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第1756話
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/02/08 03:34 ID:YH0Zp/QC
「鉄砲」
今日カンコ君はクラスの皆を家に呼びました。パーティーです。
「また焼肉かと思ったけどよ」
「魚の鍋とは考えたアルな」
いつも突っ込みを入れるアメリー君とチューゴ君が褒めます。
「いつも肉ばかりじゃ飽きると思ったニダ。たまたまある魚が安く
手に入ったからこれにしたニダ」
カンコ君上機嫌です。カンコパパさんとママさんが包丁を手に次々
と魚を捌いていきます。
「ニホンちゃん、この魚美味しいね。白身で癖がなくて」
タイワンちゃんが鍋を突付きながらニホンちゃんに言います。
「うん・・・・・・」
けれどニホンちゃんは今一つ元気がありません。
(このお魚もしかして・・・・・・)
彼女の心にある疑念が浮かんでいるのです。
「ところでこの魚何だ?」
「どっかで食べた気がするアルが」
二人が尋ねます。
「それは・・・・・・これニダ!」
カンコ君はある魚を出しました。
「・・・・・・・・・」
それを見た皆絶句。それは背が黒くて太った口の丸い魚です。そう、それは。
「河豚ニダ、やっぱり冬はこれニダ!」
「やっぱり・・・・・・」
それを見たニホンちゃんはああ、と溜息。
「・・・・・・おい、カンコ一つ聞きたいんだけどよ」
「何ニダ?」
「河豚の調理には免許がいるアルが御前の親父さん持っているアルか?」
「そんなもの大丈夫ニダ、ケンチャナヨニダ!」
いつもの言葉が炸裂です。それを聞いて皆黙ってしまいました。
「覚悟しとくか・・・・・・」
誰かの一言。
−三十分後ー
「あ、あががががががが・・・・・・」
皆倒れています。当然河豚の毒に当たったのです。
「?どうしたニダ、皆」
カンコ君一家は全然平気です。
「何で御前が平気なんだよ、一番食ってたのに」
「本当に人間アルか・・・・・・」
二人共苦しみながらも突っ込みを入れます。
「だ、駄目だ立てん」
「だ、誰か救急車を・・・・・・」
その時カンコ君が一言。
「皆河豚に当たったのなら心配無用ニダ、そんな時は首から下を砂に埋めれば
いいニダ!」
「・・・・・・カンコ君、それ迷信よ」
ニホンちゃん指摘を入れます。
「このバカンコ・・・・・・」
タイワンちゃんもいつもなら蹴りの一発でも入れるところですが動けません。
というか死なないのが不思議な位です。
それからニホンちゃんが呼んだ救急車に運ばれ皆病院に担ぎ込まれました。
一命はとりとめましたが危うく死ぬところでした。
「冗談抜きで死ぬところだったよ・・・・・・」
退院した皆の一言。
「皆気合が足りないニダ。ウリなんか何匹丸ごと食べても全く平気ニダよ」
出迎えたカンコ君の一言。
ブチッ
何かが切れる音。
「御前と一緒にするなあーーーーーーっ!」
かくして怒り狂った皆に例によって袋にされたカンコ君でした。河豚位気をつけましょう。
解説
熱血君 ◆O4x3A1GrPw
投稿日: 04/02/08 03:39 ID:YH0Zp/QC
今回のソース。そりゃあ死ぬでしょうね。
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/01/20040201000039.html
というか自殺行為なんだが。男塾じゃあるまいし。
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