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第1683話
リュー君好き好き ◆vtdPsCBL0s
投稿日: 03/10/16 04:46 ID:IyxrvWMP
「楽器」
「ニホン姉ちゃん、この楽器あげる」
ある日、リュー君はニホンちゃんに贈り物をしました。
リュー君家で「サンシン」と言われている楽器です。
「わぁ、ありがとうリュー君。・・・これ、どうやって弾くの?」
「僕のところでは、爪というものを使ってるけど・・・今日持ってこなかったんだ」
「そっかー、うんわかった。私のほうで考えてみる」
そして数日後、ニホンちゃんの家からキレイなサンシンの音が聞えてきました。
「ニホン姉ちゃん、弾けるようになったんだー。・・・って、何使ってるの?」
「あ、リュー君。このバチっていうのを使うと、すごい弾きやすいんだよ」
「しかも、僕ん家よりも少し長くなってるね」
「弾きやすいカタチはなんだろう?って思って改良してみたの。そしたら
すっごい面白いね!私の家ではシャミセンって名づけたよ」
「シャミセン?」
「うん、三味線って書くの。三つの弦の味が絡み合うって感じかな?」
「なんか使ってる皮も違うし…早速自分のものにしちゃったんだね」
「うん!だってこの楽器、とっても面白いんだもん!」
「そう言ってくれると僕も嬉しいよ。よーし、僕もサンシンの練習しなくちゃ!」
「競争だね、あはは」
こうしてリュー君とニホンちゃんはお互いの腕を競いあうように、
独自の弾き方を勉強したのでした。
「元々はウチの楽器あるよ、ったく…まぁいいあるけど」
と、チューゴ君はボヤくと同時に、少し嬉しくもあるのでした。
解説
リュー君好き好き ◆vtdPsCBL0s
投稿日: 03/10/16 04:49 ID:IyxrvWMP
ソースは歴史的なものなんですが・・・前回はニホン家の昔、という
感じで作ってみましたが、今回は現代っぽく作ってみました。
文章力つけないとなぁ。
とりあえずのソースです。
http://www.hozonkai.com/kaiinshoukai/kougeihin/shamisen/shamisen.htm
他、山川出版社 新里恵二 他著「沖縄県の歴史」です。
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