を飲みながら世間話をしたりする二人。お茶を飲んだものだから当然自然の摂理で小用を足したくなるアーリアちゃん
アーリア 「かわやを拝借したいのだが、場所はいずこであろうか?」
ニホン 「ええっとね、トイレの場所は・・・」
何の疑いもなくお手洗いに入るアーリアちゃん。ユーロ、北米町での見慣れた洋式トイレ。ところが・・・
   がぱっ
アーリア 「か、勝手にふたが開いた・・・」
 しかも、アーリアちゃんがトイレに近づくと、
 センサーに反応して勝手に便座がせりあがった
アーリア 「ひとりでにせりあがりとは・・・」
 よくわからないものに対する疑念は誰にでもわく。
アーリア 「・・・何をちゅうちょしているアーリア!たかがトイレだトイレ・・・」
 震える足を無理やり進め、トイレに一歩一歩近づく
 アーリアちゃんは震える手でスカートを下げ、次に純白のぱんてぃーを下げ、おずおずと腰掛けた
アーリア 「・・・こわくない、こわくない・・・」
 震える手が脇にある小さなパネルのボタンに触れる。すると、霧吹きのように水しぶきが出始めた。 
 それは少しづつ強くなり始め、そのうち、しゅーしゅーと音が鳴り始めた。
 おしりが食べられるような気がしてアーリアちゃんは怖くなった。
アーリア (助けて兄者・・・)
 結局アーリアちゃんも用を足さずにトイレを後にした。
ニホン 「あ、アーリアちゃん、おかえり。」
アーリア 「・・・」
 険しい表情でアーリアちゃんは戻ってきた。何かを耐え忍んでいるような表情だ
ニホン 「それでね、さっきの話の続きだけどさ、キッチョム君のマンギョンボン92号が・・・」
 アーリアちゃんは、もれそうなのを我慢するのに精一杯だった
アーリア (礼儀と規律の伝統を誇るゲルマンスキー家の人間として、この歳でおもらしなど・・・(赤面)
       絶対に許されない!)
 ニホンちゃんは、アーリアちゃんの険しい表情に気づかず、べらべらしゃべり続けた
ニホン 「・・・チューゴ君家で六人で話し合ったんだけどさ、予想通り結局何も決まらず・・・」
 ニホンちゃんのおしゃべりは続いた。アーリアちゃんには、一分が一時間に感じられた。
ニホン 「・・・それでねそれでね、ウチの株価がなぜか上がってて・・・」
アーリア 「・・・」
 もはやアーリアちゃんは頭が真っ白だった。
ニホン 「・・・カンコ家でスポーツ大会をしたとき、キッチョム君が同じ顔の女のお人形をいっぱい持ってきて、
     カンコ君がそれにめろめろになったり、キッチョム君に謝罪したり・・・」
アーリア 「・・・んっ・・・あ・・・」
ニホン 「・・・日之本家の来年度の大まかな予算案が決まって、借金が30兆以上・・・ってアーリアちゃん大丈夫?」
アーリア 「・・・ハァ、ハァ・・・」
 アーリアちゃんはかすかに体を震わせ、顔はわずかに赤らんでいた
ニホン 「うちの近くに診察所があるから・・・」
 しかし、アーリアちゃんはまたをがっちりと両足でしめており、少しも体を動かせない状態だった
ニホン 「ほら、立って。近くの診察所に連れて行くから。」
 ニホンちゃんはアーリアちゃんの手を取り、引っ張っろうとした
アーリア 「・・・ハァ、ハァ・・・ん・・・や、やめて・・・そんなことしたら・・・で、出ちゃう・・・」
 ニホンちゃんはかまわずアーリアちゃんの手を引っ張った。アーリアちゃんの目にうっすらと涙が浮かんだ
アーリア 「お願い、やめて・・・ん・・・」
ニホン 「足がしびれて立てなくなったのかな?もっと力を入れて引っ張ってあげるよ。」
 そして、無理やりアーリアちゃんを立たせた
アーリア 「あ!そんなことしたら・・・出ちゃうよぅ・・・!はぅ・・・!」
 水門が開かれ、水があふれ出た
ニホン 「・・・」
アーリア 「・・・ぐず・・・」
 アーリアちゃんはその場でめそめそと泣き出してしまった
アーリアちゃんは、日之本家のハイテクトイレが怖かったので用が足せなかったと正直に釈明した
ニホン 「わかった。おもらしのことは誰にも言わないから安心して。」
 ニホンちゃんから替えのぱんてぃーとスカートを借り、アーリアちゃんは家に帰った
 そして、一家そろっての食事のとき、ニホンちゃんはウチのハイテクトイレは他の家の人にとって使いにくいから何とかしたほうがいい  と言った
ジミン 「そうか。じゃあ、トイレを普通のトイレに戻すか。すぐに業者を呼んで工事させるよ。」

 後日、アーリアちゃんが菓子折りを持ってやってきた
アーリア 「・・・ニホン、この前は・・・その・・・」
 アーリアちゃんは赤くなってもじもじしていた
ニホン 「誰にも言ってないから大丈夫だよ。」
アーリア 「あ、ありがとう・・・」
 ニホンちゃんはアーリアちゃんを家に入れ、お茶を飲みながら談笑を始めた
 そして、アーリアちゃんはトイレに行きたくなった
ニホン 「あ、トイレなら普通のトイレに戻しておいたから安心して」
 アーリアちゃんは安心してトイレに向かった
 しかし・・・
アーリア 「なんだこれは・・・どうやって用を足すんだ・・・?」
 座る部分がないトイレらしきもの。ユーロ町の住人のアーリアちゃんは和式トイレなど知るはずもなかった
 ニホンちゃんのところに戻ってきたアーリアちゃん
ニホン 「あ、アーリアちゃん、おかえり。でさ、さっきの話の続きだけどさ、北米町の停電でアメリー君とカナディアン君が・・・」
 アーリアちゃんは何かに耐えるような、険しい表情をしていた
 ニホンちゃんはそれに気づかずしゃべり続ける。アーリアちゃんは、かすかに顔を赤らめ、震え始めた
 またを両足でがっちりとしめている
アーリア 「・・・ん・・・ハァ、ハァ・・・」
 ・・・一方、ところ変わって中華アパートにて
タイワン 「遊びに来たよ。」
チューゴ 「よく来たアル。ささ、中国四千年のお茶を好きなだけ飲みながら談笑でもするアル。」
タイワン 「まあいいけど・・・でも、なんでこんなにお茶があるの?」
チューゴ 「ワタシはタイワンの健康を考えて用意したアル。たくさんたくさんお茶を飲むヨロシ。」
タイワン 「・・・そういえばこのアパートのトイレってドアがないんだっけ。」
チューゴ 「トイレは廊下のつきあたりにあるアル。
       トイレに行きたくなったらムリして我慢することないアルよ。ハァ、ハァ・・・」
 バキッ!ズシャ!バキン!
チューゴ 「アイヤー!」
タイワン 「トイレに行かせてのぞき見しようなんて最っ低!」

解説 匿名 投稿日: 03/09/01 15:37 ID:NRT6QkH3
長くなってしまった。つまんなかったらごめんなさい。
元ネタが米国人のはずなのにアーリアタンを使ったのは自己満足の脳内妄想によるものですハァハァ
※ソース
「中国のトイレってドアがないってほんと?」
ttp://www.furai.co.jp/life/china/log/1.html

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