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第1710話 名無しさん ◆O4x3A1GrPw 投稿日: 03/11/11 21:35 ID:oRfrtfys
             「無謀な挑戦」
 シンタローおじさんはよくカンコ君の家について言います。ここぞとばかりに
挑発するのが大好きなようです。そんなおじさんをニホンちゃんは少しハラハラ
して、ウヨ君は楽しそうにいつも見ています。
 「さくらちゃん、武士君、昔うちとカンコ君の家が一緒だったのは知っているね」
 「はい」
 「勿論です」
 それが両家の騒動の元凶なのですから。カンコ君はそれを根に持って未だに謝罪
だの賠償だの五月蝿いのです。
 「あれはね、カンコ君の家の方から頼んできた話だったんだよ」
 まあ本当の話です。実際に頼んで来た人達がいたのですし。しかし。
 この言葉が問題なのは事実か嘘か、という問題ではないのです。お隣が怒るか
怒らないか、という問題なのです。
 「フッッッアアアビビビビビヨヨヨヨヨォォォォーーーーーーンンンンン!!!!」
 この話を聞いたカンコ家一堂予想通りファビョーンです。シンタローおじさんに
発言を取り消せと抗議の嵐です。
 
 それに対するおじさんの対応。
 「どうして謝らなくちゃいけないの?」
 平然と言います。更にファビョーーンしていくカンコ家一同。
 「こうなったらシンタローを家に呼ぶニダ!もしあいつが忙しいというのなら
ウリ達が直々に出向いてやるニダ!」
 カンコ君も負けていません。ニホンちゃんとウヨ君に対し言いました。
 「ウリは子供だから勉強という事で行ってやるニダ、あいつにそう伝えておくニダ!」
 もう顔が真っ赤っかです。
 「え、けど・・・」
 「やめた方がいいぞ」
 二人はあえて止めます。いくら何でも子供が大人に挑むのは。
 「うるしゃいニダ、ええい決めたニダ、こうなったらウリが一人で論破してやるニダ!」
 おじさんのコメント。
 「いいよ、何時でもいいから是非来てくれ」
 自信に満ちた笑み。
 「見ていろニダ・・・」
 そうしてその日早速おじさんのいるトーキョーの間に乗り込んでいきました。それを
見送る二人。
 「大丈夫かなあ」
 「駄目だろ」
 ー数分後
 「ファビョーーーーン!」
 論破された声が聞こえてきました。この後暴れようとして逆にウヨ君に摘み出される
カンコ君でした。

解説 名無しさん ◆O4x3A1GrPw 投稿日: 03/11/11 21:37 ID:oRfrtfys
 今回のソースはこちら。シンタローに論戦か。飛んで火に行く夏の虫ですね。
相手がてぐすねひいて楽しみに待っているとこに突っ込むとは。何でこんな
簡単に釣られるんだろ、理解出来ない。
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/11/03/20031103000047.html
 何かシンタローおじさん連中をファビョーーンさせるのが面白くて仕様がないのかな。
確信犯としか思えないけれど。

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